JPH04349678A - 情報記録再生装置 - Google Patents
情報記録再生装置Info
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- JPH04349678A JPH04349678A JP3121331A JP12133191A JPH04349678A JP H04349678 A JPH04349678 A JP H04349678A JP 3121331 A JP3121331 A JP 3121331A JP 12133191 A JP12133191 A JP 12133191A JP H04349678 A JPH04349678 A JP H04349678A
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B7/00—Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
- G11B7/12—Heads, e.g. forming of the optical beam spot or modulation of the optical beam
- G11B7/125—Optical beam sources therefor, e.g. laser control circuitry specially adapted for optical storage devices; Modulators, e.g. means for controlling the size or intensity of optical spots or optical traces
- G11B7/126—Circuits, methods or arrangements for laser control or stabilisation
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01S—DEVICES USING THE PROCESS OF LIGHT AMPLIFICATION BY STIMULATED EMISSION OF RADIATION [LASER] TO AMPLIFY OR GENERATE LIGHT; DEVICES USING STIMULATED EMISSION OF ELECTROMAGNETIC RADIATION IN WAVE RANGES OTHER THAN OPTICAL
- H01S5/00—Semiconductor lasers
- H01S5/06—Arrangements for controlling the laser output parameters, e.g. by operating on the active medium
- H01S5/068—Stabilisation of laser output parameters
- H01S5/0683—Stabilisation of laser output parameters by monitoring the optical output parameters
- H01S5/06837—Stabilising otherwise than by an applied electric field or current, e.g. by controlling the temperature
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01S—DEVICES USING THE PROCESS OF LIGHT AMPLIFICATION BY STIMULATED EMISSION OF RADIATION [LASER] TO AMPLIFY OR GENERATE LIGHT; DEVICES USING STIMULATED EMISSION OF ELECTROMAGNETIC RADIATION IN WAVE RANGES OTHER THAN OPTICAL
- H01S5/00—Semiconductor lasers
- H01S5/06—Arrangements for controlling the laser output parameters, e.g. by operating on the active medium
- H01S5/068—Stabilisation of laser output parameters
- H01S5/0683—Stabilisation of laser output parameters by monitoring the optical output parameters
- H01S5/0687—Stabilising the frequency of the laser
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Semiconductor Lasers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はCD(Compact
Disc)、LD(Laser Disc)等の各種装
置の光源として用いられる半導体レーザを制御する半導
体レーザ制御装置に関する。
Disc)、LD(Laser Disc)等の各種装
置の光源として用いられる半導体レーザを制御する半導
体レーザ制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体レーザが用いられる光ピックアッ
プは記録又は再生時に各々適合する強度のレーザ光をデ
ィスク上に投射し、ディスク上に情報を記録し、さらに
記録された情報を再生する。前記情報の記録動作時にお
いては、光ピックアップからディスクに対して光強度の
大きなレーザ光を投射してディスク上に情報を記録する
。また、情報の再生動作時においては、光ピックアップ
からディスクに対して前記記録時のレーザ光よりも光強
度の小さなレーザ光を投射し、この投射されたレーザ光
がディスク面で反射して得られる信号光に基づいて情報
を再生する。この再生時においてディスクへ情報が記録
されない最大の光強度でレーザ光をディスク上に投射す
ることにより、サーボ系の制御信号及び再生系のPF信
号における各SN比を十分確保している。
プは記録又は再生時に各々適合する強度のレーザ光をデ
ィスク上に投射し、ディスク上に情報を記録し、さらに
記録された情報を再生する。前記情報の記録動作時にお
いては、光ピックアップからディスクに対して光強度の
大きなレーザ光を投射してディスク上に情報を記録する
。また、情報の再生動作時においては、光ピックアップ
からディスクに対して前記記録時のレーザ光よりも光強
度の小さなレーザ光を投射し、この投射されたレーザ光
がディスク面で反射して得られる信号光に基づいて情報
を再生する。この再生時においてディスクへ情報が記録
されない最大の光強度でレーザ光をディスク上に投射す
ることにより、サーボ系の制御信号及び再生系のPF信
号における各SN比を十分確保している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記半導体レーザは以
上のように構成して記録及び再生動作を行なっていたこ
とから、記録時と再生時との光出力の差により発振スペ
クトルが変移するという課題を有していた。前記半導体
レーザを光ピックアップに用いた場合には発振スペクト
ルの変移に基づいて次のような課題を有することとなる
。第1に、光ピックアップの光学系を非球面レンズ等の
単玉レンズで構成したときには発振スペクトルの変移に
より焦点位置が変化する。第2に、半導体レーザから出
射されるレーザ光の出射楕円面を補正するプリズムが光
学系として設けられているときに、発振スペクトルの変
移によりレーザ光のビームが一方向に変化することとな
る。第3に、発振スペクトルの変移によりレーザ光がモ
ードホップしてノイズを発生することとなる。第4に、
記録可能なCD(R−CD)等の色素系記録ディスクで
は記録時のレーザ光強度に波長依存性があり、発振スペ
クトルの変移による影響を受けることとなる。
上のように構成して記録及び再生動作を行なっていたこ
とから、記録時と再生時との光出力の差により発振スペ
クトルが変移するという課題を有していた。前記半導体
レーザを光ピックアップに用いた場合には発振スペクト
ルの変移に基づいて次のような課題を有することとなる
。第1に、光ピックアップの光学系を非球面レンズ等の
単玉レンズで構成したときには発振スペクトルの変移に
より焦点位置が変化する。第2に、半導体レーザから出
射されるレーザ光の出射楕円面を補正するプリズムが光
学系として設けられているときに、発振スペクトルの変
移によりレーザ光のビームが一方向に変化することとな
る。第3に、発振スペクトルの変移によりレーザ光がモ
ードホップしてノイズを発生することとなる。第4に、
記録可能なCD(R−CD)等の色素系記録ディスクで
は記録時のレーザ光強度に波長依存性があり、発振スペ
クトルの変移による影響を受けることとなる。
【0004】なお、前記光ピックアップに色消しレンズ
等の分散が小さく波長がシフトしても屈折率が変化しな
い光学系を使用した場合には、装置自体が高価且つ大型
化するという新たな課題を生じることとなる。本発明は
前記課題を解決するためになされたもので、出射される
レーザ光の光出力が変化しても発振スペクトルが変移し
ない半導体レーザ制御装置を提案することを目的とする
。
等の分散が小さく波長がシフトしても屈折率が変化しな
い光学系を使用した場合には、装置自体が高価且つ大型
化するという新たな課題を生じることとなる。本発明は
前記課題を解決するためになされたもので、出射される
レーザ光の光出力が変化しても発振スペクトルが変移し
ない半導体レーザ制御装置を提案することを目的とする
。
【0005】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理説明
図である。同図において本発明に係る半導体レーザ制御
装置は、電源(1)から半導体レーザ(2)に電流を供
給することにより出射されるレーザ光の強度を制御する
半導体レーザ制御装置において、前記半導体レーザ(2
)に隣接配設され、半導体レーザ(2)に対する熱の放
出又は吸収を行なう温度制御素子(3)と、前記半導体
レーザ(2)から出射されるレーザ光の波長を検出して
検出信号を出力するレーザ光検出手段(4)と、前記検
出信号に基づいて温度制御素子(3)の放出又は吸収を
制御する温度制御手段(5)とを備えるものである。
図である。同図において本発明に係る半導体レーザ制御
装置は、電源(1)から半導体レーザ(2)に電流を供
給することにより出射されるレーザ光の強度を制御する
半導体レーザ制御装置において、前記半導体レーザ(2
)に隣接配設され、半導体レーザ(2)に対する熱の放
出又は吸収を行なう温度制御素子(3)と、前記半導体
レーザ(2)から出射されるレーザ光の波長を検出して
検出信号を出力するレーザ光検出手段(4)と、前記検
出信号に基づいて温度制御素子(3)の放出又は吸収を
制御する温度制御手段(5)とを備えるものである。
【0006】
【作用】本発明においては、半導体レーザから出射され
るレーザ光の波長を検出し、この検出した波長に基づい
て半導体レーザに隣接配設された温度制御素子を駆動制
御することにより、温度制御素子が熱の放出又は吸収を
行なって半導体レーザの温度を所定値に維持できること
となり、例えば光ピックアップの記録・再生等に各々必
要となる光出力の差異に依存することなく半導体レーザ
の発振波長を一定に維持する。
るレーザ光の波長を検出し、この検出した波長に基づい
て半導体レーザに隣接配設された温度制御素子を駆動制
御することにより、温度制御素子が熱の放出又は吸収を
行なって半導体レーザの温度を所定値に維持できること
となり、例えば光ピックアップの記録・再生等に各々必
要となる光出力の差異に依存することなく半導体レーザ
の発振波長を一定に維持する。
【0007】
a)本発明の第1の実施例
本発明の第1の実施例を記録・再生可能な光学式プレー
ヤの光ピックアップに用いた場合について図2に基づい
て説明する。この図2に本実施例装置の構成ブロック図
を示し、同図において本実施例に係る半導体レーザ制御
装置は、電源1からの電圧印加に基づいてレーザ光を発
生する半導体レーザ2と、この半導体レーザ2に隣接配
設され、供給される電流量に応じて熱エネルギの放出又
は吸収を行なうペルチェ素子3と、前記半導体レーザ2
からの出射レーザ光を集光・選択透過・反射して特定波
長に分離して出射する光学系6と、この光学系6から出
射される各レーザ光を受光して各波長を検出し、各検出
信号S1 、S2 を出力する第1・第2の検出器41
、42と、この検出信号S1 、S2 及び基準値出力
部51からの基準値信号S3 が各々入力され、操作部
(図示を省略)からの録再切換信号S4 に基づいて前
記電源1の出力制御のための制御信号Sc1及びペルチ
ェ素子3の駆動制御のための制御信号Sc2を各々出力
するCPU50と、前記制御信号Sc2に基づいてペル
チェ素子3に所定の電流を供給するペルチェドライブ部
52とを備える構成である。
ヤの光ピックアップに用いた場合について図2に基づい
て説明する。この図2に本実施例装置の構成ブロック図
を示し、同図において本実施例に係る半導体レーザ制御
装置は、電源1からの電圧印加に基づいてレーザ光を発
生する半導体レーザ2と、この半導体レーザ2に隣接配
設され、供給される電流量に応じて熱エネルギの放出又
は吸収を行なうペルチェ素子3と、前記半導体レーザ2
からの出射レーザ光を集光・選択透過・反射して特定波
長に分離して出射する光学系6と、この光学系6から出
射される各レーザ光を受光して各波長を検出し、各検出
信号S1 、S2 を出力する第1・第2の検出器41
、42と、この検出信号S1 、S2 及び基準値出力
部51からの基準値信号S3 が各々入力され、操作部
(図示を省略)からの録再切換信号S4 に基づいて前
記電源1の出力制御のための制御信号Sc1及びペルチ
ェ素子3の駆動制御のための制御信号Sc2を各々出力
するCPU50と、前記制御信号Sc2に基づいてペル
チェ素子3に所定の電流を供給するペルチェドライブ部
52とを備える構成である。
【0008】前記光学系6は、半導体レーザ2から出射
される拡散レーザ光を平行光に変換するコリメートレン
ズ60と、この平行光のレーザ光の波長全帯域について
反射すると共にレーザ光の特定波長について透過するフ
ィルタ61と、このフィルタ61を透過した特定波長の
レーザ光を透過・反射して分岐するハーフミラー62と
を備える構成である。
される拡散レーザ光を平行光に変換するコリメートレン
ズ60と、この平行光のレーザ光の波長全帯域について
反射すると共にレーザ光の特定波長について透過するフ
ィルタ61と、このフィルタ61を透過した特定波長の
レーザ光を透過・反射して分岐するハーフミラー62と
を備える構成である。
【0009】次に、前記構成に基づく本実施例の動作に
ついて説明する。まず、記録動作又は再生動作のいずれ
かにおける定常状態の場合は、半導体レーザ2からのレ
ーザ光がコリメートレンズ60を介してフィルタ61で
全帯域について反射され、この反射された全帯域のレー
ザ光が第1の検出器41に受光されて検出信号S1 と
してCPU50に出力される。このCPU50は録再切
換信号S4 の記録・再生動作に応じて基準値出力部5
1から対応する基準値信号S3 を読出し、この基準値
信号S3 と前記検出信号S1 とを比較して制御信号
Sc1を電源1に出力する。この電源1は制御信号Sc
1に基づいて半導体レーザ2に一定の駆動電流を供給し
、半導体レーザ2に安定したレーザ光を出射させること
となる。
ついて説明する。まず、記録動作又は再生動作のいずれ
かにおける定常状態の場合は、半導体レーザ2からのレ
ーザ光がコリメートレンズ60を介してフィルタ61で
全帯域について反射され、この反射された全帯域のレー
ザ光が第1の検出器41に受光されて検出信号S1 と
してCPU50に出力される。このCPU50は録再切
換信号S4 の記録・再生動作に応じて基準値出力部5
1から対応する基準値信号S3 を読出し、この基準値
信号S3 と前記検出信号S1 とを比較して制御信号
Sc1を電源1に出力する。この電源1は制御信号Sc
1に基づいて半導体レーザ2に一定の駆動電流を供給し
、半導体レーザ2に安定したレーザ光を出射させること
となる。
【0010】記録動作又は再生動作のいずれかに切替え
られた当初の過渡状態の場合には、CPU50は入力さ
れる録再切換信号S4 の内容(切替え後の動作状態に
対応した値)に応じて半導体レーザ2からのレーザ光出
力を増加(記録動作時)又は減少(再生動作)させる制
御信号Sc1を電源1に出力する。この電源1から制御
信号Sc1に応じた駆動電流が半導体レーザ2に供給さ
れて増加又は減少したレーザ光が出射される。この出射
されたレーザ光がコリメートレンズ60で平行光とされ
、フィルタ61で波長全帯域のレーザ光が反射されて第
1の検出器41に受光される。また、前記フィルタ61
で特定波長のレーザ光のみが透過されてハーフミラー6
2を介して第2の検出器42に受光される。
られた当初の過渡状態の場合には、CPU50は入力さ
れる録再切換信号S4 の内容(切替え後の動作状態に
対応した値)に応じて半導体レーザ2からのレーザ光出
力を増加(記録動作時)又は減少(再生動作)させる制
御信号Sc1を電源1に出力する。この電源1から制御
信号Sc1に応じた駆動電流が半導体レーザ2に供給さ
れて増加又は減少したレーザ光が出射される。この出射
されたレーザ光がコリメートレンズ60で平行光とされ
、フィルタ61で波長全帯域のレーザ光が反射されて第
1の検出器41に受光される。また、前記フィルタ61
で特定波長のレーザ光のみが透過されてハーフミラー6
2を介して第2の検出器42に受光される。
【0011】前記第1の検出器41は受光したレーザ光
に対応する検出信号S1 をCPU50に出力し、この
CPU50が基準値出力部51からの基準値信号S3
と比較してレーザ光出力を一定に制御するための制御信
号Sc1を出力する。さらに、半導体レーザ2からの出
力が変化すると波長もシフト(変移)することから、フ
ィルタ61を透過する特定波長のレーザ光が減少すると
ハーフミラー62から入射するレーザ光の光量も減少す
る。このように減少した特定波長のレーザ光が第2の検
出器42へ入射されることから、第2の検出器42から
出力される検出信号S2 の値も減衰することとなる。 前記CPU50は半導体レーザ2からのレーザ光出力の
増加又は減少を制御しているため、前記検出信号S1
と検出信号S2 との減衰状態に基づいて波長のシフト
する方向を判断できることとなる。このようにCPU5
0は判断された波長のシフトする方向とは逆方向にシフ
トするレーザ光を出射するように半導体レーザ2の温度
をペルチェ素子3により制御する。即ち、CPU50は
波長のシフトする方向に基づいて制御信号Sc2をペル
チェドライブ部52へ出力し、このペルチェドライブ部
52から制御信号Sc2に対応する所定の電流がペルチ
ェ素子3へ供給される。このペルチェ素子は所定の電流
値に基づいて熱の放出又は吸収を行なうことにより、半
導体レーザ2の温度を上昇又は降下させて半導体レーザ
2から出射されるレーザ光の波長を制御する。
に対応する検出信号S1 をCPU50に出力し、この
CPU50が基準値出力部51からの基準値信号S3
と比較してレーザ光出力を一定に制御するための制御信
号Sc1を出力する。さらに、半導体レーザ2からの出
力が変化すると波長もシフト(変移)することから、フ
ィルタ61を透過する特定波長のレーザ光が減少すると
ハーフミラー62から入射するレーザ光の光量も減少す
る。このように減少した特定波長のレーザ光が第2の検
出器42へ入射されることから、第2の検出器42から
出力される検出信号S2 の値も減衰することとなる。 前記CPU50は半導体レーザ2からのレーザ光出力の
増加又は減少を制御しているため、前記検出信号S1
と検出信号S2 との減衰状態に基づいて波長のシフト
する方向を判断できることとなる。このようにCPU5
0は判断された波長のシフトする方向とは逆方向にシフ
トするレーザ光を出射するように半導体レーザ2の温度
をペルチェ素子3により制御する。即ち、CPU50は
波長のシフトする方向に基づいて制御信号Sc2をペル
チェドライブ部52へ出力し、このペルチェドライブ部
52から制御信号Sc2に対応する所定の電流がペルチ
ェ素子3へ供給される。このペルチェ素子は所定の電流
値に基づいて熱の放出又は吸収を行なうことにより、半
導体レーザ2の温度を上昇又は降下させて半導体レーザ
2から出射されるレーザ光の波長を制御する。
【0012】b)本発明の第2の実施例本発明の第2の
実施例を図3に示す。この図3に本実施例装置の構成ブ
ロック図を示し、同図において本実施例に係る半導体レ
ーザ装置は、前記第1の実施例(図2の記載)と同様に
記録又は再生動作の定常時において光学系6、第1の検
出器41、CPU50、電源1を介して半導体レーザ2
から出射されるレーザ光が一定になるように制御するも
のであるが、記録動作と再生動作との間で切替えられた
場合にペルチェ素子3及びペルチェドライブ部52を制
御する制御信号の出力構成及び動作を異にする。
実施例を図3に示す。この図3に本実施例装置の構成ブ
ロック図を示し、同図において本実施例に係る半導体レ
ーザ装置は、前記第1の実施例(図2の記載)と同様に
記録又は再生動作の定常時において光学系6、第1の検
出器41、CPU50、電源1を介して半導体レーザ2
から出射されるレーザ光が一定になるように制御するも
のであるが、記録動作と再生動作との間で切替えられた
場合にペルチェ素子3及びペルチェドライブ部52を制
御する制御信号の出力構成及び動作を異にする。
【0013】本実施例装置は、前記半導体レーザ2から
後方に出射されるレーザ光の波長を検出すると共に検出
した波長と基準値信号S5 の基準波長とを比較して制
御信号Sc3を出力する波長検出比較部43と、前記基
準値信号S5 として2つの基準波長(記録から再生へ
の動作と再生から記録への動作との2態様の基準波長)
を選択して出力する基準波長出力部44とを備え、前記
制御信号Sc3に基づいて前記ペルチェドライブ部52
から所定の電流をペルチェ素子3に供給して半導体レー
ザ2の温度を制御する構成である。
後方に出射されるレーザ光の波長を検出すると共に検出
した波長と基準値信号S5 の基準波長とを比較して制
御信号Sc3を出力する波長検出比較部43と、前記基
準値信号S5 として2つの基準波長(記録から再生へ
の動作と再生から記録への動作との2態様の基準波長)
を選択して出力する基準波長出力部44とを備え、前記
制御信号Sc3に基づいて前記ペルチェドライブ部52
から所定の電流をペルチェ素子3に供給して半導体レー
ザ2の温度を制御する構成である。
【0014】次に、前記構成に基づく本実施例の動作に
ついて説明する。まず、半導体レーザ2の前方劈開面か
ら出射される前方主レーザ光に対して背面側の後方劈開
面から出射される後方レーザ光を波長検出比較部43で
検出する。この波長検出比較部43は検出されたレーザ
光の波長を基準波長出力部44から出力される基準値信
号S5 と比較し、前記実施例と同様に波長のシフトす
る方向を判断してシフト方向とは逆方向にシフトするよ
うなレーザ光を出射するような制御信号Sc3を出力す
る。 この制御信号Sc3に基づいてペルチェドライブ部52
からペルチェ素子3に対応する所定値の電流が供給され
、半導体レーザ2から出射されるレーザ光の波長を制御
できることとなる。
ついて説明する。まず、半導体レーザ2の前方劈開面か
ら出射される前方主レーザ光に対して背面側の後方劈開
面から出射される後方レーザ光を波長検出比較部43で
検出する。この波長検出比較部43は検出されたレーザ
光の波長を基準波長出力部44から出力される基準値信
号S5 と比較し、前記実施例と同様に波長のシフトす
る方向を判断してシフト方向とは逆方向にシフトするよ
うなレーザ光を出射するような制御信号Sc3を出力す
る。 この制御信号Sc3に基づいてペルチェドライブ部52
からペルチェ素子3に対応する所定値の電流が供給され
、半導体レーザ2から出射されるレーザ光の波長を制御
できることとなる。
【0015】c)本発明の他の実施例
本発明の他の実施例を図4ないし図9に示す。この図4
ないし図9の各実施例はいずれも前記図3の実施例と同
様に半導体レーザの後方劈開面から出射されるレーザ光
を検出する構成とし、前記図3記載の実施例における波
長検出比較部の構成を各々異にする。
ないし図9の各実施例はいずれも前記図3の実施例と同
様に半導体レーザの後方劈開面から出射されるレーザ光
を検出する構成とし、前記図3記載の実施例における波
長検出比較部の構成を各々異にする。
【0016】前記図4記載の実施例における波長検出比
較部43は、前記半導体レーザ2の後方出射レーザ光を
各々受光し、各々異なる波長λ1 、λ2 のレーザ光
を透過する二つのフィルタ430a、430bと、この
二つのフィルタ430a、430bから各々出射される
レーザ光を受光して光電変換する二つのフォトダイオー
ド433a、433bと、この二つのフォトダイオード
433a、433bから出力される各電気信号の差を求
める演算部433と、この演算部433から出力される
差信号を基準値信号S5 と比較して制御信号Sc3を
出力する比較部434とを備える構成である。このよう
に前記演算部433から出力される演算結果の差信号(
例えば波長が大きい方向へシフトしたときには「正」の
値、波長が小さい方向へシフトしたときには「負」の値
)より、波長のシフト方向を判断すると共に、前記演算
結果の差信号と基準値信号との比較によりペルチェ素子
3へ供給する電流値の大きさを決定でき、前記シフト方
向と電流値の大きさとを特定する制御信号Sc3を出力
する。
較部43は、前記半導体レーザ2の後方出射レーザ光を
各々受光し、各々異なる波長λ1 、λ2 のレーザ光
を透過する二つのフィルタ430a、430bと、この
二つのフィルタ430a、430bから各々出射される
レーザ光を受光して光電変換する二つのフォトダイオー
ド433a、433bと、この二つのフォトダイオード
433a、433bから出力される各電気信号の差を求
める演算部433と、この演算部433から出力される
差信号を基準値信号S5 と比較して制御信号Sc3を
出力する比較部434とを備える構成である。このよう
に前記演算部433から出力される演算結果の差信号(
例えば波長が大きい方向へシフトしたときには「正」の
値、波長が小さい方向へシフトしたときには「負」の値
)より、波長のシフト方向を判断すると共に、前記演算
結果の差信号と基準値信号との比較によりペルチェ素子
3へ供給する電流値の大きさを決定でき、前記シフト方
向と電流値の大きさとを特定する制御信号Sc3を出力
する。
【0017】また、前記図5記載の波長検出比較部43
は、図4記載実施例の二つのフィルタ430a、430
bを単一のフィルタ430として構成し、このフィルタ
430の前後に反射・透過されるレーザ光を二つのフォ
トダイオード433a、433bで受光する。前記図6
記載の実施例における波長検出比較部43は、前記半導
体レーザ2の後方出射レーザ光を受光して反射する反射
回折格子431と、この反射回折されたレーザ光を集束
レーザ光とする集束レンズ431aと、この集束レンズ
431aの焦平面に配設され、集束レーザ光の照射位置
と波長とが各々対応するラインセンサ431bと、この
ラインセンサ431bからの出力と基準値信号S5 と
を比較して制御信号Sc3を出力する比較部434とを
備える構成である。このように半導体レーザ2から出射
されるレーザ光の波長の差異により反射回折格子431
の反射回折角が異なることからラインセンサ431bへ
の照射位置が異なり波長のシフト方向が判別できる。ま
た、ラインセンサ431bからの出力値と基準値信号S
5 との比較によりペルチェ素子への電流値を決定でき
る。前記シフト方向と電流値とを各々特定する制御信号
Sc3を比較部434からペルチェドライブ部52へ出
力して半導体レーザ2から出射されるレーザ光の波長を
制御する。
は、図4記載実施例の二つのフィルタ430a、430
bを単一のフィルタ430として構成し、このフィルタ
430の前後に反射・透過されるレーザ光を二つのフォ
トダイオード433a、433bで受光する。前記図6
記載の実施例における波長検出比較部43は、前記半導
体レーザ2の後方出射レーザ光を受光して反射する反射
回折格子431と、この反射回折されたレーザ光を集束
レーザ光とする集束レンズ431aと、この集束レンズ
431aの焦平面に配設され、集束レーザ光の照射位置
と波長とが各々対応するラインセンサ431bと、この
ラインセンサ431bからの出力と基準値信号S5 と
を比較して制御信号Sc3を出力する比較部434とを
備える構成である。このように半導体レーザ2から出射
されるレーザ光の波長の差異により反射回折格子431
の反射回折角が異なることからラインセンサ431bへ
の照射位置が異なり波長のシフト方向が判別できる。ま
た、ラインセンサ431bからの出力値と基準値信号S
5 との比較によりペルチェ素子への電流値を決定でき
る。前記シフト方向と電流値とを各々特定する制御信号
Sc3を比較部434からペルチェドライブ部52へ出
力して半導体レーザ2から出射されるレーザ光の波長を
制御する。
【0018】前記図7記載の実施例は透過回折格子43
1で波長により異なる回析角に出射されるレーザ光を二
つのフォトダイオード433a、433bで受光する構
成とすることができる。また、図8記載の実施例におけ
る波長検出比較部43は、前記図6の反射回折格子43
1に換えてプリズム432を配設する構成である。この
プリズム432はレーザ光の波長の差異により偏向角度
が異なるためにラインセンサ432bの照射位置が変化
することから、波長のシフト方向が判別できることとな
る。
1で波長により異なる回析角に出射されるレーザ光を二
つのフォトダイオード433a、433bで受光する構
成とすることができる。また、図8記載の実施例におけ
る波長検出比較部43は、前記図6の反射回折格子43
1に換えてプリズム432を配設する構成である。この
プリズム432はレーザ光の波長の差異により偏向角度
が異なるためにラインセンサ432bの照射位置が変化
することから、波長のシフト方向が判別できることとな
る。
【0019】さらに、図9記載の実施例における波長検
出比較部43は、半導体レーザ2の後方劈開面からコリ
メートレンズ435aを介して出射される直線偏光のレ
ーザ光における常光線成分(又は異常光線成分)をλ/
2波長ずらして円偏光のレーザ光を出射する電気光学結
晶(EO結晶)435bと、この円偏光のレーザ光が入
射され常光線成分と異常光線成分とを分離して出射する
ウォラストン(Wollaston )プリズム435
cと、この分離された各レーザ光を各々受光して光電変
換するフォトダイオード436a、436bと、このフ
ォトダイオード436a、436bから出力される各電
気信号の差を求める演算部436と、この演算部436
から出力される差信号を「0」となるような電圧をEO
結晶435bに出力する電圧制御部437と、この電圧
制御部437からの出力を基準値信号S5 と比較して
制御信号Sc3を出力する比較部434とを備える構成
である。
出比較部43は、半導体レーザ2の後方劈開面からコリ
メートレンズ435aを介して出射される直線偏光のレ
ーザ光における常光線成分(又は異常光線成分)をλ/
2波長ずらして円偏光のレーザ光を出射する電気光学結
晶(EO結晶)435bと、この円偏光のレーザ光が入
射され常光線成分と異常光線成分とを分離して出射する
ウォラストン(Wollaston )プリズム435
cと、この分離された各レーザ光を各々受光して光電変
換するフォトダイオード436a、436bと、このフ
ォトダイオード436a、436bから出力される各電
気信号の差を求める演算部436と、この演算部436
から出力される差信号を「0」となるような電圧をEO
結晶435bに出力する電圧制御部437と、この電圧
制御部437からの出力を基準値信号S5 と比較して
制御信号Sc3を出力する比較部434とを備える構成
である。
【0020】前記EO結晶435bから出射されるレー
ザ光を円偏光のレーザ光とするためには、EO結晶43
5bに半波長電圧Vπを印加する必要がある。即ち、こ
の半波長電圧Vπは半導体レーザ2から出射される直線
偏光のレーザ光を円偏光のレーザ光にするためのEO結
晶435bに印加される電圧である。この半波長電圧V
πは、Vπ=λ・d/(ne 3 ・rc ・l)
…
(1)ここで、λはレーザ光の波長、dはEO結晶の結
晶厚み、lはEO結晶の結晶長さ、ne はレーザ光に
おける異常光線成分の屈折率、rc はポッケルス定数
である。
ザ光を円偏光のレーザ光とするためには、EO結晶43
5bに半波長電圧Vπを印加する必要がある。即ち、こ
の半波長電圧Vπは半導体レーザ2から出射される直線
偏光のレーザ光を円偏光のレーザ光にするためのEO結
晶435bに印加される電圧である。この半波長電圧V
πは、Vπ=λ・d/(ne 3 ・rc ・l)
…
(1)ここで、λはレーザ光の波長、dはEO結晶の結
晶厚み、lはEO結晶の結晶長さ、ne はレーザ光に
おける異常光線成分の屈折率、rc はポッケルス定数
である。
【0021】式(1)においてd、l、ne 、rc
は一定であることから(d/ne 3 ・rc ・l)
=A:一定となり、Vπ=A・λ
…(2)が成立する。前記ウォラストンプリズム43
5cにEO結晶435bから円偏光のレーザ光が入射さ
れることから、ウォラストンプリズム435cで常光・
異常光に2分離されたレーザ光の光量が等しくなる。よ
って、フォトダイオード436a、436bからの各電
気信号が等しくなるように半波長電圧Vπを制御すると
前記(2)式により波長λを判定することが可能となり
、波長入のシフト方向がわかることとなる。
は一定であることから(d/ne 3 ・rc ・l)
=A:一定となり、Vπ=A・λ
…(2)が成立する。前記ウォラストンプリズム43
5cにEO結晶435bから円偏光のレーザ光が入射さ
れることから、ウォラストンプリズム435cで常光・
異常光に2分離されたレーザ光の光量が等しくなる。よ
って、フォトダイオード436a、436bからの各電
気信号が等しくなるように半波長電圧Vπを制御すると
前記(2)式により波長λを判定することが可能となり
、波長入のシフト方向がわかることとなる。
【0022】
【発明の効果】以上のように本発明においては、半導体
レーザから出射されるレーザ光の波長を検出し、この検
出した波長に基づいて半導体レーザに隣接配設された温
度制御素子を駆動制御することにより、温度制御素子が
熱の放出又は吸収を行なって半導体レーザの温度を所定
値に維持できることとなり、例えば光ピックアップの記
録・再生等に各々必要となる光出力の差異に依存するこ
となく半導体レーザの発振波長を一定に維持することが
できるという効果を有する。
レーザから出射されるレーザ光の波長を検出し、この検
出した波長に基づいて半導体レーザに隣接配設された温
度制御素子を駆動制御することにより、温度制御素子が
熱の放出又は吸収を行なって半導体レーザの温度を所定
値に維持できることとなり、例えば光ピックアップの記
録・再生等に各々必要となる光出力の差異に依存するこ
となく半導体レーザの発振波長を一定に維持することが
できるという効果を有する。
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】本発明の第1の実施例に係る半導体レーザ制御
装置の構成ブロック図である。
装置の構成ブロック図である。
【図3】本発明の第2の実施例に係る半導体レーザ制御
装置の構成ブロック図である。
装置の構成ブロック図である。
【図4】本発明の他の実施例装置における波長検出比較
部の詳細構成ブロック図である。
部の詳細構成ブロック図である。
【図5】本発明の他の実施例装置における波長検出比較
部の詳細構成ブロック図である。
部の詳細構成ブロック図である。
【図6】本発明の他の実施例装置における波長検出比較
部の詳細構成ブロック図である。
部の詳細構成ブロック図である。
【図7】本発明の他の実施例装置における波長検出比較
部の詳細構成ブロック図である。
部の詳細構成ブロック図である。
【図8】本発明の他の実施例装置における波長検出比較
部の詳細構成ブロック図である。
部の詳細構成ブロック図である。
【図9】本発明の他の実施例装置における波長検出比較
部の詳細構成ブロック図である。
部の詳細構成ブロック図である。
1…電源
2…半導体レーザ
3…温度制御素子(ペルチェ素子)
4…レーザ光検出手段
5…温度制御手段
6…光学系
41…第1の検出器
42…第2の検出器
43…波長検出比較部
44…基準波長出力部
50…CPU
51…基準値出力部
52…ペルチェドライブ部
Claims (5)
- 【請求項1】 電源(1)から半導体レーザ(2)に
電流を供給することにより出射されるレーザ光の強度を
制御する半導体レーザ制御装置において、前記半導体レ
ーザ(2)に隣接配設され、半導体レーザ(2)に対す
る熱の放出又は吸収を行なう温度制御素子(3)と、前
記半導体レーザ(2)から出射されるレーザ光の波長を
検出して検出信号を出力するレーザ光検出手段(4)と
、前記検出信号に基づいて温度制御素子(3)の放出又
は吸収を制御する温度制御手段(5)とを備えることを
特徴とする半導体レーザ制御装置。 - 【請求項2】 前記請求項1記載の半導体レーザ制御
装置において、前記温度制御素子(3)をペルチェ素子
で形成すると共に、当該ペルチェ素子に対して温度制御
手段(5)から検出信号に基づいて所定の電流を供給す
ることを特徴とする半導体レーザ制御装置。 - 【請求項3】 前記請求項1記載の半導体レーザ制御
装置において、前記半導体レーザ(2)の後方劈開面か
ら出射されるレーザ光を受光し、異なる波長(λ1 、
λ2 )のレーザ光を受光するフォトダイオード(43
3a、433b)と、当該フォトダイオード(433a
、433b)の各電気信号の差を演算する演算部(43
3)と、当該演算部(433)の演算結果と予め設定さ
れた基準値(S5 )とを比較して前記温度制御手段(
5)を制御する制御信号(Sc3)を出力する比較部(
434)とを備えることを特徴とする半導体レーザ制御
装置。 - 【請求項4】 前記請求項1記載の半導体レーザ制御
装置において、前記半導体レーザ(2)の後方劈開面か
ら出射するレーザ光の波長に対応して出射角を異ならせ
て出射する分光手段(431又は432)と、当該分光
手段(431又は432)から出射されるレーザ光を波
長に応じて受光位置が異なる受光手段(431b又は4
32b)と、当該受光手段(431b又は432b)か
らの出力と予め設定された基準値(S3 )とを比較し
て前記温度制御手段(5)を制御する制御信号(Sc3
)を出力する比較部(434)とを備えることを特徴と
する半導体レーザ制御装置。 - 【請求項5】 前記請求項1記載の半導体レーザ制御
装置において、前記半導体レーザ(2)の後方劈開面か
ら出射される直線偏光のレーザ光における常光線成分(
又は異常光成分)をλ/2波長ずらして円偏光のレーザ
光を出射する電気光学結晶(435b)と、当該円偏光
のレーザ光における常光線成分と異常光線成分とを分離
して出射するウォラストンプリズム(435c)と、こ
の分離された各レーザ光を各々受光して光電変換するフ
ォトダイオード(436a、436b)と、このフォト
ダイオード(436a、436b)から出力される各電
気信号の差を求める演算部(436)と、この演算部(
436)から出力される差信号を「0」となるような電
圧を前記電気光学結晶(435b)に出力する電圧制御
部(437)と、この電圧制御部(437)からの出力
を予め設定された基準値(S5 )と比較して制御信号
(Sc3)を出力する比較部(434)とを備えること
を特徴とする半導体レーザ制御装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12133191A JP3407893B2 (ja) | 1991-05-27 | 1991-05-27 | 半導体レーザ制御装置 |
US07/883,153 US5287367A (en) | 1991-05-27 | 1992-05-14 | Apparatus for controlling semiconductor laser |
EP19920304455 EP0516318A3 (en) | 1991-05-27 | 1992-05-18 | Apparatus for controlling semiconductor laser operating temperature |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12133191A JP3407893B2 (ja) | 1991-05-27 | 1991-05-27 | 半導体レーザ制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04349678A true JPH04349678A (ja) | 1992-12-04 |
JP3407893B2 JP3407893B2 (ja) | 2003-05-19 |
Family
ID=14808618
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12133191A Expired - Fee Related JP3407893B2 (ja) | 1991-05-27 | 1991-05-27 | 半導体レーザ制御装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5287367A (ja) |
EP (1) | EP0516318A3 (ja) |
JP (1) | JP3407893B2 (ja) |
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