JPH04349211A - 回転ヘッド装置 - Google Patents

回転ヘッド装置

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Publication number
JPH04349211A
JPH04349211A JP12171991A JP12171991A JPH04349211A JP H04349211 A JPH04349211 A JP H04349211A JP 12171991 A JP12171991 A JP 12171991A JP 12171991 A JP12171991 A JP 12171991A JP H04349211 A JPH04349211 A JP H04349211A
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JP
Japan
Prior art keywords
head
fixed
adjustment
drum
base
Prior art date
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Pending
Application number
JP12171991A
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English (en)
Inventor
Shinichi Hasegawa
真一 長谷川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Publication of JPH04349211A publication Critical patent/JPH04349211A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、回転体としての上ド
ラム側にモータを内蔵したヘリカルスキャン方式の回転
ヘッドドラム装置(回転ヘッド装置)に関し、上ドラム
の外周面より突出するヘッドの高さを調整するヘッド高
さ調整(ペアリング調整)機構を有した回転ヘッド装置
に係わる。
【0002】
【従来の技術】磁気記録再生装置としてのVTR(ビデ
オテープレコーダ)には、ビデオ信号を記録するヘッド
チップを有した回転ドラムをテープ走行方向より少し傾
けて配置し、回転させながらテープ上に斜めのパターン
で記録するヘリカルスキャン方式の回転ヘッドドラム装
置(回転ヘッド装置)が用いられている。これを、図3
によって具体的に説明すると、1はヘリカルスキャン方
式の回転ヘッドドラム装置であり、磁気記録再生可能な
8ミリVTRに用いられるものである。この回転ヘッド
ドラム装置1は、外周面10aにヘッド16を所定長突
出させた上ドラム(回転体)10と、この上ドラム10
を円柱状の固定軸21に嵌合された一対のボールベアリ
ング22,22を介して回転自在に支持する固定ドラム
としての下ドラム20と、上記上ドラム10の上面側に
固定されたロータ31及び上記固定軸21の上端に固定
されて該ロータ31に所定クリアランス有して対峙する
ステータ35から成るモータ30と、記録時に回転して
いるヘッド16へビデオ信号を供給すると共に再生時に
再生信号を取り出す、上記上ドラム10に固定されたロ
ータ側及び下ドラム20に固定されたステータ側の各ト
ランス41,42から成る回転トランス40とで大略構
成されている。
【0003】上記上ドラム10は有底の円筒状に形成し
てあり、上記一対のボールベアリング22,22の外周
面に嵌合された略円筒状のフランジ12にボルト13を
介して固定することにより固定軸21に対して回転自在
になっている。また、上記上ドラム10の底部11の下
面11aには止め螺子14を介してヘッドベース15の
基部を固定してある。このヘッドベース15の先端側の
上面に上記チップ状のヘッド16を接着剤等により固着
してある。このヘッド16は上記上ドラム10の底部1
1に形成された開口凹部11c内に収納されて該上ドラ
ム10の外周面10aに所定量突出している。上記ベー
スヘッド15の中央は上記上ドラム10の底部11に螺
合されたペアリング調整螺子としての押し螺子17によ
り下側に押圧自在にされてヘッド高さ調整自在になって
いる。そして、上記ヘッド16とロータ側の回転トラン
ス41とは上記フランジ12の回りに取付けられた端子
板18の弾性変形自在なコ字型でバネ板状の接触子19
を介して電気的に接続されている。
【0004】前記モータ30のロータ(ヨーク)31は
皿状に形成してあり、上記上ドラム10の底部11の上
面11bにボルト33により固定してある。このロータ
31上には環板状のマグネット32を固着してある。ま
た、上記モータ30のステータ(ヨーク)35は前記固
定軸21の上端に固定された環板状のフランジ37に止
め螺子38を介して固定してある。このステータ35の
下面に一体成形された複数相のコイル部36は上記ロー
タ31のマグネット32に所定クリアランスを隔てて対
峙している。尚、図3中符号34は回転ドラム10の上
端内に嵌合固着されたバックヨーク、39は端子板であ
り上記止め螺子38によりステータ35の上面中央に固
定してある。この端子板39にはステータ35の配線と
なるフレキシブルプリント基板50をガイドプロテクタ
51等を介して取付けてある。
【0005】また、前記下ドラム20は有底の円筒状に
形成してあり、その外周面に磁気テープ(図示せず)を
案内するテープリード部20aを形成してある。この下
ドラム20の底部20b上には前記ステータ側の回転ト
ランス42を取付けてある。さらに、この下ドラム20
の底部20bの底面には、ピン23と端子板24を介し
て回転トランス信号線用の図示しないフレキシブルプリ
ント基板を固定してある。尚、前記固定軸21は上記固
定ドラム20の底部20bの中央に形成された孔20c
に圧入等の手段により垂直に起立するように固定してあ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の回転ヘッド
ドラム装置1では、ペアリング調整螺子としての押し螺
子17を上ドラム10の底部11に形成された螺子孔1
1dに螺子込むことにより、その先端17aでヘッドベ
ース15の先端側を下方に押圧し、該ヘッドベース15
の先端側を止め螺子14の所から下方向に撓ませてヘッ
ド高さ調整(ペアリング調整)を行っていた。この上ド
ラム10は小径(直径約26mm)であるので、図4,
5に示す上記押し螺子17の直径も小径(直径1.7m
m)でその頭部に六角穴17bを形成してあり、この六
角穴17bを介して押し螺子17を回すようになってい
る。そして、この押し螺子17を1回転させることによ
り、その先端17aはネジピッチ分(上記例では0.3
5mm)下がり、ヘッド16の先端はその倍程度下がる
ことになる。このため、高精度なペアリング調整(例え
ば0.5μmの精度)を行おうとすると、上記押し螺子
17により押し下げらるヘッド16の動きが大き過ぎて
ヘッド高さの微調整が困難であった。そこで、この発明
は、ヘッド高さの微調整が可能なペアリング調整機構を
有した回転ヘッド装置を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】先端にヘッドを固着した
ヘッドベースの基部側を、回転体の一方の面側に上記ヘ
ッドが該回転体の外周面より所定長突出するように止め
螺子で締結固定し、このヘッドベースの先端側に上記回
転体に形成された孔部から該回転体の他方の面側に抜け
出る突起部を設ける一方、上記回転体の他方の面に調整
板をスライド自在にして止め螺子で締結固定し、この調
整板に上記ヘッドベースの突起部を挿入係合させる係合
孔を形成してある。
【0008】
【作用】調整板を直進方向に往復スライド動させると、
この調整板で回転体に止め螺子で締結固定されているヘ
ッドベースの突起部が押されて前後方向に撓む。この突
起部の撓みによりヘッドベースの先端側が上下方向に撓
み、ヘッドの高さが調整される。このヘッド高さ調整後
は、調整板を回転体に止め螺子で締結固定する。このヘ
ッド高さ調整を高精度で行うためには、ヘッドの先端の
変位量が外部から与えられた変位や力に対して少ないこ
とが必要となってくるが、上記調整板の動きが直進運動
で済み、該調整板を動かすストローク量より小さな変位
量がヘッドの高さ変化として現れるため、ヘッド高さの
微小量変位調整が可能となる。
【0009】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面と共に詳述
する。尚、従来の構成と同一部分については同一符号を
付して詳細な説明を省略する。
【0010】図1,図2において、10は8ミリVTR
に用いられる回転ヘッドドラム装置(回転ヘッド装置)
1の上ドラム(回転体)であり、この上ドラム10の底
部11の下面(一方の面)11aに止め螺子14を介し
てヘッドベース15の基部側を固定してある点、このヘ
ッドベース15の先端側の上面にチップ状のヘッド16
を接着剤等により固着してある点、このヘッド16を上
記上ドラム10の底部11に形成された開口凹部11c
内に収納させてその先端16aを該上ドラム10の外周
面10aから所定長突出させている点は、従来と同様で
ある。ここで、上記ヘッドベース15の基部側には、止
め螺子14のシャンク部より少し大径の孔部15aを形
成してあると共に、その先端側の上面のヘッド16の後
方には円柱ピン状の突起部15bを一体突出成形してあ
る。このヘッドベース15の突起部15bは、上記上ド
ラム10の底部11に形成された孔部11eから該底部
11の上面(他方の面)11bの上方に抜け出て所定長
露出している。このヘッドベース15の突起部15bの
径寸法は上記底部11の孔部11eの径寸法より少し小
径になっている。
【0011】また、上記上ドラム10の底部11の上面
11bには、略矩形の調整板25がスライド自在にされ
て止め螺子26により締結固定されるようになっている
。この調整板25の基部には上記止め螺子26より少し
大径の孔部25aを形成してあると共に、その先端側に
は上記ヘッドベース15の突起部15bの径寸法よりも
少し大径(+0.1mm〜0.2mm)の係合孔25b
を形成してある。尚、図1,図2中符号11fは止め螺
子14が螺合する螺子穴であり、11gは止め螺子26
が螺合する螺子穴である。また、14aは止め螺子14
の頭部に嵌合したワッシャであり、26aは止め螺子2
6の頭部に嵌合したワッシャである。これらヘッドベー
ス15と調整板25と各止め螺子14,26とによりヘ
ッド16の高さを微調整するヘッド高さ調整(ペアリン
グ調整)機構が構成されている。
【0012】以上実施例の回転ヘッドドラム装置1によ
れば、上ドラム10の外周面10aより先端16aが所
定長突出するヘッド16の位置調整手順として、まず、
ヘッド16の角度割りやRバランス・つき出し量を調整
して止め螺子14にてヘッドベース15を上ドラム10
の底部11の下面11aに締結固定する。その上でヘッ
ド高さ調整を行う。このペアリング調整では、止め螺子
26を緩めておいた状態で調整板25を上記上ドラム1
0の底部11の上面11b上を図1に示す矢印の直進方
向に往復スライド動させる。この調整板25の直進往復
スライド動により該調整板25の係合孔25bに挿入係
合されているヘッドベース15の突起部15bが押され
て前後方向に撓む。この突起部15bの撓みによりヘッ
ドベース15の先端側が図1の矢印に示す上下方向に撓
むので、このヘッドベース15の先端側に固着されてい
るヘッド16の先端16aが上下動し、ヘッド16の高
さを上下方向から容易に微調整することができる。そし
て、このヘッド高さ調整後に、上記調整板25を止め螺
子26で上ドラム10の底部11の上面11bに締結固
定する。尚、従来は、基準位置より下方側にのみヘッド
を下げてペアリング調整していたが、本実施例ではヘッ
ド16の上下方向よりヘッド高さの微調整を容易且つ確
実に行うことができる。
【0013】このヘッド16のペアリング調整を高精度
で行うためには、ヘッド16の先端16aの変位量が外
部から与えられた変位や力に対して少ないことが必要と
なってくるが、上記調整板25の動きが直進運動で済む
ため、ヘッド高さの微小量変位調整(数μm程度)が可
能となる。即ち、上記調整板25のストローク量(変位
量)より小さな変位量がヘッドベース15の突起部15
b及びヘッドベース15の先端側の撓み変形によりヘッ
ド16の高さの変位量として現れるため、サブミクロン
オーダでのペアリング調整が可能となり、高精度なペア
リング調整を行うことができる。
【0014】尚、前記実施例によれば、ヘッドベースの
先端側上面に丸棒状の突起部を一体突出成形したが、突
起部は角棒状でもよく、また、ヘッドベースの先端側に
丸棒状或は角棒状のピンを圧入により垂直に突設させて
突起部としてもよい。さらに、下側の固定ドラムに対し
て回転する回転体として上ドラムを用いた回転ヘッドド
ラム装置について説明したが、回転体としてディスクを
用いる所謂プロペラ型の回転ヘッド装置に適用してもよ
い。
【0015】
【発明の効果】以上のように、この発明の回転ヘッド装
置によれば、回転体の一方の面に止め螺子で締結固定さ
れたヘッドベースの先端側に他方の面まで抜け出る突起
部を設け、この突起部を、上記回転体の他方の面にスラ
イド自在にして止め螺子で締結固定される調整板の係合
孔に挿入係合させ、該調整板の直進往復スライド動によ
り上記ヘッドベースの突起部を前後方向に撓ませること
により該ヘッドベースの先端側も上下方向に撓ませるよ
うに構成したので、上記調整板を動かすストローク量よ
りも小さい変位量がヘッドベースの先端側に固着されて
いるヘッドの高さの変位量として現れ、ヘッド高さの微
調整が可能となる。しかも、上記調整板の動きが直進運
動のみで行えるため、調整板の位置制御を容易に行うこ
とができると共に、高精度なヘッド高さ調整を容易且つ
確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す回転ヘッドドラム装
置の要部の断面図。
【図2】上記回転ヘッドドラム装置の要部の分解斜視図
【図3】従来の回転ヘッドドラム装置の断面図。
【図4】従来の回転ヘッドドラム装置に用いられるペア
リング調整螺子の正面図。
【図5】上記ペアリング調整螺子の平面図。
【符号の説明】
1…回転ヘッドドラム装置(回転ヘッド装置)、10…
上ドラム(回転体)、10a…外周面、11a…下面(
一方の面)、11b…上面(他方の面)、11e…孔部
、14…止め螺子、15…ヘッドベース、15b…突起
部、16…ヘッド、25…調整板、25b…係合孔、2
6…止め螺子。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  先端にヘッドを固着したヘッドベース
    の基部側を、回転体の一方の面側に上記ヘッドが該回転
    体の外周面より所定長突出するように止め螺子で締結固
    定し、上記ヘッドベースの先端側に上記回転体に形成さ
    れた孔部から該回転体の他方の面側に抜け出る突起部を
    設ける一方、上記回転体の他方の面に調整板をスライド
    自在にして止め螺子で締結固定し、この調整板に上記ヘ
    ッドベースの突起部を挿入係合させる係合孔を形成した
    ことを特徴とする回転ヘッド装置。
JP12171991A 1991-05-28 1991-05-28 回転ヘッド装置 Pending JPH04349211A (ja)

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JP12171991A JPH04349211A (ja) 1991-05-28 1991-05-28 回転ヘッド装置

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JP12171991A JPH04349211A (ja) 1991-05-28 1991-05-28 回転ヘッド装置

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JPH04349211A true JPH04349211A (ja) 1992-12-03

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ID=14818189

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JP12171991A Pending JPH04349211A (ja) 1991-05-28 1991-05-28 回転ヘッド装置

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