JPH04347502A - パンタグラフの振動減衰器 - Google Patents
パンタグラフの振動減衰器Info
- Publication number
- JPH04347502A JPH04347502A JP14805291A JP14805291A JPH04347502A JP H04347502 A JPH04347502 A JP H04347502A JP 14805291 A JP14805291 A JP 14805291A JP 14805291 A JP14805291 A JP 14805291A JP H04347502 A JPH04347502 A JP H04347502A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- damping force
- fluid
- pantograph
- piston
- vibration
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000013016 damping Methods 0.000 claims abstract description 20
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims abstract description 17
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 abstract description 2
- 238000000926 separation method Methods 0.000 abstract 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Current-Collector Devices For Electrically Propelled Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、集電舟を支持するわ
く組装置に設けたパンタグラフの振動減衰器に関する。
く組装置に設けたパンタグラフの振動減衰器に関する。
【0002】
【従来の技術】鉄道車両用のパンタグラフは、図3に示
すように架線1に接触する集電舟2をわく組装置3で支
持し、このわく組装置3に振動減衰器100を設けてあ
る。車両が高速度で走行するとき、集電舟2が架線1か
ら離れ、集電効率が低下する。そのためにわく組装置3
に振動減衰器100を設け、パンタグラフに生ずる振動
を減衰させ、集電舟2の離線時間を少なくするようにし
ている。この振動減衰器100の減衰力は一定であった
。
すように架線1に接触する集電舟2をわく組装置3で支
持し、このわく組装置3に振動減衰器100を設けてあ
る。車両が高速度で走行するとき、集電舟2が架線1か
ら離れ、集電効率が低下する。そのためにわく組装置3
に振動減衰器100を設け、パンタグラフに生ずる振動
を減衰させ、集電舟2の離線時間を少なくするようにし
ている。この振動減衰器100の減衰力は一定であった
。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】減衰力が一定の振動減
衰器100を用いて、振動をより良好に減衰させるには
減衰力の大きな振動減衰器100を必要とし、このよう
な減衰力の大きなものを用いるとパンタグラフから架線
1への反力が大きくなり、架線1の切断原因となること
があった。そこで、この発明は減衰力を可変とし、振動
の減衰を効果的に行い、パンタグラフから架線への反力
を抑制したパンタグラフの振動減衰器を提供することを
目的とする。
衰器100を用いて、振動をより良好に減衰させるには
減衰力の大きな振動減衰器100を必要とし、このよう
な減衰力の大きなものを用いるとパンタグラフから架線
1への反力が大きくなり、架線1の切断原因となること
があった。そこで、この発明は減衰力を可変とし、振動
の減衰を効果的に行い、パンタグラフから架線への反力
を抑制したパンタグラフの振動減衰器を提供することを
目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、この発明は、わく組装置の作動に応じて作動するピ
ストンロッドのピストンをER流体が充填されたシリン
ダ内に挿入し、ピストンにオリフィスを形成してこのオ
リフィスに電極を設け、集電舟が振動により架線から離
れたときに減衰力を増大させ、集電舟が再び架線に接触
したときには減衰力を減らすようにER流体に電極及び
シリンダを介して電圧を印加して減衰力を可変させるよ
うにしたものである。
め、この発明は、わく組装置の作動に応じて作動するピ
ストンロッドのピストンをER流体が充填されたシリン
ダ内に挿入し、ピストンにオリフィスを形成してこのオ
リフィスに電極を設け、集電舟が振動により架線から離
れたときに減衰力を増大させ、集電舟が再び架線に接触
したときには減衰力を減らすようにER流体に電極及び
シリンダを介して電圧を印加して減衰力を可変させるよ
うにしたものである。
【0005】
【作用】シリンダ内に充填されたER流体に電圧を印加
すると、ER流体の粘性が高くなり、そのため振動減衰
器の減衰力は小さくなり、電圧を印加しないとER流体
の粘性は低くなり、そのため減衰力は大きくなる。架線
と集電舟とが離れたときには振動減衰器の減衰力を大き
くし、接触時には減衰力を小さくする。
すると、ER流体の粘性が高くなり、そのため振動減衰
器の減衰力は小さくなり、電圧を印加しないとER流体
の粘性は低くなり、そのため減衰力は大きくなる。架線
と集電舟とが離れたときには振動減衰器の減衰力を大き
くし、接触時には減衰力を小さくする。
【0006】
【実施例】以下に、この発明の好適な実施例を図面を参
照にして説明する。
照にして説明する。
【0007】図1に示すこの発明の振動減衰器は、図3
に示すと同様に集電舟2を支持するわく組装置3に設け
てある。わく組装置3の作動に応じて作動するピストン
ロッド4のピストン5をER流体6が充填されたシリン
ダ7内に挿入してある。ピストン5には図2に示すよう
にオリフィス8を形成し、このオリフィス8にプラスの
電極9を設けてある。シリンダ7がマイナスの電極とな
る。シリンダ7に挿入されるピストンロッド4の部分は
ダイヤフラム10で覆われ、ER流体6がピストンロッ
ド4に直接触れないようになっている。ピストンロッド
4のシリンダ7の挿入口にはガイド部材11を設けてあ
る。プラスの電極9とマイナスの電極となるシリンダ7
には配線を施してあり、図示しないセンサーからの信号
を受けてER流体6に電圧を印加したり、印加しなかっ
たりできるようになっている。図2は図1のA−A線断
面であり、この実施例ではオリフィス8を2個所形成し
たが、1個所若しくは3個所以上であっても良い。
に示すと同様に集電舟2を支持するわく組装置3に設け
てある。わく組装置3の作動に応じて作動するピストン
ロッド4のピストン5をER流体6が充填されたシリン
ダ7内に挿入してある。ピストン5には図2に示すよう
にオリフィス8を形成し、このオリフィス8にプラスの
電極9を設けてある。シリンダ7がマイナスの電極とな
る。シリンダ7に挿入されるピストンロッド4の部分は
ダイヤフラム10で覆われ、ER流体6がピストンロッ
ド4に直接触れないようになっている。ピストンロッド
4のシリンダ7の挿入口にはガイド部材11を設けてあ
る。プラスの電極9とマイナスの電極となるシリンダ7
には配線を施してあり、図示しないセンサーからの信号
を受けてER流体6に電圧を印加したり、印加しなかっ
たりできるようになっている。図2は図1のA−A線断
面であり、この実施例ではオリフィス8を2個所形成し
たが、1個所若しくは3個所以上であっても良い。
【0008】鉄道車両が高速度で走行すると、パンタグ
ラフの上下位置が周期的に変動し、架線1から離れ集電
効率が低下する。そのために振動減衰器により振動を減
衰させるのであるが、この発明の振動減衰器では、ER
流体6に電圧を印加したときに、ER流体6の粘性が高
くなり減衰力が小さくなるので、減衰力を大きくしたい
ときにはER流体6に電圧を印加せず、減衰力を小さく
したいときにはER流体6に電圧を印加する。
ラフの上下位置が周期的に変動し、架線1から離れ集電
効率が低下する。そのために振動減衰器により振動を減
衰させるのであるが、この発明の振動減衰器では、ER
流体6に電圧を印加したときに、ER流体6の粘性が高
くなり減衰力が小さくなるので、減衰力を大きくしたい
ときにはER流体6に電圧を印加せず、減衰力を小さく
したいときにはER流体6に電圧を印加する。
【0009】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれば
、ER流体の粘性の制御を行うことにより、振動減衰器
の減衰力を可変とすることができ、これにより集電舟の
架線への接触を良好にすると共に、架線から集電舟が離
れたときにパンタグラフから架線への反力が大きくなら
ないように抑制して架線切れの恐れをなくすことができ
る。
、ER流体の粘性の制御を行うことにより、振動減衰器
の減衰力を可変とすることができ、これにより集電舟の
架線への接触を良好にすると共に、架線から集電舟が離
れたときにパンタグラフから架線への反力が大きくなら
ないように抑制して架線切れの恐れをなくすことができ
る。
【図1】この発明の振動減衰器の断面図
【図2】図1A
−A線断面図
−A線断面図
【図3】従来例を示すパンタグラフ全体の模式図
1 架線
2 集電舟
3 わく組装置
4 ピストンロッド
5 ピストン
6 ER流体
7 シリンダ
8 オリフィス
9 電極
Claims (1)
- 【請求項1】 集電舟を支持するわく組装置に設けた
パンタグラフの振動減衰器において、わく組装置の作動
に応じて作動するピストンロッドのピストンをER流体
が充填されたシリンダ内に挿入し、ピストンにオリフィ
スを形成してこのオリフィスに電極を設け、集電舟が振
動により架線から離れたときに減衰力を増大させ、集電
舟が再び架線に接触したときには減衰力を減らすように
ER流体に電極及びシリンダを介して電圧を印加して減
衰力を可変させるようにしたパンタグラフの振動減衰器
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14805291A JPH04347502A (ja) | 1991-05-24 | 1991-05-24 | パンタグラフの振動減衰器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14805291A JPH04347502A (ja) | 1991-05-24 | 1991-05-24 | パンタグラフの振動減衰器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04347502A true JPH04347502A (ja) | 1992-12-02 |
Family
ID=15444080
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14805291A Pending JPH04347502A (ja) | 1991-05-24 | 1991-05-24 | パンタグラフの振動減衰器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04347502A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110871690A (zh) * | 2018-08-31 | 2020-03-10 | 比亚迪股份有限公司 | 受流器和车辆的供电系统、轨道车辆及控制方法 |
CN112606693A (zh) * | 2020-12-24 | 2021-04-06 | 辽宁工程技术大学 | 一种弓网接触振动阻尼控制装置 |
-
1991
- 1991-05-24 JP JP14805291A patent/JPH04347502A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110871690A (zh) * | 2018-08-31 | 2020-03-10 | 比亚迪股份有限公司 | 受流器和车辆的供电系统、轨道车辆及控制方法 |
CN110871690B (zh) * | 2018-08-31 | 2022-03-18 | 比亚迪股份有限公司 | 受流器和车辆的供电系统、轨道车辆及控制方法 |
CN112606693A (zh) * | 2020-12-24 | 2021-04-06 | 辽宁工程技术大学 | 一种弓网接触振动阻尼控制装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100363268B1 (ko) | 서스펜션 제어 장치 | |
CN208119062U (zh) | 一种便于安装的车联网T-Box智能终端 | |
CN107387656B (zh) | 桥梁拉索阻尼器 | |
JPH04347502A (ja) | パンタグラフの振動減衰器 | |
JP2897983B2 (ja) | 起伏式クレーン | |
JPH023518A (ja) | エンジン及びサスペンションの振動制御装置 | |
KR940013893A (ko) | 자동차의 조향륜 현가장치 | |
KR101724732B1 (ko) | 차량 변속기용 마운트 장치 | |
CN211880049U (zh) | 一种新型高压架空输电线路导线挂线装置 | |
JPH04292208A (ja) | 自動車用ショックアブソーバの相対速度を測定して押込み・押出しストロークを制御する方法 | |
CN1583443A (zh) | 汽车发动机用电流变液减振器 | |
JP4953872B2 (ja) | パンタグラフの架線接触力制御方法 | |
CN209990839U (zh) | 减震器装置 | |
JPH0568304A (ja) | チエムニパンタグラフ | |
JP2001270348A (ja) | 架線の支持装置 | |
CN216193979U (zh) | 一种桥梁柔性主梁梁端滑动支承装置 | |
CN211441892U (zh) | 减震结构以及汽车 | |
JPH08240240A (ja) | ショックアブソーバー | |
CN110107640B (zh) | 减震器装置及其控制方法 | |
JPH10141419A (ja) | 緩衝器 | |
KR100254985B1 (ko) | 일렉트로 레올로지 댐퍼 | |
JPH0550829A (ja) | 車両の懸架装置 | |
JPH0495628A (ja) | 減衰力可変式振動減衰装置 | |
KR930001947Y1 (ko) | 일체로된 진동판과 더스트캡(dust cap)을 갖춘 스피커 | |
JPS5919623Y2 (ja) | トロリ線直吊装置 |