JPH043465A - 半導体スタティックメモリ装置の製造方法 - Google Patents

半導体スタティックメモリ装置の製造方法

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JPH043465A
JPH043465A JP2104578A JP10457890A JPH043465A JP H043465 A JPH043465 A JP H043465A JP 2104578 A JP2104578 A JP 2104578A JP 10457890 A JP10457890 A JP 10457890A JP H043465 A JPH043465 A JP H043465A
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    • H01L21/76895Local interconnects; Local pads, as exemplified by patent document EP0896365
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的コ (産業上の利用分野) この発明は特に深いコンタクト用拡散層を有する半導体
スタティックメモリ装置及びその製造方法に関する。
(従来の技術) スタティックRAM (以下、SRAMと称する)にお
ける1個のメモリセルは主として6個のトランジスタで
構成されている6トランジスタ型セルのものと4個のト
ランジスタと2個の抵抗で構成されているE/R型セ小
セルのがある。なかでも、64にビット以上の大容量の
SRAMでは、セル面積の縮小化に有利なE/R型セ小
セル流となっている。
第8図は従来のE/R型のメモリセル(E/R型セ小セ
ル構成を示す回路図である。2個のMOSトランジスタ
2L、 22は記憶動作時フリップフロップ動作するよ
うにそれぞれのゲートか互いのドレイン(セルノード)
に接続され、ソースが共通に接地電圧VSSに接続され
ている。また、MOSトランジスタ23.24はそれぞ
れセルノードA、Bとビット線BL、BLを結合するト
ランスファーゲートであり、各ゲートがワード線WLに
接続されている。さらに前記MOSトランジスタ21、
22の負荷抵抗25.28が電源電圧Vecとセルノー
ドA、Bそれぞれとの間に挿入されている。
このような構成のE/R型セ小セル導体チ・ツブ上に集
積する際、B uried Contact (埋め込
み型コンタクト)やS hared Contact 
(分割型コンタクト)が用いられることが多い。これら
のコンタクトは、上記したセルノードA、Bに接続され
る各MOS)ラジスタのドレインコンタクト部における
ドレイン拡散層や接続されるポリシリコン層の縮小に大
きく寄与し、E/R型のメモリセルの長所であるセル面
積の縮小化をさらに向上させる。
ところで、E/R型セ小セルOSトランジスタ21、2
2の負荷として能動素子ではなく抵抗25.26が使わ
れている点で、6トランジスタ型セルのものに比べて安
定性が劣っている。近年、TFT(薄膜トランジスタ)
等のPチャネルMO3型の負荷TRで抵抗素子を置き換
え、この安定性の回復を試みられているが、能動素子と
してのオン電流が数nA程度と小さいという欠点がある
。以下、これについて説明する。
上記したような埋め込み型コンタクトや分割型コンタク
トを用いたいずれの構成のメモリセルも、微細化と共に
セルノードA、Bの容量CNは減少する傾向にある。例
えば、1μmルールのE/R型セ小セルける容量CNは
10fF程度と非常に小さいものである。しかし、負荷
抵抗25.28の値は低消費電力実現のため、数十GΩ
〜数TΩと高く、この抵抗を介して容量CNを充電する
際の時定数τは、数百μSee〜数十m secと長い
時間必要になる。(因みにTPTを使用した場合では、
オン抵抗は数MΩ、時定数τは、数μSeCとなる。) このような構成では、α線によるソフトエラ−が起こり
易い。例えば、セルノードAが“1”レベルにあるとき
、このノードA付近にα線が入射すると、電子、正孔対
が発生し、キャリヤがセルノードAに注入されることに
より、容量CNを瞬時に放電させる。このエレクトロン
の注入は、特に拡散層のジャンクションを横切るような
ファネリングプロセスでは数+p secと高速に行わ
れる。
一方、上記エレクトロンによる容量CNの放電後、高抵
抗の負荷抵抗15を介してセルノードAの容量CNを充
電させて、このセルノードAのレベルを元に復帰させる
ために要する時間は数百μSee〜数十m Seeと長
い。従ってその間、α線の入射により、セルノードAは
“1”レベルから“0ルベルに変化し、トランジスタ2
2は一旦オフすることになり、セルノードBはセルノー
ドAと共に“0”レベルから“1”レベルに変化する。
このような時に読み出し動作があれば、誤ったデータが
読み出されることになり、またセルノードAとBの“1
″レベルへの復帰特性の違いによりメモリデルデータが
破壊されるために誤動作してしまう。
(発明が解決しようとする課題) このように、従来ではα線によるソフトエラーが起こり
易いという欠点がある。例えば、DRAM等ではメモリ
セルの容量は約30fF必要とされる。これはα線の入
射により注入される電荷量よりセルが保持できる電荷量
を大きくするためである。これに比べて、E/R型セ小
セルける10fF程度という容量は、明らかにα線の入
射により注入される電荷量より小さいといえる。
そこで、E/R型セ小セルフトエラ一対策として、第1
にセルノードの容量の増大、第2にα線の入射による集
積電荷量の削減が考えられる。
この発明は上記第2にあげたα線の入射による集積電荷
量の削減を目的とした半導体スタティックメモリ装置及
びその製造方法を提供することにある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) この発明の半導体スタティックメモリ装置は、駆動用の
MOSトランジスタと負荷用高抵抗を備えたメモリセル
を有するE/R型の半導体スタティックメモリにおいて
、第1導電型のウェル領域と、前記ウェル領域内に形成
される第2導電型のドレイン、ソース領域と、前記ドレ
イン領域に隣接するように前記ウェル領域内に形成され
、拡散深さが前記ドレイン、ソース領域よりも深い第2
導電型のコンタクト用拡散領域と、前記コンタクト用拡
散領域の直下にこのコンタクト用拡散領域と接するよう
に、もしくはそれよりも深く前記ウェル領域内に形成さ
れ、第1導電型で不純物濃度がウェル領域よりも高くさ
れた電位障壁形成用拡散領域と、一端が前記コンタクト
用拡散領域に接続され、一部が前記負荷用高抵抗として
作用する配線層とから構成される。
この発明の半導体スタティックメモリ装置の製造方法は
、前記ウェル領域よりも高濃度の電位障壁形成用拡散領
域をコンタクト用拡散領域の直下に形成するため、この
コンタクト用拡散領域の深さと同程度の深さもしくはこ
れよりも深いところに不純物濃度のピークが得られるよ
うにイオン注入する。
(作 用) この発明では電荷が注入集積されやすい深い拡散を有す
るコンタクト用拡散領域の直下にこのコンタクト用拡散
領域とは反対導電型の高濃度の電位障壁形成用拡散領域
を設けることにより、α線の入射によって生成される少
数キャリヤがコンタクト用拡散領域に注入されるのを防
止する。
(実施例) 以下、図面を参照してこの発明を実施例により説明する
第1図はこの発明の一実施例にょるB uriedC0
ntaet (埋め込みコンタクト)を用いたE/R型
のメモリセル(E/R型セ小セル構成を示すパターン平
面図であり、第2図は上記第1図中のS−8′線に沿う
断面図である。なお、第1図のパターン平面図で示され
た回路は第8図に示すものと同様であるので、第1図、
第2図において同一の箇所には第8図中と同一符号を付
して説明する。
N型の半導体基板1上にP型のウェル領域2か設けられ
ている。このウェル領域2上の絶縁分離膜3に囲まれた
ウェル領域2の一表面に、セルノードB側のトランスフ
ァーゲートであるNチャネル型のMOSトランジスタ2
4のソース領域4、ドレイン領域5が形成されている。
さらに、埋め込みコンタクトのためのコンタクト用拡散
領域6−1が前記ドレイン領域5よりも深<  (0,
4〜0.6μm)延在している。また、ウェル領域2上
にはゲート酸化膜14を介しソース領域4、ドレイン領
域5を跨ぐように前記MOSトランジスタ24のゲート
電極7が形成されている。
一方、コンタクト用拡散領域6−1上には第1ポリシリ
コン層8が形成され、フリップフロップを構成する片方
のNチャネル型のMOSトランジスタ21のゲート電極
となっている。第1ポリシリコン層8上には層間絶縁膜
9を介して第2ポリシリコン層10が形成されている。
この第2ポリシリコン層lOは層間絶縁膜9に形成され
たコンタクトホール11を介して第1ポリシリコン層8
と接続されている。
第1図では、前記第2ポリシリコン層10は破線で示さ
れており、負荷抵抗15.16はこの第2ポリシリコン
層10の一部で構成される。この第2ポリシリコン層I
Oは、もう一方のコンタクトホール12に接続されるよ
うになっている。第1ポリシリコン層8とセルノードB
(第8図に図示)との接続のため、ここでも埋め込みコ
ンタクトが用いられ、第2図のような深いコンタクト用
拡散領域6−2が形成されている。このコンタクトホー
ル12により、セルノードB側のトランスファーゲート
であるNチャネル型のMOSトランジスタ23及び前記
MOSトランジスタ21のドレイン、さらにフリップフ
ロップを構成するもう片方のNチャネル型のMOSトラ
ンジスタ22のゲート電極(第1ポリシリコン層8)が
それぞれ共通に接続されている。
また、上記MOSトランジスタ22のドレインがセルノ
ードBに接続するために前記トランジスタ21のゲート
である第1ポリシリコン層8が延長されている。ここで
も前記と同様に深いコンタクト用拡散領域6−3による
埋め込みコンタクトが設けられている。
このように、埋め込み型コンタクトのための深いコンタ
クト用拡散領域6が、セルノードA側には1つ(6−2
)、セルノードB側には2つ(6−1゜6−3)、第1
図中斜線部分に示すように設けられている。
ところで、コンタクト用拡散領域6のような深い拡散領
域には、α線の入射によってウェル領域中に電子、正孔
対が発生し、キャリヤが注入されやすい。すなわち、深
い拡散のため、この領域にはキャリヤが容易に侵入し、
ソフトエラーを起こす。
第3図は従来のE/R型セ小セル験結果を示すソフトエ
ラー特性図である。線aは、2つのコンタクト用拡散領
域6−1.6−3を有するセルノードB側に“1”、セ
ルノードA側には“0″のデータを保持した場合のソフ
トエラーレートである。
他方、線すは、1つのコンタクト用拡散領域6−2を有
するセルノードA側に“1”、セルノードB側に“0”
のデータを保持した場合のソフトエラーレートである。
このように、セルノードB側がセルノードA側に比べて
ソフトエラー率が著しく大きいということから、深いコ
ンタクト用拡散領域6にα線の入射によってキャリヤが
注入されやすいことがわかる。
そこで、この発明の実施例では、第2図に示すように、
埋め込み型コンタクトのためのコンタクト用拡散領域6
の直下に、このコンタクト用拡散領域6に接するように
、ウェル領域2よりもP型の不純物(例えばボロン)が
高濃度に導入されたP+型の電位障壁形成用拡散領域1
3が設けられている。
この電位障壁形成用拡散領域13は少数キャリア(α線
の注入によって発生した電子等)のポテンシャル障壁と
なり、セルノードA、Bへのキャリヤ注入が抑えられる
ので、α線によるソフトエラーが防止できる。
第4図(a)〜(c)は上記実施例の半導体スタティッ
クメモリ装置を製造する際の製造工程を順次示す断面図
である。まず、N型の半導体基板1上のP型のウェル領
域2に絶縁分離膜3を形成した後、ゲート酸化膜14を
形成する。続いてフォトレジスト15で覆い、選択的に
絶縁分離膜3上のゲート酸化膜14をエツチングしてウ
ェル領域2の表面を露出させる。この領域は、埋め込み
型コンタクトのためのコンタクト用拡散領域6の形成予
定領域である。その後、この露出したウェル領域2の表
面にイオン注入法によりボロンを1013cm−2程度
イオン注入する。この注入深さは後に形成するコンタク
ト用拡散領域の拡散深さと同程度の深さもしくはそれよ
りも深くに不純物濃度のピークが得られるような深さが
望ましい(第4図(a))。
次に、フォトレジスト15除去後、適当な深さに電位障
壁形成用拡散領域13が形成されたウェル領域2上を含
む全面にゲート電極となる第1ポリシリコン層8を堆積
する。その後、この第1ポリシリコン層8にN型のドー
パント不純物を添加する(第4図(b))。
この際、上記N型のドーパント不純物がゲート酸化膜1
4を除去した埋め込みコンタクトの領域を通して、ウェ
ル領域2内に拡散され、0.4〜0.6μmの深さの拡
散領域6が形成される。
次に、第1ポリシリコン層8をバターニングして、各ト
ランジスタのゲート電極7を形成する。
その後、各トランジスタにおけるN+型のソース・ドレ
イン領域4,5等を形成する。(第4図(C))。
その後、第2図のように層間絶縁膜9、第2ポリシリコ
ン層10を順次堆積形成する。これにより、コンタクト
用拡散領域6直下に電位障壁形成用拡散領域13を設け
た埋め込み型コンタクトを有するメモリセルが構成され
る。
第5図はこの発明の他の実施例によるS haredC
ontaet (分割型コンタクト)を用いたE/R型
のメモリセル(E/R型セル)の構成を示すパターン平
面図であり、第6図は上記第5図中のS−8′線に沿う
断面図である。なお、第1図のパターン平面図で示され
た回路は第8図に示すものと同様であるので、第1図、
第2図において同一の箇所には第8図中と同一符号を付
して説明は省略する。
前記第1図の実施例の構成の埋め込み型コンタクトでは
コンタクト用拡散領域6と第1ポリシリコン層8が直接
接していたが、この分割型コンタクトでは、第2ポリシ
リコン層10(第5図中では破線で図示)がコンタクト
用拡散領域6と直接接する構成となっている。よって、
フリップフロップを構成するMOSトランジスタ22の
ドレインがセルノードBに接続するためにコンタクト用
拡散領域6−1から第2ポリシリコン層10が延長され
ている。そして、コンタクト用拡散領域6−3を用いて
分割型コンタクトと同様な構造で接続されている。
この実施例によるメモリセルでも前記実施例と同様に、
分割型コンタクトのための深いN++型のコンタクト用
拡散領域6の直下には、第6図に示すようなP型の不純
物が高濃度に導入されたP+型の電位障壁形成用拡散領
域13が設けられおり、少数キャリアのポテンシャル障
壁として寄与する。
第7図(a)及び(b)は上記能の実施例の半導体スタ
ティックメモリ装置を製造する際の製造工程を順次示す
断面図である。まず、N型の半導体基板1上のP型のウ
ェル領域2に絶縁分離膜3、ゲート酸化膜14、第1ポ
リシリコン層8をを順次形成し、第1ポリシリコン層8
をバターニングしゲート電極7を形成する。続いてN+
型のソースドレイン領域4,5を形成した後、層間絶縁
膜9を堆積し、フォトレジスト15形成後、RIE等で
絶縁膜9をエツチングし、分割コンタクトの開口部を形
成する。開口部のウェル領域2の表面にボロンを101
3c m−2程度イオン注入することにより、電位障壁
形成用のコンタクト用拡散領域6を0.4〜0.6μm
の深さで形成する。(第7図(a))。
次に、第2ポリシリコン層10を堆積しバターニングす
る。その後、分割コンタクト部を含む配線領域の一部に
イオン注入法により、N型ドーパント(例えばP)を導
入する。この際、分割コンタクトを通してP型のウェル
領域2内にN型不純物か導入される。これにより、深い
N++型拡散拡散層成される。このN++型拡散拡散層
散深さxjは0.3〜0.5μmであり、予め打つP型
の電位障壁形成用拡散領域13は。これよりも深いとこ
ろにピークを持つように、もしくは同程度のxjて形成
する。
上記両実施例の装置及び方法によれば、埋め込み型コン
タクトや分割型コンタクト等、E/R型セ小セル路接続
のために特有な深い拡散層を有する部分に、α線により
発生する少数キャリヤが注入されにくくなり、E/R型
のSRAMのソフトエラーが低減できる。しかも、両実
施例方法とも、埋め込みコンタクト(分割コンタクト)
形成と同時にイオン注入法によって電位障壁形成用拡散
領域を形成するので、フオトエ・ソチング工程を追加す
る必要がないという利点がある。
ところで、コンタクト用拡散領域6の直下以外の場所に
もP+型の領域を形成したとすると、上記各トランジス
タのソース、ドレインまたはゲート下のウェル領域にも
P゛型の領域かできる。この結果、セルを構成するMO
Sトランジスタ等の駆動性の劣化を招くことになる。
電位障壁形成用拡散領域を設けたために、セルを構成す
るMOSトランジスタ等の駆動性、またはジャンクショ
ンのキャパシタンスを増加させてはならない。従って、
必要最小限の部分、つまり、N〜型のコンタクト用拡散
領域6の直下のみにP型のウェル領域よりも高濃度のP
+型の電位障壁形成用拡散領域13を形成することが重
要である。
[発明の効果] 以上説明したようにこの発明によれば、拡散の深いコン
タクト用拡散領域の直下のみに電位障壁形成用拡散領域
を設けることによって、α線の入射によるソフトエラー
が抑えられる半導体スタム ティックメモリ装置及び製造方法が提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例によるパターン平面図、第
2図は第1図中のs−s’線に沿う断面図、第3図は従
来のE/R型セ小セルフトエラー特性図、第4図(a)
〜(c)はそれぞれこの発明の実施例方法による製造工
程を順次示す断面図、第5図はこの発明の他の実施例に
よるパターン平面図、第6図は第5図中のs−s’線に
沿う断面図、第7図(a)及び(b)はそれぞれこの発
明の他の実施例方法による製造工程を順次示す断面図、
第8図は従来のE/R型のスタティックメモリセルの構
成を示す等価回路図である。 1・・・半導体基板、2・・・ウェル領域、3・・・絶
縁分離膜、4・・・ソース領域、5・・・ドレイン領域
、6・・・コンタクト用拡散領域、7・・・ゲート、8
・・・第1ポリシリコン層、9・・・層間絶縁膜、10
・・・第2ポリシリコン層、11.12・・・コンタク
トホール、13・・・電位障壁形成用拡散領域、14・
・・ゲート絶縁膜、15・・・フォトレジスト、21.
22.23.24・・・Nチャネル型MO8トランジス
タ、25.28・・・抵抗。 第1図 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)駆動用のMOSトランジスタと負荷用高抵抗を備
    えたメモリセルを有するE/R型の半導体スタティック
    メモリにおいて、 第1導電型のウェル領域と、 前記ウェル領域内に形成される第2導電型のドレイン、
    ソース領域と、 前記ドレイン領域に隣接するように前記ウェル領域内に
    形成され、拡散深さが前記ドレイン、ソース領域よりも
    深い第2導電型のコンタクト用拡散領域と、 前記コンタクト用拡散領域の直下にこのコンタクト用拡
    散領域と接するように、もしくはそれよりも深く前記ウ
    ェル領域内に形成され、第1導電型で不純物濃度がウェ
    ル領域よりも高くされた電位障壁形成用拡散領域と、 一端が前記コンタクト用拡散領域に接続され、一部が前
    記負荷用高抵抗として作用する配線層とを具備したこと
    を特徴とする半導体スタティックメモリ装置。
  2. (2)前記配線層の一端が前記コンタクト用拡散領域の
    表面に直接に接続されている請求項1記載の半導体スタ
    ティックメモリ装置。
  3. (3)前記配線層の一端が前記コンタクト用拡散領域の
    表面に間接的に接続されている請求項1記載の半導体ス
    タティックメモリ装置。
  4. (4)第1導電型のウェル領域内に選択的に第1導電型
    の不純物を導入してウェル領域よりも高濃度の第1導電
    型の電位障壁形成用拡散領域を形成する工程と、 前記電位障壁形成用拡散領域の上部に接するようにもし
    くはそれよりも浅く前記ウェル領域内に選択的に第2導
    電型の不純物を導入して、後で形成するドレイン、ソー
    ス領域よりも深いコンタクト用拡散領域を形成する工程
    と、 前記ウェル領域内に選択的にソース領域及び前記コンタ
    クト用拡散領域に接するドレイン領域を形成する工程と を具備したことを特徴とする半導体スタティックメモリ
    装置の製造方法。
  5. (5)第1導電型のウェル領域内に選択的に第2導電型
    の不純物を導入して、後で形成するドレイン、ソース領
    域よりも深いコンタクト用拡散領域を形成する工程と、 前記ウェル領域内に選択的にソース領域及び前記コンタ
    クト用拡散領域に接するドレイン領域を形成する工程と
    、 前記ウェル領域内に選択的に第1導電型の不純物を導入
    して前記コンタクト用拡散領域の直下に接するようにこ
    のウェル領域よりも高濃度の電位障壁形成用拡散領域を
    形成する工程と を具備したことを特徴とする半導体スタティックメモリ
    装置の製造方法。
  6. (6)前記ウェル領域よりも高濃度の電位障壁形成用拡
    散領域は前記コンタクト用拡散領域の深さと同程度の深
    さに不純物濃度のピークが得られるようにイオン注入す
    る請求項5または6いずれか記載の半導体スタティック
    メモリ装置の製造方法。
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