JPH04346487A - プリント基板及びプリント基板の製造方法 - Google Patents
プリント基板及びプリント基板の製造方法Info
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- JPH04346487A JPH04346487A JP14819291A JP14819291A JPH04346487A JP H04346487 A JPH04346487 A JP H04346487A JP 14819291 A JP14819291 A JP 14819291A JP 14819291 A JP14819291 A JP 14819291A JP H04346487 A JPH04346487 A JP H04346487A
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/02—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits in which the conductive material is applied to the surface of the insulating support and is thereafter removed from such areas of the surface which are not intended for current conducting or shielding
- H05K3/06—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits in which the conductive material is applied to the surface of the insulating support and is thereafter removed from such areas of the surface which are not intended for current conducting or shielding the conductive material being removed chemically or electrolytically, e.g. by photo-etch process
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/30—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
- H05K3/32—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits
- H05K3/34—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits by soldering
- H05K3/3457—Solder materials or compositions; Methods of application thereof
Landscapes
- Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)
- Manufacturing Of Printed Circuit Boards (AREA)
- Manufacturing Of Printed Wiring (AREA)
- Parts Printed On Printed Circuit Boards (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子部品を実装するプ
リント基板、特にファインパターンの表面実装電子部品
(Surface Mounted Device:以
下SMDという)を実装するに適したプリント基板及び
その製造方法に関する。
リント基板、特にファインパターンの表面実装電子部品
(Surface Mounted Device:以
下SMDという)を実装するに適したプリント基板及び
その製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】プリント基板とSMDのはんだ付け方法
としては、はんだ付け時にその都度はんだを供給しては
んだ付けを行う方法と、はんだ付け部に予めはんだを付
着させておく方法とがある。
としては、はんだ付け時にその都度はんだを供給しては
んだ付けを行う方法と、はんだ付け部に予めはんだを付
着させておく方法とがある。
【0003】はんだを供給してはんだ付けする方法とは
、クリームはんだやプリフォームはんだをはんだ付け部
に置いて加熱したり、被はんだ付け部を溶融はんだ中に
浸漬したり、あるいは線はんだをはんだ鏝で溶融させた
りしてはんだ付けする方法である。又、はんだ付け部に
予めはんだを付着させておく方法とは、はんだ付け部に
はんだメッキがなされており、はんだ付け時にはんだ付
け部を加熱するだけではんだ付けができるものである。
、クリームはんだやプリフォームはんだをはんだ付け部
に置いて加熱したり、被はんだ付け部を溶融はんだ中に
浸漬したり、あるいは線はんだをはんだ鏝で溶融させた
りしてはんだ付けする方法である。又、はんだ付け部に
予めはんだを付着させておく方法とは、はんだ付け部に
はんだメッキがなされており、はんだ付け時にはんだ付
け部を加熱するだけではんだ付けができるものである。
【0004】前者のはんだを供給する方法では、はんだ
付けの都度はんだ付け部にはんだを供給しなければなら
ないため、はんだの供給に手間がかかるばかりでなく、
はんだの微量供給が難しいため、近時のようにリード間
隔の狭いSMDのはんだ付けでは、隣接したリード間に
はんだが跨がって付着するというブリッジを起こしてし
まうことがあった。
付けの都度はんだ付け部にはんだを供給しなければなら
ないため、はんだの供給に手間がかかるばかりでなく、
はんだの微量供給が難しいため、近時のようにリード間
隔の狭いSMDのはんだ付けでは、隣接したリード間に
はんだが跨がって付着するというブリッジを起こしてし
まうことがあった。
【0005】一方、後者のはんだ付け部にはんだを付着
させておく方法は、はんだ付け部に予めはんだを付着さ
せてあるため、はんだ供給の手間が全くなく、しかも微
細な部分でも微量のはんだを付着させておくことができ
ることから、はんだ付け時にブリッジを形成させること
がないという特長を有しており、近時注目されてきてい
る方法である。
させておく方法は、はんだ付け部に予めはんだを付着さ
せてあるため、はんだ供給の手間が全くなく、しかも微
細な部分でも微量のはんだを付着させておくことができ
ることから、はんだ付け時にブリッジを形成させること
がないという特長を有しており、近時注目されてきてい
る方法である。
【0006】はんだ付け部にはんだを付着させておく方
法としては次のような方法がある。■溶融メッキ法銅箔
を溶融はんだ中に浸漬して溶融メッキをする。プリント
基板では、プリント基板を溶融はんだ中に浸漬してプリ
ント基板上に形成された銅箔の電気回路にはんだを付着
させるというはんだコートが行われている。■湿式メッ
キ法プリント基板を電気メッキ液や化学メッキ液中に浸
漬して、銅箔の電気回路部分にはんだのメッキを行う。 熱に弱いフレキシブルなのプリント基板に多く用いられ
ている。
法としては次のような方法がある。■溶融メッキ法銅箔
を溶融はんだ中に浸漬して溶融メッキをする。プリント
基板では、プリント基板を溶融はんだ中に浸漬してプリ
ント基板上に形成された銅箔の電気回路にはんだを付着
させるというはんだコートが行われている。■湿式メッ
キ法プリント基板を電気メッキ液や化学メッキ液中に浸
漬して、銅箔の電気回路部分にはんだのメッキを行う。 熱に弱いフレキシブルなのプリント基板に多く用いられ
ている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】溶融メッキ法において
、プリント基板を単に溶融はんだ中に浸漬するだけであ
ると、銅の電気回路部にはんだが多量に付着し電気回路
間でブリッジを形成してしまう。そのため、溶融メッキ
法では、銅に付着した溶融はんだの付着量を少なくする
ため、プリント基板や銅箔を立てて溶融はんだに浸漬し
、そのまま溶融はんだから引き上げて、過剰のはんだを
エアーナイフで除去することを行っている。このように
過剰のはんだをエアーナイフで除去しても溶融はんだが
重力で下方に厚く付着してしまい、SMDの搭載時SM
Dのリードがはんだに均一に接触せず、そのままはんだ
を溶融させてもリードがはんだ付けされなくなることが
ある。又、エアーナイフが強過ぎてはんだの付着量が少
ないと、その部分は、はんだ付けの困難な銅と錫の金属
間化合物が生成し、その後のはんだ付けに支障をきたす
ようになってしまうことがある。
、プリント基板を単に溶融はんだ中に浸漬するだけであ
ると、銅の電気回路部にはんだが多量に付着し電気回路
間でブリッジを形成してしまう。そのため、溶融メッキ
法では、銅に付着した溶融はんだの付着量を少なくする
ため、プリント基板や銅箔を立てて溶融はんだに浸漬し
、そのまま溶融はんだから引き上げて、過剰のはんだを
エアーナイフで除去することを行っている。このように
過剰のはんだをエアーナイフで除去しても溶融はんだが
重力で下方に厚く付着してしまい、SMDの搭載時SM
Dのリードがはんだに均一に接触せず、そのままはんだ
を溶融させてもリードがはんだ付けされなくなることが
ある。又、エアーナイフが強過ぎてはんだの付着量が少
ないと、その部分は、はんだ付けの困難な銅と錫の金属
間化合物が生成し、その後のはんだ付けに支障をきたす
ようになってしまうことがある。
【0008】湿式法は、溶融メッキ法のようにメッキ厚
が不均一になることはない。湿式メッキ法としては、化
学メッキ法と電気メッキ法とがある。化学メッキ法は、
プリント基板をメッキ液に浸漬するだけではんだメッキ
ができるため、電気の設備やプリント基板に対して電極
をとる手間もないという簡便さを有しているが、化学メ
ッキ法は如何にメッキ液の濃度を濃くし、また浸漬時間
を長くしてもせいぜい3μm程度の厚さのはんだメッキ
しか得られず、この厚さでははんだの量が少なく、到底
はんだ付けができるものではない。はんだ付けには、少
なくとも5μm以上の厚さのはんだメッキが必要である
。
が不均一になることはない。湿式メッキ法としては、化
学メッキ法と電気メッキ法とがある。化学メッキ法は、
プリント基板をメッキ液に浸漬するだけではんだメッキ
ができるため、電気の設備やプリント基板に対して電極
をとる手間もないという簡便さを有しているが、化学メ
ッキ法は如何にメッキ液の濃度を濃くし、また浸漬時間
を長くしてもせいぜい3μm程度の厚さのはんだメッキ
しか得られず、この厚さでははんだの量が少なく、到底
はんだ付けができるものではない。はんだ付けには、少
なくとも5μm以上の厚さのはんだメッキが必要である
。
【0009】一方、電気メッキ法は、はんだ付けに必要
な5μm以上のはんだメッキが容易に得られるという特
長があるが、プリント基板に電気メッキ法ではんだを付
着させる場合、分離した電気回路全てに電極を接続しな
ければならないという大変繁雑な手間が必要であった。
な5μm以上のはんだメッキが容易に得られるという特
長があるが、プリント基板に電気メッキ法ではんだを付
着させる場合、分離した電気回路全てに電極を接続しな
ければならないという大変繁雑な手間が必要であった。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、電気メッ
キの特長、即ちメッキする金属を均一に付着させること
ができること、及びプリント基板に通電する電流や通電
時間を調節することにより、メッキ厚が如何様なものも
得られるということから、電気メッキ法でプリント基板
にはんだを付着させることについて検討を行った。その
結果、既に回路が形成されたプリント基板にはんだメッ
キを施すのではなく、回路を形成する前にはんだメッキ
を施しておけば、分離した電気回路毎に電極を接続しな
くても済むことに着目して本発明を完成させた。
キの特長、即ちメッキする金属を均一に付着させること
ができること、及びプリント基板に通電する電流や通電
時間を調節することにより、メッキ厚が如何様なものも
得られるということから、電気メッキ法でプリント基板
にはんだを付着させることについて検討を行った。その
結果、既に回路が形成されたプリント基板にはんだメッ
キを施すのではなく、回路を形成する前にはんだメッキ
を施しておけば、分離した電気回路毎に電極を接続しな
くても済むことに着目して本発明を完成させた。
【0011】本発明は、プリント基板用基材に接着され
た厚さ5〜40μmの銅箔と該銅箔上に電気メッキされ
た厚さ5〜50μmのはんだ層がエッチングにより回路
が形成されていることを特徴とするプリント基板であり
、又厚さ5〜40μmの銅箔の一方の面にメッキレジス
トを塗布してから、もう一方の面に電気メッキ法で厚さ
5〜50μmのはんだ層を形成し、その後、メッキレジ
ストを除去して該メッキレジスト除去面を接着剤でプリ
ント基板用基材に貼り付け、前記はんだ層に所定の電気
回路をエッチングレジストで描画し、エッチングレジス
ト以外の部分をエッチング液で除去することによりプリ
ント基板基材上に銅箔とはんだ層で電気回路を形成する
ことを特徴とするプリント基板の製造方法であり、さら
に又厚さ5〜40μmの銅箔の一方の面を接着剤でプリ
ント基板用基材に貼り付けてから、もう一方の面に電気
メッキ法で厚さ5〜50μmのはんだ層を形成し、該は
んだ層に所定の電気回路をエッチングレジストで描画し
、エッチングレジスト以外の部分をエッチング液で除去
することによりプリント基板用基材上に銅箔とはんだ層
で電気回路を形成することを特徴とするプリント基板の
製造方法である。
た厚さ5〜40μmの銅箔と該銅箔上に電気メッキされ
た厚さ5〜50μmのはんだ層がエッチングにより回路
が形成されていることを特徴とするプリント基板であり
、又厚さ5〜40μmの銅箔の一方の面にメッキレジス
トを塗布してから、もう一方の面に電気メッキ法で厚さ
5〜50μmのはんだ層を形成し、その後、メッキレジ
ストを除去して該メッキレジスト除去面を接着剤でプリ
ント基板用基材に貼り付け、前記はんだ層に所定の電気
回路をエッチングレジストで描画し、エッチングレジス
ト以外の部分をエッチング液で除去することによりプリ
ント基板基材上に銅箔とはんだ層で電気回路を形成する
ことを特徴とするプリント基板の製造方法であり、さら
に又厚さ5〜40μmの銅箔の一方の面を接着剤でプリ
ント基板用基材に貼り付けてから、もう一方の面に電気
メッキ法で厚さ5〜50μmのはんだ層を形成し、該は
んだ層に所定の電気回路をエッチングレジストで描画し
、エッチングレジスト以外の部分をエッチング液で除去
することによりプリント基板用基材上に銅箔とはんだ層
で電気回路を形成することを特徴とするプリント基板の
製造方法である。
【0012】本発明で銅箔が5μmよりも薄いと、はん
だ付け時に溶融したはんだ中に銅箔が溶け出して銅の回
路が切断されてしまうものであり、しかるに40μmよ
りも厚いものではフレキシブルなプリント基板に使用し
た時に柔軟性がない。
だ付け時に溶融したはんだ中に銅箔が溶け出して銅の回
路が切断されてしまうものであり、しかるに40μmよ
りも厚いものではフレキシブルなプリント基板に使用し
た時に柔軟性がない。
【0013】又、銅箔にメッキされるはんだの厚さは5
μmより薄いと、はんだの付着量が少ないため、はんだ
付け部にはんだが十分に行き渡らず、電子部品のリード
を強固に接合できなくなったり、はんだの全く付かない
はんだ付け不良を起こしてしまう。しかるに、はんだメ
ッキの厚さが50μmを越えると、はんだの量が多くな
り過ぎて、ブリッジの原因となるばかりでなく、メッキ
処理に要する時間が長くなって生産性を悪くしてしまう
ものである。
μmより薄いと、はんだの付着量が少ないため、はんだ
付け部にはんだが十分に行き渡らず、電子部品のリード
を強固に接合できなくなったり、はんだの全く付かない
はんだ付け不良を起こしてしまう。しかるに、はんだメ
ッキの厚さが50μmを越えると、はんだの量が多くな
り過ぎて、ブリッジの原因となるばかりでなく、メッキ
処理に要する時間が長くなって生産性を悪くしてしまう
ものである。
【0014】銅箔にはんだメッキを施す面は、はんだが
均一に付着するように表面が滑らかなシャイニー面とし
、プリント基板に接着剤で貼り付ける面は接着面積を広
くして接着強度を高めるために凹凸のあるマット面とす
る。
均一に付着するように表面が滑らかなシャイニー面とし
、プリント基板に接着剤で貼り付ける面は接着面積を広
くして接着強度を高めるために凹凸のあるマット面とす
る。
【0015】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明を説明する。図
1のA〜Fは第1発明のプリント基板の製造方法を説明
する図であり、図2のG〜Lは第2発明のプリント基板
の製造方法を説明する図である。 A:一方の面がシャイニー面1、もう一方の面がマット
面2となった厚さ18μm、大きさ100×100(m
m)の銅箔3を用意する。 B:銅箔3のマット面2の全面にメッキレジスト4を塗
布した後、銅箔3のシャイニー面1に電気メッキ法では
んだ層5を形成する。電気メッキ液及びメッキ条件は下
記の如くである。 ○電気メッキ液 Sn(BF4 )2 Sn2+として
52g/lPb(BF4 )2 Pb2+
として 30g/lペプトン
5g/l○メ
ッキ条件 メッキ液の温度 25℃電流密度
3A/dm2メッキ時間
60分上記メッキ液とメッキ条件で
銅箔にメッキ処理を施したところ、厚さ30μmで60
Sn−Pbのはんだメッキ層5が形成された。 C:はんだメッキ後、マット面のメッキレジストを溶剤
で除去してからマット面に接着剤6を塗布し、厚さ15
0μmのプリント基板用基材7(ポリイミドフィルム)
に貼り付ける。 D:はんだメッキ面を研磨剤(商品名;スコッチブライ
ト)で研磨後、エッチングレジスト(ホトレジスト)8
を塗布し、0.3mmピッチのSMD(QFP)の電気
回路を焼き付けてから現像を行う。その後、塩化第二鉄
でエッチングレジスト以外の部分を除去し、所定の電気
回路を形成する。 E:エッチングレジストを除去後、低残渣のフラックス
を塗布し、電気回路の上にQFP9を搭載する。 F:QFPを搭載したプリント基板をリフロー炉で加熱
したところ、全てのはんだ付け部は、未はんだやブリッ
ジ等のはんだ付け不良のない接合が行われていた。
1のA〜Fは第1発明のプリント基板の製造方法を説明
する図であり、図2のG〜Lは第2発明のプリント基板
の製造方法を説明する図である。 A:一方の面がシャイニー面1、もう一方の面がマット
面2となった厚さ18μm、大きさ100×100(m
m)の銅箔3を用意する。 B:銅箔3のマット面2の全面にメッキレジスト4を塗
布した後、銅箔3のシャイニー面1に電気メッキ法では
んだ層5を形成する。電気メッキ液及びメッキ条件は下
記の如くである。 ○電気メッキ液 Sn(BF4 )2 Sn2+として
52g/lPb(BF4 )2 Pb2+
として 30g/lペプトン
5g/l○メ
ッキ条件 メッキ液の温度 25℃電流密度
3A/dm2メッキ時間
60分上記メッキ液とメッキ条件で
銅箔にメッキ処理を施したところ、厚さ30μmで60
Sn−Pbのはんだメッキ層5が形成された。 C:はんだメッキ後、マット面のメッキレジストを溶剤
で除去してからマット面に接着剤6を塗布し、厚さ15
0μmのプリント基板用基材7(ポリイミドフィルム)
に貼り付ける。 D:はんだメッキ面を研磨剤(商品名;スコッチブライ
ト)で研磨後、エッチングレジスト(ホトレジスト)8
を塗布し、0.3mmピッチのSMD(QFP)の電気
回路を焼き付けてから現像を行う。その後、塩化第二鉄
でエッチングレジスト以外の部分を除去し、所定の電気
回路を形成する。 E:エッチングレジストを除去後、低残渣のフラックス
を塗布し、電気回路の上にQFP9を搭載する。 F:QFPを搭載したプリント基板をリフロー炉で加熱
したところ、全てのはんだ付け部は、未はんだやブリッ
ジ等のはんだ付け不良のない接合が行われていた。
【0016】次に第2発明を図2のG〜Lで説明する。
G:第1発明と同一の銅箔3を用意する。
H:銅箔3のマット面2に接着剤6を塗布し、厚さ0.
5mmのプリント基板用基材7(紙フェノール樹脂)に
貼り付ける。 I:銅箔3のシャイニー面1に電気メッキ法ではんだ層
5を形成する。電気メッキ液及びメッキ条件は第1発明
と同一である。 J:はんだ層を形成後、第1発明と同様にして、はんだ
層5の表面に所定の電気回路を形成する。 K:エッチングレジストを除去後、低残渣のフラックス
を塗布し、電気回路上にQFP9を搭載する。 L:QFPを搭載したプリント基板をリフロー炉で加熱
したところ、全てのはんだ付け部は未はんだやブリッジ
等のはんだ付け不良のない接合が行われれていた。
5mmのプリント基板用基材7(紙フェノール樹脂)に
貼り付ける。 I:銅箔3のシャイニー面1に電気メッキ法ではんだ層
5を形成する。電気メッキ液及びメッキ条件は第1発明
と同一である。 J:はんだ層を形成後、第1発明と同様にして、はんだ
層5の表面に所定の電気回路を形成する。 K:エッチングレジストを除去後、低残渣のフラックス
を塗布し、電気回路上にQFP9を搭載する。 L:QFPを搭載したプリント基板をリフロー炉で加熱
したところ、全てのはんだ付け部は未はんだやブリッジ
等のはんだ付け不良のない接合が行われれていた。
【0017】
【発明の効果】本発明のプリント基板は、電気回路上に
所望の厚さのはんだが均一に付着しているため、はんだ
付け時に別途はんだを供給する必要がなく、はんだ付け
工程が簡単に済むものであり、又本発明のプリント基板
の製造方法はプリント基板の電気回路上に所望の厚さの
はんだを均一に付着させることができることから、はん
だ付け時に未はんだやブリッジ等のはんだ付け不良のな
い信頼あるはんだ付けができるという従来にない優れた
効果を有するものである。
所望の厚さのはんだが均一に付着しているため、はんだ
付け時に別途はんだを供給する必要がなく、はんだ付け
工程が簡単に済むものであり、又本発明のプリント基板
の製造方法はプリント基板の電気回路上に所望の厚さの
はんだを均一に付着させることができることから、はん
だ付け時に未はんだやブリッジ等のはんだ付け不良のな
い信頼あるはんだ付けができるという従来にない優れた
効果を有するものである。
【図1】A〜Fは、第1発明の方法を説明する図である
。
。
【図2】G〜Lは、第2発明の方法を説明する図である
。
。
1 銅箔のシャイニー面
2 銅箔のマット面
3 銅箔
4 メッキレジスト
5 はんだ層
6 接着剤
7 プリント基板用基材
8 エッチングレジスト
9 表面実装電子部品
Claims (4)
- 【請求項1】 プリント基板用基材に接着された厚さ
5〜40μmの銅箔と該銅箔上に電気メッキされた厚さ
5〜50μmのはんだ層がエッチングにより回路が形成
されていることを特徴とするプリント基板。 - 【請求項2】 厚さ5〜40μmの銅箔の一方の面に
メッキレジストを塗布してから、もう一方の面に電気メ
ッキ法で厚さ5〜50μmのはんだ層を形成し、その後
、メッキレジストを除去して該メッキレジスト除去面を
接着剤でプリント基板用基材に貼り付け、前記はんだ層
に所定の電気回路をエッチングレジストで描画し、エッ
チングレジスト以外の部分をエッチング液で除去するこ
とによりプリント基板基材上に銅箔とはんだ層で電気回
路を形成することを特徴とするプリント基板の製造方法
。 - 【請求項3】 厚さ5〜40μmの銅箔の一方の面を
接着剤でプリント基板用基材に貼り付けてから、もう一
方の面に電気メッキ法で厚さ5〜50μmのはんだ層を
形成し、該はんだ層に所定の電気回路をエッチングレジ
ストで描画し、エッチングレジスト以外の部分をエッチ
ング液で除去することによりプリント基板用基材上に銅
箔とはんだ層で電気回路を形成することを特徴とするプ
リント基板の製造方法。 - 【請求項4】 はんだ層を形成する銅箔の面はシャイ
ニー面であり、プリント基板用基材に貼り付ける銅箔の
面はマット面であることを特徴とする請求項2及び3記
載のプリント基板の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14819291A JPH04346487A (ja) | 1991-05-24 | 1991-05-24 | プリント基板及びプリント基板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14819291A JPH04346487A (ja) | 1991-05-24 | 1991-05-24 | プリント基板及びプリント基板の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04346487A true JPH04346487A (ja) | 1992-12-02 |
Family
ID=15447314
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14819291A Pending JPH04346487A (ja) | 1991-05-24 | 1991-05-24 | プリント基板及びプリント基板の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04346487A (ja) |
-
1991
- 1991-05-24 JP JP14819291A patent/JPH04346487A/ja active Pending
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