JPH04346379A - 現像剤補充容器、及び、現像剤補充方法 - Google Patents
現像剤補充容器、及び、現像剤補充方法Info
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Abstract
め要約のデータは記録されません。
Description
体に形成された静電潜像を乾式現像剤で現像する画像形
成装置の、現像剤補給機構に関する。
た現像剤受け入れ容器内の現像剤は、画像形成プロセス
の進行を伴って消費されるため、現像剤を適時補給する
必要があるが、現像剤の補給は、一般に画像形成装置本
体の現像剤受け入れ容器に現像剤補充容器の現像剤を移
し替えることによりなされる。現像剤は流動性の高い超
微粒体であるため、飛散しやすく、現像剤受け入れ容器
に現像剤補充容器から現像剤を移す最中、或いは現像剤
補充容器を現像剤受け入れ容器から取り外した直後に現
像剤が飛散し、この飛散した現像剤で周囲が汚染される
ことが多い。そこで、現像剤受け入れ容器と現像剤補充
容器の各々にスライド式の蓋をとりつけ、片方の蓋を他
方の蓋に従動させることで現像剤の受け渡しを密閉した
環境内で行うように構成された現像剤補充容器が提案さ
れている(特公昭57−38673号)。
、スライド式の蓋を使用しているため、蓋と容器の間に
例えばパッキンのようなシール材を必要とし、このシー
ル材によっても完全なシールが期待できず、現像剤が外
部に流出するという問題があった。
イド蓋と容器との間にフィルム状のシートを介設する技
術が開示されているが、これによればシートに付着した
現像剤が現像剤受け入れ容器の蓋に転写され、補給時に
は、現像剤は飛散しないものの、結局は、周囲が現像剤
によって汚染されるという欠点があった。
るから、補給作業者の手や衣服に付着して汚染がその他
の物にまで及んだり、画像形成装置の周囲の床が汚れる
。更には、現像剤が画像形成装置の内部に侵入した場合
、形成画像の質が劣化する等、現像剤が及ぼす影響は大
きい。
みてなされたもので、その目的とする処は、現像剤補給
中の現像剤の漏れや飛散を防ぎ、現像剤による作業者の
衣服や周囲の汚染を防止することができる現像剤補給装
置と、それに適応する現像剤補充容器を提供することに
ある。
れ容器には、現像剤補給用の開口部と、この開口部を覆
う開閉蓋が設けられている。一方、この現像剤受け入れ
容器に着脱される現像剤補充容器には、補充用の現像剤
を収容する容器本体と、この容器本体の現像剤落下用開
口を封止する剥離可能なシートと、このシート端部が固
着されたシート引き出し部材(把手)とを有していて、
シート引き出し部材を引っ張ることによりシートを容器
本体から剥離して、上記現像剤落下用の開口を開く。
有しており、この開閉蓋の開動作終了の少し前に上記係
合部が前記シート引き出し部材の被係合部に係合し、開
閉蓋の開動作終了位置へのスライド移動により、シート
引き出し部材を容器本体から離脱させる。
たシート引き出し部材を引っ張ることによって、シート
を容器本体の前記開口部周縁から剥離することができる
。そしてこの操作時には現像剤受け入れ容器側の開口は
既に開放されてしまっているので、現像剤を漏出させた
り、飛散させたりすることなく、受け入れ容器に補給す
ることができる。
受け入れ容器に装着する前の概要を示した斜視図、図2
は同現像剤補充容器の縦断面図、図3は図2のA−A線
断面図、図4〜図8は、同現像剤補給装置の現像剤補給
作用説明図である。図9(a)、(b)、(c)は同現
像剤補給装置のロック機構の作用説明図である。
側に設置された現像剤受け入れ容器であり、静電像担持
体に現像剤を供給して現像画像を形成する現像ローラを
備えた現像器へはこの容器1からスクリュー等で現像剤
が搬送される。この容器1の上部開口部はスライド式の
開閉蓋2で覆われている。又、該現像剤受け入れ容器1
の上部には、後述の補充容器3の突出部3bを挿入する
凹部14と、その挿入を案内するガイド1aが形成され
ている。尚開閉蓋2の上面には、スリット21が形成さ
れている。
り、これの本体3a内には適量の補給用現像剤が収容さ
れており、その開口部はスライド式の開閉蓋4で覆われ
ている。尚、開閉蓋4には、先端部に開閉蓋2の押し込
みスライド方向先端22に引っ掛かるように突起41が
突設されており、また、開閉蓋4には、スライド方向の
両端部に開口を持つ厚みの薄い空洞部42が設けられて
いる。
フィルム状の可撓性封止シート5が引き剥しが可能で、
且つ現像剤の漏れを防ぐに十分な強度で、例えば熱溶着
等によって固着されている。このシート5の全長は容器
本体3aの開口部の該シート5が引き剥される方向の一
辺の長さの2倍以上に設定されており、該シート5の容
器本体3aの開口部に固着されていない残りの部分は、
折り返された後、図示のように前記開閉蓋4の内部空洞
42を通り、シート引き出し部材6に、該シート5が容
器本体3aの外部に出ない位置61において、容易に剥
れないような強度で固着されている。
ト引き出し部材6に固着されるまでの該シート5の長さ
は、シート引き出し部材6が、後述の如く開閉蓋2によ
って容器本体3aから引き出された時、作業者がこれを
つかんで引っ張ることができる程度に設定されており、
シート引き出し部材6が容器本体に係止されているとき
は、該シート5の余剰部分は現像剤補充容器3の外部に
出ないように開閉蓋4とシート引き出し部材6との間に
折りたたまった状態で収納されている。
よって引き出されることが可能で、且つ現像剤補充容器
3が容器1に装着前では容易にはずれてこないような強
度で、容器本体3aに、例えば挟みつけ、クリックパッ
チンのような手段で固定されている。
2のスリット21の蓋引き出しスライド方向終端23に
係合して、容器本体から引き出されるべく突起部62が
突設されている。
入れ容器1の開口部は、図2、図3に示すようにK1は
K2より大きく、W1はW2より大きくなるように、す
なわち現像剤受け入れ容器1側の開口部が、現像剤補充
容器3側の開口部よりもできるだけ大きくするように構
成することが、現像剤の受け渡し時に容器本体3aおよ
び現像剤受け入れ容器の開閉蓋4、2用のガイドレール
が現像剤の飛末によって汚染されるのを防ぐ上で望まし
い。
れる面31は、開閉蓋4の摺動面32に対してシート5
の動きをスムーズにするため、該シートを圧迫しない程
度に段差を有する。
用を図4〜図8および図9(a)、(b)、(c)に基
づいて説明する。
際しては、まず図4に示すように現像剤補充容器3が現
像剤受け入れ容器1の所定の位置に装着される。即ち、
容器3の突出部3bを受け入れ容器1の凹所14に挿入
しつつ、容器3を容器1上に載せる。容器3の突出部3
bは凹所14の前記ガイド1aに規制されて上方への移
動が阻止された状態となる。
が装着されない状態では、受け入れ容器1の101部に
設けられ、弾性部材(板ばね)9によって図中反時計方
向に付勢されたロック部材7は、爪部71において開閉
蓋2のスリット24と係合し、開閉蓋2のスライド開閉
を禁じせしめている。これに現像材補充容器3を装着す
ると、現像材補充容器3の突起33によって押され、ロ
ック部材7は弾性部材9に抗し、回転中心74を中心に
図9(a)に示す矢印方向(時計回り)に回転し、突起
33とロック部材爪部73が係合し、図9(b)に示す
ように、現像剤補充容器3を取りはずしが不可能なよう
にロックする。また、ロック部材7が時計方向に回転す
ると爪部71も同時に回転し、図9(b)に示す補充容
器3のロック状態において、爪部71と開閉蓋2のスリ
ット24の係合は解かれ、開閉蓋2はスライド開閉可能
となる。
引き出すと、開閉蓋2が受け入れ容器1の開口を全開す
る少し前に、該開閉蓋2の上部に設けられたスリット2
1の終端23がシート引き出し部材6の突起部62に係
合して、シート引き出し部材6は開閉蓋2の開方向への
移動により容器本体3aより離脱され始め、開閉蓋2の
全開時には、図5に示すように、シート引き出し部材6
は容器本体3aから外れて作業者がこれをつかんで引く
ことが可能な位置にまで引き出される。
を持って該シート5を図5の矢印方向に引くと、該シー
ト5の容器本体3aの開口部に固着された部分がこれの
折り返し側から順次剥され、図6に示すようにシート5
の折り返し位置が、これの引き出し方向に移動するとと
もに、シート5の折り返し部が開閉蓋4を押して開き方
向に移動する。すると、現像剤補充容器3の開口部が次
第に開けられ、容器本体3a内に収容されていた現像剤
が現像剤受け入れ容器1に落下補給される。
器3の開口部が全開して全ての現像剤が現像剤受け入れ
容器1内に落下し切った状態、即ちシート5が引き出さ
れ切った状態においても、シート5の現像剤が付着して
いる面5aは開閉蓋4の内部空洞42内にあるため、作
業者がシート5に付着している現像剤に触れることがな
く、作業者の手や衣服及び周囲が現像剤によって汚染さ
れることがない。その為シート5に付着した現像剤を掻
き落すためのクリーニングパッドが不要となり、現像剤
補給装置の小型化、コストダウンも図ることができる。
から剥離開始する際には予め全開状態にあるため、現像
剤補充容器3より落下する現像剤が開閉蓋2の先端上面
を汚染することもない。以上のようにして現像剤を補給
した後、開閉蓋2を図7の矢印方向に押し閉めると、開
閉蓋2の先端22が開閉蓋4の突起41に係合して、開
閉蓋4は押し閉められ、開閉蓋4は、容器本体3a外に
引き出されたシート5およびシート引き出し部材6を引
き込みながら閉じられる。
たよっていたりして、現像剤受け入れ容器内で現像剤が
図7に示すように山になっていても、開閉蓋2、4は互
いに押し込みスライド方向先端にて係合しているので現
像剤が開閉蓋2、4の隙間に入り込むことなく、現像剤
の山をならして開閉蓋2、4は閉じられる。
幅は、現像剤補充容器3の開口部周縁に固着される領域
においては該開口部幅W2より広い幅W3となっている
が、開閉蓋4から引き出される領域においてはW3より
狭い幅W4になっている。該幅W4は開閉蓋2の、スラ
イド方向と垂直な方向に離間して設けられた2つの把手
部28の間を通り得る幅であり、該開閉蓋2が閉じられ
る際はシート5は開閉蓋2の把手部28の間を通り、開
閉蓋4に引き込まれていく。
、シート5の通る面27に対し段差がついており、開閉
蓋2を閉じる際に作業者が誤ってシート5の上から開閉
蓋2を押すことがないようになっている。即ち、前記シ
ートのシート幅が現像剤補充容器の開口部を覆っている
所以外では、該開口部を覆っている所の幅よりも狭くな
るように構成したことにより、現像剤補給時に引きはが
されたシートは、前記開閉蓋を押し閉じる際は該開閉蓋
の押し把手部より段差のついた低い面を通り現像剤補充
容器内に引き込まれていくので、補給時の操作性が向上
するという効果が得られる。
器3の開口が蓋4によって完全に閉じられると、シート
5およびシート引き出し部材6は図8に示すようにシー
ト引き出し部材6が容器本体3aから若干出た状態にな
る。
開閉蓋2を矢印方向に更に押し込むと、開閉蓋2のカム
面25がロック部材7の爪部71を押し、ロック部材7
は弾性部材9に抗して矢印方向(図中時計回り)に回動
し、爪部73と現像剤補充容器3の突起33との係合が
解かれる。そして、現像剤補充容器3を前記突出部3b
を凹所14から抜き出しつつ現像剤受け入れ容器1から
取りはずす。
ると、蓋2は、板ばね9によって弾性的に反時計方向に
付勢されているロック部材7の爪部71が前記カム面2
5を押すことにより、蓋2は再び蓋開放方向にスライド
を開始し、その直後に上記爪部71が蓋2の孔24にば
ね9の付勢力によって嵌り込み、蓋2の上記移動が停止
するとともに、開放禁止状態にロックされる。
シールを引き出す把手となる部分は、受け入れ容器の開
閉蓋の開放完了間際にこの蓋と係合し、開放移動に伴っ
て補充容器から離脱されるので、操作者がシートを引き
はがして、現像剤を受け入れ容器に補給する際には、こ
の受け入れ容器の開閉蓋はすでに開状態になっているか
ら、開閉蓋の先端や上部を現像剤によって汚すことがな
くなると、現像剤の飛散や漏れも防止できる。
Claims (6)
- 【請求項1】 現像剤補給用の開口部と、該開口部を
覆うスライド式開閉蓋を有する現像剤受け入れ容器とを
備えた現像剤補給装置に於て、補給用の現像剤を収容す
る容器本体と、該容器本体開口部の周縁に剥離可能に固
着された封止シートと、該シート端部に固着され該容器
本体に離脱可能に取付けられたシート引き出し部材と、
を有する現像剤補充容器が着脱可能であり、前記開閉蓋
は係合部を有し、該開閉蓋の開動作終了間際に該係合部
が前記シート引き出し部材に設けられた被係合部と係合
し、該開閉蓋の開動作終了時点で該シート引き出し部材
を現像剤補充容器より引き出すことを特徴とする現像剤
補給装置。 - 【請求項2】 前記現像剤補充容器を装着した際にそ
の離脱を阻止するロック部材を設けたことを特徴とする
請求項1に記載の現像剤補給装置。 - 【請求項3】 前記開閉蓋は、前記現像剤補充容器が
現像剤受け入れ容器に装着された状態においては、該開
閉蓋の閉位置より更に閉方向に移動可能となり、該開閉
蓋の一部により前記ロック部材をロック解除位置に移動
せしめるよう構成したことを特徴とする請求項2に記載
の現像剤補給装置。 - 【請求項4】 前記開閉蓋は、閉動作時に前記シート
が通過する面と該開閉蓋の引き出し端に設けられた把手
との間に段差を持つように構成したことを特徴とする請
求項1に記載の現像剤補給装置。 - 【請求項5】 現像剤補給用の開口部と、該開口部を
覆うスライド式の開閉蓋を有する現像剤受け入れ容器に
着脱可能な現像剤補充容器に於て、補給用の現像剤を収
容する容器本体と、該容器本体開口部の周縁に剥離可能
に固着された封止シートと、該シート端部に固着され該
容器本体に離脱可能に取り付けられたシート引き出し部
材と、を有し、前記シート引き出し部材は被係合部を有
し、前記開閉蓋に設けられた係合部と該開閉蓋の開動作
終了間際に係合し、該開閉蓋によって現像剤補充容器よ
り引き出されることを特徴とする現像剤補充容器。 - 【請求項6】 前記シートのシート幅が、現像剤補充
容器の開口部を覆っている所以外では、該開口部を覆っ
ている所の幅よりも狭くなるように構成したことを特徴
とする請求項5に記載の現像剤補充容器。
Priority Applications (25)
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