JP3119442B2 - 現像剤補給機構 - Google Patents

現像剤補給機構

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JP3119442B2
JP3119442B2 JP09004490A JP449097A JP3119442B2 JP 3119442 B2 JP3119442 B2 JP 3119442B2 JP 09004490 A JP09004490 A JP 09004490A JP 449097 A JP449097 A JP 449097A JP 3119442 B2 JP3119442 B2 JP 3119442B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子写真装置のよう
な画像形成装置に用いることができる現像剤補給機構に
関する。
【0002】
【従来の技術】画像形成装置の現像装置に付属設置され
た現像剤受け入れ容器内の現像剤は、画像形成プロセス
の進行を伴って消費されるため、現像剤を適時補給する
必要があるが、現像剤の補給は、一般に画像形成装置本
体の現像剤受け入れ容器に現像剤補充容器の現像剤を移
し替えることによりなされる。現像剤は流動性の高い超
微粒体であるため、飛散しやすく、現像剤受け入れ容器
に現像剤補充容器から現像剤を移す最中、或いは現像剤
補充容器を現像剤受け入れ容器から取り外した直後に現
像剤が飛散する虞がある。そこで、現像剤受け入れ容器
と現像剤補充容器の各々にスライド式の蓋をとりつけ、
片方の蓋を他方の蓋に従動させることで現像剤の受け渡
しを密閉した環境内で行うように構成された現像剤補充
容器が提案されている(実公昭57−38673号)。
【0003】又、特公平1−36943号公報にはスラ
イド蓋と容器との間にフィルム状のシートを介設する技
術が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前述従来技
術をさらに発展させたもので、その目的とするところ
は、現像剤補給中の現像剤の漏れや飛散を防ぐことがで
きる現像剤補給機構を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、現像剤補充開
口を備える現像剤補充容器と、前記現像剤補充容器が着
脱可能に設けられる現像剤受け入れ装置であって、前記
現像剤補充開口から現像剤の補充を受ける現像剤受け入
れ開口を備える現像剤受け入れ装置と、を有し、前記現
像剤補充容器は、現像剤を収納する容器本体と、前記現
像剤補充開口を開閉するために移動可能な容器開閉蓋
と、前記現像剤補充開口を開封可能に封止する封止シー
トと、前記封止シートに固着され前記容器本体の取り付
け部に取り外し可能に取り付けられるシート引き出し用
つまみ部材と、を備え、前記現像剤受け入れ装置は、前
記現像剤受け入れ開口に対して開放位置と閉鎖位置とに
移動可能な装置開閉蓋を備え、前記装置開閉蓋を前記閉
鎖位置から前記開放位置へ移動させた後、前記シート引
き出し用つまみ部材を引くことによって前記封止シート
を前記現像剤補充開口から開封するとともに前記容器開
閉蓋を前記現像剤補充開口が開くように移動させる現像
剤補給機構において、前記シート引き出し用つまみ部材
が前記取り付け部に取り付けられているとき前記封止シ
ートは外部に露出することなく前記容器開閉蓋と前記シ
ート引き出し用つまみ部材との間に収納されていて、前
記シート引き出し用つまみ部材が前記取り付け部から取
り外されているとき前記封止シートは外部に引き出され
ており、前記装置開閉蓋を前記閉鎖位置から前記開放位
置に移動するとき、前記装置開閉蓋は前記シート引き出
し用つまみ部材を押すことによって前記取り付け部から
取り外す係合部を備えることを特徴とする現像剤補給機
構である。
【0006】
【0007】
【0008】
【発明の実施の形態】以下説明する実施例は、現像剤受
け入れ容器には、現像剤補給用の開口部と、この開口部
を覆う開閉蓋が設けられている。一方、この現像剤受け
入れ容器に着脱される現像剤補充容器には、補充用の現
像剤を収容する容器本体と、この容器本体の現像剤落下
用開口を封止する剥離可能なシートと、このシート端部
が固着されたシート引き出し部材(把手)とを有してい
て、シート引き出し部材を引っ張ることによりシートを
容器本体から剥離して、上記現像剤落下用の開口を開
く。
【0009】そして、前記開閉蓋が係合部を有してお
り、この開閉蓋の開動作終了の少し前に上記係合部が前
記シート引き出し部材の被係合部に係合し、開閉蓋の開
動作終了位置へのスライド移動により、シート引き出し
部材を容器本体から離脱させる。
【0010】作業者は現像剤補充容器本体から離脱され
たシート引き出し部材を引っ張ることによって、シート
を容器本体の前記開口部周縁から剥離することができ
る。そしてこの操作時には現像剤受け入れ容器側の開口
は既に開放されてしまっているので、現像剤を漏出させ
たり、飛散させたりすることなく、受け入れ容器に補給
することができる。
【0011】より詳細には、以下説明する実施例は、現
像剤補給用の開口部と、該開口部を覆うスライド式開閉
蓋を有する現像剤受け入れ容器とを備えた現像剤補給装
置であって、補給用の現像剤を収容する容器本体と、該
容器本体開口部の周縁に剥離可能に固着された封止シー
トと、該シート端部に固着され該容器本体に離脱可能に
取付けられたシート引き出し部材と、を有する現像剤補
充容器が着脱可能であり、前記開閉蓋は係合部を有し、
該開閉蓋の開動作終了間際に該係合部が前記シート引き
出し部材に設けられた被係合部と係合し、該開閉蓋の開
動作終了時点で該シート引き出し部材を現像剤補充容器
より引き出すことを特徴とする現像剤補給装置である。
そして、前記現像剤補充容器を装着した際にその離脱を
阻止するロック部材を設けた現像剤補給装置。また、前
記開閉蓋は、前記現像剤補充容器が現像剤受け入れ容器
に装着された状態においては、該開閉蓋の閉位置より更
に閉方向に移動可能となり、該開閉蓋の一部により前記
ロック部材をロック解除位置に移動せしめるよう構成し
た現像剤補給装置である。さらに、前記開閉蓋は、閉動
作時に前記シートが通過する面と該開閉蓋の引き出し端
に設けられた把手との間に段差を持つように構成した現
像剤補給装置である。
【0012】また以下説明する実施例は、現像剤補給用
の開口部と、該開口部を覆うスライド式の開閉蓋を有す
る現像剤受け入れ容器に着脱可能な現像剤補充容器であ
って、補給用の現像剤を収容する容器本体と、該容器本
体開口部の周縁に剥離可能に固着された封止シートと、
該シート端部に固着され該容器本体に離脱可能に取り付
けられたシート引き出し部材と、を有し、前記シート引
き出し部材は被係合部を有し、前記開閉蓋に設けられた
係合部と該開閉蓋の開動作終了間際に係合し、該開閉蓋
によって現像剤補充容器より引き出される現像剤補充容
器である。そして、前記シートのシート幅が、現像剤補
充容器の開口部を覆っている所以外では、該開口部を覆
っている所の幅よりも狭くなるように構成した現像剤補
充容器である。
【0013】
【実施例】さて、図1は本発明に係る現像剤補充容器を
現像剤受け入れ容器に装着する前の概要を示した斜視
図、図2は同現像剤補充容器の縦断面図、図3は図2の
A−A線断面図、図4〜図8は、同現像剤補給装置の現
像剤補給作用説明図である。図9(a)、(b)、
(c)は同現像剤補給装置のロック機構の作用説明図で
ある。
【0014】図2において、1は電子写真画像形成装置
側に設置された現像剤受け入れ容器であり、静電像担持
体に現像剤を供給して現像画像を形成する現像ローラを
備えた現像器へはこの容器1からスクリュー等で現像剤
が搬送される。この容器1の上部開口部はスライド式の
開閉蓋2で覆われている。又、該現像剤受け入れ容器1
の上部には、後述の補充容器3の突出部3bを挿入する
凹部14と、その挿入を案内するガイド1aが形成され
ている。尚開閉蓋2の上面には、スリット21が形成さ
れている。
【0015】一方3は本発明に係る現像剤補充容器であ
り、これの本体3a内には適量の補給用現像剤が収容さ
れており、その開口部はスライド式の開閉蓋4で覆われ
ている。尚、開閉蓋4には、先端部に開閉蓋2の押し込
みスライド方向先端22に引っ掛かるように突起41が
突設されており、また、開閉蓋4には、スライド方向の
両端部に開口を持つ厚みの薄い空洞部42が設けられて
いる。
【0016】又、前記容器本体3の下面開口部周縁には
フィルム状の可撓性封止シート5が引き剥しが可能で、
且つ現像剤の漏れを防ぐに十分な強度で、例えば熱溶着
等によって固着されている。このシート5の全長は容器
本体3aの開口部の該シート5が引き剥される方向の一
辺の長さの2倍以上に設定されており、該シート5の容
器本体3aの開口部に固着されていない残りの部分は、
折り返された後、図示のように前記開閉蓋4の内部空洞
42を通り、シート引き出し部材6に、該シート5が容
器本体3aの外部に出ない位置61において、容易に剥
れないような強度で固着されている。
【0017】尚、開閉蓋4の内部空洞42から出てシー
ト引き出し部材6に固着されるまでの該シート5の長さ
は、シート引き出し部材6が、後述の如く開閉蓋2によ
って容器本体3aから引き出された時、作業者がこれを
つかんで引っ張ることができる程度に設定されており、
シート引き出し部材6が容器本体に係止されているとき
は、該シート5の余剰部分は現像剤補充容器3の外部に
出ないように開閉蓋4とシート引き出し部材6との間に
折りたたまった状態で収納されている。
【0018】尚、シート引き出し部材6は、開閉蓋2に
よって引き出されることが可能で、且つ現像剤補充容器
3が容器1に装着前では容易にはずれてこないような強
度で、容器本体3aに、例えば挟みつけ、クリックパッ
チンのような手段で固定されている。
【0019】また、シート引き出し部材6には、開閉蓋
2のスリット21の蓋引き出しスライド方向終端23に
係合して、容器本体から引き出されるべく突起部62が
突設されている。
【0020】ところで、現像剤補充容器3と現像剤受け
入れ容器1の開口部は、図2、図3に示すようにK1
2より大きく、W1はW2より大きくなるように、すな
わち現像剤受け入れ容器1側の開口部が、現像剤補充容
器3側の開口部よりもできるだけ大きくするように構成
することが、現像剤の受け渡し時に容器本体3aおよび
現像剤受け入れ容器の開閉蓋4、2用のガイドレールが
現像剤の飛末によって汚染されるのを防ぐ上で望まし
い。
【0021】又、容器本体3aの前記シート5の固着さ
れる面31は、開閉蓋4の摺動面32に対してシート5
の動きをスムーズにするため、該シートを圧迫しない程
度に段差を有する。
【0022】次に、本実施例に係る現像剤補給装置の作
用を図4〜図8および図9(a)、(b)、(c)に基
づいて説明する。
【0023】現像剤受け入れ容器1への現像剤の補給に
際しては、まず図4に示すように現像剤補充容器3が現
像剤受け入れ容器1の所定の位置に装着される。即ち、
容器3の突出部3bを受け入れ容器1の凹所14に挿入
しつつ、容器3を容器1上に載せる。容器3の突出部3
bは凹所14の前記ガイド1aに規制されて上方への移
動が阻止された状態となる。
【0024】図9(a)に示すように現像剤補充容器1
が装着されない状態では、受け入れ容器1の101部に
設けられ、弾性部材(板ばね)9によって図中反時計方
向に付勢されたロック部材7は、爪部71において開閉
蓋2のスリット24と係合し、開閉蓋2のスライド開閉
を禁じせしめている。これに現像材補充容器3を装着す
ると、現像材補充容器3の突起33によって押され、ロ
ック部材7は弾性部材9に抗し、回転中心74を中心に
図9(a)に示す矢印方向(時計回り)に回転し、突起
33とロック部材爪部73が係合し、図9(b)に示す
ように、現像剤補充容器3を取りはずしが不可能なよう
にロックする。また、ロック部材7が時計方向に回転す
ると爪部71も同時に回転し、図9(b)に示す補充容
器3のロック状態において、爪部71と開閉蓋2のスリ
ット24の係合は解かれ、開閉蓋2はスライド開閉可能
となる。
【0025】そして、開閉蓋2を図4に示す矢印方向に
引き出すと、開閉蓋2が受け入れ容器1の開口を全開す
る少し前に、該開閉蓋2の上部に設けられたスリット2
1の終端23がシート引き出し部材6の突起部62に係
合して、シート引き出し部材6は開閉蓋2の開方向への
移動により容器本体3aより離脱され始め、開閉蓋2の
全開時には、図5に示すように、シート引き出し部材6
は容器本体3aから外れて作業者がこれをつかんで引く
ことが可能な位置にまで引き出される。
【0026】次に、この状態からシート引き出し部材6
を持って該シート5を図5の矢印方向に引くと、該シー
ト5の容器本体3aの開口部に固着された部分がこれの
折り返し側から順次剥され、図6に示すようにシート5
の折り返し位置が、これの引き出し方向に移動するとと
もに、シート5の折り返し部が開閉蓋4を押して開き方
向に移動する。すると、現像剤補充容器3の開口部が次
第に開けられ、容器本体3a内に収容されていた現像剤
が現像剤受け入れ容器1に落下補給される。
【0027】そして、図7に示すように、現像剤補充容
器3の開口部が全開して全ての現像剤が現像剤受け入れ
容器1内に落下し切った状態、即ちシート5が引き出さ
れ切った状態においても、シート5の現像剤が付着して
いる面5aは開閉蓋4の内部空洞42内にあるため、作
業者がシート5に付着している現像剤に触れることがな
く、作業者の手や衣服及び周囲が現像剤によって汚染さ
れることがない。その為シート5に付着した現像剤を掻
き落すためのクリーニングパッドが不要となり、現像剤
補給装置の小型化、コストダウンも図ることができる。
【0028】また、開閉蓋2はシート5を容器本体3a
から剥離開始する際には予め全開状態にあるため、現像
剤補充容器3より落下する現像剤が開閉蓋2の先端上面
を汚染することもない。以上のようにして現像剤を補給
した後、開閉蓋2を図7の矢印方向に押し閉めると、開
閉蓋2の先端22が開閉蓋4の突起41に係合して、開
閉蓋4は押し閉められ、開閉蓋4は、容器本体3a外に
引き出されたシート5およびシート引き出し部材6を引
き込みながら閉じられる。
【0029】この時、現像剤補充容器3内の現像剤がか
たよっていたりして、現像剤受け入れ容器内で現像剤が
図7に示すように山になっていても、開閉蓋2、4は互
いに押し込みスライド方向先端にて係合しているので現
像剤が開閉蓋2、4の隙間に入り込むことなく、現像剤
の山をならして開閉蓋2、4は閉じられる。
【0030】ここで、図10に示すように、シート5の
幅は、現像剤補充容器3の開口部周縁に固着される領域
においては該開口部幅W2より広い幅W3となっている
が、開閉蓋4から引き出される領域においてはW3より
狭い幅W4になっている。該幅W4は開閉蓋2の、スライ
ド方向と垂直な方向に離間して設けられた2つの把手部
28の間を通り得る幅であり、該開閉蓋2が閉じられる
際はシート5は開閉蓋2の把手部28の間を通り、開閉
蓋4に引き込まれていく。
【0031】また、図11に示すように、把手部28
は、シート5の通る面27に対し段差がついており、開
閉蓋2を閉じる際に作業者が誤ってシート5の上から開
閉蓋2を押すことがないようになっている。即ち、前記
シートのシート幅が現像剤補充容器の開口部を覆ってい
る所以外では、該開口部を覆っている所の幅よりも狭く
なるように構成したことにより、現像剤補給時に引きは
がされたシートは、前記開閉蓋を押し閉じる際は該開閉
蓋の押し把手部より段差のついた低い面を通り現像剤補
充容器内に引き込まれていくので、補給時の操作性が向
上するという効果が得られる。
【0032】そして、容器1の開口が蓋2によって、容
器3の開口が蓋4によって完全に閉じられると、シート
5およびシート引き出し部材6は図8に示すようにシー
ト引き出し部材6が容器本体3aから若干出た状態にな
る。
【0033】この状態から、図9(c)に示すように、
開閉蓋2を矢印方向に更に押し込むと、開閉蓋2のカム
面25がロック部材7の爪部71を押し、ロック部材7
は弾性部材9に抗して矢印方向(図中時計回り)に回動
し、爪部73と現像剤補充容器3の突起33との係合が
解かれる。そして、現像剤補充容器3を前記突出部3b
を凹所14から抜き出しつつ現像剤受け入れ容器1から
取りはずす。
【0034】次いで作業者が蓋2の押し込み操作を止め
ると、蓋2は、板ばね9によって弾性的に反時計方向に
付勢されているロック部材7の爪部71が前記カム面2
5を押すことにより、蓋2は再び蓋開放方向にスライド
を開始し、その直後に上記爪部71が蓋2の孔24にば
ね9の付勢力によって嵌り込み、蓋2の上記移動が停止
するとともに、開放禁止状態にロックされる。
【0035】前述した実施例によれば、現像剤補充容器
のシールを引き出す把手となる部分は、受け入れ容器の
開閉蓋の開放完了間際にこの蓋と係合し、開放移動に伴
って補充容器から離脱されるので、操作者がシートを引
きはがして、現像剤を受け入れ容器に補給する際には、
この受け入れ容器の開閉蓋はすでに開状態になっている
から、開閉蓋の先端や上部を現像剤によって汚すことが
なくなると、現像剤の飛散や漏れも防止できる。
【0036】
【発明の効果】現像剤受け入れ装置の開閉蓋を開けると
き、これに現像剤補充開口の封止シートの開封を連動さ
せると、開閉蓋を開けるための力が大きくなるので、本
発明のように開閉蓋を開けた後、封止シートを開封する
ようにして、開ける力を低減することが望ましい。この
ように、開閉蓋を開けることと封止シートの開封とを別
々に行うと、操作者にとって操作の手順がわかりにくい
という問題が考えられるが、本発明によれば、開閉蓋を
閉鎖位置から開放位置に移動するとき、開閉蓋はシート
引き出し用つまみ部材を押すことによって取り付け部か
ら取り外されるので、操作者は開閉蓋を開けた後でシー
ト引き出し用つまみ部材を引けば良いことがすぐにわか
り操作性が向上する。さらに開閉蓋を開けるまではシー
ト引き出し用つまみ部材は容器本体の取り付け部に取り
付けられていて封止シートも外部に露出していないの
で、現像剤補充容器単体で取り扱うとき誤って封止シー
トやシート引き出し用つまみ部材を引いて開封してしま
うことも防止できる。従って、現像剤が漏れ出ることな
く、現像剤補充容器から現像剤受け入れ装置に現像剤を
補充することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例の斜視図。
【図2】本発明の1実施例の断面図。
【図3】図2のA−A断面図。
【図4】補充容器を受け入れ容器に装着した図。
【図5】シールを引き剥し開始した図。
【図6】シールを引き剥し中の図。
【図7】シールを引き出し終了した図。
【図8】受け入れ容器の蓋を閉じ終えた図。
【図9】ロック部材の作動説明図。
【図10】シールの幅を説明する為の斜視図。
【図11】図10の断面図。
【符号の説明】
1 現像剤受け入れ容器 2 蓋 3 現像剤補充容器 4 蓋 5 シール 33 被ロック部材 34 突起 600 ロック部材 700 ロック部材

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現像剤補充開口を備える現像剤補充容器
    と、前記現像剤補充容器が着脱可能に設けられる現像剤
    受け入れ装置であって、前記現像剤補充開口から現像剤
    の補充を受ける現像剤受け入れ開口を備える現像剤受け
    入れ装置と、を有し、前記現像剤補充容器は、現像剤を
    収納する容器本体と、前記現像剤補充開口を開閉するた
    めに移動可能な容器開閉蓋と、前記現像剤補充開口を開
    封可能に封止する封止シートと、前記封止シートに固着
    され前記容器本体の取り付け部に取り外し可能に取り付
    けられるシート引き出し用つまみ部材と、を備え、前記
    現像剤受け入れ装置は、前記現像剤受け入れ開口に対し
    て開放位置と閉鎖位置とに移動可能な装置開閉蓋を備
    え、前記装置開閉蓋を前記閉鎖位置から前記開放位置へ
    移動させた後、前記シート引き出し用つまみ部材を引く
    ことによって前記封止シートを前記現像剤補充開口から
    開封するとともに前記容器開閉蓋を前記現像剤補充開口
    が開くように移動させる現像剤補給機構において、 前記シート引き出し用つまみ部材が前記取り付け部に取
    り付けられているとき前記封止シートは外部に露出する
    ことなく前記容器開閉蓋と前記シート引き出し用つまみ
    部材との間に収納されていて、前記シート引き出し用つ
    まみ部材が前記取り付け部から取り外されているとき前
    記封止シートは外部に引き出されており、 前記装置開閉蓋を前記閉鎖位置から前記開放位置に移動
    するとき、前記装置開閉蓋は前記シート引き出し用つま
    み部材を押すことによって前記取り付け部から取り外す
    係合部を備えることを特徴とする現像剤補給機構。
  2. 【請求項2】 前記容器開閉蓋は、前記装置開閉蓋を前
    記開放位置から前記閉鎖位置へ移動するのに連動して前
    記現像剤補充開口を閉じるように移動し、前記容器開閉
    蓋が前記現像剤補充開口を閉じるように移動されるのに
    連動して、前記封止シートは、前記現像剤補充開口を覆
    う位置へ移動することを特徴とする請求項1の現像剤補
    給機構。
  3. 【請求項3】 前記現像剤受け入れ装置は、前記現像剤
    補充容器を前記現像剤受け入れ装置の装着位置にロック
    するロック部材を備え、前記装置開閉蓋が前記開放位置
    にあるとき前記現像剤補充容器は前記ロック部材によっ
    て前記装着位置にロックされていることを特徴とする請
    求項1又は2のいずれかの現像剤補給機構。
  4. 【請求項4】 前記現像剤補充容器が前記装着位置に装
    着される動作に連動して前記ロック部材は前記現像剤補
    充容器をロックすることを特徴とする請求項3の現像剤
    補給機構。
  5. 【請求項5】 前記容器開閉蓋は、空洞部を備え、前記
    封止シートは、前記容器開閉蓋が前記閉鎖位置にあると
    き、前記容器本体に固着された第1部分と、この第1部
    分に対して前記シート引き出し用つまみ部材によって引
    かれる方向に折り返されて前記空洞部内に設けられる第
    2部分と、を備えることを特徴とする請求項1乃至4の
    いずれかの現像剤補給機構。
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