JPH04345341A - 網監視制御方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、光信号網に利用する。 特に、網監視制御手段に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来例は、図５に示すように、二つの光
電気信号変換部４と二つのループバックスイッチ６との
間に二つの監視制御情報転送処理部１２を配置していた
。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】このような従来例では
、光信号網に接続されているすべての光信号中継多重装
置の管理情報を特定の光信号中継多重端装置に接続され
る網監視制御装置が収集する場合に、二つの異なる方向
を向いている光信号伝送路の内の一方の光信号伝送路に
存在する監視制御情報転送網のみを用いているので、他
の光信号中継多重装置との監視制御情報の送受信を実現
するために二つの監視制御情報転送処理部を使用しなけ
ればならない。二つの光信号伝送路が切断等により障害
となった場合に、その障害点をはさむ二つの光信号中継
多重装置に配置されるループバックスイッチの内障害点
に近いループバックスイッチが切り替わることにより光
信号の転送ルートが異なる二つの方向性を持つリング光
伝送路によりリング状となる。その結果、他の光信号中
継多重装置の監視制御情報を網監視制御装置が収集する
場合にそのための監視制御情報転送網もリング状となり
、障害点より遠い監視制御情報転送処理部のみで監視制
御情報の入出力が実現される。

【０００４】すなわち、従来の網監視制御システムでは
、すべての光信号中継多重装置の監視制御情報を網監視
制御装置が収集する場合に、二つの監視制御情報転送処
理部が必要となり、また光信号網の状態により異なる監
視制御情報転送処理部を使用して管理しなければならな
い欠点があった。

【０００５】本発明は、このような欠点を除去するもの
で、監視制御情報の転送処理を簡素化する手段をもつ網
監視制御方式を提供することを目的とする。

【０００６】

【課題を解決するための手段】本発明は、光信号中継多
重装置の複数個およびこの光信号中継多重装置が挿入さ
れた二つの異なる方向性をもつリング状の光信号伝送路
を含む光信号網と、上記複数個の光信号中継多重装置の
いずれかに接続されこの光信号網を監視制御する網監視
制御装置とを備え、上記光信号中継多重装置は、上記光
信号伝送路に接続された光電気信号変換部と、電気信号
の入出力多重を行う電気信号入出力多重処理部と、上記
光信号網の障害に対して光信号をループバックするルー
プバックスイッチと、上記光信号伝送路の全帯域の一部
を利用した監視制御情報転送網を経由する監視制御情報
を処理して上記網監視制御装置に対して情報授受を行う
監視制御情報処理部とを備えた網監視制御方式において
、上記光信号中継多重装置のそれぞれは、その装置内の
ループバックスイッチとその装置内の電気信号入出力多
重処理部との間の経路に挿入され上記監視制御情報の入
出力処理を司る監視制御情報転送処理部を備えたことを
特徴とする。

【０００７】

【作用】ループバックスイッチと電気信号入出力多重処
理部との間に一つだけ配置された監視制御情報処理部で
光信号伝送路の全帯域の一部を利用した監視制御情報転
送網を経由する監視制御情報の入出力処理を司る。これ
により、監視制御情報の転送処理を簡素化することがで
きる。

【０００８】

【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。図１に、この実施例の構成を示す。網監
視制御装置１は、リング状の光信号伝送路３およびその
一部の帯域を使用して実現する監視制御情報転送網８に
挿入された複数の光信号中継多重装置２のいずれかに接
続され、すべての光信号中継多重装置２を監視制御する
。光信号中継多重装置２の内部構成を図２に示す。この
光信号中継多重装置２は、電気信号を多重化して光信号
に乗り入れるための電気信号入出力多重処理部５および
光電気信号変換部４を有する。また、通常は左回りの光
信号網３ａのみを用いて通信情報が転送されているので
、すべての光信号中継多重装置２の監視制御情報も左回
りの監視制御情報転送網８ａを用いて転送される。さら
に、この光信号伝送路３の障害点１０で障害が発生した
場合に、その障害点を迂回するような左回りの光信号網
３ａと右回りの光信号網３ｂのループ状光信号網を実現
するためのループバックスイッチ６を有する。また、各
光信号中継多重装置２の監視制御情報を処理するための
監視制御情報処理部７およびこの監視制御情報を監視制
御情報転送網８を通じて網監視制御装置１が接続される
光信号中継多重装置２に転送するための監視制御情報転
送処理部９を有する。

【０００９】この実施例は、図１に示すように、光信号
中継多重装置２の複数個およびこの光信号中継多重装置
２が挿入された二つの異なる方向性をもつリング状の光
信号伝送路３を含む光信号網と、複数個の光信号中継多
重装置２のいずれかに接続されこの光信号網を監視制御
する網監視制御装置１とを備え、光信号中継多重装置２
は、光信号伝送路３に接続された光電気信号変換部４と
、電気信号の入出力多重を行う電気信号入出力多重処理
部５と、上記光信号網の障害に対して光信号をループバ
ックするループバックスイッチ６と、光信号伝送路３の
全帯域の一部を利用した監視制御情報転送網８を経由す
る監視制御情報を処理して網監視制御装置１に対して情
報授受を行う監視制御情報処理部７とを備え、さらに、
本発明の特徴とする手段として、光信号中継多重装置２
のそれぞれは、その装置内のループバックスイッチ６と
その装置内の電気信号入出力多重処理部５との間の経路
に挿入され上記監視制御情報の入出力処理を司る監視制
御情報転送処理部９を備える。

【００１０】次に、この実施例の動作を説明する。光信
号伝送路３が正常の場合すなわち監視制御情報転送網８
が正常の場合に、図３に示すように各光信号中継多重装
置２内のループバックスイッチ６は左回りの光信号網３
ａのみが電気信号入出力多重処理部５に接続されるよう
なスイッチ設定になっている。光信号伝送路３のいずれ
かの障害点１０で障害が発生した場合にループバックス
イッチ６は図４に示すような設定となり、左回りの光信
号網３ａと右回りの光信号網３ｂが接続されたループ状
の信号網になる。上述のいずれの場合でも、光信号伝送
路３の一部の帯域を使用して実現される監視制御情報転
送網８は、常に一つの監視制御情報転送処理部９につな
がるので、各光信号中継多重装置２内の監視制御情報処
理部７はその監視制御情報を監視制御装置が接続されて
いる光信号中継多重装置２に転送する場合に唯一の監視
制御情報転送処理部９を用いればよい。

【００１１】

【発明の効果】本発明は、以上説明したように、管理情
報転送処理部を光電気信号変換部およびループバックス
イッチを通過した中継に一つだけ配置しているので、光
信号網がどのような状態であっても、すべての光信号中
継多重装置の管理情報をネットワーク管理装置が収集す
る際に一つの管理情報転送処理部のみを使用すればよい
効果がある。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明実施例の構成を示すブロック構成図。

【図２】図１の含まれる光信号中継多重装置の構成を示
すブロック構成図。

【図３】図２の含まれるループバックスイッチの通常時
の設定状態を示す図。

【図４】図２の含まれるループバックスイッチの異常時
の設定状態を示す図。

【図５】従来例の構成を示すブロック構成図。

【符号の説明】

１　　網監視制御装置 ２　　光信号中継多重装置 ３　　光信号伝送路 ４　　光電気信号変換部 ５　　電気信号入出力多重処理部 ６　　ループバックスイッチ ７　　監視制御情報処理部 ８　　監視制御情報転送網 ９　　監視制御情報転送処理部 １０　　障害点 １１　　監視制御情報処理部 １２　　監視制御情報転送処理部

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】　　光信号中継多重装置の複数個およびこ
   の光信号中継多重装置が挿入された二つの異なる方向性
   をもつリング状の光信号伝送路を含む光信号網と、上記
   複数個の光信号中継多重装置のいずれかに接続されこの
   光信号網を監視制御する網監視制御装置とを備え、上記
   光信号中継多重装置は、上記光信号伝送路に接続された
   光電気信号変換部と、電気信号の入出力多重を行う電気
   信号入出力多重処理部と、上記光信号網の障害に対して
   光信号をループバックするループバックスイッチと、上
   記光信号伝送路の全帯域の一部を利用した監視制御情報
   転送網を経由する監視制御情報を処理して上記網監視制
   御装置に対して情報授受を行う監視制御情報処理部とを
   備えた網監視制御方式において、上記光信号中継多重装
   置のそれぞれは、その装置内のループバックスイッチと
   その装置内の電気信号入出力多重処理部との間の経路に
   挿入され上記監視制御情報の入出力処理を司る監視制御
   情報転送処理部を備えたことを特徴とする網監視制御方
   式。