JPH04345308A - レベルシフト機能付オペアンプ回路 - Google Patents

レベルシフト機能付オペアンプ回路

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Publication number
JPH04345308A
JPH04345308A JP3118768A JP11876891A JPH04345308A JP H04345308 A JPH04345308 A JP H04345308A JP 3118768 A JP3118768 A JP 3118768A JP 11876891 A JP11876891 A JP 11876891A JP H04345308 A JPH04345308 A JP H04345308A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
operational amplifier
amplifier circuit
voltage
output
level shift
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP3118768A
Other languages
English (en)
Inventor
Osamu Kuroda
収 黒田
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
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Publication of JPH04345308A publication Critical patent/JPH04345308A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はオペアンプの出力レベル
をシフトさせることによって、動作範囲を拡大すること
ができるレベルシフト機能付オペアンプ回路に関する。
【0002】現在、オペアンプは半導体性能及びその集
積技術等の発達に伴って、性能又は使用時の容易性が向
上し、電子回路分野において幅広く適用されている。
【0003】しかし、そのオペアンプは自己の回路特性
により、自己の駆動電源電圧内の狭い範囲でしか動作で
きない。
【0004】このため動作範囲が制限されることから動
作範囲を拡大することができるオペアンプ回路が要望さ
れている。
【0005】
【従来の技術】図4は従来のオペアンプ回路の構成図で
ある。この図に示すオペアンプ回路1はその出力端1a
が逆相入力端2bに接続され、非反転増幅回路として構
成されているものとする。
【0006】また、このオペアンプ回路1の増幅度は1
倍であり、電源電圧として正電源端子2に+5V、負電
源端子3に−5.2Vが印加されているものとする。
【0007】つまり、このオペアンプ回路1においては
、正相入力端1cに接続された入力端子4に、入力電圧
Viを印加すると図5に示すように1:1の関係で、出
力端子5から出力電圧Voが出力されることになる。
【0008】この様なオペアンプ回路1を適用した電子
回路の一例として、図6に位相同期発振回路を示し、そ
の説明を行う。
【0009】図6に示す位相同期発振回路10は、位相
比較器11と、ローパスフィルタ12と、図4に示した
オペアンプ回路1と、電圧制御発振器13と、1/N分
周器14とを具備して構成されている。
【0010】位相比較器11は、入力端子15に供給さ
れる基準信号Siの位相と、1/N分周器14を介して
該位相比較器11に供給される電圧制御発振器13の出
力信号Soの位相とを比較し、その位相差による誤差信
号を出力する。
【0011】但し、例えば基準信号Siの周波数は1K
Hz であるとし、出力信号Soの周波数は1MHz 
であるとする。また、1/N分周器14の分周比は1/
1000であるとする。
【0012】位相比較器11から出力される誤差信号は
、ローパスフィルタ12でその高周波成分がカットされ
て、オペアンプ回路1の正相入力端1cに供給される。
【0013】オペアンプ回路1は、その高周波成分がカ
ットされた誤差信号の電圧値Viに応じた電圧Voを電
圧制御発振器13へ出力する。
【0014】この電圧制御発振器13は例えば周波数制
御電圧の範囲が+1V〜+4Vで、その中心が+2.5
Vであるとする。
【0015】電圧制御発振器13はオペアンプ回路1の
出力電圧(補正値)に応じて出力信号Soの周波数を入
力信号Siの周波数に合わせるように制御して出力する
。この出力される出力電圧Soは出力端子16から出力
されると共に、1/N分周器14を介して位相比較器1
1へフィードバックされることになる。
【0016】以降上述した同様の動作が繰り返されるこ
とによって、出力信号Soと入力信号Siとの位相が一
致する。
【0017】つまり、この位相同期発振回路10によれ
ば、1KHz の周波数の入力信号Siの位相に合った
1MHz の周波数の出力信号Soを得ることができる
【0018】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したオ
ペアンプ回路1は、その電圧特性がリニアであることか
ら、図5に示すように入力電圧Viに対して1:1の関
係で出力電圧Voが出力されることになるが、オペアン
プ回路1の持つ特性により入力電圧Viがある一定の電
圧値(V1−Vr)になると出力電圧Voが飽和状態と
なる。
【0019】従って、その飽和状態となる分、電圧レベ
ルが低くなり動作範囲が狭くなるといった問題がある。
【0020】つまり、このオペアンプ回路1を適用した
図6に示す位相同期発振回路10においては、電圧制御
発振器13を十分に制御できないために、位相補正を行
う動作範囲が狭くなると言った問題が生じる。
【0021】本発明は、このような点に鑑みてなされた
ものであり、オペアンプ回路の出力電圧レベルを上方に
シフトさせることによって、その動作範囲を広くするこ
とができ、これによって、オペアンプ回路を適用した回
路における目的とする制御の動作範囲をも広くすること
ができるレベルシフト機能付オペアンプ回路を提供する
ことを目的としている。
【0022】
【課題を解決するための手段】図1に本発明のレベルシ
フト機能付オペアンプ回路の原理図を示す。図中、1は
オペアンプ回路である。このオペアンプ回路1は、自己
の電源電圧として正電源端に任意の電圧V1、負電源端
に任意の電圧V2が印加されており、出力端が逆相入力
端に接続され、また、正相入力端に入力電圧Viが印加
されるものである。
【0023】20はトランジスタであり、コレクタ端が
接地され、ベース端が第2抵抗R2を介してオペアンプ
回路1の出力端に接続され、且つエミッタ端に第1抵抗
R1を介して任意の電圧Vcが印加されている。そして
、このトランジスタ20のエミッタ端と第1抵抗R1と
の間の電圧が回路全体の出力電圧Vo′とされている。
【0024】
【作用】上述した本発明のレベルシフト機能付オペアン
プ回路において、例えば、オペアンプ回路1の増幅度が
1倍であるとし、正電源端の印加電圧V1として+5V
、負電源端の印加電圧V2として−5.2Vが設定され
、また、第1抵抗R1を介するトランジスタ20のエミ
ッタ端の印加電圧Vcとして+5Vが設定されているも
のとする。
【0025】このような条件におけるオペアンプ回路1
の入出力電圧Vi,Voの関係は、図5に示すように1
:1のリニアな関係となるが、オペアンプ回路1の持つ
特性により入力電圧Viがある一定の電圧値(V1−V
r)になると出力電圧Voは飽和状態となる。
【0026】しかし、その出力電圧Voは、次段のトラ
ンジスタ20のベース・コレクタ間の電圧特性により、
図2に示すように、ΔVだけシフトされ、トランジスタ
20のエミッタ端と第1抵抗R1との間の出力電圧Vo
′として出力される。但し、ΔVは上記条件であれば、
約0.7Vとなる。
【0027】従って、このようなレベルシフト機能付オ
ペアンプ回路によれば、オペアンプ回路1の出力電圧V
oをΔVシフトさせて出力することができるので、その
動作範囲を広げることができる。
【0028】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例につ
いて説明する。図3は本発明の一実施例によるレベルシ
フト機能付オペアンプ回路を適用した位相同期発振回路
10Aの構成を示す図である。但し、この図3において
図6に示す従来例の各部に対応する部分には同一符号を
付し、その説明を省略する。
【0029】また、図3に適用したレベルシフト機能付
オペアンプ回路30は、図1の原理図で説明したもので
ある。
【0030】つまり、本発明の実施例による位相同期発
振回路10Aによれば、ローパスフィルタ12から出力
される高周波成分がカットされた誤差信号の電圧Viを
、レベルシフト機能付オペアンプ回路30によって、図
6に示す従来例のオペアンプ回路1よりもΔV(約0.
7V)だけ上方にシフトさせて出力することができる。
【0031】従って、その誤差信号の電圧Viを約0.
7Vだけ上方にシフトさせた分、動作範囲が広くなるの
で、レベルシフト機能付オペアンプ回路30から出力さ
れる電圧Voによれば、電圧制御発振器13を十分に制
御することができ、これによって、位相補正を行う動作
範囲を広くすることができる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のレベルシ
フト機能付オペアンプ回路によれば、オペアンプ回路の
出力電圧レベルを上方にシフトさせることによって、そ
の動作範囲を広くすることができる効果があり、これに
よって、オペアンプ回路を適用した回路における目的と
する制御の動作範囲をも広くすることができる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のレベルシフト機能付オペアンプ回路の
原理図である。
【図2】図1に示すレベルシフト機能付オペアンプ回路
の入力電圧と出力電圧との関係を示す図である。
【図3】本発明の一実施例によるレベルシフト機能付オ
ペアンプ回路を適用した位相同期発振回路の構成を示す
図である。
【図4】従来のオペアンプ回路の構成を示す図である。
【図5】図4に示すオペアンプ回路の入力電圧と出力電
圧との関係を示す図である。
【図6】従来のオペアンプ回路を適用した位相同期発振
回路の構成を示す図である。
【符号の説明】
1  オペアンプ回路 20  トランジスタ Vi  入力電圧 Vo  オペアンプ回路1の出力電圧 Vo′  出力電圧

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  コレクタ接地され、エミッタ端に第1
    抵抗(R1)を介して任意の電圧(Vc)が印加される
    トランジスタ(20)のベース端を、増幅手段であるオ
    ペアンプ回路(1) の出力端に接続し、前記オペアン
    プ回路(1) の出力電圧レベル(Vo)を前記トラン
    ジスタ(20)でシフトさせ、該トランジスタ(20)
    のエミッタ端から出力電圧(Vo ′) として出力す
    るように構成したことを特徴とするレベルシフト機能付
    オペアンプ回路。
JP3118768A 1991-05-23 1991-05-23 レベルシフト機能付オペアンプ回路 Withdrawn JPH04345308A (ja)

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JP3118768A JPH04345308A (ja) 1991-05-23 1991-05-23 レベルシフト機能付オペアンプ回路

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JP3118768A JPH04345308A (ja) 1991-05-23 1991-05-23 レベルシフト機能付オペアンプ回路

Publications (1)

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JPH04345308A true JPH04345308A (ja) 1992-12-01

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ID=14744591

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3118768A Withdrawn JPH04345308A (ja) 1991-05-23 1991-05-23 レベルシフト機能付オペアンプ回路

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JP (1) JPH04345308A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013532914A (ja) * 2011-01-06 2013-08-19 旭化成エレクトロニクス株式会社 レベルシフタを備えたループフィルタバッファ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013532914A (ja) * 2011-01-06 2013-08-19 旭化成エレクトロニクス株式会社 レベルシフタを備えたループフィルタバッファ

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Effective date: 19980806