JPH04345174A - 潜像担持体駆動装置 - Google Patents

潜像担持体駆動装置

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JPH04345174A
JPH04345174A JP3117779A JP11777991A JPH04345174A JP H04345174 A JPH04345174 A JP H04345174A JP 3117779 A JP3117779 A JP 3117779A JP 11777991 A JP11777991 A JP 11777991A JP H04345174 A JPH04345174 A JP H04345174A
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image carrier
power transmission
driving device
gear
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Masato Ohashi
理人 大橋
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  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、潜像担持体駆動装置、
例えば、複写機、ファクシミリ装置、レーザプリンタ等
、特に、デジタル書き込み式の電子写真装置の潜像担持
体駆動装置に関する。 【0002】 【従来の技術】近年、電子写真装置のデジタル化が進ん
でいる。従来のデジタル電子写真装置の潜像担持体駆動
装置1としては、例えば、図7に示すようなものがある
。図7はデジタル電子写真装置であるデジタル複写機2
いわゆるデジタルコピアを示す。デジタル複写機2は図
示していない原稿の画像面を走査するスキャナー部3と
、画像面の画像情報に対応し書込みのためのレーザー光
5を発生する書込部6と、書込まれた画像情報を転写紙
上に印刷する複写部7とを有している。スキャナー部3
では、図示していない原稿が、蛍光燈9で照射され、そ
の反射光が画像読取り板10に導かれる。画像読取り板
10上の電荷転送素子にて、原稿の画像情報が、電気信
号に変換される。書込部6ではこの電気信号に基づいて
、図示していない半導体レーザーがレーザー光5を発光
する。レーザー光5はポリゴンミラーおよび反射ミラー
により反射され、複写部7内の感光体ドラム11上を照
射する。感光体ドラム11は、矢印方向に回転しており
、帯電チャージャ12で均一に帯電されている。帯電し
ている感光体ドラム11はレーザー光にて露光され感光
体ドラム11の軸方向に正走査され感光体ドラム11の
進行すなわち回転により副走査されて感光体ドラム11
上に画像の静電潜像が形成される。潜像は現像ユニット
13にて、トナー像として顕像化され、転写チャージャ
14のもとで、転写紙に転写される。転写紙は、分離チ
ャージャ15の作用で感光体から分離する。感光体ドラ
ム11から分離した転写紙は定着ユニット16に導かれ
、そこでトナー像が転写紙に定着し、プリントが終了す
る。一方、転写紙後感光体ドラムに残留したトナーは、
クリーニングユニット17にて除去される。また、感光
体ドラム11はクエンチングランプ18にて、除電され
る。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のデジタル電子写真装置においては、アナログ
電子写真装置に比べ副走査方向すなわち感光体の進行方
向の画像濃度ムラ、いわゆるバンディングが目立ちやす
いという問題点がある。この濃度ムラは、潜像担持体っ
である感光体が円筒状で、この感光体を支持して回転す
る円筒形の感光体ドラム11の場合、または感光体ベル
トを駆動ローラで支持して回転した場合も同じであり、
以下代表するときは感光体という。このバンディングは
、アナログ光学系の露光幅が数mmあるのに比べ、デジ
タル光学系では1ドットの直径すなわち、露光幅が数十
μであるためである。なぜなら、潜像担持体である感光
体に同じ速度変動があっても、デジタル電子写真装置の
方が、ドットの形成時間が非常に小さいため、ドットの
間隔のばらつきが発生しやすく、その結果、画像上でバ
ンディングが目立ちやすくなるからである。 【0004】また、アナログ電子写真においては、画像
ピッチが2.5mm 以上(以下、空間周波数0.4c
ycles/mm以下という)という、このため、比較
的大きい周期のバンディングが光学系の特性上発生する
。しかし、デジタル電子写真装置においては、もっと小
さな周期のすなわち空間周波数が大きいバンディングが
発生する。空間周波数とは、単位長さ1mm当たりにあ
るバンディングの縞の本数(cycle)のことであり
、バンディングのピッチ幅の逆数ということもできる。 一般に、空間周波数が、0.5 〜2.0cycles
/mmの範囲において、人の目の特性上バンディングを
感じやすいと言われている。 【0005】そこで、本発明者等は、感光体の移動(回
転)の速度変動を起こす主原因につき、種々研究した結
果、その第1の主原因として感光体を駆動するモータの
ギヤヘッド部で発生しており、速度変動がギヤ歯の噛み
合いで生じる振動により発生していることを見出した。 一般に、感光体を駆動するモータとしてはDCブラシレ
スモータなどが主に用いられている。このようなモータ
においては、その特性上、比較的高回転例えば、数百R
PM 程度で、モータロータを回転しないと、安定した
出力トルク、回転が得られない。一方、感光体は低回転
例えば、数十RPM 程度で、回転する。従って、モー
タロータの回転数を大きく減速して、感光体を駆動する
必要がある。そのため、モータにギヤヘッドを設け、モ
ータロータの回転数をいったん減速しモータの出力軸と
して、感光体ドラム11などに駆動を伝達するようにな
っている。 【0006】ギヤヘッドを用いないでも低速で回転でき
るモータ、例えば、超音波モータもある。しかし、この
ようなモータは、高価で大きなトルクが得られない、発
熱などによって回転数が安定しなくなるという欠点があ
る。すなわち、ギヤヘッド付きのモータで感光体を駆動
するとき、モータのギヤヘッド部で発生するギヤ1歯の
噛み合いにて生じる振動で、感光体の速度変動が生じる
ことは避けられない。 【0007】また、従来の感光体の移動または回転の速
度変動を起こす第2の主原因として、感光体への動力伝
達部材例えば、ギヤやタイミングプーリの1歯の噛み合
いにて生じる振動をあげることができる。従来のアナロ
グ電子写真においては実開昭63−185143 号公
報に記載されているように、感光体ドラムの駆動プーリ
の歯数を、噛み合い一歯に対する感光体の周囲の進行距
離画像ピッチが2.5mm 以下(以上、空間周波数0
.4cycles/mm以上)になるようにすることに
より、噛み合い一歯による振動が、光学系の特性上バン
ディングとして発生しづらくすることができる。しかし
、デジタル電子写真装置においては、感光体への導力伝
達部材の一歯の噛み合いのみで発生する振動の範囲を規
定してバンディングをめだち難くするという提案は今ま
でにはない。 【0008】また、従来の感光体の移動または回転の速
度変動を起こす第3の主原因として、感光体を駆動する
モータの出力軸より伝達される感光体以外のユニットを
駆動するために生じる振動をあげることができる。図7
(b)に、図7(a)の駆動部のレイアウトを記す。図
7(b)は、図7(a)を背面から見た拡大図である。 メインのモータ20の軸には、感光体ドラム11を駆動
するためのモータプーリ21と、感光体ドラム11以外
の給紙、現像、クリーニング、定着といったユニットを
駆動するためのモータスプロケット22が固定されてい
る。感光体ドラム11を駆動するより他のユニットを駆
動する方が駆動トルクが大きく、また、モータスプロケ
ット22にて駆動するチェーンは幾何的にも等角速度運
動を行わないという2つの理由から、モータスプロケッ
ト22にてチェーン1ピッチに相当する周期の振動が発
生する。この振動が、タイミングベルト24を介して、
感光体ドラム11に伝達され、感光体の回転ムラが生じ
る。 【0009】感光体ドラム11を独立したモータで駆動
することもできるが、モータの個数が増すためコストが
アップしたり、装置全体が大きくなるという問題点があ
る。 【0010】 【発明の目的】本発明は、このような従来技術を背景に
なされたものであり、請求項1、2では、潜像担持体を
駆動するモータのモータロータのギヤに噛み合う減速ギ
ヤの噛み合いで形成されるバンディングの空間周波数を
所定の範囲にすることにより、バンディングが人目に対
して目立たない範囲とし、請求項3では、ドラム状の潜
像担持体を駆動する動力伝達部材の歯の噛み合いで形成
されるバンディングの空間周波数を所定の範囲にするこ
とにより、バンディングが人目に対して目立たない範囲
とし、請求項4では、ベルト状の潜像担持体の内側で潜
像担持体を回転駆動するベルト駆動ローラのローラ軸に
固定された歯付き動力伝達部材の歯の噛み合いで形成さ
れるバンディングの空間周波数を所定の範囲にすること
により、バンディングが人目に対して目立たない範囲と
し、請求項5、6では、潜像担持体を回転する回転支持
体を駆動するモータの出力軸に軸支され、回転支持体以
外の回転体を回転駆動する歯付きの動力伝達部材の歯の
噛み合いで形成されるバンディングの空間周波数を所定
の範囲にすることにより、バンディングが人目に対して
目立たない範囲とする潜像担持体駆動装置を提供するこ
とを目的とする。 【0011】 【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、請求項1では、潜像担持体を周上に支持し
て回転する回転支持体と、該回転支持体にモータの出力
軸の回転を減速して伝達する動力伝達機構とを備え、該
動力伝達機構は前記モータの出力軸のギヤに噛み合う減
速ギヤを有する前段減速手段と、該前段減速手段に連結
して回転をさらに減速する後段減速手段と、を有する潜
像担持体駆動装置において、前記回転支持体の直径をD
1 とし、前記後段減速手段の減速比をε1 とし、前
記減速ギヤの歯数をZ1 とするとき、Z1 /(πD
1 ε1 )≦0.5 またはZ1 /(πD1 ε1
 )≧2.0 であることを特徴とし、請求項2では、
請求項1における潜像担持体駆動装置において、前記回
転支持体は感光体を支持する感光体ドラム、または感光
体ベルトを支持して回転するベルト駆動ローラからなり
、前記動力伝達機構は噛み合う歯車対および/または駆
動ギヤと駆動ギヤに従動するギヤとの間に掛け渡された
タイミングベルトからなることを特徴とし、請求項3で
は、潜像担持体を周上に支持して回転する円筒状の回転
支持体と、該回転支持体と同一軸線上に位置し回転支持
体を回転駆動させる歯付きの動力伝達部材と、を有する
潜像担持体駆動装置において、前記回転支持体の直径を
D2 とし、前記動力伝達部材の歯数をZ2 とすると
き、Z2 /(πD2 )≦0.5またはZ2 /(π
D2 )≧2.0 であることを特徴とし、請求項4で
は、ベルト状潜像担持体の内側に設けられ該潜像担持体
を回転駆動させるベルト駆動ローラと、該ベルト駆動ロ
ーラのローラ軸に固定され、ベルト駆動ローラに動力を
伝達する歯付きの動力伝達部材とを有する潜像担持体駆
動装置において、前記ベルト駆動ローラの直径をd3 
とし、前記動力伝達部材の歯数をZ3 とするとき、Z
3 /(πd3 )≦0.5 またはZ3 /(πd3
 )≧2.0 であることを特徴とし、請求項5では、
潜像担持体を周上に支持して回転する回転支持体と、該
回転支持体にモータの出力軸の回転を減速して伝達する
回転減速機構と、前記モータの出力軸に軸支され前記回
転支持体以外の回転体を回転駆動するための動力を伝達
する歯付きの動力伝達部材とを有する潜像担持体駆動装
置において、前記回転支持体の直径をD4 とし、前記
回転減速機構の減速比をε4 とし、前記動力伝達部材
の歯数をZ4 とするとき、Z4 /(πD4 ε4 
)≦0.5 またはZ4 /(πD4 ε4 )≧2.
0 であることを特徴とし、請求項6では、前記回転支
持体は感光体ドラム、または感光体ベルトを支持して回
転駆動するベルト駆動ローラからなり、前記動力伝達部
材は歯車、タイミングベルトに噛み合う歯付きプーリま
たはチェーンに噛み合うスプロケットであることを特徴
としている。 【0012】 【作用】本発明の請求項1〜6では、潜像担持体である
感光体の駆動装置のそれぞれの構成において形成される
バンディングの空間周波数がそれぞれ0.5 以下また
は2.0 以上の範囲になるようになされているので、
感光体の回転または移動の速度変動が起こってもその速
度変動はバンディングが人目につかない範囲となる。 【0013】 【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいき説明
する。図1(a)、(b)は、本発明の請求項1、2に
係る潜像担持体駆動装置の第1実施例を示す図であり、
図1(b)に示す潜像担持体駆動装置31以外は図7(
a)に示すものと同じであり、同じ符号をつけ、必要な
事のみを説明する。 【0014】まず、構成について説明する。潜像担持体
駆動装置31は、図1(a)に示すデジタル複写機32
の円筒状の感光体ドラム11を駆動している。潜像担持
体駆動装置31は、潜像担持体である感光体11Kを周
上に支持して回転する回転支持体である円筒状の感光体
ドラム11と、図1(b)に示すように、感光体ドラム
11を支持する支持軸11Aにモータ34の出力軸35
の回転を減速して伝達する動力伝達機構36と、を備え
ている。動力伝達機構36はモータ34の出力軸35で
ロータに直接に歯を切ったギヤ35Aに噛み合うギヤ3
5Aより大径の減速ギヤ37を有し、モータ34のギヤ
ヘッド38A内でギヤの噛合わせで構成される前段減速
手段38と、前段減速手段38に連結して減速する後段
減速手段39と、を有している。後段減速手段39は減
速ギヤ37の支持軸37Aに固定された駆動側プーリ4
1と、駆動側プーリ41からタイミングベルト42を介
して従動され、感光体ドラム11の支持軸11Aに固定
され駆動側プーリ41より大径の従動側プーリ43とを
有し、前段減速手段38の出力回転をさらに減速して感
光体ドラム11に伝達する。ここに、感光体ドラム11
の直径をD1 、感光体ドラム11の感光体11Kの線
速度V、後段減速手段39の減速比をε1 、減速ギヤ
37の歯数をZ1 とする。なお、減速比ε1 は、駆
動側プーリ41のピッチ円径をDD 、従動側プーリ4
3のピッチ円径をDDNとしたとき、次式(1)で表さ
れる数値である。 【0015】                 ε1 =DD /D
DN                       
         (1)ここで、感光体ドラム11の
回転数xは次式(2)となる。                 x=v/(πD1 
)  rps                   
      (2)これにより、支持軸37Aの回転数
xM は、(3)で表される。                 xM =x/ε1 
=v/(πD1 ε1 )  rps        
 (3)  前段減速手段38内の減速ギヤ37のギヤ
一歯にて発生する振動の周波数fは、次式(4)となる
。 【0016】                 f=xM Z1 =
vZ1 /(πD1 ε1 )  Hz       
 (4)(4)式から、感光体11K上で、前段減速手
段38内のギヤ一歯にて発生するバンディングの空間周
波数f0 は、次式(5)となる。                 f0 =f/v=Z
1 /(πD1 ε1 )  cycles/mm  
 (5)すなわち、前段減速手段38内のギヤの一歯に
て発生するバンディングの空間周波数f0 (ピッチ)
は、感光体11Kの線速には依存せず、感光体ドラム1
1の直径D1 と、前段減速手段38内の減速ギヤ37
のギヤの歯数Z1 と、後段減速手段39の減速比ε1
 によって決まる。この実施例では空間周波数f0 は
次式(6)が充たすようになされている。 【0017】     Z1 /(πD1 ε1 )≦0.5 または
Z1 /(πD1 ε1 )≧2.0   (6)具体
的には、この実施例では、感光体ドラム11の直径D1
 は80mm、後段減速手段39の減速比ε1 は2/
5、減速ギヤ37の歯数Z1 は41である。このため
、減速ギヤ37の歯の1枚当たりの噛み合いで発生する
バンディングの空間周波数f0 は(5)式よりf0 
=Z1 /(πD1 ε1 )=0.41  cycl
es/mm である。 【0018】次に、作用について説明する。本発明では
、デジタル複写機32の潜像担持体駆動装置31におけ
る感光体ドラム11の直径D1 と、後段減速手段39
の減速比ε1 と、減速ギヤ37の歯数Z1 、との組
合わせによる空間周波数f0 が0.41cycles
/mm で0.5 以下であり、バンディングを感じや
すい0.5 〜2.0cycles/mmの範囲外であ
るので、バンディングは目立たず、良好な画像ができる
。 【0019】図2は本発明の請求項1、2に係る潜像担
持体駆動装置の第2実施例を示す図であり、第1実施例
と同じ構成には同じ符号をつける。図2(a)において
、51は潜像担持体駆動装置であり、潜像担持体駆動装
置51は、潜像担持体であるベルト状の感光体11K(
以下感光体ベルト11KBという)を用いたデジタル複
写機52の感光体ベルト11KBを駆動している。感光
体ベルト11KBの内側には、感光体ベルト11KBを
支持して駆動し感光体ベルト11KBを時計方向に回転
させる回転支持体であるベルト駆動ローラ54と、従動
ローラ55と、感光体ベルト11KBに好適な張力を与
えるように外方に加圧され感光体ベルト11KBを周上
に支持し従動する加圧ローラ56とが配設され、これら
ベルト駆動ローラ54、従動ローラ55および加圧ロー
ラ56間に感光体ベルト11KBを所定の形状に掛け渡
すようになされている。感光体ベルト11KBの廻りに
は、転写チャージャ58、露光部(レーザビーム)59
、現像ユニット60、転写チャージャ61、クリーニン
グユニット62がそれぞれ配置してある。 【0020】図2(b)において、ベルト駆動ローラ5
4にはベルト駆動ローラ54の軸に従動ギヤ63が固定
されており、従動ギヤ63は支持軸37Aに固定してい
る駆動ギヤ64に噛み合い、この2つの歯車対により後
段減速手段39を構成している。後段減速手段39は第
1実施例と同様に、モータ34の出力軸35のギヤ35
Aに噛み合う減速ギヤ37を有する前段減速手段38に
支持軸37Aを介して連結している。ベルト駆動ローラ
54は前段減速手段38および後段減速手段39からな
る動力伝達機構36により回転駆動される。なお、感光
体ベルト11KBはベルト駆動ローラ54との接触面の
摩擦力により駆動されている。 【0021】このような構成の潜像担持体駆動装置51
において、前段減速手段38の減速ギヤ37の噛み合い
で発生するバンディングの周波数fは、次のように計算
される。ベルト駆動ローラ54の直径をD1 、感光体
ベルト11KBすなわちベルト駆動ローラ54の線速を
v、後段減速手段39の減速比をε1 、減速ギヤ37
の歯数をZ1 とする。なお、減速比ε1 は、駆動ギ
ヤ64のピッチ円直径をDD 、歯数をZD 、従動ギ
ヤ63のピッチ円直径をDDN、歯数をZDNとしたと
き、次式(7)で表される数値である。 【0022】       ε1 =DD /DDN=ZD /ZDN
                         
     (7)また、ベルト駆動ローラ54の回転数
Xは前述の(2)式と同じになり、これにより、支持軸
37Aの回転数XM は、前述の(3)式と同じになり
、減速ギヤ37の一歯にて発生する振動の周波数fは前
述の(4)式と同じになる。(4)式から感光体ベルト
11KB上でモータ34のギヤヘッド内の減速ギヤ37
の一歯にて発生するバンディングの空間周波数f0 は
前述の(5)式と同じになる。 【0023】すなわち、ギヤヘッド内の減速ギヤ37の
一歯にて発しするバンディングの空間周波数f0 (ピ
ッチ)は、感光体ベルト11KBの線速や、感光体ベル
ト11KBの全長には依存せず、感光体のベルト駆動ロ
ーラ54の直径D1 と、モータ34の出力軸35に噛
み合っているギヤヘッド内の減速ギヤ37の歯数Z1 
と、ギヤヘッド内の支持軸37Aから感光体ベルト11
KBを駆動するベルト駆動ローラ54までの減速比ε1
 によって決定する。 【0024】このデジタル複写機52の潜像担持体駆動
装置51は空間周波数f0 が0.5 以下または2.
0 以上になるようになされている。すなわち、前述の
(6)式が成立するようになされている。このため、減
速ギヤ37の噛み合いで発生するバンディングは人の目
に対して目立たない。図3(a)は本発明の請求項3に
かかる潜像担持体駆動装置の第1実施例を示す図であり
、潜像担持体駆動装置71を図示していないデジタル複
写機72に適用したものである。デジタル複写機72は
図3(a)に示す潜像担持体駆動装置71以外は図1に
示すデジタル複写機32と同じであり、同じ構成には同
じ符号を用い、詳細な説明は省略する。 【0025】図3に示す潜像担持体駆動装置71は潜像
担持体である感光体11Kを周上に支持して回転する円
筒状の回転支持体である感光体ドラム11と、感光体ド
ラム11と同一軸線上に位置し、感光体ドラム11の一
端にドラムフランジを兼ね感光体ドラム11を回転駆動
させる歯付きの動力伝達部材である感光体駆動ギヤ74
を有している。 感光体駆動ギヤ74は、駆動源であるモータ75の出力
軸76に固定された出力ギヤ77に噛み合い、モータ7
5の回転を減速して感光体ドラム11を回転駆動するよ
うになされている。 【0026】ここで、感光体ドラム11の直径をD2 
、感光体11Kの線速をv、感光体駆動ギヤ74の歯数
をZ2 としたとき、感光体駆動ギヤ74の一歯にて発
生する振動の周波数fは次式(8)となる。       f=vZ2 /(πD2 )  Hz  
                         
     (8)(8)式から、感光体駆動ギヤ74の
一歯にて発生するバンディングの空間周波数f0 は、
次式(9)となる。 【0027】       f0 =v/f=Z2 /(πD2 ) 
 cycles/mm               
  (9)  すなわち、このような構成においては、
感光体駆動ギヤ74の一歯にて発生するバンディングの
ピッチ(空間周波数f0 )は、感光体11Kの線速v
には依存せず、感光体ドラム11の直径D2 と、感光
体駆動ギヤ74の歯数Z2 によって決まる。この実施
例では、空間周波数f0 が次式(10)を充たすよう
になされている。 【0028】       Z2 /(πD2 )≦0.5 またはZ
2 /(πD2 )≧2.0         (10
) また、具体的には、直径60mmの感光体ドラム1
1に、歯数59枚の感光体駆動ギヤ74が取り付けられ
ており、感光体駆動ギヤ74の1枚当たりの噛み合いで
発生するバンディングの空間周波数f0 は、(9)式
から以下のようになる。f0 =Z2 /(πD2 )
=0.31  cycles/mmすなわち、空間周波
数は、0.5 より小さいので、このような感光体ドラ
ム11の直径D2 と、感光体駆動ギヤ74の歯数Z2
 の組み合わせにすると、バンディングが目立たないよ
うにできる。このようにデジタル複写機72は、空間周
波数f0 が、0.5 以下、または2.0 以上とな
るようになされており、感光体駆動ギヤ74の一歯の噛
み合いで発生するバンディングは、人の目に対して目立
ちにくくなるようになされている。 【0029】図3(b)は本発明の請求項3に係る潜像
担持体駆動装置の第2実施例を示す図であり、図3(a
)と同じ構成には同じ符号をつける。潜像担持体駆動装
置81では、感光体ドラム11と同一軸線上に位置し、
感光体ドラム11の軸に固定した感光体駆動プーリ83
をタイミングベルト84を介してモータ75の出力軸7
6に固定した出力プーリ85に連結したものである。こ
こで、感光体駆動プーリ83の噛み合いにより発生する
バンディングは、人の目にに対して目立ちにくくなって
いる。 【0030】図4(a)は、本発明の請求項4に係る潜
像担持体駆動装置の第1実施例を示す図であり、デジタ
ル複写機92に適用した場合である。デジタル複写機9
2は、図4(a)に示す潜像担持体駆動装置91以外は
、図2(a)、(b)に示すデジタル複写機52と同じ
で、デジタル複写機52と同じ構成には同じ符号をつけ
る。潜像担持体駆動装置91は、ベルト状の感光体ベル
ト11KBの内側に設けられ、感光体ベルト11KBを
回転駆動させるベルト駆動ローラ54と、ベルト駆動ロ
ーラ54のローラ軸に固定されベルト駆動ローラ54に
動力を伝達する歯付きの動力伝達部材である従動ギヤ9
3と、を有している。従動ギヤ93は駆動源であるモー
タ95の出力軸96に固定された従動ギヤ93により小
径の出力ギヤ97に噛み合い、モータ95の回転を減速
してベルト駆動ローラ54を回転駆動し、感光体ベルト
11KBを駆動するようになされている。 【0031】ここで、ベルト駆動ローラ54の直径をd
3 、感光体ベルト11KBの線速をV、従動ギヤ93
の歯数をZ3 としたとき、従動ギヤ63の一歯にて発
生する振動の周波数fは次式(11)となる。     f=VZ3 /(πd3 )  Hz    
                         
     (11)式(11) から従動ギヤ93の一
歯にて発生するバンディングの空間周波数f0 は次式
(12)となる。 【0032】     f0 =V/f=Z3 /(πd3 )  c
ycles/mm                 
  (12)すなわち、従動ギヤ93の一歯にて発生す
るバンディングのピッチすなわち、空間周波数f0 は
感光体ベルト11KBの線速Vには依存せず、ベルト駆
動ローラ54の直径d3 と、従動ギヤ93の歯数Z3
 によって決まる。この実施例では、空間周波数f0 
が次式(13)を充たす要になされている。 【0033】     Z3 /(πd3 )≦0.5 またはZ3 
/(πd3 )≧2.0           (13
)このため、従動ギヤ93の一歯の噛み合いで発生する
バンディングは人の目に対して目立ちにくくなっている
。図4(b)は本発明の請求項4に係る潜像担持体駆動
装置の第2実施例を示す図であり、図4(a)に示す第
1実施例と同じ構成には、同じ符号をつける。 【0034】潜像担持体駆動装置101 では、ベルト
駆動ローラ54のローラ軸54Aに固定された歯付きの
動力伝達部材である感光体駆動プーリ103 をタイミ
ングベルト104 を介してモータ95の出力軸96に
固定した出力プーリ105 に連結したものである。こ
こで、感光体駆動プーリ103 の歯数をZ3 とする
と、感光体駆動プーリ103の一歯にて発生するバンデ
ィングの空間周波数f0 は前述の式(12)となる。 この実施例では、空間周波数f0 が前述の(13)式
を充たすようになされている。このため、この場合でも
、感光体駆動プーリ103 の一歯の噛み合わせで発生
するバンディングは人の目に対して目立たないようにな
されている。 【0035】図5(a)、(b)は本発明の請求項5、
6に係る潜像担持体駆動装置111 の第1実施例を示
す図であり、デジタル複写機112 に適用した場合で
ある。デジタル複写機112 は図5(a)、(b)に
示す潜像担持体駆動装置111 以外は図1に示すデジ
タル複写機32と同じであり、同じ構成には同じ符号を
つけ詳細な説明を省略する。 【0036】図5(a)、(b)に示す潜像担持体駆動
装置111 は、潜像担持体である感光体11Kを周上
に支持して回転する回転支持体である感光体ドラム11
と、感光体ドラム11にモータ113 の出力軸114
 の回転を減速して伝達する回転減速機構115 と、
モータ113 の出力軸114 に軸支され、感光体ド
ラム11以外の各ユニットを回転駆動するための動力を
伝達する歯付きの動力伝達部材であるスプロケット11
6 と、を有している。スプロケット116 はチェー
ン117 に噛み合い、チェーン117 を介して例え
ば、現像ユニット13、定着ユニット16、クリーニン
グユニット17等の各駆動軸13A、16A、17Aに
連結し、それらの回転体を回転駆動するための動力を伝
達している。 【0037】回転減速機構115 は、感光体ドラム1
1の支持軸11Aに固定され大径のドラムプーリ118
 とモータ113 の出力軸114 に固定された小径
の駆動プーリ119 と、駆動プーリ119 およびド
ラムプーリ118 に掛け渡されたタイミングベルト1
20 とを備えている。ここで、感光体ドラム11の直
径をD4、感光体11Kの線速をV、回転減速機構11
5 の減速比をε4 、スプロケット116 の歯数を
Z4 とすると、減速比ε4 は駆動プーリ119 の
ピッチ円径DD およびドラムプーリ118 のピッチ
円径DDNから次式(14)で表される。 【0038】     ε4 =DD /DDN          
                         
         (14)また、感光体ドラム11の
回転数Xは次式(15)となり、    X=V/(π
D4 )  rps                
                     (15)
これから、モータ113 の出力軸114 の回転数X
M は次式(16)で表される。     XM =X/ε4 =V/(πD4 ε4 )
  rps                    
 (16)スプロケット116 の一歯にて発生する振
動の周波数fは次式(17)となり、     f=XM Z4 =VZ4 /(πD4 ε4
 )                       
 (17)式(17)から感光体ドラム11上でスプロ
ケット116 の一歯にて発生するバンディングの空間
周波数f0 は次式(18)となる。 【0039】     f0 =f/V=Z4 /(πD4 ε4 )
    cycles/mm            
 (18)すなわち、スプロケット116 の一歯にて
発生するバンディングの空間周波数f0 (ピッチ)は
、感光体ドラム11の線速には依存せず、感光体ドラム
11の直径D4 と、スプロケット116 の歯数Z4
 と、モータ113 から感光体ドラム11までの減速
比ε4 によって決まる。 【0040】この実施例では、空間周波数f0 が次式
(19)になるようになされている。   Z4 /(πD4 ε4 )≦0.5 またはZ4
 /(πD4 ε4 )≧2.0     (19)こ
のため、スプロケット116 の一歯数Z1 にて発生
するバンディングは人の目に対して目立たないようにな
されている。この実施例では、感光体ドラム11の直径
D4 が80mm、減速比ε4が2/5、スプロケット
116 の歯数Z4 が23であり、空間周波数f0 
は0.22 cycles/mmで0.5より小さくバ
ンディングは目立たない。 【0041】図6は、本発明の請求項5、6に係る潜像
担持体駆動装置の第2実施例を示す図であり、図6に示
す潜像担持体駆動装置121 以外は図2(a)に示す
ものと同じで、同じ構成には同じ符号をつける。図6に
示す潜像担持体駆動装置121 は、回転支持体が潜像
担持体であるベルト状の感光体ベルト11KBを支持し
て回転する円筒状のベルト駆動ローラ54であり、回転
減速機構115 がベルト駆動ローラ54のローラ軸に
固定された大径の従動ギヤ123 と、モータ113 
の出力軸114 に固定され従動ギヤ123 に噛み合
う小径の駆動ギヤ124 とからなる。また、出力軸1
14 には感光体ドラム11以外の回転体例えば、現像
ユニット13、定着ユニット16等の駆動ギヤ13A、
16Aに歯車列で噛み合い回転駆動する歯付きの動力伝
達部材である出力ギヤ125 が設けられた場合である
。 【0042】ここで、ベルト駆動ローラ54の直径をD
4 、感光体ベルト11KBの線速をV、回転減速機構
115 の減速比をε4 、出力ギヤ125 の歯数を
Z4 とすると、前述の第1実施例の場合と同様に式(
14)〜(18)が導かれる。すなわち、出力ギヤ12
5 の一歯にて発生するバンディングの空間周波数f0
は前述の式(18)で示すように、感光体ベルト11K
Bの線速Vや、感光体ベルト11KBの全長には依存せ
ず、ベルト駆動ローラ54の直径D4 、出力ギヤ12
5 の歯数Z4 、回転減速機構115 の減速比ε4
 によって決まる。この実施例では、空間周波数f0 
が前述の(19)式を充たすように決められている。こ
のため、感光体ベルト11KB上のバンディングは目立
たない。 【0043】     【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
請求項1、2では、潜像担持体を駆動するモータのモー
タロータのギヤに噛み合う減速ギヤの噛み合いで形成さ
れるバンディングの空間周波数を所定の範囲にすること
により、バンディングが人目に対して目立たないように
でき、請求項3では、ドラム状の潜像担持体を駆動する
動力伝達部材の歯の噛み合いで形成されるバンディング
の空間周波数を所定の範囲にすることにより、バンディ
ングが人目に対して目立たないようにでき、請求項4で
は、ベルト状の潜像担持体の内側で潜像担持体を回転駆
動するベルト駆動ローラのローラ軸に固定された歯付き
動力伝達部材の歯の噛み合いで形成されるバンディング
の空間周波数を所定の範囲にすることにより、バンディ
ングが人目に対して目立たないようにでき、請求項5、
6では、潜像担持体を回転する回転支持体を駆動するモ
ータの出力軸に軸支され、回転支持体以外の回転体を回
転駆動する歯付きの動力伝達部材の歯の噛み合いで形成
されるバンディングの空間周波数を所定の範囲にするこ
とにより、バンディングが人目に対して目立たないよう
にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における請求項1、2に係る潜像担持体
駆動装置の第1実施例を示す図で、(a)はその全体正
面説明図、(b)はその要部拡大正面図である。。
【図2】図1における第2実施例を示す図で、(a)は
その全体正面説明図、(b)はその要部拡大正面図であ
る。
【図3】本発明における請求項3に係る潜像担持体駆動
装置を示す図で、(a)はその第1実施例の要部拡大斜
視図、(b)はその第2実施例の要部拡大斜視図である
【図4】本発明における請求項4に係る潜像担持体駆動
装置を示す図で、(a)はその第1実施例の要部拡大斜
視図、(b)はその第2実施例の要部拡大斜視図である
【図5】本発明における請求項5、6に係る潜像担持体
駆動装置の第1実施例を示す図で、(a)はそのモータ
からの駆動状態を示す全体裏面説明図、(b)はその要
部拡大正面図である。
【図6】図5における潜像担持体駆動装置の第2実施例
を示す要部拡大正面図である。
【図7】従来の潜像担持体駆動装置を示す図で、(a)
はその全体正面説明図、(b)はその駆動状態を示す全
体裏面説明図である。
【符号の説明】
11    感光体ドラム(回転支持体)11K  感
光体11K(潜像担持体)11KB    感光体ベル
ト(潜像担持体)31、51、71、81、91、10
1 、111、121     潜像担持体駆動装置 34    モータ 35    出力軸 36    動力伝達機構 37    減速ギヤ 38    前段減速手段 39    後段減速手段 54    ベルト駆動ローラ(回転支持体)63  
  従動ギヤ(動力伝達部材)103     感光体
駆動プーリ(動力伝達部材)115     回転減速
機構

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  潜像担持体を周上に支持して回転する
    回転支持体と、該回転支持体にモータの出力軸の回転を
    減速して伝達する動力伝達機構とを備え、該動力伝達機
    構は前記モータの出力軸のギヤに噛み合う減速ギヤを有
    する前段減速手段と、該前段減速手段に連結して回転を
    さらに減速する後段減速手段と、を有する潜像担持体駆
    動装置において、前記回転支持体の直径をD1 とし、
    前記後段減速手段の減速比をε1 とし、前記減速ギヤ
    の歯数をZ1 とするとき、Z1 /(πD1 ε1 
    )≦0.5 またはZ1 /(πD1 ε1 )≧2.
    0 であることを特徴とする潜像担持体駆動装置。
  2. 【請求項2】  前記回転支持体は感光体を支持する感
    光体ドラム、または感光体ベルトを支持して回転するベ
    ルト駆動ローラからなり、前記動力伝達機構は噛み合う
    歯車対および/または駆動ギヤと駆動ギヤに従動するギ
    ヤとの間に掛け渡されたタイミングベルトからなること
    を特徴とする請求項1記載の潜像担持体駆動装置。
  3. 【請求項3】  潜像担持体を周上に支持して回転する
    円筒状の回転支持体と、該回転支持体と同一軸線上に位
    置し回転支持体を回転駆動させる歯付きの動力伝達部材
    と、を有する潜像担持体駆動装置において、前記回転支
    持体の直径をD2 とし、前記動力伝達部材の歯数をZ
    2 とするとき、Z2 /(πD2 )≦0.5 また
    はZ2 /(πD2 )≧2.0 であることを特徴と
    する潜像担持体駆動装置。
  4. 【請求項4】  ベルト状潜像担持体の内側に設けられ
    該潜像担持体を回転駆動させるベルト駆動ローラと、該
    ベルト駆動ローラのローラ軸に固定され、ベルト駆動ロ
    ーラに動力を伝達する歯付きの動力伝達部材とを有する
    潜像担持体駆動装置において、前記ベルト駆動ローラの
    直径をd3とし、前記動力伝達部材の歯数をZ3 とす
    るとき、Z3 /(πd3 )≦0.5 またはZ3 
    /(πd3 )≧2.0 であることを特徴とする潜像
    担持体駆動装置。
  5. 【請求項5】  潜像担持体を周上に支持して回転する
    回転支持体と、該回転支持体にモータの出力軸の回転を
    減速して伝達する回転減速機構と、前記モータの出力軸
    に軸支され前記回転支持体以外の回転体を回転駆動する
    ための動力を伝達する歯付きの動力伝達部材とを有する
    潜像担持体駆動装置において、前記回転支持体の直径を
    D4 とし、前記回転減速機構の減速比をε4 とし、
    前記動力伝達部材の歯数をZ4 とするとき、Z4 /
    (πD4 ε4 )≦0.5 またはZ4 /(πD4
     ε4 )≧2.0 であることを特徴とする潜像担持
    体駆動装置。
  6. 【請求項6】  前記回転支持体は感光体ドラム、また
    は感光体ベルトを支持して回転駆動するベルト駆動ロー
    ラからなり、前記動力伝達部材は歯車、タイミングベル
    トに噛み合う歯付きプーリまたはチェーンに噛み合うス
    プロケットであることを特徴とする請求項5記載の潜像
    担持体駆動装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007057886A (ja) * 2005-08-25 2007-03-08 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2007072236A (ja) * 2005-09-08 2007-03-22 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2012048269A (ja) * 2011-12-05 2012-03-08 Ricoh Co Ltd 画像形成装置

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