JP2003177583A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2003177583A
JP2003177583A JP2002277025A JP2002277025A JP2003177583A JP 2003177583 A JP2003177583 A JP 2003177583A JP 2002277025 A JP2002277025 A JP 2002277025A JP 2002277025 A JP2002277025 A JP 2002277025A JP 2003177583 A JP2003177583 A JP 2003177583A
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roller
motor
pulley
photoconductor
developing
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JP2002277025A
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Kazuhiko Tajima
和彦 田嶋
Yuzo Kawano
裕三 川野
Yoshiaki Ijima
喜明 井嶋
Tetsuo Korenaga
哲雄 是永
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、単一のモータで、中間ギヤを用い
ることなく、現像ローラと感光体ローラとを駆動する。 【解決手段】 共用モータ37の回転軸に固定された感
光体モータプーリ34Bおよび現像モータギヤ32と、
感光体モータプーリ34Bとの間にベルト39Aが掛け
渡されて回転自在に設置された段付プーリ38Bと、段
付プーリ38Bとの間にベルト39Bが掛け渡されると
ともに感光体ローラ7が連結され、感光体モータプーリ
34Bからベルト39A、段付プーリ38Bおよび39
Bベルトを介して伝達された共用モータ37の回転力で
感光体ローラ7を回転させる感光体ローラ駆動プーリ3
6Bと、現像モータギヤ32と噛み合うとともに現像ロ
ーラ16が連結され、現像モータギヤ32から伝達され
た共用モータ37の回転力で現像ローラ16を回転させ
る現像ローラ駆動ギヤ33とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子写真技術により
画像形成を行う画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、像担持体としての感光体ロー
ラと、この感光体ローラに形成された静電潜像の現像を
行う現像ローラは、プリンタ、ファクシミリ、複写機等
の電子写真技術による画像形成装置の像形成部に用いら
れている。そして、特に近年では、カラー印字出力をす
るために各色のトナー像の正確な色重ねが必要であり、
安定した画像を得るためには、回転ムラ等の速度変動が
無いように感光体ローラと現像ローラとを正確に駆動伝
達することが一層重要になっている。
【0003】ここで、駆動回転のムラの要因の一つとし
て、噛み合うギヤとギヤとの間の隙間の影響がある。噛
み合うギヤとギヤとの間には、スムーズな噛み合い運動
ができるように隙間(バックラッシ)が形成されている
が、駆動伝達トルクに変動があったりモータの回転速度
に急激な変化がある場合、噛み合い接触して動力伝達し
ている歯面と歯面とがバックラッシの空間内で一時的に
離反してしまって動力が一時的に伝達されなくなり、伝
達回転速度の断続的な変動が発生するためである。そし
て、この変動が回転ムラとなる。
【0004】したがって、このような回転ムラを減少さ
せるためには、動力伝達手段であるギヤを必要以上に使
用しないことが重要になってくる。さらにいえば、特
に、軸間距離を埋めるためだけの中間ギヤを使用しない
ことが重要になってくる。
【0005】画像形成装置の場合は駆動伝達系に回転ム
ラが発生すると、正確な紙送りが再現できずに送り方向
ピッチの伸縮が発生し、特にカラー印字を行う画像形成
装置では、色ずれが発生し色の再現性が悪くなる。
【0006】次に、従来の感光体ローラと現像ローラに
おける駆動伝達技術について説明する。
【0007】ここで、図4は従来の感光体ローラと現像
ローラにおける動力伝達機構の要部を示す斜視図、図5
は従来の感光体ローラと現像ローラにおける動力伝達機
構の要部を示す正面図である。
【0008】動力伝達手段は、現像ローラ駆動系列と呼
ばれる現像ローラ駆動モータ28から現像ローラ(第2
のローラ)16に数個のギヤやプーリ等の駆動伝達手段
を用いてなる駆動伝達手段の並びと、感光体ローラ駆動
系列と呼ばれる感光体駆動モータ29から感光体ローラ
(第1のローラ)7までの駆動伝達手段の並びの2系統
の駆動系列から成り立っている。図示するように、プレ
ート27に現像ローラ駆動モータ28と感光体駆動モー
タ29が取り付けられている。現像ローラ駆動モータ2
8の回転軸はプレート27に形成された孔を貫通してお
り、その先端には現像モータギヤ32が固着されてい
る。また、プレート27には現像ローラ駆動ギヤ33が
回転自在に取り付けられている。さらに、現像モータギ
ヤ32と現像ローラ駆動ギヤ33とに噛み合うようにし
て、中間ギヤ35Aがプレート27に回転自在に取り付
けられている。そして、感光体ローラ7の静電潜像を現
像する現像ローラ16は、伝達接続装置(図示せず)を
介して現像ローラ駆動ギヤ33に連結されている。
【0009】また、感光体駆動モータ29の回転軸はプ
レート27に形成された孔を貫通しており、その先端に
は感光体モータギヤ34Aが固着されている。また、プ
レート27には感光体駆動ギヤ36Aが回転自在に取り
付けられている。さらに、感光体モータギヤ34Aと感
光体駆動ギヤ36Aとに噛み合うようにして、中間ギヤ
35Bがプレート27に回転自在に取り付けられてい
る。そして、像担持体である感光体ローラ7は、伝達接
続装置(図示せず)を介して感光体駆動ギヤ36Aに連
結されている。
【0010】ここで、画像形成装置の小型化のために現
像ローラ16と感光体ローラ7の外径が小径化され、そ
れに伴い現像ローラ駆動ギヤ33と感光体ローラ駆動ギ
ヤ36Aも小径化されている。
【0011】
【特許文献1】特開平09−043923号公報
【特許文献2】特開平07−160082号公報
【特許文献3】特開平02−250077号公報
【特許文献4】特開平05−080651号公報
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来の技術では、同一の平面上に2つの駆動系列をコ
ンパクトに配置するのには限界があり、回転しているギ
ヤの上にはギヤを軸支する軸を配置できない等の理由に
より、現像ローラ駆動系列と感光体ローラ駆動系列を高
コストなモータ28,29により別々に駆動を行うよう
にしている。
【0013】このとき、2個のモータ取り付け位置も相
互に干渉しないようにする必要があるため、モータ軸か
ら各ローラ7,16に駆動力を伝達するのに各駆動系列
を最短の位置に配置することができず、回転ムラが生じ
やすい中間ギヤ35A,35Bを用いて迂回させる必要
があった。
【0014】このように、従来の画像形成装置では、現
像ローラ16を駆動するためのモータ28と感光体ロー
ラ7を駆動するためのモータ29をそれぞれ設ける必要
があり、コスト高になっていた。
【0015】また、このように2個のモータ28,29
を相互に干渉しないように取り付けて現像ローラ16、
感光体ローラ7をそれぞれ駆動しなければならないの
で、回転ムラを生じやすく、しかもスペース効率が悪化
する中間ギヤ35A,35Bを用いる必要があった。
【0016】そこで、本発明は、単一のモータで現像ロ
ーラと感光体ローラという2つのローラを駆動すること
のできる画像形成装置を提供することを目的とする。
【0017】また、本発明は、中間ギヤを用いることな
く現像ローラと感光体ローラという2つのローラを駆動
することのできる画像形成装置を提供することを目的と
する。
【0018】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本発明の画像形成装置は、回転力を発生するモータ
と、モータの回転軸に固定されたモータプーリと、同じ
くモータの回転軸に固定されたモータギヤと、モータプ
ーリとの間に第1のベルトが掛け渡されて回転自在に設
置された中継プーリと、中継プーリとの間に第2のベル
トが掛け渡されるとともに第1のローラである感光体ロ
ーラが連結され、モータプーリから第1のベルト、中継
プーリおよび第2のベルトを介して伝達されたモータの
回転力で第1のローラを回転させる駆動プーリと、モー
タギヤと噛み合うとともに第2のローラである現像ロー
ラが連結され、モータギヤから伝達されたモータの回転
力で第2のローラを回転させるローラ駆動ギヤとを有す
る構成としたものである。
【0019】これにより、単一のモータで現像ローラと
感光体ローラを駆動することが可能になる。また、中間
ギヤを用いることなく現像ローラと感光体ローラを駆動
することが可能になる。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、回転力を発生するモータと、モータの回転軸に固定
されたモータプーリと、同じくモータの回転軸に固定さ
れたモータギヤと、モータプーリとの間に第1のベルト
が掛け渡されて回転自在に設置された中継プーリと、中
継プーリとの間に第2のベルトが掛け渡されるとともに
第1のローラが連結され、モータプーリから第1のベル
ト、中継プーリおよび第2のベルトを介して伝達された
モータの回転力で第1のローラを回転させる駆動プーリ
と、モータギヤと噛み合うとともに第2のローラが連結
され、モータギヤから伝達されたモータの回転力で第2
のローラを回転させるローラ駆動ギヤとを有する画像形
成装置であり、単一のモータで2つのローラを駆動する
ことが可能になるという作用を有する。また、中間ギヤ
を用いることなく2つのローラを駆動することが可能に
なるという作用を有する。
【0021】また、本発明の請求項2に記載の発明は、
請求項1記載の発明において、第1のローラは像担持体
である感光体ローラであり、第2のローラは感光体ロー
ラに形成された静電潜像を現像する現像ローラである画
像形成装置であり、単一のモータで現像ローラと感光体
ローラを駆動することが可能になるという作用を有す
る。また、中間ギヤを用いることなく現像ローラと感光
体ローラを駆動することが可能になるという作用を有す
る。
【0022】以下、本発明の実施の形態について、図1
から図3を用いて説明する。なお、これらの図面におい
て同一の部材には同一の符号を付しており、また、重複
した説明は省略されている。
【0023】図1は、本発明の一実施の形態における画
像形成装置の構成を示す概略図、図2は図1の画像形成
装置における感光体ローラと現像ローラとの駆動伝達機
構を示す斜視図、図3は図1の画像形成装置における感
光体ローラと現像ローラとの駆動伝達機構を示す正面図
である。
【0024】図1に示すように、装置本体1には、画像
形成を行う主要部品を一体に収容してこの装置本体1に
着脱自在に装着されることで消耗部品の交換を容易にし
たプロセスユニット6が設けられている。このプロセス
ユニット6の側壁には固定軸8が取り付けられている。
固定軸8には、像坦持体である感光体ローラ(第1のロ
ーラ)7が回転自在に軸支されている。感光体ローラ7
は、アルミ等の金属ドラム表面の電極薄膜上に有機光導
電性物質を付着させたものからなる。
【0025】感光体ローラ7の近傍には帯電器9が配置
されている。帯電器9は、高圧電源(図示せず)から高
電圧が印加されることで、感光体ローラ7の回転方向
(図示する場合においては、反時計回りである矢印A方
向)に沿って、この感光体ローラ7の表面を一様に帯電
させる。
【0026】画像形成装置にはレーザ走査ユニット(以
下、「LSU」という。)10が設置されいる。このL
SU10は、レンズ(図示せず)や半導体レーザ光を走
査するポリゴンミラー(図示せず)等からなり、画像デ
ータを光変調して一様に帯電された感光体ローラ7にレ
ーザ光を照射して静電潜像を形成する。
【0027】さらに感光体ローラ7の近傍には、感光体
ローラ7に形成された静電潜像を現像するための現像部
が形成されている。この現像部は、トナー貯蔵室18内
のトナー13を回転しながら撹拌して補給ローラ12に
搬送するアジテータ19と、プロセスユニット6の側壁
に回転自在に軸支され、補給ローラ12により供給され
たトナー13を感光体ローラ7上の静電潜像に供給して
現像を行う現像ローラ(第2のローラ)11を有してい
る。この現像ローラ11には負電位が印加されており、
これにより供給されたトナー13に予め負電荷が与えら
れる。また、プロセスユニット6の側壁間に橋渡されて
いるブレード取付板14には、現像ローラ11に供給さ
れたトナー13を押圧力により均一な薄層状態に摩擦帯
電する現像ブレード15が固定されている。
【0028】そして、現像ローラ11により感光体ロー
ラ7にトナー13が供給されることにより、レーザ光の
照射により電荷が消滅した静電潜像にトナー13が付着
してトナー像が形成されるネガポジプロセス現像が行わ
れる。
【0029】図示するように、画像形成装置の底部には
用紙カセット2が設けられている。
【0030】用紙カセット2には用紙(記録媒体)3が
収容されており、この用紙3は給紙ローラ4により一枚
ずつ取り出されて搬送路を搬送されて行く。搬送路上に
は、給紙ローラ4により取り出された用紙3を搬送方向
下流側の印字部へ搬送する複数の搬送ローラ5、感光体
ローラ7に接触して回転する転写ローラ16が搬送方向
に沿って設けられている。転写ローラ16は装置本体1
に回転自在に軸支されて感光体ローラ7に押し付けられ
ており、高電圧が印加されることにより、感光体ローラ
7の表面に現像されたトナー像はこの転写ローラ24の
押圧力で用紙3に転写される。
【0031】転写ローラ16によりトナー像を用紙3に
転写した後の感光体ローラ7の表面に残留しているトナ
ー13を除去するために、クリーニングブレード17が
配置されている。
【0032】転写ローラ16よりも後方の搬送路上に
は、定着器20が設置されている。この定着器20はハ
ロゲンランプ(図示せず)等の熱源を含んだヒートロー
ラ21と、このヒートローラ21と接触して回転する加
圧ローラ22からなる。そして、用紙3が回転するヒー
トローラ21と加圧ローラ22とに挟まれて送られるこ
とにより、転写されたトナー像が用紙3に定着される。
【0033】搬送路の終端には、定着器20からの用紙
3を機外に排出する排紙ローラ23および排紙トレイ2
5が設置されている。そして、トナー像が転写、定着さ
れた用紙3は排紙ローラ23に送られて排紙トレイ25
に排出される。
【0034】なお、装置本体1の前面には、使用者に装
置情報を伝える表示部26が設けられている。
【0035】次に、このような構成の画像形成装置の印
字動作について説明する。
【0036】画像形成装置では、ホストコンピュータ
(図示せず)からの印字要求に従ってCPUがモータ
(何れも図示せず)を回転させ、帯電工程、露光工程、
現像工程、転写工程、定着工程等の制御を行う。
【0037】先ず、帯電工程において、帯電器9内のワ
イヤに高電圧を直流的に印可してコロナ放電を行わせ、
グリット板にたとえば約−700Vの電圧を発生させる
ことで、矢印A方向に回転する感光体ローラ7の表面を
−700V程度に一様に帯電させる。
【0038】次に露光工程において、画像処理部(図示
せず)から送信される文字や画像パターンのデータに従
ってLSU10から照射されるレーザ光を変調し、その
レーザ光を感光体ローラ7の表面に照射する。レーザ光
が照射された部分は電気伝導度が増すために、その部分
だけ電荷が消滅して静電潜像が形成される。
【0039】現像工程において、現像部はトナー13を
たとえば−300V程度に帯電させる。これにより、感
光体ローラ7の静電潜像が形成された表面部分にトナー
13が吸着し、ネガポジプロセスによる現像が行われ
る。
【0040】転写工程において、用紙3は給紙ローラ4
により用紙カセット2から取り出され、搬送ローラ5に
より搬送路を搬送される。そして、表面にたとえば+1
000V程度の電圧が印可された転写ローラ16の静電
的クーロン力によって、感光体ローラ7表面に吸着した
トナー13は用紙3に転写される。
【0041】最後の定着工程において、定着器20内の
加圧ローラ22の狭持圧とヒートローラ21の熱とによ
り、転写されたトナー像が用紙3に定着される。そし
て、用紙3はさらに搬送路を通って行き、排紙ローラ2
3により排紙トレイ25に排出される。
【0042】ここで、感光体ローラと現像ローラとの駆
動伝達機構を図2および図3を用いて説明する。
【0043】図示するように、これらの駆動伝達機構に
は、複数本の支柱31により所定の間隔をあけて相互に
平行に配置された第1のプレート30Aおよび第2のプ
レート30Bが設けられている。そして、第2のプレー
ト30Bには共用モータ(モータ)37が取り付けられ
ている。
【0044】共用モータ37の回転軸は、第2のプレー
ト30Bに形成された孔を貫通して第1のプレート30
Aの切り欠き部から突出しており、先端に向かって現像
モータギヤ(モータギヤ)32および感光体モータプー
リ(モータプーリ)34Bが固定されている。
【0045】また、第2のプレート30Bには、前述の
現像モータギヤ32と噛み合う現像ローラ駆動ギヤ(ロ
ーラ駆動ギヤ)33が回転自在に取り付けられている。
そして、第1のプレート30Aと第2のプレート30B
との間に位置するこの現像ローラ駆動ギヤ33には、伝
達接続装置(図示せず)を介して現像ローラ16が連結
されている。
【0046】さらに、第1のプレート30Aには、段付
プーリ(中継プーリ)38Bおよび感光体駆動プーリ
(駆動プーリ)36Bが回転自在に取り付けられてい
る。そして、感光体駆動プーリ36Bには、伝達接続装
置(図示せず)を介して感光体ローラ7が連結されてい
る。ここで、図示するように、感光体モータプーリ34
Bと段付プーリ38Bの大径側プーリとの間には、たと
えば柔軟性を有するゴムなどからなり、内周に歯が形成
されたベルト(第1のベルト)39Aが掛け渡されてい
る。また、段付プーリ38Bの小径側プーリと感光体駆
動プーリ36Bとの間にも、たとえば柔軟性を有するゴ
ムなどからなり、内周に歯が形成されたベルト(第2の
ベルト)39Bが掛け渡されている。
【0047】これにより、共用モータ37の回転力は、
この共用モータ37の回転軸に固定された現像モータギ
ヤ32と噛み合う現像ローラ駆動ギヤ33に伝達され、
現像ローラ駆動ギヤ33に連結された現像ローラ16が
回転される。また、これと同時に、共用モータ37の回
転力は、同じく共用モータ37の回転軸に固定された感
光体モータプーリ34Bからベルト39Aを介して段付
プーリ38Bに伝達され、さらに段付プーリ38Bから
ベルト39Bを介して感光体駆動プーリ36Bに伝達さ
れる。そして、これにより、感光体駆動プーリ36Bに
連結された感光体ローラ7が回転される。
【0048】このように、本実施の形態によれば、共用
モータ37を設けてその回転軸に現像駆動モータギヤ3
2と感光体モータプーリ34Bという2つの駆動伝達手
段を固定し、現像駆動モータギヤ32および感光体モー
タプーリ34Bによって共用モータ37の回転力をそれ
ぞれ現像ローラ16と感光体ローラ7とに伝達するよう
にしているので、単一のモータで現像ローラ16と感光
体ローラ7とを駆動することが可能になる。これによ
り、装置の低コスト化を図ることができる。
【0049】また、本実施の形態によれば、感光体モー
タプーリ34Bから取り出された共用モータ37の回転
力をベルト39Aで段付プーリ38Bに伝達し、さらに
ベルト39Bを介して感光体駆動プーリ36Bに伝達し
て感光体ローラ7を回転させているので、中間ギヤを用
いることなく現像ローラ16と感光体ローラ7とを駆動
することが可能になる。これにより、回転ムラの発生を
抑制することが可能になるとともに省スペース化を図る
ことが可能になる。
【0050】なお、現像ローラ16と感光体ローラ7と
の取り付け位置は、本実施の形態と逆転していてもよ
い。この場合には、現像ローラ16がベルト39A,3
9Bにより回転駆動されることになる。
【0051】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、モータ
の回転軸にモータギヤとモータプーリという2つの駆動
伝達手段を固定し、モータギヤおよびモータプーリによ
ってモータの回転力を2つのローラに伝達するようにし
ているので、単一のモータで現像ローラと感光体ローラ
という2つのローラを駆動することが可能になるという
有効な効果が得られる。
【0052】これにより、装置の低コスト化を図ること
ができるという有効な効果が得られる。
【0053】また、本発明によれば、モータプーリから
取り出されたモータの回転力を第1のベルトで中継プー
リに伝達し、さらに第2のベルトを介して駆動プーリに
伝達してローラを回転させているので、中間ギヤを用い
ることなく現像ローラと感光体ローラという2つのロー
ラを駆動することが可能になるという有効な効果が得ら
れる。
【0054】これにより、回転ムラの発生を抑制するこ
とが可能になるとともに省スペース化を図ることが可能
になるという有効な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における画像形成装置の
構成を示す概略図
【図2】図1の画像形成装置における感光体ローラと現
像ローラとの駆動伝達機構を示す斜視図
【図3】図1の画像形成装置における感光体ローラと現
像ローラとの駆動伝達機構を示す正面図
【図4】従来の感光体ローラと現像ローラにおける動力
伝達機構の要部を示す斜視図
【図5】従来の感光体ローラと現像ローラにおける動力
伝達機構の要部を示す正面図
【符号の説明】
7 感光体ローラ(第1のローラ) 16 現像ローラ(第2のローラ) 32 現像モータギヤ(モータギヤ) 33 現像ローラ駆動ギヤ(ローラ駆動ギヤ) 34B 感光体モータプーリ(モータプーリ) 36B 感光体ローラ駆動プーリ(駆動プーリ) 37 共用モータ(モータ) 38B 段付プーリ(中継プーリ) 39A ベルト(第1のベルト) 39B ベルト(第2のベルト)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井嶋 喜明 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 是永 哲雄 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 2H035 CA07 CB01 CG03 2H171 FA04 FA09 FA13 GA04 GA08 JA23 JA29 JA34 LA04 LA06 LA08 LA11 QA02 QA08 QA11 QA13 QB02 QB15 QB17 QB32 QB38 QC03 QC22 QC36 SA10 SA12 SA18 SA19 SA22 SA26

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転力を発生するモータと、 前記モータの回転軸に固定されたモータプーリと、 同じく前記モータの回転軸に固定されたモータギヤと、 前記モータプーリとの間に第1のベルトが掛け渡されて
    回転自在に設置された中継プーリと、 前記中継プーリとの間に第2のベルトが掛け渡されると
    ともに第1のローラが連結され、前記モータプーリから
    前記第1のベルト、前記中継プーリおよび前記第2のベ
    ルトを介して伝達された前記モータの回転力で前記第1
    のローラを回転させる駆動プーリと、 前記モータギヤと噛み合うとともに第2のローラが連結
    され、前記モータギヤから伝達された前記モータの回転
    力で前記第2のローラを回転させるローラ駆動ギヤとを
    有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】前記第1のローラは像担持体である感光体
    ローラであり、前記第2のローラは前記感光体ローラに
    形成された静電潜像を現像する現像ローラであることを
    特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
JP2002277025A 2002-09-24 2002-09-24 画像形成装置 Pending JP2003177583A (ja)

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