JPH04344660A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH04344660A
JPH04344660A JP3117575A JP11757591A JPH04344660A JP H04344660 A JPH04344660 A JP H04344660A JP 3117575 A JP3117575 A JP 3117575A JP 11757591 A JP11757591 A JP 11757591A JP H04344660 A JPH04344660 A JP H04344660A
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Application number
JP3117575A
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English (en)
Inventor
Akio Kato
彰男 加藤
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、給紙系に特徴をもつ電
子写真方式の複写機等の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、この種の複写機においては、原
稿画像を感光体ドラム上に露光して静電潜像を形成した
後、この静電潜像にトナーを供給してトナー像(可視像
)となし、更に、このトナー像を用紙に転写した後、こ
れを定着して一枚のコピーとなす一連の画像形成動作が
行われる。その構成としては、大きく、光学系、作像系
、給紙系からなる。また、原稿流し撮り複写が可能な複
写機においては、光学系に付属して原稿自動送り装置R
DHが設けられている。そして、これらがタイミングよ
く連動することにより上記画像形成動作が実行される。 また、その制御については、CPUからなる主制御部に
よって行われる。
【0003】ところで、給紙系においては、給紙カセッ
ト内に収納された用紙(転写材)を給紙ローラが光学系
に同期して繰り出した後、給紙タイミングローラ(レジ
スタローラともいう)が作像系に同期してかかる用紙を
転写部に供給する動作が行われる。また、原稿流し撮り
複写が可能な複写機においては、原稿を一定間隔で搬送
させると共に、用紙についても一定間隔で搬送させてい
る。ここで原稿ジャムが発生した場合、従来技術では、
用紙の搬送を即時に停止させる方法がとられるか、或い
は既に給紙された用紙については画像形成を行い、機外
に排出した後に、複写機を停止させる方法がとられてい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、原稿ジ
ャムが発生した場合において、用紙の搬送を即時停止さ
せる方法によれば、原稿ジャムの処理をすると共に複写
機本体内に停止している用紙を除去する必要があり、使
用者にとっては大変煩わしい作業となる。また、用紙を
機外に排出させる方法による場合には、ミスコピーとな
っているため、用紙の無駄な消費を招いてしまい、たい
へん不経済である。
【0005】一方、原稿ジャム発生時において、給紙状
態にあった用紙に未だ画像形成が行われていない場合に
は、白紙状態のままで機外に排出させる方法も考えられ
るが、この場合においても排紙トレーから、かかる用紙
を取り除き、再度給紙カセットにセットする作業は大変
煩わしいものである。本発明は、かかる現状に鑑みてな
されたものであり、原稿ジャム発生時において、未だ画
像形成の行われていない用紙を白紙状態のまま回収した
後、再度次順の画像形成に対して自動給紙可能とする画
像形成装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、原稿自動送り
装置を有する画像形成装置が、原稿ジャムの発生を検知
する原稿ジャム検知手段と、原稿ジャムを検知した場合
に、画像形成動作を停止させると共に、画像形成されて
いない用紙を収納し、再給紙可能状態とする再給紙手段
とを備えたことを特徴としている。
【0007】
【作用】上記構成によれば、画像形成装置において、原
稿ジャム検知手段が、原稿自動送り装置における原稿ジ
ャムの発生を検知する。この場合、再給紙手段が、画像
形成動作を停止させると共に、画像形成されていない用
紙を一旦収納し、次順の画像形成に対して再給紙可能状
態とする。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に従って具体
的に説明する。図1は本発明を適用した複写機の全体構
成を示す正面断面図である。図面からも明らかなように
、この複写機Aはその本体の上面にプラテンガラス1を
持ち、その上に循環式の自動送り装置RDHが備え付け
られている。また、本体内の上部の略中央部に感光体ド
ラム2が反時計方向に回転可能に設けられている。そし
て感光体ドラム2の周囲には、イレーサランプ3、帯電
チャージャ4、LEDアレイからなる像間イレーサ5、
現像器6、7、転写チャージャ8、分離チャージャ9、
ブレード方式のクリーニング装置10が感光体ドラム2
の回転方向に順次配設されている。感光体ドラム2は、
その表面に感光体層を設けたもので、イレーサランプ3
により残留電荷を除去された後、帯電チャージャ4を通
過することにより均一に帯電される。
【0009】一方、プラテンガラス1の下に投影光学系
11が設けられ、プラテンガラス1上の原稿の画像を感
光体ドラム2の帯電後の表面に露光する。投影光学系1
1は、プラテンガラス1の下面に沿って移動するスキャ
ナとしての第1スライダ12に支持された露光ランプ1
3、第1ミラー14、第1スライダ12と関連動作する
第2スライダ15に支持された第2、第3ミラー16、
17また夫々別に支持された投影レンズ18及び第4ミ
ラー19を持っている。
【0010】第1、第2スライダ12、15はスキャン
モータ(不図示)によって駆動され、露光ランプ13、
第1ミラー14を感光体ドラム2の周速Vに対しV/n
 の速度で、また第2、第3ミラー16、17をV/2
 n の速度で移動させる。この露光ランプ13、第1
ミラー14の移動によってプラテンガラス1上で位置決
めされ停止状態にある原稿を走査し、その全画像につき
第2、第3ミラー16、17、投影レンズ18、第4ミ
ラー19を通じて感光体ドラム2上にスリット露光する
。これによって感光体ドラム2上に原稿の全画像に対応
した静電潜像を形成することができ、光学系移動走査モ
ードでの複写を可能にする。第2、第3ミラー16、1
7の移動は第1ミラー14の移動による光路長の変化を
防止する。
【0011】投影光学系11はまた露光ランプ13およ
び第1ミラー14がプラテンガラス1の画像露光可能な
部分の位置に停止させられた状態でも、プラテンガラス
1上を原稿が搬送されることによってそれを走査し、原
稿の全画像につき感光体ドラム2上にスリット露光する
ことができ、原稿移動走査モードでの複写を可能にする
。プラテンガラス1上での原稿の搬送は原稿自動送り装
置RDHが行う。しかし原稿を循環式に取り扱わない原
稿自動送り装置や、原稿を単に搬送させる手段を持つだ
けでも原稿移動走査モードでの複写は可能である。
【0012】投影光学系11はさらに、投影レンズ18
が変倍モータ(不図示)によって光軸方向に移動されて
画像露光の際の投影倍率、つまり複写倍率を変える。こ
のとき第4ミラー19は若干移動および揺動されて共役
長の補正を行い、感光体ドラム2への露光点が変わらな
いようにする。また、複写倍率の変更に伴い走査速度が
V/n で変更される。光学系移動走査モードでは露光
ランプ13および第1ミラー14の移動速度が変化する
のに対し、原稿搬送速度が変化して対応する。
【0013】画像露光によって感光体ドラム2上に形成
される静電潜像は、現像器6、7を通過することにより
トナー現像されて顕像化する。この現像後のトナー像は
転写チャージャ8に達したときトナー像と先端合わせし
て送られてくる複写紙上に転写される。感光体ドラム2
の転写後の表面はクリーニング装置10により残留トナ
ーを除去された後、イレーサランプ3および帯電チャー
ジャ4の処理を受けて再度露光に供される。なお、現像
器6は黒色の現像剤を収容し、現像器7は赤色等黒色以
外の現像剤を収容している。そして、静電潜像を現像す
るのに現像器6、7のどちらかを選択することができる
【0014】前記転写に供される用紙(図示せず)は、
複写機Aの本体下半部に設けられた第1給紙部35、第
2給紙部36、再給紙部37の何れかから、あるいは本
体一側の手差しテーブル38から給送される。用紙は第
1、第2給紙部35、36および再給紙ユニット37か
らピックアップローラ39、40、41によって送出さ
れ、それぞれ捌きローラ対42、43、44によって一
枚づつに捌かれた後給送ローラ45によって給送される
。手差しテーブル38からの手差し用紙は給送ローラ4
6によってそのまま給送される。
【0015】給送される用紙は一時停止中のレジスタロ
ーラ47に達してそのニップ部に先端が整合されスキュ
ーを矯正される。その後レジスターローラ47は適当な
タイミングで駆動を再開され、送付けられている用紙を
感光体ドラム2上に形成されているトナー像と先端合わ
せするためのレジスタタイミングをとって送出し転写に
供する。
【0016】転写後の用紙は分離チャージャ9によって
感光体ドラム2から分離された後搬送ベルト48によっ
て定着器49に送込まれる。定着器49では用紙上に転
写されているトナー像を定着処理して送出す。定着処理
後の用紙は搬送ローラ50によって搬送され、切換爪5
1の位置選択に応じ排紙路52か再搬送路53かに送ら
れる。
【0017】排紙路52は受け入れた用紙を排紙ローラ
54により本体外へ排出する。再搬送路53は受け入れ
た用紙を搬送ローラ55により搬送し、再給紙ユニット
37に画像形成面が上に向くフェイスアップ状態で送込
むか、画像形成面が下に向くフェイスダウン状態で送込
むかする。フェイスアップ状態で送込まれた用紙は再給
紙によってフェイスダウンの状態で転写に供されるので
両面複写が可能となる。また、フェイスダウン状態で送
込まれた用紙は再給紙によってフェイスアップ状態で転
写に供されるので合成複写が可能となる。
【0018】一方、原稿自動送り装置RDHは、図1に
示すように複写機Aの本体の上面のプラテンガラス1を
覆うカバー型のケース61を有している。このケース6
1に、原稿ODを積層収納してそれを給紙手段62によ
り一枚づつ送出する原稿収納部63と、原稿収納部63
から送出される原稿ODをプラテンガラス1上まで給送
し、またその原稿ODをプラテンガラス1上から原稿収
納部63に返送する循環搬送路64とを設けてある。
【0019】原稿収納部63はケース61の上面に凹陥
部として形成してあり、所定枚の原稿ODを積層して収
納することができる。給紙手段62は原稿収納部63の
底板65の先端部にほぼ面一状態に下方より臨ませられ
たピックアップローラ66と、このピックアップローラ
66の上方に原稿送出し隙間を残して臨む前捌き片67
とを持っている。これにより積層原稿ODはその下層部
のものを除き前捌き片67による位置規制および送出し
制限を受けながらピックアップローラ66によって下層
のものから順次送出される。したがって積層原稿ODが
原稿収納部63から一度に多数枚送出されるのを回避し
、次での捌きを楽にする。
【0020】給紙手段62はまたピックアップローラ6
6の直後に位置する給送ローラ68とこの給送ローラ6
8の上部に圧接する捌きパッド69とを持っており、前
記前捌きを受けた少数枚の原稿ODがピックアップロー
ラ66によって給送ローラ68と捌きパッド69との間
に送付けられる。このとき上層の原稿ODは捌きパッド
69によって進行を妨げられ、給送ローラ68の搬送を
受ける最下原稿ODのみが先へ給送される。
【0021】前捌き片67および捌きパッド69は基部
を軸70で枢支されたレバー71に装着されている。レ
バー71は軸まわりの自重による下動習性と圧接バネ7
2の付勢によって捌きパッド69を給送ローラ68に圧
接させて安定する。この状態で前捌き片67はピックア
ップローラ66上の所定高さ位置に臨ませられている。 なお前捌き片67は本体に固定してもよい。
【0022】前捌き片67の手前にはセット原稿ODを
所定位置に一旦受け止めて揃える原稿ストッパ111が
設けられ、回転軸112を中心とした揺動で作用位置と
非作用位置とに切換えられる。この切換えは図示しない
ソレノイド等で行われる。またピックアップローラ66
の上部にはそれにセット原稿を押圧する原稿押え113
が設けられている。原稿押さえ113は軸114により
枢支され、図示しないソレノイド等により揺動させられ
て作用位置と非作用位置とに切換わる。さらにピックア
ップローラ66による搬送部から手前側に外れた位置に
戻り原稿ストッパ115が設けられている。戻り原稿ス
トッパ115は軸116により枢支され図示しないソレ
ノイド等によって作用位置と非作用位置とに切換えられ
る。
【0023】循環搬送路64は給紙手段62から給紙さ
れる原稿ODをプラテンガラス1上に導く給送側の湾曲
搬送路81と、プラテンガラス1との間に形成される直
状搬送路82と、プラテンガラス1上の原稿ODを原稿
収納部63にその後端部側から返送する返送側の湾曲搬
送路83とからなっている。給送側の湾曲搬送路81に
はその始端部に給送ローラ68より少し遠くした取出し
ローラ84が、また端部にピンチローラ対85がそれぞ
れ設けられている。取出しローラ84は給紙手段62か
ら原稿ODが送付けられてくる時点では一定時間停止さ
せられ、原稿ODの先端がニップ部に圧接して整合する
のを待って駆動されることで、原稿ODのスキューを矯
正することができる。そして取出しローラ84は駆動開
始によって原稿ODを受け入れた後給紙手段62からそ
の原稿ODを取出し湾曲搬送路81に送り進める。この
とき給送ローラ68は内装する一方向のクラッチ部で空
転して従転する。
【0024】直状搬送路82はプラテンガラス1とその
上面に圧接するように設けられた搬送ベルト86とで形
成してある。搬送ベルト86は図示しないモータにより
駆動される駆動ローラ87及び従動ローラ88によって
原稿収納部63の底板65の下に張設し、途中をバック
アップローラ89によってプラテンガラス1に圧接させ
てある。これによって搬送ベルト86は湾曲搬送路81
からピンローラ対85を経て給送されてくる原稿ODを
プラテンガラス1上に受け入れていくことができ、また
プラテンガラス1上に受け入れた原稿ODを返送側の湾
曲搬送路83に送出すことができる。
【0025】直状搬送路82のプラテンガラス1を返送
方向側に外れた位置に原稿スケール91が設けられてい
る。原稿スケール91は後端側が軸92によって複写機
Aの本体に枢支され、図示しないソレノイド等の駆動手
段によって前端面がプラテンガラス1より低くなる通常
位置と、前端面がプラテンガラス1よりも高くなるスト
ッパ位置とに姿勢制御されるようになっている。この原
稿スケール91は通常位置にされると、プラテンガラス
1から送出される原稿ODをすくい上げて返送側の湾曲
搬送路83に導く。ストッパ位置ではプラテンガラス1
上を湾曲搬送路83の側に送られてくる原稿ODの先端
を前端面で受止めプラテンガラス1上の所定のプリント
位置に位置決めする。この位置決めは走査モードが光学
系移動走査モードや全面同時露光方式である場合に必要
であるが、原稿移動走査モードでは不要である。
【0026】返送側の湾曲搬送路83は途中に大径の搬
送ローラ93を有し、この搬送ローラ93の側周面の上
部と下部とに従動ローラ94、95を圧接させ、プラテ
ンガラス1上から湾曲搬送路83に送り込まれてくる原
稿ODを搬送ローラ93の側周面に沿って湾曲させなが
ら搬送し原稿収納部63へその後端部側から返送する。
【0027】原稿収納部63の後端部には積層収納する
原稿ODの後端をガイドして原稿ODを前記戻り原稿ス
トッパ115に送付ける後端ガイド101を設けてある
。後端ガイド101は原稿収納部63内で原稿ODのサ
イズに応じて前後に移動できるようにしてある。後端ガ
イド101はその全面の上部に排出口102を持ち排出
ローラ対103が設けられている。後端ガイド101は
また排出口102の下にL型ガイド壁104を持ってい
る。これによって後端ガイド101は排出口102から
排出される原稿ODの後端をL型ガイド壁104で受止
め、その受止め位置から給紙手段62側に移動すること
により原稿ODを原稿ストッパ111に当接させて所定
位置に揃えることができる。
【0028】後端ガイド101は、合成樹脂製のカバー
105内に、L型ガイド壁104とカバー105の後壁
との間で原稿受入れ口106aが下方に大きく開く原稿
排出路106を持っている。原稿排出路106は排出口
102に向け通路が狭まる先細り形状をなし、原稿受入
れ口106aから受入れた原稿ODを排出ローラ対10
3に向け案内し、排出ローラ対103によって排出口1
02から排出されるようにする。原稿排出路106の原
稿受入れ口106a側半部に通路を2分する仕切壁10
6bを設け、通路が広過ぎることにより受入れた原稿O
Dが不安定になるのを防止している。
【0029】一方、原稿収納部63の底板65には、原
稿ODのサイズに応じた各種の位置に原稿送出し口65
a〜65dが設けられ、それらへの共通の補助搬送路1
21が底板65の下に沿って設けられている。さらに湾
曲搬送路83から送出される原稿ODを表裏反転して直
状搬送器82へ送出するリターン搬送路122も設けら
れている。
【0030】湾曲搬送路83からの送出し原稿ODを補
助搬送路121かリターン搬送路122かに振り分ける
のは切換爪107の位置選択によって行う。なお後端ガ
イド101は原稿収納部63の内面の案内を受けて安定
移動でき、図示しない駆動手段により選択された複写紙
のサイズに応じた位置に自動的に移動させられる。この
移動位置は排出口102から排出れる原稿ODが戻り原
稿ストッパ115に送付け得る位置であり、かつL型ガ
イド壁104が戻り原稿ストッパ115に送付けられる
原稿ODの後端を確実に受止められる位置である。
【0031】後端ガイド101は用紙のサイズに応じた
各位置で原稿収納部63の底板65に形成された原稿送
出し口65a〜65dの何れか1つに原稿受入れ口10
6aを対向させる。原稿受入れ口106aが原稿送出し
口65a〜65dの何れかに対向したとき、それら双方
の対向が外れない範囲で後端ガイド101の位置を原稿
サイズに応じてさらに調節することができる。原稿送出
し口65a、65b、65cには蓋兼用の原稿すくい上
げ板131a、131が設けられ、原稿受入れ口106
aに対向している原稿送出し口の原稿すくい上げ板が下
方に開かれて補助搬送路121に臨む。これによって可
動搬送路107から送出される原稿ODは補助搬送路1
21に送込まれ、原稿受入れ口106aが対向している
原稿送出し口65b〜65cの何れかに達したとき原稿
すくい上げ板131、131aの何れかによりすくい上
げられて原稿排出路106に導かれる。原稿受入れ口1
06aが原稿送出し口65dに対向しているとき各原稿
すくい上げ板131a、131は上がっており、補助搬
送路121に送込まれた原稿ODはそのまま原稿送出し
口65dに達して原稿排出路106に導かれる。
【0032】両面原稿モードの裏面複写への切換え時、
切換爪107は上方位置に切換えられる。これによって
湾曲搬送路83から送出される原稿ODはリターン搬送
路122に導かれる。このとき搬送ベルト86は逆転駆
動されてリターン搬送路122からの表裏反転原稿OD
を再度プラテンガラス1上に導き、所定位置に位置決め
する。
【0033】ケース61は複写機Aの本体上面一側にヒ
ンジ連結部によって着脱可能に連結され、ヒンジ連結部
を中心に起伏してプラテンガラス1上を開閉できる。こ
れによって通常の原稿カバーと同様に取り扱って複写す
ることもできる。またケース61の先端側上部には原稿
ODを原稿収納部63に差し入れる際の上ガイド134
が設けられている。この上ガイド134は原稿収納部6
3に差し入れられる原稿ODの先端をピックアップロー
ラ66の上に適正なかさで臨むように制限及び案内する
傾斜ガイド面134aを持っている。
【0034】湾曲搬送路83とリターン搬送路121と
の直状搬送路82側に寄った部分に搬送ローラ135が
設けられ、補助搬送路121の途中にも適数の搬送ロー
ラ136が設けられている。また、複写機Aの本体の排
紙口140にはフィニッシャ141が設けられている。 フィニッシャ141は排紙口140から排紙されてくる
用紙を排紙トレー142に排出する排出通路143と、
排出通路143の途中から分岐してスタック部144に
通じるスタック搬送路145とを持ち、切換爪139の
切換えによって排出通路143に排紙されてくる用紙を
排紙トレー142かスタック部144かに選択的に導く
【0035】スタック部144は順次排紙されてくる複
写機Aの用紙を順次受入れてスタックする。スタックさ
れる用紙は前記のように複写モードに応じてグルーピン
グ状態あるいはソーティング状態となる。スタック部1
44はスタンパ146やステープラ147が装備されて
いる。これらスタンパ146やステープラ147は複写
済みの用紙が1グループ、あるいは1揃いスタックされ
たとき選択に応じて働かされ、所定の押印やとじ合わせ
を行う。これら押印やとじ合わせが終了する都度、スタ
ック部144は用紙を開放し排出口148から排出する
【0036】次に、原稿自動送り装置RDHの使用につ
いて図2〜図14において説明する。図2において、原
稿OD群を原稿ストッパ111によってほぼ所定の給紙
位置に位置させておく。この状態でプリントスイッチが
操作されたとすると、ピックアップローラ66、給送ロ
ーラ68が駆動される。これによって前記積層収納した
原稿OD群の最下層の原稿ODが送出される。送出され
た原稿ODが取出しローラ84に達するとそれがまだ駆
動されていないことによってそのニップ部に先端が整合
されスキューを防止される。その後原稿ODは駆動を開
始される送出しローラ84によって湾曲搬送路81の取
出しローラ84の直後とピンチローラ対85の直前とに
原稿検出のためセンサ151、152が設けられており
、これらセンサ151、152間を原稿ODが通過する
ことによる搬送速度の検出が行われ、線間電圧の変動や
駆動モータの交差、駆動歯車の摩耗、原稿ODの滑り、
原稿ODの引きつり等による原稿ODの給送速度の一切
の変動を直接測定され、それに見合った適正なタイミン
グ調整が行われる。
【0037】湾曲搬送路81を搬送される原稿ODはピ
ンチローラ対85および搬送ベルト86の送出しローラ
84との同時駆動によってプラテンガラス1上の直状搬
送路82に送込まれ、直状搬送路82での搬送状態とさ
れる(図3参照)。光学系走査方式によるときは、原稿
ストッパ91は上動位置に置かれていてそれに搬送され
てくる原稿ODが当接する。これによってプラテンガラ
ス1の所定プリント位置に原稿ODが停止させられる。 また原稿ODの先端がストッパ91に整合することで原
稿ODのスキューが矯正される。
【0038】一方、後端ガイド壁101は原稿ODの通
紙方向サイズに応じて図4のように前進させられている
。次に原稿移動走査モードの場合について説明する。 このモードでは図2から図4に示すような原稿ODのセ
ットから給紙可能な状態まで動作し、原稿ODのサイズ
検出とそれに対応した後端ガイド101の移動とが行わ
れる。但し原稿スケール91は下動したままでプラテン
ガラス1上での原稿ODの位置決めは行われない。
【0039】続いてサイズ検出後の最下原稿ODが図5
のように原稿収納部63へ排出された後、原稿収納部6
3にセットされた残りの原稿ODの全てを順次連続的に
給送して図6のように原稿収納部63へ排出することが
行われる。原稿枚数検出後の戻り原稿ODは図7に示す
ように給紙位置に再セットされた後、最下原稿ODから
順に再給紙される。この給紙される原稿ODは図8に示
す露光位置EXを通過する際に原稿移動走査モードでの
画像露光が行われ複写される。全ての原稿ODが複写さ
れ図9のように原稿収納部63に戻された後、後端ガイ
ド101は図9の位置から一旦前進して図10のように
原稿ODを給紙位置にセットした後元の図9の位置に戻
され、図10の再給送位置に再セットする。このように
して設定枚数分の複写が図11のように終了したとき、
後端ガイド101は一旦前進して原稿ODを給紙位置に
セットした後ホームポジションに戻される(図12参照
)。
【0040】このときの原稿ODの動きは図13の通り
であり、各原稿1枚づつの複写を設定枚数分繰返すこと
により、図14に示すようにソーティング状態の複写紙
群P1’、P2’、P3’ ・・・・が得られる。次に
複写機Aの操作パネルについて説明する。図15に示す
操作パネル201において、第1操作領域AR1には、
複写機Aにおいて実行できる各種のモードの中で、上標
準装備の制御を工夫することにより実現できる第1群の
モードを選択するための操作キーや第1群のモードに対
応する表示灯が配置され、第2操作領域AR2には、付
加装備を用いて実行される第2群のモードを選択するた
めの操作キー表示灯が配置されている。また、第3操作
領域AR3には、複写動作をスタートさせるためのプリ
ントキー202と共に各種のモードの複写を行うときの
複写条件の設定手段である操作キー類、例えば7セグメ
ントLEDで構成され3桁の数値表示が可能な数値表示
装置203、それぞれ1、2・・・9、0の数値に対応
するテンキー210〜219、割込み複写を指定する割
込みキー220、クリア・ストップキー221、多段に
挿着されている給紙カセットの複写紙をサイズによって
指定するためのペーパー選択キー222、複写画像度を
ステップ的に変更し指定するためのアップ及びダウンキ
ー223、224、給紙部35、36を自動選択する自
動用紙選択モード(APS)と倍率を自動選択する自動
倍率モード (AMS)と手動選択するマニュアルモー
ドとを切換えるオート・マニュアルキー225などが配
置されている。
【0041】図16は、操作パネル201の中の第2操
作領域AR2における配置関係を示す部分拡大図である
。第2操作領域AR2は、特に大量枚数の複写作業の便
宜を図るために装着される付加装備に関係するモードの
選択、及び付加装備が備える各種機能の選択を行う操作
領域である。第2操作領域AR2では、原稿の載置から
複写後の複写紙の整頓までの一連の複写作業を自動化し
、特に大量枚数の複写を行う場合の作業効率を高めるた
めの付加装備、即ち原稿自動送り装置RDH、再給紙ユ
ニット37、ソータ(不図示)、フィニッシャ141を
装備したときに実行できるモードの選択が行われる。
【0042】原稿選択区画261には、原稿自動送り装
置RDHを使用するRDHモードにおける選択肢が集め
て配置されている。しかしながら、上述のようにこの原
稿選択区画261は、原稿ODの形態の選択領域として
捉えられている。即ち、原稿選択区画261には、選択
肢として設けられた、片面原稿、両面原稿、ブック原稿
、ツー・イン・ワン原稿をそれぞれ示す絵文字が配置さ
れ、各絵文字の左上には、それぞれ丸印で示すようにバ
ックライトであるLEDの明かりが直接見えるようにし
てある。各絵文字とともにそれぞれの原稿表示部を構成
するLED271〜274は、それぞれに対応する選択
肢が原稿選択区画261の下方に設けられたローテーシ
ョン式の原稿選択キー281の押下により選択されたと
き点灯する。
【0043】レイアウト選択区画262では、レイアウ
ト選択キー282の操作により選択可能な片面コピーモ
ード、両面コピーモード、合成コピーモードにそれぞれ
対応する絵文字とLED275〜277が配置され、再
給紙部37の利用の仕方が選択される。図17は、複写
機Aの制御回路を示すブロック図である。第1CPU3
01によりデコーダ314を介して制御される入力バッ
ファ307〜310に操作パネル201に配設された操
作キーや各部に設けられたセンサやスイッチが接続され
、また、デコーダ315を介して制御される出力バッフ
ァ311〜313には図外のメインモータ、現像モータ
、各種クラッチ、転写チャージャ8、帯電チャージャ4
及び操作パネル201上の各種表示灯を点灯させる表示
マトリックス回路318が接続されている。なお316
はデコーダ、330は電池によりバックアップされたR
AMをそれぞれ示している。
【0044】この第1CPU301は、通信ライン31
9を通じて第2CPU302及び第3CPU303と通
信を行う。第2CPU302は、投影光学系11の動作
を制御するもので、スキャンモータ制御回路305、投
影レンズ18を移動させる変倍レンズ制御回路306、
定位置スイッチ161、及びレジスタローラ47を回転
させるためのレジスタタイミング信号を発生するタイミ
ングスイッチ401などが接続される。
【0045】第3CPU303は、原稿自動送り装置R
DHの制御を行うもので、搬送モータ501、給紙モー
タ502および反転用モータ503のそれぞれに制御信
号を出力し原稿自動送り装置RDHに設けられている各
種センサ151、152、153、154からの信号を
入力する。次に、原稿複写動作について説明する。図1
8は原稿複写動作を処理するメインルーチンを示すフロ
ーチャートである。なお、本複写機Aでは上述したよう
に第1CPU301により主たる制御が行われ、第2C
PU302及び第3CPU303により細部の制御が行
われるようになっている。第1CPU301では、例え
ばメインスイッチをオンすることにより処理をスタート
し、先ず、初期状態を設定する(S1)。次に、1ルー
チンの時間を規定する内部タイマをセットする(S2)
。続いて「流撮原稿コントロール処理ルーチン」(S3
)、「複写機の流し撮り処理ルーチン」(S4)、「原
稿ジャムの検知処理ルーチン」(S5)、「原稿ジャム
の処理ルーチン」(S6)、「ジャムをリカバリーして
再度コピー処理するルーチン」(S7)、「その他の処
理ルーチン」を順に実行する(S8)。その後、内部タ
イマの終了を確認して(S9においてYesの場合)、
ステップS2に戻り上記処理を繰り返す。
【0046】図19は、「流撮原稿コントロール処理ル
ーチン」(図18におけるステップS3にあたる)を示
すフローチャートである。先ず、原稿自動送り装置RD
Hのスタート信号のオンエッジにより(S701におい
てYesの場合)、原稿ODの搬送をスタートし(S7
02)、タイマTP及びタイマTQをセットする(S7
03)。そして、原稿ODの搬送中、タイマTPが終了
すると(S704においてYesの場合)、原稿定位置
信号をオンする(S705)。また、タイマTQが終了
すると(S706)、タイミング信号をオンする(S7
07)。
【0047】次に、原稿収納部63に搬送されていない
原稿ODが残っている場合は(S708においてYes
の場合)、タイマTP、TQを新たにセットし(S70
9)、原稿ODの搬送を続ける。原稿収納部63に搬送
されていない原稿ODがない場合、即ち、全原稿ODが
原稿収納部63より搬送されていれば(S708におい
Noの場合)、タイマTRをセットする(S710)。 そして、タイマTRの終了により(S711においてY
esの場合)、原稿搬送終了信号をオンし、原稿ODの
搬送を終了する(S712)。なお、タイマTRについ
ては最終の原稿ODが排出終了されるまでの時間がセッ
トされ、上述した原稿自動送り動作が設定されたコピー
枚数分繰り返される。
【0048】図20及び図21は複写機Aの個々の動作
を実行するためのフローチャートである。「複写機の流
し撮り動作」(図18におけるステップS4にあたる)
を実行するためには、先ず、コピースタート時に(S1
01においてYesの場合)、「給紙動作処理ルーチン
」を実行し(S102)、続いて給紙された用紙に対す
る「レジスト動作処理ルーチン」を実行する(S103
)。更に、複写を終えた用紙を排出搬送するための「排
出搬送処理ルーチン」を実行し(S104)、続いて「
その他の処理を実行するルーチン」を実行する(S10
5)。
【0049】「給紙動作処理ルーチン」では、用紙の給
紙枚数やシーケンスタイミングにより、給紙すべきか否
かを判断し(S301)、給紙する場合には(S301
においてYesの場合)、各給紙部に対応する給紙口を
選択し(S302)、各給紙口に対応する給紙ローラ(
ピックアップローラともいう)40或いは41をオンす
る(S303並びにS304)。そして、給紙を行う毎
にカウンタC1を加算する(S305)。ここに、カウ
ンタC1は給紙口を用紙が出た時に使用されるカウンタ
である。
【0050】「レジスト動作処理ルーチン」は、給紙さ
れた用紙に対するレジスト合わせの処理であり、かかる
用紙の搬送状態に応じて「ループ形成処理ルーチン」が
実行される(S402)。そして、ループ形成が終了し
た場合には(S401においてYesの場合)、画像タ
イミング信号がオンされるのを待ち(S403において
Yesの場合)、用紙の搬送を行う(S404)。そし
てかかる搬送に伴ってカウンタC1を減算し(S405
)、代わりにカウンタC2を加算する(S406)。 ここに、カウンタC2は用紙がレジスタローラ47を出
る時、原稿ジャムが発生していない場合にのみ使用され
るカウンタである。
【0051】「排出搬送処理ルーチン」では、カウンタ
C2の値により複写済みの用紙があるか否かを判断し(
S501)、複写済みの用紙がある場合、即ち、カウン
タC2の値が0でない場合には(S501においてNo
の場合)、用紙排出口を予め指定した本体排出口とし、
用紙を搬送排出する(S503)。一方、カウンタC2
の値が0であり(S501においてYesの場合)、且
つ、原稿ジャムが発生している場合には(S502にお
いてYesの場合)、カウンタC3の値が0でないこと
を条件として(S504においてYesの場合)、用紙
排出口を再給紙ユニット37に切り換え白紙状態の用紙
を再給紙ユニット37に導く(S505)。 また、用紙が搬送され、用紙搬出口より排出された場合
において(S506においてYesの場合)、カウンタ
C2の値が0である場合には(S507においてYes
の場合)、カウンタC2を減算し(S508)、そうで
ない場合にはカウンタC3を減算する(S509)。こ
こに、カウンタC3は用紙がレジスタローラ47を出る
時、原稿ジャムの発生している場合にのみ使用されるカ
ウンタである。
【0052】「その他の処理を実行するルーチン」では
、感光体ドラム処理(S601)、現像器処理(S60
2)、スキャナ処理(S603)、定着器処理(S60
4)が順次実行される。次に、「原稿ジャム検知」(図
18におけるステップS5にあたる)について、図22
、図23に示すフローチャートに従って説明する。 原稿ジャムの検知にあたっては、先ず、再給紙ユニット
37から用紙を繰り出すピックアップローラ41の起動
、及び原稿ODの搬送路に設けたセンサ151〜154
により、ジャムタイマ1〜5を夫々順にセットし(S2
01〜S205)、その各々のジャムタイマのカウント
とその終了をチェックすることにより、ジャム信号を発
生すると共に原稿の搬送を停止する(S206)。
【0053】「ジャムタイマ1のセット」は、ピックア
ップローラ41の起動時にセットされる。即ち、ピック
アップローラ41のオンエッジを検出した場合に(S8
01においてYesの場合)、ジャムタイマ1がセット
される(S802)。「ジャムタイマ2のセット」につ
いては、センサ151のオンエッジを検出した場合に(
S901においてYesの場合)、ジャムタイマ1をク
リアした後(S902)、セットされる(S903)。 「ジャムタイマ3のセット」については、センサ152
のオンエッジを検出した場合に(S1001においてY
esの場合)、ジャムタイマ2をクリアした後(S10
02)、セットされる(S1003)。「ジャムタイマ
4のセット」については、センサ154のオンエッジを
検出した場合に(S1101においてYesの場合)、
ジャムタイマ3をクリアした後(S1102)、セット
される(S1103)。「ジャムタイマ5のセット」に
ついては、排出口に設けたセンサのオンエッジを検出し
た場合に(S1201においてYesの場合)、ジャム
タイマ4をクリアした後(S1202)、セットされる
(S1203)。また、排出口センサのオフエッジを検
出した場合には(S1204においてYesの場合)、
ジャムタイマ5をクリアする(S1205)。
【0054】上記「ジャムタイマのチェック」について
は、ジャムタイマ1のチェック(S1301〜S130
3)、ジャムタイマ2のチェック(S1304〜S13
06)、ジャムタイマ3のチェック(S1307〜S1
309)、ジャムタイマ4のチェック(S1310〜S
1312)、ジャムタイマ5のチェック(S1313〜
S1315)を順に実行する。その内容は、各ジャムタ
イマの夫々のカウントが終了したことを確認することに
よりジャム発生を検知するものである。
【0055】次に、「原稿ジャム処理ルーチン」並びに
「ジャムリカバリコピールーチン」(夫々図18におけ
るステップS6、S7にあたる)について説明する。図
24は、それらの処理を実行するためのフローチャート
である。「原稿ジャム処理ルーチン」では、原稿ジャム
が発生し(S1401においてYesの場合)、且つ画
像転写が終了していない用紙が存在する場合であって(
S1401においてYesの場合)、カウンタC1の値
が0でなく(S1402においてYesの場合)、レジ
スト動作におけるループ形成が終了している場合(S1
403においてYesの場合)、即ち、用紙を再搬送す
る準備ができている場合においては(S1402におい
てYesの場合)、画像形成を禁止する(S1404)
と共に、用紙の搬送をスタートさせ(S1405)、カ
ウンタC1を減算し(S1406)、カウンタC3を加
算する(S1407)。
【0056】また、「原稿ジャム処理」を終えた後は、
図21で示した「排出搬送処理ルーチン」に従って、用
紙は再給紙ユニット37に収納される。その後、コピー
を再開するするときは、「ジャムリカバリーコピールー
チン」を実行する。即ち、原稿ジャム処理後のコピーで
あり(S1501においてYesの場合)、且つ再給紙
ユニット37内に用紙が存在する場合には(S1502
においてYesの場合)、給紙口を再給紙口にセットす
る(S1503)。
【0057】上記実施例によれば、用紙がレジスタロー
ラ47から出る時に原稿ジャムが発生していたら、直ち
に用紙を白紙状態のまま再給紙ユニット37に送り込む
。また、用紙が給紙口から出た後であれば、直ちにレジ
ストを解除して同じく用紙を白紙状態のまま再給紙ユニ
ット37に送り込む。一方、原稿ジャム処理がなされ、
複写機Aは再度複写可能状態とされる。また、再給紙ユ
ニット37に送り込まれた用紙は次順のコピーに対して
再給紙可能状態とされる。
【0058】
【発明の効果】以上の本発明によれば、原稿自動送り装
置において原稿ジャムが発生した場合に、直ちに画像形
成を停止し、給紙中にある白紙状態の用紙を機外に排出
してしまうことなく一旦機内に収納すると共に、収納し
た用紙が、自動的に次順の画像形成に対して再給紙可能
状態となる。
【0059】従って、従来のような煩わしいジャム処理
作業をする必要がなく、大変使い勝手がよくなる。また
、白紙状態のまま機内に残った用紙を次順の画像形成に
対して自動的に再利用することができるので、大変経済
的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した複写機の全体構成を示す正面
断面図である。
【図2】原稿自動送り装置RDHの使用説明図である。
【図3】原稿自動送り装置RDHの使用説明図である。
【図4】原稿自動送り装置RDHの使用説明図である。
【図5】原稿自動送り装置RDHの使用説明図である。
【図6】原稿自動送り装置RDHの使用説明図である。
【図7】原稿自動送り装置RDHの使用説明図である。
【図8】原稿自動送り装置RDHの使用説明図である。
【図9】原稿自動送り装置RDHの使用説明図である。
【図10】原稿自動送り装置RDHの使用説明図である
【図11】原稿自動送り装置RDHの使用説明図である
【図12】原稿自動送り装置RDHの使用説明図である
【図13】原稿の動きを示す説明図である。
【図14】ソーティング状態の複写紙群を示す斜視図で
ある。
【図15】操作パネルを示す上面図である。
【図16】操作パネル中の第2操作領域を示す部分拡大
図である。
【図17】複写機の制御回路を示すブロック図である。
【図18】原稿複写動作を制御処理するメインルーチン
を示すフローチャートである。
【図19】流撮原稿コントロール処理ルーチンを示すフ
ローチャートである。
【図20】複写機の個々の動作を実行するためのフロー
チャートである。
【図21】複写機の個々の動作を実行するためのフロー
チャートである。
【図22】原稿ジャム検知処理を実行するためのフロー
チャートである。
【図23】原稿ジャム検知処理を実行するためのフロー
チャートである。
【図24】原稿ジャム処理並びにジャムリカバリコピー
を実行するためのフローチャートである。
【符号の説明】
A      複写機 OD    原稿 RDH  原稿自動送り装置 37    再給紙ユニット 47    レジスタローラ 63    原稿収納部 151  原稿検出センサ 152  原稿検出センサ 301  第1CPU 302  第2CPU 303  第3CPU

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  原稿自動送り装置を有する画像形成装
    置において、原稿ジャムの発生を検知する原稿ジャム検
    知手段と、原稿ジャムを検知した場合に、画像形成動作
    を停止させると共に、画像形成されていない用紙を収納
    し、再給紙可能状態とする再給紙手段とを備えたことを
    特徴とする画像形成装置。
JP3117575A 1991-05-22 1991-05-22 画像形成装置 Pending JPH04344660A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3117575A JPH04344660A (ja) 1991-05-22 1991-05-22 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP3117575A JPH04344660A (ja) 1991-05-22 1991-05-22 画像形成装置

Publications (1)

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JPH04344660A true JPH04344660A (ja) 1992-12-01

Family

ID=14715219

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JP3117575A Pending JPH04344660A (ja) 1991-05-22 1991-05-22 画像形成装置

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