JPH04344037A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JPH04344037A
JPH04344037A JP3114413A JP11441391A JPH04344037A JP H04344037 A JPH04344037 A JP H04344037A JP 3114413 A JP3114413 A JP 3114413A JP 11441391 A JP11441391 A JP 11441391A JP H04344037 A JPH04344037 A JP H04344037A
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unit
fan
outdoor unit
outlet
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Yoshihiro Takada
芳廣 高田
Masaaki Ito
正昭 伊藤
Shinya Yoshinaga
信也 吉永
Yoji Sekine
関根 洋治
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空気調和機及びそれに
用いられる室外ユニットあるいは室内ユニットに係わり
、特に室外ユニットあるいは室内ユニットを薄型化した
空気調和機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の第1の代表的な空気調和機として
、特開昭63ー279034号公報、特開平1ー134
135号公報、特開平1ー167542号公報に記載の
ように、プロペラファンあるいは斜流ファンを用い、空
気をユニットの前面、すなわち、建物の壁側から吸い込
み、ユニットの背面に吹き出す(ファンの回転軸方向の
1方から吸い込み他方に吹き出す)ものである。
【0003】従来の第2の代表的な空気調和機としては
、特開昭64ー6630号公報、特開平1ー17483
5号公報に記載のように、グリル正面から吸い込んだ空
気を遠心ファンで昇圧しファンの外周部に配置した熱交
換器を通過させた後、再度吸い込み側と同じ方向に吹き
出すものがある。
【0004】従来の第3の代表的な空気調和機としては
、特開平2ー169938号公報に記載のように、熱交
換器と圧力隔壁の上流側で形成される空間に斜流ファン
を配置し、ファンからでた空気を圧力隔壁の下流とユニ
ット背面で形成される流路でほぼ直角に曲げてユニット
側面周方向から吹き出す構造のものがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術の第1の
代表的な空気調和機では、プロペラファン、斜流ファン
を用いているため、この2つのファンに共通な特有の問
題である圧力損失の増加に対して風量が大幅に低下する
という問題がある。そのため、ユニット周囲に物を置い
た場合、あるいは熱交換器への着霜時に、流量低下が生
じ冷暖性能の低下とともに、音が高くなるという問題が
ある。さらに、ユニット背面のほぼ中央に吹き出し口を
必要とするため、都市空間でこのユニットが複数台設置
されると景観が損なわれるという問題があった。
【0006】上記従来技術の第2の代表例に示されるユ
ニット構造は、主に室内用として用いられているが、吸
い込み方向と吹き出し方向が同じであるために圧力損失
が増加し、所定の空気量を流すにはファン回転数を上げ
なければならず、音が高くなるという問題がある。吹き
出し流と吸い込み流との間でショートサーキットが発生
しやすく冷暖性能が低下する問題がある。さらに、遠心
ファンの羽根形状が2次元形状のため、流れとのマッチ
ングが充分とれないため所定の空気量を流すのにファン
の出口幅を大きくとる必要があり、ユニットを薄型化で
きないという問題があった。
【0007】上記従来技術の第3の代表例に示されるユ
ニットでは空気吹き出し口がユニット周方向にあり居住
空間での美観を高め、個性化を訴えることを目的として
いるが、以下の点で問題がある。すなわち、熱交換器と
圧力隔壁で形成される吸い込み空間に斜流ファンを設置
し、ファンからの吹き出し流を圧力隔壁とユニット背面
で形成される空間でほぼ直角方向に向きを変えて吹き出
し口へ向かうように流すため、流路幅が狭い場合、この
流路での圧力損失が大幅に大きくなり、冷房暖房の性能
が大幅に低下する、音が高くなるという問題がる。これ
を避けるために、ユニット背面に整流板を設けた場合に
は、旋回流を静圧に回復することができないという問題
があり、また斜流ファンを用いるために着霜時の流量低
下が著しいという問題がある。そのため、建物の壁近傍
に据え付けた場合に、吹き出し流を偏向できないので吹
き出し流がユニット前面の吸い込み流とショートサーキ
ットを起こし、冷房暖房性能の大幅な低下を引き起こす
という問題があった。又、据え付け空間、性能面では従
来の第1の代表例に示されるユニット構造と大差ないも
のであった。
【0008】本発明の第1の目的は、特に室外ユニット
あるいは室内ユニットを薄型化した空気調和機を提供す
ることにある。
【0009】本発明の第2の目的は、ユニット背面をパ
ネル化するとともに、その時の圧力損失の増加を防止し
、冷房暖房性能の低下、ファン構造に起因する着霜時の
性能低下を防止する室外ユニットあるいは室内ユニット
を搭載した空気調和機を提供することにある。
【0010】本発明の第3の目的は、吸込流と吐出流と
のショートサーキットを防止した薄形の室外ユニットあ
るいは室内ユニットを搭載した空気調和機を提供するこ
とにある。
【0011】本発明の第4の目的は、建物の壁面からの
スペ−スをとらなく据付け性の良い室外ユニットを提供
することにある。
【0012】本発明の第5の目的は、薄形で低騒音の室
外ユニットあるいは室内ユニットを搭載した空気調和機
を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために本発明の空気調和機及びそれに用いられる室外
ユニット及び室内ユニットは、ユニットが側面側に形成
される吹き出し口を備え、該吹き出し口と略同じ位置で
あって、室外ユニットの流路内に送風するための遠心フ
ァンの流出口が配置されたものであって、据え付けられ
た建物の壁に沿うように空気を吹き出すように構成した
ものである。
【0014】又、吸い込み流路と、吹き出し流路を分離
する圧力隔壁を備え、該圧力隔壁の吸い込み側流路に熱
交換器を配置し、圧力隔壁とユニット背面、ユニット側
面で形成される空間内に空気を昇圧させて吐出するファ
ンを配置するとともに、該ファンの外周であって、ユニ
ットの側面からの吹き出し流がユニット前面の吸い込み
側に向かわないようにユニット側面から背面寄りに吹き
出し流を偏向させる流路を形成したものである。
【0015】又、ユニットの側面側に形成される吹き出
し口が設けられ、該吹き出し口に略同じ位置であって、
室外ユニットの流路内に送風するための前記ファンの流
出口が配置されるように構成したものである。
【0016】又、ユニットの側面側に形成される吹き出
し口が、背面側に偏向されて空気が吹き出されるように
形成されるものであって、前記吹き出し口同じ位置であ
って、室外ユニットの流路内に送風するための前記ファ
ンの流出口を配置したものである。
【0017】又、熱交換器がファンの外周側に配置され
ているものである。
【0018】上記第2の目的あるいは第3の目的を達成
するために本発明の室外ユニット及び室内ユニットは、
遠心ファンの流出口から流出された空気が、室内ユニッ
トの前面に対して略平行な方向に流れ、かつ吹き出し口
において背面側に偏向されて吹き出されるように流路を
構成したものである。
【0019】又、前記流路が、ユニット側面周方向の吹
き出し口の面をファンの回転軸に対して傾けて形成され
ているものである。
【0020】又、突き出し部により建物の壁近傍と前記
ユニットの前面との間で吸い込み空間を形成しているも
のである。
【0021】上記第4の目的を達成するために本発明の
空気調和機及びそれに用いられる室外ユニットは、遠心
ファンの流出口から流出された空気が、室外ユニットの
前面に対して略平行な方向に流れて室外ユニットの吹き
出し口から吹き出されるものであって、かつ前記室外ユ
ニットの背面側に突出し部が設けられ、該突出し部に前
記配管が設けられているものである。
【0022】ユニットの下部に突出し部が設けられ、該
突出し部に室内ユニットと連結するための配管を配置し
たものである。
【0023】又、この突き出し部を圧縮機を含む機械室
、電気品室として利用しているものである。
【0024】又、ノ−ズ内に冷却する電気品を配置した
ものである。
【0025】又、遠心ファンの流出口から流出された空
気が、前記室外ユニットの前面に対して略平行な方向に
流れ、かつ吹き出し口において背面側に偏向されて吹き
出されるように流路が構成され、室外ユニットの前面の
取付け空間が前面から200mmより設置可能としたも
のである。
【0026】上記第5の目的を達成するために本発明の
空気調和機及びそれに用いられる室外ユニット及び室内
ユニットは、熱交換器に送風するためのファンとからな
る室外ユニットにおいて、前記ファンが遠心ファンであ
って、該遠心ファンの外周の外側に旋回流を抑止するた
めのノ−ズを設けたものである。
【0027】又、吹き出し口に設けられたグリルが前記
ファンの旋回流を抑止する形状に形成されているもので
ある。
【0028】又、ファンの流出口から流出された空気が
、前記室外ユニットの前面に対して略平行な方向に流れ
、かつ吹き出し口において背面側に偏向されて吹き出さ
れるように流路が形成されるものであって、該流路壁内
に吸音材が収納されているものである。
【0029】又、ユニットの前面に対して略平行な方向
に流れ、かつ吹き出し口において背面側に偏向されて吹
き出されるように流路が形成されるものであって、該流
路壁内に吸音材が収納されているものである。
【0030】又、ユニット前面の吸い込み面の上流側で
あって、突き出し部端面上に吸音材を設けたものである
【0031】又、吸い込み流路と、吹き出し流路を分離
する圧力隔壁を備え、該圧力隔壁の吸い込み側流路に熱
交換器を配置し、圧力隔壁とユニット背面、ユニット側
面で形成される空間内に空気を昇圧させて吐出するファ
ンを配置するとともに、該ファンの外周であって、ユニ
ットの側面からの吹き出し流がユニット前面の吸い込み
側に向かわないようにユニット側面から背面寄りに吹き
出し流を偏向させる流路を形成したものである。
【0032】
【作用】第1に遠心ファンをユニット背面の空間に設置
でき、ファン出口の軸方向に空気をユニット側面方向に
曲げるための比較的広い流路を設ける必要はなくなるの
で、ユニットはそのため薄型、小型化が可能となる。
【0033】又、ファン外周に空気を吹き出す遠心ファ
ンであることからユニット背面は従来のように丸く大き
な吹き出し口を設ける必要がなくなり、パネル化できる
ため、薄型、小型化が可能となる。
【0034】又、吸い込み流路と、吹き出し流路を分離
する圧力隔壁を備え、該圧力隔壁の吸い込み側流路に熱
交換器を配置し、圧力隔壁とユニット背面、ユニット側
面で形成される空間内に空気を昇圧させて吐出するファ
ンを配置するとともに、該ファンの外周であって、ユニ
ットの側面からの吹き出し流がユニット前面の吸い込み
側に向かわないようにユニット側面から背面寄りに吹き
出し流を偏向させる流路を形成しているので、ユニット
背面と遠心ファンの間の空間であって、ユニット背面に
対して振動絶縁して設置したモータで遠心ファンを駆動
することで空気を熱交換器、遠心ファン、吹き出し口、
または遠心ファン、熱交換器、吹き出し口の順で通過さ
せ、風向の偏向を兼ねた吹き出し口およびグリルにより
空気をユニット側面よりユニット背面方向に吹き出すこ
とができ、ユニットを薄型、小型化できる。
【0035】第2に遠心ファンを用いることによって、
従来技術での問題点である圧力損失の増加に対してプロ
ペラファン、斜流ファンでは風量低下が著しいために、
狭いベランダ、住宅密集地でユニット近傍に物が置かれ
た場合の冷暖性能の劣化、暖房着霜時の風量低下による
暖房性能の低下、さらに騒音の増加の問題があったがこ
れを防ぐことができる。
【0036】又、遠心ファンの軸方向への風向の偏向を
行える吹き出し口およびグリルを採用し、吹き出し口で
の空気をユニット側面より背面方向に吹き出すことで、
本吹き出し口およびグリルがない場合、さらにユニット
前面が建物の壁近傍に据え付けられる場合には吹き出し
口からの空気がユニット前面の吸い込み空間に向かいシ
ョートサーキットするのを防ぐことができる。
【0037】室外ユニットの背面側に突出し部が設けら
れ、該突出し部に前記配管が設けられているので、この
突き出し距離によって吸い込み側に流路を確保すること
ができ、建物の壁近傍に据え付ける場合に、ユニット前
面の吸い込み空間を確保するためのものであり、特に注
意をすることなく吸い込み空間を確保できると共に、壁
からの距離のちがいによるファンの風量変化を防ぎ冷暖
性能の低下を防止することができる。
【0038】第3に室外ユニットの背面側に突出し部が
設けられ、該突出し部に前記配管が設けられているもの
である。
【0039】ユニットの下部に突出し部が設けられ、該
突出し部に室内ユニットと連結するための配管を配置し
ているので、配管を設けるためのスペ−スを省スペ−ス
化できる。
【0040】特に電気品室を遠心ファンの外周であって
機械室の上部に設ける場合には電気品室内で冷却を必要
とする部品をファン外周の旋回流を利用した冷却が行え
るので高品質の空気調和機を実現することができる。
【0041】又、この突き出し部を圧縮機を含む機械室
、電気品室として利用することにより、あるいはノ−ズ
内に冷却する電気品を配置することにより省スペ−ス化
がはかれる。
【0042】第4に旋回流を抑止するためのノーズ、ベ
ーンを設置することで、遠心ファン出口の旋回流のもつ
速度エネルギーを静圧エネルギーに回収でき、静圧上昇
分遠心ファンの回転数を低減することができるので、騒
音低減となる。
【0043】又、ユニット前面または突き出し部の端面
上に、吸音材、空洞共鳴などを利用することで、吸い込
み側の騒音を低減することが可能となり、小型薄型のユ
ニットにもかかわらず静かなエアコンを実現することが
できる。
【0044】また上述の突き出し部をユニット下部とし
、本来のユニット側面で形成される空間と突き出しによ
る空間に空調サイクルを構成する圧縮機、電気品室、さ
らに配管部品を設ける。このようにすることでユニット
構成部品の中で比較的重い部品をユニット下部に設置で
き、低振動を実現できるとともに、突き出し部の空間も
収納スペースとして使用できるのでユニットの小型化を
実現できる。
【0045】さらに上記空気調和機構造に置いて、ユニ
ット側面周方向の吹き出し口の面をファンの回転軸に対
して傾ける、またはユニット前面よりユニット背面の投
影面積を小さくして吹き出し口に曲率を設けることによ
り、ユニット側面および上部が建物の壁近傍に設置され
る場合に吹き出し口が全面塞がれることがなくなり風量
低下による冷暖性能の低下を最小限にできることになり
、従来狭い空間に設置した場合の著しい性能低下を解決
できることになる。
【0046】又、遠心ファンのシラウド、ハブは空気を
軸方向から径方向に偏向するためのものであるが、これ
はファンの性能に余裕があればファンの羽根と一緒に回
転することは必要ではなく、静止していてもよい。本発
明では、シラウド、ハブをユニットを構成する圧力隔壁
およびユニット背面の1部または全部で静止して設ける
ために、遠心ファンの製作が容易となるとともに、本来
の圧力隔壁、ユニット背面と内面流路壁の間に形成され
る空間を用いて吸音機構を設置できる。音は遠心ファン
からのものが支配的であるから最も近い所で上記の吸音
作用が働くことになる。
【0047】又、流路壁の空間を利用して吸音材または
空洞共鳴を利用した吸音構造を採用しているので、ファ
ンの外周側で吸音でき、騒音の低減がはかれる。
【0048】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例を図1から図4
により説明する。一例として、室外ユニットを例にとり
、その斜視図を図1に示す。室外ユニット30は、空気
流入側に設けられた熱交換器4の下流側に圧力隔壁3が
設けられている。この圧力隔壁3は、室外ユニットを吸
い込み流路1と吹き出し流路2に分離している。室外ユ
ニット30の下部には、空気調和機を構成するために必
要な圧縮機、四方弁、膨張弁等の機械部品、電気部品、
配管等が収納されている機械室11が設けられている。 吹き出し流路2内には室外ユニット30の背面5に振動
を絶縁して支持されるモータ10が取り付けられており
、該モ−タ10には遠心ファン7が取り付けられている
。遠心ファン7の外周側であって室外ユニット30の側
面6には吹き出し口8、グリル9が設けられている。こ
こで、室外ユニット30の側面6に設けられた吹き出し
口8と遠心ファン7の流出口とは、ユニットの背面5(
又は前面)にほぼ平行である、あるいは、遠心ファン7
の流出口は、吹き出し口8と略同位置に形成される流路
内に配置されている。圧力隔壁3には遠心ファン7の吸
い込み部分に相当する位置に空気の吸い込み口18が開
口されている。上記の遠心ファン7は、2次元、あるい
は3次元いずれの形状でもよい。又、モータ10は本実
施例では室外ユニット30の背面5に取り付けているが
、遠心ファン7の吸い込み側に取り付けても良い。
【0049】遠心ファン7が回転すると、熱交換器4も
その一部を構成しているが、吸い込み流路1を通過して
空気が吸い込まれ、ファン7で昇圧された後、吹き出し
口8を通って大気に吹き出される。冷房時について説明
すると、熱交換器4には、圧縮機(図示せず)から吐出
され、四方弁(図示せず)を介して高温、高圧の冷媒が
流れるが、上述したように熱交換器4を通過する低温の
空気により冷却されて液化し、膨張弁(図示せず)で断
熱膨張され、低温、低圧の冷媒となって室内ユニットへ
流れる。
【0050】図1の矢視Aの縦断面図である図2には、
機械室11、遠心ファン7、熱交換器4、吹き出し口8
、グリル9の相対位置関係を示している。グリル9は、
図2に示すように、室外ユニット30から吹き出された
空気が、室外ユニット30の側面6の方から見て、遠心
ファン7の出口から室外ユニット30の側面6方向に流
れる方向よりは室外ユニット30の背面5側に傾いて流
れるように形成されている。すなわち、グリル9は、吸
い込まれた空気が室外ユニット30の前面側に向かって
ショートサーキットしないように風向を偏向する機能を
持っている。このグリル9は図2では、曲率をもってい
て流れがユニット背面方向に傾いて流れるような構成と
なっているが、平板を室外ユニット30側面に傾けるこ
とで同じ機能を実現してもよい。
【0051】本実施例のように構成することにより、遠
心ファン7で昇圧された空気を室外ユニットの側面6側
から吹き出すことができるので、従来のように室外ユニ
ット背面5に丸い大きな吹き出し口を設ける必要がなく
なり、その使用上省スペ−ス化をはかることができる。 又、遠心ファン7を圧力隔壁3と吹き出し口8のと間の
曲がり流路に設けるので、従来技術のようにファンの出
口に軸方向の流路を設ける必要がなくなり、吸い込み空
間1を薄くできるため、室外ユニット30の薄型化が実
現できることになる。例えば、図3に本実施例の室外ユ
ニットの場合の据え付け面積と図4に従来技術の室外ユ
ニットの場合の据付け面積とを比較して示したように、
従来の室外ユニットの場合には、室外ユニット背面に大
きな空間が必要なのに対して、本実施例室外ユニットの
場合には、これを半分以下にできることが分る。
【0052】又、風向を偏向する機能を有するグリル9
を採用し、吹き出し流を吸い込み側に回り込まないよう
にすることで、建物の壁近傍にユニットを設けた場合、
暖房運転で着霜した場合に、吹き出された空気が吸い込
み側に回り込み、暖房性能の低下を引き起こすことがな
くなるという効果がある。
【0053】以上、本実施例では、遠心ファンを例にと
り説明したが、遠心ファンに代えてふく流ファンを用い
ても良い。以下、同様である。
【0054】本発明の第2の実施例を図5及び図6によ
り説明する。本実施例の室外ユニット30においても、
第1の実施例の室外ユニットと同様な構成であるが、本
実施例では、図5に示すように、熱交換器4を遠心ファ
ン7と吹き出し口8との間に設置したもので、空気は、
図5の矢視Bの縦断面図である図6に示したように、圧
力隔壁3の吸い込み口18から遠心ファン7によって吸
い込まれ、その外周に配置された熱交換器4を通過し、
吹き出し口8から大気に吹き出されるように構成されて
いる。
【0055】本実施例においても、基本的には第1の実
施例の場合と同様の効果が得られるが、本実施例では、
設定熱交換量を大きく設定する場合でも、熱交換器4の
幅、遠心ファン出口幅をそれに応じて適切に選定するこ
とにより圧力損失を増加させることなくに風量の増加を
はかることができる。又、遠心ファン7の発生する騒音
が、熱交換器4の発生する騒音より高い場合には、ファ
ン出口幅を大きくすることでファン騒音の低減が計れる
という効果がある。又、グリル9の発生する騒音を低減
できるという効果がある。
【0056】本発明の第3の実施例を図7から図10に
示す。本実施例においても基本構成は第1の実施例と同
様であるが、本実施例の特徴は、遠心ファン7の外周近
傍あるいはそれよりも外側に遠心ファン7の回転方向と
対向するように旋回流を抑止するためのノーズ12が設
けられている点である。この旋回流静止用ノ−ズ12は
、遠心ファン7からの旋回流を静止させる作用があり、
遠心ファン7の外周部分で、通常循環している空気の旋
回流のもつ速度エネルギーを静圧に変換することができ
、同一風量を得るのに遠心ファン7の回転数を下げるこ
とができる。その結果、騒音低減をはかることができる
という効果がある。
【0057】本実施例では、旋回流静止用ノーズ12は
機械室11の上部に設置しているが、遠心ファン7の外
周部のいずれの位置に設置しても良く、複数個設置して
も良い。また側面からファン方向に板状のものを突き出
しても良い。図8に図7のC−C断面を示しているが、
機械室11と接して設けられた旋回流静止用ノーズ12
と機械室11で形成される空間には、冷却を必要とする
電気部品である電源、あるいは配管部品であれば、横に
設置できないもの、又は設置容積を必要とする部品を設
置できる。
【0058】図9は、図7に示す実施例の変形例を示す
縦断面図であり、遠心ファン7の外周側に旋回流静止用
ベーン13を設置している。本実施例の場合は、旋回流
を抑止するためのベーン13を遠心ファン7外周に複数
個設け、その取付るピッチは不等間隔に設定している。 本実施例においても図7に示す実施例と同様の効果を得
られる。
【0059】図10は、図7に示す実施例の変形例を示
す縦断面図であり、旋回流を抑止するためのノーズ12
を設けるとともに、グリル9の周方向にグリルを兼用し
、かつ旋回流を抑止するためのベーン14を設けたもの
である。本実施例においても図7に示す実施例と同様な
効果を得られる。
【0060】本発明の第4の実施例を図11から図15
に示す。本実施例では、側端面から室外ユニット30を
見たときに、室外ユニット30の下部のユニット30前
面側に突き出し部16を設けている。この突き出し部1
6は、室外ユニット30の据え付け時には、最小限必要
な吸い込み空間を確保するためのものである。この突き
出し部16を設けることにより、据え付け作業時間を容
易にできる。又、ユニットをより小型化する場合、ある
いは機械室のスペース確保が困難な場合、この空間を機
械室11のスペースとして利用できる。
【0061】以上は、室外ユニットについて述べたが、
室内ユニットにも適用できるものであることはいうまで
もない。本実施例の室外ユニット30及び室内ユニット
を設置した場合を図12に、従来の室外ユニット及び室
内ユニットを設置した場合を図13に示す。図12に示
すように、突き出し部16を設けた場合の例であるが、
外部配管21をこの突き出し部16を利用して配管して
いる。このように構成した場合、図12及び図13を比
較することから分かるように、室外あるいは室内ユニッ
トの側面に従来のような継ぎ手の出っぱりがないため、
取付けるスペ−スを小さくすることができる。
【0062】図12は図11に示す実施例の変形例を示
す縦断面図である。本実施例では、室外ユニット30の
側面6の突き出し部16内の空間には空調サイクルを構
成する圧縮機15、配管等の機械室11を設け、室内ユ
ニットへの配管をこの突き出し部16の上部から熱交換
器4の前面の吸い込み空間を利用して立ち上げて配管継
ぎ手が見えないようにしている。この場合、継ぎ手類を
ユニット内に納めることができ、安全確保の工夫ができ
るという効果がある。この際、電気品17は機械室11
よりユニット背面側に設置し,特に冷却を必要とする電
気部品を遠心ファン7外周部分に設置することで冷却を
行える効果がある。
【0063】図13は、図11に示す実施例の変形例を
示す側面図である。室外ユニット30の前面の上流側ま
たは室外ユニット30の下部の突き出し部16の端面側
であって、熱交換器4の上流側の吸い込み空間に吸音材
19、吸音材支持板20を設けたことが特徴であって、
他の構成要素は図11に示す実施例と同様である。
【0064】本実施例によれば、吸い込み側から放射さ
れる音を吸収できることになり、建物の壁での音の反射
も最小限にできるので、騒音の低減が可能となる効果が
ある。又、本実施例では吸音材を用いているが、空洞共
鳴を利用した共鳴型の消音構造としても良い。また、上
述の吸音構造を製品出荷時の梱包材を利用して作ること
で、従来据え付け後、廃棄していたユニットの破損を防
止するための発泡材を廃棄することがなくなる。また、
吸音材19とユニット吸い込み面の空間をユニット内部
に形成しても良い。
【0065】本発明の第5の実施例を図16に示す。本
実施例の構成は、図1に示す実施例と同様であるが、本
実施例では、吹き出し口8を遠心ファン7の回転軸に対
して傾けて構成している。このように構成すると、例え
ばユニット側面6が建物の壁に近接して設置された場合
でも、壁とユニット側面には吹き出し空間が確保でき、
静圧を高く設定できる遠心ファン7の特性ともあいまっ
て風量の低下が最小限にできる効果がある。本実施例で
は、吹き出し口8を傾けているが、ユニット前面よりユ
ニット背面の投影面積を小さくして吹き出し口8に曲面
を持たせても同様の効果がある。
【0066】本発明の第6の実施例を図17に示す。本
実施例では、圧力隔壁3およびユニット背面5の内面で
遠心ファン7の流路を形成し、圧力隔壁3、ユニット背
面5で形成される空間を吸音材26で満たし、又、遠心
ファン7には、羽根24がボス25に取り付けられてい
る。このようにすることで、羽根24からでる音を吸収
し一層の低騒音化を実現することができる。また遠心フ
ァンの羽根24の3次元化も容易となる効果がある。
【0067】以上述べた実施例では、建物の壁近傍に機
械室を下にして据え付ける場合を主として説明したが、
ユニット前面を水平または傾けて設置してもよく、ベラ
ンダ天井、屋根の上等の多様な設置形態を採用すること
が可能である。
【0068】なお、図18に示すように、ユニット背面
5の化粧板22の部分を着脱ビス23で取り外し可能と
することができ、生活空間にマッチングするようにユニ
ット背面のデザイン、色を替えるようにしてもよい。
【0069】
【発明の効果】第1にユニットが側面側に形成される吹
き出し口を備え、該吹き出し口に略平行な流路内に送風
するための遠心ファンの流出口が配置されたものであっ
て、据え付けられた建物の壁に沿うように空気を吹き出
すように構成している、あるいは、ユニットの側面側に
形成される吹き出し口が設けられ、該吹き出し口に略平
行な流路内に送風するための前記ファンの流出口が配置
されるように構成しているので、遠心ファンをユニット
背面の空間に設置でき、ファン出口の軸方向に空気をユ
ニット側面方向に曲げるための比較的広い流路を設ける
必要はなくなる、又、ファン外周に空気を吹き出す遠心
ファンであることからユニット背面は従来のように丸く
大きな吹き出し口を設ける必要がなくなり、パネル化で
きるため、薄型、小型化が可能となる。その結果、空気
調和機全体としてもコンパクト化できる効果がある。
【0070】又、吸い込み流路と、吹き出し流路を分離
する圧力隔壁を備え、該圧力隔壁の吸い込み側流路に熱
交換器を配置し、圧力隔壁とユニット背面、ユニット側
面で形成される空間内に空気を昇圧させて吐出するファ
ンを配置するとともに、該ファンの外周であって、ユニ
ットの側面からの吹き出し流がユニット前面の吸い込み
側に向かわないようにユニット側面から背面寄りに吹き
出し流を偏向させる流路を形成しているので、ユニット
背面に対して振動絶縁して設置したモータで遠心ファン
を駆動することで空気を熱交換器、遠心ファン、吹き出
し口、または遠心ファン、熱交換器、吹き出し口の順で
通過させ、風向の偏向を兼ねた吹き出し口およびグリル
により空気をユニット側面よりユニット背面方向に吹き
出すことができ、ユニットを薄型、小型化できる効果が
ある。
【0071】第2に遠心ファンの流出口から流出された
空気が、室内ユニットの前面に対して略平行な方向に流
れ、かつ吹き出し口において背面側に偏向されて吹き出
されるように流路を構成しているので、遠心ファンを用
いることによって、従来技術での問題点である圧力損失
の増加に対してプロペラファン、斜流ファンでは風量低
下が著しいために、狭いベランダ、住宅密集地でユニッ
ト近傍に物が置かれた場合の冷暖性能の劣化、暖房着霜
時の風量低下による暖房性能の低下、さらに騒音の増加
の問題があったがこれを防ぐことができる効果がある。 又、遠心ファンの軸方向への風向の偏向を行える吹き出
し口およびグリルを採用し、吹き出し口での空気をユニ
ット側面より背面方向に吹き出すことで、本吹き出し口
およびグリルがない場合、さらにユニット前面が建物の
壁近傍に据え付けられる場合には吹き出し口からの空気
がユニット前面の吸い込み空間に向かいショートサーキ
ットするのを防ぐことができるので、風量が低下するこ
とを防止できる。
【0072】室外ユニットの背面側に突出し部が設けら
れ、該突出し部に前記配管が設けられているので、この
突き出し距離によって吸い込み側に流路を確保すること
ができ、建物の壁近傍に据え付ける場合に、ユニット前
面の吸い込み空間を確保するためのものであり、特に注
意をすることなく吸い込み空間を確保できると共に、壁
からの距離のちがいによるファンの風量変化を防ぎ冷暖
性能の低下を防止することができる。この結果、冷暖房
能力の高い空気調和機を提供できる。
【0073】又、前記流路が、ユニット側面周方向の吹
き出し口の面をファンの回転軸に対して傾けて形成され
ていても同様な効果がある。
【0074】第3に遠心ファンの流出口から流出された
空気が、室外ユニットの前面に対して略平行な方向に流
れて室外ユニットの吹き出し口から吹き出されるもので
あって、かつ前記室外ユニットの背面側に突出し部が設
けられ、該突出し部に前記配管が設けられているので、
配管を設けるためのスペ−スを省スペ−ス化できる。
【0075】又、この突き出し部を圧縮機を含む機械室
、電気品室として利用することにより、あるいはノ−ズ
内に冷却する電気品を配置することにより省スペ−ス化
がはかれる。
【0076】特に電気品室を遠心ファンの外周であって
機械室の上部に設ける場合には電気品室内で冷却を必要
とする部品をファン外周の旋回流を利用した冷却が行え
るので高品質の空気調和機を実現することができる。
【0077】第4に旋回流を抑止するためのノーズ、ベ
ーンを設置することで、遠心ファン出口の旋回流のもつ
速度エネルギーを静圧エネルギーに回収でき、静圧上昇
分遠心ファンの回転数を低減することができるので、低
騒音の空気調和機を提供できる効果がある。
【0078】又、ユニット前面または突き出し部の端面
上に、吸音材、空洞共鳴などを利用することで、吸い込
み側の騒音を低減することが可能となり、小型薄型のユ
ニットにもかかわらず静かな空気調和機を実現すること
ができる。
【0079】又、突き出し部の空間に空調サイクルを構
成する圧縮機、電気品室、さらに配管部品を設けている
ので、ユニット構成部品の中で比較的重い部品をユニッ
ト下部に設置でき、低振動を実現できるとともに、突き
出し部の空間も収納スペースとして使用できるのでユニ
ットの小型化を実現できる。
【0080】又、ユニット側面周方向の吹き出し口の面
をファンの回転軸に対して傾ける、またはユニット前面
よりユニット背面の投影面積を小さくして吹き出し口に
曲率を設けることにより、ユニット側面および上部が建
物の壁近傍に設置される場合に吹き出し口が全面塞がれ
ることがなくなり風量低下による冷暖性能の低下を最小
限にできることになり、従来狭い空間に設置した場合に
生じていた性能低下を防止することができ、性能のよい
空気調和機を提供できる。
【0081】又、ファンをシラウド、ハブをユニットを
構成する圧力隔壁およびユニット背面の1部または全部
で固定して設けるために、ファンの製作が容易となると
ともに、圧力隔壁、ユニット背面と内面流路壁の間に形
成される空間を用いて吸音機構を設置でき、音は遠心フ
ァンからのものが支配的であるから最も近い所で上記の
吸音を行うことができ、低騒音の空気調和機を提供でき
る。
【0082】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す室外ユニットの斜
視図である。
【図2】図1の矢視Aからみた縦断面図である。
【図3】実施例の室外ユニットの据付け状態を示す平面
図である。
【図4】従来の室外ユニットの据付け状態を示す平面図
である。
【図5】本発明の第2の実施例を示す室外ユニットの斜
視図である。
【図6】図5の矢視Bからみた縦断面図である。
【図7】本発明の第3の実施例を示す室外ユニットの斜
視図である。
【図8】図7の矢視C−Cで示す縦断面図である。
【図9】図7に示す実施例の変形例を示す縦断面図であ
る。
【図10】図7に示す実施例の変形例を示す縦断面図で
ある。
【図11】本発明の第4の実施例を示す縦断面図である
【図12】本発明のユニットの据付け状態を示す正面図
である。
【図13】従来のユニットの据付け状態を示す正面図で
ある。
【図14】図11に示す実施例の変形例を示す縦断面図
である。
【図15】図11に示す実施例の変形例を示す縦断面図
である。
【図16】本発明の第5の実施例を示す斜視図である。
【図17】本発明の第6の実施例を示す縦団面図である
【図18】化粧板の着脱状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1…吸い込み流路、2…吹き出し流路、3…圧力隔壁、
4…熱交換器、5…ユニット背面、6…ユニット側面、
7…遠心ファン、8…吹き出し口、9…グリル、10…
モータ、11…機械室および電気室、12…ノーズ、1
3…旋回流静止用ベーン、14…グリル兼用旋回流静止
用ベーン、15…圧縮機、16…突き出し、17…電気
品、18…吸い込み口、19…吸音材、20…吸音材支
持板、21…外部配管、22…化粧板、23…着脱用ビ
ス、24…羽根、25…ボス、26…吸音材。

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】室外ユニットと、室内ユニットと、該室外
    ユニットと室内ユニットを連絡する配管とから構成され
    る空気調和機において、前記室外ユニットが側面側に形
    成される吹き出し口を備え、該吹き出し口と略同じ位置
    であって、室外ユニットの流路内に送風するための遠心
    ファンの流出口が配置されたものであって、据え付けら
    れた建物の壁に沿うように空気を吹き出すことを特徴と
    する空気調和機。
  2. 【請求項2】室外ユニットと、室内ユニットと、該室外
    ユニットと室内ユニットを連絡する配管とから構成され
    る空気調和機において、遠心ファンの流出口から流出さ
    れた空気が、前記室外ユニットの前面に対して略平行な
    方向に流れ、かつ吹き出し口において背面側に偏向され
    て吹き出されるように流路が構成され、前記室外ユニッ
    トの前面の取付け空間が前面から200mmより設置可
    能としたことを特徴とする空気調和機。
  3. 【請求項3】室外ユニットと、室内ユニットと、該室外
    ユニットと室内ユニットを連絡する配管とから構成され
    る空気調和機において、遠心ファンの流出口から流出さ
    れた空気が、前記室外ユニットの前面に対して略平行な
    方向に流れて前記室外ユニットの吹き出し口から吹き出
    されるものであって、かつ前記室外ユニットの背面側に
    突出し部が設けられ、該突出し部に前記配管が設けられ
    ていることを特徴とする空気調和機。
  4. 【請求項4】熱交換器と、圧縮機と、膨張弁と、それら
    を連結する配管と、前記熱交換器に送風するためのファ
    ンとからなる室外ユニットにおいて、該ユニットの側面
    側に形成される吹き出し口が設けられ、該吹き出し口と
    略同じ位置であって、室外ユニットの流路内に送風する
    ための前記ファンの流出口が配置されていることを特徴
    とする室外ユニット。
  5. 【請求項5】熱交換器と、圧縮機と、膨張弁と、それら
    を連結する配管と、前記熱交換器に送風するためのファ
    ンとからなる室外ユニットにおいて、該ユニットの側面
    側に形成される吹き出し口が、背面側に偏向されて空気
    が吹き出されるように形成されるものであって、前記吹
    き出し口と略同じ位置であって、室外ユニットの流路内
    に送風するための前記ファンの流出口が配置されている
    ことを特徴とする室外ユニット。
  6. 【請求項6】熱交換器と、圧縮機と、膨張弁と、それら
    を連結する配管と、前記熱交換器に送風するためのファ
    ンとからなる室外ユニットにおいて、該ユニットの下部
    に突出し部が設けられ、該突出し部に室内ユニットと連
    結するための配管が配置されていることを特徴とする室
    外ユニット。
  7. 【請求項7】熱交換器と、圧縮機と、膨張弁と、それら
    を連結する配管と、前記熱交換器に送風するためのファ
    ンとからなる室外ユニットにおいて、前記ファンが遠心
    ファンであって、該遠心ファンの外周の外側に旋回流を
    抑止するためのノ−ズを設けたことを特徴とする室外ユ
    ニット。
  8. 【請求項8】熱交換器と、圧縮機と、膨張弁と、それら
    を連結する配管と、前記熱交換器に送風するためのファ
    ンとからなる室外ユニットにおいて、前記ファンの流出
    口から流出された空気が、前記室外ユニットの前面に対
    して略平行な方向に流れ、かつ吹き出し口において背面
    側に偏向されて吹き出されるように流路が形成されるも
    のであって、該流路壁内に吸音材が収納されていること
    を特徴とする室外ユニット。
  9. 【請求項9】熱交換器と、該熱交換器に送風するための
    ファンとからなる室内ユニットにおいて、該ユニットが
    側面側に形成される吹き出し口を備え、該吹き出し口と
    略同じ位置であって、室外ユニットの流路内に送風する
    ための前記ファンの流出口が配置されていることを特徴
    とする室内ユニット。
  10. 【請求項10】熱交換器と、該熱交換器に送風するため
    の遠心ファンとからなる室内ユニットにおいて、前記遠
    心ファンの流出口から流出された空気が、室内ユニット
    の前面に対して略平行な方向に流れ、かつ吹き出し口に
    おいて背面側に偏向されて吹き出されるように流路が構
    成されていることを特徴とする室内ユニット。
  11. 【請求項11】熱交換器と、該熱交換器に送風するため
    のファンとからなる室内ユニットにおいて、前記ファン
    の流出口から流出された空気が、前記室内ユニットの前
    面に対して略平行な方向に流れ、かつ吹き出し口におい
    て背面側に偏向されて吹き出されるように流路が形成さ
    れるものであって、該流路壁内に吸音材が収納されてい
    ることを特徴とする室内ユニット。
  12. 【請求項12】吸い込み流路と、吹き出し流路を分離す
    る圧力隔壁を備え、該圧力隔壁の吸い込み側流路に熱交
    換器を配置し、前記圧力隔壁とユニット背面、ユニット
    側面で形成される空間内に空気を昇圧させて吐出するフ
    ァンを配置するとともに、該ファンの外周であって、ユ
    ニットの側面からの吹き出し流がユニット前面の吸い込
    み側に向かわないようにユニット側面から背面寄りに吹
    き出し流を偏向させる流路を形成したことを特徴とする
    室外ユニット。
  13. 【請求項13】前記ファンが遠心ファンである請求項4
    、5、6、7又は8に記載の室外ユニット。
  14. 【請求項14】前記ファンがふく流ファンである請求項
    4、5、6、7又は8に記載の室外ユニット。
  15. 【請求項15】前記流路に前記ファンの外周近傍に旋回
    流を抑止するためのノーズが設けられている請求項4、
    5、6、7、8、13又は14に記載の室外ユニット。
  16. 【請求項16】前記吹き出し口に設けられたグリルが前
    記ファンの旋回流を抑止する形状に形成されている請求
    項4、5、6、7、8、13、14又は15に記載の室
    外ユニット。
  17. 【請求項17】前記熱交換器が前記ファンの外周側に配
    置されている請求項4、5、6、7、8、13、14、
    15又は16に記載の室外ユニット。
  18. 【請求項18】前記突き出し部により建物の壁近傍と前
    記ユニットの前面との間で吸い込み空間を形成している
    請求項3に記載の空気調和機。
  19. 【請求項19】前記ユニット前面の吸い込み面の上流側
    であって、突き出し部端面上に吸音材を設けた請求項3
    又は18に記載の空気調和機。
  20. 【請求項20】突き出し部を圧縮機を含む機械室、電気
    品室として利用している請求項3、18又は19に記載
    の空気調和機。
  21. 【請求項21】前記遠心ファンの外周にノ−ズが設けら
    れている請求項1、2又は3に記載の空気調和機。
  22. 【請求項22】前記流路が、ユニット側面周方向の吹き
    出し口の面をファンの回転軸に対して傾けて形成されて
    いる請求項1、2、3、18、19又は20に記載の空
    気調和機。
  23. 【請求項23】前記ノ−ズ内に冷却する電気品を配置し
    た請求項21に記載の空気調和機。
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