JP3614649B2 - 天井埋込型空気調和機 - Google Patents

天井埋込型空気調和機 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、遠心送風機の駆動用モータの放熱効率を向上させた天井埋込型空気調和機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図28は、従来の天井埋込型空気調和機の縦断面図(図29のF−O−G−F線における)、図29は図28のK−K線における横断面図である。
図28において、天井裏12に埋設された空気調和機本体1の内部には、送風機である遠心送風機の羽根車2、ベルマウス3、羽根車2を駆動する駆動用モータ4、遠心送風機の羽根車2のまわりに立設された熱交換器5、熱交換器5の下方には熱交換器5での凝縮水のドレン水を受け止めるドレンパン6、制御基板を収納した電気品箱9等が配設される。
【0003】
また、空気調和機本体1の下部には、化粧パネル7が固定され、この中央付近に吸込口7aが形成され、吸込口7aの外側の四方には吹出口7bが形成されている。
遠心送風機は羽根車2、羽根車2への空気の案内流路を構成するベルマウス3により構成され、この羽根車2は、駆動用モータ4の回転軸を固定するハブ2cと一体に形成された主板2bに複数枚の翼2aが取り付けられ、主板2bと対向して翼2aへの空気の案内流路を形成するシュラウド2dにより構成され全体が回転する。ハブ2cには、駆動用モータ4での発熱を放熱するためにモータ冷却穴2eが開けられている。
【0004】
運転時、図29のように駆動用モータ4で駆動され矢印A方向に回転する遠心送風機の羽根車2によって、図28のように部屋11の空気が吸込グリル7aから吸い込まれ、フィルタ8でホコリ等を除去された後、遠心送風機の羽根車2に吸い込まれる。その後遠心送風機の羽根車2から吹き出された空気は熱交換器5を通過し、加熱または冷却され、吹出口7bから部屋11に吹き出され、空調される。
【0005】
また、図29のように遠心送風機の羽根車2に吸い込まれた流れは、矢印Bのように羽根車回転方向Aに対し放射状に吹き出される。このとき、図28のように直接熱交換器5に向かう流れBの他に、羽根車2の主板2bの裏側にまわる流れCが存在する。主板2bにモータ冷却穴2eが開けられているため、圧力の高い羽根車吹出後風路13と圧力の低い羽根車内風路2fとで流れが循環している。この循環流れCが駆動用モータ4の表面を流れることにより駆動用モータ4は放熱される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
従来の天井埋込型空気調和機は以上のように構成されているので、上述のように自然の流れにより駆動用モータ4が冷却されていた。しかし駆動用モータ4の発熱量が大きいと冷却しきれず最悪モータが焼破損してしまい、空気調和機が停止する恐れがあった。
【0007】
この発明は、かかる問題点を解消するためになされたもので、騒音悪化が生じることなく遠心送風機の駆動用モータの放熱促進を図った高信頼性の天井埋込型空気調和機を得ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る天井埋込型空気調和機は、筐体天板を有する天井埋込型空気調和機本体と、主板を有する羽根車と、この羽根車への空気の案内流路を形成するベルマウスとを有する遠心送風機と、羽根車を駆動する駆動用モータと、主板と、主板の裏側に位置する筐体天板との間に形成された隙間部と、筐体天板に設けられ、隙間部を流れる空気を駆動用モータへ流す導風板とを備え、導風板の羽根車外周側の先端が、羽根車回転軸を中心とする直径φDbが1.0×φD≧φDb≧0.8×φD(φDは羽根車の直径)の円上に位置し、他方端は駆動用モータ方向に延びるように導風板を配置したことを特徴とする。
【0009】
また、この発明に係る天井埋込型空気調和機は、筐体天板を有する天井埋込型空気調和機本体と、主板を有する羽根車と、この羽根車への空気の案内流路を形成するベルマウスとを有する遠心送風機と、羽根車を駆動する駆動用モータと、主板と、板の裏側に位置する筐体天板との間に形成された隙間部と、筐体天板に羽根車回転軸を中心にして放射状に設けられ、隙間部を流れる空気を駆動用モータへ流す導風板とを備えたことを特徴とする。
【0010】
また、複数の導風板を一体成形した導風板ベースを、筐体天板に設けたものである。
【0011】
また、導風板を、筐体天板に一体成形したものである。
【0012】
また、導風板の高さHは、隙間部δの70%以上で、かつ羽根車と筐体天板が衝突しないように導風板を形成したものである。
【0013】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態1を図面を参照して説明する。
図1〜図8は、実施の形態1における天井埋込型空気調和機を示す図で、図1は部屋から見た天井埋込型空気調和機の外面図、図2は本体の縦断面図、図3は本体の横断面図、図4は導風板の取付概要図、図5は導風板の斜視図、図6は図2における駆動用モータ付近の流れの様子を示した図、図7は図3における羽根車の吹出流れの概要図、図8は送風運転開始時の駆動用モータ電圧V=一定時における2時間後までのモータ表面温度TM[℃]の変化を示した図である。
【0014】
図1において、天井埋込型空気調和機本体1は部屋11の屋根裏12に埋設されている。部屋11には、中央付近に吸込グリル7aを有し、吸込グリル7aの外側四方に吹出口7bが形成された化粧パネル7が見える状態で設置されている。これにより、運転時吸込グリル7aから空気調和機本体1に吸い込まれた空気は空調後4箇所の吹出口7bから部屋11全体に空気が吹き出される。
【0015】
また図2、図3において、空気調和機本体1の筐体は、上側の筐体天板1aとその周囲に取り付けられた筐体側板1bで形成され、屋根裏12に埋設された本体1の内部には送風機である遠心送風機の羽根車2の周囲に熱交換器5が立設され、熱交換器5の下方には熱交換器5で空気が凝縮され発生するドレン水を受け止めるドレンパン6、羽根車2を駆動させる駆動用モータ4、制御基板を収納した電気品箱9等が配設される。
【0016】
遠心送風機は羽根車2、羽根車2への空気の案内流路を構成するベルマウス3により構成される。この羽根車2は、駆動用モータ4の回転軸を固定するハブ2cと一体に形成された主板2bに複数枚の翼2aが取り付けられ、主板2bと対向して翼2aへの空気の案内流路を形成するシュラウド2dにより構成され全体が回転する。
【0017】
またハブ2cには、駆動用モータ4での発熱を放熱するためにモータ冷却穴2eが開けられている。そして羽根車2の主板2bの裏側に当たる筐体天板1aには、羽根車2の吹出流れを駆動用モータ4に導くために設けられた例えば平板形状の導風板14が図4,5のように固定されている。
【0018】
運転時、駆動用モータ4により矢印A方向に回転、駆動された遠心送風機の羽根車2により、太矢印のように部屋11の空気が化粧パネル7の吸込口7aからフィルタ8で部屋11のホコリが除去されベルマウス3に案内され遠心送風機の羽根車2に吸い込まれる。
その後遠心送風機の羽根車2から吹き出された流れは、冷媒の循環されている熱交換器5を通ることにより加熱または冷却され、吹出口7bから部屋11へ向け風向変更ベーン18により吹出方向を変えられながら吹き出し空調される。
【0019】
また図3において、15はドレンパン6に貯まったドレン水を室外へ汲み上げ排水するドレンポンプ、16はヘッダ、17は分配器を示し、暖房時蒸発されたガス冷媒はヘッダ16→熱交換器5→分配器17の方向に、冷房時凝縮された液、気体の二相冷媒は分配器17→熱交換器5→ヘッダ16の方向に流れる。
【0020】
このように構成された天井埋込型空気調和機において、図6、図7のように遠心送風機の羽根車2に吸い込まれた流れは、矢印Bのように羽根車回転方向Aに対し放射状に吹き出される。このとき、直接熱交換器5に向かう流れBの他に、羽根車2の主板2bの裏側の隙間部にまわる流れCが存在する。ハブ2cにモータ冷却穴2eが開けられているため、圧力の高い羽根車吹出後風路13と圧力の低い羽根車内風路2fとで流れが循環している。このとき羽根車2が回転し、羽根車2の重量や送風するために駆動用モータ4に回転負荷がかかると駆動用モータ4は発熱する。このとき平板形状の導風板14が筐体天板1aに固着されているため、従来図28、図29のように自然状態で循環されていた流れによる駆動モータ4の放熱に比べ、流れCは駆動モータ4の方へ偏向されるため、循環流れCが駆動用モータ4の表面を流れやすくなることにより駆動用モータ4の放熱量が増加する。
【0021】
図8は、送風運転開始時の駆動用モータ4の電圧V=一定時における2時間後までのモータ表面温度TM[℃]の変化を示した図である。
図8より本実施の形態のように導風板14を設置することにより駆動用モータ4の温度上昇が小さくなる。つまり放熱量が増加していると云える。
これにより駆動モータの信頼性が上がり、最悪の場合である故障が避けられ、製品の信頼性を高くできる。
【0022】
実施の形態2.
以下、この発明の実施の形態2を図面を参照して説明する。
図9〜図13はこの発明の実施の形態2における天井埋込型空気調和機を示す図で、図9は天井埋込型空気調和機本体の縦断面図、図10は図9のK−K線における横断面図、図11は一体成形された導風板を有する導風ベースの取付概要図、図12、図13は導風ベースの別の取付方を示した取付概要図である。
【0023】
図9、図10において、天井埋込型空気調和機の本体1は部屋11の屋根裏12に埋設され、部屋11には本体1に取り付けられた中央付近に吸込グリル7aを有し吸込グリル7aの外側四方に吹出口7bが形成された化粧パネル7が見える状態で設置されている。これにより、運転時吸込グリル7aから空気調和機本体1に吸い込まれた空気は空調後4箇所の吹出口7bから部屋11全体に空気が吹き出される。
【0024】
また、空気調和機本体1の筐体は上側の筐体天板1aとそのまわりに取り付けられた筐体側板1bで形成され、天井裏12に埋設された本体1の内部には送風機である遠心送風機の羽根車2のまわりに熱交換器5が立設され、熱交換器5の下方には熱交換器5で空気が凝縮され発生するドレン水を受け止めるドレンパン6、羽根車を駆動させる駆動用モータ4、制御基板を収納した電気品箱9等が配設される。
【0025】
遠心送風機は羽根車2、羽根車2への空気の案内流路を構成するベルマウス3により構成される。この羽根車2は、駆動用モータ4の回転軸を固定するハブ2cと一体に形成された主板2bに複数枚の翼2aが取り付けられ、主板2bと対向して翼2aへの空気の案内流路を形成するシュラウド2dにより構成される。ハブ2cには、駆動用モータ4での発熱を放熱するためにモータ冷却穴2eが開けられている。
【0026】
そして羽根車2の主板2bの裏側に当たる筐体天板1aには、羽根車2の吹出流れを駆動用モータ4に導くために設けられた、図11のような複数枚の導風板14が一体成形された導風ベース14aがネジ19により固定され、図12、図13のように導風ベース14aのツメ14bを筐体天板1aに挿入後ツメ14bを折り曲げ等により固定されている。
【0027】
このように導風板14および導風ベース14aを構成、配置することにより、駆動モータ14へ流れを方向変更でき、駆動用モータ4の放熱量が増加できるとともに、複数枚の導風板14を一度に一体で成形でき作業時間の短縮化が図れる。
さらに導風ベース14aが設置有無選択可能なため、製品の機種により導風板14が不要な場合、その機種専用に筐体天板1aを製作する必要がなく共通化が図れる。
【0028】
実施の形態3.
以下、この発明の実施の形態3を図面を参照して説明する。
図14〜図16はこの発明の実施の形態3における天井埋込型空気調和機を示す図で、図14は天井埋込型空気調和機本体の縦断面図、図15は図14のK−K線における横断面図、図16は一体成形された導風板を有する筐体天板概要図である。
【0029】
図14、図15において、天井埋込型空気調和機の本体1は部屋11の屋根裏12に埋設され、部屋11には本体1に取り付けられた中央付近に吸込グリル7aを有し吸込グリル7aの外側四方に吹出口7bが形成された化粧パネル7が見える状態で設置されている。これにより、運転時吸込グリル7aから空気調和機本体1に吸い込まれた空気は空調後4箇所の吹出口7bから部屋11全体に空気が吹き出される。
【0030】
また、空気調和機本体1の筐体は上側の筐体天板1aとそのまわりに取り付けられた筐体側板1bで形成され、天井裏12に埋設された本体1の内部には送風機である遠心送風機の羽根車2のまわりに熱交換器5が立設され、熱交換器5の下方には熱交換器5で空気が凝縮され発生するドレン水を受け止めるドレンパン6、羽根車を駆動させる駆動用モータ4、制御基板を収納した電気品箱9等が配設される。
【0031】
遠心送風機は羽根車2、羽根車2への空気の案内流路を構成するベルマウス3により構成される。この羽根車2は、駆動用モータ4の回転軸を固定するハブ2cと一体に形成された主板2bに複数枚の翼2aが取り付けられ、主板2bと対向して翼2aへの空気の案内流路を形成するシュラウド2dにより構成され、全体が回転する。ハブ2cには、駆動用モータ4での発熱を放熱するためにモータ冷却穴2eが開けられている。
【0032】
そして羽根車2の主板2bの裏側に当たる筐体天板1aには、羽根車2の吹出流れを駆動用モータ4に導くために設けられた、図16のような複数枚の導風板14が筐体天板1aに一体成形されている。
【0033】
このように導風板14を一体成形することにより、駆動モータ14へ流れを方向変更でき駆動用モータ4の放熱量が増加できるとともに、複数枚の導風板14を一度に一体で成形でき作業時間の短縮化が図れる。
【0034】
実施の形態4.
以下、この発明の実施の形態4を図面を参照して説明する。
図17〜図20はこの発明の実施の形態4における天井埋込型空気調和機を示す図で、図17は天井埋込型空気調和機の縦断面図、図18は図17のK−K線における横断面図、図19は導風板が短すぎる場合の図、図20は導風板の羽根車外周側先端の位置での直径φDb変化時の送風運転開始時の駆動用モータの電圧V=一定時における2時間後でのモータ表面温度TM2の変化を示した図である。
【0035】
図17、図18において、天井埋込型空気調和機本体1は部屋11の屋根裏12に埋設され、部屋11には本体1に取り付けられた中央付近に吸込グリル7aを有し吸込グリル7aの外側四方に吹出口7bが形成された化粧パネル7が見える状態で設置されている。
【0036】
そして天井裏12に埋設された空気調和機本体1は上部の筐体天板1a、その周りの筐体側板1bにより構成され、本体1の内部には、送風機である遠心送風機の羽根車2のまわりに熱交換器5が立設され、熱交換器5の下方には熱交換器5で空気が凝縮され発生するドレン水を受け止めるドレンパン6、羽根車を駆動させる駆動用モータ4、制御基板を収納した電気品箱9等が配設される。
【0037】
また遠心送風機の羽根車2は、駆動用モータ4の回転軸を固定するハブ2cと一体に形成された主板2bに複数枚の翼2aが取り付けられ、主板2bと対向して翼2aへの空気の案内流路を形成するシュラウド2dにより構成され、全体が回転する。ハブ2cには、駆動用モータ4での発熱を放熱するためにモータ冷却穴2eが開けられている。
【0038】
さらに、羽根車2の主板2bの裏側に当たる筐体天板1aには、羽根車2の回転方向Aと逆方向の放射形状に形成された導風板14が羽根車外周側先端14cが羽根車回転軸中心Oを中心とした任意直径φDb上に配置するように取り付けられている。
【0039】
運転時、駆動用モータ4により矢印A方向に回転、駆動された遠心送風機の羽根車2により、太矢印のように部屋11の空気が化粧パネル7の吸込口7aからフィルタ8で部屋11のホコリが除去されベルマウス3に案内され遠心送風機の羽根車2に吸い込まれる。その後遠心送風機の羽根車2から吹き出された流れは、冷媒の循環されている熱交換器5を通ることにより加熱または冷却され、吹出口7bから部屋11へ向け風向変更ベーン18により吹出方向を変えられながら吹き出し空調される。
【0040】
このように構成された天井埋込型空気調和機において、図17、図18のように遠心送風機の羽根車2に吸い込まれた流れは矢印Bのように羽根車回転方向Aに対し放射状に吹き出される。このとき、直接熱交換器5に向かう流れBの他に、羽根車2の主板2bの裏側にまわる流れCが存在する。ハブ2cにモータ冷却穴2eが開けられているため、圧力の高い羽根車吹出後風路13と圧力の低い羽根車内風路2fとで流れが循環している。このとき羽根車2が回転し、羽根車2の重量や送風するために駆動用モータ4に回転負荷がかかると駆動用モータ4は発熱する。このとき導風板14が筐体天板1aに固着されているため、従来図28、図29のように自然状態で循環されていた流れによる駆動モータ4の放熱に比べ、流れCは駆動モータ4の方へ偏向されるため、循環流れCが駆動用モータ4の表面を流れやすくなることにより駆動用モータ4の放熱量が増加する。
【0041】
しかし、図19のように導風板14が羽根車2より内部しかないと放熱効果が低下してしまう。そこで導風板14の羽根車外周側の先端14bの位置での直径φDbに最適範囲が存在する。
【0042】
図20は導風板14の羽根車外周側先端14bの位置での直径φDbを羽根車の主板外径φDとの比率で示し、送風運転開始時の駆動用モータ4の電圧V=一定時における2時間後でのモータ表面温度TM2[℃]の差を示した図である。
【0043】
図20より、この実施の形態のように導風板14の羽根車外周側先端14bでの直径φDb≧0.8×φDであるように導風板14を設置することにより駆動用モータ4の温度上昇が小さくなる。つまり放熱量が増加していることが言える。
【0044】
実施の形態5.
以下、この発明の実施の形態5を図面を参照して説明する。
図21〜図24はこの発明の実施の形態5における天井埋込型空気調和機を示す図で、図21は天井埋込型空気調和機の縦断面図、図22は図21のK−K線における横断面図、図23は導風板が長すぎ、羽根車外周側先端が羽根車の外部までなる配置の場合の図、図24は導風板の羽根車外周側先端の位置での直径φDb変化時の同一風量時における騒音値SPLを示した図である。
【0045】
図21、図22において、天井埋込型空気調和機本体1は部屋11の屋根裏12に埋設され、部屋11には本体1に取り付けられた中央付近に吸込グリル7aを有し吸込グリル7aの外側四方に吹出口7bが形成された化粧パネル7が見える状態で設置されている。
【0046】
そして天井裏12に埋設された空気調和機本体1は上部の筐体天板1a、その周りの筐体側板1bにより構成され、本体1の内部には、送風機である遠心送風機の羽根車2のまわりに熱交換器5が立設され、熱交換器5の下方には熱交換器5で空気が凝縮され発生するドレン水を受け止めるドレンパン6、羽根車を駆動させる駆動用モータ4、制御基板を収納した電気品箱9等が配設される。
【0047】
また遠心送風機の羽根車2は、駆動用モータ4の回転軸を固定するハブ2cと一体に形成された主板2bに複数枚の翼2aが取り付けられ、主板2bと対向して翼2aへの空気の案内流路を形成するシュラウド2dにより構成され、全体が回転する。ハブ2cには、駆動用モータ4での発熱を放熱するためにモータ冷却穴2eが開けられている。
【0048】
さらに羽根車2の主板2bの裏側に当たる筐体天板1aには、羽根車2の回転方向Aと逆方向の放射形状に形成された導風板14が羽根車外周側先端14cが羽根車回転軸中心Oを中心とした任意直径φDb上に配置するように取り付けられている。
【0049】
運転時、駆動用モータ4により矢印A方向に回転、駆動された遠心送風機の羽根車2により、太矢印のように部屋11の空気が化粧パネル7の吸込口7aからフィルタ8で部屋11のホコリが除去されベルマウス3に案内され遠心送風機の羽根車2に吸い込まれる。その後遠心送風機の羽根車2から吹き出された流れは、冷媒の循環されている熱交換器5を通ることにより加熱または冷却され、吹出口7bから部屋11へ向け風向変更ベーン18により吹出方向を変えられながら吹き出し空調される。
【0050】
このように構成された天井埋込型空気調和機において、図17、図18のように遠心送風機の羽根車2に吸い込まれた流れは、矢印Bのように羽根車回転方向Aに対し放射状に吹き出される。このとき、直接熱交換器5に向かう流れBの他に、羽根車2の主板2bの裏側にまわる流れCが存在する。ハブ2cにモータ冷却穴2eが開けられているため、圧力の高い羽根車吹出後風路13と圧力の低い羽根車内風路2fとで流れが循環している。このとき羽根車2が回転し、羽根車2の重量や送風するために駆動用モータ4に回転負荷がかかると駆動用モータ4は発熱する。このとき導風板14が筐体天板1aに固着されているため、従来図28、図29のように自然状態で循環されていた流れによる駆動モータ4の放熱に比べ、流れCは駆動モータ4の方へ偏向されるため、循環流れCが駆動用モータ4の表面を流れやすくなることにより駆動用モータ4の放熱量が増加する。
【0051】
しかし、図23のように導風板14が長すぎ導風板14の羽根車外周側先端14bが羽根車2より外部になる配置だと羽根車2からの吹出し流れBが導風板14と衝突し干渉することから騒音悪化してしまう。
そこで、羽根車外周側先端14bの位置に最適範囲が存在する。
【0052】
図24は導風板14の羽根車外周側先端14bの位置での直径φDbを羽根車の主板外径φDとの比率で示し、直径φDbを変更時の同一風量時の騒音値SPLを示した図である。
図24より導風板14の羽根車外周側先端14bでの直径φDb≦1.0×φDであれば騒音悪化しない。
【0053】
以上、図20、図24より、少なくとも導風板14の羽根車外周側先端14bの配置位置での直径φDb=0.8〜1.0×φDの範囲であれば騒音悪化することなく、駆動用モータ4を効率良く放熱できると言える。
【0054】
実施の形態6.
以下、この発明の実施の形態6を図面を参照して説明する。
図25〜図27はこの発明の実施の形態6における天井埋込型空気調和機を示す図で、図25は天井埋込型空気調和機の縦断面図、図26は図25のK−K線における横断面図、図27は導風板の高さH変化時の送風運転開始時の駆動用モータの電圧V=一定時における2時間後でのモータ表面温度TM2の差を示した図である。
【0055】
図25において、天井裏12に埋設された空気調和機本体1は上部の筐体天板1a、その周りの筐体側板1bにより構成され、本体1の内部には、送風機である遠心送風機の羽根車2、ベルマウス3、筐体天板1aに固定された羽根車2を駆動する駆動用モータ4、遠心送風機の羽根車2のまわりに立設された熱交換器5、熱交換器5の下方には熱交換器5での凝縮水のドレン水を受け止めるドレンパン6、制御基板を収納した電気品箱9等が配設される。
【0056】
また空気調和機本体1の下部には、化粧パネル7が固定され、この中央付近に吸込口7aが形成され、この吸込口7aの外側の四方には吹出口7bが形成されている。また羽根車2の主板2bの裏側に当たる筐体天板1aには、羽根車回転方向Aと逆方向の放射形状の任意高さHの導風板14の羽根車外周側先端14bが羽根車回転軸中心Oを中心とした任意直径φDb上に配置するように導風板14が取り付けられている。
【0057】
しかし、導風板14の高さHが低くすぎると導風板14と羽根車2の主板2bとの隙間が大きくなり、導風板14に流れが偏向されず多量に漏れ放熱効果が向上しない。また高さHが高すぎると導風板14と羽根車2が衝突してしまう。そこで羽根車主板2bと筐体天板1aの隙間δに対する導風板14の高さHに最適範囲が存在する。
【0058】
図27は導風板14の高さHを変更したときの送風運転開始時の駆動モータ電圧V=一定時における2時間後でのモータ表面温度TM2[℃]の差を示す。このとき導風板14の高さHを羽根車主板2bと筐体天板1aとの隙間δの比率で示す。
図27のように導風板14の高さHが、H≧0.7×δであれば、より駆動用モータ4を効率良く放熱できる。
【0059】
【発明の効果】
この発明に係る天井埋込型空気調和機は、導風板の羽根車外周側の先端が、羽根車回転軸を中心とする直径φDbが1.0×φD≧φDb≧0.8×φD(φDは羽根車の直径)の円上に位置し、他方端は駆動用モータ方向に延びるように導風板を配置したので、騒音悪化せずにモータ放熱効率の向上が図れるので、低騒音で高信頼性な製品が得られる。モータ放熱効率の向上が図れるので、高信頼性な製品が得られる。
【0060】
また、この発明に係る天井埋込型空気調和機は、主板の裏側に位置する筐体天板との間に形成された隙間部を流れる空気を駆動用モータへ流す導風板を筐体天板に羽根車回転軸を中心にして放射状に設けたことにより、モータ放熱効率を向上でき、高信頼性の製品が得られる。
【0061】
また、複数の導風板を一体成形した導風板ベースを、筐体天板に設けたことにより、筐体天板に個々導風板を固定する必要がないため作業効率の向上が図れるとともに、導風ベースは設置自由のため製品の機種により導風板が不要な場合でも筐体天板を専用に製作する必要がなく部品の共通化が図れる。
【0062】
また、導風板を筐体天板に一体成形したため作業工程時間の短縮が図れる。
【0063】
また、導風板の高さHは、隙間部δの70%以上で、かつ羽根車と筐体天板が衝突しないように導風板を形成したことにより、さらにモータ放熱効率が向上し、高信頼性の製品が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1における部屋から見た天井埋込型空気調和機の外面図である。
【図2】実施の形態1における天井埋込型空気調和機本体の図3のF−O−G−F線縦断面図である。
【図3】図2のK−K線における横断面図である。
【図4】実施の形態1における導風板の取付概要図である。
【図5】実施の形態1における導風板の斜視図である。
【図6】図2における駆動用モータ付近の流れの様子を示した図である。
【図7】図3における羽根車の吹出流れの概要図である。
【図8】送風運転開始時の駆動用モータ電圧Vが一定時における2時間後までのモータ表面温度TMの変化を示した図である。
【図9】実施の形態2における天井埋込型空気調和機本体の図10のF−O−G−F線縦断面図である。
【図10】図9のK−K線における横断面図である。
【図11】実施の形態2における一体成形された導風板を有する導風ベースの取付概要図である。
【図12】実施の形態2における導風ベースの別の取付方を示す図である。
【図13】図12の取付詳細図である。
【図14】実施の形態3における天井埋込型空気調和機の図15のF−O−G−F線縦断面図である。
【図15】図14のK−K線における横断面図である。
【図16】実施の形態3における筐体天板と一体成形された導風板の外形図である。
【図17】実施の形態4における天井埋込型空気調和機の図18のF−O−G−F線縦断面図である。
【図18】図17のK−K線における横断面図である。
【図19】実施の形態4における導風板が短すぎる場合の図である。
【図20】実施の形態4における導風板の羽根車外周側先端の位置での直径φDb変化時の送風運転開始時の駆動用モータの電圧Vが一定時における2時間後でのモータ表面温度TM2の変化を示した図である。
【図21】実施の形態5における天井埋込型空気調和機の図22のF−O−G−F線縦断面図である。
【図22】図21のK−K線における横断面図である。
【図23】実施の形態5における導風板が長すぎ、羽根車外周側先端が羽根車の外部までなる配置の場合の図である。
【図24】実施の形態5における導風板の羽根車外周側先端の位置での直径φDb変化時の同一風量時における騒音値SPLを示した図である。
【図25】実施の形態6における天井埋込型空気調和機の図26のF−O−G−F線縦断面図である。
【図26】図25のK−K線における横断面図である。
【図27】実施の形態6における導風板の高さH変化時の送風運転開始時の駆動用モータの電圧Vが一定時における2時間後でのモータ表面温度TM2の差を示した図である。
【図28】従来の天井埋込型空気調和機本体の図29のF−O−G−F線縦断面図である。
【図29】図28のK−K線における横断面図である。
【符号の説明】
1 空気調和機本体、1a 筐体天板、1b 筐体側板、2 遠心送風機の羽根車、2a 翼、2b 主板、2c ハブ、2d シュラウド、2e モータ冷却穴、2f 羽根車内風路、3 ベルマウス、4 駆動用モータ、5 熱交換器、6 ドレンパン、7 化粧パネル、7a 吸込グリル、7b 吹出口、8 フィルタ、9 電気品箱、10 天井、11 部屋、12 屋根裏、13 羽根車吹出風路、14 導風板、14a 導風ベース、14b 羽根車外周側先端、15 ドレンポンプ、16 ヘッダ、17 分配器、18 風向変更ベーン、19ネジ。

Claims (5)

  1. 筐体天板を有する天井埋込型空気調和機本体と、
    主板を有する羽根車と、この羽根車への空気の案内流路を形成するベルマウスとを有する遠心送風機と、
    前記羽根車を駆動する駆動用モータと、
    前記主板と、該主板の裏側に位置する前記筐体天板との間に形成された隙間部と、
    前記筐体天板に設けられ、前記隙間部を流れる空気を前記駆動用モータへ流す導風板と、
    を備え、前記導風板の前記羽根車外周側の先端が、前記羽根車回転軸を中心とする直径φDbが1.0×φD≧φDb≧0.8×φD(φDは羽根車の直径)の円上に位置し、他方端は前記駆動用モータ方向に延びるように前記導風板を配置したことを特徴とする天井埋込型空気調和機。
  2. 筐体天板を有する天井埋込型空気調和機本体と、
    主板を有する羽根車と、この羽根車への空気の案内流路を形成するベルマウスとを有する遠心送風機と、
    前記羽根車を駆動する駆動用モータと、
    前記主板と、該主板の裏側に位置する前記筐体天板との間に形成された隙間部と、
    前記筐体天板に前記羽根車回転軸を中心にして放射状に設けられ、前記隙間部を流れる空気を前記駆動用モータへ流す導風板と、
    を備えたことを特徴とする天井埋込型空気調和機。
  3. 複数の前記導風板を一体成形した導風板ベースを、前記筐体天板に設けたことを特徴とする請求項1又は2記載の天井埋込型空気調和機。
  4. 前記導風板を、前記筐体天板に一体成形したことを特徴とする請求項1又は2記載の天井埋込型空気調和機。
  5. 前記導風板の高さHは、前記隙間部δの70%以上で、かつ前記羽根車と前記筐体天板が衝突しないように前記導風板を形成したことを特徴とする請求項1又は2記載の天井埋込型空気調和機。
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