JPH04344004A - ボイラにおける満水ブロー制御方法 - Google Patents
ボイラにおける満水ブロー制御方法Info
- Publication number
- JPH04344004A JPH04344004A JP14539891A JP14539891A JPH04344004A JP H04344004 A JPH04344004 A JP H04344004A JP 14539891 A JP14539891 A JP 14539891A JP 14539891 A JP14539891 A JP 14539891A JP H04344004 A JPH04344004 A JP H04344004A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- combustion
- boiler
- water
- water level
- full
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 title claims abstract description 96
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims abstract description 7
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 claims abstract description 53
- 238000007664 blowing Methods 0.000 abstract description 8
- 238000002347 injection Methods 0.000 abstract 1
- 239000007924 injection Substances 0.000 abstract 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 11
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 3
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000005507 spraying Methods 0.000 description 2
- 230000004913 activation Effects 0.000 description 1
- 238000011109 contamination Methods 0.000 description 1
Abstract
め要約のデータは記録されません。
Description
に応じて燃焼作動と燃焼待機とを繰り返すボイラにおけ
る満水ブロー制御方法に関するものである。
作動と燃焼待機とを繰り返すボイラにおいては、ボイラ
の運転当初における満水起動を避けるために、運転当初
の満水ブローについては、種々の制御方法あるいは制御
装置が提案されている。しかしながら、燃焼待機後にお
ける再燃焼作動時における満水ブローについては、何ら
有効な手段が講じられていない。たとえば、ボイラの運
転スイッチを入れたときまたは燃焼スイッチを入れたと
きのみ、ボイラ缶内の満水状態を判定し、満水状態であ
ればブローを実行するようにしているだけで、一旦運転
スイッチまたは燃焼スイッチが入ってしまえば、ボイラ
缶内の満水状態を判定することができず、したがって燃
焼待機中においては満水ブローを行うことができなかっ
た。
低下等に起因する満水状態となったとき、この満水状態
のままで燃焼待機後に燃焼制御部からの指令に基づいて
再燃焼作動を行うと、運転当初における満水起動と同様
、安全弁の作動によるボイラの運転停止や安全弁からの
缶水の噴出による制御機器,付属機器等の汚損または破
損と云う事態が生じ、ボイラの安全かつ効率的な運転に
大きな障害となっている。とくに、ボイラを複数台連結
設置した,いわゆる多缶設置システムにおいては、燃焼
待機の状態は比較的頻繁に繰り返されるものであり、燃
焼待機後の再燃焼作動時に1台のボイラの運転停止によ
り、システム全体としての負荷対応に確実性,即応性に
欠けると云う問題があり、多缶設置システムのネックと
なっている。
発明は、燃焼待機中にボイラ缶内の水位が満水状態とな
れば、これを検知して満水ブローの実行を可能としたも
のである。
に応じて燃焼作動と燃焼待機とを繰り返すボイラにおい
て、燃焼待機のための燃焼停止後、一定時間経過後にボ
イラ缶内の水位状態を検出し、満水状態を検出したとき
にブロー信号を出力することを特徴とするボイラにおけ
る満水ブロー制御方法を提供するものである。
内圧力の低下等に起因して缶内水位が上昇し、一定時間
経過後に缶内水位が満水状態であると検出されると、こ
の検出に基づいてブロー信号が出力し、このブロー信号
により満水ブローが開始する。
いて詳細に説明する。図1は、この発明の一実施例の概
略を示す説明図である。
に水位制御筒(2) が設置されており、両者は蒸気部
連絡管(3) および水部連絡管(4) によって連通
している。また、ボイラ本体(1) には、燃焼装置(
5) ,給水ポンプ(6) を備えた給水管(7) お
よび電磁弁(8) により作動するブローバルブ(9)
がそれぞれ設けられている。水位制御筒(2) には
、ボイラ本体(1) の缶内水位,したがって水位制御
筒(2)内の水位の変動に応じて、ボイラの燃焼,給水
等の運転制御を行うための第一水位検出器(10)が挿
設されている。この第一水位検出器(10)は、詳細な
図示および説明は省略したが、ボイラ本体(1) の缶
内水位が高水位,正常水位,低水位であるかを検出する
複数の電極棒により構成されている。また、ボイラ本体
(1) には、ボイラ本体(1) の缶内水位が満水状
態となっているか否かを検出するための電極棒をもって
構成される第二水位検出器(11)が挿設されている。 なお、第二水位検出器(11)は、第一水位検出器(1
0)とは別個の状態でボイラ本体(1) 内に挿設する
ものとして説明したが、実施に応じて第一水位検出器(
10)の高水位を検出する電極棒(図示省略)と併用せ
しめる構成も好適である。
置(5) が燃焼待機のために燃焼作動を停止した場合
、燃焼作動を停止してから一定時間経過後において、ボ
イラ本体(1)の缶内の水位状態を判定する満水検出制
御部(12)と接続している。満水検出制御部(12)
は、燃焼待機のために燃焼作動を停止してから一定時間
経過後、第二水位検出器(11)に缶内の水位状態を検
知するよう指令し、第二水位検出器(11)が缶内の水
位状態を満水状態であると検出すると、その検出に基づ
いて缶内が満水状態であると判定し、その判定信号を主
演算部(13)へ出力する。主演算部(13)は、満水
検出制御部(12)から判定信号を演算し、その演算結
果をブローバルブ(9) の作動を指令する電磁弁(8
) の制御を行うブロー制御部(14)へ出力する。 したがって、第二水位検出器(11)の満水状態の検出
により、満水検出制御部(12)および主演算部(13
)の指令に基づいてブロー制御部(14)が作動し、ブ
ローバルブ(9) が開いてブロー作業が開始し、満水
ブローが実行される。 満水検出制御部(12)は、燃焼作動の停止後、一定時
間経過後において、ボイラ本体(1)の缶内の水位状態
を判定するものであるが、この一定時間は、燃焼待機中
における缶内圧力の低下状態をあらかじめ予想した数値
として設定されており、燃焼待機の開始と同時に起算さ
れるようになっている。また、この一定時間は、第二水
位検出器(11)が満水状態を検出する毎にリセットす
る構成とすれば、燃焼待機の時間が長い場合は効果的で
ある。なお、満水検出制御部(12)は、主演算部(1
3)を介してブロー制御部(14)と接続した構成を説
明したが、実施に応じて直接ブロー制御部(14)と接
続する構成も好適である。 また、満水検出制御部(12)をボイラの運転当初の満
水ブローの判定手段として兼用せしめる構成も好適であ
る。
転制御を行う主演算部(13)について説明すると、こ
の主演算部(13)は第一水位検出器(10)と接続し
ており、第一水位検出器(10)の各電極棒(図示省略
)のそれぞれの水位検出信号を演算する。そして、主演
算部(13)には、蒸気等の負荷使用量に応じて燃焼装
置(5) の制御を行う燃焼制御部(15)と、主演算
部(13)の演算結果に基づいて給水ポンプ(6) の
制御を行う給水制御部(16)とがそれぞれ接続してお
り、さらに図示は省略しているが、ボイラ本体(1)
内の缶水濃度を検出する濃度検出器等も接続しており、
ボイラの種々の運転情報が入力するように構成されてい
る。したがって、第一水位検出器(10)の水位検出に
より、主演算部(13)の演算結果に基づいて、燃焼制
御部(15),給水制御部(16)およびブロー制御部
(14)がそれぞれ作動し、燃焼装置(5) ,給水ポ
ンプ(6) およびブローバルブ(9) がそれぞれ制
御される。
待機のための燃焼停止後、一定時間経過後にボイラ缶内
の水位状態を検出し、満水状態を検出したときにブロー
信号を出力するようにしたものであるから、燃焼待機中
において満水ブローを行うことができ、燃焼待機後の再
燃焼作動に際して、安全弁の作動によるボイラの運転停
止や安全弁からの缶水の噴出による制御機器,付属機器
等の汚損または破損という事態を確実に回避することが
でき、ボイラのより安全でかつより効率的な運転が実現
できる。また、とくに多缶設置システムにあっては、シ
ステム全体として運転効率を飛躍的に向上することがで
きる。
。
Claims (1)
- 【請求項1】 負荷使用量に応じて燃焼作動と燃焼待
機とを繰り返すボイラにおいて、燃焼待機のための燃焼
停止後、一定時間経過後にボイラ缶内の水位状態を検出
し、満水状態を検出したときにブロー信号を出力するこ
とを特徴とするボイラにおける満水ブロー制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14539891A JPH0772604B2 (ja) | 1991-05-20 | 1991-05-20 | ボイラにおける満水ブロー制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14539891A JPH0772604B2 (ja) | 1991-05-20 | 1991-05-20 | ボイラにおける満水ブロー制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04344004A true JPH04344004A (ja) | 1992-11-30 |
JPH0772604B2 JPH0772604B2 (ja) | 1995-08-02 |
Family
ID=15384340
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14539891A Expired - Lifetime JPH0772604B2 (ja) | 1991-05-20 | 1991-05-20 | ボイラにおける満水ブロー制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0772604B2 (ja) |
-
1991
- 1991-05-20 JP JP14539891A patent/JPH0772604B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0772604B2 (ja) | 1995-08-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH04344004A (ja) | ボイラにおける満水ブロー制御方法 | |
JP2725250B2 (ja) | ボイラの水位制御装置 | |
JP2673997B2 (ja) | ボイラの水位制御装置 | |
JPH064169Y2 (ja) | ボイラなどの給水制御装置 | |
JPH0523921Y2 (ja) | ||
JP2580068Y2 (ja) | 多管式貫流ボイラの給水異常検出装置 | |
JPH07127808A (ja) | ボイラにおける高濃縮ブローの実施方法 | |
JPH05256403A (ja) | ボイラの水位制御装置 | |
JPH0639207Y2 (ja) | 逆止弁異常検出装置 | |
JPH0645128Y2 (ja) | ボイラー用水位制御装置 | |
JPH0518562Y2 (ja) | ||
JPH0335923Y2 (ja) | ||
JP2975874B2 (ja) | ボイラーの水位制御方法 | |
JP2505285Y2 (ja) | ボイラの燃焼安全制御装置 | |
JPH0882404A (ja) | ボイラ起動時における水位制御筒の詰まり検出方法 | |
JPH07293806A (ja) | 純水仕様ボイラの水位制御方法 | |
JP2972125B2 (ja) | 給水ポンプ能力検出装置を持った小型貫流ボイラ | |
JPH08178206A (ja) | ボイラの水位制御方法 | |
JP2636153B2 (ja) | 燃焼機器の不完全燃焼検出装置 | |
JP3021453U (ja) | 小型貫流ボイラの給水制御装置 | |
JPH0336406A (ja) | ボイラーの給水制御方法 | |
JPH0722568Y2 (ja) | ボイラの圧力検出機器動作確認装置 | |
JPH0462303A (ja) | 熱機器の異常監視装置 | |
JPH0134055Y2 (ja) | ||
JPH01263453A (ja) | 水位検出装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090802 Year of fee payment: 14 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100802 Year of fee payment: 15 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100802 Year of fee payment: 15 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110802 Year of fee payment: 16 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |