JPH0434310Y2 - - Google Patents

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JPH0434310Y2
JPH0434310Y2 JP1987116219U JP11621987U JPH0434310Y2 JP H0434310 Y2 JPH0434310 Y2 JP H0434310Y2 JP 1987116219 U JP1987116219 U JP 1987116219U JP 11621987 U JP11621987 U JP 11621987U JP H0434310 Y2 JPH0434310 Y2 JP H0434310Y2
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JP
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jacket
communication line
hose
communication
present
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JP1987116219U
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  • Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、通信線を介装した消防ホースに関す
るものである。
一般に、消化活動においては後方の消防自動車
からホースを介して前線に送水し、ノズルより放
水するのであるが、火災現場の状況に応じて放水
量や圧力を制御する必要がある。
耐してこの後方と前線との連絡のために、ホー
スに通信線を介装しておき、該通信線を介して有
線通信機を使用して相互に連絡をしたり、また放
水量や圧力を前後にて直接コントロールすること
が行なわれようとしている。
(従来の技術) この目的の通信線入りホースとして種々の構造
のものが提案されているが、その一例として実開
昭62−55785号公報に記載されたものがある。
(このものは、たて糸とよこ糸とを筒状に織成し
てなるジヤケツトの内面にライニング層を形成し
てなり、そのジヤケツトにおけるたて糸、又はよ
こ糸と共に通信線を織り込んだものである。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら前記ホースにおいては、通信線は
通常たて糸と共に織り込まれるのであるが、通信
線がジヤケツト表面に露出しているため、ホース
を引張ったりしたときに摩耗や外傷を受けて傷付
き易い。
また通信線はよこ糸と織成されるため、通信線
がよこ糸との間で屈曲されることとなり、圧力が
変動すると通信線が繰返して屈曲、伸長され切断
し易い。
本考案は、かかる事情に鑑みなされたものであ
つて、ホースの使用中に通信線が摩耗されたり損
傷を受けたりすることがなく、またよこ糸により
屈曲されることがなく、圧力の変動により屈曲、
伸長されることのない通信線入りホースを提供す
ることを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 而して本考案は、たて糸とよこ糸とを筒状に織
成してなるジヤケツトの内面に、ゴム又は合成樹
脂のライニング層を形成してなるホースにおい
て、前記ジヤケツトが表ジヤケツトと裏ジヤケツ
トとより構成されており、当該表ジヤケツトと裏
ジヤケツトとの間に通信線を挿入すると共に、当
該通信線の周囲の表ジヤケツトと裏ジヤケツトと
を接結したことを特徴とする通信線入りホースで
ある。
本考案のホースの一実施例を図面に従つて説明
する。第1図は、本考案のホースを示すものであ
つて、たて糸とよこ糸とを筒状に織成してなるジ
ヤケツト1の内面に、ゴム又は合成樹脂のライニ
ング層2を形成してなり、前記ジヤケツト1内に
通信線3が介装されているものである。
本考案のホースのジヤケツト1は、二重重ね織
り組織により織成されている。この二重重ね織り
組織は、第2図に示すように表たて糸4aと表よ
こ糸5aとを織成した表ジヤケツト1aと、裏た
て糸4bと裏よこ糸5bとを織成した裏ジャケツ
ト1bとより構成されている。
そして、表ジヤケツト1aと裏ジヤケツト1b
との間には、通信線3が挿入されており、通信線
3の周囲の表ジヤケツト1aと裏ジヤケツト1b
とは、表たて糸4aにより長さ方向に亘つて部分
的に接結されている。
通信線3は、通信方式に応じて適宜の形式のも
のを使用すれば良く、またその本数は必要に応じ
て適当な数を使用すれば良い。
ライニング2は、通常ホースのライニングとし
て使用されるゴム、又はポリウレタン、ポリ塩化
ビニル等の合成樹脂を使用するとができる。
なお前記実施例においては、表ジヤケツト1a
と裏ジヤケツト1bとを表たて糸4aにより接結
しているが、これに限らず裏たて糸4b、あるい
は別の接結糸により接結することも可能である。
また本考案におけるジヤケツト1として、表ジ
ヤケツト1aと裏ジヤケツト1bとを別々に織成
し、縫糸で接結したものを使用することもでき
る。
(作用) 本考案のホースは、ジヤケツト1が表ジヤケツ
ト1aと裏ジヤケツト1bとより構成され、その
間に通信線3が挿入されているため、通信線3は
ジヤケツト1の表面に露出することがない。また
通信線3の周囲の表ジヤケツト1aと裏ジヤケツ
トと1bとは接結されているため、通信線3がず
れることがない。またこの通信線3は、よこ糸と
組織されることがなく、長さ方向に対して直線状
に延びている。
(考案の効果) 本考案によれば、通信線3がジヤケツト1の表
面に露出することがないので、摩耗されたり外傷
を受けたりすることがない。
またホースの端末に接続金具を取付ける際にお
いても、ホースを接続金具に固定するための締付
けリングや針金により、通信線3が傷付けられる
ことがなく、通常のホースに使用する接続金具を
使用することができる。
また通信線3は、表ジヤケツト1aと裏ジヤケ
ツト1bとの間に挿入されているだけで、よこ糸
と組織されていないので屈曲を受けることがな
く、使用によりホースが加圧されても屈曲、伸長
を繰返されることがないので、通信線3の耐久性
に優れている。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の通信線入りホースの斜視図で
あつて、第2図は通信線を挿入した部分の拡大縦
断面図である。 1……ジヤケツト、1a……表ジヤケツト、1
b……裏ジヤケツト、2……ライニング、3……
通信線。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. たて糸とよこ糸とを筒状に織成してなるジヤケ
    ツト1の内面に、ゴム又は合成樹脂のライニング
    層2を形成してなるホースにおいて、前記ジヤケ
    ツト1が表ジヤケツト1aと裏ジヤケツト1bと
    より構成されており、当該表ジヤケツト1aと裏
    ジヤケツト1bとの間に通信線3を挿入すると共
    に、当該通信線3の周囲の表ジヤケツト1aと裏
    ジヤケツト1bとを接結したことを特徴とする通
    信線入りホース。
JP1987116219U 1987-07-29 1987-07-29 Expired JPH0434310Y2 (ja)

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JP1987116219U JPH0434310Y2 (ja) 1987-07-29 1987-07-29

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JPS6420589U JPS6420589U (ja) 1989-02-01
JPH0434310Y2 true JPH0434310Y2 (ja) 1992-08-14

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0648222Y2 (ja) * 1990-11-01 1994-12-12 芦森工業株式会社 ホース

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JPS6420589U (ja) 1989-02-01

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