JPH04342967A - バス分岐コネクタおよび分岐方法 - Google Patents
バス分岐コネクタおよび分岐方法Info
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- JPH04342967A JPH04342967A JP14383391A JP14383391A JPH04342967A JP H04342967 A JPH04342967 A JP H04342967A JP 14383391 A JP14383391 A JP 14383391A JP 14383391 A JP14383391 A JP 14383391A JP H04342967 A JPH04342967 A JP H04342967A
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- 238000003466 welding Methods 0.000 claims description 14
- 238000000576 coating method Methods 0.000 claims description 11
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- 238000002844 melting Methods 0.000 claims description 3
- 230000008018 melting Effects 0.000 claims description 3
- 230000006835 compression Effects 0.000 claims description 2
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Landscapes
- Connections Effected By Soldering, Adhesion, Or Permanent Deformation (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば自動車内のワイ
ヤーハーネス等に適用されるバス分岐コネクタおよびこ
のコネクタを使用した電線分岐方法に関する。
ヤーハーネス等に適用されるバス分岐コネクタおよびこ
のコネクタを使用した電線分岐方法に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車内のワイヤーハーネスは、設備の
増設等に伴い、既設の幹線の一部から支線を分岐するこ
とがある。このハーネスにツイストペア線を用いた従来
の電線分岐法を図5に示す。同図において、1は幹線用
ツイストペア線、2は支線用ツイストペア線である。ツ
イストペア線1a,1bは、それぞれ電線の中間におい
て部分的に絶縁被覆が除去され、ツイストペア線1の心
線1a´,1b´と支線用ツイストペア線2の心線2a
´,2b´とが、中間ジョイント用端子3a,3bによ
ってかしめて接続されている。
増設等に伴い、既設の幹線の一部から支線を分岐するこ
とがある。このハーネスにツイストペア線を用いた従来
の電線分岐法を図5に示す。同図において、1は幹線用
ツイストペア線、2は支線用ツイストペア線である。ツ
イストペア線1a,1bは、それぞれ電線の中間におい
て部分的に絶縁被覆が除去され、ツイストペア線1の心
線1a´,1b´と支線用ツイストペア線2の心線2a
´,2b´とが、中間ジョイント用端子3a,3bによ
ってかしめて接続されている。
【0003】図6は、このようなツイストペア線の分岐
接続の方法を工程順に示すものである。即ち、同図の(
a)は接続前の幹線用ツイストペア線1を示す。次の(
b)は、幹線用ツイストペア線1の中間のよりを部分的
に戻した状態を示す。また(c)は、幹線用ツイストペ
ア線1の中間の絶縁被覆を部分的に除去した(中間口出
し)状態を示す。さらに(d)は、幹線用ツイストペア
線1と支線用ツイストペア線2を中間ジョイント用端子
3a,3bによりかしめて接続した(ジョイント圧着)
状態を示す。通常、ここでは図示されていないが、ジョ
イント圧着の後、接続部に絶縁テープが巻かれる。 最後の(e)は、接続部に再びよりを施した状態を示す
。
接続の方法を工程順に示すものである。即ち、同図の(
a)は接続前の幹線用ツイストペア線1を示す。次の(
b)は、幹線用ツイストペア線1の中間のよりを部分的
に戻した状態を示す。また(c)は、幹線用ツイストペ
ア線1の中間の絶縁被覆を部分的に除去した(中間口出
し)状態を示す。さらに(d)は、幹線用ツイストペア
線1と支線用ツイストペア線2を中間ジョイント用端子
3a,3bによりかしめて接続した(ジョイント圧着)
状態を示す。通常、ここでは図示されていないが、ジョ
イント圧着の後、接続部に絶縁テープが巻かれる。 最後の(e)は、接続部に再びよりを施した状態を示す
。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来技術によ
るツイストペア線の接続作業では、図6(b)のより戻
し、(c)の中間口出し、(e)のより直しなどの作業
を行う必要があり、工程数が多く、繁雑となるため作業
性が悪い、という問題があった。本発明は、被分岐電線
のより戻し、中間口出し、より直し等の作業を要せずに
、簡単な作業で分岐電線を接続可能なバス分岐コネクタ
および分岐方法を提供することを目的としている。
るツイストペア線の接続作業では、図6(b)のより戻
し、(c)の中間口出し、(e)のより直しなどの作業
を行う必要があり、工程数が多く、繁雑となるため作業
性が悪い、という問題があった。本発明は、被分岐電線
のより戻し、中間口出し、より直し等の作業を要せずに
、簡単な作業で分岐電線を接続可能なバス分岐コネクタ
および分岐方法を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め本発明では、分岐電線の端部が接続される後端部と、
被分岐電線の胴部が接続される概略円筒状の先端部とを
有する導電性の分岐端子を備えたことを第一の特徴とし
、また、分岐電線の端部を分岐端子の後端部に接続し、
また被分岐電線の胴部を絶縁被覆状態のまま前記分岐端
子の概略円筒状の先端部に保持させた後、加熱手段によ
り前記先端部が接触している付近の被覆を溶解して前記
被分岐電線の心線の一部を露出させ、更に前記先端部を
溶接手段により前記心線に溶接することを第二の特徴と
し、更に、分岐電線の端部を分岐端子の後端部に接続し
、また被分岐電線の胴部を絶縁被覆状態のまま前記分岐
端子の概略円筒状の先端部に保持させた後、加熱手段に
より前記分岐端子が接触している付近の被覆を溶解して
前記被分岐電線の心線の一部を露出させ、更に前記先端
部を圧縮手段により圧縮して前記心線に圧接することを
第三の特徴としている。
め本発明では、分岐電線の端部が接続される後端部と、
被分岐電線の胴部が接続される概略円筒状の先端部とを
有する導電性の分岐端子を備えたことを第一の特徴とし
、また、分岐電線の端部を分岐端子の後端部に接続し、
また被分岐電線の胴部を絶縁被覆状態のまま前記分岐端
子の概略円筒状の先端部に保持させた後、加熱手段によ
り前記先端部が接触している付近の被覆を溶解して前記
被分岐電線の心線の一部を露出させ、更に前記先端部を
溶接手段により前記心線に溶接することを第二の特徴と
し、更に、分岐電線の端部を分岐端子の後端部に接続し
、また被分岐電線の胴部を絶縁被覆状態のまま前記分岐
端子の概略円筒状の先端部に保持させた後、加熱手段に
より前記分岐端子が接触している付近の被覆を溶解して
前記被分岐電線の心線の一部を露出させ、更に前記先端
部を圧縮手段により圧縮して前記心線に圧接することを
第三の特徴としている。
【0006】
【作用】分岐電線の端部は予め分岐端子の後端部に圧着
等で接続されており、この分岐端子付きの分岐電線を被
分岐電線の胴部に後から接続する場合、本発明のバス分
岐コネクタでは前記分岐端子の概略円筒状の先端部を被
分岐電線の胴部に巻き付けるようにする。このとき被分
岐電線の絶縁被覆は除去される必要があるが、本発明の
電線分岐方法ではこの被覆除去を自動的に行う。従って
、被分岐電線のより戻し、中間口出し、より直し等の処
理が不要となり、作業性が大幅に改良される。
等で接続されており、この分岐端子付きの分岐電線を被
分岐電線の胴部に後から接続する場合、本発明のバス分
岐コネクタでは前記分岐端子の概略円筒状の先端部を被
分岐電線の胴部に巻き付けるようにする。このとき被分
岐電線の絶縁被覆は除去される必要があるが、本発明の
電線分岐方法ではこの被覆除去を自動的に行う。従って
、被分岐電線のより戻し、中間口出し、より直し等の処
理が不要となり、作業性が大幅に改良される。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1は、この発明に係るバス分岐コネクタの外観
斜視図である。この図において、6は後述する分岐端子
を覆うコネクタカバーである。このカバー6は、ヒンジ
部6cの弾性を利用して折り曲げられる一対のカバー素
片6f,6gを有し、一方のカバー素片6fに形成され
たロックレバー6bと他方のカバー素片6gに形成され
たロック穴6aとを嵌合させて、閉じた状態に保持され
る。
する。図1は、この発明に係るバス分岐コネクタの外観
斜視図である。この図において、6は後述する分岐端子
を覆うコネクタカバーである。このカバー6は、ヒンジ
部6cの弾性を利用して折り曲げられる一対のカバー素
片6f,6gを有し、一方のカバー素片6fに形成され
たロックレバー6bと他方のカバー素片6gに形成され
たロック穴6aとを嵌合させて、閉じた状態に保持され
る。
【0008】図2は、図1のコネクタの断面を示したも
ので、同図(a)は縦断面図、同図(b)は横断面図で
ある。この図に示すように、コネクタカバー6内には概
略円筒状の先端部4d,5dを有する導電性の分岐端子
4,5が収容され、この端子4,5により、幹線用ツイ
ストペア線(被分岐電線)1a,1bの胴部が支線用ツ
イストペア線(分岐電線)2a,2bの端部に接続され
ている。4a,5aおよび4b,5bは、それぞれ分岐
端子4,5のワイヤバレルおよびインシュレーションバ
レルであり、それらがかしめられることにより、端子4
および5が支線用ツイストペア線2aおよび2bの端部
に接続されている。4cおよび5cは、端子4,5のほ
ぼ中央部に設けられた箱状の突起であり、これらがカバ
ー6のストッパ6dに突き当てられることにより、端子
4,5がカバー6から抜けることを防止している。6e
は、端子4と5を分離して配置するための仕切壁である
。先端部4d,5dは、後述する方法により幹線用ツイ
ストペア線1a,1bの胴部の一部に溶接で接合されて
いる。
ので、同図(a)は縦断面図、同図(b)は横断面図で
ある。この図に示すように、コネクタカバー6内には概
略円筒状の先端部4d,5dを有する導電性の分岐端子
4,5が収容され、この端子4,5により、幹線用ツイ
ストペア線(被分岐電線)1a,1bの胴部が支線用ツ
イストペア線(分岐電線)2a,2bの端部に接続され
ている。4a,5aおよび4b,5bは、それぞれ分岐
端子4,5のワイヤバレルおよびインシュレーションバ
レルであり、それらがかしめられることにより、端子4
および5が支線用ツイストペア線2aおよび2bの端部
に接続されている。4cおよび5cは、端子4,5のほ
ぼ中央部に設けられた箱状の突起であり、これらがカバ
ー6のストッパ6dに突き当てられることにより、端子
4,5がカバー6から抜けることを防止している。6e
は、端子4と5を分離して配置するための仕切壁である
。先端部4d,5dは、後述する方法により幹線用ツイ
ストペア線1a,1bの胴部の一部に溶接で接合されて
いる。
【0009】図3は、幹線用ツイストペア線1a,1b
と端子4,5とを接続する装置の構成図である。図中、
7a,7bは固定側の溶接用電極であり、それらの上に
端子4,5が載せられて、レバー15,16により固定
されている。この電極7a,7bは、絶縁体スペーサ9
を介してブロック11の内側にボルト13で締結され、
固定されている。17はレバー15,16が回転するた
めの軸であり、18,19はそれぞれレバー15,16
を押えるための戻りばねである。ブロック11は、ベー
ス35に固定されている。8a,8bは、固定側の溶接
用電極7a,7bに対向して配置された可動側の溶接用
電極であり、絶縁体スペーサ10を介してブロック12
の内側にボルト14で締結され、固定されている。電極
8a,8bの先端には、セパレータ20a,20bが絶
縁体22を介して小ねじ21a,21bにより取り付け
られている。絶縁体スペーサ9,10の厚さは、固定側
の溶接用電極7a,7bおよび可動側の溶接用電極8a
,8bの間隔が幹線用ツイストペア線1のピッチに合う
ように、調整されている。
と端子4,5とを接続する装置の構成図である。図中、
7a,7bは固定側の溶接用電極であり、それらの上に
端子4,5が載せられて、レバー15,16により固定
されている。この電極7a,7bは、絶縁体スペーサ9
を介してブロック11の内側にボルト13で締結され、
固定されている。17はレバー15,16が回転するた
めの軸であり、18,19はそれぞれレバー15,16
を押えるための戻りばねである。ブロック11は、ベー
ス35に固定されている。8a,8bは、固定側の溶接
用電極7a,7bに対向して配置された可動側の溶接用
電極であり、絶縁体スペーサ10を介してブロック12
の内側にボルト14で締結され、固定されている。電極
8a,8bの先端には、セパレータ20a,20bが絶
縁体22を介して小ねじ21a,21bにより取り付け
られている。絶縁体スペーサ9,10の厚さは、固定側
の溶接用電極7a,7bおよび可動側の溶接用電極8a
,8bの間隔が幹線用ツイストペア線1のピッチに合う
ように、調整されている。
【0010】23a,23bは、幹線用ツイストペア線
1を固定するためのレバーである。24a,24bは、
レバー23a,23bを保持する台であり、ベース35
に固定されている。25a,25bは、レバー23a,
23bを回転させるための軸であり、26a,26bは
レバー23a,23bを押えるための戻りばねである。 27は、端子4,5と幹線用ツイストペア線1a,1b
が溶接により接合されるとき発生する発煙を吸入、排気
するための配管である。28は、配管27を固定するた
めのフランジであり、これとねじ30により、配管27
は台29に固定されている。この台29はさらにベース
35に固定されている。31,33はそれぞれ、油圧ピ
ストンおよびシリンダであり、ピストン31の先端はナ
ット32によりブロック12に固定されている。ブロッ
ク12は、ベース35上に固定されたすべり案内部34
の上に配置されていて、油圧ピストン31の往復運動に
より移動できるようになっている。36は、電極7a,
7bおよび8a,8bに電流を流すための溶接制御装置
,37は、油圧ピストン31を駆動するための油圧制御
装置,38は、幹線用ツイストペア線の絶縁被覆が燃焼
するときに発生する発煙を処理するための発煙排気装置
である。
1を固定するためのレバーである。24a,24bは、
レバー23a,23bを保持する台であり、ベース35
に固定されている。25a,25bは、レバー23a,
23bを回転させるための軸であり、26a,26bは
レバー23a,23bを押えるための戻りばねである。 27は、端子4,5と幹線用ツイストペア線1a,1b
が溶接により接合されるとき発生する発煙を吸入、排気
するための配管である。28は、配管27を固定するた
めのフランジであり、これとねじ30により、配管27
は台29に固定されている。この台29はさらにベース
35に固定されている。31,33はそれぞれ、油圧ピ
ストンおよびシリンダであり、ピストン31の先端はナ
ット32によりブロック12に固定されている。ブロッ
ク12は、ベース35上に固定されたすべり案内部34
の上に配置されていて、油圧ピストン31の往復運動に
より移動できるようになっている。36は、電極7a,
7bおよび8a,8bに電流を流すための溶接制御装置
,37は、油圧ピストン31を駆動するための油圧制御
装置,38は、幹線用ツイストペア線の絶縁被覆が燃焼
するときに発生する発煙を処理するための発煙排気装置
である。
【0011】このような装置により、幹線用ツイストペ
ア線1a,1bと端子4,5を接続する方法を工程順に
示したものが図4である。尚、ここでは電線1a,2a
と端子4との関係だけを図示している。まず、電極7a
,7b及び8a,8bが互いに離れた状態において、支
線用ツイストペア2a,2bにかしめて接続された端子
4,5を電極7a,7bの上にセットし、端子4,5の
円筒部4d,5dに幹線用ツイストペア線1a,1bを
挿入する(同図(a))。
ア線1a,1bと端子4,5を接続する方法を工程順に
示したものが図4である。尚、ここでは電線1a,2a
と端子4との関係だけを図示している。まず、電極7a
,7b及び8a,8bが互いに離れた状態において、支
線用ツイストペア2a,2bにかしめて接続された端子
4,5を電極7a,7bの上にセットし、端子4,5の
円筒部4d,5dに幹線用ツイストペア線1a,1bを
挿入する(同図(a))。
【0012】次に、油圧制御装置37により、ピストン
31がブロック12をブロック11の方へ移動し、電極
8a,8bが端子4,5の先端部4d,5dに接触する
(同図(b))。また、セパレータ20a,20bは、
電極8a,8bとともに移動し、ツイストペア線1a,
1bとの間に隙間を設ける。それとほぼ同時に、溶接制
御装置36により電極7a,7bと8a,8bの間に電
流を流す。このとき、端子4,5の先端部4d,5dに
は、通電によるジュール熱が発生し、幹線用ツイストペ
ア線1の絶縁被覆が溶解して除去される。
31がブロック12をブロック11の方へ移動し、電極
8a,8bが端子4,5の先端部4d,5dに接触する
(同図(b))。また、セパレータ20a,20bは、
電極8a,8bとともに移動し、ツイストペア線1a,
1bとの間に隙間を設ける。それとほぼ同時に、溶接制
御装置36により電極7a,7bと8a,8bの間に電
流を流す。このとき、端子4,5の先端部4d,5dに
は、通電によるジュール熱が発生し、幹線用ツイストペ
ア線1の絶縁被覆が溶解して除去される。
【0013】さらに、電極7a,7bと8a,8bによ
る端子4,5への通電と加圧を続けることにより、端子
4,5とツイストペア線の心線1a´,1b´との溶接
が行われる(同図(c))。最後に、溶接終了後、ピス
トン31の動作により電極8a,8bが元の位置にもど
る。(同図(d))。
る端子4,5への通電と加圧を続けることにより、端子
4,5とツイストペア線の心線1a´,1b´との溶接
が行われる(同図(c))。最後に、溶接終了後、ピス
トン31の動作により電極8a,8bが元の位置にもど
る。(同図(d))。
【0014】この様に、被分岐電線の絶縁被覆を必要部
分だけ加熱、溶解する方法をとると、被分岐電線のより
戻し、中間口出し、より直しが一切不要になるため、著
しく作業性が向上する。特にツイストペア線の場合でも
各線を同時に分岐接続できるため、作業時間が短縮され
る利点がある。本発明は上述の実施例に限定されるもの
ではない。例えば、対象とする電線は実施例のツイスト
ペア線に限らず、単線あるいは3以上の複線でもよい。 また、実施例では溶接用電極と端子間に接触抵抗を利用
して発熱させる電気抵抗溶接法を示したが、機械的な圧
着法でもよい。また、加熱手段と圧接手段が同一のもの
であったが、これを別部材とすることもできる。
分だけ加熱、溶解する方法をとると、被分岐電線のより
戻し、中間口出し、より直しが一切不要になるため、著
しく作業性が向上する。特にツイストペア線の場合でも
各線を同時に分岐接続できるため、作業時間が短縮され
る利点がある。本発明は上述の実施例に限定されるもの
ではない。例えば、対象とする電線は実施例のツイスト
ペア線に限らず、単線あるいは3以上の複線でもよい。 また、実施例では溶接用電極と端子間に接触抵抗を利用
して発熱させる電気抵抗溶接法を示したが、機械的な圧
着法でもよい。また、加熱手段と圧接手段が同一のもの
であったが、これを別部材とすることもできる。
【0015】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、被分
岐電線の胴部に分岐電線の端部を接続する場合、被分岐
電線のより戻し、中間口出し、より直し等の作業を要せ
ずに、簡単な作業で分岐電線を接続できる利点がある。
岐電線の胴部に分岐電線の端部を接続する場合、被分岐
電線のより戻し、中間口出し、より直し等の作業を要せ
ずに、簡単な作業で分岐電線を接続できる利点がある。
【図1】 本発明に係るバス分岐コネクタの外観斜視
図である。
図である。
【図2】 本発明に係るバス分岐コネクタの断面図で
ある。
ある。
【図3】 本発明に係る電線分岐装置の構成図である
。
。
【図4】 本発明に係る電線分岐方法の工程図である
。
。
【図5】 従来の電線分岐法の説明図である。
【図6】 従来の電線分岐方法の工程図である。
1…被分岐電線、1a…心線、2…分岐電線、4,5…
分岐端子、4a,5a…後端部、4d,5d…先端部、
6…コネクタカバー、7,8…溶接用電極。
分岐端子、4a,5a…後端部、4d,5d…先端部、
6…コネクタカバー、7,8…溶接用電極。
Claims (3)
- 【請求項1】 分岐電線の端部が接続される後端部と
、被分岐電線の胴部が接続される概略円筒状の先端部と
を有する導電性の分岐端子を備えたことを特徴とするバ
ス分岐コネクタ。 - 【請求項2】 分岐電線の端部を分岐端子の後端部に
接続し、また被分岐電線の胴部を絶縁被覆状態のまま前
記分岐端子の概略円筒状の先端部に保持させた後、加熱
手段により前記先端部が接触している付近の被覆を溶解
して前記被分岐電線の心線の一部を露出させ、更に前記
先端部を溶接手段により前記心線に溶接することを特徴
とする電線分岐方法。 - 【請求項3】 分岐電線の端部を分岐端子の後端部に
接続し、また被分岐電線の胴部を絶縁被覆状態のまま前
記分岐端子の概略円筒状の先端部に保持させた後、加熱
手段により前記先端部が接触している付近の被覆を溶解
して前記被分岐電線の心線の一部を露出させ、更に前記
先端部を圧縮手段により圧接して前記心線に圧接するこ
とを特徴とする電線分岐方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14383391A JPH04342967A (ja) | 1991-05-20 | 1991-05-20 | バス分岐コネクタおよび分岐方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14383391A JPH04342967A (ja) | 1991-05-20 | 1991-05-20 | バス分岐コネクタおよび分岐方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04342967A true JPH04342967A (ja) | 1992-11-30 |
Family
ID=15348009
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14383391A Pending JPH04342967A (ja) | 1991-05-20 | 1991-05-20 | バス分岐コネクタおよび分岐方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04342967A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012221831A (ja) * | 2011-04-12 | 2012-11-12 | Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk | ワイヤハーネス |
JP2021144830A (ja) * | 2020-03-11 | 2021-09-24 | 住友電装株式会社 | 電流分岐装置 |
DE102018218035B4 (de) | 2017-10-25 | 2024-05-23 | Yazaki Corporation | Verzweigungsverbinder und Kommunikationsnetzwerk |
-
1991
- 1991-05-20 JP JP14383391A patent/JPH04342967A/ja active Pending
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