JPH0434241A - 防振装置 - Google Patents

防振装置

Info

Publication number
JPH0434241A
JPH0434241A JP13751190A JP13751190A JPH0434241A JP H0434241 A JPH0434241 A JP H0434241A JP 13751190 A JP13751190 A JP 13751190A JP 13751190 A JP13751190 A JP 13751190A JP H0434241 A JPH0434241 A JP H0434241A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stopper
outer cylinder
elastic unit
hollow chamber
elastic body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP13751190A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeru Kamifuku
上福 茂
Shingo Suzuki
慎吾 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Bridgestone Corp filed Critical Bridgestone Corp
Priority to JP13751190A priority Critical patent/JPH0434241A/ja
Publication of JPH0434241A publication Critical patent/JPH0434241A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Motor Power Transmission Devices (AREA)
  • Support Of The Bearing (AREA)
  • Combined Devices Of Dampers And Springs (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、主として自動車のプロペラシャフト支持装
置等に用いられる防振装置に関する。
〔従来の技術〕
従来の防振装置としては、第7図に示すように、内筒1
と、この内筒1の外周に配置した外筒2と、これら内外
筒1,2を相互連結する弾性体3と、内外筒1,2の間
に形成した中空室4とを備え、この中空室4内に弾性体
3と一体成形されたストッパ100を設けたものが知ら
れている。
〔解決しようとする課題〕
従来の防振装置において、内筒1を固定し、外筒2をP
方向に変位させると、第8図に示すようなばね特性と、
第9図に示すような減衰特性を示す。第8図及び第9図
のグラフ中符号Xで示す個所は外筒2とストッパ100
との接触ポイントを示す。これらのグラフから明らかな
ように、外筒2がストッパゴム100に接触した後に絶
対ばね定数(IK+)が急に高くなり、減衰効果も低い
弾性体3とストッパ100とを動倍率(動的ばね定数/
静的ばね定数)の高い弾性材料から形成すると、換言す
ると減衰力の大きい材料から形成すると、高周波の小振
幅のときに絶対ばね定数が高くなり乗り心地を損ねる。
反対に動倍率の低い(減衰力小さい)材料から形成する
と、低周波の大振幅のときに外筒2がストッパ100に
あたった後に減衰効果が少なく、振動が大きくなってし
まう。
そこで、この発明は、大振幅の振動時には外筒(又は内
筒)とストッパとが接触し高い減衰力を得られ、小振幅
の振動時には外筒(又は内筒)とストッパとが接触する
ことなく低い減衰力を得ることのできる防振装置を提供
することを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
上述の目的を達成するため、この発明は、内筒と、この
内筒の外周に配置した外筒と、これら内外筒を相互連結
する弾性体と、内外筒間に形成した中空室とを備えた防
振装置において、中空室内に弾性体より減衰力の大きい
弾性材料から成るストッパを設けたものである。
〔作用〕
この発明では、高周波の小振幅の振動時は、動倍率の低
い、すなわち減衰力の小さい弾性材料から成る弾性体が
振動を吸収し、低周波の大振幅の振動時は、動倍率の高
い、すなわち減衰力の大きい弾性材料から成るストッパ
と外筒(又は内筒)とが接触し、その後このストッパの
撓みにより高い減衰効果が生じ、振動を吸収する。
〔実施例〕
以下に、この発明の好適な実施例を図面を参照にして説
明する。
第1図に示す第1実施例では、自動車のプロペラシャフ
ト(図示せず)の中間部を支承するセンターベアリング
5が内周面に嵌め込まれた内筒1の外周に外筒2を配置
し、これら内外筒1.2を弾性体3で相互連結しである
。また、内外筒1゜2の間に中空室4を形成しである。
外筒2と弾性体3との間にはリング6を介在してあり、
弾性体3はこのリング6に加硫接着等して固着され、外
筒2はこのリング6にかしめ固定等の手段により固着し
である。中空室4内には弾性体3より減衰力の大きい弾
性材料から成るストッパ7を設けである。弾性体3とし
ては、例えばNRゴム等の使用が好適であり、ストッパ
7としてはIIRゴl、等の使用が好適である。このス
トッパ7は外周面側に舌片7Aを形成してあり、この舌
片7Aが大振幅の振動時に外筒2と接触する。弾性体3
やストッパ7の内部にはコード、帆布等の補強材を埋設
することも可能である。
弾性体3とストッパ7との夫々の減衰力(Tanδ)と
動倍率(1〇七十0.5+nmでの動的ばね定数/静的
ばね定数)は、例えば次表の通りである。
表 このように構成された第1実施例における防振装置にお
いて、内筒1と外筒2との相対変位が小さいときには、
外筒2とストッパ7とが接触することはなく、弾性体3
のみの低い絶対ばね定数を保つ。、′内筒1と外筒2の
相対変位が大きいときには、外筒2とストッパ7の舌片
7Aとが接触を起こし、弾性体3とストッパ2とを合わ
せた絶対ばね特性と、弾性体3にストッパ7の減衰を加
えた高い減衰特性を示す。第2図及び第3図は第1実施
例におけるばね特性と減衰特性とを夫々示すグラフであ
る。第2図及び第3図に示すグラフ中符号Yは外筒6と
ストッパ7との接触ポイントを示す。
第1図に示す第1実施例の中空室4内に液体を封入した
ものと液体を封入しない第1実施倒との周波数と動的ば
ね定数との関係を第4図のグラフで示す。このグラフ中
Iは第1実施例を示し、符号■は第1実施例の中空室4
内に液体を封入した実施例を示す。中空室4内に液体を
封入したものでは、液体が中空室4内で攪拌され、液体
の共振により高周波域まで低いぼね定数を保つことがで
きる。封入される液体としては、動粘性$1. 000
〜100,000 cSt(大きな減衰能を必要とする
場合)のものが好適であるが、必要とする減衰能に応じ
て選択される。
第5図に示す第2実施例は、ストッパ7を外筒2の側に
設けたものを示す。この実施例では、中空室4内に気体
を封入したが、液体を封入しないものであってもよい。
第6図に示す第3実施例では、ストッパ7の舌片7Aを
弾性体3の内壁近くまで延ばし、この舌片7への先端と
弾性体3の内面との間隙をオリフィスとし、図中矢印で
示すような液体の移動を行わしめ、より減衰力を高める
ようにしたものである。
なお、何れの実施例もプロペラシャフト支承装置に用い
られるものとして説明したが、弾性ブツシュやエンジン
マウントとして用いることもできる。
〔効果〕
以上説明したように、この発明によれば、中空室内に弾
性体より減衰力の大きい弾性材料から成るストッパを設
けたので、内外筒が相対変位した際、大変位時には外筒
(又は内筒)と中空室内に内在する弾性体が接触し高い
ぼね定数が得られ、小変位時には外筒と中空室内に内在
するストッパが接触することなく低いぼね定数が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の第1実施例を示す断面図、第2は第
1実施例における絶対ばね定数と撓みとの関係を示すグ
ラフ、第3図は第1実施例における減衰と撓みとの関係
を示すグラフ、第4図は動的ばね定数と周波数との関係
を示す従来例と第1実施例の夫々の関係を示すグラフ、
第5図は第2実施例を示す断面図、第6図は第3実施例
を示す断面図、第7図は従来例を示す断面図、第8図は
従来例における絶対ばね定数と撓みとの関係を示すグラ
フ、第9図は従来例における減衰と撓みとの関係を示す
グラフである。 1・・・内筒、 2・・・外筒、 3・・・弾性体、 4・・・中空室、 ?・・・ストッパ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、内筒と、この内筒の外周に配置した外筒と、これら
    内外筒を相互連結する弾性体と、内外筒間に形成した中
    空室とを備えた防振装置において、中空室内に弾性体よ
    り減衰力の大きい弾性材料から成るストッパを設けたこ
    とを特徴とする防振装置。
JP13751190A 1990-05-28 1990-05-28 防振装置 Pending JPH0434241A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13751190A JPH0434241A (ja) 1990-05-28 1990-05-28 防振装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13751190A JPH0434241A (ja) 1990-05-28 1990-05-28 防振装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0434241A true JPH0434241A (ja) 1992-02-05

Family

ID=15200380

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13751190A Pending JPH0434241A (ja) 1990-05-28 1990-05-28 防振装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0434241A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020121537A1 (ja) * 2018-12-10 2020-06-18 株式会社ショーワ 軸受組立体およびその製造方法、推進軸の製造方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020121537A1 (ja) * 2018-12-10 2020-06-18 株式会社ショーワ 軸受組立体およびその製造方法、推進軸の製造方法
CN112639314A (zh) * 2018-12-10 2021-04-09 日立安斯泰莫株式会社 轴承组装体、轴承组装体的制造方法以及传动轴的制造方法
CN112639314B (zh) * 2018-12-10 2022-08-02 日立安斯泰莫株式会社 轴承组装体、轴承组装体的制造方法以及传动轴的制造方法
US11421733B2 (en) 2018-12-10 2022-08-23 Hitachi Astemo, Ltd. Bearing assembly and method for manufacturing same, and method for manufacturing propeller shaft

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2657952B2 (ja) 液圧減衰二室エンジンマウント
US4786036A (en) Resilient bushing structure filled with viscous fluid
JPH028529A (ja) 流体封入式筒型マウント装置
JPS62224746A (ja) 流体封入式防振支持体
KR970027922A (ko) 베어링
JPH02275130A (ja) サスペンション用アッパサポート
JPH0320138A (ja) 流体封入式筒型マウント装置
JP4171182B2 (ja) エンジンマウント
CA1311251C (en) Hydraulically damped anti-vibration mount with dynamic rate inhibitor
JPH09126273A (ja) 装置取付台
JPH0434241A (ja) 防振装置
JPH0236816B2 (ja)
JPH07190118A (ja) 空気ばね
JP4833883B2 (ja) 防振装置
WO2001094809A1 (fr) Amortisseur de vibrations de type hydraulique
JPH01135940A (ja) 防振装置
JPH0454344A (ja) 防振装置
JPS6056612A (ja) 懸架装置
JPH0454342A (ja) 防振装置
JPH0324915Y2 (ja)
JPH0463259B2 (ja)
JPH0131796Y2 (ja)
JPS59212551A (ja) 防振装置
JP3695619B2 (ja) 液体封入式防振装置
JP2568971Y2 (ja) 液体封入式マウント