JPH04342306A - ビデオ帯域フィルター - Google Patents

ビデオ帯域フィルター

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Publication number
JPH04342306A
JPH04342306A JP14236291A JP14236291A JPH04342306A JP H04342306 A JPH04342306 A JP H04342306A JP 14236291 A JP14236291 A JP 14236291A JP 14236291 A JP14236291 A JP 14236291A JP H04342306 A JPH04342306 A JP H04342306A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
capacitor
pass filter
constant
type low
trap
Prior art date
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Pending
Application number
JP14236291A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Oiwa
浩二 大岩
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP14236291A priority Critical patent/JPH04342306A/ja
Publication of JPH04342306A publication Critical patent/JPH04342306A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Filters And Equalizers (AREA)
  • Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はテレビジョン信号用のビ
デオ帯域フィルターに関するもので、特にテレビジョン
受像機やビデオテープレコーダ(以下「VTR」という
)等のビデオ信号出力部に使用されるビデオ帯域フィル
ターに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は従来のビデオ帯域フィルターの回
路列を示すものである。このフィルターはテレビジョン
受像機やVTR内のビデオ検波回路において検波用IC
の出力端子とビデオ出力端子間に挿入され、ビデオ出力
の周波数特性補正用として使われている。
【0003】図4においてTR1,TR2は不要信号減
衰用トラップであり、通常は音声信号周波数の減衰用と
して使用することが多い。L1・C1は定K形のローパ
スフィルターであるが本回路においては映像副搬送波周
波数のピーキング用としての役割もしている。R1は上
記定K形フィルターのダンピング抵抗である。Q1はエ
ミッタフォロア回路で構成した出力インピーダンス整合
用で且つバッファ用として働くトランジスタである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上来従来の回路におい
ては、受信チャンネルのすぐ近くに不要信号がある場合
、即ち例えば米国規格のEIA/IS−31では6チャ
ンネル(82〜88MHz)に対し、88.1〜91.
9MHzの不要信号があり、近い所では100KHzし
か離れていない場合等では不要信号を充分に減衰してい
ないと画面にビートが生じたり、混変調を起こすという
問題がある。
【0005】従来では、このような場合TR1,TR2
のような不要信号周波数に合わせたセラミックトラップ
を複数重ねて使用していたが、かかる構成では高価とな
るうえにあまり効果が期待出来なかった。即ちセラミッ
クトラップは減衰量としては非常に良いが帯域が非常に
狭い為不要信号が広範囲に及ぶ場合効果が薄いという問
題があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の問題を解
決するため、不要信号減衰用トラップと定K形ローパス
フィルターを備えたテレビジョン信号用のビデオ帯域フ
ィルターにおいて、上記定K形ローパスフィルターを構
成するコイルと並列にコンデンサを接続し、不要信号周
波数帯域トラップを形成するように構成する。また上記
定K形ローパスフィルターを構成するダンピング用抵抗
を該定K形ローパスフィルターを構成するコンデンサと
並列或いは直列に接続した構成にする。
【0007】
【作用】上記の構成によれば定K形ローパスフィルター
を構成するコイルL1と並列にコンデンサC1を設けた
のでf=1/2π{ルート(LC)}(fはトラップ周
波数)となるようにコンデンサの値C1を選ぶと不要信
号を減衰させることができ、特に従来回路でのセラミッ
クトラップでは減衰しきれなかった広範囲の周波数をも
充分に減衰させることができる。
【0008】
【実施例】図1は本発明の一実施例の回路図である。図
4に示す従来例に対応する部分は同一符号を付し説明を
省略する。図1においてC2はコイルL1,コンデンサ
C1及びダンピング用抵抗R1で構成する定K形ローパ
スフィルターのコイルL1と並列に設けたコンデンサで
あり、 f=1/2π{ルート(LC)} 但し  f:トラップ周波数 L:コイルL1のインダクタンス C:コンデンサC2の容量 で表わされる1次のトラップを形成する。
【0009】即ちコンデンサC2の値Cを1/4π2f
12L(f1は不要信号周波数)とすることにより周波
数がf1なる不要信号を減衰することができる。
【0010】図3は本発明の図1に示す一実施例の回路
と図4に示す従来例の回路との特性を比較したものであ
る。ここではセラミックトラップは4.5MHz及び4
.85MHzであり、コイルL1及びコンデンサC2に
よるトラップは5MHz、ダンピング用抵抗R1は4.
7kΩ、コンデンサC1は22pFに設計されている。 図3に示すグラフで分るように実線で示す本発明の実施
例の回路の減衰特性は点線で示す従来例のものに比べ4
.5MHz・4.85MHzの最大減衰量については大
差はないが4.5MHz以上においては広範囲にわたり
良好な結果が得られている。
【0011】図2(a)(b)は本発明の他の実施例の
要部の回路図である。即ち、定K形ローパスフィルター
部のみを取り出し示したものであり、ダンピング用抵抗
R1を図2(a)では上記コンデンサC1と直列に、ま
た図2(b)では上記コンデンサC1と並列に設けた構
成にする。その結果コイルL1,コンデンサC2で形成
されるトラップ減衰量を大きくすることが可能になる。
【0012】即ち、図1に示す本発明の一実施例の回路
においては、ダンピング用抵抗R1はコイルL1とコン
デンサC2で形成されるトラップをもダンピングする形
になっていたが、図2(a)(b)ではそれぞれ上記ト
ラップに関係のないコンデンサC1をダンピングする形
になっている。
【0013】この状態を図3に示すグラフを用いて説明
すると、図2(a)(b)の回路を用いることにより5
MHz以上の帯域における減衰量は図4に示す従来例と
相違しないが図3のグラフ上において4.5MHzと4
.85MHzの間に生ずる盛り上り部分を充分に減衰さ
せることができる。
【0014】
【発明の効果】本発明は以上のような構成であるので簡
単な回路構成で広範囲に不要信号を減衰させることがで
き、従来回路の問題点である不要信号によるビートや混
変調を非常に安価に改善することが可能となる。特に米
国の規格であるEIA/IS−31のような不要信号が
非常に近接且つ広範囲にわたるものにおいて有効であり
妨害信号除去能力の高いテレビジョン受像機やVTRの
製作が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】  本発明の一実施例の回路図。
【図2】  (a),(b)本発明の他の実施例の回路
図。
【図3】  本発明の一実施例及び従来例の減衰特性を
比較したグラフ。
【図4】  従来例の回路図。
【符号の説明】
L1  定K形ローパスフィルターを形成するコイルC
1  定K形ローパスフィルターを形成するコンデンサ
R1  定K形ローパスフィルターのダンピング用抵抗
C2  トラップ形成用のコンデンサ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  不要信号減衰用トラップと定K形ロー
    パスフィルターを備えたテレビジョン信号用のビデオ帯
    域フィルターにおいて、上記定K形ローパスフィルター
    を構成するコイルと並列にコンデンサを接続し不要信号
    周波数帯域トラップを形成したことを特徴とするビデオ
    帯域フィルター。
  2. 【請求項2】  不要信号減衰用トラップとダンピング
    抵抗及び共振回路を構成するコイルと第1のコンデンサ
    より成る定K形ローパスフィルターとを備えたテレビジ
    ョン信号用のビデオ帯域フィルターにおいて、上記定K
    形ローパスフィルターを構成するコイルと並列に第2の
    コンデンサを接続し、上記定K形ローパスフィルターの
    ダンピング抵抗を該定K形ローパスフィルターを構成す
    る上記第1のコンデンサと並列に設けたことを特徴とす
    るビデオ帯域フィルター。
  3. 【請求項3】  不要信号減衰用トラップと、ダンピン
    グ抵抗及び共振回路を構成するコイルと第1のコンデン
    サより成る定K形ローパスフィルターとを備えたテレビ
    ジョン信号用のビデオ帯域フィルターにおいて、上記定
    K形ローパスフィルターを構成するコイルと並列に第2
    のコンデンサを接続し、上記定K形ローパスフィルター
    のダンピング抵抗を該定K形ローパスフィルターを構成
    する上記第1のコンデンサと直列に設けたことを特徴と
    するビデオ帯域フィルター。
JP14236291A 1991-05-18 1991-05-18 ビデオ帯域フィルター Pending JPH04342306A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012142740A (ja) * 2010-12-28 2012-07-26 Daishinku Corp 帯域阻止フィルタ

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS537156A (en) * 1976-07-09 1978-01-23 Oki Electric Ind Co Ltd Low-pass filter
JPS5617766B2 (ja) * 1972-08-01 1981-04-24

Patent Citations (2)

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