JPH04341736A - 表示装置およびその製造方法 - Google Patents

表示装置およびその製造方法

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JPH04341736A
JPH04341736A JP11280491A JP11280491A JPH04341736A JP H04341736 A JPH04341736 A JP H04341736A JP 11280491 A JP11280491 A JP 11280491A JP 11280491 A JP11280491 A JP 11280491A JP H04341736 A JPH04341736 A JP H04341736A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
reinforcing plate
display device
curved
base
Prior art date
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Pending
Application number
JP11280491A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuya Shiratori
哲也 白鳥
Kouji Katano
片野 光詞
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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  • Cathode-Ray Tubes And Fluorescent Screens For Display (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子ビームを用いた表示
装置およびその製造方法
【0002】
【従来の技術】以下に従来の表示装置およびその製造方
法について説明する。
【0003】図8に示すように、補強板19a,19b
およびL型金具13で湾曲形状に保持した湾曲基盤の基
板18上にはストライプ状の背面電極14が形成され、
更にその上に線状カソード16の位置規制部材15が積
層・固定されている。線状カソード16は位置規制部材
15に押しつけられた状態で架張され位置規制部材15
に確実に当接するようになる。線状カソード16の前方
側には多数の小孔が形成された平板状の電子ビーム取り
出し電極17があり、線状カソード16を高温に加熱し
熱電子を放出させ、かつ電子ビーム取り出し電極17と
背面電極14に所定の電位を与えることにより前方側へ
電子ビームを発生させている。(特願平2−14311
9号公報参照)図9(a)に示す基板18を図9(b)
に示すように予め所定湾曲形状面を形成した湾曲基台2
0の基準面に沿わせ図9(c)に示すように補強板19
を湾曲方向(19a)とそれに直交する方向(19b)
の2方向に格子状に配設することにより基板18の湾曲
形状の形成を行った後、図9(d)に示すように、湾曲
基台20から外し、外力によらずそれ自体で湾曲形状を
保ったものとする。接合に際しては薄板金属のL型金具
13を用い接合手段としては熱変形防止等の観点からス
ポット溶接が挙げられる。
【0004】ここで補強板19a,19bは互いが分離
独立した格子状に配設する構成にしている。これは補強
板19a,19b相互を接合すると、接合時の条件にも
よるが、干渉しあった状態(内部応力・内部歪を持った
状態)で接合されてしまい結果として全体の湾曲形状精
度としては非常に悪いものとなってしまうためである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では電子ビーム発生時に線状カソードの熱によ
り、線状カソード16の位置規制部材15、基板18、
L型金具13、補強板19a,19bの相互間で温度差
が発生する。この結果、同じ熱膨張係数の材料を用いて
も熱膨張差が発生し、当初作製した湾曲基盤の形状が変
形するため電子ビームの軌道が変化してしまい画像表示
に悪影響するという問題点。
【0006】また基板18と補強板19a,19bとは
L型金具13を介してスポット溶接により接合している
ので両者間の熱抵抗が大きく、そのため基板18と補強
板19a,19bとの温度差による熱変形量の差が湾曲
基盤の変形に大きく影響するという問題点を有していた
【0007】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、電子ビーム発生時の熱による湾曲基盤の形状の変形
のない良好な画像表示を行える表示装置及びその製造方
法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の表示装置は、円筒状に湾曲した基板の凹面側
で、基板と基板の板厚方向に剛性を有する複数個の補強
板とを溶融金属により接合した湾曲基盤もしくは、円筒
状に湾曲した基板の凹面側で、基板と基板の板厚方向に
剛性を有する複数個の補強板と補強板をはさんで基板と
対向する背面基板とを溶融金属により接合した湾曲基盤
を備えた構成を有している。
【0009】また表示装置の製造方法は、所定の円筒凹
形状の基台に、平板状の基板を設置する工程と、基板の
板厚方向に剛性を有する補強板を基板に対して設置する
工程と、補強板と基板との少なくとも当接部には予め溶
融金属が塗布されており補強板に荷重を作用させて基板
と補強板とを密接させるとともに基板を円筒凹形状の基
台に押し付ける工程と、その状態で加熱して溶融金属を
溶融させる工程によって、凸状湾曲面を有した湾曲基盤
を製造する方法、もしくは、所定の円筒凹形状の基台に
、平板状の基板を設置する工程と、基板の板厚方向に剛
性を有する補強板を基板に対して設置する工程と、補強
板上に背面基板を設置する工程と、補強板と基板と背面
基板との各々の少なくとも当接部には予め溶融金属が塗
布されており背面基板に荷重を作用させて基板と補強板
と背面基板とを各々密接させると共に基板を円筒凹形状
の基台に押し付ける工程と、その状態で加熱して溶融金
属を溶融させる工程によって、凸状湾曲面を有した湾曲
基盤をする製造方法である。
【0010】
【作用】この構成によって基板と補強板との間の熱抵抗
は小さくなり温度差が微少になって、熱膨張差はなくな
り湾曲基盤の形状変化を防ぐこととなる。
【0011】さらに背面基板を接合していることにより
湾曲基盤の剛性を高め湾曲形状の精度を向上することと
なる。
【0012】
【実施例】以下本発明の一実施例について、図面を参照
しながら説明する。
【0013】図1に示すように、湾曲基盤は、基板1と
補強板2とで形成されている。基板1の上にはストライ
プ状の背面電極3が、更にその上には線状カソード5の
位置規制部材4が積層・固定されている。線状カソード
5は位置規制部材4に押しつけられた状態で架張され位
置規制部材4に確実に当接されている。線状カソード5
の前方側には多数の小孔が形成された平板状の電子ビー
ム取り出し用の電極6があり、線状カソード5を高温に
加熱し熱電子を放出させ、かつ電子ビーム取り出し用の
電極6と背面電極3に所定の電位を与えることにより前
方側へ電子ビームを発生させている。そしてフェースプ
レート21上の所定位置に射突させて蛍光体10を発光
させる。
【0014】ここで、湾曲基盤を形成する基板1と補強
板2とは例えば硬ろう等の溶融金属11により直接、接
合しているので、基板1と補強板2の熱抵抗は小さくな
り温度差は発生しなくなる。その結果、熱膨張差はなく
なり湾曲基盤の形状変化を防ぐことができるので電子ビ
ームの軌道は変化せず画像表示への悪影響をなくするこ
とができる。
【0015】また高精度な湾曲基盤の形状精度が必要な
場合は、図3に示すように補強板2(2a,2b)を互
いに分離独立した格子状に配設する構成にすればよい。 これは補強板2(2a,2b)相互を接合すると、接合
時の条件にもよるが、干渉しあった状態(内部応力・内
部歪を持った状態)で接合されてしまい、結果として全
体の湾曲形状の精度としては非常に悪いものとなってし
まうということを防止するためである。
【0016】以下本発明の第2の実施例について図面を
参照しながら説明する。本発明の第2の実施例を示す図
4では、第1の実施例と同一部品に同一番号を付して説
明は省略する。
【0017】図4に示すように湾曲基盤を形成する基板
1と補強板2(2a,2b)と背面基板8を溶融金属1
1により直接、接合しているので、基板1と補強板2(
2a,2b)の熱抵抗は小さくなり温度差は発生しなく
なるので、湾曲基盤の形状変化を防ぐことができるとい
う効果とともに、背面基板8の配設によりハニカム構造
となり湾曲基盤の剛性が高められ湾曲形状の精度を向上
させることができる。
【0018】以下本発明の第3の実施例について図面を
参照しながら説明する。本発明の第3の実施例を示す図
5では、第1の実施例と同一部品に同一番号を付して説
明は省略する。
【0019】図5に示すように、湾曲基盤を形成する基
板1と補強板2(2a,2b)とはL型金具7を介して
接合されているが、その接合には溶融金属11を用いて
いるので熱抵抗はスポット溶接のみの場合に比べて小さ
くなるため、温度差も小さくなる。その結果、熱膨張差
は少なくなり湾曲基盤の形状変化を防ぐことができる。
【0020】この際、L型金具7と基板1、補強板2(
2a,2b)との各々の接合は、溶融金属11のみによ
る構成でもよいし、例えば予めスポット溶接等で接合し
た後、溶融金属11を介在・溶融させるという構成でも
よい。
【0021】以下に本発明の実施例の表示装置の製造方
法について説明する。図6は第1の実施例の表示装置の
製造方法を示すもの、所定の円筒凹形状面を形成した基
台9に平板状の基板1、補強板2(2a,2b)の順に
設置した後、補強板2(2a,2b)に荷重12を作用
させて基板1と補強板2(2a,2b)とを密接させる
とともに基板1を円筒凹形状の基台9に押し付ける。補
強板2(2a,2b)と基板1との少なくとも当接部に
は予め溶融金属が塗布されているので、この状態のまま
加熱して溶融金属を溶融させた後、荷重12を外すこと
により凸状湾曲面を有した湾曲基盤を製造することがで
きるので工程が非常に簡単になる。
【0022】図7は第2の実施例の表示装置の製造方法
を示すもの、所定の円筒凹形状面を形成した基台9に平
板状の基板1、補強板2(2a,2b)、背面基板8の
順に設置した後、背面板8に荷重12を作用させて基板
1と補強板2(2a,2b)と背面基板8とをそれぞれ
密接させるとともに基板1を円筒凹形状の基台9に押し
付ける。補強板2(2a,2b)と基板1と背面基板8
との各々の少なくとも当接部には予め溶融金属が塗布さ
れているので、この状態のまま加熱して溶融金属を溶融
させた後、荷重12を外すことにより湾曲基盤が製造で
き、しかも実施例1の湾曲基盤に比べて、背面基板8に
よるハニカム構成により湾曲基盤の剛性を高めることが
できる。
【0023】なお以上の説明での溶融金属としては、ニ
ッケルろうや銀ろう等の硬ろうがあり、溶射等により塗
布することができる。
【0024】
【発明の効果】以上のように本発明は、基板と補強板と
の両者をまたは基板と補強板と背面基板との三者を溶融
金属により接合させた湾曲基盤を備えた構成により、電
子ビーム発生時の熱による湾曲基盤の形状の変形のない
良好な画像表示を行える優れた表示装置及びその製造方
法を実現できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の表示装置の要部側面断
面図
【図2】同表示装置の要部斜視図
【図3】同表示装置の湾曲基盤の補強板の下面からみた
斜視図
【図4】本発明の第2の実施例の表示装置の要部斜視図
【図5】本発明の第3の実施例の表示装置の要部側面断
面図
【図6】本発明の第1の実施例の表示装置の製造方法で
荷重を作用させた状態を示す要部断面図
【図7】本発明
の第2の実施例の表示装置の製造方法で荷重を作用させ
た状態を示す要部断面図
【図8】従来の表示装置の要部
断面図
【図9】従来の表示装置の湾曲基盤の製造方法を示す要
部断面図
【符号の説明】
1    基板 2(2a,2b)  補強板 4    線状カソード 10  蛍光体 11  溶融金属

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  少なくとも表容器上に配設された蛍光
    体と、電子放出を行う線状のカソードと、前記線状のカ
    ソードを架張しかつ当接保持する凸状湾曲面を有する湾
    曲基盤とを備えた表示装置であって、前記湾曲基盤が円
    筒状に湾曲した板状の基板と、前記基板の板厚方向に剛
    性を有する複数個の補強板とからなり、前記補強板が前
    記基板の凹面側に溶融金属により接合された表示装置。
  2. 【請求項2】  基板の円周方向およびそれに直交する
    方向に互いに独立分離した格子状に配設した補強板を備
    えた請求項1記載の表示装置。
  3. 【請求項3】  少なくとも表容器上に配設された蛍光
    体と、電子放出を行う線状のカソードと、前記線状のカ
    ソードを架張しかつ当接保持する凸状湾曲面を有する湾
    曲基盤とを備えた表示装置であって、前記湾曲基盤が円
    筒状に湾曲した板状の基板と、前記基板の板厚方向に剛
    性を有する複数個の補強板と、前記補強板をはさんで前
    記基板と対向する背面基板とからなり、前記補強板が前
    記基板の凹面側と前記背面基板とに溶融金属により接合
    された表示装置。
  4. 【請求項4】  所定の円筒凹形状の基台に、平板状の
    基板を配置する工程と、前記基板の板厚方向に剛性を有
    する補強板を前記基板に対して設置する工程と、前記補
    強板と前記基板との少なくとも当接部には予め溶融金属
    が塗布されており前記補強板に荷重を作用させて前記基
    板と前記補強板とを密接させると共に前記基板を円筒凹
    形状の基台に押し付ける工程と、その状態で加熱して前
    記溶融金属を溶融させる工程によって、凸状湾曲面を有
    する湾曲基盤を製造する表示装置の製造方法。
  5. 【請求項5】  所定の円筒凹状の基台に、平板状の基
    板を設置する工程と、前記基板の板厚方向に剛性を有す
    る補強板を前記基板に対して設置する工程と、前記補強
    板上に背面基板を設置する工程と、前記補強板と前記基
    板と前記背面基板との各々の少なくとも当接部には予め
    溶融金属が塗布されており前記背面基板に荷重を作用さ
    せて前記基板と前記補強板と前記背面基板とを各々密接
    させると共に前記基板を円筒凹形状の基台に押し付ける
    工程と、その状態で加熱して前記溶融金属を溶融させる
    工程によって、凸状湾曲面を有する湾曲基盤を製造する
    表示装置の製造方法。
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