JPH04341644A - 変位発生装置 - Google Patents

変位発生装置

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JPH04341644A
JPH04341644A JP3141013A JP14101391A JPH04341644A JP H04341644 A JPH04341644 A JP H04341644A JP 3141013 A JP3141013 A JP 3141013A JP 14101391 A JP14101391 A JP 14101391A JP H04341644 A JPH04341644 A JP H04341644A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
displacement
movable block
piezoelectric element
movable
generating device
Prior art date
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Pending
Application number
JP3141013A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuji Yamazaki
雄司 山崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Filing date
Publication date
Application filed by Omron Corp, Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Corp
Priority to JP3141013A priority Critical patent/JPH04341644A/ja
Publication of JPH04341644A publication Critical patent/JPH04341644A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)
  • Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)
  • Transmission Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、変位発生装置に関する
。具体的にいうと、本発明は、アクチュエータで発生し
た変位を変位拡大縮小機構で拡大もしくは縮小して出力
する変位発生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は従来の変位発生装置31を示す正
面図である。従来の変位発生装置31にあっては、変位
を出力させるためのレバー32の基端部近傍を、薄肉ヒ
ンジバネ33を介して略L型をしたベース34と一体に
構成してあり、レバー32の基端部とベース34の端部
との間に圧電素子35を挿入してある。
【0003】しかして、圧電素子35に電圧を印加して
圧電素子35を伸張させると、レバー32の基端部とベ
ース34の端部間が押し広げられて薄肉ヒンジバネ33
が弾性変形し、レバー32の先端が変位する。このとき
、薄肉ヒンジバネ33がレバー32の基端部近傍に設け
られているので、圧電素子35の伸縮量はレバー32の
先端で拡大されて大きな変位となって出力される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図4の
ように薄肉ヒンジバネとてこの原理を利用した変位発生
装置にあっては、ベース、薄肉ヒンジバネ及びレバーか
らなる金属ブロックの形状が複雑となり、金属板から切
削加工等によって製作しようとすると、加工コストが高
くつくという問題があった。
【0005】また、圧電素子でレバーの基端部を駆動し
、レバーの先端で所要の変位を得るため薄肉ヒンジバネ
の厚みを薄くすると、薄肉ヒンジバネのバネ剛性が弱く
なり、レバーの作用点(先端)に外力が加わると、レバ
ーの作用点が容易に動いてしまい、変位の出力部(レバ
ーの先端)に加わる外力によってレバー先端の変位量が
変動するという問題があった。
【0006】本発明は、叙上の従来例の欠点に鑑みてな
されたものであり、その目的とするところは、変位発生
装置の構造を簡単化して加工コストを安価にすると共に
、変位の出力部に外力が加わっても出力部の変位量が変
動しないようにすることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の変位発生装置は
、伸縮可能なアクチュエータと、くさび状をした複数個
の可動ブロックによって構成された変位拡大縮小機構と
からなり、アクチュエータによって発生させられた変位
を前記変位拡大縮小機構によって拡大もしくは縮小して
出力させるようにしたことを特徴としている。
【0008】
【作用】本発明の変位発生装置にあっては、アクチュエ
ータの伸縮によってくさび状をした可動ブロックを順次
移動させるものであり、各可動ブロック同志の移動量の
比を調整することによって変位を順次拡大もしくは縮小
させるものである。
【0009】この変位発生装置にあっては、従来例のよ
うにバネ要素(薄肉ヒンジバネ)を用いることなく、可
動ブロックによって構成されたくさび機構を用いて変位
を拡大縮小させながら伝達するようにしているので、単
純な形状の部材(くさび状の可動ブロック)を用いるこ
とができ、加工コストを安価にすることができる。また
、変位の出力部に外力が作用しても、外力によって出力
部が変位しにくく、外力によって出力部の変位量が影響
を受けることがない。
【0010】
【実施例】図1は本発明の一実施例による変位発生装置
1の正面図であって、2個の可動ブロック2a,2bを
用いた実施例を示している。枠状もしくは箱状をしたガ
イドブロック3内には、圧電素子4と、2個の可動ブロ
ック2a,2bからなる変位拡大縮小機構2と、可動ブ
ロック2a,2b間の摩擦係数を低減させるための滑動
板5a,5b,5cが収納されている。
【0011】変位拡大縮小機構2は、一般的にいうと、
複数個のくさび状をした可動ブロックに順次変位を伝え
るものであり、隣り合った可動ブロックは互いにほぼ直
角方向に変位するようにガイドもしくは位置規制されて
いる。また、隣接する可動ブロックは、直接または摩擦
軽減手段を介して各傾斜面同志を接触させており、この
傾斜面を介して互いに変位を伝達し合うものである。そ
して、隣り合った可動ブロックの変位量の比は、傾斜面
の傾斜角度によって決まるので、この傾斜角度を適当に
設計することにより、初めの変位を拡大もしくは縮小さ
せて出力させることができる。
【0012】実施例に則して説明すると、第1の可動ブ
ロック2aは、図1のX1−X2方向にスムーズに変位
するようガイドブロック3内に納められており、そのた
め可動ブロック2aの側面とガイドブロック3の内面と
の間には滑動板5aが挟み込まれている。第1の可動ブ
ロック2aの端面とガイドブロック3の内面との間には
アクチュエータとして圧電素子4が挿入されており、圧
電素子4の伸縮によって可動ブロック2aがX1−X2
方向に移動するよう構成されている。また、第2の可動
ブロック2bは、図1のY1−Y2方向にスムーズに変
位するようガイドブロック3内に納められており、その
ため可動ブロック2bの端面とガイドブロック3の内面
との間にも滑動板5cが挟み込まれている。さらに、2
つの可動ブロック2a,2bは、互いの傾斜面6a,6
bを対向させるようにして隣接し、両傾斜面6a,6b
の間には滑動板5bが介在させられている。
【0013】なお、図示されている滑動板5a,5b,
5cは、例えば図2に示す滑動板5aのように、平形保
持器7の孔8内に針状ころ9を転動自在にはめ込み、複
数個の針状ころ9が一体となって転動するようにしたも
のである。滑動板5a,5b,5cは、これ以外の構成
のものも可能であって、例えば耐摩耗性が高く摩擦係数
の小さなポリテトラフルオロエチレン(PTFE)等の
弗素樹脂系シート等を用いてもよい。
【0014】しかして、例えば圧電素子4に電圧を印加
して圧電素子4を伸張させると、第1の可動ブロック2
aが圧電素子4に押されてX1方向へ移動し(図1に2
点鎖線で示す。)、第2の可動ブロック2bは第1の可
動ブロック2aの傾斜面6aによって押され、Y1方向
へ抜け出るように移動する(図1に2点鎖線で示す。)
。この時、傾斜面6a,6bの傾斜角をθとすると、第
1の可動ブロック2aの変位量に対する第2の可動ブロ
ック2bの変位量の比はcotθで表されるから、傾斜
角θを小さくすることによって第2の可動ブロック2b
の変位量を大きくすることができる。また、逆に傾斜角
θを大きくすれば、第2の可動ブロック2bの変位量を
小さくすることも可能である。
【0015】また、圧電素子4を収縮させると、第1の
可動ブロック2aがX2方向に後退し、これによって第
2の可動ブロック2bがY2方向に押し戻される。なお
、図示していないが、第2の可動ブロック2bが押し戻
されるようにするためには、第2の可動ブロック2bと
ガイドブロック3との間にバネを挿入してもよく、ある
いは外力によって第2の可動ブロック2bが押し戻され
るようにしてあってもよい。
【0016】したがって、この第2の可動ブロック2b
の変位を出力させることにより、圧電素子4によって発
生させられた第1の可動ブロック2aの変位を拡大もし
くは縮小して出力できる。しかも、上記のような構造に
よれば、第2の可動ブロック2bに外力が加わっても、
この外力自体によって圧電素子4が伸縮されることはな
いので、外力によって第2の可動ブロック2bの変位量
が変動する恐れがない。
【0017】図3は、本発明の別な実施例による変位発
生装置11を示す正面図である。この実施例は、変位拡
大縮小機構2に3個の可動ブロック2a,2b,2cを
用い、出力される変位の方向と圧電素子4の伸縮方向と
が平行となるようにしたものである。すなわち、第2の
可動ブロック2aの側面とガイドブロック3の内面との
間に、さらに第3の可動ブロック2cを挿入してある。 第2の可動ブロック2bの側面には傾斜面12aを形成
してあり、第2の可動ブロック2bの傾斜面12aと第
3の可動ブロック2cの傾斜面12bとは滑動板5dを
介して接触させられており、第2及び第3の可動ブロッ
ク2b,2cの傾斜面12a,12bの方向は、第2の
可動ブロック2bが第1の可動ブロック2aに押されて
Y1方向へ突出したとき、第3の可動ブロック2cがX
1方向へ突出する向きに設計されている。第3の可動ブ
ロック2cの変位をスムーズにするため、第3の可動ブ
ロック2cとガイドブロック3の内面との間にも滑動板
5eが挿入されており、また、第3の可動ブロック2c
とガイドブロック3との間には第3の可動ブロック2c
をX2方向へ引き戻すように引張バネ13が配設されて
いる。
【0018】この変位発生装置11の変位は、第3の可
動ブロック2cに固定されていてガイドブロック3の開
口14から外部へ突出させられた出力軸15によって出
力される。
【0019】
【発明の効果】本発明によると、アクチュエータで発生
した変位を拡大もしくは縮小させて出力する変位発生装
置の構造を簡単にすることができ、加工及び製造コスト
を安価にすることができる。また、くさび機構を用いて
変位拡大機構を構成しているので、従来例のようにバネ
要素を用いた変位発生装置のように外力による影響を受
けることがなく、アクチュエータの一定の伸縮量に対し
て一定の変位量を出力させることができ、変位発生装置
の信頼性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による変位発生装置を示す正
面図である。
【図2】同上の実施例で用いられている平形保持器付き
の針状ころを示す平面図である。
【図3】本発明の別な実施例による変位発生装置を示す
正面図である。
【図4】従来例の変位発生装置を示す正面図である。
【符号の説明】
2  変位拡大縮小機構 2a,2b,2c  可動ブロック 3  ガイドブロック 4  圧電素子

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  伸縮可能なアクチュエータと、くさび
    状をした複数個の可動ブロックによって構成された変位
    拡大縮小機構とからなり、アクチュエータによって発生
    させられた変位を前記変位拡大縮小機構によって拡大も
    しくは縮小して出力させるようにした変位発生装置。
JP3141013A 1991-05-16 1991-05-16 変位発生装置 Pending JPH04341644A (ja)

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