JPH0434109Y2 - - Google Patents

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JPH0434109Y2
JPH0434109Y2 JP1987166598U JP16659887U JPH0434109Y2 JP H0434109 Y2 JPH0434109 Y2 JP H0434109Y2 JP 1987166598 U JP1987166598 U JP 1987166598U JP 16659887 U JP16659887 U JP 16659887U JP H0434109 Y2 JPH0434109 Y2 JP H0434109Y2
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JP
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leaf spring
seat
switch
seated
cushion frame
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JP1987166598U
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、着座したことを電気的に検出するス
イツチを有する自動車用シートに関する。検出し
た信号は自動車の制御装置に入力され、それによ
り、エンジンの始動その他の各種制御動作が成さ
れる。
「従来の技術」 従来のこの種の自動車用シートとしては、例え
ば第3図〜第5図に示すようなもの、または、実
公昭51−22430号公報に開示されているようなも
のがある。
すなわち、第3図〜第5図に示すものは、シー
ト本体1の前端部がシートスライド装置2に枢着
され、後端部がばね部材3により上方へ付勢さ
れ、着座した際、ばね部材3の付勢力に抗してシ
ート本体1の後端部が下降し、それにともなつて
シート本体1側の被感知片4が下がり、シートス
ライド装置2側にブラケツト6を介して装着され
た感知スイツチ5が被感知片4に当たらなくな
り、感知スイツチ5が被感知片4に当たつている
か否かにより、シート本体1が着座状態であるか
否かを検出するものである。
実公昭51−22430号公報に開示されているもの
は、座席フレームに掛け渡したクツシヨンスプリ
ング上の台座とクツシヨン材との間にテープスイ
ツチが介装され、テープスイツチの一端が座席フ
レームに固着され、テープスイツチの他端が引つ
張りばねを介して座席フレームに連結されるもの
である。
「考案が解決しようとする問題点」 しかしながら、このような従来の自動車用シー
トでは、前者のものは、着座状態を感知するため
に要する構成部品が多く、その構成が複雑であ
り、各構成部品を高い精度で取り付ける必要があ
り、コトスが嵩み、また、構成部品が外部から見
え、外観の見栄えを損なうという問題点があつ
た。
後者のものは、テープスイツチが引つ張りばね
の付勢力により長手方向に引かれるようになつて
おり、着座時には引つ張りばねが大きく伸び、そ
れにより特に強い付勢力でテープスイツチが引か
れて伸ばされ、非着座時には引つ張りばねの付勢
力が弱まつてテープスイツチが縮むようになり、
テープスイツチの耐久性が落ちるという問題点が
あつた。
本考案は、このような従来の問題点に着目して
なされたもので、外観の見栄えを損なうことな
く、簡単なかつ耐久性に優れた構成により、着座
したことを電気的に検出することができる自動車
用シートを提供することを目的としている。
「問題点を解決するための手段」 かかる目的を達成するための本考案の要旨とす
るところは、 着座したことを電気的に検出するスイツチを有
する自動車用シートにおいて、 シートフレームとパツド材との間に、中央部が
前記シートフレームから浮くように前記パツド材
の裏面に沿つて湾曲する細長の板ばねを介装し、 着座時に該板ばねが撓んだ際、該板ばねの端部
の少なくとも一方を挿通する案内部を前記シート
フレームに設けるとともに、前記板ばねと前記シ
ートフレームの基面とに挟まれて圧力を感知する
テープスイツチを前記板ばねの裏面に装着したこ
とを特徴とする自動車用シートに存する。
「作用」 着座していない状態においては、板ばねの中央
部がシートフレームから浮き上がつており、感圧
スイツチもシートフレームから浮き上がつてお
り、感圧スイツチは板ばねとシートフレームに挟
まれておらず、感圧スイツチには圧力がかから
ず、それにより開回路が形成されている。
着座した場合、パツド部材により板ばねがシー
トフレーム側の方に押し付けられて大きく撓み、
それにともなつて、板ばねの端部の一方がシート
フレームの案内部に挿通し、感圧スイツチが板ば
ねとシートフレームの基面とで両側から押圧さ
れ、それにより感圧スイツチは閉回路を形成する
ものである。
着座時に板ばねが撓んだ際、板ばねの端部の一
方がシートフレームの案内部に挿通するので、板
ばねの長手方向に荷重がかからず、板ばねは伸縮
せず、板ばねの裏面に装着された感圧スイツチも
伸縮せず、感圧スイツチの耐久性が向上するもの
である。
「実施例」 以下、図面に基づき本考案の一実施例を説明す
る。
第1図および第2図は本考案の一実施例を示し
ている。
第2図に示すように、自動車用シート10のシ
ートクツシヨン20側に、着座状態を電気的に検
出するためのスイツチ30が設けられている。ス
イツチ30はシートバツク40側に設けてもよ
い。
第1図に示すように、シートクツシヨン20
は、パネルタイプのシートクツシヨンフレーム2
2にパツド材24が嵌め込まれ、パツド材24に
表皮材28が被覆されて成る。
第1図は着座していない状態のシートクツシヨ
ン20を示しており、パツド材24の裏面25
は、その大部分がクツシヨンフレーム22の基面
23と密着されているが、パツド材24の裏面2
5の中央部は、湾曲状の凹部26と成つており、
クツシヨンフレーム22の基面23と密着されて
いない。
パツド材24の湾曲状の凹部26に沿つて同じ
ように湾曲する細長の板ばね32が設けられてい
る。それにより、板ばね32の中央部33がクツ
シヨンフレーム22の基面23から浮いて位置す
るように成つている。実施例においては、パツド
材24の湾曲状の凹部26と板ばね32との間に
一定の隙間を設けたが、隙間を設けずに接してい
てもよい。
クツシヨンフレーム22の案内部である挿通用
の孔29には板ばね32の両端部34が挿通され
ており、挿通した位置で折曲部35を成し、折曲
部35がクツシヨンフレーム22の裏面23aに
掛止され、挿通した両端部34がクツシヨンフレ
ーム22の基面23側に抜け得ないようになつて
いる。
板ばね32の裏面36には、両端部34を残し
て帯状のテープスイツチ38が装着されている。
テープスイツチ38は、着座した際に板ばね32
とクツシヨンフレーム22の基面23とに挟まれ
て圧力を感知するように構成されている。着座し
ていない時には、板ばね32の中央部33がクツ
シヨンフレーム22の基面23から浮いて位置し
ていることから、テープスイツチ38もクツシヨ
ンフレーム22を基面23から浮いて位置してい
る。テープスイツチ38からクツシヨンフレーム
22の貫通孔23bを通つて下方へリード線39
が延ばされている。
すなわち、スイツチ30は、テープスイツチ3
8、テープスイツチ38を挟むクツシヨンフレー
ム22の基面23と板ばね32、並びに板ばね3
2の端部34を挿通する挿通用の孔29から成
る。
次に作用を説明する。
第1図において、着座していない状態では、板
ばね32の中央部33がクツシヨンフレーム22
の基面23から浮いて位置しており、テープスイ
ツチ38もクツシヨンフレーム22の基面23か
ら浮いて位置しているので、テープスイツチ38
は板ばね32とクツシヨンフレーム22の基面2
3とに挟まれず、テープスイツチ38は圧力がか
からない状態であり、開回路が形成されている。
シートクツシヨン20に着座すると、着座者の
体重がパツド材24にかかり、体重によりパツド
材24が下方に押され、パツド材24の裏面26
が板ばね32を押し込む。板ばね32がクツシヨ
ンフレーム22の基面23側の方に押し付けら
れ、湾曲した中央部33が水平になるように撓
む。それにより、板ばね32の両端部34は、ク
ツシヨンフレーム22の挿通用の孔29を挿通
し、クツシヨンフレームの裏面23a側に突出す
る。
湾曲した板ばね32の中央部33がほぼ水平に
なると、板ばね32とクツシヨンフレーム22の
基面23とにより両側からテープスイツチ38が
押圧され、それにより、テープスイツチ38は開
回路から閉回路に切り替わり、シートクツシヨン
20が着座状態であることを検出する。
着座時に板ばね32の中央部33が撓んだ際、
板ばね32の両端部34がクツシヨンフレーム2
2の挿通用の孔29,29に挿通し、板ばね32
の両端部34は自由に移動し、板ばね32の長手
方向の荷重がかからないので、板ばね32は伸縮
せず、板ばね32の裏面36に装着されたテープ
スイツチ38も伸縮しない。
シートクツシヨン20に着座者の体重がかから
ないようになると、パツド材24が復元するにつ
れて、板ばね32も復元し、クツシヨンフレーム
22の基面23から上方へ浮き上がり、テープス
イツチ38がクツシヨンフレーム22の基面23
から離れ、閉回路から開回路に切り替わり、やが
て第1図に示す状態に戻る。この際にも、板ばね
32の両端部34は自由に移動し、板ばね32に
は長手方向の荷重がかからず、板ばね32は伸縮
せず、テープスイツチ38も伸縮しない。
前記実施例においては、板ばね32の両端部3
4を挿通する案内部として、クツシヨンフレーム
22に単に穿設した挿通用の孔29としたが、樹
脂製の挿通部材を設けてもよく、また、クツシヨ
ンフレーム22に挿通し易いように案内用のフラ
ンジを形成したものでもよい。
「考案の効果」 本考案に係る自動車用シートによれば、シート
フレームとパツド材との間に板ばねを介装し、該
板ばねの裏面にテープスイツチを装着したので、
スイツチが外部から見えず、外観の見栄えを損な
わず、また、簡単な構成のものとなり、コストが
嵩まず、着座時に撓んだ板ばねの端部が案内部に
挿通して自由に移動し、板ばねの長手方向に荷重
がかからず、板ばねが伸縮せず、テープスイツチ
も伸縮しないので、耐久性に優れたものと成り、
頻繁に繰り返して使用した際にも着座状態を確実
に検出することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本考案の一実施例を示し
ており、第1図は第2図−線断面図、第2図
は自動車用シートの全体斜視図、第3図〜第5図
は従来例を示しており、第3図は自動車用シート
の側面図、第4図および第5図は同じく部分背面
図である。 10……自動車用シート、22……クツシヨン
フレーム(シートフレーム)、23……クツシヨ
ンフレームの基面、24……パツド材、25……
パツド材の裏面、29……挿通用の孔(案内部)、
30……スイツチ、32……板ばね、34……板
ばねの端部、36……板ばねの裏面、38……テ
ープスイツチ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 着座したことを電気的に検出するスイツチを有
    する自動車用シートにおいて、 シートフレームとパツド材との間に、中央部が
    前記シートフレームから浮くように前記パツド材
    の裏面に沿つて湾曲する細長の板ばねを介装し、 着座時に該板ばねが撓んだ際、該板ばねの端部
    の少なくとも一方を挿通する案内部を前記シート
    フレームに設けるとともに、前記板ばねと前記シ
    ートフレームの基面とに挟まれて圧力を感知する
    テープスイツチを前記板ばねの裏面に装着したこ
    とを特徴とする自動車用シート。
JP1987166598U 1987-10-30 1987-10-30 Expired JPH0434109Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1987166598U JPH0434109Y2 (ja) 1987-10-30 1987-10-30

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JP1987166598U JPH0434109Y2 (ja) 1987-10-30 1987-10-30

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JPH0170636U JPH0170636U (ja) 1989-05-11
JPH0434109Y2 true JPH0434109Y2 (ja) 1992-08-14

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JP1987166598U Expired JPH0434109Y2 (ja) 1987-10-30 1987-10-30

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JP6463161B2 (ja) * 2015-02-06 2019-01-30 株式会社フジクラ 着座センサユニット

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