JPH04340620A - プリンタ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明はプリンタ装置に関し、特
に、プリンタバッファを内蔵している、またはオプショ
ンとしてプリンタバッファが使用可能であるページプリ
ンタ装置にして、双方向インタフェースが使用可能なパ
ーソナル向きページプリンタ装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、パーソナル向きページプリンタ装
置では、用紙に文字等を印刷するとき、ホストコンピュ
ータ等、上位装置はプリンタ装置へ一方通行でデータを
送っていた。そしてプリンタ装置は受信されたデータを
予め決められたコマンドシーケンスに基づき解釈する。 かかるコマンドシーケンスによる解釈結果に基づきペー
ジバッファに描画パターンを展開し、この描画パターン
を用紙に印刷していた。

【０００３】したがって、印刷したいデータが上位装置
から正しく送られているか否かを確認したいときは、一
度用紙に文字等を印刷してから視認しなければならなか
った。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】従来のページプリンタ
装置は文書専用印刷ソフトウェアのように用紙に印刷す
る前に印刷したいデータを画面に表示できるものを除い
て、印刷したいデータが正しく上位装置からプリンタ装
置に送られているか否かを確認するためには、画像を一
度用紙に印刷しなければならず不便であるという問題点
があった。

【０００５】

【課題を解決するための手段】本発明の目的は、上位装
置から供給される印刷用データを保持するページデータ
保持部と、該ページデータ保持部内の印刷用データに基
づき印刷を実行する印刷手段とを備えたプリンタ装置に
おいて、上位装置の機種または使用されているオペレイ
ティングシステムを判別する上位装置機種判別手段と、
上記ページデータ保持部に保持されている印刷用データ
を画面表示用データに変換する画面表示用データ作成手
段と、画面表示用データを上位装置に供給する表示画面
制御手段とを備えたことである。

【０００６】

【発明の作用】上記構成に係るプリンタ装置は、印刷用
データを画面表示用データに変換し、該データを上位装
置に送出する。上位装置は画面表示用データをディスプ
レイ等に表示して印刷用データの当否の判断を容易にす
る。

【０００７】

【実施例】次に図面を参照しながら本発明の実施例につ
いて説明する。図１は本発明の一実施例を示すブロック
図であり、図２は一実施例の動作に関するフローチャー
トである。

【０００８】まず、一実施例の構成を説明する。ホスト
コンピュータ等上位装置１より送られてきた印刷データ
は編集部２で予め決められたコマンドにしたがって解釈
される。ここで印刷したいデータを画面表示したい場合
、コントロールパネルまたはプリンタコマンドでプリン
タ装置に知らせると、解釈されたデータはページデータ
３に格納される。

【０００９】ページデータ３が１ページ分完成すると、
画面表示モードであれば、上位機種判別手段７で上位機
種の機種やＯＳの種類を判断する。そして画面表示用デ
ータ作成手段８によりページデータ３に格納されている
データを上位機種判別手段７で判断されたＯＳの画面制
御シーケンスに従ったデータに変換する。

【００１０】変換された画面表示用データは、画面表示
用ページデータ１０に格納される。更に表示画面制御手
段９で上位装置１における画面表示のために必要な手続
きを行う画面制御シーケンスを加えて上位装置１に画面
表示用データを送出する。そして上位装置１で画面表示
用データが解釈され、図示しないＣＲＴディスプレイ等
の表示装置で画面に表示される。

【００１１】上位装置１における画面表示の結果が正し
かったら、図示しないキーボード等の入力装置から印刷
可の情報を送る。そして描画部４によって描画パターン
がページバッファ５に展開される。ページバッファ５が
描画パターンで満たされると、印刷部６によって用紙上
に印刷される。これを印刷データがなくなるまで１ペー
ジ毎に繰り返す。ここでページデータ３と画面表示用ペ
ージデータ１０は１ページ分のデータが完成すると、直
ちに次のページのデータを作成し始める。

【００１２】次に図２のフローチャートを参照して説明
する。プリンタ装置はページデータ３でページデータを
満たしたか否かを判断する（ステップ２０）。ページデ
ータフルでなければ（Ｎ）、さらに転送されるデータが
あるか否かを判断する（ステップ２１）。

【００１３】ページデータフル状態が生じたら（Ｙ）、
上位装置１の画面制御シーケンスがどのＯＳ上で使用さ
れているかを判断するために、上位装置１より送られて
きた情報に基づき現在使用している上位装置１の機種や
使用ＯＳの種類を判断する（ステップ２２）。

【００１４】上位装置１で使用する画面制御シーケンス
の種類が判明したら、ページデータ３内にあるデータを
基に上位装置１で使用されている画面制御シーケンスに
従ったデータを作成する（ステップ２３）。ステップ２
３で作成されたデータは画面表示用ページデータ１０に
格納される（ステップ２４）。

【００１５】画面表示用データ作成が終了すると、作成
されたデータに用紙のサイズ、印刷方向、及び画面に表
示するための諸手続き等の画面制御シーケンスを加える
（ステップ２５）。画面表示のための準備が完了すると
、表示装置の用紙に印刷されたのと視覚的に同じになる
ように画面に表示させる（ステップ２６）。

【００１６】表示された印刷データが正しく表示されて
いたら、上位装置１に付随している入力装置から印刷可
の情報をプリンタに送信する（ステップ２７）。プリン
タは印刷可の情報を受けて描画部４よりページデータ３
から描画パターンをページバッファ５に展開する（ステ
ップ２８）。ページバッファ５がフルになったら印刷を
開始する（ステップ２９）。

【００１７】ステップ２７の判断結果がノーなら印刷中
止の情報を入力装置からプリンタ装置に送信する。プリ
ンタは印刷中止の情報を受けてページデータ３や図示し
ない受信バッファ、プリンタバッファの内容をクリアし
て印刷を中止する。また上位装置１の印刷動作も解除さ
せる（ステップ３１）。ステップ２８でページデータ３
が空になるとすぐに次のページの印刷データを格納し、
以下同様に繰り返す。印刷したい全てのデータが印刷終
了すると、コントロールパネルで画面表示モードに設定
した時以外はすべて自動的にデフォルトの状態に戻る（
ステップ３０）。

【００１８】

【発明の効果】以上、説明したように本発明によると、
印刷したいデータがプリンタに正しく印刷できているか
どうかを確認したいときに用紙に印刷しなくても表示装
置で視覚的に確認できるようにしたので、誤ったデータ
を印刷してしまい用紙を無駄にすることが少なくなり、
効率良く印刷したいデータの確認を行える。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施例を示すブロック図である。

【図２】本発明の一実施例の動作を示すフローチャート
である。

【符号の説明】 １　　上位装置 ２　　編集部 ３　　ページデータ ４　　描画部 ５　　ページバッファ ６　　印刷部 ７　　上位装置機種判別手段 ８　　画面表示用データ作成手段 ９　　表示画面制御手段 １０　　画面表示用ページデータ

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】　　上位装置から供給される印刷用データ
   を保持するページデータ保持部と、該ページデータ保持
   部内の印刷用データに基づき印刷を実行する印刷手段と
   を備えたプリンタ装置において、上位装置の機種または
   使用されているオペレイティングシステムを判別する上
   位装置機種判別手段と、上記ページデータ保持部に保持
   されている印刷用データを画面表示用データに変換する
   画面表示用データ作成手段と、画面表示用データを上位
   装置に供給する表示画面制御手段とを備えたことを特徴
   とするプリンタ装置。
2. 【請求項２】　　上記印刷手段は画面表示用データの表
   示を視認後に上位装置から印刷の開始指令を受けて印刷
   を実行する請求項１記載のプリンタ装置。
3. 【請求項３】　　上記印刷手段は印刷用データに基づき
   描画パターンを発生させる描画部と、描画パターンを保
   持するページバッファと、ページバッファから供給され
   る描画パターンに基づき印刷を実行する印刷部とを有す
   る請求項２記載のプリンタ装置。