JPH04340526A - バウンスストロボ装置 - Google Patents

バウンスストロボ装置

Info

Publication number
JPH04340526A
JPH04340526A JP11189091A JP11189091A JPH04340526A JP H04340526 A JPH04340526 A JP H04340526A JP 11189091 A JP11189091 A JP 11189091A JP 11189091 A JP11189091 A JP 11189091A JP H04340526 A JPH04340526 A JP H04340526A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bounce
red
strobe
angle
light emission
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP11189091A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Inoue
晃 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP11189091A priority Critical patent/JPH04340526A/ja
Publication of JPH04340526A publication Critical patent/JPH04340526A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Stroboscope Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はバウンスストロボ装置
に関し、特にストロボ撮影に際して赤目現象を防止する
バウンスストロボに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、ストロボを使用する写真撮影
に於いて、被写体に向けて照明光を直接照射する場合は
、被写体の目が赤く写るいわゆる赤目現象が発生するこ
とが在る。このため、従来はストロボ撮影の前に、スト
ロボを予備照射して被写体の瞳孔を縮小させてから改め
てストロボ撮影を行うようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなストロボの予備照射による撮影では、赤目現象は軽
減されるものの、完全に解消されるまでには至らないも
のであった。しかも、このストロボで予備照明する撮影
では、連続してストロボを照射するため、被写体となる
人物にとっては、ストロボ光の眩しさにより不快感を生
じるものであった。
【0004】この発明は、上記課題に鑑みてなされたも
ので、ストロボ撮影による赤目現象を完全に解消すると
共に、ストロボ光の眩しさにより不快感を生じることの
ないバウンスストロボ装置を提供することを目的とする
【0005】
【課題を解決するための手段】すなわちこの発明は、バ
ウンス角度を可変にできるバウンスストロボ装置に於い
て、ストロボ発光部と、この発光部を鉛直方向に対して
角度を持って変更させる変更手段と、上記ストロボ発光
部の発光により赤目現象が発生するか否かを判定する判
定手段と、この判定手段により赤目現象が発生しやすい
と判定された場合には、上記変更手段によって上記スト
ロボ発光部を水平方向より鉛直方向に向けて変更し、バ
ウンス撮影を行う制御手段とを具備することを特徴とす
る。
【0006】
【作用】この発明のバウンスストロボ装置にあっては、
通常のストロボを使用した撮影時はストロボ光を被写体
に向けて直接照射する。そして、赤目現象が発生しやす
い条件下ではストロボの角度を変えてバウンス撮影を行
い、ストロボ光を反射体を利用して被写体に間接照射す
る。
【0007】
【実施例】先ず、図2を参照してこの発明の原理を説明
する。
【0008】同図に於いて、11はストロボ内蔵のカメ
ラ、12は発光方向及び照射角度が可変なストロボ発光
部、13は被写体、そして14はストロボ光を反射する
天井等の反射体である。
【0009】ここでカメラ11と被写体との間の距離を
Laと定義する。同様に、カメラ11と天井14との間
の距離をLb、天井14の反射率をnb 、バウンスス
トロボ装置を使用した場合の通常の撮影(以下、バウン
ス撮影と略記する)時のストロボ発光部12の水平方向
からの発光角度をθ、バウンス撮影時のストロボ照射角
度を2φx (半角φx )、カメラ11の撮影レンズ
の焦点距離をfTLとする。ここで、撮影レンズの画面
を2φ0 、撮影画面の対角線長をdとすると、φ0 
とfTLの関係は数1の如くなる。
【0010】
【数1】 そして、これら被写体距離La及び反射体距離Lbより
、数2を用いてストロボ発光部12の発光角度の最適値
θが求められる。
【0011】
【数2】 次に、このような原理に基いたこの発明によるバウンス
ストロボ装置の第1の実施例の構成を図1に示す。
【0012】第1の測距手段であるLa測定部15によ
り、ストロボすなわちストロボを内臓したカメラ11か
ら被写体13までの距離が測定される。この測距方式は
、通常赤外LEDを投光し、被写体13からの反射光束
がPSD等の受光素子のどの位置に入射されるかによっ
て行われる。一方、第2の測距手段であるLb測定部1
6は、天井等の反射体14までの反射体距離Lbを測定
する。このLb測定部16の構成は、La測定部15と
同じである。
【0013】nb 測定部17は、反射体14の反射率
nb を測定する手段であり、Lb測定部16のPSD
の両極に流れる反射光束による光電流を加算したものと
、測定したLbの値との比率から求めることができるよ
うに構成されている。また、別に受光素子を設置しても
かまわないものである。
【0014】fTL検出部18は、ズームカメラに於け
る現在の撮影レンズの焦点距離fTLを検出する手段で
ある。一般的には、焦点距離を変化させることに連動し
て、摺動接片がグレーコードを持った基板上を移動する
ことによって検出する、いわゆるズームエンコーダで構
成される。発光光量検出部19は、ストロボ発光部13
のメインコンデンサの充電電圧等を検出することによっ
て、発光光量または充電エネルギを検出する手段である
【0015】また、θ演算部20は、La測定部15で
測定された被写体距離Laと、Lb測定部16で測定さ
れた反射体距離Lbの値から、最適な発光角度(バウン
ス角度)θを幾何学的に求める手段である。一般的には
、バウンス撮影時の天井への入射角と反射角は等しいと
仮定して、公知例にもあるように数2に示される関係式
から求める。もちろん、数2ではなく、La、Lb及び
θのテーブル表を有して、La及びLbの値からθを求
めてもよい。
【0016】φx 演算部21は、上記La測定部15
、Lb測定部及びfTL検出部18の出力であるLa、
Lb及びfTLの値から、最適な照射角度2φx を幾
何学的に求めるための手段である。このφx は、公知
例にもあるように、数3の関係式から求められる。
【0017】
【数3】 尚、このφx に於いても、θ同様La、Lb、fTL
及びφx のテーブル表から参照して求めてもかまわな
い。バウンス演算部22は、ストロボ撮影時に赤目現象
が発生しやすいか否かを判定するための手段である。
【0018】発光角度制御部23は、θ演算部20また
はバウンス演算部22で求められたθの値に基いて、ス
トロボ発光部12の発光角度を制御する。一般的には、
図示されない発光角度エンコーダの値が所定値になるま
で、モータ等のアクチュエータで発光部を回転させる。
【0019】また、照射角度制御部24は、φx 演算
部21またはバウンス演算部23によって求められたφ
x の値に基き、ストロボ発光部12の前面に配置され
た集光レンズ12aを前後に移動させることによって、
照射角度がφx になるように制御する。一般的には、
図示されない照射角度エンコーダの値が所定値になるま
で、モータ等のアクチュエータにより集光レンズ12a
を移動させるようにしている。尚、25はストロボ発光
部12の発光回路であり、26は被写体の明るさ(輝度
)を測定する測光回路である。次に、同実施例の動作に
ついて説明する。
【0020】通常のストロボ撮影に於いては、カメラ1
1を被写体13に向け、ズーム操作により任意の焦点距
離が選定されると、fTL検出部18により撮影レンズ
の焦点距離fTLが検出される。次いで、ファーストレ
リーズ釦が押されると、La測定部15が動作してLa
が検出され、その結果に基いて、θ演算部20とφx 
演算部21により、最適な発光角度(バウンス角度)と
照射角度が算出される。
【0021】ここで、発光角度制御部23と照射角度制
御部24は、上記θ演算部20とφx 演算部21によ
り算出されたθとφx の値になるように、バウンス角
度と照射角度を設定する。そして、カメラのセカンドレ
リーズに連動してシャッタが開くと、発光回路25から
トリガ信号がストロボ発光部12に送られる。これによ
り、ストロボ発光が開始され、被写体に向けてストロボ
発光部12よりストロボ光が照射される。
【0022】ところで、バウンス演算部22では、被写
体の明るさ、被写体距離La及び撮影レンズの焦点距離
fTLから、赤目現象が発生するかどうかが判断される
。 一般的に、赤目現象は被写体が暗い程発生しやすい。ま
た、被写体距離Laが大きい程発生しやすい。更に、撮
影レンズの焦点距離fTLは赤目現象の発生には直接関
係しないが、同様に赤目現象が発生している場合でも焦
点距離の長いレンズで撮影すると顔が大きく写って目立
つので、赤目現象が発生するか否かの判定の条件の材料
とする。ここで、赤目現象の発生条件について述べると
、以下の3つのうちの全てに該当する場合、赤目現象が
発生するものと認識する。
【0023】(1)被写体輝度(アペックスBV);輝
度と人間の瞳孔径には、図3に示されるような関係があ
る。このため、BV0付近を境にして、赤目発生条件で
あると考える。
【0024】(2)被写体距離La;図4に示されるよ
うに、カメラ11の撮影レンズの光軸とストロボ発光部
12の中心距離をxとすると、見込角αが略2°以下に
なると赤目現象が発生し始める。したがって、La>x
/ tan2°のとき、赤目現象の発生条件であると考
える。
【0025】(3)撮影レンズの焦点距離fTL(撮影
倍率β);上記 (1)及び (2)で赤目現象発生条
件を満たしていても、数4で示されるβの値が小さけれ
ば、プリントされたときに赤目現象は目立たないものと
なる。
【0026】
【数4】 一般的には、β=1/70〜1/100以上の場合に、
赤目現象が目立つ。
【0027】これら (1)〜 (3)の条件から、バ
ウンス演算部22に於いて、赤目現象発生が予想される
ものと判断されると、θ演算部20及びφx 演算部2
1に対してバウンス撮影をする旨の指令が出力される。 これらの指令により、θ演算部20とφx 演算部21
により、最適なバウンス角度と照射角度が算出される。
【0028】次いで、発光角度制御部23と照射角度制
御部24は、上記θ演算部20とφx 演算部21によ
り算出されたθとφx の値になるように、バウンス角
度と照射角度を設定する。そして、カメラのセカンドレ
リーズに連動してシャッタが開くと、発光回路25から
トリガ信号がストロボ発光部12に送られる。これによ
り、ストロボ発光部12の角度が変えられてバウンス撮
影に切換わり、赤目現象の発生を防ぐことができる。
【0029】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、ストロ
ボ撮影による赤目現象を完全に解消すると共に、ストロ
ボ光の眩しさにより不快感を生じることのないバウンス
ストロボ装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例によるバウンスストロ
ボ装置の構成を示すブロック図である。
【図2】この発明のバウンスストロボ装置の原理を説明
するための図である。
【図3】赤目現象発生の条件を説明するもので、被写体
輝度と人間の瞳孔径との関係を示した図である。
【図4】赤目現象発生の条件を説明するもので、被写体
距離と、撮影レンズの光軸からストロボ発光部の中心ま
での距離との関係を示した図である。
【符号の説明】
11…カメラ、12…ストロボ発光部、13…被写体、
14…天井、15…La測定部、16…Lb測定部、1
7…nb 測定部、18…fTL検出部、19…発光光
量検出部、20…θ演算部、21…φx 演算部、22
…バウンス演算部、23…発光角度制御部、24…照射
角度制御部、25…発光回路、26…測光回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  バウンス角度を可変にできるバウンス
    ストロボ装置に於いて、ストロボ発光部と、この発光部
    を鉛直方向に対して角度を持って変更させる変更手段と
    、上記ストロボ発光部の発光により赤目現象が発生する
    か否かを判定する判定手段と、この判定手段により赤目
    現象が発生しやすいと判定された場合には、上記変更手
    段によって上記ストロボ発光部を水平方向より鉛直方向
    に向けて変更し、バウンス撮影を行う制御手段とを具備
    することを特徴とするバウンスストロボ装置。
JP11189091A 1991-05-16 1991-05-16 バウンスストロボ装置 Withdrawn JPH04340526A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11189091A JPH04340526A (ja) 1991-05-16 1991-05-16 バウンスストロボ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11189091A JPH04340526A (ja) 1991-05-16 1991-05-16 バウンスストロボ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04340526A true JPH04340526A (ja) 1992-11-26

Family

ID=14572711

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11189091A Withdrawn JPH04340526A (ja) 1991-05-16 1991-05-16 バウンスストロボ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04340526A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007525121A (ja) * 2004-02-04 2007-08-30 フォトネーション ビジョン リミテッド 赤目フィルターの性能を最適化する方法及びその装置
WO2015068379A1 (ja) * 2013-11-11 2015-05-14 パナソニックIpマネジメント株式会社 ストロボ装置およびストロボ装置を備えた撮像装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007525121A (ja) * 2004-02-04 2007-08-30 フォトネーション ビジョン リミテッド 赤目フィルターの性能を最適化する方法及びその装置
WO2015068379A1 (ja) * 2013-11-11 2015-05-14 パナソニックIpマネジメント株式会社 ストロボ装置およびストロボ装置を備えた撮像装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR0164865B1 (ko) 플래시 시스템 및 영상 포착을 위한 인위적인 조명 제공 방법
JP2004234009A (ja) 赤目ストロボモード制御のためのシステムおよび方法
US9992425B2 (en) Image pickup system that performs light emission control, light emission device, light emission control method, and storage medium
JPH0743603A (ja) 自動焦点調節カメラ
JP6727920B2 (ja) 撮像装置及び制御方法
JPH08328069A (ja) ストロボ内蔵カメラ
JPH04337715A (ja) バウンスストロボ装置
JP2002072283A (ja) カメラ
JPH04340526A (ja) バウンスストロボ装置
JP2001222048A (ja) カメラ
JP4407163B2 (ja) カメラシステム
JP4754745B2 (ja) ストロボ装置付きカメラ
JP2004264783A (ja) カメラ及び電子カメラ
JPH095843A (ja) カメラ
JP2019028281A (ja) 撮像システム
JPH01304439A (ja) バウンスストロボ装置
JP3806687B2 (ja) カメラ
JP4021067B2 (ja) カメラの制御装置
JP2004309867A (ja) カメラの自動焦点調節装置
JPH01244437A (ja) 赤目防止制御装置
JPH0843724A (ja) カメラの合焦装置
JP2000010148A (ja) 閃光制御装置
JP2007108454A (ja) 撮像装置
JPH01304440A (ja) バウンスストロボ装置
JPH0973116A (ja) カメラ

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19980806