JPH04340310A - 通線装置 - Google Patents
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- JPH04340310A JPH04340310A JP3078028A JP7802891A JPH04340310A JP H04340310 A JPH04340310 A JP H04340310A JP 3078028 A JP3078028 A JP 3078028A JP 7802891 A JP7802891 A JP 7802891A JP H04340310 A JPH04340310 A JP H04340310A
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Landscapes
- Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)
- Electric Cable Installation (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、通線装置に関するも
のである。さらに詳しくは、この発明は、多くのベンド
屈曲部を有する総延長100mにものぼる導線細管や全
長500m以上のドラム巻込み細管であっても、簡便に
高効率で光ファイバー等の通線を可能とする通線装置に
関するものである。
のである。さらに詳しくは、この発明は、多くのベンド
屈曲部を有する総延長100mにものぼる導線細管や全
長500m以上のドラム巻込み細管であっても、簡便に
高効率で光ファイバー等の通線を可能とする通線装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術とその課題】従来より、オフィスビル、工
場、通信施設等において、パイプライン等の小口径管路
内に導線を通すことがしばしば行われてきており、その
ための通線手段も各種開発されてきている。たとえばこ
れまでに知られているこれらの通線手段としては、ア)
圧縮気体を用いる方法と、イ)圧縮気体を用いない方法
とがあり、前者の圧縮気体を用いる方法としては管路に
圧縮気体を供給して導線を押し込む方式が知られている
。また後者の例としては、ポリエチレンパイプ等によっ
て強制的に手作業で導線を押し込んでいく方式が知られ
ている。
場、通信施設等において、パイプライン等の小口径管路
内に導線を通すことがしばしば行われてきており、その
ための通線手段も各種開発されてきている。たとえばこ
れまでに知られているこれらの通線手段としては、ア)
圧縮気体を用いる方法と、イ)圧縮気体を用いない方法
とがあり、前者の圧縮気体を用いる方法としては管路に
圧縮気体を供給して導線を押し込む方式が知られている
。また後者の例としては、ポリエチレンパイプ等によっ
て強制的に手作業で導線を押し込んでいく方式が知られ
ている。
【0003】しかしながら、前者の方法においては、管
径に大きな制約があり、小口径管路になればなるほど通
線は困難となる。また、口径が大きくなると、圧縮気体
の圧力の増大のために安全性に問題が生じる。しかも、
長距離の通線や、多くの屈曲部を有する管路や、ドラム
巻込状の管路においては管内壁との接触によって通線は
極めて困難となる。
径に大きな制約があり、小口径管路になればなるほど通
線は困難となる。また、口径が大きくなると、圧縮気体
の圧力の増大のために安全性に問題が生じる。しかも、
長距離の通線や、多くの屈曲部を有する管路や、ドラム
巻込状の管路においては管内壁との接触によって通線は
極めて困難となる。
【0004】一方、圧縮気体を用いない方法の場合には
、人力で導線を押し込むため、多くの場合、その通線は
難しく、短い距離でなんとか通線が可能な場合でもその
作業労力は大変なものとなる。また、近年、導線として
光ファイバーを用いる場合が増えてきているが、これま
での通線方法によっては、ファイバーに損傷を与えるこ
となく円滑に通線することは難しく、また、圧縮気体を
用いる方法においても接続端子を付けたままで光ファイ
バーを通線することは不可能であった。このため、現場
においては、困難な通線作業を終えた後に、顕微鏡を用
いてさらに困難な光ファイバーの端部接合を行わねばな
らないという欠点があった。このような作業労力は、た
とえ熟練者であっても大きな負担となっていた。
、人力で導線を押し込むため、多くの場合、その通線は
難しく、短い距離でなんとか通線が可能な場合でもその
作業労力は大変なものとなる。また、近年、導線として
光ファイバーを用いる場合が増えてきているが、これま
での通線方法によっては、ファイバーに損傷を与えるこ
となく円滑に通線することは難しく、また、圧縮気体を
用いる方法においても接続端子を付けたままで光ファイ
バーを通線することは不可能であった。このため、現場
においては、困難な通線作業を終えた後に、顕微鏡を用
いてさらに困難な光ファイバーの端部接合を行わねばな
らないという欠点があった。このような作業労力は、た
とえ熟練者であっても大きな負担となっていた。
【0005】この発明は、以上の通りの事情に鑑みてな
されたものであり、従来の通線方法とそのための手段の
欠点を解消し、数多くの屈曲部を有し、総延長100m
程度の長距離管路であっても、あるいはドラムに巻込ま
れた全長500m以上の細管であっても、簡便に高効率
で高速通線することのできる新しい通線装置を提供する
ことを目的としている。
されたものであり、従来の通線方法とそのための手段の
欠点を解消し、数多くの屈曲部を有し、総延長100m
程度の長距離管路であっても、あるいはドラムに巻込ま
れた全長500m以上の細管であっても、簡便に高効率
で高速通線することのできる新しい通線装置を提供する
ことを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の課題
を解決するものとして、管路接続口と導線または誘導線
の導入口、および管路方向へのコアンダスパイラルフロ
ー生成のための圧縮気体供給用のコアンダスリットとを
有するコアンダスパイラルフローユニット通線装置にお
いて、導線または誘導線の導入口に、導線または誘導線
の供給口を有するシール装置を配設してなることを特徴
とする通線装置を提供する。
を解決するものとして、管路接続口と導線または誘導線
の導入口、および管路方向へのコアンダスパイラルフロ
ー生成のための圧縮気体供給用のコアンダスリットとを
有するコアンダスパイラルフローユニット通線装置にお
いて、導線または誘導線の導入口に、導線または誘導線
の供給口を有するシール装置を配設してなることを特徴
とする通線装置を提供する。
【0007】また、この発明は、前記シール装置の外側
に導線または誘導線の送り装置を配設することや、前記
ユニットを複数連結して多段ユニットとすること等をそ
の態様としてもいる。この発明の通線装置は、すでにこ
の発明の発明者が提案しているコアンダスパイラルフロ
ーによる導線搬送の方法を原理的特徴とし、このコアン
ダスパイラルフローの特徴を高度にシステム化して完成
させたものである。
に導線または誘導線の送り装置を配設することや、前記
ユニットを複数連結して多段ユニットとすること等をそ
の態様としてもいる。この発明の通線装置は、すでにこ
の発明の発明者が提案しているコアンダスパイラルフロ
ーによる導線搬送の方法を原理的特徴とし、このコアン
ダスパイラルフローの特徴を高度にシステム化して完成
させたものである。
【0008】すなわち、このコアンダスパイラルフロー
は、流体の流れる軸方向流とその周囲との速度差、密度
差が大きく、スティーパーな速度分布を示し、たとえば
乱れ度が乱流の0.2に対して0.09と半分以下の値
を示し、乱流とは異なる状態を形成するという特徴を有
している。しかも、軸方向ベクトルと半径方向ベクトル
との合成によって特有のスパイラル流を形成するという
特徴がある。
は、流体の流れる軸方向流とその周囲との速度差、密度
差が大きく、スティーパーな速度分布を示し、たとえば
乱れ度が乱流の0.2に対して0.09と半分以下の値
を示し、乱流とは異なる状態を形成するという特徴を有
している。しかも、軸方向ベクトルと半径方向ベクトル
との合成によって特有のスパイラル流を形成するという
特徴がある。
【0009】そこでこの発明は、スパイラルフローが管
内流において管軸に収れんする流れであることを利用し
、乱れ度が小さく、自動振動による管内壁との激しい接
触を抑止することも可能なこのスパイラルフローによっ
て高効率に、かつ導線等に損傷をもたらすことなく通線
するための手段を提供することを本質的な特徴としてい
る。
内流において管軸に収れんする流れであることを利用し
、乱れ度が小さく、自動振動による管内壁との激しい接
触を抑止することも可能なこのスパイラルフローによっ
て高効率に、かつ導線等に損傷をもたらすことなく通線
するための手段を提供することを本質的な特徴としてい
る。
【0010】図1は、この発明の発明者がすでに提案し
ている方法とそのための装置を示した模式図である。た
とえばこの図1に示したように、導線を通線するための
所定の管路(1)に、フレキシブルホース(2)等を介
してコアンダスパイラルフローユニット(3)を接続す
る。このコアンダスパイラルフローユニット(3)には
、そのコアンダスリット(4)を通して、管路(1)の
通線方向に向けて、圧縮気体供給手段(5)より圧縮気
体を供給する。この状態において、コアンダスパイラル
フローユニット(3)の吸引導入口(6)に所定の導線
(7)を挿入する。
ている方法とそのための装置を示した模式図である。た
とえばこの図1に示したように、導線を通線するための
所定の管路(1)に、フレキシブルホース(2)等を介
してコアンダスパイラルフローユニット(3)を接続す
る。このコアンダスパイラルフローユニット(3)には
、そのコアンダスリット(4)を通して、管路(1)の
通線方向に向けて、圧縮気体供給手段(5)より圧縮気
体を供給する。この状態において、コアンダスパイラル
フローユニット(3)の吸引導入口(6)に所定の導線
(7)を挿入する。
【0011】導線(7)は、フレキシブルホース(2)
および管路(1)内のスパイラルフローによって自動搬
送され、通線が高速で進行する。圧縮気体供給手段(5
)としては、エアー、あるいはN2等の圧縮気体の適宜
なボンベ、あるいはまた、エアーコンプレッサーを用い
ることができる。ボンベを用いる場合もコアンダスパイ
ラルフローユニット(3)への圧縮気体の供給圧力を5
〜20Kg/cm2 程度に保つことができる程度のも
ので充分である。
および管路(1)内のスパイラルフローによって自動搬
送され、通線が高速で進行する。圧縮気体供給手段(5
)としては、エアー、あるいはN2等の圧縮気体の適宜
なボンベ、あるいはまた、エアーコンプレッサーを用い
ることができる。ボンベを用いる場合もコアンダスパイ
ラルフローユニット(3)への圧縮気体の供給圧力を5
〜20Kg/cm2 程度に保つことができる程度のも
ので充分である。
【0012】コアンダスパイラルフローユニット(3)
については、たとえば図2に示したように、管路への接
続口(8)と導線(7)を導入する吸引導入口(6)と
の間に、環状のコアンダスリット(4)と、その近傍の
傾斜面(9)、さらに圧縮気体の分配室(10)とを有
する構造を一つの典型例として示すことができる。傾斜
面(9)の角度をたとえば20〜70°程度とすること
により、スパイラルフローを形成し、かつ、吸引導入口
(6)に強い負圧吸引力を生じさせ、この負圧吸引力に
よって導線(7)を導いて図1の管路(1)内をコアン
ダスパイラルフローによって高速で通線する。
については、たとえば図2に示したように、管路への接
続口(8)と導線(7)を導入する吸引導入口(6)と
の間に、環状のコアンダスリット(4)と、その近傍の
傾斜面(9)、さらに圧縮気体の分配室(10)とを有
する構造を一つの典型例として示すことができる。傾斜
面(9)の角度をたとえば20〜70°程度とすること
により、スパイラルフローを形成し、かつ、吸引導入口
(6)に強い負圧吸引力を生じさせ、この負圧吸引力に
よって導線(7)を導いて図1の管路(1)内をコアン
ダスパイラルフローによって高速で通線する。
【0013】以上の通りの通線方法とそのための装置は
、従来方法に対して極めて優れた有効性を示し、高速通
線を可能とする。しかしながら、発明者らの検討によっ
てさらに改善すべき点も明らかになってきた。それは、
以上の通線システムにおいては、吸引導入口(6)にお
いて圧縮空気のバックフロー(逆流)の発生が完全には
避けられないことと、導線(7)の振動・波打ちが若干
生じるため、より安定して高速通線するためには、この
点の改善が必要であることが明らかになってきたことで
ある。
、従来方法に対して極めて優れた有効性を示し、高速通
線を可能とする。しかしながら、発明者らの検討によっ
てさらに改善すべき点も明らかになってきた。それは、
以上の通線システムにおいては、吸引導入口(6)にお
いて圧縮空気のバックフロー(逆流)の発生が完全には
避けられないことと、導線(7)の振動・波打ちが若干
生じるため、より安定して高速通線するためには、この
点の改善が必要であることが明らかになってきたことで
ある。
【0014】そこで、この発明では、コアンダスパイラ
ルフローユニット(3)の吸引導入口(6)に、シール
装置を配設し、さらに送り装置を設けることや、このユ
ニット(3)を多段構成することにより、より高効率で
安定した通線を可能とする。以下、この発明の具体的構
成と作用効果を実施例として説明する。
ルフローユニット(3)の吸引導入口(6)に、シール
装置を配設し、さらに送り装置を設けることや、このユ
ニット(3)を多段構成することにより、より高効率で
安定した通線を可能とする。以下、この発明の具体的構
成と作用効果を実施例として説明する。
【0015】
【実施例】図3はこの発明の通線装置の一例を示したも
のである。たとえばこの図3に例示したように、この発
明の通線装置においては、コアンダスパイラルフローユ
ニット(3)の吸引導入口(6)にシール装置(11)
を配設し、このシール装置(11)に設けた導線(7)
の供給口(12)を通じて、送り装置(13)によって
導線(7)を送り出しつつユニット(3)に供給する。
のである。たとえばこの図3に例示したように、この発
明の通線装置においては、コアンダスパイラルフローユ
ニット(3)の吸引導入口(6)にシール装置(11)
を配設し、このシール装置(11)に設けた導線(7)
の供給口(12)を通じて、送り装置(13)によって
導線(7)を送り出しつつユニット(3)に供給する。
【0016】そしてこの例に示したように、通線装置に
おいては、一つのユニットの管路接続口(8)を、他の
ユニットの吸引導入口(6)に連結して多段ユニットを
構成している。もちろん、この発明においては、単一ユ
ニットであってもよい。シール装置(11)としては、
たとえば図4に例示したように、ゴムまたは樹脂等の弾
性板(14)を鉄、ステンレス等の金属板(15)によ
って積層し、導線(7)の供給口(12)に、優れたシ
ール作用が働くようにすることができる。金属板(15
)は、このシール装置の強度を保つ。そして送り装置(
13)については、モーター等の駆動によって回転する
対向ロールによって、導線(7)をテンションをかけつ
つ送り出すようにする。ロール(16)の一方、または
両方の周端面には、溝(17)を設けておいてもよい。 またこの溝(17)を弾性材によって構成してもよい。 このような送り装置の使用によって、導線(7)の振動
・波打ちはほぼ完全に抑止することが可能となる。 ロール(16)の回転数等の計測による導線(7)の通
線距離のカウンター機構をこの送り装置(13)に備え
ることもできる。
おいては、一つのユニットの管路接続口(8)を、他の
ユニットの吸引導入口(6)に連結して多段ユニットを
構成している。もちろん、この発明においては、単一ユ
ニットであってもよい。シール装置(11)としては、
たとえば図4に例示したように、ゴムまたは樹脂等の弾
性板(14)を鉄、ステンレス等の金属板(15)によ
って積層し、導線(7)の供給口(12)に、優れたシ
ール作用が働くようにすることができる。金属板(15
)は、このシール装置の強度を保つ。そして送り装置(
13)については、モーター等の駆動によって回転する
対向ロールによって、導線(7)をテンションをかけつ
つ送り出すようにする。ロール(16)の一方、または
両方の周端面には、溝(17)を設けておいてもよい。 またこの溝(17)を弾性材によって構成してもよい。 このような送り装置の使用によって、導線(7)の振動
・波打ちはほぼ完全に抑止することが可能となる。 ロール(16)の回転数等の計測による導線(7)の通
線距離のカウンター機構をこの送り装置(13)に備え
ることもできる。
【0017】なお、前記のシール装置(11)をコアン
ダスパイラルフローユニット(3)吸引導入口(6)に
取付ける方法としては各種のものが採用でき、ワンタッ
チ装着を可能とする方法、そのための嵌合手段、あるい
はネジ接合構造としてもよい。たとえばこのシール装置
(11)の取付け方法として、図5に示したように、ア
ダプター方式によるネジ取付け構造としてもよい。この
方法は、コアンダスパイラルフローユニット(3)の吸
引導入口(6)の端部外周にネジを、このネジに係合す
るようにアダプター(111)を取付けて行く。このア
ダプター(111)には、シール装置(11)としての
前記した通りの弾性板(14)と金属板(15)、さら
には押え板(112)とを内蔵させておく。
ダスパイラルフローユニット(3)吸引導入口(6)に
取付ける方法としては各種のものが採用でき、ワンタッ
チ装着を可能とする方法、そのための嵌合手段、あるい
はネジ接合構造としてもよい。たとえばこのシール装置
(11)の取付け方法として、図5に示したように、ア
ダプター方式によるネジ取付け構造としてもよい。この
方法は、コアンダスパイラルフローユニット(3)の吸
引導入口(6)の端部外周にネジを、このネジに係合す
るようにアダプター(111)を取付けて行く。このア
ダプター(111)には、シール装置(11)としての
前記した通りの弾性板(14)と金属板(15)、さら
には押え板(112)とを内蔵させておく。
【0018】この構造においては、アダプター(111
)をネジ結合により図中の矢印(A)方向へ押していく
と、コアンダスパイラルフローユニット(3)の吸引導
入口端部(113)が押え板(112)を逆方向に押し
つける。こうすることにより、押え板(112)とこの
導入口端部(113)との当接部での気密性はしっかり
したものとなり、しかも押え板(112)が弾性板(1
4)と金属板(15)とを押圧する。これにより、供給
口(12)部では弾性板(14)がこの押圧力に応じて
伸縮し、供給口(12)の大きさ、すなわち、その径(
d)の大きさを調整する。この調整が導線(7)の供給
をより円滑に安定なものとする。
)をネジ結合により図中の矢印(A)方向へ押していく
と、コアンダスパイラルフローユニット(3)の吸引導
入口端部(113)が押え板(112)を逆方向に押し
つける。こうすることにより、押え板(112)とこの
導入口端部(113)との当接部での気密性はしっかり
したものとなり、しかも押え板(112)が弾性板(1
4)と金属板(15)とを押圧する。これにより、供給
口(12)部では弾性板(14)がこの押圧力に応じて
伸縮し、供給口(12)の大きさ、すなわち、その径(
d)の大きさを調整する。この調整が導線(7)の供給
をより円滑に安定なものとする。
【0019】現場での通線作業においてもこの調整可能
なことは重要な、かつ有効な点となる。もちろん、アダ
プター方式にしなくともこの調整は可能となり、上記の
例に限られることなく、様々な取付け構造が可能である
。多段構成のコアンダスパイラルフローユニット(3)
については様々な形状、構造が採用でき、たとえば図6
に例示したような方式としてもよい。
なことは重要な、かつ有効な点となる。もちろん、アダ
プター方式にしなくともこの調整は可能となり、上記の
例に限られることなく、様々な取付け構造が可能である
。多段構成のコアンダスパイラルフローユニット(3)
については様々な形状、構造が採用でき、たとえば図6
に例示したような方式としてもよい。
【0020】また、この発明においては、たとえば50
0m以上の長距離の管路に通線するために、管路途中に
配設することのできる分割型のコアンダスパイラルフロ
ーユニットをブースターとして備えてもよい。このブー
スターによって、通線のためのスパイラルフローの持続
、安定化がさらに図られる。またさらにこの発明におい
ては、コアンダスパイラルフローユニット近傍の管路に
導線または誘導線の運動を検知するセンサーを備え、こ
のセンサーからの信号によって送り装置(13)の送り
速度を制御することも有効である。このことは、導線(
7)の振動や、先端の波打ちがあると安定した通線が阻
害されることから、光センサー等によって、たとえば図
7(a)に示したような管路(1)内の導線(7)の振
動や波打ちが検知される場合には、送り装置(13)の
送り速度を低減し、図7(b)の状態となるように修正
する。
0m以上の長距離の管路に通線するために、管路途中に
配設することのできる分割型のコアンダスパイラルフロ
ーユニットをブースターとして備えてもよい。このブー
スターによって、通線のためのスパイラルフローの持続
、安定化がさらに図られる。またさらにこの発明におい
ては、コアンダスパイラルフローユニット近傍の管路に
導線または誘導線の運動を検知するセンサーを備え、こ
のセンサーからの信号によって送り装置(13)の送り
速度を制御することも有効である。このことは、導線(
7)の振動や、先端の波打ちがあると安定した通線が阻
害されることから、光センサー等によって、たとえば図
7(a)に示したような管路(1)内の導線(7)の振
動や波打ちが検知される場合には、送り装置(13)の
送り速度を低減し、図7(b)の状態となるように修正
する。
【0021】実際、図3および図5に示した2段ユニッ
ト構成とシール装置からなるコアンダスパイラルフロー
ユニット(3)を用い、その管路(1)との接続口(8
)の径を8mmとし、シール装置として供給口(12)
の径が約2.2mmの図4の構成のものを使用し、ドラ
ムに差込まれた径6mmのプラスチックチューブ500
mに2mm径の光ファイバーを通線した。この光ファイ
バーは2g/m程度の重量を有し、石英ファイバーによ
って構成されている。
ト構成とシール装置からなるコアンダスパイラルフロー
ユニット(3)を用い、その管路(1)との接続口(8
)の径を8mmとし、シール装置として供給口(12)
の径が約2.2mmの図4の構成のものを使用し、ドラ
ムに差込まれた径6mmのプラスチックチューブ500
mに2mm径の光ファイバーを通線した。この光ファイ
バーは2g/m程度の重量を有し、石英ファイバーによ
って構成されている。
【0022】この通線の結果、送り装置(13)を使用
しない場合には、6〜7Kg/cm2 の圧縮空気の供
給によって、約10分の時間で通線が終了した。通線後
のファイバーについて抜き出してその損傷を評価したが
、全く損傷は認められなかった。また、ロール送り装置
を使用した場合には、8分以内の通線が可能であった。
しない場合には、6〜7Kg/cm2 の圧縮空気の供
給によって、約10分の時間で通線が終了した。通線後
のファイバーについて抜き出してその損傷を評価したが
、全く損傷は認められなかった。また、ロール送り装置
を使用した場合には、8分以内の通線が可能であった。
【0023】以上のように、この発明の装置によって、
高速高効率での通線が安定して実現される。もちろん、
この発明の装置については、以上の例に限定されること
なく、様々な態様が可能であることはいうまでもない。
高速高効率での通線が安定して実現される。もちろん、
この発明の装置については、以上の例に限定されること
なく、様々な態様が可能であることはいうまでもない。
【0024】
【発明の効果】以上詳しく説明した通り、この発明によ
って、 ア) コアンダスパイラルフローユニットでのバック
フローは完全に抑止される、 イ) 導線の振動がほとんど生じない、ウ) 導線
の先端部等での波打ちがない、等の作用効果が得られ、
高速で、安定した通線が可能となる。
って、 ア) コアンダスパイラルフローユニットでのバック
フローは完全に抑止される、 イ) 導線の振動がほとんど生じない、ウ) 導線
の先端部等での波打ちがない、等の作用効果が得られ、
高速で、安定した通線が可能となる。
【図1】この発明の発明者がすでに提案している通線方
法を例示した構成図である。
法を例示した構成図である。
【図2】図1の方法において使用できるコアンダスパイ
ラルフローユニットを例示した断面図である。
ラルフローユニットを例示した断面図である。
【図3】この発明の装置を例示した断面図である。
【図4】シール装置を例示した断面図である。
【図5】シール装置の取付けを例示した断面図である。
【図6】この発明のさらに別の装置例を示した断面図で
ある。
ある。
【図7】(a)(b)は、導線の運動状態を示した模式
図である。
図である。
1 管 路
2 フレキシブルパイプ
3 コアンダスパイラルフローユニット4 コアン
ダスリット 5 圧縮気体供給手段 6 吸引導入口 7 導 線 8 接続口 9 傾斜面 10 分配室 11 シール装置 12 供給口 13 送り装置 14 弾性板 15 金属板 16 ロール 17 溝 111 アダプター 112 押え板 113 吸引導入口端部
ダスリット 5 圧縮気体供給手段 6 吸引導入口 7 導 線 8 接続口 9 傾斜面 10 分配室 11 シール装置 12 供給口 13 送り装置 14 弾性板 15 金属板 16 ロール 17 溝 111 アダプター 112 押え板 113 吸引導入口端部
Claims (7)
- 【請求項1】 管路接続口と導線または誘導線の導入
口、および管路方向へのコアンダスパイラルフロー生成
のための圧縮気体供給用のコアンダスリットとを有する
コアンダスパイラルフローユニット通線装置において、
導線または誘導線の導入口に、導線または誘導線の供給
口を有するシール装置を配設してなることを特徴とする
通線装置。 - 【請求項2】 シール装置の外側に導線または誘導線
の送り装置を配設してなる請求項1の通線装置。 - 【請求項3】 管路接続口を他のユニットの導線また
は誘導線の導入口に連結した複数のコアンダスパイラル
フローユニットの端部導入口にシール装置を配設してな
る請求項1または2の通線装置。 - 【請求項4】 送り装置が対向するローラーの回転に
よって導線または誘導線を送り出すローラー送り出し機
構を備えてなる請求項2の通線装置。 - 【請求項5】 シール装置をゴムまたは樹脂の弾性板
状体と金属板との積層体から構成する請求項1または3
の通線装置。 - 【請求項6】 管路途中に配設することのできる分割
型コアンダスパイラルフローユニットを備えてなる請求
項1または3の通線装置。 - 【請求項7】 コアンダスパイラルフローユニット近
傍の管路に導線または誘導線の運動を検知するセンサー
を備え、このセンサーからの信号によって送り装置の送
り速度を制御する機構を設けてなる請求項2または3の
通線装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7802891A JP2583680B2 (ja) | 1991-02-20 | 1991-04-10 | 通線装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3-26540 | 1991-02-20 | ||
JP2654091 | 1991-02-20 | ||
JP7802891A JP2583680B2 (ja) | 1991-02-20 | 1991-04-10 | 通線装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04340310A true JPH04340310A (ja) | 1992-11-26 |
JP2583680B2 JP2583680B2 (ja) | 1997-02-19 |
Family
ID=26364330
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7802891A Expired - Fee Related JP2583680B2 (ja) | 1991-02-20 | 1991-04-10 | 通線装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2583680B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
USRE40373E1 (en) | 1999-05-11 | 2008-06-10 | Zih Corp. | Card cleaning device |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6331291A (ja) * | 1986-07-24 | 1988-02-09 | Minolta Camera Co Ltd | ビデオカメラの白バランス調整装置 |
JPS6364511A (ja) * | 1986-09-02 | 1988-03-23 | 堀井 清之 | 電線・ケ−ブル貫通用のコアンダスパイラルフロ−装置 |
JPS63150500A (ja) * | 1986-12-12 | 1988-06-23 | Res Dev Corp Of Japan | 二重筒コアンダスパイラルフロ−装置 |
JPH01188810A (ja) * | 1988-01-22 | 1989-07-28 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 細径パイプ内への光ケーブル導通方法 |
JPH01286710A (ja) * | 1988-05-10 | 1989-11-17 | Mitsubishi Electric Corp | ケーブル速度制御装置 |
JPH0222921A (ja) * | 1988-05-16 | 1990-01-25 | Westinghouse Electric Corp <We> | 超伝導デジタル論理増幅器 |
-
1991
- 1991-04-10 JP JP7802891A patent/JP2583680B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JPH0222921A (ja) * | 1988-05-16 | 1990-01-25 | Westinghouse Electric Corp <We> | 超伝導デジタル論理増幅器 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP2583680B2 (ja) | 1997-02-19 |
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