JP2970130B2 - 光ケーブル布設装置 - Google Patents

光ケーブル布設装置

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JP2970130B2 JP28106891A JP28106891A JP2970130B2 JP 2970130 B2 JP2970130 B2 JP 2970130B2 JP 28106891 A JP28106891 A JP 28106891A JP 28106891 A JP28106891 A JP 28106891A JP 2970130 B2 JP2970130 B2 JP 2970130B2
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博 永井
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、気体を利用してあらか
じめ布設された管路内に、光ケーブルを布設する装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】気体を利用してあらかじめ布設された管
路内に光ケーブルを布設する方法として、例えば特公平
2−22921号公報に示されるように、圧力室内に設
けられた駆動ローラーにより、通信用線材を管路内に送
り込むよう駆動する駆動機構を用いたものがある。
【0003】これは、図5に示すように駆動ホイール
1、シール機能を有する光ケーブル導入口6、光ケーブ
ル2の通路となる中空路4、シール機能を有する光ケー
ブル送出口7、および気体導入口5等により気密容器3
として構成される光ケーブル布設装置を用いるものであ
る。駆動ホイール1で光ケーブル2を挟持して前方に進
行させながら、気体導入口5から気体流9を管路8に流
して、光ケーブル2を圧送する。駆動ホイール1は、特
に、導入口6で発生する光ケーブルの進行方向と逆向き
の力に打ち勝って光ケーブルを進行させるために設けら
れたものであり、比較的剛性の小さい光ケーブルが撓ん
だり、座屈しないように、光ケーブル布設装置の内部に
配置されている。
【0004】この種の装置を用いて、光ケーブルを長距
離にわたって布設しようとする場合は、分割して布設し
なければならない。図6は、その概略の説明図であり、
適当な距離にあらかじめ布設した管路8の接続点におい
て、図5で説明した装置10’を複数台配置し、これら
を連動させて行なう方法がある。
【0005】図7は、接続点における管路の一例の説明
図である。この例では、2本の管路8が管路ケーブル1
5に収納されている。14は管路用継ぎ手であり、管路
8を気密に接続するものである。管路ケーブル15と管
路用継ぎ手14を相互に接続して直接接続点を補強する
ための連結棒12が設けられている。また、接続点全体
を保護するために、管路接続部材13が設けられてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような接続点にお
いて、光ケーブル布設装置を管路間に挿入するために
は、管路用継ぎ手14による管路接続を外し、さらに、
両側の管路の間隔を布設装置の長さ以上に確保しなけれ
ばならない。しかしながら、この作業は、管路の曲げ半
径が小さくなるためこれを損傷させる危険性が高い。こ
れを避けるには、異常に大型の管路接続部材が必要とな
り、実用性に欠けるところがあった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の問題点
を解決するためになされたもので、配置の自由度の大き
い光ケーブル布設装置を提供することにより、接続点の
管路に急激な曲げの必要のない装置を提供するものであ
る。図1に示した実施例による本発明の特徴とするとこ
ろは、気体を利用してあらかじめ布設された管路内に光
ケーブル2を布設する光ケーブルの布設装置が、光ケー
ブル導入口6及び送出口7、気体導入口5及び駆動ホイ
ール1を具備した気密容器3で構成され、前記光ケーブ
ル導入口6及び(又は)送出口7が可動部材11に設け
られ、可動部材11を回転して光ケーブル導入口に対す
る送出口の方向を変えることを特徴とする光ケーブル布
設装置である。
【0008】
【作用】従来の光ケーブル布設装置は、図5に示す如
く、光ケーブル導入口6と送出口7が直線状に固定され
ているので、これを既に布設された管路の接続点に挿入
するためには、図4(ロ)に示す如く、光ケーブル布設装
置10’の両側の管路8が急激に曲げられることとな
る。これに対して、本発明の装置は光ケーブル導入口に
対する送出口の方向を任意に変えられるので、図4(イ)
に示す如く管路8に対して無理に曲げることをしなくて
も挿入し光ケーブルを管路内に布設することができる。
【0009】
【実施例】図1は本発明のケーブル布設装置の一実施例
の概略構成図である。図中、1は駆動ホイール、2は光
ケーブル、3は気密容器、4は中空路、5は気体導入
口、6はシール機能を供えた光ケーブル導入口、7はシ
ール機能を供えた光ケーブル送出口、8は光ケーブル布
設用の管路、9は気体流である。駆動ホイール1により
光ケーブル2をケーブル導入口6から気密容器3内に引
込む。この光ケーブル2は、気体導入口5から導入され
た空気流9によって管路8内を圧送される。駆動ホイー
ル1は、光ケーブルを損傷させないように適当なトルク
制御を行なって駆動させるのが望ましい。
【0010】図1において、光ケーブル2と駆動ホイー
ル1との接点を中心に回転可能な可動部材11に光ケー
ブルの導入口6及び(又は)送出口7が取付けられてい
る。可動部材11は気密材料17を介して気密容器3内
に保持されている。本装置は可動部材11を回転するこ
とによって光ケーブル導入口に対する送出口の方向を連
続的に変えることができる。
【0011】図4(イ),(ロ)は管路8の接続点にケーブル
布設装置10,10’を夫々挿入して使用した場合の説
明図である。管路継ぎ手14と管路8の間に従来の装置
10’を使用した場合は、同図(ロ)に示す如く、管路8
が急激に曲げられる。これに対して、図1に示した本発
明の装置10の場合は、導入口6と送出口7の方向が自
由に変わるので同図(イ)に示す如く、管路8に無理な曲
げが生じない。
【0012】図2は本発明の第2の実施例の概略構成図
である。光ケーブル2が本装置に導入し、送出するとき
の角度が限定的でないが、0゜,45゜,90゜,13
5゜,180゜に選択できるよう、導入口6及び送出口
7を複数設けている。導入口及び送出口の中、使用しな
い部分は閉塞栓16で密閉している。
【0013】図3は本発明に係わる第3の実施例の概略
構成図であり、光ケーブル2が本装置に導入し、送出す
るときの角度が限定的でないが90゜で交わる場合につ
いて示したものである。以上は光ケーブルを管路内に導
入する場合について説明したが、本発明はこれに限定さ
れることはなく、一般の電線ケーブル、線条体について
も適用される。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係わる光
ケーブル布設装置は既に布設された管路の接続点におい
て、任意の方向に挿入して接続できるので、今まで困難
とされた狭隘な管路接続部での光ケーブルの管路内への
引込み作業を容易に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる光ケーブル布設装置の一実施例
の概念構成図である。
【図2】本発明に係わる装置の他の実施例の概念構成図
である。
【図3】図2に同じ。
【図4】同図(イ)は本発明の装置を管路接続点に適用し
た場合の説明図、同図(ロ)は従来の装置を適用した場合
の説明図である。
【図5】従来の光ケーブル布設装置の概念構成図であ
る。
【図6】光ケーブル布設の説明図である。
【図7】接続点における管路の説明図である。
【符号の説明】
1:駆動ホイール 2:光ケーブル 3:気密容器 4:中空路 5:気体導入口 6:光ケーブル導入口 7:光ケーブル送出口 8:管路 9:気体流 11:可動部材 16:閉塞栓 17:気密材料

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 気体を利用してあらかじめ布設された管
    路内に、光ケーブルを布設する光ケーブルの布設装置が
    光ケーブル導入口及び送出口、気体導入口及び駆動部を
    具備した気密容器で構成され、前記光ケーブル導入口及
    び(又は)送出口が可動部材に設けられ、可動部材を回
    転して光ケーブル導入口に対する送出口の方向を変える
    ことを特徴とする光ケーブル布設装置。
JP28106891A 1991-10-28 1991-10-28 光ケーブル布設装置 Expired - Fee Related JP2970130B2 (ja)

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JPH05119219A JPH05119219A (ja) 1993-05-18
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