JPH0527124A - 光ケーブル布設装置および管路接続装置 - Google Patents
光ケーブル布設装置および管路接続装置Info
- Publication number
- JPH0527124A JPH0527124A JP3206273A JP20627391A JPH0527124A JP H0527124 A JPH0527124 A JP H0527124A JP 3206273 A JP3206273 A JP 3206273A JP 20627391 A JP20627391 A JP 20627391A JP H0527124 A JPH0527124 A JP H0527124A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- optical cable
- airtight container
- laying
- conduit
- gas
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B6/00—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
- G02B6/46—Processes or apparatus adapted for installing or repairing optical fibres or optical cables
- G02B6/50—Underground or underwater installation; Installation through tubing, conduits or ducts
- G02B6/52—Underground or underwater installation; Installation through tubing, conduits or ducts using fluid, e.g. air
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- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)
- Electric Cable Installation (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 配置の自由度が大きく、接続点の簡単化、小
型化を可能としたケーブル布設装置を実現する。 【構成】 気密容器3の外部に設けた駆動ホイール1に
より、光ケーブル2をシール部6から気密容器3に挿入
する。この光ケーブル2を、気体導入口5から導入され
た空気流10によって、管路8内に圧送する。光ケーブ
ルガイド9を、駆動ホイール1とシール部6の間に配置
することにより、光ケーブルが撓んだり、座屈したりす
ることなく、気密容器3内に挿入できる。
型化を可能としたケーブル布設装置を実現する。 【構成】 気密容器3の外部に設けた駆動ホイール1に
より、光ケーブル2をシール部6から気密容器3に挿入
する。この光ケーブル2を、気体導入口5から導入され
た空気流10によって、管路8内に圧送する。光ケーブ
ルガイド9を、駆動ホイール1とシール部6の間に配置
することにより、光ケーブルが撓んだり、座屈したりす
ることなく、気密容器3内に挿入できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、気体を利用してあらか
じめ布設された管路内に、光ケーブルを布設する布設装
置、ならびに、光ケーブルの管路接続装置に関するもの
である。
じめ布設された管路内に、光ケーブルを布設する布設装
置、ならびに、光ケーブルの管路接続装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】気体を利用してあらかじめ布設された管
路内に光ケーブルを布設する方法として、例えば特公平
2−22921号公報に示されるように、圧力室内に設
けられた駆動ローラーにより、通信用線材を管路内に送
り込むよう駆動する駆動機構を用いたものがある。
路内に光ケーブルを布設する方法として、例えば特公平
2−22921号公報に示されるように、圧力室内に設
けられた駆動ローラーにより、通信用線材を管路内に送
り込むよう駆動する駆動機構を用いたものがある。
【0003】これは、図2に示すように駆動ホイール
1、光ケーブル導入口を兼ねたシール部6、光ケーブル
2の通路となる中空路4、管路8との接続部を兼ねるシ
ール部7、および気体導入口5等により気密容器3とし
て構成されるフィードヘッドを用いるものである。駆動
ホイール1で光ケーブル2を挟持して前方に進行させな
がら、気体導入口5から気体流10を管路8に流して、
光ケーブル2を圧送する。駆動ホイール1は、フィード
ヘッド、特に、シール部6で発生する光ケーブル1の進
行方向と逆向きの力に打ち勝って光ケーブル1を進行さ
せるために設けられたものであり、比較的剛性の小さい
光ケーブルが撓んだり、座屈しないように、フィードヘ
ッドの内部に配置されている。
1、光ケーブル導入口を兼ねたシール部6、光ケーブル
2の通路となる中空路4、管路8との接続部を兼ねるシ
ール部7、および気体導入口5等により気密容器3とし
て構成されるフィードヘッドを用いるものである。駆動
ホイール1で光ケーブル2を挟持して前方に進行させな
がら、気体導入口5から気体流10を管路8に流して、
光ケーブル2を圧送する。駆動ホイール1は、フィード
ヘッド、特に、シール部6で発生する光ケーブル1の進
行方向と逆向きの力に打ち勝って光ケーブル1を進行さ
せるために設けられたものであり、比較的剛性の小さい
光ケーブルが撓んだり、座屈しないように、フィードヘ
ッドの内部に配置されている。
【0004】このような従来の布設装置は、上述したよ
うに、駆動ホイールがフィードヘッドの内部に配置され
ていたので、布設装置自身の小型化には限度があった。
フィードヘッド自身には、気密性が要求されているか
ら、大型な気密容器を構成するには、大幅なコストアッ
プに結びつく上に、気密性能の面からも好ましいもので
はない。
うに、駆動ホイールがフィードヘッドの内部に配置され
ていたので、布設装置自身の小型化には限度があった。
フィードヘッド自身には、気密性が要求されているか
ら、大型な気密容器を構成するには、大幅なコストアッ
プに結びつく上に、気密性能の面からも好ましいもので
はない。
【0005】また、この種の装置を用いて、光ケーブル
を長距離にわたって布設しようとする場合は、分割して
布設しなければならない。図3は、その概略の説明図で
あり、適当な距離にあらかじめ布設した管路8の接続点
において、図2で説明したフィードヘッド11を複数台
配置し、これらを連動させて行なう方法がある。
を長距離にわたって布設しようとする場合は、分割して
布設しなければならない。図3は、その概略の説明図で
あり、適当な距離にあらかじめ布設した管路8の接続点
において、図2で説明したフィードヘッド11を複数台
配置し、これらを連動させて行なう方法がある。
【0006】図4は、接続点における管路の一例の説明
図である。この例では、2本の管路8が管路ケーブル1
5に収納されている。14は管路用継ぎ手であり、管路
8を気密に接続するものである。管路ケーブル15と管
路用継ぎ手14を相互に接続して直接接続点を補強する
ための管路接続部材12が設けられている。また、接続
点全体を保護するために、管路接続部材13が設けられ
ている。
図である。この例では、2本の管路8が管路ケーブル1
5に収納されている。14は管路用継ぎ手であり、管路
8を気密に接続するものである。管路ケーブル15と管
路用継ぎ手14を相互に接続して直接接続点を補強する
ための管路接続部材12が設けられている。また、接続
点全体を保護するために、管路接続部材13が設けられ
ている。
【0007】このような接続点において、フィードヘッ
ドを管路間に挿入するためには、管路用継ぎ手14によ
る管路接続を外し、さらに、両側の管路の間隔をフィー
ドヘッドの長さ以上に確保しなければならない。
ドを管路間に挿入するためには、管路用継ぎ手14によ
る管路接続を外し、さらに、両側の管路の間隔をフィー
ドヘッドの長さ以上に確保しなければならない。
【0008】しかしながら、この作業は、管路を損傷さ
せる危険性が高く、フィードヘッドが大きいほど危険度
は増す。これを避けるには、異常に大型な管路接続部材
が必要となり、実用的ではなかった。
せる危険性が高く、フィードヘッドが大きいほど危険度
は増す。これを避けるには、異常に大型な管路接続部材
が必要となり、実用的ではなかった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述の問題
点を解決するためになされたもので、配置の自由度の大
きい光ケーブル布設装置を提供することにより、接続点
の簡単化、小型化を可能とし、また、接続点に布設装置
を組み込むことをも可能とし、小型化した光ケーブル管
路接続装置を実現することを目的とするものである。
点を解決するためになされたもので、配置の自由度の大
きい光ケーブル布設装置を提供することにより、接続点
の簡単化、小型化を可能とし、また、接続点に布設装置
を組み込むことをも可能とし、小型化した光ケーブル管
路接続装置を実現することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ため、請求項1の発明は、気体を利用してあらかじめ布
設された管路内に光ケーブルを布設する光ケーブル布設
装置において、前記管路との接続部、気体導入口、およ
び光ケーブル導入口を具備した気密容器と、該気密容器
の外部に配置された駆動部と、前記気密容器と前記駆動
部との中間に配置され、布設しようとする光ケーブルの
外径の10倍以下の径の空間を有する光ケーブルガイド
を備えてなることを特徴とするものであり、また、請求
項2の発明は、気体を利用して光ケーブルが布設される
管路を接続する光ケーブル管路接続装置において、前記
管路との接続部、気体導入口、および光ケーブル導入口
を具備した気密容器と、気密容器の外に配置された駆動
部と、前記気密容器と前記駆動部との中間に配置され、
布設しようとする光ケーブルの外径の10倍以下の径の
空間を有する光ケーブルガイドを備えてなる光ケーブル
の布設装置を内蔵することを特徴とするものである。
ため、請求項1の発明は、気体を利用してあらかじめ布
設された管路内に光ケーブルを布設する光ケーブル布設
装置において、前記管路との接続部、気体導入口、およ
び光ケーブル導入口を具備した気密容器と、該気密容器
の外部に配置された駆動部と、前記気密容器と前記駆動
部との中間に配置され、布設しようとする光ケーブルの
外径の10倍以下の径の空間を有する光ケーブルガイド
を備えてなることを特徴とするものであり、また、請求
項2の発明は、気体を利用して光ケーブルが布設される
管路を接続する光ケーブル管路接続装置において、前記
管路との接続部、気体導入口、および光ケーブル導入口
を具備した気密容器と、気密容器の外に配置された駆動
部と、前記気密容器と前記駆動部との中間に配置され、
布設しようとする光ケーブルの外径の10倍以下の径の
空間を有する光ケーブルガイドを備えてなる光ケーブル
の布設装置を内蔵することを特徴とするものである。
【0011】
【作用】本発明によれば、布設装置の駆動部を気密容器
の外部に設け、駆動部と気密容器の中間に光ケーブルガ
イドを配置することで、比較的剛性の小さい光ケーブル
を撓ませたり座屈させたりすることなく布設することが
できる。布設装置の駆動部分と気密部分を分離させるこ
とによって、気密容器の小型化が可能となり、コストダ
ウンを達成できる。また、駆動部分と気密部分とが分離
されているから、それぞれの位置を自在に設定でき、ケ
ーブル接続部材内などの限られたスペースを有効に利用
した布設が可能になる。布設に適する光ケーブルは、曲
げ剛性が2500g・cm2 以下のものであるが、この
剛性の範囲の光ケーブルにおいて、光ケーブルガイドの
内部空間の径を、前記光ケーブルの外径の10倍よりも
小さくすることにより、光ケーブルがガイド内で撓むこ
とを防止できる。
の外部に設け、駆動部と気密容器の中間に光ケーブルガ
イドを配置することで、比較的剛性の小さい光ケーブル
を撓ませたり座屈させたりすることなく布設することが
できる。布設装置の駆動部分と気密部分を分離させるこ
とによって、気密容器の小型化が可能となり、コストダ
ウンを達成できる。また、駆動部分と気密部分とが分離
されているから、それぞれの位置を自在に設定でき、ケ
ーブル接続部材内などの限られたスペースを有効に利用
した布設が可能になる。布設に適する光ケーブルは、曲
げ剛性が2500g・cm2 以下のものであるが、この
剛性の範囲の光ケーブルにおいて、光ケーブルガイドの
内部空間の径を、前記光ケーブルの外径の10倍よりも
小さくすることにより、光ケーブルがガイド内で撓むこ
とを防止できる。
【0012】
【実施例】図1は本発明のケーブル布設装置の一実施例
の概略構成図である。図中、1は駆動ホイール、2は光
ケーブル、3は気密容器、4は中空路、5は気体導入
口、6は光ケーブルの導入口を兼ねたシール部、7は管
路の接続部を兼ねたシール部、8は光ケーブル布設用の
管路、9は光ケーブルガイド、10は気体流である。気
密容器3の外部に設けた駆動ホイール1により、光ケー
ブルガイド9を介して、光ケーブル2をシール部6から
気密容器3内に挿入する。この光ケーブル2は、気体導
入口5から導入された空気流10によって、管路8内を
圧送される。光ケーブルガイド9は、駆動ホイール1と
シール部6の間に配置され、光ケーブルが撓んだり、座
屈したりしないようにするために設けられたものであ
り、布設する光ケーブル外径の10倍以下の空間を有す
る円筒などで構成される。空間の断面は必ずしも円形に
限られるものではなく、内面には摩擦係数を低減するた
めの表面処理膜や、あるいは、コロなどを設けるように
してもよい。光ケーブルガイド9は、光ケーブルの布設
後に取り外せるように半割型としてもよい。また、駆動
ホイール1は、光ケーブルを損傷させないように適当な
トルク制御を行なって駆動させるのが望ましい。
の概略構成図である。図中、1は駆動ホイール、2は光
ケーブル、3は気密容器、4は中空路、5は気体導入
口、6は光ケーブルの導入口を兼ねたシール部、7は管
路の接続部を兼ねたシール部、8は光ケーブル布設用の
管路、9は光ケーブルガイド、10は気体流である。気
密容器3の外部に設けた駆動ホイール1により、光ケー
ブルガイド9を介して、光ケーブル2をシール部6から
気密容器3内に挿入する。この光ケーブル2は、気体導
入口5から導入された空気流10によって、管路8内を
圧送される。光ケーブルガイド9は、駆動ホイール1と
シール部6の間に配置され、光ケーブルが撓んだり、座
屈したりしないようにするために設けられたものであ
り、布設する光ケーブル外径の10倍以下の空間を有す
る円筒などで構成される。空間の断面は必ずしも円形に
限られるものではなく、内面には摩擦係数を低減するた
めの表面処理膜や、あるいは、コロなどを設けるように
してもよい。光ケーブルガイド9は、光ケーブルの布設
後に取り外せるように半割型としてもよい。また、駆動
ホイール1は、光ケーブルを損傷させないように適当な
トルク制御を行なって駆動させるのが望ましい。
【0013】図5は、気密容器部と駆動ホイール部のそ
れぞれでの光ケーブルの進行方向が一致していない場合
の実施例の概略構成図である。図中、図1と同様な部分
には同じ符号を付して説明を省略する。従来の布設装置
に比較して、装置の配置に自由度を持たせることができ
るので、セットするスペースに制限がある場合であって
も、光ケーブルガイド9を工夫して配置することによ
り、駆動ホイール1と布設装置3を配置することが可能
となる。この場合、気密容器を半割型に構成することに
よって、布設後に気密容器を取り外せるようにするとよ
い。気密容器自体の大きさは、15mm×25mm×4
0mm程度とすることができるので、従来の装置の1/
50以下の体積とすることができる。
れぞれでの光ケーブルの進行方向が一致していない場合
の実施例の概略構成図である。図中、図1と同様な部分
には同じ符号を付して説明を省略する。従来の布設装置
に比較して、装置の配置に自由度を持たせることができ
るので、セットするスペースに制限がある場合であって
も、光ケーブルガイド9を工夫して配置することによ
り、駆動ホイール1と布設装置3を配置することが可能
となる。この場合、気密容器を半割型に構成することに
よって、布設後に気密容器を取り外せるようにするとよ
い。気密容器自体の大きさは、15mm×25mm×4
0mm程度とすることができるので、従来の装置の1/
50以下の体積とすることができる。
【0014】図6は、気密容器として、既存の管路用継
ぎ手を利用した実施例である。図中、図1と同様な部分
には同じ符号を付して説明を省略する。14は管路用継
ぎ手である。この実施例では、管路用継ぎ手として3方
向用継ぎ手を用いたものであるが、管路8への接続部、
気体導入口5、光ケーブル導入口を兼ねたシール部6を
付属させることができれば、これに限るものではない。
この場合、気密容器のさらなるコストダウンが可能であ
り、一般に半割でない管路用継ぎ手を、布設後そのまま
残しておいても十分に実用的である。
ぎ手を利用した実施例である。図中、図1と同様な部分
には同じ符号を付して説明を省略する。14は管路用継
ぎ手である。この実施例では、管路用継ぎ手として3方
向用継ぎ手を用いたものであるが、管路8への接続部、
気体導入口5、光ケーブル導入口を兼ねたシール部6を
付属させることができれば、これに限るものではない。
この場合、気密容器のさらなるコストダウンが可能であ
り、一般に半割でない管路用継ぎ手を、布設後そのまま
残しておいても十分に実用的である。
【0015】図7は、図6で説明した管路用継ぎ手を用
いて、ケーブル接続部材内に布設装置を一部組み込んだ
実施例である。特に、布設装置を複数台連動させて長尺
の光ケーブルを布設するのに有用である。図中、図6と
同様な部分には同じ符号を付して説明を省略する。1
2,13は管路接続部材、15は管路ケーブルである。
いて、ケーブル接続部材内に布設装置を一部組み込んだ
実施例である。特に、布設装置を複数台連動させて長尺
の光ケーブルを布設するのに有用である。図中、図6と
同様な部分には同じ符号を付して説明を省略する。1
2,13は管路接続部材、15は管路ケーブルである。
【0016】図7に示すように、2つの管路用継ぎ手1
4を対向する管路8,8にそれぞれ取り付け、その中間
に駆動ホイール1を配置する。図において、左側から右
方向へ光ケーブル2を布設する場合は、左側の管路用継
ぎ手14の気体導入口5は、そこまでの光ケーブルの布
設に用いられた気体の排気口として作用し、右側の管路
用継ぎ手14の気体導入口5は、そこから先への光ケー
ブルの布設に用いる気体の供給口となる。また、それぞ
れの気体導入口の排気と供給の関係を逆にし、さらに、
駆動ホイール1の回転方向を逆転させれば、容易に逆方
向への布設を行なうことができる。もちろん、布設時に
管路8を管路用継ぎ手14から外すこと、あるいは、1
方向にのみ布設することを前提とすれば、管路用継ぎ手
14は、1個のみ取り付けてあるだけでもよいが、管路
用継ぎ手を入れ換えることは管路損傷の危険から、ま
た、管路用継ぎ手を1個のみ取り付けておくことは将来
の自由度の点から、必ずしも得策ではない。
4を対向する管路8,8にそれぞれ取り付け、その中間
に駆動ホイール1を配置する。図において、左側から右
方向へ光ケーブル2を布設する場合は、左側の管路用継
ぎ手14の気体導入口5は、そこまでの光ケーブルの布
設に用いられた気体の排気口として作用し、右側の管路
用継ぎ手14の気体導入口5は、そこから先への光ケー
ブルの布設に用いる気体の供給口となる。また、それぞ
れの気体導入口の排気と供給の関係を逆にし、さらに、
駆動ホイール1の回転方向を逆転させれば、容易に逆方
向への布設を行なうことができる。もちろん、布設時に
管路8を管路用継ぎ手14から外すこと、あるいは、1
方向にのみ布設することを前提とすれば、管路用継ぎ手
14は、1個のみ取り付けてあるだけでもよいが、管路
用継ぎ手を入れ換えることは管路損傷の危険から、ま
た、管路用継ぎ手を1個のみ取り付けておくことは将来
の自由度の点から、必ずしも得策ではない。
【0017】管路用継ぎ手は、接続部材内での移動を防
止するためにも、接続部材に固定するのが望ましい。ま
た、駆動ホイールは、接続部材に組み込んでもよいが、
布設時のみに取り付けるのが経済性の面から望ましい方
式であり、この場合、駆動ホイールの取り外し部分の光
ケーブルは、光ケーブルガイドを利用するか、あるい
は、新たに半割管などを用いて保護するのがより安全で
ある。
止するためにも、接続部材に固定するのが望ましい。ま
た、駆動ホイールは、接続部材に組み込んでもよいが、
布設時のみに取り付けるのが経済性の面から望ましい方
式であり、この場合、駆動ホイールの取り外し部分の光
ケーブルは、光ケーブルガイドを利用するか、あるい
は、新たに半割管などを用いて保護するのがより安全で
ある。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
気体を利用する光ケーブル布設装置において、駆動部を
気密容器の外に配置し、その間に光ケーブルガイドを配
置することにより、光ケーブルを撓ませることなく布設
することができる。駆動部と気密容器を分離すること
で、装置の小型化が図れ、さらに、設置もスペースに合
わせて自由に行なうことが可能であるから、作業性及び
安全性の面から効果的である。
気体を利用する光ケーブル布設装置において、駆動部を
気密容器の外に配置し、その間に光ケーブルガイドを配
置することにより、光ケーブルを撓ませることなく布設
することができる。駆動部と気密容器を分離すること
で、装置の小型化が図れ、さらに、設置もスペースに合
わせて自由に行なうことが可能であるから、作業性及び
安全性の面から効果的である。
【0019】また、ケーブル接続部材内に布設装置を組
み込むことにより、接続部材を大型化することなくケー
ブル接続部分での連続布設が可能であるという効果があ
る。
み込むことにより、接続部材を大型化することなくケー
ブル接続部分での連続布設が可能であるという効果があ
る。
【図1】本発明のケーブル布設装置の第1の実施例の概
略構成図である。
略構成図である。
【図2】従来のケーブル布設装置の一例の概略構成図で
ある。
ある。
【図3】従来のケーブル布設装置による布設方法の概略
の説明図である。
の説明図である。
【図4】光ケーブルの接続点における管路の一例の説明
図である。
図である。
【図5】本発明のケーブル布設装置の第2の実施例の概
略構成図である。
略構成図である。
【図6】本発明のケーブル布設装置の第3の実施例の概
略構成図である。
略構成図である。
【図7】本発明のケーブル布設装置を内蔵するケーブル
接続装置の一実施例の概略構成図である。
接続装置の一実施例の概略構成図である。
1 駆動ホイール
2 光ケーブル
3 気密容器
4 中空路
5 気体導入口
6 光ケーブルの導入口を兼ねたシール部
7 管路の接続部を兼ねたシール部
8 光ケーブル布設用の管路
9 光ケーブルガイド
14 管路用継ぎ手
15 管路ケーブル
Claims (2)
- 【請求項1】 気体を利用してあらかじめ布設された管
路内に光ケーブルを布設する光ケーブル布設装置におい
て、前記管路との接続部、気体導入口、および光ケーブ
ル導入口を具備した気密容器と、該気密容器の外部に配
置された駆動部と、前記気密容器と前記駆動部との中間
に配置され、布設しようとする光ケーブルの外径の10
倍以下の径の空間を有する光ケーブルガイドを備えてな
ることを特徴とする光ケーブルの布設装置。 - 【請求項2】 気体を利用して光ケーブルが布設される
管路を接続する光ケーブル管路接続装置において、前記
管路との接続部、気体導入口、および光ケーブル導入口
を具備した気密容器と、気密容器の外に配置された駆動
部と、前記気密容器と前記駆動部との中間に配置され、
布設しようとする光ケーブルの外径の10倍以下の径の
空間を有する光ケーブルガイドを備えてなる光ケーブル
の布設装置を内蔵することを特徴とするケーブル管路接
続装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3206273A JPH0527124A (ja) | 1991-07-23 | 1991-07-23 | 光ケーブル布設装置および管路接続装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3206273A JPH0527124A (ja) | 1991-07-23 | 1991-07-23 | 光ケーブル布設装置および管路接続装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0527124A true JPH0527124A (ja) | 1993-02-05 |
Family
ID=16520598
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3206273A Pending JPH0527124A (ja) | 1991-07-23 | 1991-07-23 | 光ケーブル布設装置および管路接続装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0527124A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111037018A (zh) * | 2019-08-23 | 2020-04-21 | 郭光淦 | 一种数控走丝线切割机穿丝器 |
-
1991
- 1991-07-23 JP JP3206273A patent/JPH0527124A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111037018A (zh) * | 2019-08-23 | 2020-04-21 | 郭光淦 | 一种数控走丝线切割机穿丝器 |
CN111037018B (zh) * | 2019-08-23 | 2021-11-19 | 郭光淦 | 一种数控走丝线切割机穿丝器 |
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