JPS6364511A - 電線・ケ−ブル貫通用のコアンダスパイラルフロ−装置 - Google Patents

電線・ケ−ブル貫通用のコアンダスパイラルフロ−装置

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JPS6364511A
JPS6364511A JP61206579A JP20657986A JPS6364511A JP S6364511 A JPS6364511 A JP S6364511A JP 61206579 A JP61206579 A JP 61206579A JP 20657986 A JP20657986 A JP 20657986A JP S6364511 A JPS6364511 A JP S6364511A
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JP
Japan
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slit
main cylinder
pipe
spiral flow
conduit
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JP61206579A
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清之 堀井
滋 松井
飯島 賀郎
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Sumitomo Coal Mining Co Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Coal Mining Co Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (技術の分野) この発明は、電線またはケーブルを管路内に貫通させる
ための装置に関する。さらに詳しくは、tmまたはケー
ブルを長尺、長距離の管路内に貫通させるために、を線
またはケーブル貫通のためのリード線又は電線・ケーブ
ル自体をコアンダスパイラルフローによって管路内搬送
する方法とその装置に関する。
(技術の背景) 従来、100m〜200m、またはそれ以上の長さの金
属、プラスチック等からなる管路に電線またはケーブル
を貫通させるために、強制的に管路内に紐状物体又は細
径のプラスチックパイプ等を押し込んでこれにリード線
を結びつけて管路内にリードを通していたが、この方法
は、屈曲する管路の場合には、極めて困難であった。
また、この強制的な方法に代えて、空気等によって、電
線またはケーブルを貫通させるためのリード線を輸送貫
通させる方法が提案されているが、この方法においては
、送入される空気等の流体が乱流状態にあるため、リー
ド線と管内壁との激しい衝突による磨耗、破損が避けら
れない、しかもさらに重大な問題は、リード線が乱流撹
乱によってリニアフローとならずに集塊゛してしまうと
いう重大な問題があった。さらに圧搾空気を使用しての
作業であるため、作業の安全上も間圧があった。
もちろんリード線による電線、ケーブルの貫通について
は、磁力による吸引など様々試みられているが、100
m〜200m、もしくはそれ以上の長尺、長距離の管内
貫通については、効率的でかつ電線、ケーブルさらには
管路の損傷のない方法、そのための装置は実現されてき
ていない。
(発明の目的) この発明はこのような事情を鑑みてなされたものであり
、長尺、長距離の管路内を効率的に、かつ損傷なく電線
またはケーブルを貫通させるための装置を提供すること
を目的としている。
(発明の構成) この発明の装置は、上記の目的を実現するために、加圧
流体、たとえば空気の圧縮流の高速送入によって生成さ
せたコアンダスパイラルフローにより電線、ケーブル等
を貫通させるためのリード線又は電線・ケーブル自体を
管路内に搬送し、電線、ケーブルを管路内貫通させる。
このコアンダスパイラルフローの産業的利用はこの発明
の発明者によってはじめて見出されたものである。すな
わち、管路方向の流体のベクトルに管半径方向のベクト
ルを加えると流体が旋回し、この旋回流に基き管軸に高
速、かつ低圧部が形成され、流体はスパイラル(螺旋)
を描きつつ、管路方向に高速で進行するという事実を見
出した。
このスパイラルフローに固体の粒子、または線状物を導
入すると、それらはスパイラルを描きつつ管路方向に進
行し、しかも管路内面壁近傍に形成された動的境界層に
よって管内壁との接触は抑制される。
コアンダスパイラルフローと生成させるには、管路に流
入する流体の流れ方向に対して横方向から加圧流体を送
入する。より具体的には、たとえば、円筒管に環状に形
成した細隙から加圧流体を管内に送入し、細隙から管内
の流体の移動方向に滑らかに湾曲した壁面に沿って該加
圧流体が流れるようにする。こうすることによって生成
させたスパイラルフローを用いてこの発明の装置におい
てはリード線等の高速移動を実現する。
添付した図面に沿って、この発明の装置について説明す
る。
第1図は、この発明の装置の一例を示したものである。
この第1図に示した例においては、主筒(1)と、該主
筒(1)の内壁面に環状に形成した加圧流体送入用の細
隙(2)と、細隙(2)がら滑らかに湾曲させた主筒内
面壁(3)と、この湾曲面と反対の側で細隙(2)がら
略直角または鋭角状に屈曲させた内面壁(4)と、細隙
(3)に加圧流体を供給する通路(5)と、主筒(1)
の両端の管路への接合部(6)(7)とがらなり、この
接合部は管路に着脱自在になっている。
細隙(2)は、たとえば、第1Gの(1a)(1b)の
ように、主筒(1)を分割して構成することにより、そ
の間隔が調整できる精造とするのが好ましい。
この細隙(2)に加圧流体を供給する通路手段(5)と
しては適宜な構造ものを採用できるが、主筒(1)を囲
むように分配室(8)を設け、この分配室と細隙(2)
とを連通させることができる。
加圧流体として空気を用いる場合には、主筒(1)の傾
斜角θは、tanθが1/4〜1/8程度になるように
するのが好ましい、また管路(A)と主筒(1)との内
径の比率は1/2〜115程度とするのが好ましい、こ
うすることにより、空気の管路内の流速は増速される。
すなわち、たとえば2〜10kg/cJGの加圧空気は
高速で細隙(2)から主筒(1)内に送入され、細隙(
2)の出口で空気は空力学的作用(コアンダ効果)によ
り、主筒(2)から管N (A)側に傾いた流線(α)
を描き、その結果、反対側には負圧域を生じる。その負
圧域に流体、たとえば空気と、リード線とが流入する(
矢印β)。
細隙(2)からの空気流の運動ベクトルと矢印βで示さ
れる管路(B)からの流体、たとえば空気の流れの運動
ベクトルとは合成され、管路(A>側へ進行する空気流
が形成される。
主筒(1)の流体の進行方向の端部接合面(6)を管路
(A)に接続し、池方の接合面(7)を管n (B)に
接続しないで開放する場合には、たとえば、リード線等
とともに直接的に外部の空気が負圧による吸引力によっ
て主筒内に吸引される。
コアンダスパイラルフローによって、管路(A)内の流
速は、この場合の主筒内の流速の4〜25倍程度にまで
増速される。
また、逆に、端部接合面(6〉を開放し、接合面(7)
を管路(13)に接続する場合には、すでに搬送されて
きたリード線等を管路(B)の出口へと吸引し、出口で
の放出速度を加速する。
さらに、リード線等の150〜200m、もしくはそれ
以上の長さの管路内に搬送するにあたり、管路の途中に
ブースターとしてこの発明の装置を用いることができる
。この場合には、主筒く1)の両接続面(6)(7)を
管路(A)(B)に接続し、管路<3)からコアンダス
パイラルフローによって搬送されてくるリード線等の搬
送速度の減少を補うため、あるいはさらに加速するため
に有効である。
この発明の装置は、その構造が第1図に示したものに限
定されるものでないことはいうまでもない、たとえば、
第2図に示した例のように環状の円管形状の分配室(8
)を用いてもよい、細隙(2)の間隔は一定に固定して
もよい。
主筒端部の接合面(6)(7)を、その一方、もしくは
両方で管路(A)および/または(B>に接合するため
には、第1図および第2図に示したようにフランジによ
ってボルドーナツト接続してもよいし、あるいは、はめ
込み式の強制嵌合としてもよい、これらの任意の手段に
よって、接合面(6)(7)は、管路に着脱自在とする
ことができる。
管路の途中に、ブースターとしてこの発明の装置を用い
る場合には、リード線および電線、ケーブルの管路的搬
送の終了後に、ブースターを取りはずしできるようにし
てもよい、あるいは、加圧流体の送入のための通路(5
)、分配室(8)を封止するか、この部分を切断し、細
隙を溶接等によって封止して二つの管路を接続してもよ
い、取りはずし可能とするためには、この発明の主筒(
1)を管軸方向に沿って分割し、組立・分解を自在とす
ればよい。
第3図は、この組立・分解を自在としたこの発明の装置
の外観を例示している。
主筒く1)は、管(A)(B)の釉に沿って2分割され
ている。接続面(9)で、分割された主筒要素(lc)
(ld)が接続される0両者の固定は、この例の場合に
:ま固定手段(10)によって行われている。
以上のとおりのこの発明の装置による場合には、管路の
入口部、出口部および途中の任意の場所で使用すること
ができる。しかも、この装置による場合には、コアンダ
スパイラルフローによる搬送であるため、管路内壁、リ
ード線等の損傷はなく、しかも、60〜200 m7秒
、もしくはそれ以上の高速でリード線を搬送貫通させる
こともできる。
以上のとおりのコアンダスパイラルフロー装置を用いて
リード線そのものを移送してもよいし、あるいはまた、
スパイラルモーションによる移送を容易とするためにリ
ード線の先端部に、球体、好ましくは軽量の中空球体を
とり付けることによって移送してもよい。
(発明の効果) この発明により、以上のとおり、効率的で、安全な、損
傷のないリード線等の搬送が可能となり、このことによ
って、電線およびケーブルの効率的な管内貫通が実現さ
れる。
これまでの技術からは、このような優れた効果は、全く
予期することができない。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図および第3図は、この発明の装置の一例
を示したものである。 図中の番号は次のものを示している。 1・・・主筒   2・・・細隙   3・・・湾曲壁
面4・・・直角または鋭角屈曲壁面 5・・・加圧流体通路 6,7・・・接合面8・・・分
配室 9・・・分割接続面 10・・・固定手段代理人
  弁理士  西 澤 利 夫 第  3  図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)主筒(1)と、該主筒(1)の内壁面に環状に形
    成した加圧流体送入用の細隙(2)と、該細隙(2)か
    ら滑らかに湾曲させた主筒内面壁(3)と、該湾曲面と
    反対の側で細隙(2)から略直角または鋭角状に屈曲さ
    せた内面壁(4)と、細隙(3)に加圧流体を供給する
    通路(5)と、主筒(1)の両端の管路への接合部(6
    )(7)とからなり、該接合部が管路に着脱自在である
    ことを特徴とする電線・ケーブル貫通用のコアンダスパ
    イラルフロー装置。
  2. (2)装置全体を管軸に沿って分割し、組立・分解を自
    在とした特許請求の範囲第1項記載の電線・ケーブルの
    貫通用のコアンダスパイラルフロー装置。
JP20657986A 1986-09-02 1986-09-02 電線・ケ−ブル貫通用のコアンダスパイラルフロ−装置 Expired - Fee Related JPH0750967B2 (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6464518A (en) * 1987-09-02 1989-03-10 Sumitomo Coal Mining Wire passing method
US5118226A (en) * 1990-05-18 1992-06-02 Toa Kikai Kogyo Co., Ltd. Method for passing a cable, a wire or an optical fiber through a passage
JPH04340310A (ja) * 1991-02-20 1992-11-26 Kiyoyuki Horii 通線装置
JPH07250410A (ja) * 1994-03-09 1995-09-26 Nippon Densetsu Kogyo Co Ltd 通線用管路アダプタ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5118226A (en) * 1990-05-18 1992-06-02 Toa Kikai Kogyo Co., Ltd. Method for passing a cable, a wire or an optical fiber through a passage
JPH04340310A (ja) * 1991-02-20 1992-11-26 Kiyoyuki Horii 通線装置
JPH07250410A (ja) * 1994-03-09 1995-09-26 Nippon Densetsu Kogyo Co Ltd 通線用管路アダプタ

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