JPH04339793A - 充填バルブの洗浄装置 - Google Patents

充填バルブの洗浄装置

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JPH04339793A
JPH04339793A JP14108791A JP14108791A JPH04339793A JP H04339793 A JPH04339793 A JP H04339793A JP 14108791 A JP14108791 A JP 14108791A JP 14108791 A JP14108791 A JP 14108791A JP H04339793 A JPH04339793 A JP H04339793A
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cip
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靖史 伊藤
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は充填バルブの洗浄装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】びん詰め機械では充填バルブは、食品衛
生管理上、毎日終業の際に必ず洗剤による洗浄及び熱湯
による殺菌を行う必要がある。そこで、従来は、図7側
面図及び図8VIII−VIII横断面図に示す充填バ
ルブ01に図9に示すCIPキヤップ05を嵌着して洗
浄している。ここで、充填バルブ01のCIPキヤップ
取付部02には3〜4本の取付ピン03が放射状に突設
し、CIPキヤップ05の上部には取付ピン03と嵌合
するL型みぞ04を設け、またCIPキヤップの下部に
は、洗浄水の戻り口06を設け、これを図示省略の洗浄
水戻り配管とチューブ07により接続されている。この
ような構造において、充填バルブ01の液通路部を洗浄
する場合、CIPキヤップ05により充填バルブ01か
らの洗浄水の飛散防止及び洗浄水回収を行うのであるが
、その際、CIPキヤップ05の取付けは人手にて直接
的にそのL型みぞ04が取付ピン03に嵌合するように
CIPキヤップ05をCIPキヤップ取付け部02に挿
入したのち、CIPキヤップ05を若干回動して取付ピ
ン03をL型みぞの横切欠き08に入れ、CIPキヤッ
プ05を充填バルブ01に固定する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構造では下記のような問題がある。 (1) CIPキヤップを人手により1つずつ取付けな
ければならないので、取付けに時間と労力がかかる。 (2) 熱湯で洗浄した後、CIPキヤップを取り外す
とき、CIPキヤップが高温のため人手が触れると火傷
をする惧れがある。 (3) 充填機内に取り外したCIPキヤップの収納ス
ペースがないので、充填機外にCIPキヤップの収納場
所を確保しなければならない。 (4) 充填バルブの洗浄中にCIPキヤップが充填バ
ルブより脱落した場合、洗浄水が洗浄水戻り配管よりチ
ューブを介してCIPキヤップより逆流して充填機周り
に洗浄水を撒き散らすことがある。 本発明はこのような事情に鑑みて提案されたもので、洗
浄具を自動的に充填バルブに嵌脱すると共に洗浄具の格
納場所を要しない衛生的かつ省力的な充填バルブの洗浄
装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】そのために本発明は、び
ん詰め充填機の下方の待避位置にある洗浄具を充填バル
ブの直下の装着位置に移動して充填バルブを洗浄する充
填バルブの洗浄装置において、充填機の下端に垂設され
た固定軸と、上記固定軸の下端に同軸的に枢着された小
歯車に偏心的に垂設された旋回固定軸と、上記旋回固定
軸に軸方向に摺動自在に片持ち的に支持され回転は拘束
された洗浄具と、上記小歯車と歯合し上記旋回固定軸を
往復的に旋回することにより、上記洗浄具を上記待避位
置と装着位置との間を移動させる大歯車と、上記充填バ
ルブの下方に設けられ、上記洗浄具を上記装着位置に上
昇する昇降台と、上記洗浄具の上動時に上記洗浄具の上
端を上記充填バルブの下端に嵌着するシール構造とを具
えたことを特徴とする。
【0005】
【作用】このような構成によれば、各固定軸に枢着され
た小歯車に偏心的にそれぞれ垂設された旋回固定軸が各
小歯車と歯合する大歯車の回転により、各固定軸を中心
として、それぞれ待避位置と装着位置との間を一斉に往
復的に旋回することができる。旋回固定軸には、洗浄具
つまりCIPキヤップが軸方向に摺動自在かつ回転は拘
束されて取付けられており、びん台に取付けた支持金具
によりびん台をエア圧シリンダー等により上昇させるこ
とによりCIPキヤップのレバーを充填バルブの円周み
ぞにはめ込みCIPキヤップを充填バルブに取りつける
【0006】
【実施例】本発明の一実施例を図面について説明すると
、図1はその全体側面図、図2は図1のCIPキヤップ
装着時の状態を示す同じく全体側面図、図3は図1のI
II−III 矢視平面図、図4は図5の装着状態のC
IPキヤップを示す部分縦断面図、図5は図4のV−V
矢視水平断面図、図6は図5において1方のレバーによ
り他方のレバーを開く要領を示す同じく水平断面図であ
る。 まず、図1〜4図において、1は充填機4の下端に垂直
に突設された充填バルブで、充填バルブ1は充填機4に
同一水平面上で円周状に適宜間隔で多数配設されている
。充填バルブ1の下部のCIPキヤップ取付部2には後
述するレバー20を案内するテーパー部2aと、レバー
20が嵌合することでCIPキヤップ5を固定するため
の円周みぞ3が凹設されている。6は充填バルブ1と平
行的に充填機4の下端に垂設された固定軸、10は旋回
固定軸(以下旋回軸という)で、その上端は固定軸6の
下端に枢着された小歯車7にボルトで固着された軸受部
9及びステー部11よりなる偏心腕の自由端に偏心的に
固着垂設され、軸受部9は固定軸6の下部の小径部に外
挿され、旋回軸10は固定軸6を中心に設定角度範囲で
旋回可能に取付けられている。各小歯車7には図3に示
すように同一の大歯車8が歯合している。旋回軸10に
はCIPキヤップ取付け部12,ステー13によりCI
Pキヤップ5が取付けられ、CIPキヤップ5,ステー
13,CIPキヤップ取付け部12は旋回軸10の小径
軸10aに沿ってスライドし、一方、CIPキヤップ5
,スライド13,CIPキヤップ取付け部12は旋回軸
10に設けたすべりキー29等により旋回軸10に対す
る回転は拘束され、通常、バネ14により、下方へ押し
下げられている。17はエア圧シリンダー等により昇降
するびん台であり、びん台17にはCIPキヤップ5を
下方より押し上げる支持金具16が取付けられている。 CIPキヤップ5には図4に示す相対する切欠き窓28
が設けてある。この切欠き窓28内に図5〜図6に示す
ように、対向的に挿入された20及び22よりなる対向
レバー20,20が取付ピン24,24によりそれぞれ
CIPキヤップ5に取付けられ、各レバー20a,20
bには連動レバー22a,22bが付設されており、レ
バー20a,20b及び連動レバー22a,22bは取
付ピン24をそれぞれ中心として回動し、通常レバー2
0,連動レバー22はねじりバネ25により図5矢印に
示す閉じる方向に付勢されている。CIPキヤップ5の
洗浄水戻り口26には、図4に示すように、洗浄水の逆
流を防止する逆止弁15が取付けられている。このよう
な構造において、通常、CIPキヤップ5は、図3の右
半部に示すように、充填バルブ1,1の間の待避位置に
収納され、CIPキヤップ5を充填バルブ1に装着する
場合は、まず大歯車8を図示省略のモーターで回動する
ことにより小歯車7を回転し、これにより旋回軸10及
びCIPキヤップ5が旋回し、CIPキヤップ5が同図
左半部に示すように、充填バルブ1の直下つまり装着位
置へ移動する。次に、びん台17を上昇すると、図2に
示すように、CIPキヤップ5は支持金具16により上
昇し、充填バルブ1に装着される。このとき、CIPキ
ヤップ5のレバー20は充填バルブ取付け部2のテーパ
ー部2aにより押し広げられ、取付け部2を摺動上昇し
た後、円周みぞ3に嵌まり、CIPキヤップ5を充填バ
ルブ1に固定する。なお、CIPキヤップ5と充填バル
ブ1とのシールはCIPキヤップ5に装着したリングシ
ール21により行われる。CIPキヤップ5を取り外す
場合、図6に示すように、取り外しカム27により、レ
バー20aの一端を押し広げると、レバー20aに取り
つけた駆動側連動レバー22aが従動側連動レバー22
bを押さえ、他方のレバー20bを押し広げ円周みぞ3
よりレバー20が外れる。次にバネ14によりCIPキ
ヤップ5,ステー13,CIPキヤップ取付け部12は
下方へ押し下げられ、CIPキヤップ5は充填バルブ1
より取り外される。上記実施例において、CIPキヤッ
プにレバー等の固定具を設けず、洗浄中支持金具を上方
へ付勢し続けることでCIPキヤップを固定することも
可能であり、また支持金具により押し上げる部位はCI
Pキヤップ取付ステーあるいはCIPキヤップ取付け部
でもよい。
【0007】
【発明の効果】このような装置によれば、下記の効果が
奏せられる。 (1) 充填機に固定した固定軸と、その固定軸を中心
に旋回するCIPキヤップを複数設け、これらを同一の
大歯車で一斉に駆動して各びん台に設けた支持金具によ
りCIPキヤップを装着するので、時間及び労力が大巾
に減少する。 (2) CIPキヤップの装脱を直接的な人手によらず
行うので、CIPキヤップが高温の場合や有害な洗浄水
が付着している場合でも安全にCIPキヤップの脱着が
できる。 (3) 取り外したCIPキヤップを各充填バルブ間に
収納するため特別なCIPキヤップ収納スペースを確保
する必要がない。 (4) CIPキヤップの洗浄水戻り口に逆止弁を設け
たので、洗浄中にCIPキヤップが脱落しても、洗浄水
戻り配管やチューブより洗浄水が吹き出す危険がなくな
る。 要するに本発明によれば、びん詰め充填機の下方の待避
位置にある洗浄具を充填バルブの直下の装着位置に移動
して充填バルブを洗浄する充填バルブの洗浄装置におい
て、充填機の下端に垂設された固定軸と、上記固定軸の
下端に同軸的に枢着された小歯車に偏心的に垂設された
旋回固定軸と、上記旋回固定軸に軸方向に摺動自在に片
持ち的に支持され回転は拘束された洗浄具と、上記小歯
車と歯合し上記旋回固定軸を往復的に旋回することによ
り、上記洗浄具を上記待避位置と装着位置との間を移動
させる大歯車と、上記充填バルブの下方に設けられ、上
記洗浄具を上記装着位置に上昇する昇降台と、上記洗浄
具の上動時に上記洗浄具の上端を上記充填バルブの下端
に嵌着するシール構造とを具えたことにより、洗浄具を
自動的に充填バルブに嵌脱すると共に洗浄具の格納場所
を要しない衛生的かつ省力的な充填バルブの洗浄装置を
得るから、本発明は産業上極めて有益なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す全体側面図である。
【図2】図1のCIPキヤップ装着時の状態を示す同じ
く全体側面図である。
【図3】図1のIII −III 矢視平面図である。
【図4】図5の装着状態のCIPキヤップを示す部分縦
断面図である。
【図5】図4のV−V矢視水平断面図である。
【図6】図5において1方のレバーにより他方のレバー
を開く要領を示す同じく水平断面図である。
【図7】公知のCIPキヤップ取付部を示す側面図であ
る。
【図8】図7のVIII−VIII矢視水平断面図であ
る。
【図9】公知のCIPキヤップを示す斜視図である。
【符号の説明】
1  充填バルブ 2  CIPキヤップ取付け部 3  円周みぞ 4  充填機 5  CIPキヤップ 6  固定軸 7  小歯車 8  大歯車 9  軸受部 10  旋回固定軸(旋回軸) 11  ステー部 12  CIPキヤップ取付け部 14  バネ 15  逆止弁 16  支持金具 17  びん台 18  チューブ 20a,20b  レバー 22a,22b  連動レバー 24  取付ピン 25  ねじりバネ 26  洗浄水戻り口 27  取りはずしカム 28  切欠き窓 29  すべりキー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  びん詰め充填機の下方の待避位置にあ
    る洗浄具を充填バルブの直下の装着位置に移動して充填
    バルブを洗浄する充填バルブの洗浄装置において、充填
    機の下端に垂設された固定軸と、上記固定軸の下端に同
    軸的に枢着された小歯車に偏心的に垂設された旋回固定
    軸と、上記旋回固定軸に軸方向に摺動自在に片持ち的に
    支持され回転は拘束された洗浄具と、上記小歯車と歯合
    し上記旋回固定軸を往復的に旋回することにより、上記
    洗浄具を上記待避位置と装着位置との間を移動させる大
    歯車と、上記充填バルブの下方に設けられ、上記洗浄具
    を上記装着位置に上昇する昇降台と、上記洗浄具の上動
    時に上記洗浄具の上端を上記充填バルブの下端に嵌着す
    るシール構造とを具えたことを特徴とする充填バルブの
    洗浄装置。
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