JPH04339700A - 陶磁器用金属箔転写シート - Google Patents

陶磁器用金属箔転写シート

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JPH04339700A
JPH04339700A JP10419291A JP10419291A JPH04339700A JP H04339700 A JPH04339700 A JP H04339700A JP 10419291 A JP10419291 A JP 10419291A JP 10419291 A JP10419291 A JP 10419291A JP H04339700 A JPH04339700 A JP H04339700A
Authority
JP
Japan
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metal foil
ceramics
layer
transfer sheet
mount
Prior art date
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Pending
Application number
JP10419291A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiyougo Ootsubo
大坪 彪悟
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MEIHINDOU KK
Original Assignee
MEIHINDOU KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、陶磁器の加飾に用いる
金属箔転写シートに関する。
【0002】
【従来の技術】陶磁器や工芸品あるいは建築物等の加飾
用として、古くより、金や銀等の金属箔が広く使用され
ている。
【0003】これらの加飾用金属箔は、例えば金箔の場
合には、0.2〜0.6μm程度と極めて薄く、静電気
や微風等で容易に皺寄りを生じたり、またちぎれてしま
うことがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このため、従来の金属
箔を用いた加飾作業は、高度な技術を有する熟練者によ
り、密閉された部屋で注意深く行う必要があり、非常に
作業性が悪い。
【0005】また、このような金属箔を陶磁器の装飾用
として用いる場合には、まず陶磁器素地に低温釉を塗布
して800℃前後で焼成した後、糊材を使って金属箔を
張り付けて焼成し、さらにその上にもう一度施釉し焼成
するという数回の焼成工程が必要である。
【0006】本発明は、このような従来の問題点に鑑み
て案出されたもので、特別な熟練を要せずに簡単に金属
箔の加飾が可能であり、しかも焼成回数を減らし、施工
性の向上を図ることのできる陶磁器用金属箔転写シート
を得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の金属箔転写シー
トは、上記目的を達成するため、台紙と、この台紙の片
面に設けた水溶性の接着剤層と、この接着剤層の上面に
設けたフリット層と、このフリット層上面に設けた金属
箔と、この金属箔の表面を覆う焼成により溶融消失する
保護膜層とを重合一体化してなることを特徴とする。
【0008】
【実施例】図1は本発明の陶磁器用金属箔転写シートの
断面図である。
【0009】陶磁器用金属箔転写シート1は、台紙2、
接着剤層3、フリット層4、金属箔5及び保護膜層6と
でシート状に構成されている。
【0010】台紙2としては、運搬や取扱の際に陶磁器
用金属箔転写シート1が破損しないように、所定の強度
を有する紙やプラスチックフィルム等が好ましい。
【0011】接着剤層3は、陶磁器用金属箔転写シート
1を水に浸したとき、台紙2が容易に剥離できるように
デキストリンまたは糊剤などの水溶性の接着剤を用いる
【0012】フリット層4は、無鉛フリットを混練用の
陶磁器用オイルで練ってペースト状にし、接着剤層3の
表面に、200〜300メッシュの陶磁器用転写版を用
いて1〜10μmの厚さに薄く均一にプリントしたもの
である。この無鉛フリットとしては、例えば、特開平1
−157571号公報に開示されたものが好適である。 また陶磁器用オイルは、スクリーン印刷の際絵の具との
練り合わせに使用するものであり、例えばデグザ社製の
品番80810,80431、或いはブライス社製の品
番4246が好適である。このように、無鉛フリットを
陶磁器用オイルで混練し薄く均一にプリントしているた
め、フリット層4と金属箔5とが密着状態となり、焼成
によりフリット層4が溶融しても金属箔5に剥離や縮れ
が生じることもない。なお、無鉛フリットに代え、特開
平1−187172号公報に開示された陶磁器用無鉛絵
の具を使用することもできる。
【0013】金属箔5は、金箔,銀箔,白金箔等加飾用
として用いられる種々のものを使用することができ、作
業台に置かれた金属箔5の上面に、上記した台紙2に設
けたフリット層4面を下にして載せ、その上からローラ
転圧することにより、金属箔5と台紙2,接着剤層3及
びフリット層4とを一体化している。
【0014】また、金属箔5の表面を覆う保護膜層6は
、焼成時の加熱によって完全に溶融消失することが必要
であり、アクリル系樹脂のプリントラッカー、例えばデ
グサ社製品番80454又は83450等の陶磁器用転
写コートを使用することができる。この保護膜層6の厚
みとしては、100〜150μmが好ましい。このよう
に金属箔5の表面を覆う保護膜層6を設けているため、
台紙2を剥離した状態でも静電気や微風による皺よりや
作業時のちぎれなどが一切なく、金属箔5を平面状態に
保持することができ、作業性が飛躍的に向上する。
【0015】次に、本発明の陶磁器用金属箔転写シート
を用いた陶磁器への加飾法について説明する。
【0016】本発明の陶磁器用金属箔転写シート1は、
ハサミ等で必要な面積に切取り、それを水に浸して水溶
性接着剤層3部分で台紙2を剥離させる。そして、フリ
ット層3側を加飾する陶磁器の表面に貼り付ける。その
際、金属箔5に保護膜層6が形成されているため、加飾
箇所に平面形状を保ったまま容易に張り付けることが可
能である。また、フリット層3表面に水溶性接着剤層3
が若干残っているため陶磁器表面に確実に接着させるこ
とができる。次いで、自然乾燥させた後、所定温度で焼
成して金属箔5を陶磁器表面に焼き付けて加飾を完了す
る。なお、必要に応じて、金属箔5表面に更に施釉し焼
成することにより、加飾された金属箔面を保護する釉裏
金彩とすることもできる。
【0017】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の陶磁器
用金属箔転写シートは、水溶性の接着剤層を有する台紙
と、この接着剤層の上面に設けたフリット層と、このフ
リット層上面に設けた金属箔と、この金属箔の表面を覆
う焼成により溶融消失する保護膜層とを重合一体化して
いる。このため使用時には適宜切断して台紙を剥離して
陶磁器に張りつけることができる。しかも保護膜層によ
って金属箔の皺よりやちぎれが防止されるため、加飾作
業が熟練などを要せずだれにでもでき、作業性が飛躍的
に向上する。
【0018】また、陶磁器用金属箔転写シート内には、
フリット層を一体に形成しているため、従来のように、
金属箔を貼る前に一旦陶磁器素地に絵具又はフリットを
塗り焼成する必要もない。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の陶磁器用金属箔転写シートの断面図で
ある。
【符号の説明】
1  陶磁器用金属箔転写シート 2  台紙 3  接着剤層 4  フリット層 5  金属箔 6  保護膜層

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  台紙と、この台紙の片面に設けた水溶
    性の接着剤層と、この接着剤層の上面に設けたフリット
    層と、このフリット層上面に設けた金属箔と、この金属
    箔の表面を覆う焼成により溶融消失する保護膜層とを重
    合一体化してなることを特徴とする陶磁器用金属箔転写
    シート。
JP10419291A 1991-05-09 1991-05-09 陶磁器用金属箔転写シート Pending JPH04339700A (ja)

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