JPH04339679A - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JPH04339679A
JPH04339679A JP3112727A JP11272791A JPH04339679A JP H04339679 A JPH04339679 A JP H04339679A JP 3112727 A JP3112727 A JP 3112727A JP 11272791 A JP11272791 A JP 11272791A JP H04339679 A JPH04339679 A JP H04339679A
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JP
Japan
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paper
continuous paper
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image
image forming
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JP3112727A
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English (en)
Inventor
Masashi Sakamoto
雅司 坂本
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH04339679A publication Critical patent/JPH04339679A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、連続紙に画像を記録す
る記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、レーザビームプリンタ等の記録紙
に画像を記録する記録装置にあっては多機能化が進み、
記録紙の両面に画像を記録する両面モードや記録紙の同
一面に複数の画像を重ねて記録する合成モードでの画像
記録処理が可能なものが知られている。
【0003】そして、記録紙として連続紙を用い、例え
ば、合成モード及び両面モードの両方のモードでの画像
記録が可能な記録装置では、感光体、現像装置、光学系
などの作像エレメントを有する作像部を記録紙の搬送経
路上の異なる位置に複数設けられている。具体的には、
両面モードでの画像記録用として搬送経路で搬送される
連続紙の表面側及び裏面側の各々に作像部が設けられ、
合成モードでの画像記録用として搬送経路で搬送される
連続紙の表面側にさらに1つ作像部が設けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする問題】ところで、上述したよ
うに連続紙を用いる従来の記録装置においては、搬送経
路上の異なる位置に作像部を設けると共に、作像部の用
紙搬送方向下流側は定着装置を設ける必要があるため、
搬送経路が必然的に長くなると共に作像部を構成するエ
レメントや定着装置の占めるスペースが増加する。この
ため、装置が非常に大型で高価なものとなってしまうと
いう問題があった。
【0005】本発明は、以上のような問題点に鑑み、装
置自体を大型化することなく連続紙に両面モードでの画
像記録処理及び合成モードでの画像記録処理が行える記
録装置を提供することを目的とする。
【0006】
【問題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、連続紙に画像を記録する記録装置におい
て、連続紙を収納する用紙収納部と画像を記録する第1
作像部とを結ぶ第1搬送経路と、前記第1搬送経路と隣
接して配置され、前記第1作像部とは別の画像を形成す
る第2作像部と用紙排紙部とを結ぶ第2搬送経路と、前
記第1及び第2搬送経路に設けられ連続紙を搬送するた
めの複数の搬送手段と、前記第1搬送経路において前記
第1作像部を通過した連続紙を表裏反転させ、前記第2
作像部の用紙搬送方向下流側に案内する第1用紙案内機
構と、前記第1搬送経路において前記第1作像部を通過
した連続紙を表裏反転させずに前記第2作像部の用紙搬
送方向下流側に案内する第2用紙案内機構のうち少なく
とも一方の用紙案内機構とを備えたことを特徴とする。
【0007】
【作用】上記構成において、連続紙の両面に画像を記録
するときには、第1作像経路において第1作像部を通過
した連続紙は、用紙案内機構により表裏反転されて第2
作像部に案内される。また、連続紙の同一面に複数の画
像を重ねて記録するときは、第1作像経路において第1
作像部を通過した連続紙は、用紙案内機構により表裏反
転されずに第2作像部に案内される。
【0008】
【実施例】以下、本発明を、レーザビームプリンタに適
用した例を示す。
【0009】[第一実施例]図1〜4を用いて本発明の
第1実施例を説明する。
【0010】[レーザビームプリンタの全体構成]図1
はレーザビームプリンタ本体100(以下、プリンタ本
体100と記す)の全体構成図である。
【0011】プリンタ本体100は、概略、プリンタ本
体100内部へ給送される連続紙Pを収納する給紙トレ
イ13aと、プリンタ本体100内部から排出される連
続紙Pを収納する排紙トレイ13bと、電子写真方式で
作像を行う作像部14と、作像部14を1度通過した連
続紙Pを再び作像部14に案内する用紙案内機構12と
から構成される。なお、用紙案内機構12については、
後述する。また、プリンタ本体100は、後述するよう
に、連続紙Pの片面に1回だけ画像を記録する片面モー
ドと、連続紙Pの両面に画像を記録する両面モードと、
連続紙Pの同一面に複数の画像を重ねて記録する合成モ
ードでの画像記録処理が可能なように構成されている。
【0012】作像部14は、感光体ドラム1、帯電チャ
ージャ2、レーザ光学系3、現像装置4、転写チャージ
ャ5、クリーニング装置6、イレ−サランプ7、キセノ
ンランプ8aを有するフラッシュ定着装置8等の周知の
作像エレメントから構成されている。レーザ光学系3は
、その内部に、半導体レーザであるところの光源と、こ
の光源により発せられたレーザ光を平行光束とするコリ
メ−タレンズと、モータにより定速回転で光束を走査す
るポリゴンミラー等の偏向手段と感光体ドラム上に走査
光束を集束するためのレンズ部とを備えている。レーザ
光学系から出力され、変調されたレーザ光(図中矢印L
で示す)によって、感光体ドラム1表面に静電潜像が形
成される。
【0013】一方、給紙トレイ13aには、連続紙Pが
折り畳んだ状態で収納されている。連続紙Pの両耳部に
は紙送り用孔が等間隔に設けられ、この紙送り用孔と後
述する搬送トラクタ9a,9bの無端ベルト94の突起
94aが係合し、無端ベルト94の回動によって連続紙
Pは搬送される。
【0014】[レーザビームプリンタの内部構成]図2
,3はプリンタ本体100の内部の構成を示す斜視図で
ある。なお、図2の一点鎖線は、両面モードにおける連
続紙Pの搬送経路を示し、図3の一点鎖線は、合成モー
ドにおける連続紙Pの搬送経路を示す。
【0015】図2,3に示すように、プリンタ本体10
0の用紙搬送系は、概略、給紙トレイ13aから作像部
14を経て定着装置8に連続紙Pを搬送するための第1
搬送経路Aと、この第1搬送経路Aと並列に配置され、
第1搬送経路Aを経た連続紙Pを再び作像部14、定着
装置8を経て排紙トレイ13bに搬送するための第2搬
送経路Bと、第1搬送経路Aにおいて定着装置8を通過
した連続紙Pを反転させて第2搬送経路Bの作像部14
の用紙搬送方向下流側に案内する用紙案内機構12とか
ら構成されている。また、プリンタ本体100の用紙搬
送系は、給紙トレイ13aから連続紙Pを第2作像経路
Bに直接送り込むことが可能であると共に、第1作像経
路Aから連続紙Pを排紙トレイ13bに排出することが
可能なようにも構成されている。
【0016】また、作像部14を構成する作像エレメン
トは第1搬送経路Aで搬送される連続紙Pと第2搬送経
路Bで搬送される連続紙Pの両方に対して同時に画像を
記録する必要があるため、連続紙Pの用紙幅(例えば、
A4サイズの用紙幅)の2倍以上の幅の画像を記録する
ことが可能なように構成されている。具体的には、感光
体ドラム1は、連続紙Pの用紙幅の2倍以上の長さの感
光体層をその周面に被覆されたものである。帯電チャー
ジャ2、転写チャージャ5においては、シールド板内に
放電ワイヤが連続紙Pの用紙幅の2倍以上の長さにわた
って張設されている。また、レーザ光学系3は連続紙P
の用紙幅の2倍以上の幅の走査が可能なように構成され
ている。さらに、現像装置4及び定着装置8も連続紙P
の用紙幅の2倍以上の幅の現像、定着が可能なように構
成されている。
【0017】さらに、第1搬送経路A及び第2搬送経路
Bの各々の両端部には、連続紙Pを搬送するための搬送
トラクタ9a,9bが、転写チャージャ5を挟んで用紙
搬送方向下流側及び上流側に配置されている。搬送トラ
クタ9a,9bは、図4に示すように、側板91a,9
1b間に回転可能に支持されたローラ92,93と、こ
れらのまわりに巻回され、連続紙Pの紙送り用孔のピッ
チと同じピッチで設けられた複数の突起94aを有する
無端ベルト94から構成される。無端ベルト94は、駆
動軸95の回転により図中矢印b方向に回動し、連続紙
Pの紙送り用の孔に突起94aを係合させて連続紙Pの
搬送を行う。トラクタ9a,9bは、駆動軸95及び固
定軸96の軸に沿って図中矢印c方向又はd方向にスラ
イド可能に支持されており、ロックレバー97によって
これら軸上の任意の位置で固定される。また、側板91
aには連続紙Pの紙送り用孔がベルト96の突起から外
れるのを防止するための押さえ板97が図中矢印e方向
及びf方向に揺動可能に支持されている。
【0018】用紙案内機構12は、前述したように、第
1搬送経路Aと第2搬送経路Bを橋渡しするものであり
、第1搬送経路において定着装置8を通過した連続紙P
の搬送方向を反転させるガイド板121と、ガイド板1
21で反転された連続紙Pを表裏反転させるための表裏
反転部123と、表裏反転部123を通過した連続紙P
の搬送方向を再び反転させ、連続紙Pを第2作像経路に
おける作像部14の用紙搬送方向上流側に案内するガイ
ド板122と、プリンタ本体100に対して取り外し可
能に装着されるガイドカバー124(図1参照)とから
構成されている。
【0019】ガイド板121は長方形の平板に曲げを加
えてU字型に形成したもので、その一端121aが第1
搬送経路Aにおいて定着装置8の用紙搬送方向下流側に
位置するよう設置され、他方の一端121bが搬送トラ
クタ9bの上方まで伸びるように設置されている。ガイ
ド板122も、同様に側端断面形状をU字型にしたもの
で、その一端122aが第2搬送経路Bにおいて搬送ト
ラクタ9aの用紙搬送方向上流側に位置するよう設置さ
れ、他方の一端122bが搬送トラクタ9aの上方でガ
イド板121の一端121bと対向するように設置され
ている。
【0020】表裏反転部123は、ガイド板121の一
端121bとガイド板122の一端122bの間に設置
され、ガイド板121の外側面に沿って案内されてくる
連続紙Pを図中矢印g方向に巻き掛けて、搬送方向を右
方向に90度転向させるローラ123aと、ローラ12
3から送り出された連続紙Pを矢印h方向に巻き掛けて
、搬送方向を180度反転させるローラ123bと、ロ
ーラ123bから送り出された連続紙Pを矢印i方向に
巻き掛けて、搬送方向を右方向に90度転向させ、連続
紙Pをガイド板122の外側面に送り込むローラ123
cとから構成されている。このように、表裏反転部12
3はこの3本のローラによってガイド板121から送り
込まれた連続紙Pを表裏反転する。ローラ123a〜1
23cは、各々図中矢印g,h,i方向に回転可能に支
持されており、図示しない駆動伝達によって回転駆動さ
れる図1に示すガイドカバー124は、図示しない係止
部材によりプリンタ本体100に対し取り外し可能なよ
うに装着され、プリンタ本体100への連続紙のセット
時や、連続紙の交換の時などに取り外される。
【0021】次に、プリンタ本体100への連続紙Pの
セット方法について説明する。本実施例のレーザビーム
プリンタにおいては、画像記録処理を開始する前に、連
続紙Pを第1搬送経路A、用紙案内機構12、第2搬送
経路Bの各々に搬送可能な状態にセットする必要がある
【0022】まず、プリンタ本体100の画像記録モー
ドが両面モード又は合成モードに設定されているときの
連続紙Pのセット方法について説明する。具体的には、
まず、ガイドカバー124をプリンタ本体100から取
り外し、プリンタ本体100の内部を開放する。次に、
連続紙Pを給紙トレイ13aから引き出し、第1搬送経
路Aに沿って作像部14と定着装置8を通過させる。続
いて、搬送トラクタ9a,9bを駆動軸95、固定軸9
6に沿ってスライドさせ、連続紙Pの用紙幅に対応する
位置にロックレバー97で固定する。そして、トラクタ
9a,9bの押さえ板98を図4中矢印e方向に開き、
連続紙Pの紙送り用孔とトラクタ9a,9bのベルト9
4の突起94aを係合させた後、押さえ板98を図4中
矢印f方向に閉じて連続紙Pをトラクタ9a,9bにセ
ットする。次に、連続紙Pをプリンタ本体100の画像
記録モードに応じて用紙案内機構12にセットする。プ
リンタ本体100の画像記録字モードが両面モードのと
きは、連続紙Pをガイド板121の外側面に密接させ、
ローラ123a〜123cの各々に図中矢印g,h,i
方向に沿って順次巻き掛けた後、ガイド板122の外側
面に密接させて連続紙Pを用紙案内機構12にセットす
る。一方、合成モードの場合は、連続紙Pをガイド板1
21の外側面に密接させ、ローラ123a〜123cに
巻き掛けることなくローラ123aと123cとの間を
通過させ、ガイド板122の外側面に密接させて連続紙
Pを用紙案内機構12にセットする。そして、第2搬送
経路Bにおいてと第1搬送経路Aと同様に搬送トラクタ
9a,9bに連続紙Pをセットし、排出ローラを介して
排出トレイ13bに導く。最後に、ガイドカバー124
をプリンタ本体100に取り付けて、連続紙Pのセット
を終了する。
【0023】次に、プリンタ本体100の画像記録モー
ドが片面モードのときの、連続紙Pのセット方法につい
て説明する。まず、上述のように、ガイドカバー126
をプリンタ本体100から取り外し、プリンタ本体10
0の内部を解放する。次に、連続紙Pを給紙トレイ13
aから引き出して作像部14、定着装置8を通過させ、
上述のように搬送トラクタ9a,9bにセットし、連続
紙Pを排紙トレイ13bに導く。そして、ガイドカバー
124をプリンタ本体100に取り付けて連続紙Pのセ
ットを終了する。
【0024】[プリンタ本体の作像動作]次に、プリン
タ本体100の作像動作を説明する。
【0025】上述のように連続紙Pがセットされたプリ
ンタ本体100において、画像記録処理が開始されると
、感光体ドラム1は図中矢印a方向の回転に従って、帯
電チャージャ2により帯電され、レーザ光学系3からの
画像露光(図1中矢印Lで示す)を受けてその表面に静
電潜像が形成される。そして、この静電潜像は、現像装
置4によってトナ−像にされる。
【0026】一方、連続紙Pは、給紙トレイ13aから
第1搬送経路Aに順次送り込まれ、搬送トラクタ9aに
より感光体ドラム1及び転写チャージャ5間の転写部に
搬送される。連続紙Pは転写チャージャ5によってトナ
−像の転写を受けた後、搬送トラクタ9bにより定着装
置8まで搬送されてトナ−像の定着が施される。このよ
うに連続紙Pの片面に画像が記録される。
【0027】プリンタ本体100の画像記録モードが両
面モード又は合成モードであり、これらの画像記録モー
ドに応じて連続紙Pがセットされている場合は、第1搬
送経路Aで片面に画像記録処理された連続紙Pは用紙案
内機構12に案内される。プリンタ本体100の画像記
録モードが両面モードの場合は、ガイド板121の外側
面121cに沿って画像を記録された面を上向きにして
ローラ123aに送り込まれ、表裏反転部123で表裏
反転され、画像を記録された面を下向きにしてガイド板
122とガイドカバー124の間に送り込まれる。そし
て、この連続紙Pは第2搬送経路Bに送り込まれ、第1
搬送経路Aで画像を記録された面の裏面に画像が記録さ
れ、定着装置8を経て排出ローラ10によりプリンタ本
体100から排出される。一方、プリンタ本体100の
画像記録モードが合成モードの場合は、連続紙Pはガイ
ド板121の外側面に沿ってロ−ラ123aと123c
の間を通り、画像を記録された面を上向きにして、ガイ
ド板122とガイドカバー126の間に送り込まれる。 そして、この連続紙Pは第2搬送経路Bに送り込まれ、
第1搬送経路Aで画像を記録された面に重ねて別の画像
が記録され、定着装置8を経て排出ローラ10によりプ
リンタ本体100から排出される。
【0028】なお、プリンタ本体100の画像記録モー
ドが片面モードであり、この画像記録モードに応じて連
続紙Pがセットされている場合は、第1搬送経路Aにお
いて作像部14で片面に画像を記録された連続紙Pは、
定着装置8を経て排出ローラ10により排出トレイ13
bに排出される。
【0029】以上の構成により、第1実施例のレーザビ
ームプリンタでは、画像記録モードに応じて連続紙Pを
用紙案内機構12にセットすることにより、単一の作像
部を用いて連続紙の両面モードや合成モードでの画像記
録処理が可能である。
【0030】[第2実施例]次に、図5〜8を用いて、
本発明の第2実施例を説明する。
【0031】第1実施例では、両面モード及び合成モー
ドでの用紙搬送が可能である用紙案内機構を設け、これ
らの画像記録モードに応じて連続紙を用紙案内機構にセ
ットして両面モードと合成モードでの画像記録処理を可
能にした例を示したが、第2実施例では、第1搬送経路
Aから排出された連続紙を表裏反転させて第2搬送経路
Bに送り込むための両面モード用の用紙案内機構と、第
1搬送経路Aから排出された連続紙を表裏反転させずに
第2搬送経路Bに送り込む合成モード用の用紙案内機構
とを別々にユニットとして用意し、両面モードのときは
両面モード用の用紙案内機構を、合成モードのときは合
成モード用の用紙案内機構をプリンタ本体100に装着
して、両面モードや合成モードでの画像記録処理を行う
例を説明する。
【0032】以下、第1実施例と共通する構成について
は共通の符号を用いて説明する。
【0033】[両面モード用の用紙案内機構の構成及び
用紙搬送動作]図5は両面モード用の用紙案内機構を装
着したプリンタ本体100の全体構成図であり、図6は
プリンタ本体100の内部を示す斜視図である。なお、
図6の一点鎖線は連続紙Pの搬送経路を示す。
【0034】図6に示すように、両面モードにおいては
両面モード用の用紙案内機構15がプリンタ本体100
に装着される。用紙案内機構15は、プリンタ本体10
0に対して取り外し可能に装着でき、第1搬送経路Aか
ら連続紙Pを表裏反転させて第2搬送経路Bに案内する
ガイド板151、サブガイド板152と、連続紙を搬送
する搬送ローラ対153、154と、プリンタ本体10
0に対して取り外し可能に装着されるガイドカバー15
5(図5に示す)とから構成されている。
【0035】ガイド板151は、長方形の平板の長辺を
中心軸として平板に180度のねじりを加え、さらにそ
のねじられた平板の両端部付近がU字型となるように曲
げを加えて、メビウスの輪のような形状に形成したもの
である。そして、その一端151aを第1搬送経路Aに
おいて定着装置8の用紙搬送方向下流側に設置すると共
に、その他方の一端151bを第2搬送経路Bにおいて
搬送トラクタ9aの用紙搬送方向上流側に設置すること
により、第1搬送経路Aと第2搬送経路Bとを橋渡しし
ている。サブガイド板152は、ガイド板151の一端
151b付近の形状と同じ形状を有し、その一端をガイ
ド板151の内側のトラクタ9a用紙搬送方向上流側に
設置している。搬送ローラ153、154は互いに圧接
し、ガイド板151に設けられた図示しない支持部材に
図中矢印j方向,k方向に回転可能に支持されている。 また、ガイドカバー155はプリンタ本体100に対し
て取り外し可能に装着されている。
【0036】上述の構成の用紙案内機構15を装着した
プリンタ本体100においては、第1実施例と同様に、
画像記録処理を開始する前に、連続紙Pを第1搬送経路
A、用紙案内機構15,第2搬送経路Bに搬送可能な状
態にセットする必要がある。具体的には、まず、ガイド
カバー155を取り外してプリンタ本体100の内部を
開放し、第1実施例と同様に連続紙Pを第1搬送経路A
にセットする。次に、用紙案内機構15において、連続
紙をガイド板151のねじり面に密接させた状態で搬送
ローラ153と154の間を通過させ、さらにガイド板
151とサブガイド板152の間を通過させて、連続紙
Pを用紙案内機構15にセットする。さらに、第2搬送
経路Bにも第1搬送経路Aと同様に連続紙Pをセットし
た後、ガイドカバー155をプリンタ本体100に取り
付ける。
【0037】上述のように連続紙Pのセットが完了して
、画像記録処理が開始されると、第1搬送経路Aで1回
目の画像記録処理をされた連続紙Pは、図6中一点鎖線
で示すように、用紙案内機構15に送り込まれてガイド
板151の外側面に沿って反りを形成するように案内さ
れる。次に、連続紙Pはガイド板151のねじり面に沿
って反時計方向に徐々にねじりを加えられながら表裏反
転され、搬送ローラ153、154によりガイド板15
1とサブガイド板152の間に送り込まれる。さらに、
連続紙Pは第2搬送経路Bに送り込まれ、搬送トラクタ
9aにより作像部14に送られ、1回目に画像記録処理
を施された面の裏面に画像記録処理を施され、定着装置
8を経て排出ローラ対10によりプリンタ本体100か
ら排出される。
【0038】[合成モード用の用紙案内機構の構成及び
用紙搬送動作]図7は合成モード用の用紙案内機構を装
着したプリンタ本体100の全体構成図であり、図8は
プリンタ本体100の内部を示す斜視図である。なお、
図8の一点鎖線は連続紙Pの搬送を示す。
【0039】図8に示すように、合成モードにおいては
合成モード用の用紙案内機構16がプリンタ本体100
に装着される。合成モード用の用紙案内機構16は、プ
リンタ本体100に対して取り外し可能に装着でき、第
1搬送経路Aから連続紙Pを第2搬送経路Bに案内する
ガイド板161と、連続紙Pを搬送する搬送ローラ対1
62、163と、プリンタ本体100に対して取り外し
可能に装着されるガイドカバー164とから構成されて
いる。
【0040】ガイド板161は、長方形状の平板の両端
部付近をU字型に形成したもので、その一端161aを
定着装置8の用紙搬送方向下流側に位置するよう設置す
ると共に、その他方の一端161bを搬送トラクタ9a
の用紙搬送方向上流側に位置するように設置することに
よって、第1搬送経路Aと第2搬送経路Bとを橋渡しし
ている。搬送ローラ対162,163は各々図中矢印p
,q方向に回転自在に支持されている。ガイドカバー1
64は図示しない係止部材によりプリンタ本体100に
対して取り外し可能に装着されている。
【0041】上述の構成の用紙案内機構16を装着した
プリンタ本体100においては、画像記録処理を開始す
る前、連続紙Pを第1搬送経路A、用紙案内機構16,
第2搬送経路Bに搬送可能な状態にセットする必要があ
る。具体的には、まず、ガイドカバー164を取り外し
て、プリンタ本体100の内部を開放し、上述のように
連続紙Pを第1搬送経路Aにセットする。次に、用紙案
内機構16において、連続紙Pをガイド板161の外側
面に密接させた状態で搬送ローラ162と163の間を
通過させると共に、さらにガイド板161の外側面に密
接させて連続紙Pを用紙案内機構16にセットする。さ
らに、第2搬送経路Bにも第1搬送経路Aと同様に連続
紙Pをセットした後、ガイドカバー164をプリンタ本
体100に取り付ける。
【0042】上述のように連続紙Pのセットされたプリ
ンタ本体100において、画像記録処理が開始されると
、第1搬送経路Aで1回目の画像記録処理をされた連続
紙Pは、図8中一点鎖線で示すように、用紙案内機構1
6に送り込まれ、ガイド板161の外側面に沿って反り
を形成するように案内され、搬送ローラ162,163
により第2搬送経路Bに送り込まれる。そして、連続紙
Pは搬送トラクタ9aにより作像部14に送り込まれ、
連続紙Pは第1搬送経路Aで画像記録処理された面と同
じ面に再度画像記録処理を施され、定着装置8を経て排
出ローラ対10によりプリンタ本体100から排出され
る。
【0043】以上の構成により、第2実施例のレーザビ
ームプリンタでは、用紙案内機構を画像記録モードに応
じて交換することにより、両面モードや合成モードでの
連続紙の画像記録処理が可能となる。
【0044】なお、上記実施例において、第1搬送経路
で搬送される連続紙と第2搬送経路で搬送される連続紙
の両方に対して共通の作像部で画像記録処理を施す例を
説明したが、第1搬送経路と第2搬送経路の各々に別々
の作像部を一直線上に設けてもよい。
【0045】さらに、上記実施例において、本発明をレ
ーザビームプリンタに適用した例を示したが、本発明は
、上述のような連続紙の搬送経路を用いることにより、
レーザビームプリンタ以外の記録装置、例えば、インク
ジェット式プリンタ、LEDプリンタ等の記録装置に適
用することができる。
【0046】
【効果】以上の説明から明らかなように、本発明の連続
紙に画像を記録する記録装置においては、連続紙を収納
する用紙収納部と画像を記録する第1作像部とを結ぶ第
1搬送経路と、前記第1搬送経路と隣接して配置され、
前記第1作像部とは別の画像を形成する第2作像部と用
紙排紙部とを結ぶ第2搬送経路と、前記第1及び第2搬
送経路に設けられ連続紙を搬送するための複数の搬送手
段と、前記第1搬送経路において前記第1作像部を通過
した連続紙を表裏反転させ、前記第2作像部の用紙搬送
方向下流側に案内する第1用紙案内機構と、前記第1搬
送経路において前記第1作像部を通過した連続紙を表裏
反転させずに前記第2作像部の用紙搬送方向下流側に案
内する第2用紙案内機構のうち少なくとも一方の用紙案
内機構とを備えたため、装置自体を大型化することなく
、またコストアップを招来することなく、連続紙の両面
に画像を記録する両面モード及び連続紙の同一面に複数
の画像を重ねて記録する合成モードでの画像記録処理が
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるレーザビ−ムプリンタの全体構
成図である。
【図2】プリンタ本体の内部を示す斜視図であると共に
、両面モードでの連続紙の搬送経路を示す図である。
【図3】プリンタ本体の内部を示す斜視図であると共に
、合成モードでの連続紙の搬送経路を示す図である。
【図4】搬送トラクタの斜視図である。
【図5】両面モード用の用紙案内機構を装着したプリン
タの全体構成図である。
【図6】両面モード用の用紙案内機構を装着したプリン
タの内部を示す斜視図である。
【図7】合成モード用の用紙案内機構を装着したプリン
タの全体構成図である。
【図8】合成モード用の用紙案内機構を装着したプリン
タの内部を示す斜視図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  連続紙に画像を記録する記録装置にお
    いて、連続紙を収納する用紙収納部と画像を記録する第
    1作像部とを結ぶ第1搬送経路と、前記第1搬送経路と
    隣接して配置され、前記第1作像部とは別の画像を形成
    する第2作像部と用紙排紙部とを結ぶ第2搬送経路と、
    前記第1及び第2搬送経路に設けられ、連続紙を搬送す
    るための複数の搬送手段と、前記第1搬送経路において
    前記第1作像部を通過した連続紙を表裏反転させ、前記
    第2作像部の用紙搬送方向下流側に案内する第1用紙案
    内機構と、前記第1搬送経路において前記第1作像部を
    通過した連続紙を表裏反転させずに前記第2作像部の用
    紙搬送方向下流側に案内する第2用紙案内機構のうち少
    なくとも一方の用紙案内機構とを備えたことを特徴とす
    る記録装置。
JP3112727A 1991-05-17 1991-05-17 記録装置 Pending JPH04339679A (ja)

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