JP3896744B2 - シート搬送装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、駆動ロールと従動ロールとを組み合わせてなる搬送ロール対によりシート状物を所望の位置に搬送するシート搬送装置及びその搬送装置を用いる複写機、プリンタ等の画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
複写機やプリンタ等の画像形成装置においては、トナーからなる画像を形成する記録用紙等のシート状物をその給紙部から画像形成部を経由させて排紙部等に搬送するための各種シート搬送路が装置内部に設けられている。この種のシート搬送路は、図9に例示するように、電動モータ等の回転力により回転駆動される駆動ロール110とこの駆動ロール110に圧接されて従動回転する従動ロール120とを組み合わせてなる複数の搬送ロール対130や、その各搬送ロール対130の間のシート搬送経路を挟むように上下等に間隙をあけて配設される搬送ガイド部材140等によりその主用部が構成されている。
【0003】
そして、このようなシート搬送装置によって構成されるシート搬送路では、シート状物100を、その搬送ロール対130の駆動ロール110と従動ロール120の間を通過させるような状態で順次搬送するとともに、その搬送ガイド部材140によりその搬送方向に沿うように適宜案内している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、このシート搬送装置における搬送ロール対130の従動ロール120は、その従動ロール120を配設する設置スペースや取付作業スペースが十分に確保できない場合などにあっては、例えば、図10に示すような軸受方式の構成のものが使用されていた。
【0005】
すなわち、図10に示す軸受方式の従動ロール120は、そのロール本体121の中央部に固定して設けられた回転軸122を、従動ロール用の支持フレーム150に立設された保持部151にある軸取付孔に差し込んだ後、その保持部151の外側から軸取付孔に挿入すると同時に回転軸122の外周に嵌め入れる軸受部材123により回転自在な状態に軸支する。そして最後に、その軸受部材123の外周部に掛け渡すとともに両端部を支持フレーム150に係止固定するコイルスプリング124により、従動ロール120を駆動ロール130に弾性的に圧接するように付勢するという構成からなるものである。
【0006】
しかし、この軸受方式の従動ロール120は、その取付作業の工数が多く、しかも取付作業において軸受部材123を軸取付孔と回転軸122に同時に差しこんだり、コイルスプリング124を掛け渡して係止させる等の人の手に頼らざるを得ない煩雑で細かな作業があるため取付作業スペースをある程度確保する必要がある。このため、特に従動ロール120の配置スペースが狭かったり、その配置スペースの周囲に取付作業を妨げるような構造物がある場合には、その使用は適さないという難点がある。
【0007】
また、従来においては、従動ロールを駆動ロールに圧接させる際の圧接力を一定にするとともにその圧接構造を簡単にする目的で、コイルスプリング軸方式の従動ロールを用いる用紙搬送装置が提案されている(特開平11−124246号公報)。この提案による用紙搬送装置における従動ロール120は、図11に示すように、そのロール本体121の中央部に貫通穴(軸受孔)125を設け、その貫通孔125にコイル状のスプリングのみからなる軸(コイルスプリング軸)126を差し入れ、そのスプリング軸126の両端部を搬送ガイド155の係止部158に係止させているものである。これにより、従動ロール120は、コイルスプリングのみで形成された軸126に貫通して回転可能に軸支されているとともに、そのコイルスプリング軸126により駆動ロール130に弾性的に圧接されるように付勢される構造になっている。
【0008】
しかし、このコイルスプリング軸方式の従動ロール120は、以下のような問題がある。
【0009】
まず、そのロール本体121の軸受孔125がスプリング軸126のコイル巻きとなっている外周部の周りに直接支持された状態で回転するため、スムーズに回転しない場合がある。また、スプリングをそのまま軸として使用するため、そのロール幅Wが広い場合にはそのスプリングのコイル巻き数を多くしなければならず、反対にロール幅Wが狭い場合にはスプリングが弧を描いたような形態となっていまい軸として機能しなくなる。特にロール幅Wが狭い場合において軸としての機能を確保するためにスプリングの幅(長さ)をロール幅に比べて大幅に広げるという対策も考えられるが、この場合には、その広くしたスプリングを取り付けるための広い取付スペースが必要となってしまう。
【0010】
一方、近年における複写機等の画像形成装置にあっては、その機能の多様化や装置全体のコンパクト化などの要請により、その機能増加にともない装置内の各構成部品の点数がますます増えたり、その部品点数の増加や装置のコンパクト化にともない各構成部品の設置スペースが狭小化されたりその確保がますます難しくなってきている。このよう事情は、前記したようなシート搬送装置においても同様である。そして、その影響を受けて、例えば、前述したような搬送ロール対の設置スペースの狭小化や取付作業スペースの低下が目立つようになってきており、搬送ロール対の従動ロールにおいても、その設置スペースの狭小化や取付作業スペースの低下等にも適応することできるようにするための対応や改良を余儀なくされることがある。
【0011】
したがって、本発明の目的は、上述したような搬送ロール対の従動ロールとして、その設置スペースや取付作業スペースの確保が困難な場合であってもその設置や取り付けが可能であり、しかも、ロール幅の大小に関係がなく、常にスムーズでかつ安定した回転を得ることが可能である簡易構造の従動ロールを有するシート搬送装置を提供することにある。
【0012】
また、本発明の他の目的は、シート状の記録媒体を搬送するシート搬送路を構成するシート搬送装置(特に搬送ロール対における従動ロール)の設置スペースや取付作業スペースの確保が困難な場合であってもその設置や取り付けが可能であるとともに、その記録媒体の搬送をスムーズにかつ安定して行うことが可能な画像形成装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成し得る本発明のシート搬送装置は、回転駆動する駆動ロールとこの駆動ロールに圧接されて従動回転する従動ロールとを組み合わせてなる搬送ロール対を備え、その搬送ロール対の駆動ロールと従動ロールの間を通過させるような状態でシート状物を搬送するシート搬送装置において、前記搬送ロール対の従動ロールを、中央部に貫通孔が形成されたロール本体と、このロール本体の貫通孔に貫通するように嵌め込まれてそのロール本体を回転自在に支持する中空の筒状軸と、この筒状軸の中空部に貫通するように差し込まれるとともに両端部がその筒状軸の両端部からそれぞれ突出した位置で係止固定され、その筒状軸を介して前記ロール本体を前記駆動ロールと圧接させる方向にむけて弾性的に付勢する付勢用弾性部材とで構成したことを特徴とするものである。
【0014】
このシート搬送装置によれば、特にその搬送ロール対の従動ロールが上記のような構成により、そのロール本体は、付勢用弾性部材により付勢される中空の筒状軸の周りを回転する。これにより、従動ロールは、そのロール幅の大小に係わらず常に筒状軸に回転可能に支持された状態で回転することになるため、スームーズな回転が可能となる。ちなみに、筒状軸は、通常円筒形状のものが使用されるが、そのロール本体を安定して回転可能に支持し得ることができればその形態については特に制約されない。ただし、筒状軸は、少なくとも変形しにくい剛性を有するものであることが必要である。
【0015】
しかも、その従動ロールは、ロール本体の貫通孔に筒状軸を嵌め込むことと、筒状軸に付勢用弾性部材を差し込むことを行った後に、付勢用弾性部材の両端部を係止固定するだけでその組立てと取り付けが完了する。これにより、その従動ロール等の設置スペースや取付スペースの確保が困難な場合であっても、その設置や取り付けが可能であり十分に対応することができる。
【0016】
また、上記本発明のシート搬送装置においては、前記従動ロールの付勢用弾性部材として、少なくとも両端部をコイル形状としたバネ(スプリング)を使用してもよい。この場合、その付勢用弾性部材におけるコイル形状とした部分以外の部分については、その付勢用弾性部材の付勢力を筒状軸に対して確実に与えることが可能であれば、コイル形状以外の任意の形状とすることができる。
【0017】
このように構成した場合には、その付勢用弾性部材による付勢力は、少なくともコイル形状の部分によって発揮されることになる。また、例えばロール幅が広くなった場合には、その付勢用弾性部材の全体をコイル形状のバネにする場合に比べて、そのコイルの巻き数を少なくすることが可能となる。
【0018】
また、この両端部をコイル形状としたバネの付勢用弾性部材の場合には、その弾性部材のうち筒状軸の中空部に差し込まれる部分を、その筒状軸の長手方向に沿う下部内壁面に合致して当接し得る形状にしてもよい。例えば、その部分の最も単純な形状としては、直線形状が挙げられる。
【0019】
このように構成した場合には、その付勢用弾性部材による付勢力(主にコイル形状部分で発揮される付勢力)が、筒状軸に確実にかつ安定して与えられる。これにより、従動ロールの駆動ロールへの圧接状態が安定したものとなる。また、付勢用弾性部材そのものを簡易な構造とするこができ、特にコイル部分を必要最低限に抑えることもできる。
【0020】
さらに、本発明のシート搬送装置においては、前記従動ロールのロール本体の両側近傍に前記筒状軸が嵌め込まれる間隔をあけて対向する保持部材をそれぞれ設け、前記筒状軸に、その筒状軸をその保持部材の間に嵌め込んだ際に保持部材の一部が差し入れられてその筒状軸の位置決めがなされるスリット溝を設けるとよい。
【0021】
このように構成した場合には、筒状軸の位置決めがスリット溝と保持部材との間でなされる。これにより、従動ロールの回転時に筒状軸が不用意に動くことがないため、従動ロールの回転が不安定になることもなく安定した回転が確保される。
【0022】
一方、上記の目的を達成し得る、本発明の画像形成装置は、トナーからなる画像をシート状の記録媒体上に形成する装置であって、その記録媒体を搬送するシート搬送路を備えた画像形成装置において、前記シート搬送路を構成するシート搬送装置として、上記した各シート搬送装置を使用したことを特徴とするものである。
【0023】
【発明の実施の形態】
[実施の形態1]
図1は、本発明を適用した中間転写方式のカラープリンタを示すものである。このカラープリンタは、基本的に、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及びブラック(K)の4色のトナー像を電子写真方式によりそれぞれ形成する4つの作像ユニット(作像装置)10Y、10M、10C、10Kと、この4つの作像ユニット10でそれぞれ形成されたトナー像が転写される中間転写ベルト(中間転写体)20と、この中間転写ベルト20上のトナー像が転写された記録用紙(記録媒体)Pが送りこまれてそのトナー像の定着が行われる定着装置40と、記録用紙Pを画像形成装置内で搬送する各種用紙(シート)搬送路等を備えたものである。また、このカラープリントは、フルカラー画像の片面及び両面プリントの他に、単色画像の片面及び両面プリントが可能になっている。
【0024】
上記用紙搬送路は、主に基本搬送路と両面用搬送路とを有している。このうち基本搬送路は、記録用紙Pが収容される用紙収容トレイ50からフィードロール50aにて送り出される記録用紙Pを中間転写ベルト20の二次転写部まで搬送する供紙用搬送路51と、その二次転写部から転写後の記録用紙Pを定着装置40まで搬送する受渡し用搬送路52と、定着装置40を通過した後の記録用紙Pを装置外へ排出する排出用搬送路53とで構成されている。一方、両面用搬送路は、片面画像形成(片面プリント)が終了した記録用紙Pを定着後において両面用搬送側に送出すための送出用搬送路55と、その送り出された記録用紙Pを一旦引き込んでから逆方向に引き出してその用紙表裏面を反転させる反転路56と、その反転された後の記録用紙Pを給紙用搬送路51側に再送する再送路57とで構成されている。
【0025】
また、これらの各搬送路のうち給紙用搬送路51、排出用搬送路53、両面用の送出用搬送路55、反転用搬送路56および再送用搬送路57については、複数の搬送用ロール対(駆動ロールと従動ロールとを組み合わせたもの)と、各搬送用ロール対の間に介在するように上下又は左右に間隔をあけて対向配設される複数の搬送ガイド部材とで構成されている。また、受渡し用搬送路52については、二次転写後の記録用紙Pを搬送ベルトの表面に吸引吸着させて搬送する2連の吸引式搬送ベルト装置52a、52bで構成されている。図中の符号51aは給紙用搬送路51内に配設されて記録用紙Pを所定のタイミングで二次転写部に送りこむためのレジストロール対、54は排出用搬送路53と送出用搬送路55の分岐位置に配設されて記録用紙Pの搬送路を切り替えるための搬送路切替ゲート(爪)である。
【0026】
そして、このカラープリンタによるフルカラー画像の片面プリントは、次のようにして行われる。
【0027】
まず、外部接続機器から入力される画像情報に基づいて4つの作像ユニット10Y、10M、10C、10Kにより上記4色のトナー像がそれぞれ形成される。すなわち、各作像ユニット10ではいずれも、回転する各感光ドラム12の表面が帯電装置としてのスコロトロン13にて一様に帯電され、その帯電された各感光ドラム12の表面に像書き込み装置としてのROS(Raster Output Scanner)14により前記画像情報に基づくレーザビームが露光走査されて静電潜像が形成された後、その各静電潜像が各現像器15により所定の色の現像剤(トナー)により現像される。これにより、各感光ドラム12に4色のトナー像が個別に形成される。
【0028】
次いで、この4色のトナー像は、各感光ドラム12の一次転写部を通過するように複数のロール21〜24に掛け回れた状態で回転する中間転写ベルト20上に順次重ね合わせられるように一次転写された後、二次転写部まで搬送される。このときの一次転写は、ベルト20をドラム12側に当接させるように回転する一次転写ロール27に、前記トナーの帯電極性とは逆極性の一次転写バイアス電圧を印加し、そのバイアス電圧により形成される転写電界によって静電的に行われる。この一次転写後においては、感光ドラム12の表面がドラム用クリーニング装置16により清掃される。
【0029】
このようにして中間転写ベルト20上に一次転写されたトナー像は、その二次転写部において記録用紙Pに二次転写される。このときの二次転写は、中間転写ベルト20を支持するバックアップロール24側に圧接する二次転写ロール30との間に記録用紙Pを給紙用搬送路51から搬送するとともに、そのバックアップロール24側に中間転写ベルト20上に転写されるトナーの帯電極性と同極性の二次転写バイア電圧を給電ロール31を介して印加し、そのバイアス電圧により形成される転写電界によって静電的に行われる。また、この二次転写後においては、中間転写ベルト20の表面がベルト用クリーニング装置26により清掃される。
【0030】
次いで、この二次転写後の記録用紙Pは、中間転写ベルト20から剥離した後、二次転写部の下流側に配設されている定着装置40に送り込まれ、その加熱ロール41とニップ用ベルト42の間を通過することにより加熱加圧されてそのトナー像が定着される。定着後の記録用紙Pは、片面プリントモードの場合には、定着装置40から送り出された後に排出用用紙搬送路を経由して装置外に排出される。以上のようにして、記録用紙P(の表面)には(表面用の)フルカラー画像が形成され、もって片面プリントが終了する。
【0031】
また、このプリンタによるフルカラー画像の両面プリントは、次のように行われる。
【0032】
まず、片面プリントの終了した記録用紙Pが、その定着後に搬送路切替ゲート54の切替え動作により両面用の送出搬送路55側に送りこまれ、反転用搬送路56にて表裏面を反転された後、再送用搬送路57を経由して供紙用搬送路58に再送される。次いで、この再送された記録用紙Pは、二次転写タイミングに合わせて二次転写部に送り込まれ、作像ユニット10で形成された裏面用のトナー像が中間転写ベルト20から転写された後、前記片面プリントの場合と同様に定着装置40に搬送され、最後に排出用搬送路53を通して排出される。これによって、記録用紙Pの裏面に対して裏面用のフルカラー画像が形成され、もって両面プリントが完了する。
【0033】
そして、このプリンタにおける排出用搬送路53と両面用の送出用搬送路55の分岐部分については、以下のように構成している。
【0034】
すなわち、排出用搬送路53と送出用搬送路55の分岐部分は、図2に示すように、その排出用搬送路53を構成する上部及び下部の搬送ガイド部材(ペーパーシュート)60,61が少々右上がりの搬送路空間を形成する状態で配設されているとともに、その送出用搬送路55を構成する上部及び下部の搬送ガイド部材62,63が排出用搬送路53から右下方向にむけてカーブした搬送路空間を形成する状態で配設されている。また、排出用搬送路53と送出用搬送路55の分岐部分には、支軸54aを中心に上下に回動する前記搬送路切替ゲート54が配設されている。
【0035】
図中の符号53aは、排出用搬送路53に配設される搬送ロール対であり、この搬送ロール対53aにより定着後の記録用紙Pを定着装置40から排出して搬送するようになっている。また、58は片面プリントした記録用紙Pをそのプリント面を下向きにした状態(フェイスダウン)で排出させる際の反転排出用搬送路であり、この反転排出用搬送路58を構成する上部及び下部の搬送ガイド部材64,65が排出用搬送路53から分岐した後に搬出用搬送路53と合流すような搬送路空間を形成する状態で配設されている。
【0036】
また、この実施形態では特に、図2に示すように、排出用搬送路53と反転排出用搬送路58の間に挟まれた部分に当たる送出用搬送路55A内(一種の三角地帯)に、駆動ロール1と従動ロール2とを組み合わせなる搬送ロール対3を使用するシート搬送装置4を配設している。
【0037】
このシート搬送装置4は、図2や図3に示すように、搬送ロール対3として複数のものを使用し、それらを搬送路の幅方向に所定の間隔をあけて配設している。また、搬送ロール対3は、その駆動ロール1を送出用搬送路55の下部搬送ガイド部材63側に配設し、その従動ロール2を送出用搬送路55の上部搬送ガイド部材62側に配設している。この実施形態では、従動ロール2が取り付けられる上部搬送ガイド部材62に、排出用搬送路53の下部搬送ガイド部材の一部61aと前記反転搬送用搬送路58の上部搬送ガイド部材64とを一体化させた構造にしている。
【0038】
さらに、上記搬送ロール対3における従動ロール2は、図4〜7に示すように、そのいずれもロール本体70と中空の筒状軸75と付勢用バネ77とでその主用部が構成されている。
【0039】
上記ロール本体70は、中央部に貫通穴71が形成された合成樹脂等からなる円筒状のロール支持部72と、このロール基部72の外周部に装着されるゴム材料等からなるロール部73とで構成されている。上記貫通孔71の径は、筒状軸75の外径よりも極わずかだけ大きい寸法である。なお、このロール本体70は、筒状軸75に対して摺動回転可能であれば、ロール部73のみで構成し、その中央部に貫通穴71を設けるようにしても構わない。
【0040】
上記中空の筒状軸74は、ロール本体70(この例ではロール基部72)の貫通孔72に貫通するように嵌め込まれてそのロール本体70を回転自在に支持するものであり、金属材料等からなる円筒パイプにて形成されており、ロール本体70の両端部から所定の量だけ突出する程度の長さを有している。また、この筒状軸75の所定部位には、図7等に示すように位置決め係止用のスリット溝76が形成されている。さらに、この筒状軸74は、その肉厚が厚い場合には、その中空部の両端部をテーパー形状とするとよく、これにより付勢用バネ77のコイル部がその中空部端部で引っかかったりすることを防止できる。
【0041】
上記付勢用バネ77は、筒状軸75の中空部に貫通するように差し込まれ、その筒状軸75を介してロール本体70を駆動ロール1と圧接させる方向(図5中の矢印X方向)にむけて弾性的に付勢するためのものであり、その両端部78がコイル巻き形状であるとともにその中央部79が1本の直線形状である変則的な形態のコイルスプリングにて構成されている。特に、その中央部79の直線形状からなるバネ部分は、筒状軸75の長手方向に沿う下部内壁面に合致して当接するようになっている。また、その両端部78には付勢用バネ77を係止固定する際に使用するリング状の係止部78aが形成されている。
【0042】
また、この従動ロール2は、図4、図8等に示すように、立設した軸保持部81が形成された取付プレート80に取り付けられるようになっている。
【0043】
この実施形態における取付プレート80は、その軸保持部81が1つの従動ロール2ごとにおけるロール本体70の両側近傍に位置するように間隙をあけて対向して配設される一対の構成からなり、上部搬送ガイド部材62の切欠部62aに固定された構造になっている。なお、搬送ロール対3における駆動ロール1は、この搬送ガイド部材62の切欠部62a内にそのロール上面部を位置させるように配置されている。各図中の符号1aは各駆動ロール1を回転させる回転軸である。また、取付プレート80における軸保持部81は、基本的に筒状軸75が嵌め込まれるような間隔Sをあけて対向する2枚の板状部材81a,81bにて構成されている。ただし、筒状軸75のスリット溝76側を嵌め込む側に位置する係止用の軸保持部81cは、その対向する軸保持部81bと少し近づいた状態で形成され、その間隙Sが少し狭くなっている。さらに、取付プレート80の平面部には前記付勢用バネ77のリング状係止部78aを引っ掛けて係止させる係止突起82が設けられており、この係止突起82はその平面部の一部を切り欠いた部分を斜め上方に向いた状態になるまで折り曲げて形成したものである。
【0044】
そして、この従動ロール2の組立ては、次のようにして行われる。すなわち、図7に示すように、ロール本体70(ロール基部72)の貫通孔71に筒状軸75を貫通させるように嵌めこんだ後、その筒状軸75の中空部に付勢用バネ77を貫通するように差しこむか、あるいは、筒状軸75の中空部に付勢用バネ77を貫通するように差し込んだ後、そのバネ77を差しこんだ筒状軸75を、ロール本体70の貫通孔71に貫通させるように嵌め込むことにより行われる。
【0045】
また、この従動ロール2の取り付けは、図8に示すように、組立てた状態の従動ロール2を取付プレート80a,80bに対して取り付けることにより行われる。
【0046】
すなわち、そのロール本体70を向き合う軸保持部81どうしの間に収めるように取付プレート80に近づけ、そのロール本体70の両端部から突出する筒状軸75を保持部81の間隙部に嵌め入れる。この際、筒状軸75に形成したスリット溝76に係止用保持部81cの側部を差し入れるように筒状軸75を嵌め入れる。これにより、筒状軸75はその円筒周方向および軸方向のいずれにも移動することなく位置決めされた状態に保たれる。次いで、筒状軸75の両端部から突出する付勢用バネ77の端部78に形成された係止部78aを取付プレート80の係止突起82に引っ掛けることに係止させる。
【0047】
この結果、従動ロール2は、図4や図5に示すように取付プレート80に取り付けられる。このように従動ロール2の取り付けはきわめて簡単に行うことができ、しかも、その取り付け作業時における作業動作範囲は取付プレート80のスペース内で十分収まるため、その取付スペースもきわめて狭い範囲で足りる。したがって、この実施形態における従動ロール2を取り付ける部位は、図2や図3に示すように複数の搬送ガイド部材62、54a、64が一体化されて狭く、入り組んだ複雑な構造になっているが、その取付プレート80への取り付けは何ら支障なく行うことが可能である。
【0048】
そして、このように取り付けれた従動ロール2は、両端部78が係止突起82に係止固定されて少し下方側にむけて撓んだ状態となる付勢用バネ77により、筒状軸75を介してロール本体70が駆動ロール1に圧接される方向Xにむけて弾性的に付勢される。また、そのロール本体70が、このように付勢された状態にある筒状軸75によって回転可能に支持されているため、駆動ロール1が回転駆動することにより従動回転するようになる。
【0049】
また、この従動ロール2は、筒状軸75が剛性のある金属製パイプであるため、弧を描くように変形することがなく軸としての機能を確実に発揮するため(ロール本体70が)スムーズに回転する。これは、たとえロール幅Wが広くなった場合であっても、ロール本体70が上記の筒状軸75によって回転可能に支持されているため、同様であって変化することはない。しかも、筒状軸75は、そのスリット溝76が軸保持部81cに係止されて位置決めされるため、この筒状軸75が変位してロール本体70の回転を不安定にすることがなく、このことによっても従動ロール2のスムーズな回転が確保される。
【0050】
さらに、この従動ロール2は、付勢用バネ77により圧接方向Xに弾性的に付勢されているとともに、その圧接方向Xに沿う方向に平行な間隙Sを有して対向する軸保持部81に移動可能に嵌めこまれているため、例えば、この従動ロール2と駆動ロール1の間に厚めの記録用紙Pが搬送時に突入しても、従動ロール2が圧接方向Xとは反対方向に変位してその記録用紙Pの厚さ分を吸収することができる。
【0051】
このような構成からなる従動ロール2を有する搬送ロール対3を設けたシート搬送装置4は、図2に示されるような排出用搬送路53と送出用搬送路55の分岐部分に取り付けられて使用される。すなわち、このシート搬送装置4は、両面プリント時等のように搬送路切替ゲート54により排出用搬送路53ではなく送出用搬送路55に搬送されて送り込まれる記録用紙Pを搬送するようになっている。そして、この際、記録用紙Pはその搬送ロール対3によってスムーズに搬送される。
【0052】
なお、図2中の符号66は、一端部が上部搬送ガイド部材64側に固定され、その多端部が固定されておらず自由端となった分岐部用の搬送ガイドフィルムであり、搬送ロール対3で送出用搬送路55に送り込まれる記録用紙Pが通過する際には搬送空間を空けるようにその自由端側が弾性変形し(図中の二点鎖線)、反対に送出搬送55から反転用搬送路65側に送り込まれる記録用紙Pが通過する際にはその自由端側が送出用搬送路55の搬送路を塞ぐように位置してその用紙が送出用搬送路55側に送り込まれないように或いは引っかかって紙詰まりを起こさないようにしている。符合67も、分岐部用の搬送ガイドフィルムであり、同様の役割を果たすものである。
【0053】
また、フェイスダウン排出は、定着後の記録用紙Pが送出用搬送路55側に送り込まれ、反転用搬送路56に至る手前で停止した後、送出用搬送路ないの搬送ロール対55aが逆回転することにより、その用紙搬送後端部側から反転用搬送路58を経由して排出用搬送路53に送りこまれて排出されることによって実施される。
【0054】
[他の実施の形態]
実施の形態1では、付勢用バネ77として、両端部78のみがコイル形状である変則的な形態からなるスプリングを使用する場合について例示したが、全体がコイル形状をした一般的な形態のコイルスプリングを使用してもよい。また、付勢用バネは、板状のバネであってもよい。この板状のバネとする場合には、筒状軸75の中空部にその板状バネが納まるような収容凹部を長手方向に形成しておくことが好ましい。さらに、付勢用バネ77として実施形態1のごとき変則的な形態からなるコイルスプリングを使用した場合、その中央部は直線形状でなく他の任意の形状としてもよい。
【0055】
実施の形態1では、シート搬送装置4を搬送路の分岐部分に配設して使用する場合について例示したが、通常の搬送路51、53、55、56、57における搬送ロール対として使用することも可能である。また、本発明のシート搬送装置は、画像形成装置の本体部におけるシート搬送路に限らず、自動原稿送り装置、後処理装置等におけるシート搬送路に適用してもよい。さらには、本発明のシート搬送装置は、シート状物を駆動ロールと従動ロールを組み合わせた搬送ロール対によりシート状物を搬送する構成を有するものであれば、適用することが可能である。
【0056】
また、実施の形態1では、画像形成装置として中間転写方式のカラープリンタの場合について例示したが、他の形式のプリンタや複写機やファクシミリや複合機であってもよい。
【0057】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のシート搬送装置は、特にその搬送ロール対の従動ロールが前記したような構成からなるため、その設置スペースや取付作業スペースの確保が困難な場合であってもその設置や取り付けが可能であり、しかもロール幅の大小に関係がなく、常にスムーズでかつ安定した回転を得ることができる。また、付勢用弾性部材としてコイルスプリングを使用する場合には、そのコイル巻き数を必要最低限の少ない数にすることができ、この結果、必要以上の構成材料を使うことがなくなりコストダウンを図ることも可能である。
【0058】
また、本発明の画像形成装置は、そのシート搬送路を構成するシート搬送装置として上記本発明のシート搬送装置を使用するため、そのシート搬送路を構成するシート搬送装置(特に搬送ロール対における従動ロール)の設置スペースや取付作業スペースの確保が困難な場合であってもその設置や取り付けが可能であるとともに、そのような悪条件下のシート搬送路であっても記録媒体の搬送をスムーズにかつ安定して行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施形態1に係るカラープリンタを示す概要図。
【図2】 シート搬送装置とその設置位置の構成を示す要部断面図。
【図3】 図2のシート搬送装置を示す要部斜視図。
【図4】 シート搬送装置の搬送ロール対を示す要部斜視図。
【図5】 図4の搬送ロール対の側面図。
【図6】 図4のIV−IV線断面図。
【図7】 搬送ロール対における従動ロールの分解斜視図。
【図8】 搬送ロール対における従動ロールの取り付け状態を示す分解斜視図。
【図9】 従来のシート搬送装置を示す要部斜視図。
【図10】 従来のシート搬送装置における搬送ロール対の一例を示す要部斜視図。
【図11】 従来のシート搬送装置における搬送ロール対の他例を示す要部斜視図。
【符号の説明】
1…駆動ロール、2…従動ロール、3…搬送ロール対、4…シート搬送装置、55…送出用搬送路(シート搬送路)、70…ロール本体、71…貫通孔、75…中空の筒状軸、76…係止用のスリット溝、77…付勢用バネ(付勢用弾性部材)、78…両端部、79…中央部(筒状軸内に差し込まれる部分)、81…軸保持部(保持部材)、81c…係止用の軸保持部、P…記録用紙(シート状物又は記録媒体)。

Claims (3)

  1. 回転駆動する駆動ロールとこの駆動ロールに圧接されて従動回転する従動ロールとを組み合わせてなる搬送ロール対を備え、その搬送ロール対の駆動ロールと従動ロールの間を通過させるような状態でシート状物を搬送するシート搬送装置において、
    前記搬送ロール対の従動ロールを、中央部に貫通孔が形成されたロール本体と、このロール本体の貫通孔に貫通するように嵌め込まれてそのロール本体を回転自在に支持する中空の筒状軸と、この筒状軸の中空部に貫通するように差し込まれるとともに両端部がその筒状軸の両端部からそれぞれ突出した位置で係止固定され、その筒状軸を介して前記ロール本体を前記駆動ロールと圧接させる方向にむけて弾性的に付勢する付勢用弾性部材とで構成し
    かつ、前記付勢用弾性部材として、その両端部がコイル形状であるとともに、その前記筒状軸の中空部に差し込まれる部分がその筒状軸の長手方向に沿う下部内壁面に合致して当接し得る形状であるものを使用したことを特徴とするシート搬送装置。
  2. 回転駆動する駆動ロールとこの駆動ロールに圧接されて従動回転する従動ロールとを組み合わせてなる搬送ロール対を備え、その搬送ロール対の駆動ロールと従動ロールの間を通過させるような状態でシート状物を搬送するシート搬送装置において、
    前記搬送ロール対の従動ロールを、中央部に貫通孔が形成されたロール本体と、このロール本体の貫通孔に貫通するように嵌め込まれてそのロール本体を回転自在に支持する中空の筒状軸と、この筒状軸の中空部に貫通するように差し込まれるとともに両端部がその筒状軸の両端部からそれぞれ突出した位置で係止固定され、その筒状軸を介して前記ロール本体を前記駆動ロールと圧接させる方向にむけて弾性的に付勢する付勢用弾性部材とで構成し、
    かつ、前記従動ロールのロール本体の両側近傍に前記筒状軸が嵌め込まれる間隔をあけて対向する保持部材をそれぞれ設け、前記筒状軸に、その筒状軸をその保持部材の間に嵌め込んだ際に保持部材の一部が差し入れられてその筒状軸の位置決めがなされるスリット溝を設けたことを特徴とするシート搬送装置。
  3. トナーからなる画像をシート状の記録媒体上に形成する装置であって、その記録媒体を搬送するシート搬送路を備えた画像形成装置において、
    前記シート搬送路を構成するシート搬送装置として、請求項1又は2に記載のシート搬送装置を使用したことを特徴とするシート搬送装置。
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