JPH0433963B2 - - Google Patents
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- JPH0433963B2 JPH0433963B2 JP8075882A JP8075882A JPH0433963B2 JP H0433963 B2 JPH0433963 B2 JP H0433963B2 JP 8075882 A JP8075882 A JP 8075882A JP 8075882 A JP8075882 A JP 8075882A JP H0433963 B2 JPH0433963 B2 JP H0433963B2
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01N—GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR INTERNAL COMBUSTION ENGINES
- F01N3/00—Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust
- F01N3/02—Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust for cooling, or for removing solid constituents of, exhaust
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- F01N3/023—Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust for cooling, or for removing solid constituents of, exhaust by means of filters using means for regenerating the filters, e.g. by burning trapped particles
- F01N3/025—Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust for cooling, or for removing solid constituents of, exhaust by means of filters using means for regenerating the filters, e.g. by burning trapped particles using fuel burner or by adding fuel to exhaust
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、デイーゼルエンジンの排気浄化装置
に関し、特に、排気通路に排気中の微粒子を捕集
するフイルタ部材と、該フイルタ部材の目詰まり
を解消するバーナ装置とが設けられたものにおい
て、バーナ装置の燃料供給ノズルの目詰まりを防
止する対策に関する。
に関し、特に、排気通路に排気中の微粒子を捕集
するフイルタ部材と、該フイルタ部材の目詰まり
を解消するバーナ装置とが設けられたものにおい
て、バーナ装置の燃料供給ノズルの目詰まりを防
止する対策に関する。
一般に、デイーゼルエンジンの排気中には多量
のカーボン粒子等の微粒子(パテイキユレート)
が含まれている。そして、この微粒子がそのまま
大気中に放出されるのを防止する排気浄化装置と
して、従来、エンジンの排気通路にハニカム状等
に形成されたフイルタ部材を配設し、該フイルタ
部材によつて排気中の微粒子を捕集するようにし
たものはよく知られている。
のカーボン粒子等の微粒子(パテイキユレート)
が含まれている。そして、この微粒子がそのまま
大気中に放出されるのを防止する排気浄化装置と
して、従来、エンジンの排気通路にハニカム状等
に形成されたフイルタ部材を配設し、該フイルタ
部材によつて排気中の微粒子を捕集するようにし
たものはよく知られている。
しかるに、この種のものにおいては、エンジン
が長期間に亘つて運転されると、フイルタ部材に
微粒子の堆積による目詰まりが生じ、エンジンの
排圧が上昇してその出力低下等を招くという問題
がある。
が長期間に亘つて運転されると、フイルタ部材に
微粒子の堆積による目詰まりが生じ、エンジンの
排圧が上昇してその出力低下等を招くという問題
がある。
そのため、従来、例えば特開昭49−71315号公
報に開示されているように、上記のフイルタ部材
の上流側の排気通路に、燃料を供給する燃料供給
ノズルと燃焼用空気を供給する空気通路と点火プ
ラグとを備え、上記燃料供給ノズルからの燃料を
空気通路からの燃焼用空気のもとで点火プラグの
点火により着火燃焼せしめて高温の燃焼ガスを生
成するバーナ装置を設け、定期的に、或いはフイ
ルタ部材に目詰まりが生じた時点で該バーナ装置
を作動させることにより、その高温の燃焼ガスで
フイルタ部材に堆積したカーボン粒子等の微粒子
を加熱燃焼させてフイルタ部材の目詰まりを解消
するようにしたものが提案されている。
報に開示されているように、上記のフイルタ部材
の上流側の排気通路に、燃料を供給する燃料供給
ノズルと燃焼用空気を供給する空気通路と点火プ
ラグとを備え、上記燃料供給ノズルからの燃料を
空気通路からの燃焼用空気のもとで点火プラグの
点火により着火燃焼せしめて高温の燃焼ガスを生
成するバーナ装置を設け、定期的に、或いはフイ
ルタ部材に目詰まりが生じた時点で該バーナ装置
を作動させることにより、その高温の燃焼ガスで
フイルタ部材に堆積したカーボン粒子等の微粒子
を加熱燃焼させてフイルタ部材の目詰まりを解消
するようにしたものが提案されている。
ところで、この提案のものでは、バーナ装置の
燃料供給ノズルから頻繁に燃料を吐出供給する関
係上、該ノズルは常に開放された構造に設けられ
ており、このことによつて、バーナ装置の作動終
了時(フイルタ部材の目詰まり解消時)、該ノズ
ル内に燃料が残留してその縁切りが悪く、そのた
め、この残留燃料が高温化したノズルの熱によつ
て炭化してノズル先端部の吐出口を閉塞してしま
い、バーナ装置が作動しなくなる恐れがあつた。
燃料供給ノズルから頻繁に燃料を吐出供給する関
係上、該ノズルは常に開放された構造に設けられ
ており、このことによつて、バーナ装置の作動終
了時(フイルタ部材の目詰まり解消時)、該ノズ
ル内に燃料が残留してその縁切りが悪く、そのた
め、この残留燃料が高温化したノズルの熱によつ
て炭化してノズル先端部の吐出口を閉塞してしま
い、バーナ装置が作動しなくなる恐れがあつた。
本発明はかかる点に鑑みてなされたもので、上
記した燃料供給ノズルの先端部を、エンジン運転
中の特にバーナ装置の作動停止後、所定時間経過
するまでの間は、空気によつて冷却するようにす
ることにより、バーナ装置の作動停止時に燃料供
給ノズル内に残留した燃料の温度上昇を抑制して
その炭化を防止するようにし、よつて燃料供給ノ
ズルの目詰まりをなくし、バーナ装置の長期安定
作動化を図ることを主たる目的とするものであ
る。
記した燃料供給ノズルの先端部を、エンジン運転
中の特にバーナ装置の作動停止後、所定時間経過
するまでの間は、空気によつて冷却するようにす
ることにより、バーナ装置の作動停止時に燃料供
給ノズル内に残留した燃料の温度上昇を抑制して
その炭化を防止するようにし、よつて燃料供給ノ
ズルの目詰まりをなくし、バーナ装置の長期安定
作動化を図ることを主たる目的とするものであ
る。
この目的の達成のため、本発明では、エンジン
の排気通路に、排気中のカーボン粒子等の微粒子
を捕集するフイルタ部材が配設され、該フイルタ
部材の上流側の排気通路にフイルタ部材の目詰ま
りを解消するように燃料供給ノズルを備えたバー
ナ装置が設けられたデイーゼルエンジンの排気浄
化装置において、下流端が上記バーナ装置におけ
る燃料供給ノズルの吐出口に開口する1次空気通
路を有し、エンジン運転中の少なくとも上記バー
ナ装置の作動停止後、所定時間上記燃料供給ノズ
ルの先端部に上記1次空気通路によつて空気を供
給する空気供給装置を設けるとともに、少なくと
も上記フイルタ部材の再生時に上記ノズル先端側
に空気を吹き出す空気通路を設けることにより、
バーナ装置の作動停止時、燃料供給ノズル内に残
留した燃料を空気供給装置の1次空気通路からの
空気により冷却してその炭化を防止するととも
に、フイルタ部材の再生時には、ノズルとその流
側に位置するフイルタ部材との間をノズル先端側
に吹き出す2次空気通路からの空気で遮断して、
再生状態でフイルタ部材に滞積した微粒子の一部
やその微粒子の燃焼による熱がノズル側に向かう
のを防止するようにしたものである。
の排気通路に、排気中のカーボン粒子等の微粒子
を捕集するフイルタ部材が配設され、該フイルタ
部材の上流側の排気通路にフイルタ部材の目詰ま
りを解消するように燃料供給ノズルを備えたバー
ナ装置が設けられたデイーゼルエンジンの排気浄
化装置において、下流端が上記バーナ装置におけ
る燃料供給ノズルの吐出口に開口する1次空気通
路を有し、エンジン運転中の少なくとも上記バー
ナ装置の作動停止後、所定時間上記燃料供給ノズ
ルの先端部に上記1次空気通路によつて空気を供
給する空気供給装置を設けるとともに、少なくと
も上記フイルタ部材の再生時に上記ノズル先端側
に空気を吹き出す空気通路を設けることにより、
バーナ装置の作動停止時、燃料供給ノズル内に残
留した燃料を空気供給装置の1次空気通路からの
空気により冷却してその炭化を防止するととも
に、フイルタ部材の再生時には、ノズルとその流
側に位置するフイルタ部材との間をノズル先端側
に吹き出す2次空気通路からの空気で遮断して、
再生状態でフイルタ部材に滞積した微粒子の一部
やその微粒子の燃焼による熱がノズル側に向かう
のを防止するようにしたものである。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。
る。
第1図及び第2図は本発明の第1実施例を示
し、1はデイーゼルエンジン(図示せず)からの
排気を排出するための排気通路、2は該排気通路
1の途中に配設されたフイルタ部材であつて、該
フイルタ部材2は、軸方向に貫通して延びる多数
の小孔2a,2a,……を有し、ハニカム状態の
上記小孔2a,2a,…の上流側開放端及び下流
側開放端をそれぞれ上下流側で相反してブライン
ドプラグ2b,2b,……により閉塞してなり、
排気通路1を流れる排気中のカーボン粒子等の微
粒子を捕集するものである。
し、1はデイーゼルエンジン(図示せず)からの
排気を排出するための排気通路、2は該排気通路
1の途中に配設されたフイルタ部材であつて、該
フイルタ部材2は、軸方向に貫通して延びる多数
の小孔2a,2a,……を有し、ハニカム状態の
上記小孔2a,2a,…の上流側開放端及び下流
側開放端をそれぞれ上下流側で相反してブライン
ドプラグ2b,2b,……により閉塞してなり、
排気通路1を流れる排気中のカーボン粒子等の微
粒子を捕集するものである。
また、上記フイルタ部材2の上流側の排気通路
1には微粒子堆積によるフイルタ部材2の目詰ま
りを解消するバーナ装置3が配設されている。該
バーナ装置3は、第2図に拡大詳示するように、
一端が閉塞されているとともに他端が開放され、
該開放端部にて排気通路1の通路壁1aに取り付
けられた筒状のケーシング4と、該ケーシング4
内に一定の間隙5をあけて嵌装され、内部に排気
通路1と連通する燃焼室6を有するとともに、壁
部に上記間隙5と燃焼室6とを連通せしめる空気
導入孔7,7,…が形成された燃焼筒8と、先端
部が上記燃焼筒8内燃焼室6に臨むように上記ケ
ーシング4の閉塞端部に貫通支持され、内部に軸
方向に貫通する燃料通路9が形成さた燃料供給ノ
ズル10と、ケーシング4及び燃焼筒8の各側壁
に貫通支持され、各先端部が上記燃料供給ノズル
10の燃料通路9下流端の吐出口11前方で所定
間隔をあけて対向するように配設された一対の電
極12a,12aを有する点火プラグ12とを備
えている。そして、上記燃料供給ノズル10内の
燃料通路9の上流端は燃料ポンプ13を介して燃
料タンク14に接続されている。また上記ケーシ
ング4と燃焼筒8との間の間隙5には2次空気通
路15の下流端が開口され、該2次空気通路15
の上流端は常時閉の電磁弁16を介設した空気供
給路17を介して常時空気を圧送するエアポンプ
18に接続されており、燃料ポンプ13により供
給された燃料タンク14内燃料を燃料供給ノズル
10の吐出口11から吐出させて、エアポンプ1
8により圧送されて後述の1次空気通路22を経
由する空気、及び2次空気通路15の空気導入孔
7,7,…からノズル10の先端側である燃焼室
6内に吹き出された空気とミキシングさせ、その
混合気を点火プラグ12の電極12a,12a間
の放電による点火により着火燃焼せしめて高温の
燃焼ガスを生成し、該燃焼ガスを燃焼室6から下
流側のフイルタ部材2に流通せしめて該フイルタ
部材2に堆積した微粒子を加熱燃焼させることに
よりフイルタ部材2の目詰まりを解消させるよう
している。
1には微粒子堆積によるフイルタ部材2の目詰ま
りを解消するバーナ装置3が配設されている。該
バーナ装置3は、第2図に拡大詳示するように、
一端が閉塞されているとともに他端が開放され、
該開放端部にて排気通路1の通路壁1aに取り付
けられた筒状のケーシング4と、該ケーシング4
内に一定の間隙5をあけて嵌装され、内部に排気
通路1と連通する燃焼室6を有するとともに、壁
部に上記間隙5と燃焼室6とを連通せしめる空気
導入孔7,7,…が形成された燃焼筒8と、先端
部が上記燃焼筒8内燃焼室6に臨むように上記ケ
ーシング4の閉塞端部に貫通支持され、内部に軸
方向に貫通する燃料通路9が形成さた燃料供給ノ
ズル10と、ケーシング4及び燃焼筒8の各側壁
に貫通支持され、各先端部が上記燃料供給ノズル
10の燃料通路9下流端の吐出口11前方で所定
間隔をあけて対向するように配設された一対の電
極12a,12aを有する点火プラグ12とを備
えている。そして、上記燃料供給ノズル10内の
燃料通路9の上流端は燃料ポンプ13を介して燃
料タンク14に接続されている。また上記ケーシ
ング4と燃焼筒8との間の間隙5には2次空気通
路15の下流端が開口され、該2次空気通路15
の上流端は常時閉の電磁弁16を介設した空気供
給路17を介して常時空気を圧送するエアポンプ
18に接続されており、燃料ポンプ13により供
給された燃料タンク14内燃料を燃料供給ノズル
10の吐出口11から吐出させて、エアポンプ1
8により圧送されて後述の1次空気通路22を経
由する空気、及び2次空気通路15の空気導入孔
7,7,…からノズル10の先端側である燃焼室
6内に吹き出された空気とミキシングさせ、その
混合気を点火プラグ12の電極12a,12a間
の放電による点火により着火燃焼せしめて高温の
燃焼ガスを生成し、該燃焼ガスを燃焼室6から下
流側のフイルタ部材2に流通せしめて該フイルタ
部材2に堆積した微粒子を加熱燃焼させることに
よりフイルタ部材2の目詰まりを解消させるよう
している。
一方、上記フイルタ部材2の内部はその軸方向
に対向する一対の電極19,19が排気通路1の
通路壁1aを貫通して埋設され、該各電極19
は、電極19,19間の微粒子(カーボン粒子)
による抵抗値変化によつてフイルタ部材2の目詰
まりを検出する目詰まり検出回路20に接続され
ている。該目詰まり検出回路20の出力は駆動回
路21に入力接続され、該駆動回路21の出力は
上記燃料ポンプ13と電磁弁16と点火プラグ1
2とに接続されており、上記目詰まり検出回路2
0からの検出信号により駆動回路21を作動さ
せ、該駆動回路21の作動によつて燃料ポンプ1
3及び点火プラグ12を作動させるととも電磁弁
16を開いて、バーナ装置3を作動させることに
より、フイルタ部材2の目詰まり解消をコントロ
ールするように構成されている。
に対向する一対の電極19,19が排気通路1の
通路壁1aを貫通して埋設され、該各電極19
は、電極19,19間の微粒子(カーボン粒子)
による抵抗値変化によつてフイルタ部材2の目詰
まりを検出する目詰まり検出回路20に接続され
ている。該目詰まり検出回路20の出力は駆動回
路21に入力接続され、該駆動回路21の出力は
上記燃料ポンプ13と電磁弁16と点火プラグ1
2とに接続されており、上記目詰まり検出回路2
0からの検出信号により駆動回路21を作動さ
せ、該駆動回路21の作動によつて燃料ポンプ1
3及び点火プラグ12を作動させるととも電磁弁
16を開いて、バーナ装置3を作動させることに
より、フイルタ部材2の目詰まり解消をコントロ
ールするように構成されている。
さらに、上記バーナ装置3の燃料供給ノズル1
0の内部には1次空気通路22が燃料通路9を取
り囲むように形成され、該1次空気通路22の下
流端は上記燃料通路9の吐出口11に開放されて
いる一方、上流端は上流側の空気供給路17に接
続されている。そして、この実施例では、上記バ
ーナ装置3の作動停止後、所定時間を含むエンジ
ン運転中に亘つて、燃料供給ノズル10の先端部
(吐出口11部分)に上記1次空気通路22によ
つて空気を供給するようにした空気供給装置23
が構成されている。尚、第1図中、24は燃料ポ
ンプ13の燃料吐出圧(燃料通路9内の圧力)を
一定に保つためのリリーフバルブ、25はエアポ
ンプ18のエア吐出圧(空気供給路17内の圧
力)を一定に保つためのリリーフバルブ、26及
び27はそれぞれ燃料流量及び空気流量を設定す
るオリフイスである。また、第2図中、28は燃
焼筒8の内周に燃焼室6に突出せしめて取り付け
られたリング状の絞りで、2次空気通路15から
燃焼室6内に吹き出される空気の流速を高めて燃
料とのミシング効率の向上を図るものである。2
9は燃料供給ノズル10の燃料通路9先端部内に
スプリング30で上流側に付勢せしめて嵌入され
たチエツクボールで、排出負圧によつて燃料通路
9から燃料が燃焼6に吸い出されるのを防止する
ためのものである。
0の内部には1次空気通路22が燃料通路9を取
り囲むように形成され、該1次空気通路22の下
流端は上記燃料通路9の吐出口11に開放されて
いる一方、上流端は上流側の空気供給路17に接
続されている。そして、この実施例では、上記バ
ーナ装置3の作動停止後、所定時間を含むエンジ
ン運転中に亘つて、燃料供給ノズル10の先端部
(吐出口11部分)に上記1次空気通路22によ
つて空気を供給するようにした空気供給装置23
が構成されている。尚、第1図中、24は燃料ポ
ンプ13の燃料吐出圧(燃料通路9内の圧力)を
一定に保つためのリリーフバルブ、25はエアポ
ンプ18のエア吐出圧(空気供給路17内の圧
力)を一定に保つためのリリーフバルブ、26及
び27はそれぞれ燃料流量及び空気流量を設定す
るオリフイスである。また、第2図中、28は燃
焼筒8の内周に燃焼室6に突出せしめて取り付け
られたリング状の絞りで、2次空気通路15から
燃焼室6内に吹き出される空気の流速を高めて燃
料とのミシング効率の向上を図るものである。2
9は燃料供給ノズル10の燃料通路9先端部内に
スプリング30で上流側に付勢せしめて嵌入され
たチエツクボールで、排出負圧によつて燃料通路
9から燃料が燃焼6に吸い出されるのを防止する
ためのものである。
次に、その作動について説明すると、エンジン
の運転に伴つて排気通路1を流れる排気中のカー
ボン粒子等微粒子がフイルタ部材2に捕集され、
このことにより排気は浄化されて大気中に放出さ
れる。また、エンジン運転中、エアポンプ18が
作動し、これに応じて空気供給装置23が作動し
て空気がバーナ装置3の燃料供給ノズル10内の
1次空気通路22を経てノズル10先端の吐出口
11から燃焼室6内に吹き出されている。
の運転に伴つて排気通路1を流れる排気中のカー
ボン粒子等微粒子がフイルタ部材2に捕集され、
このことにより排気は浄化されて大気中に放出さ
れる。また、エンジン運転中、エアポンプ18が
作動し、これに応じて空気供給装置23が作動し
て空気がバーナ装置3の燃料供給ノズル10内の
1次空気通路22を経てノズル10先端の吐出口
11から燃焼室6内に吹き出されている。
そして、一定期間経過後、上記フイルタ部材2
が微粒子の堆積により目詰まり状態になると、そ
のことを目詰まり検出回路20が検出して検出信
号を出力し、この検出信号により駆動回路21が
作動して燃料ポンプ13及び点火プラグ12を作
動させるとともに電磁弁16を開作動させる。す
なわち、上記燃料ポンプ13の作動によつて燃料
タンク14内の燃料が燃料通路9を経てチエツク
ポール29の閉弁付勢に抗して燃料供給ノズル1
0先端の吐出口11から燃焼室6内上記1次空気
通路22からの空気と共に吐出され、また電磁弁
16の開作動によつてエアポンプ18から空気の
一部が2次空気通路15、間隙15及び空気導入
孔7,7,…を経て燃焼室6内に吹き出されて上
記燃料と混合され、さらに点火プラグ12の作動
によつて上記燃料と空気との混合気が着火燃焼し
て高温の燃焼ガスが生成され、このことによりバ
ーナ装置3が作働状態となる。このバーナ装置3
の作動により上記高温燃焼ガスがフイルタ部材2
へ流通して該フイルタ部材2に堆積した微粒子を
加熱燃焼させ、よつてフイルタ部材2の目詰まり
解消が行われる。
が微粒子の堆積により目詰まり状態になると、そ
のことを目詰まり検出回路20が検出して検出信
号を出力し、この検出信号により駆動回路21が
作動して燃料ポンプ13及び点火プラグ12を作
動させるとともに電磁弁16を開作動させる。す
なわち、上記燃料ポンプ13の作動によつて燃料
タンク14内の燃料が燃料通路9を経てチエツク
ポール29の閉弁付勢に抗して燃料供給ノズル1
0先端の吐出口11から燃焼室6内上記1次空気
通路22からの空気と共に吐出され、また電磁弁
16の開作動によつてエアポンプ18から空気の
一部が2次空気通路15、間隙15及び空気導入
孔7,7,…を経て燃焼室6内に吹き出されて上
記燃料と混合され、さらに点火プラグ12の作動
によつて上記燃料と空気との混合気が着火燃焼し
て高温の燃焼ガスが生成され、このことによりバ
ーナ装置3が作働状態となる。このバーナ装置3
の作動により上記高温燃焼ガスがフイルタ部材2
へ流通して該フイルタ部材2に堆積した微粒子を
加熱燃焼させ、よつてフイルタ部材2の目詰まり
解消が行われる。
そして、所定時間経過後、フイルタ部材2の目
詰まりが解消されると、目詰まり検出回路20の
作動停止によつて駆動回路21及び該駆動回路2
1に作動制御されるバーナ装置3が共に作動停止
し、以後はフイルタ部材2が目詰まりする度に上
記と同様の動作が繰り返される。
詰まりが解消されると、目詰まり検出回路20の
作動停止によつて駆動回路21及び該駆動回路2
1に作動制御されるバーナ装置3が共に作動停止
し、以後はフイルタ部材2が目詰まりする度に上
記と同様の動作が繰り返される。
その場合、上記バーナ装置3の作動前後におけ
る燃料供給ノズル10の温度変化を見るに、第3
図に示すように、バーナ装置3の作動前では通常
運転域での排気管温度と同等の200〜300℃であ
り、バーナ装置3が作動すると燃焼ガスの生成に
よつて燃料の炭化温度(約400℃以上)にまで上
昇する。そして、バーナ装置3が作動停止して高
温燃焼ガスの生成が止まると、ノズル10の先端
部へは上記空気供給装置23の1次空気通路2に
よつて空気が供給されているため、該空気の冷却
効果によつて上記ノズル10先端部の温度は速や
かに下降する。その結果、ノズル10先端部が上
記炭化温度の範囲に留まる時間が図で実線で示す
ように、破線で示す従来のもの(空気供給装置2
3のないもの)に較べて極めて短くなつて、バー
ナ装置3の作動停止時ノズル10の燃料通路9内
に残留した燃料が炭化することは殆どなくなり、
よつてノズル10の燃料炭化による目詰まりを防
止することができる。
る燃料供給ノズル10の温度変化を見るに、第3
図に示すように、バーナ装置3の作動前では通常
運転域での排気管温度と同等の200〜300℃であ
り、バーナ装置3が作動すると燃焼ガスの生成に
よつて燃料の炭化温度(約400℃以上)にまで上
昇する。そして、バーナ装置3が作動停止して高
温燃焼ガスの生成が止まると、ノズル10の先端
部へは上記空気供給装置23の1次空気通路2に
よつて空気が供給されているため、該空気の冷却
効果によつて上記ノズル10先端部の温度は速や
かに下降する。その結果、ノズル10先端部が上
記炭化温度の範囲に留まる時間が図で実線で示す
ように、破線で示す従来のもの(空気供給装置2
3のないもの)に較べて極めて短くなつて、バー
ナ装置3の作動停止時ノズル10の燃料通路9内
に残留した燃料が炭化することは殆どなくなり、
よつてノズル10の燃料炭化による目詰まりを防
止することができる。
また、上記空気供給装置23の1次空気通路2
2により燃料供給ノズル10の先端部に供給され
た空気は該先端部を通過したのち吐出口11から
燃焼室6内に吹き出されるので、排気中の微粒子
が上記吐出口11に侵入して吐出口11を閉塞す
るのを防止することができる。しかも、吐出口1
1からの空気吐出により、バーナ装置3の作動時
すなわち燃料通路9から燃焼室6内へ燃料が吐出
されている時、該燃料を上記空気供給装置23か
らの空気と良好にミキシングさせることができ、
バーナ装置3の燃焼効率を高めることができる。
2により燃料供給ノズル10の先端部に供給され
た空気は該先端部を通過したのち吐出口11から
燃焼室6内に吹き出されるので、排気中の微粒子
が上記吐出口11に侵入して吐出口11を閉塞す
るのを防止することができる。しかも、吐出口1
1からの空気吐出により、バーナ装置3の作動時
すなわち燃料通路9から燃焼室6内へ燃料が吐出
されている時、該燃料を上記空気供給装置23か
らの空気と良好にミキシングさせることができ、
バーナ装置3の燃焼効率を高めることができる。
さらに、バーナ装置3の作動時には、2次空気
通路15によりノズル10先端側に空気が吹き出
されるので、この空気により燃料と空気とのミキ
シング性を高めながら、該空気を一種のエアカー
テンとしてノズル10とその下流側のフイルタ部
材と2の間を遮蔽し、再生状態でフイルタ部材2
に付着している炭素微粒子の一部がノズル10に
吹き返したり、フイルタ部材2の炭素微粒子の着
火燃焼により発生した熱がノズル10に伝わつた
りするのを確実に防止でき、上記ノズル10の目
詰まり防止効果と相俟つて、バーナ装置3を長期
間に亘り安定して作動させることができる。
通路15によりノズル10先端側に空気が吹き出
されるので、この空気により燃料と空気とのミキ
シング性を高めながら、該空気を一種のエアカー
テンとしてノズル10とその下流側のフイルタ部
材と2の間を遮蔽し、再生状態でフイルタ部材2
に付着している炭素微粒子の一部がノズル10に
吹き返したり、フイルタ部材2の炭素微粒子の着
火燃焼により発生した熱がノズル10に伝わつた
りするのを確実に防止でき、上記ノズル10の目
詰まり防止効果と相俟つて、バーナ装置3を長期
間に亘り安定して作動させることができる。
尚、上記第1実施例では、エンジンの運転中は
常にエアポンプ18を作動させて空気供給装置2
3により燃料供給ノズル10の先端部に空気を供
給するようにしたが、、バーナ装置3の作動停止
後は所定時間に限つてノズル10先端部に空気を
供給するように制御してもよい。
常にエアポンプ18を作動させて空気供給装置2
3により燃料供給ノズル10の先端部に空気を供
給するようにしたが、、バーナ装置3の作動停止
後は所定時間に限つてノズル10先端部に空気を
供給するように制御してもよい。
すなわち、第4図は本発明の第2実施例におけ
るバーナ装置3の作動制御システムを示す。本実
施例では、バーナ装置3の構造は第2図に示す上
記第1実施例のものと同様であり、また目詰まり
検出回路20とは別個に、フイルタ部材2の目詰
まりが解消されたことを検出する目詰まり解消検
出回路31が付設されている。また、駆動回路2
1内には、点火プラグ12を駆動制御する点火プ
ラグ駆動回路21a、燃料ポンプ13を駆動制御
する燃料ポンプ駆動回路21b、エアポンプ18
を駆動制御するエアポンプ駆動回路21c及び電
磁弁16′を駆動制御する電磁弁駆動回路21d
が備えられている。そして、上記目詰まり解消検
出回路31の出力は2つのゲート回路32,33
に入力されているとともにタイマ34を介して上
記各ゲート回路32,33にそれぞれ入力されて
いる。上記一方のゲート回路32の出力は駆動回
路21内の上記電磁弁駆動回路21dに入力され
ている。一方、他方のゲート回路33の出力は目
詰まり検出回路20の出力と共にOR回路35に
入力され、該OR回路35の出力は駆動回路21
内のエアポンプ駆動回路21cに入力されてい
る。また、上記目詰まり検出回路の20出力は駆
動回路21内の点火プラグ駆動回路21a及び燃
料ポンプ駆動回路21bに入力されている。
るバーナ装置3の作動制御システムを示す。本実
施例では、バーナ装置3の構造は第2図に示す上
記第1実施例のものと同様であり、また目詰まり
検出回路20とは別個に、フイルタ部材2の目詰
まりが解消されたことを検出する目詰まり解消検
出回路31が付設されている。また、駆動回路2
1内には、点火プラグ12を駆動制御する点火プ
ラグ駆動回路21a、燃料ポンプ13を駆動制御
する燃料ポンプ駆動回路21b、エアポンプ18
を駆動制御するエアポンプ駆動回路21c及び電
磁弁16′を駆動制御する電磁弁駆動回路21d
が備えられている。そして、上記目詰まり解消検
出回路31の出力は2つのゲート回路32,33
に入力されているとともにタイマ34を介して上
記各ゲート回路32,33にそれぞれ入力されて
いる。上記一方のゲート回路32の出力は駆動回
路21内の上記電磁弁駆動回路21dに入力され
ている。一方、他方のゲート回路33の出力は目
詰まり検出回路20の出力と共にOR回路35に
入力され、該OR回路35の出力は駆動回路21
内のエアポンプ駆動回路21cに入力されてい
る。また、上記目詰まり検出回路の20出力は駆
動回路21内の点火プラグ駆動回路21a及び燃
料ポンプ駆動回路21bに入力されている。
したがつて、本実施例では、フイルタ部材2が
目詰まり状態になると、目詰まり検出回路20の
作動及び目詰まり解消検出回路31の非作動によ
つて点火プラグ12、燃料ポンプ13及びエアポ
ンプ18が作動状態になり、かつ電磁弁16′が
不作動状態(開いた状態)に保たれることにより
バーナ装置3が作動して目詰まりの解消を行う。
目詰まり状態になると、目詰まり検出回路20の
作動及び目詰まり解消検出回路31の非作動によ
つて点火プラグ12、燃料ポンプ13及びエアポ
ンプ18が作動状態になり、かつ電磁弁16′が
不作動状態(開いた状態)に保たれることにより
バーナ装置3が作動して目詰まりの解消を行う。
この目詰まり解消後、上記とは逆に、目詰まり
検出回路20が非作動状態に、また目詰まり解消
検出回路31が作動状態にそれぞれ変化し、この
ことによつて点火プラグ12及び燃料ポンプ13
が作動停止するとともに電磁弁16′が閉じられ、
またタイマ34が作動する。その結果、目詰まり
解消後つまりバーナ装置3の作動停止後、タイマ
34による所定時間の間、エアポンプ18からの
空気は1次空気通路22のみへ流れて2次空気通
路15へは流れず、この1次空気通路22からの
空気の供給によりノズル10先端部が冷却される
ことになるとともに、2次空気通路15からの2
次空気流入による燃焼室6の温度低下が抑制され
てバーナ作動時のバーナ燃料の燃焼が確実とな
り、バーナ燃料の未燃分の排出が防止される。
検出回路20が非作動状態に、また目詰まり解消
検出回路31が作動状態にそれぞれ変化し、この
ことによつて点火プラグ12及び燃料ポンプ13
が作動停止するとともに電磁弁16′が閉じられ、
またタイマ34が作動する。その結果、目詰まり
解消後つまりバーナ装置3の作動停止後、タイマ
34による所定時間の間、エアポンプ18からの
空気は1次空気通路22のみへ流れて2次空気通
路15へは流れず、この1次空気通路22からの
空気の供給によりノズル10先端部が冷却される
ことになるとともに、2次空気通路15からの2
次空気流入による燃焼室6の温度低下が抑制され
てバーナ作動時のバーナ燃料の燃焼が確実とな
り、バーナ燃料の未燃分の排出が防止される。
この目詰まり解消後、所定時間経過すると上記
タイマ34が作動停止し、エアポンプ18が作動
停止するとともに電磁弁16′が開き、以上によ
つて目詰まり解消動作が完了する。
タイマ34が作動停止し、エアポンプ18が作動
停止するとともに電磁弁16′が開き、以上によ
つて目詰まり解消動作が完了する。
よつて、本実施例では、バーナ装置3の作動停
止後は所定時間に限り燃料供給ノズル10先端部
を冷却するので、上記第1実施例と較べてエアポ
ンプ18の作動時間を短縮でき、その耐久性を高
めることができる利点を有する。
止後は所定時間に限り燃料供給ノズル10先端部
を冷却するので、上記第1実施例と較べてエアポ
ンプ18の作動時間を短縮でき、その耐久性を高
めることができる利点を有する。
尚、上記第1及び第2実施例では、フイルタ部
材2の目詰まりの有無を検出してバーナ装置3を
作動させるようにした排気浄化装置に適用した
が、本発明は、エンジンの運転時間や自動車の走
行距離が一定値に達すると、バーナ装置を作動さ
せるようにしたものに対しても適用することがで
きるのは勿論である。
材2の目詰まりの有無を検出してバーナ装置3を
作動させるようにした排気浄化装置に適用した
が、本発明は、エンジンの運転時間や自動車の走
行距離が一定値に達すると、バーナ装置を作動さ
せるようにしたものに対しても適用することがで
きるのは勿論である。
以上説明したように、本発明によれば、エンジ
ンの排気通路に排気中の微粒子を捕集するフイル
タ部材と、該フイルタ部材の目詰まりを燃焼ガス
による加熱によつて解消するバーナ装置とを備え
たデイーゼルエンジンの排気浄化装置において、
上記バーナ装置の燃料供給ノズル先端部を、少な
くともバーナ装置の作動停止後、所定時間に亘つ
て1次空気通路からの空気で冷却するようしたこ
とにより、バーナ装置の作動停止時に上記ノズル
内に残留した燃料が炭化するのを確実に防止でき
る。また、少なくともフイルタ部材の再生時に、
ノズル先端側に空気を吹き出す次空気通路を設け
たことにより、フイルタ部材の再生時に、ノズル
とフイルタ部材との間を2次空気通路からの空気
によるエアカーテン作用により遮断でき、再生状
態でフイルタ部材滞積した微粒子やその微粒子の
燃焼による熱がノズル側に向かうのを防止でき
る。これらによつてバーナ装置の長期安定作動化
を図ることができる。
ンの排気通路に排気中の微粒子を捕集するフイル
タ部材と、該フイルタ部材の目詰まりを燃焼ガス
による加熱によつて解消するバーナ装置とを備え
たデイーゼルエンジンの排気浄化装置において、
上記バーナ装置の燃料供給ノズル先端部を、少な
くともバーナ装置の作動停止後、所定時間に亘つ
て1次空気通路からの空気で冷却するようしたこ
とにより、バーナ装置の作動停止時に上記ノズル
内に残留した燃料が炭化するのを確実に防止でき
る。また、少なくともフイルタ部材の再生時に、
ノズル先端側に空気を吹き出す次空気通路を設け
たことにより、フイルタ部材の再生時に、ノズル
とフイルタ部材との間を2次空気通路からの空気
によるエアカーテン作用により遮断でき、再生状
態でフイルタ部材滞積した微粒子やその微粒子の
燃焼による熱がノズル側に向かうのを防止でき
る。これらによつてバーナ装置の長期安定作動化
を図ることができる。
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図〜
第3図は第1実施例を示し、第1図は全体システ
ム図、第2図はバーナ装置の拡大縦断面図、第3
図はバーナ装置の作動前後における燃料供給ノズ
ルの温度変化を示す説明図である。第4図は第2
実施例におけるバーナ装置の作動制御システム図
である。 1……排気通路、2……フイルタ部材、3……
バーナ装置、6……燃焼室、9……燃料通路、1
0……燃料供給ノズル、12……点火プラグ、1
3……燃料ポンプ、15……2次空気通路、1
6,16′……電磁弁、18……エアポンプ、2
0……目詰まり検出回路、21……駆動回路、2
2……1次空気通路、23……空気供給装置、2
8……絞り、29……チエツクボール、31……
目詰まり解消検出回路、34……タイマ。
第3図は第1実施例を示し、第1図は全体システ
ム図、第2図はバーナ装置の拡大縦断面図、第3
図はバーナ装置の作動前後における燃料供給ノズ
ルの温度変化を示す説明図である。第4図は第2
実施例におけるバーナ装置の作動制御システム図
である。 1……排気通路、2……フイルタ部材、3……
バーナ装置、6……燃焼室、9……燃料通路、1
0……燃料供給ノズル、12……点火プラグ、1
3……燃料ポンプ、15……2次空気通路、1
6,16′……電磁弁、18……エアポンプ、2
0……目詰まり検出回路、21……駆動回路、2
2……1次空気通路、23……空気供給装置、2
8……絞り、29……チエツクボール、31……
目詰まり解消検出回路、34……タイマ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 排気中のカーボン粒子等微粒子を捕集するフ
イルタ部材が排気通路に配設されているととも
に、該フイルタ部材の上流側の排気通路にフイル
タ部材の目詰まりを解消するように燃料供給ノズ
ルを備えたバーナ装置が設けられたデイーゼルエ
ンジンの排気浄化装置において、 下流端が上記バーナ装置における燃料供給ノズ
ルの吐出口に開口する1次空気通路を有し、エン
ジンの運転中の少なくとも上記バーナ装置の作動
停止後、所定時間、上記燃料供給ノズルの先端部
に上記1次空気通路によつて空気を供給する空気
供給装置を設けるとともに、 少なくとも上記フイルタ部材の再生時に上記ノ
ズル先端側に空気を吹き出す2次空気通路を設け
たことを特徴とするデイーゼルエンジンの排気浄
化装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57080758A JPS58197413A (ja) | 1982-05-12 | 1982-05-12 | デイ−ゼルエンジンの排気浄化装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57080758A JPS58197413A (ja) | 1982-05-12 | 1982-05-12 | デイ−ゼルエンジンの排気浄化装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58197413A JPS58197413A (ja) | 1983-11-17 |
JPH0433963B2 true JPH0433963B2 (ja) | 1992-06-04 |
Family
ID=13727307
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57080758A Granted JPS58197413A (ja) | 1982-05-12 | 1982-05-12 | デイ−ゼルエンジンの排気浄化装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58197413A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011117354A (ja) * | 2009-12-03 | 2011-06-16 | Ihi Corp | Dpf再生用バーナ |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0625534B2 (ja) * | 1985-09-13 | 1994-04-06 | マツダ株式会社 | エンジンの排気浄化装置 |
EP1948915B1 (en) * | 2005-11-18 | 2017-08-16 | BorgWarner, Inc. | Air handling system with after-treatment |
JP2010106679A (ja) * | 2008-10-28 | 2010-05-13 | Ihi Corp | パティキュレートフィルタ再生バーナの燃料噴射ノズル閉塞防止方法及び装置 |
JP5570357B2 (ja) * | 2010-09-08 | 2014-08-13 | 日野自動車株式会社 | 後処理バーナシステムの制御方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56118514A (en) * | 1980-02-25 | 1981-09-17 | Nippon Soken Inc | Cleaner for carbon particles of internal combustion engine |
-
1982
- 1982-05-12 JP JP57080758A patent/JPS58197413A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56118514A (en) * | 1980-02-25 | 1981-09-17 | Nippon Soken Inc | Cleaner for carbon particles of internal combustion engine |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011117354A (ja) * | 2009-12-03 | 2011-06-16 | Ihi Corp | Dpf再生用バーナ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58197413A (ja) | 1983-11-17 |
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