JPH0433925Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0433925Y2 JPH0433925Y2 JP9576089U JP9576089U JPH0433925Y2 JP H0433925 Y2 JPH0433925 Y2 JP H0433925Y2 JP 9576089 U JP9576089 U JP 9576089U JP 9576089 U JP9576089 U JP 9576089U JP H0433925 Y2 JPH0433925 Y2 JP H0433925Y2
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- Japan
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- frame
- filter
- wire
- wire rod
- filtration
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- Expired
Links
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Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この考案は、単式フイルタプレスの濾板や複式
フイルタプレスの濾板および濾枠等の濾布支持部
材に関するものである。
フイルタプレスの濾板および濾枠等の濾布支持部
材に関するものである。
(従来の技術)
軽量化を目的とするフイルタプレスの濾板とし
て、四辺形の額縁状の枠体からなり、この枠体の
内側に複数本の線材を張設し、この線材で濾布を
支持するための濾床を形成したものが知られてい
る(実開昭63−152608号公報および実開昭63−
164907号公報等参照)。
て、四辺形の額縁状の枠体からなり、この枠体の
内側に複数本の線材を張設し、この線材で濾布を
支持するための濾床を形成したものが知られてい
る(実開昭63−152608号公報および実開昭63−
164907号公報等参照)。
(考案が解決しようとする課題)
しかしながら、上記の濾板は、枠体の一部、例
えば四隅または対向する辺部材の中央に孔を開
け、この孔に挿通した線材の両端を単に接合した
ものであるため、その緊張が不十分になり、その
ため上記の濾板が合成樹脂製や木製の場合、これ
をフイルタプレス機に取付けて濾過、特に高圧濾
過に使用したとき、上記の枠体がその内側に働く
濾過圧力および圧搾圧力等を受けて外向きに膨ら
んで使用不可能になることがあつた。また、複式
フイルタプレスの濾枠は、上記濾板の枠体のみで
構成され、上記の線材を有しないため、変形が一
層大きくなるという問題があつた。また、ステン
レス鋼製や鋳鉄製の濾板、濾枠にあつては、上記
変形の恐れから、一層の軽量化が不可能視されて
いた。
えば四隅または対向する辺部材の中央に孔を開
け、この孔に挿通した線材の両端を単に接合した
ものであるため、その緊張が不十分になり、その
ため上記の濾板が合成樹脂製や木製の場合、これ
をフイルタプレス機に取付けて濾過、特に高圧濾
過に使用したとき、上記の枠体がその内側に働く
濾過圧力および圧搾圧力等を受けて外向きに膨ら
んで使用不可能になることがあつた。また、複式
フイルタプレスの濾枠は、上記濾板の枠体のみで
構成され、上記の線材を有しないため、変形が一
層大きくなるという問題があつた。また、ステン
レス鋼製や鋳鉄製の濾板、濾枠にあつては、上記
変形の恐れから、一層の軽量化が不可能視されて
いた。
この考案は、上記の線材の締付けを容易にして
高圧濾過・圧搾用の濾板、濾枠として使用が可能
で、かつ軽量化が可能な濾布支持部材を提供する
ものである。
高圧濾過・圧搾用の濾板、濾枠として使用が可能
で、かつ軽量化が可能な濾布支持部材を提供する
ものである。
(課題を解決するための手段)
この考案の濾布支持部材は、四辺形の枠体から
なり、上記枠体の内側に線材を張設し、この線材
に該線材の緊張用ターンバツクルを連結したこと
を特徴とする。
なり、上記枠体の内側に線材を張設し、この線材
に該線材の緊張用ターンバツクルを連結したこと
を特徴とする。
上記の枠体は、ポリプロピレン、ナイロン等の
合成樹脂製、木製等の変形防止を目的とするも
の、またステンレス鋼製、鋳鉄製等の一層の軽量
化を目的とするもののいずれでもよい。また、線
材は、金属または合成樹脂製のワイヤまたはリボ
ンのいずれでもよく、この線材は、枠体の四隅ま
たは枠体を構成する各辺部材の中央部等の任意位
置に通して辺部材に直角に、または斜めに、また
は対角線方向に張設することができる。そして、
上記の線材を連結するターンバツクルは、一端に
左ねじボルトを、他端に右ねじボルトをそれぞれ
取付け、これらのボルトに上記線材の端部を接続
し、濾過作業に先立つて濾過圧または圧搾圧に応
じて回転し、線材を所望の張力に緊張するもので
あり、濾過作業中の自由回転を防止するロツクナ
ツト等の回り止めを設けることが好ましい。ま
た、その太さは、上記枠体の厚みの半分程度が好
ましい。
合成樹脂製、木製等の変形防止を目的とするも
の、またステンレス鋼製、鋳鉄製等の一層の軽量
化を目的とするもののいずれでもよい。また、線
材は、金属または合成樹脂製のワイヤまたはリボ
ンのいずれでもよく、この線材は、枠体の四隅ま
たは枠体を構成する各辺部材の中央部等の任意位
置に通して辺部材に直角に、または斜めに、また
は対角線方向に張設することができる。そして、
上記の線材を連結するターンバツクルは、一端に
左ねじボルトを、他端に右ねじボルトをそれぞれ
取付け、これらのボルトに上記線材の端部を接続
し、濾過作業に先立つて濾過圧または圧搾圧に応
じて回転し、線材を所望の張力に緊張するもので
あり、濾過作業中の自由回転を防止するロツクナ
ツト等の回り止めを設けることが好ましい。ま
た、その太さは、上記枠体の厚みの半分程度が好
ましい。
(作用)
ターンバツクルを回すことにより、線材が容易
に緊張される。したがつて、フイルタプレス機に
取付けたとき、枠体の内側に働く圧力に対して上
記の線材が枠体を補強し、枠体の膨らみ変形を防
止する。
に緊張される。したがつて、フイルタプレス機に
取付けたとき、枠体の内側に働く圧力に対して上
記の線材が枠体を補強し、枠体の膨らみ変形を防
止する。
(実施例)
第1図および第2図に示す濾板の枠体1は、上
下左右の辺部材2によつて方形の額縁状に形成さ
れ、その四隅に耳部3が横向きに突設され、上部
左右の耳部3の下側に把手4が形成されている。
上記の辺部材2の内側に沿つて形成されたリブ2
aは、辺部材2の中央部に山形の隆起部2bを有
し、この隆起部2bに設けられた孔2cにスチー
ル製の線材5が挿通される。図の例では、線材5
が下辺、左辺、上辺および右辺の孔2cの順にそ
れぞれ紙表側から紙背側に挿通され、この方形を
描く1本の線材5の両端がターンバツクル6で接
続され、このターンバツクル6を回して上記の線
材5を緊張するようになつている。なお、図中、
3aは濾液孔、3bは濾液通路である。
下左右の辺部材2によつて方形の額縁状に形成さ
れ、その四隅に耳部3が横向きに突設され、上部
左右の耳部3の下側に把手4が形成されている。
上記の辺部材2の内側に沿つて形成されたリブ2
aは、辺部材2の中央部に山形の隆起部2bを有
し、この隆起部2bに設けられた孔2cにスチー
ル製の線材5が挿通される。図の例では、線材5
が下辺、左辺、上辺および右辺の孔2cの順にそ
れぞれ紙表側から紙背側に挿通され、この方形を
描く1本の線材5の両端がターンバツクル6で接
続され、このターンバツクル6を回して上記の線
材5を緊張するようになつている。なお、図中、
3aは濾液孔、3bは濾液通路である。
上記第1図の実施例において、第3図に示すよ
うに、孔2cに補強環7を嵌合することができ
る。また、第4図に示すように、大小2種の補強
環7a,7bを二重に嵌合することができる。
うに、孔2cに補強環7を嵌合することができ
る。また、第4図に示すように、大小2種の補強
環7a,7bを二重に嵌合することができる。
第5図および第6図に示す濾板の枠体11は、
上下左右の辺部材12によつて方形の額縁状に形
成され、その四隅に耳部13が横向きに突設さ
れ、左右の辺部材12の上部に把手14が横向き
に突設されている。上記の辺部材12の内側に沿
つてリブ12aが形成され、下辺のリブ12aの
中央部に形成された山形の隆起部12bに原液孔
12cが開けられている。そして、各辺部材12
のリブ12aにそれぞれ2個のスリツト12dが
並設され、各スリツト12dにそれぞれ線材15
として帯鉄が挿通され、上下または左右に対向す
る線材15同士がターンバツクル16で接続され
る。すなわち、上下の辺部材12,12間に左右
2組の線材15が張設され、左右の辺部材12,
12間に上下2組の線材15が張設され、合計4
個のターンバツクル16を回して上記の線材15
が張設される。
上下左右の辺部材12によつて方形の額縁状に形
成され、その四隅に耳部13が横向きに突設さ
れ、左右の辺部材12の上部に把手14が横向き
に突設されている。上記の辺部材12の内側に沿
つてリブ12aが形成され、下辺のリブ12aの
中央部に形成された山形の隆起部12bに原液孔
12cが開けられている。そして、各辺部材12
のリブ12aにそれぞれ2個のスリツト12dが
並設され、各スリツト12dにそれぞれ線材15
として帯鉄が挿通され、上下または左右に対向す
る線材15同士がターンバツクル16で接続され
る。すなわち、上下の辺部材12,12間に左右
2組の線材15が張設され、左右の辺部材12,
12間に上下2組の線材15が張設され、合計4
個のターンバツクル16を回して上記の線材15
が張設される。
(考案の効果)
この考案の濾布支持部材は、四辺形の枠体から
なり、上記枠体の内側に線材を張設し、この線材
に該線材の緊張用ターンバツクルを連結したもの
であるから、上記ターンバツクルを回すことによ
り、線材を容易に緊張することができる。そし
て、上記の線材が強く緊張されるので、濾過圧ま
たは圧搾圧の大きいフイルタプレスの濾板または
濾枠として使用した場合に濾部支持部材が合成樹
脂製や木製であつても、その枠体が濾過圧または
圧搾圧によつて変形することがなく、また濾液温
度が80〜120℃の高温濾過においても上記枠体が
変形することがない。また、枠体が上記のように
補強されるので、濾布支持部材がステンレス鋼
製、鋳物製等の場合は、枠体(額縁部)の幅を小
さくしたり、枠体内側のリブを省略したりして重
量を一層軽くし、また枠体内側の濾過空間を広く
することができる。
なり、上記枠体の内側に線材を張設し、この線材
に該線材の緊張用ターンバツクルを連結したもの
であるから、上記ターンバツクルを回すことによ
り、線材を容易に緊張することができる。そし
て、上記の線材が強く緊張されるので、濾過圧ま
たは圧搾圧の大きいフイルタプレスの濾板または
濾枠として使用した場合に濾部支持部材が合成樹
脂製や木製であつても、その枠体が濾過圧または
圧搾圧によつて変形することがなく、また濾液温
度が80〜120℃の高温濾過においても上記枠体が
変形することがない。また、枠体が上記のように
補強されるので、濾布支持部材がステンレス鋼
製、鋳物製等の場合は、枠体(額縁部)の幅を小
さくしたり、枠体内側のリブを省略したりして重
量を一層軽くし、また枠体内側の濾過空間を広く
することができる。
第1図はこの考案の第1実施例の正面図、第2
図は第1図の−線断面図、第3図は上記実施
例の一部の変形例を示す枠体の断面図、第4図は
他の変形例を示す枠体の断面図、第5図は第2実
施例の正面図、第6図は第5図の−線断面図
である。 1,11……枠体、2,12……辺部材、5,
15……線材、6,16……ターンバツクル。
図は第1図の−線断面図、第3図は上記実施
例の一部の変形例を示す枠体の断面図、第4図は
他の変形例を示す枠体の断面図、第5図は第2実
施例の正面図、第6図は第5図の−線断面図
である。 1,11……枠体、2,12……辺部材、5,
15……線材、6,16……ターンバツクル。
Claims (1)
- 四辺形の枠体からなり、上記枠体の内側に線材
を張設し、この線材に該線材の緊張用ターンバツ
クルを連結したことを特徴とするフイルタプレス
の濾布支持部材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9576089U JPH0433925Y2 (ja) | 1989-08-15 | 1989-08-15 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9576089U JPH0433925Y2 (ja) | 1989-08-15 | 1989-08-15 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0334805U JPH0334805U (ja) | 1991-04-05 |
JPH0433925Y2 true JPH0433925Y2 (ja) | 1992-08-13 |
Family
ID=31645011
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9576089U Expired JPH0433925Y2 (ja) | 1989-08-15 | 1989-08-15 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0433925Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4635284B2 (ja) * | 1999-11-24 | 2011-02-23 | 株式会社メテク | 吸排ポンプ |
EP3803315A1 (fr) | 2018-06-04 | 2021-04-14 | Conseil et Technique | Procédé d'avertissement d'un risque de rupture ou de déformation d'une pièce en matériau composite, et pièce obtenue |
-
1989
- 1989-08-15 JP JP9576089U patent/JPH0433925Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0334805U (ja) | 1991-04-05 |
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