JPH0433902A - ラテックス粒子の熱エネルギー凝固及び洗浄 - Google Patents

ラテックス粒子の熱エネルギー凝固及び洗浄

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JPH0433902A
JPH0433902A JP2326108A JP32610890A JPH0433902A JP H0433902 A JPH0433902 A JP H0433902A JP 2326108 A JP2326108 A JP 2326108A JP 32610890 A JP32610890 A JP 32610890A JP H0433902 A JPH0433902 A JP H0433902A
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ジェイムズ・ドナルド・フィリプス・ジュニア
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F6/00Post-polymerisation treatments
    • C08F6/14Treatment of polymer emulsions
    • C08F6/22Coagulation

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 LL上二五貝玉1 本発明は炭化水素ポリマー粒子の凝固及び洗浄に関し、
特に、乳化重合プロセスによって形成されたかかる粒子
の凝固及び洗浄に関する。
【胆生弦逝 典型的な重合プロセス、特に乳化重合プロセスは、しば
しば界面活性剤の存在において、粒子の懸濁或は「ラテ
ックス」を形成するに至る。ラテックスの後の加工、特
に洗浄は、初めにラテックス粒子を凝集させて粒子フロ
ックにすることに依存する。フロックの大きさはポリマ
ーの性質及び凝固の度合に比例する。
ラテックス凝固は、従来、特殊多段コアギユレータ−装
置において、ラテックスに過酷な機械的剪断作用を施す
ことによって行なわれてきた。剪断作用を付与する目的
は、個々のラテックス粒子の運動エネルギーを増大させ
て、粒子間衝突する際に、粒子の界面活性剤コーティン
グが及ぼす反撥力が負かされて粒子の凝集を引き起こす
ようなレベルにすることである。粒子の凝集は、ポリマ
ーの性質及び凝固の度合に応じて、何戸或は何千の粒子
からなる粒子フロックを形成するに至る。
このような情況において満足すべき凝固度は、フロック
が向流洗浄水の所定の速度において塔のフラップインク
を避ける程の速度で洗浄塔を上昇し得るように、十分に
大きい寸法の通気された(エアレーテッド)フロックの
形成と見なすこと力fできる。粒子フロックは、例えば
米国特許4.128,517号に開示されているように
、自流洗浄塔で洗浄して水溶性不純物を取り去ることが
できる。
達成する凝固度は、主に、ポリマーの単位質量当りポリ
マーに付与される機械的剪断エネルギーの量に依存する
。凝固度は更にポリマーの性質に依存する。−クラスの
ポリマー、ポリフッ化ビニリデンホモポリマー及びコポ
リマーの場合、凝固させるのに通常要するエネルギー人
力はポリマー1ボンド当り約0.05〜約0.5馬力−
時間の範囲である。所定のポリマー樹脂の特定の凝固エ
ネルギー要求量は、主に、乳化重合プロセスからラテッ
クス中に残留し得る界面活性剤と相互作用するポリマー
の極性に依存するようである。
免艶尖生減 水性ポリマーラテックスを凝固させかつ洗浄して水溶性
不純物を取り去る方法を提供する。ラテックスに、撹拌
及び加熱によって、凝固を生じさせるのに十分な機械的
及び熱的エネルギーを組合和せて付与する。付与するエ
ネルギーの一部、付与するエネルギーの約85%まで、
好ましくは約75%までが熱エネルギーからなる。凝固
したラテックスを1次いで、洗浄水と向流の関係で通し
て洗浄する。その方法は、特に、フルオロカーボンポリ
マーラテックス、最も特には、フッ化ビニリデンベース
のポリマーのラテックスを凝固させて洗浄するのに有用
である。一実施態様に従えば、ポリマーラテックスを加
熱してポリマーの融点より約20℃低い温度より高くな
い温度にすることによって、熱エネルギーをポリマーラ
テックス粒子に加える。
「機械的エネルギー」とは、ラテックス粒子に加える場
合に、粒子の速度の増大を生じる。熱エネルギーの他の
任意の形のエネルギーを意味する。
「熱エネルギー」とは、熱の形で加えるエネルギーを意
味する。
「フルオロカーボンポリマー」とは、炭化水素ポリマー
に類似し、モノマー単位の水素原子の1個或はそれ以上
がフッ素で置換された有機ポリマの内の任意のものを意
味する。その用語は真のフルオロカーボンポリマー、す
なわち炭素、フッ素及び水素原子だけからなるポリマー
を含むだけでなく、また、炭素及びフッ素に加えて他の
原子、例えば塩素を含有するポリマーをも含むものと定
義する。これより、本明細書中で用いる通りの「フルオ
ロカーボンポリマー」なる用語は、例えば下記を含む:
ポリテトラフルオロエチレン、クロロトリフルオロエチ
レンのポリマー、フッ素化エチレン−プロピレンポリマ
ー、ポリフッ化ビニリデン、ヘキサフルオロプロピレン
のポリマー、等。
本明細書中で用いる通りの「フッ化ビニリデンベースの
ポリマー」とは、フッ化ビニリデンのホモポリマーだけ
でなく、また、フッ化ビニリデンとこれと共重合し得る
モノマー、例えばテトラフルオロエチレン、ヘキサフル
オロプロピレン、フッ化ビニル、トリフルオロエチレン
、等とのコポリマ=(ターポリマーを含む)も含む意味
である。このようなコポリマーの代表的な例はビニリデ
ン/テトラフルオロエチレンコポリマー及びビニリデン
/テトラフルオロエチレン/ヘキサフルオロプ゛ロピレ
ンターポリマーである。
明の詳細な説B 本発明者等は、ポリマーラテックスの凝固を達成するた
めに従来必要とされてきた機械的エネルギー人力の約8
5%までを熱エネルギーに代えるのが有利になり得るこ
とを見出した。その上、本発明者等は、驚くべきことに
、機械的エネルギー人力の一部を熱エネルギーに代える
ことによって、凝固させるのに要する総括エネルギー人
力が、加える機械的及び熱的エネルギーの予期されない
相乗的相互作用によって、30%程大きく低減されるこ
とを見出した。
凝固させるための機械的エネルギー要求量がこのように
大きく、すなわち、約82%まで低減することにより、
コアギユレータ−装置寸法及び/又はコアギユレータ−
撹拌速度を相当減小させることが可能になる。凝固メイ
ンテナンス費も付随して減小する。その上、凝固に要す
る機械的エネルギーの一部を熱エネルギーに代えること
がエネルギー費を低減させることは認められよう。これ
は、同じ量のエネルギーを発生させる場合、機械的手段
に対照して熱的手段によるのが、費用が少なくてすむか
らである。エネルギーコストの節減は、凝固エネルギー
要求量の大きなポリマー粒子、例えばある種のフッ化ビ
ニリデンベースのホモポリマーの凝固を行う場合に、特
に有意である。
本ラテックス凝固及び洗浄方法は、ラテックス粒子から
粒子フロックを形成するのが望まれる任意の状況で利用
することができる。発明は、ポリマーラテックスを凝固
させた後に、水と向流の関係で洗浄して水溶性汚染物を
ラテックスから取り去るのに特に有用である。
洗浄水は純脱イオン水にするのが好ましいが、清浄或は
洗浄助剤を水に加入することを行なってもよい。
本発明の実施により、凝固プロセスのエネルギーが節減
されるのに加えて、洗浄塔の性能を向上させるに至る。
ラテックス凝固によって形成された粒子フロックの洗浄
は、好ましくは通気されたフロックを多段向流撹拌式コ
ンダクタ−において脱イオン水の中に向流に通すことに
よって行なうことができる。このような装置の構造は当
業者に知られている。これらの装置において用いる水速
度が大きいか或はラテックスの凝固が不十分な場合、フ
ロックが洗浄塔の中を上方向に進行するのが止められ、
塔のフラッディング及び排洗浄水流中へのポリマーの損
失に至り得る。ラテックスが本発明の場合のように、十
分に凝集されている場合には、粒子フロック寸法は極め
て大きく、フロック密度は極めて小さい。塔容量及び洗
浄効率は有効に増大される。その結果、洗浄塔は一層大
きな洗浄塔速度で操作することができ、洗浄操作の一層
大きな寛容度及び水溶性汚染物の本質的に完全な除去を
可能にすることができる。
洗浄効率の増大は、極めて純度の高いグレードのポリマ
ー樹脂の生産を可能にする。洗浄水中にへ一層が生成す
ることから明らかな洗浄プロセスにおけるポリマーの損
失は、最少にされ或は事実上排除される。ベースは相当
の程度に、凝固プロセスにおけるラテックス粒子の不完
全なフロキュレーションによって引き起こされる。
発明に従えば、例えば乳化重合プロセスから発生される
ラテックス粒子を集めて水性懸濁液として加工する。本
発明に従って凝固させることができる、乳化重合によっ
て形成されるポリマー懸濁の例は、例えば下記のポリマ
ー及びコポリマーを含む:塩化ビニル、フッ化ビニル、
ビニルアセテート、スチレン、アルキルアクリレート、
アルキルメタクリレート、アクリロニトリル、塩化ビニ
リデン、フッ化ビニリデン、エチレン、プロピレン、テ
トラフルオロエチレン、イソプレン、クロロブレン、ブ
タジェン、等。発明は、特にフルオロカーボンポリマー
粒子を凝固させるのに有用であり、フッ化ビニリデンベ
ースのポリマー粒子を凝固させるのに最も特に有用であ
る。フッ化ビニリデンベースのポリマーはフッ化ビニリ
デンモノマーを、水溶性界面活性剤、フッ化ビニリデン
重合に適した有機ペルオキシド開始剤及び必要に応じて
エマルションを安定化させるためのワックスを含有する
水性媒体において、共重合性コモノマーを有し或は有さ
ないで重合させることによって製造するのが普通である
。この目的の代表的な水溶性フルオロ界面活性剤は、例
えば米国特許2.559.752号、同2,239.9
70号或は同4,360,652号において教示されて
いる。
重合の後で、エマルション粒子は乳化重合プロセスから
の界面活性剤で依然被覆されているのが普通である。界
面活性剤コーティングは粒子−粒子の反撥作用を生じ、
反撥作用は粒子の運動エネルギー含量を増大させること
によって負かされ得る。運動エネルギーを増大させると
、粒子衝突の数及び速度が増大するに至る。衝突が十分
に強力になって粒子間反撥力に打ち勝つようになると、
フロキュレーションが起きる。
本発明に従えば、機械的エネルギーと熱的エネルギーと
を組合わせて粒子に付与することによって、粒子の運動
エネルギーを増大させる。加える全エネルギーは熱エネ
ルギーを約85%まで、好ましくは約75%まで含み、
残りは機械的エネルギーを含む。発明の実施に伴うエネ
ルギーの節減を最大にするためには、加えるエネルギー
の少なくとも約50%は熱エネルギーを含むべきである
。粒子に付与する機械的エネルギーは、例えば、機械的
撹拌機、例えばローターによつC1或はラテックスを加
圧下で小さいオリフィスの中に押し通して達成されるハ
イドロ−リック剪断作用によって引き起こされる機械的
剪断作用から派生し得る。このような剪断力を発生する
凝固装置は当業者に知られている。
熱エネルギーは、粒子の熱含量の増大を生じる任意の手
段によって、すなわち、輻射、伝導及び/又は対流によ
ってラテックス粒子に付与することができる。熱エネル
ギーは、ラテックス粒子が凝固装置に入る際に、該粒子
をスチーム或は熱水で処理することによって粒子に付与
するのが最も有効的である。スチーム或は熱水処理は、
コアギユレータ−装置において粒子に付与される全エネ
ルギー増大の約85%までが加えた熱エネルギーに由来
するに至る程度に行う。粒子に付与される実際の熱エネ
ルギーレベルは、コアギュレーション装置内の温度が熱
エネルギー人力の無い場合に達する温度より高くなるこ
とで反映され、ラテックス粒子を構成するポリマーの性
質及びコアギユレータ−の特定の構造に依存することに
なる。比凝固エネルギー要求量0.5馬力−時間/゛ボ
ンド(hp−hr/lb)及び示差走査熱量計によって
求める通りの融点170℃を有する一タイプのフッ化ビ
ニリデンホモポリマーについて、本発明者等は、ラテッ
クス粒子を温度少なくとも約175下(79,4℃)に
保つ程の熱エネルギーを供給することが満足すべき凝固
に至ることを見出した。この温度において、熱エネルギ
ーを供給しないで実質的に完全に凝固させるのに要する
機械的エネルギーは、次の洗浄効率を犠牲にしないで、
著しく、約82%まで低減させることができる。
ラテックスの凝固は、米国特許4.128,517号に
記載されている通りに、通気(エアレーション)によっ
て達成することができる。洗浄する前に通気するとフオ
ームを生じ、懸濁ポリマー粒子の見掛密度は低下する。
フォームド生成物を次いで洗浄水と向流関係に通して洗
浄する。
本発明を利用するコアギユレータ−及び代表的なポリマ
ー仕上げ系の洗浄部品を図で説明する。
発明の凝固法は、任意の自流ボリマーラテックス洗浄系
、特に米国特許4.128.517号に記載されている
洗浄系と共に有利に用いることができる。米国特許4,
128,517号の開示全体を本明細書中に援用する。
凝固させたラテックスを塔の中に、塔の頂部に供給する
洗浄水と向流の関係で上方向に通す。洗浄した生成物を
連続して回収する。
図の実施態様に従えば、ポリマーラテックスを供給タン
ク1に収容する。ラテックスをコアギユレータ−3に導
入する前に、洗浄水を調節バルブ10によって流量計7
に通して洗浄塔5に流入させる。ベントバルブ9を開け
て、塔5に水を充満させ、次いでベントバルブを閉じる
。填圧は、背圧バルブ6設定に達するまで上昇した後に
、背圧バルブ6は水を十分に排出することによって填圧
を保つ。この点で、ラテックスポンプ2をラテックスを
コアギユレータ−3に所定の速度で導入するために始動
し、調節した量のスチーム或は熱水をバルブ15によっ
て供給する。ラテックス流量は、ポンプ速度によって調
整することができる。同じ時に、バルブI2を十分に開
けて空気を流量計4によって調節する所定の速度でコア
ギユレータ−3に流入させる。
次いで、コアギユレータ−撹拌機を始動してラテックス
を凝固させかつラテックスに通気する。
凝固されかつ通気されたラテックスがコアギユレータ−
3に充満し、過剰空気をコアギユレータ−3から塔5に
排除する。塔5内の過剰の空気をベントバルブ9かもベ
ントさせる。凝固されかつ通気されたラテックスが塔5
に入ったら、塔撹拌機を始動する。凝固されたラテック
スのあわが塔5を上昇し、洗浄水と向流様式で接触して
ポリマー粒子から水溶性汚染物を取り除(。洗浄された
ポリマーは塔の頂部に達し、そこでケークを形成する。
コアギユレータ−3への空気供給及び洗浄塔5への水供
給は、メーター4及び5によってそれぞれモニターする
。洗浄塔圧力は指示計11によってモニターする。
ケークをシックナー14に管で送る。シックナー14は
逆沈降タンクとして機能する、すなわち、ポリマーフロ
ックは、密度が小さいことにより、タンクの頂部に集ま
る。過剰の水を洗浄塔に循環させる。頂部レーキ16は
おそい速度、例えば1 rpmで回転してケークの[ラ
ットホーリング(rathol−ingl Jを排除す
る。レーキの垂直フィンガーは排水を容易にして、ラテ
ックス濃度を増大させる。
洗浄されたポリマーケークが所望の寸法に達したら、排
出ポンプ8を、ポリマーケーク寸法を保つような速度で
始動する。ポンプ8を通って排出する系の生成物を乾燥
機に送り、次いで包装系に送ってもよい。
塔洗浄水を暖めて少な(とも約50℃、好ましくは約7
0°〜約80℃にするのが好ましい。本発明者等は、使
用済み洗浄水の透明度によって立証される通りに、温洗
浄水が洗浄プロセスの効率に寄与することを予期しない
ことに見出した。洗浄水を加熱しない場合、わずかなベ
ーズが使用済みの水に認められ得る。
凝固がうまくいく (コアギユレータ−が作用する機械
的剪断作用によって達成する)のに要するラテックスへ
の機械的エネルギー人力を、コアギユレータ−効率を犠
牲にしないで低減させ得るように、バルブ15よりコア
ギユレータ−に入る十分なスチーム或は熱水をラテック
スと一緒にすべきである。ポリマーラテックスに付与す
る熱エネルギーの量は、ラテックス温度が上昇すること
で表われ、主にポリマーの性質に依存する。熱エネルギ
ーのおよその量は、当業者ならば、本開示及び日常の実
験から容易に確定することができる。
ラテックスの溶融を避けるために、コアギユレータ−内
のラテックスの温度は、好ましくは、通常、示差走査熱
量計によって求める通りのポリマー融点より約20’C
低い温度を越えるべきでない。これより、コアギユレー
タ−出口における凝固したラテックスの温度をコアギュ
レーション温度コントローラー(図示せず)によって連
続してモニターするのが有利である。コアギュレーショ
ン温度コントローラーはバルブ15より熱水或はスチー
ムを供給する熱水/スチーム源に接続させる。コアギユ
レータ−の温度はスチーム或は熱水の供給を操作して調
節する。
前述した発明を更に下記の例で説明するが、下記の例は
発明を制限するものではない。
比5目i−」。
上述した通りの洗浄塔及びシックナーに脱イオン水を充
填した。フッ化ビニリデンホモポリマーを水性反応系か
ら、水で希釈された30%固形分〜15〜20%固形分
(粒子寸法0.25〜0.32ミクロン)として排出し
、管で実質的に上述した通りのコアギユレータ−に送っ
た。ラテックスは界面活性剤、緩衝剤、触媒断片、等の
他の反応成分を有していた。水溶性汚染物を洗浄系で取
り去る。図に全体を3で示す通りのコアギユレータ−に
、プロセスラテックスに剪断エネルギーを最小速度0.
05馬力/固形分/ボンド(hp/lb)で付与するこ
とができる高剪断撹拌機を装着した。コアギユレータ−
のチャンバーにバッフルを取り付けて撹拌機と通気ラテ
ックスとの間のパワーカップリングを増大させた。コア
ギユレータ−は長さおよそ2フイート(0,6m )及
び直径約12インチ(30cm)を有し、これに4つの
撹拌ステージを装備した。ラテックスを速度25ボンド
固形分/時間(l1kg/時間)で供給してコアギユレ
ータ−に通した。撹拌速度を、フッ化ビニリデンホモポ
リマーを凝固させるのに必要とする最小の比機械的エネ
ルギー人カニ0.48hp−時間/lbを付与するよう
に調整して使用する撹拌によって、ラテックスを凝固さ
せかつラテックスに通気した。
生成した凝固、通気されたラテックスを、次いで、図に
全体を5で示す14ステージ、内直径9インチ(23c
m)の向流洗浄塔に供給した。ラテックスを脱イオン水
で向流様式で洗浄して水溶性汚染物を除いた。フロック
は塔の頂部に上昇し、図の14に表示する上述したタイ
プのシックナーに移された。ポリマーフロックをシック
ナーで濃縮してスプレー塔に供給した。便用済みの洗浄
水は、ヘイジー外観を示した。これは凝固ステージにお
ける凝固が効果のないことによるもので、洗浄塔におけ
るポリマー損失をいくらか示した。
例  1 比較例1の手順を繰り返したが、スチームをバルブ15
より、コアギユレータ−の出口温度を175下(79,
4℃)に調節するように速度61b/時間(2,7kg
/時間)でラテックス供給流に注入した。密度0.2〜
0.6 g / cm”を有する粒子フロックが得られ
た。洗浄塔からの使用済み洗浄水のベーズは操作して1
5分以内で透明になった。コアギユレータ−内の撹拌機
速度を次いで落し、それで比機械的エネルギーを0.4
8 hp−hr/lbから0.14 hp−hr/lb
に低減させた。スチーム注入速度を141b/時間(6
,4kg/時開)に増大し、その間、コアギユレータ−
温度コントローラーはスチーム注入速度を調節すること
によって凝固温度を175下(79,4℃)に保った。
この調節で、使用済み水は透明な外観を保った。
1−左ニュ コアギュレーター/洗浄系に通す物質の供給速度を例1
の251b/時間(l1kg/時間)から徐々に増大さ
せて、ラテックス凝固度を十分に低下させて洗浄塔使用
済み水かにごろ(haze )に至る点を求めた。結果
を表に挙げる。供給速度を系供給ポンプの最大容量48
1b/時間(22kg/時間)に増大し、スチーム供給
速度271b/時間(12kg/時間)にして、コアギ
ユレータ−温度を175下(794℃)に保って使用済
み水ににごりはなかった。例9を参叩。系をラテックス
供給速度481b/時間及びスチーム注入速度271b
/時間で2詩開ランさせて、使用済み水ににごりはなか
った。
−側御 固体速度、lb/時間(kg/時間) スチーム速度、 lb/時間(kg/時間) 凝  固  温  度 機  械  的  力 熱    的    力 比機械的エネルギー hp−時間/lb (hp ℃ hp hp 時間/kg) 比熱的エネルギー hp−時間/ib (hp 比全ニネルギ 時間/kg) hp 時間/lb (hp 時間/kg) 機械的エネルギー 熱的エネルギ 使用済みH20外観 % % 比較例1 f16)    +16)    f211(7,3) 62.8 5.0 5.8 F8.6) 68.3 5.0 6.9 79.4   79,4   79.4   85  
  85&、6    3.6    2.35   
2,35   5,010.2   11.3   1
2,0   13.9   12.079.4 6.6 9.85 12.0 0.14   0.14   0.14(0,311(
0,311Fo、3110.16   0,19   
0.22F0.351   Fo、42)   t’0
.49)0.30   0.33   0.36   
0.33   0.35   0,39   0,39
   0,35   0.48F0.661   io
、73)   (0,79+   (0,731(0,
771fO,+361   (0,861(0,771
11,061ヘインー 透明  透明 24     16.5   14.4   28  
  40    10076     83.5   
85.6   72     60     0へイン
−1太り      量り    透明      透
明     へインー表を考察して、凝固させるのに必
要な機械的エネルギーの一部を熱的エネルギーに代える
ことにより、凝固に要する総括エネルギー人力を30%
程大きく低減させ得ることが認められよう。
本発明は発明の精神或は本質的属性から逸脱しないで他
の特定の形で具体化することができ、よって、前述した
明細書よりもむしろ発明の範囲を示す通りの特許請求の
範囲の記載を参照すべきである。
【図面の簡単な説明】
第1図は発明を実施するためのポリマーラテックス仕上
げ系のフローダイヤグラムである。 3・・・コアギユレータ− 5・・・塔 14・・・シックナー 16・・・レーキ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、水性ポリマーラテックスを凝固させかつ洗浄して水
    溶性汚染物を取り去る方法であつて、ラテックスを撹拌
    及び加熱してラテックスの凝固を生じさせるのに十分な
    機械的及び熱的エネルギーを組合わせてラテックスに付
    与し、 凝固したラテックスを洗浄水に向流に通して洗浄するこ
    とを含み、付与するエネルギーの85%までが熱エネル
    ギーを含む方法。 2、ラテックスに付与するエネルギーの75%までが熱
    エネルギーを含む特許請求の範囲第1項記載の方法。 3、ラテックスに付与するエネルギーの50〜75%が
    熱エネルギーを含む特許請求の範囲第2項記載の方法。 4、凝固したラテックスを塔の中に連続して上方向に通
    し、洗浄水を塔の頂部に供給することによって、凝固し
    たラテックスを洗浄水と向流関係に通す特許請求の範囲
    第1項記載の方法。 5、ポリマーがフルオロカーボンポリマーを含む特許請
    求の範囲第1項記載の方法。 6、ポリマーがフッ化ビニリデンベースのポリマーを含
    む特許請求の範囲第5項記載の方法。 7、フッ化ビニリデンベースのポリマーがフッ化ビニリ
    デンホモポリマーを含む特許請求の範囲第6項記載の方
    法。 8、ラテックスを凝固させる間、熱水或はスチームと接
    触させて加熱する特許請求の範囲第1項記載の方法。 9、ラテックスを凝固させる間、加熱してポリマーの融
    点より20℃低い温度より高い温度にしない特許請求の
    範囲第1項記載の方法。 10、ラテックスを洗浄するために、洗浄水を加熱して
    温度少なくとも50℃にする特許請求の範囲第1項記載
    の方法。 11、ラテックスを洗浄するために、洗浄水を加熱して
    温度70°〜80℃にする特許請求の範囲第10項記載
    の方法。
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