JPH04338524A - ガータ部を有するウインドモールの製造装置 - Google Patents

ガータ部を有するウインドモールの製造装置

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JPH04338524A
JPH04338524A JP3141022A JP14102291A JPH04338524A JP H04338524 A JPH04338524 A JP H04338524A JP 3141022 A JP3141022 A JP 3141022A JP 14102291 A JP14102291 A JP 14102291A JP H04338524 A JPH04338524 A JP H04338524A
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outlet
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sectional shape
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Koujirou Fukuhara
福原 浩路朗
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Inoue MTP KK
Inoac Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は断面形状が変化する異
形押出成形品の製造装置に係る。
【0002】
【従来の技術】一般に異形押出成形は同一断面形状の連
続成形品を得るものであり、例えば自動車のウインドモ
ール等の紐状成形品はこの方法によって製造されている
。しかるに、この種ウインドウモールにあっては、近年
、ウインド側部ではワイパーによる飛沫が車体側面の窓
ガラスに飛散しないようにガータ(溝)部が設けられ、
ウインド上部ではウインドの水が外部に排出されやすい
ようにガータの無いものが用いられるようになった。
【0003】このような形状が部分的に変化する連続成
形品を得るには、従来、同一断面形状の押出成形品を連
続的に製作し、後工程で部分的に切除して所定の製品に
加工している。しかしながら、このような後加工は工程
的に煩雑で効率もよくないばかりか、加工面の見栄えが
悪く、また寸法のばらつきが生ずる等、品質的にも問題
がある。
【0004】これに対して、異なる断面形状製品を押出
成形するために、押出機、引取機および冷却治具等を可
変、同調させることが試みられているが、押出機のスク
リュー回転を変化させて樹脂材料の送出量を変えること
は精度的に難しく、また応答性も悪い。のみならず、押
出機のスクリュー回転数の増大部分と減少部分とでは樹
脂材料がダイ内残圧の影響を受けやすく、成形品の対称
性が得られない等の、品質管理上の問題がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、このよう
な現状に鑑みて提案されたもので、断面形状が変化する
異形押出品、特には断面形状一定の本体部に断面形状が
変化する形状変化部を一体に有する成形品を、押出成形
によって効果的にかつ効率良く得る装置を提供するもの
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち、この発明は、
断面形状一定の本体部を形成するための本体部出口と断
面形状が変化する形状変化部を形成するための形状変化
部出口とを一体に有する樹脂出口と、余剰樹脂材料のた
めの排出口とを設けたダイと、前記本体部出口へ本体部
を形成する樹脂材料を供給する本体部用樹脂流路と、前
記形状変化部出口へ形状変化部を形成する樹脂材料を供
給する変化部用樹脂流路と、前記変化部用樹脂流路から
分岐して前記排出口に至る余剰樹脂のためのバイパス流
路と、前記形状変化部出口と前記排出口とを連動して相
対的に開閉する連動開閉部材  とからなることを特徴
とする断面形状が変化する異形押出成形品の製造装置に
係る。
【0007】
【実施例】以下、この発明を実施例とともに説明する。 添付の図面の図1はこの発明装置の一例を示す要部の概
略断面図、図2はそのダイ正面図、図3はその開閉部材
の作動状態を示す部分正面図、図4は同じく開閉部材の
作動状態を示す部分正面図、図5はこの発明によって得
られたウインドモールの一部を省略したその長さ方向の
断面図、図6は図5の6−6線における断面図、図7は
同じく図5の7−7線における断面図、図8は同じく8
−8線における断面図、図9は同じく9−9線における
断面図である。
【0008】この発明は、自動車用ウインドモール10
を表す図5の長さ方向の断面図、およびその幅方向の断
面図である図6、図7、図8ならびに図9から理解され
るように、断面形状一定の本体部11に断面形状が変化
する形状変化部12を一体に有する成形品を押出成形に
よって得る装置に係るものである。
【0009】このウインドモール10は、自動車のウイ
ンドを車体パネルに固定するために両者の間隙に装着さ
れる本体部11と、前記したように雨水の排出または飛
散防止の便宜のために前記本体部11に部分的に形成さ
れるガータ部Gである形状変化部12とから構成される
【0010】すなわち、図6はガータ部Gが完全に形成
されたモール部分10A、図7はガータ部Gが減少した
モール部分10B、図8はさらにガータ部Gが減少した
モール部分10C、図9はガータ部が形成されないモー
ル部分10Dであり、図5のように、ガータ部Gである
形状変化部12は連続的に変化する。このような連続的
変化(徐変)はこの種モールにおいては例えばコーナー
部等に使用されて機能的かつ外観的に極めて有利である
【0011】なお、図では説明の便宜上、本体部11を
単一の樹脂のように図示したが、本体部の機能によって
複数の樹脂によって構成することは通常であり、また、
ガータ部である形状変化部分12を本体部11と異なっ
た樹脂のように図示したが、もちろん同一の樹脂から構
成してもよいものである。
【0012】図1は上のウインドモール10を製造する
押出成形装置20の概略断面図であって、符号21はダ
イ、22はダイの樹脂出口であって本体部出口23と形
状変化部出口24が一体に形成されている。また、符号
25は本体部11を形成する樹脂材料Aを前記本体部出
口23へ導く樹脂流路、26は形状変化部12を形成す
る樹脂材料Bを前記形状変化部出口24へ導く樹脂流路
、27は形状変化部12を形成する樹脂Bの流路26か
ら分岐して形成されたその余剰樹脂材料B1のためのバ
イパス流路、29はその排出口である。
【0013】符号30は前記ダイの樹脂出口22の形状
変化部出口23を開閉する開閉部材で、該形状変化部出
口23と前記余剰樹脂材料の排出口29との間で、一方
が開くとき他方が同一比率で閉じる相対的開閉作動をな
すように設けられている。ダイ21には本体部11を形
成する樹脂材料Aのための一または複数の押出機41と
、形状変化部12を構成する樹脂材料Bのための押出機
42が設けられていて、前記それぞれの樹脂流路25,
26を経て、ダイ出口22のそれぞれの樹脂出口23,
24に供給される。
【0014】そして、形状変化部出口24に設けた前記
連動開閉部材30が作動して該出口24を閉鎖すると、
前記したように、該閉鎖部材30は同時に余剰樹脂材料
の排出口29を連動して開きバイパス流路27を開放す
るので、流路26を流れる樹脂材料Bのうち余剰樹脂材
料B1は該バイパス流路27を経てその排出口29より
外部へ排出される。
【0015】開閉部材30による形状変化部出口24と
余剰樹脂材料排出口29(換言すればバイパス流路27
)の開閉はともに連動して相対的かつ連続的に行われる
ので、押出機42の樹脂押出量およびダイ内圧力は常に
一定に保たれる。
【0016】なお、形状変化部出口24と余剰樹脂材料
排出口29の開閉をともに連動して相対的に行うために
、両出口24および29の開口面積ならびに開閉方法、
およびバイパス流路27の断面積ならびに形状等が設定
される。一般的に、形状変化部出口24と余剰樹脂材料
排出口29は同一または対称な断面形状となすことが好
ましい。
【0017】図2ないし図4にはこの連動開閉部材30
の正面図が示される。図示した連動開閉部材30は、ダ
イ21の正面に回動軸32を中心に回動する回動板31
よりなり、該回動板31の回動によって、一方の端縁部
33で形状変化部出口24を、他方の端縁部34で余剰
樹脂排出口29を、それぞれ相対的に連動開閉するよう
に構成されている。
【0018】図2は形状変化部出口24が閉鎖され余剰
樹脂材料排出口29が開放された状態で前記した図9の
モール部分10Dに該当し、図3はこれらの徐変状態で
同じく前記図7ないし図8のモール部分10Bないし1
0Cに該当し、図4は形状変化部出口24が開放され余
剰樹脂材料排出口29が閉鎖された状態で同じく図6の
モール部分10Aに該当する。
【0019】なお、図2ないし図4から明らかなように
、余剰樹脂材料の排出口29の断面形状を回動板31の
一方の端縁33から他方の端縁34に至る角度d分だけ
回転した位置において、形状変化部出口24の断面形状
と同一形状でもって形成することが、両者の相対的開閉
を効果的になす点から好ましい。
【0020】さらに、図10および図11は単一の樹脂
材料によって本体部16および形状変化部17を形成し
たモール15を成形する例に係り、ここでは樹脂材料は
単一の押出機44から供給される。
【0021】図11のダイ60に関し、符号62はダイ
の樹脂出口で、63はその本体部出口、64は形状変化
部出口、65は本体部16を形成する樹脂材料Aの樹脂
流路、66は形状変化部17を形成する樹脂材料Bの樹
脂流路、67は形状変化部17を形成する樹脂材料Bの
流路66に形成されたその余剰樹脂材料B1のためのバ
イパス流路、69はその排出口であって、前述したと同
様の機能を有する。また、符号70は開閉スライド板を
表す。
【0022】
【発明の効果】以上図示し説明したように、この発明に
よれば、ダイの樹脂出口に本体部出口と、開閉部材の開
閉作動によって形状が変化する形状変化部出口とを一体
に設け、前記本体部出口には本体部を形成する樹脂材料
を、前記形状変化部出口には形状変化部を形成する樹脂
材料をそれぞれ別個の押出機によって供給し、前記形状
変化部を形成する樹脂材料の流路には余剰樹脂材料のた
めのバイパス流路を形成するとともに前記開閉部材の開
閉作動に連動して該バイパス流路を相対的に開閉するよ
うにしたものであるから、異なる断面形状を有する押出
成形品、例えば実施例に示したウインドモール、その他
車体側面の装飾および保護用のサイドモール等の自動車
用モール等を連続的に効率良く製造することができる。
【0023】特に、この発明によれば、形状変化部を形
成する樹脂材料の流路に余剰樹脂材料のバイパス流路を
設け、開閉部材の開閉作動に連動して該バイパス流路を
相対的に開閉するようにしたものであるから、押出機か
らの樹脂材料の供給は常に一定で、ダイ内圧力を一定に
保つことができる。従って、押出機等を制御して形状変
化させる場合に比し、制御が簡単容易であるのみならず
、成形品がダイ内圧力の変化の影響を受けないので、確
実で品質の良い製品を効果的に得ることができる。
【0024】また、実施例で説明したような回動板によ
って開閉部材を構成したときには、形状変化部出口と余
剰樹脂材料排出口との相対的な連動開閉が、何ら特別な
制御機構を用いることなく、簡単かつ確実にしかも経済
的に行うことができ極めて有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明装置の一例を示す要部の概略断面図で
ある。
【図2】そのダイ正面図である。
【図3】その連動開閉部材の作動状態を示す部分正面図
である。
【図4】同じく連動開閉部材の作動状態を示す部分正面
図である。
【図5】この発明によって得られたウインドモールの一
部を省略したその長さ方向の断面図である。
【図6】図5の6−6線における断面図である。
【図7】同じく図5の7−7線における断面図である。
【図8】同じく図5の8−8線における断面図である。
【図9】同じく図5の9−9線における断面図である。
【図10】単一の樹脂からなるモールの例を示す断面図
【図11】そのダイの要部断面図である。 11  本体部 12  形状変化部 20  押出成形装置 21  ダイ 22  樹脂出口 23  本体部出口 24  形状変化部出口 25  本体部樹脂材料流路 26  形状変化部樹脂流路 27  バイパス流路 29  余剰樹脂材料排出口 30  連動開閉部材 31  回動板 41  本体部用押出機 42  変化部用押出機 44  押出機

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  断面形状一定の本体部を形成するため
    の本体部出口と断面形状が変化する形状変化部を形成す
    るための形状変化部出口とを一体に有する樹脂出口と、
    余剰樹脂材料のための排出口とを設けたダイと、前記本
    体部出口へ本体部を形成する樹脂材料を供給する本体部
    用樹脂流路と、前記形状変化部出口へ形状変化部を形成
    する樹脂材料を供給する変化部用樹脂流路と、前記変化
    部用樹脂流路から分岐して前記排出口に至る余剰樹脂材
    料のためのバイパス流路と、前記形状変化部出口と前記
    排出口とを連動して相対的に開閉する連動開閉部材とか
    らなることを特徴とする断面形状が変化する異形押出成
    形品の製造装置。
  2. 【請求項2】  請求項1において、前記連動開閉部材
    が回動軸を中心として回動する回動板よりなり、該回動
    板の回動によって、一方の端縁部が前記形状変化部出口
    を、他方の端縁部が前記排出口を相対的に開閉するよう
    に構成された断面形状が変化する異形押出成形品の製造
    装置。
  3. 【請求項3】  請求項2において、前記排出口の断面
    形状が前記回動板の一方の端縁から他方の端縁に至る角
    度分だけ回転した位置において、前記形状変化部出口の
    断面形状と同一形状で形成された断面形状が変化する異
    形押出成形品の製造装置。
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