JPH09136342A - 断面形状が変化する押出成形品の製造方法 - Google Patents

断面形状が変化する押出成形品の製造方法

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JPH09136342A
JPH09136342A JP7321138A JP32113895A JPH09136342A JP H09136342 A JPH09136342 A JP H09136342A JP 7321138 A JP7321138 A JP 7321138A JP 32113895 A JP32113895 A JP 32113895A JP H09136342 A JPH09136342 A JP H09136342A
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JP
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cross
shape
molded product
sectional
resin
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JP7321138A
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Koujirou Fukuhara
浩路朗 福原
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Inoac Corp
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Inoue MTP KK
Inoac Corp
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    • B29C47/92

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 成形品の外形、外観意匠または機能に影響を
与えることのない新規な断面形状が変化する押出成形品
の製造方法を提供する。 【構成】 ダイ23内にその出口開口部24近傍まで隔
壁部27を設けて、不変樹脂流路28と変化樹脂流路2
9に分割し、前記不変樹脂流路に対しては、固定された
スクリュ回転数の押出機21によって成形品の断面不変
部分を形成する溶融樹脂M1を送り込む一方、前記変化
樹脂流路に対しては、形状変化板30の作動による開口
形状の変化に対応してスクリュ回転数が変動しその樹脂
吐出量が変化する押出機22によって成形品の断面変化
部分を形成する溶融樹脂を送り込むようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は断面形状が連続的に変
化する押出成形品の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば図12に図示したように、自動車
のフロントウインドモールディング90にあっては、走
行時のフロントウインド面の雨水を車体屋根部に導き流
すことができるように、ウインドガラスGの両側部端縁
に嵌着されるサイド部90S,90Sに雨樋部(レイン
ガータ)91を設けたものが知られている。このモール
ディング90にあっては、図13の(13A),(13
B),(13C)のように、ウインドガラスG上部に嵌
着されるアッパー部90Uには雨樋部が形成されず、コ
ーナー部90C,90Cの徐変部92を経てサイド部9
0Sのみに雨樋部91が形成される。符号93はガラス
嵌着溝で、94は車体面に当接するリップ部、95はモ
ール姿勢保持のために車体側に圧接するリップ部、96
は外観意匠部となるモール頭部、97は前記モール頭部
に一体に付着された光輝箔またはカラー箔等の装飾箔、
98は収縮防止用のアルミニウム箔や銅線などからなる
芯材である。
【0003】このような断面形状が連続的に変化するウ
インドモールディングは、例えば、本発明者による特開
平6−71730号公報記載にように、ダイの出口開口
部にその開口形状を変化させる一または複数の形状変化
板を往復動自在に設け、該ダイに接続した押出機から溶
融樹脂を供給して断面形状を連続的に変化させることに
よって得ることができる。そして、この場合において、
押出機の溶融樹脂吐出量をダイの出口開口部の形状に対
応させて変化させれば、余剰樹脂を発生させることなく
効率よく成形することができる。
【0004】しかるに、このように押出機の溶融樹脂吐
出量をダイの出口開口部の形状に対応させて変化させる
場合においては、次のような問題が発生する。すなわ
ち、例えば上記のようなウインドモールディングは、車
両の最も目立つ位置に取り付けられる見栄えの重視され
る部品であるのであるが、上のように押出機の溶融樹脂
の吐出量を変化させることは、ダイ内部の樹脂圧力を変
化させることになり、このような圧力の変動がモールの
外形、ひいては外観意匠および機能に影響を与えかねな
いということである。
【0005】具体的には、ダイ内部の圧力変動はこの種
モールディングの外形状、特に車体面と圧接するために
寸法精度が要求されるリップ部の成形不良を引き起こす
おそれがある。また、ダイ内部の圧力変動によって外観
意匠部となるモール頭部に微妙なヒケや艶ムラ等の外観
不良が発生する。また、前記のようにモール頭部に装飾
箔を一体に付着する場合には、この種の箔類は圧力の変
動や伸びに弱く、ダイ内部の圧力変動によって箔のシ
ワ、スジ、伸び等が生じ、圧力変動がある程度以上とな
ると破断に至る場合もある。同様に、モール本体内部に
収縮防止用のアルミニウム箔や銅線などからなる芯材を
埋設する場合には、溶融樹脂の圧力変動によってこの芯
材の位置が微妙にずれたり曲がったりすることがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、上記した
問題点に鑑み提案されたものであって、成形品の外形、
外観意匠または機能に影響を与えることのない新規な断
面形状が変化する押出成形品の製造方法を提供しようと
するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち、この発明は、
出口開口部にその開口形状を変化させる一または複数の
形状変化板を往復動自在に設けたダイに、押出機から溶
融樹脂を供給して断面形状が連続的に変化する長尺の押
出成形品を得るに際し、前記ダイ内部にその出口開口部
近傍まで隔壁部を設けて、該隔壁部によって成形品の断
面不変部分を形成する不変樹脂流路と前記形状変化板に
よる成形品の断面変化部分を形成する変化樹脂流路に分
割し、前記不変樹脂流路に対しては、固定されたスクリ
ュ回転数の押出機によって成形品の断面不変部分を形成
する溶融樹脂を送り込む一方、前記変化樹脂流路に対し
ては、前記形状変化板の作動による開口形状の変化に対
応してスクリュ回転数が変動しその樹脂吐出量が変化す
る押出機によって成形品の断面変化部分を形成する溶融
樹脂を送り込むようにしたことを特徴とする断面形状が
変化する押出成形品の製造方法に係る。
【0008】
【実施例】以下添付の図面に従ってこの発明を詳細に説
明する。図1はこの発明方法を実施する押出成形装置の
一例を示す概略正面図、図2は前記装置によって得られ
た成形品の断面図、図3はダイ出口開口部と形状変化板
の配置を示す概略正面図、図4は図3の形状変化板の作
動状態を表わすダイ出口開口部の正面図、図5は隔壁部
を示すダイ出口開口部の正面図、図6は図5の6−6線
の断面図、図7は形状変化板の制御系統の一例を示す
図、図8は形状変化板の駆動と押出機のスクリュ回転駆
動との連係動作の一例を示すチャート図、図9はこの発
明によって製造された他の成形品を示す断面図、図10
は図9に示した成形品を成形するダイの出口開口部の断
面図、図11はさらにこの発明によって得られた別の成
形品を示す断面図である。
【0009】図1はこの発明方法を実施する押出成形装
置20の一例を示したもので、図2の(2A)(2B)
に図示のように断面形状が連続的に変化するウインドモ
ールディング成形品10を得るためのものである。図2
のウインドモールディング成形品10に関し、(2A)
に示すものは前記のようにウインドガラス上部に嵌着さ
れるアッパー部10U、(2B)に示すものは同じくウ
インドガラス側部に嵌着されるサイド部10Sである。
なお、ウインドガラスの角部に嵌着される徐変部からな
るコーナー部については前記と同様であるので図示を省
略する。
【0010】そして、このウインドモールディング成形
品10は、図2各図の切断面のハッチ方向を変えて示し
たように、断面が一定な断面不変部分11と断面が変化
する断面変化部分12とから構成される。なお、これら
の断面不変部分11と断面変化部分12の合接部Aは、
後述するように同時かつ一体に押出成形されるものであ
るから一体に融着されている。図2において、符号13
はサイド部10Sに形成された雨樋部、14はガラス嵌
着溝、15は車体面に当接するリップ部、16はモール
姿勢保持のために車体側に圧接するリップ部、17は外
観意匠部となるモール頭部、18は収縮防止用のアルミ
ニウム箔や銅線などからなる芯材である。
【0011】図1に戻って、ここに図示の押出成形装置
20は、出口開口部24にその開口形状を変化させる一
または複数の形状変化板30(30A,30B)を往復
動自在に設けたダイ23に、それぞれ独立して駆動され
る押出機21,22から溶融樹脂を供給するように構成
されたものである。図1の符号21は前記ウインドモー
ルディング10のうち形状一定の断面不変部分11を形
成するための溶融樹脂を供給する押出機、22は同じく
前記ウインドモールディング10のうち形状が変わる断
面変化部分12を形成する溶融樹脂を供給する押出機で
ある。この実施例において、押出機21および22の各
スクリュの回転駆動はサーボモータ25,26によって
なされる。
【0012】前記押出機21,22が結合されたダイ2
3の出口開口部24には、図3および図4に拡大図示し
たように、当該出口開口部24の開口形状を変化させる
形状変化板30、ここでは2つの形状変化板30A,3
0Bが設けられている。この形状変化板30は、図3お
よび図4のように、樹脂材料の押し出しに伴って前進後
退されることにより前記ダイ出口開口部24の形状を変
化させ、もってモールディング10の断面形状を連続的
に変化させるものであることはいうまでもない。
【0013】この形状変化板30は前記出口開口部24
前面を摺動する一または複数のシャッター状の開閉板よ
りなり、ダイ23に設けられた公知のシリンダ装置40
等の駆動機構によってダイ出口開口部24に対し前後動
可能に設けられている。
【0014】一方、前記押出機21,22が結合された
ダイ23の内部には、図5および図6に図示したよう
に、その出口開口部24近傍まで隔壁部27が設けられ
ている。この隔壁部27は、押出機21から供給される
前記ウインドモールディング10のうち形状一定の断面
不変部分11を形成する溶融樹脂のための不変樹脂流路
28と、押出機22から供給される前記ウインドモール
ディング10のうち形状変化板30によって形状が変わ
る断面変化部分12を形成する溶融樹脂のための変化樹
脂流路29に分割するものである。
【0015】そして、上のように隔壁部27によって分
割された不変樹脂流路28と変化樹脂流路29におい
て、不変樹脂流路28に対しては、前記押出機21から
固定されたスクリュ回転数によって成形品の断面不変部
分11を形成する溶融樹脂M1が送り込まれる。他方、
変化樹脂流路29に対しては、前記押出機22から、前
記形状変化板30の作動による開口形状の変化に対応し
てその樹脂吐出量が変化するように、そのスクリュ回転
数を変動させて成形品の断面変化部分12を形成する溶
融樹脂M2が送り込まれる。
【0016】すなわち、図7に図示したように、ダイ出
口開口部24に設けられた形状変化板30(30A,3
0B)は、その駆動機構のサーボバルブ42,42と押
出機22のスクリュ回転駆動をなすサーボモータ26と
がプログラマブルコントローラPを介して連結されてい
る。このプログラマブルコントローラPには、あらかじ
め、成形品の断面形状に対応して、形状変化板30A,
30Bの開閉作動と当該開閉作動によって変動する樹脂
圧に対応して調整されたスクリュ回転速度がプログラム
化されて設定されており、それらの作動が制御されるよ
うになっている。
【0017】そして、形状変化板30A,30Bのダイ
出口開口部24に対する前進または後退によって当該出
口開口部24の面積が変化した場合には、該形状変化板
の作動量に応じて押出機22のサーボモータ26の回転
駆動を調整し、そのスクリュ回転速度およびスクリュ回
転時間などの駆動条件を変化させて断面変化部分を形成
する溶融樹脂を前記ダイ23内の変化樹脂流路29に送
り込むのである。
【0018】図8はプログラマブルコントローラP内に
設定されたこの作動プログラムの制御の一例を表わす運
転制御フローチャートであるが、図からわかるように、
形状変化板30Aおよび30Bの駆動(前進後退)に対
応して、断面変化部分を成形する押出機22のスクリュ
回転駆動が調整される。なお、断面不変部分を成形する
押出機21のスクリュ回転駆動はその形状が一定である
ので一定レベルのまま固定されている。
【0019】なお、前記断面不変樹脂流路28からの溶
融樹脂M1と断面変化樹脂流路29からの溶融樹脂M2
とはこのダイ出口開口部24で合流して一体かつ同時に
所定断面形状の成形品として押出成形される。
【0020】このように、隔壁部27によって不変樹脂
流路28と変化樹脂流路29とを分割し、それぞれの流
路に対して、断面不変部分を形成する溶融樹脂M1およ
び断面変化部分を形成する溶融樹脂M2を分離して送り
こむようにしたのは、断面変化部分を形成する溶融樹脂
M2の吐出量の変化による圧力変動の影響を、断面不変
部分を形成する溶融樹脂M1に極力及ぼさないようにす
るためである。
【0021】この効果をより高めるためには、隔壁部2
7の先端をできるだけダイ出口開口部24に近づけるこ
とが望ましい。実験の結果、成形品の大きさ、形状、樹
脂材料の性質その他の成形条件とも関連するが、この隔
壁部27はダイ出口開口部24から0.2ないし5mm
ぐらいまでの位置に近づけるのが好ましい。
【0022】断面不変部分を形成する溶融樹脂M1に対
する断面変化部分を形成する溶融樹脂M2の吐出量の変
化による圧力変動の影響を極力及ぼさないようにするこ
とによって、断面不変部分11の成形が安定的に行われ
ることになり、当該断面不変部分11における寸法精度
上の成形不良やヒケや艶ムラ等の外観不良、あるいは当
該断面不変部分11に装飾箔や芯材等の一体かつ同時成
形される場合には、これらのインサート材に対する悪影
響を防止することができるのである。
【0023】上述したところからわかるように、この発
明方法は、成形品の断面不変部分が外観意匠部または芯
材挿入部またはリップ部を含む部分とした場合に最もそ
の効果が高いものである。
【0024】図9はこの発明の他の実施例に係るウイン
ドモールディング50に係り、同図の(9A)(9B)
からわかるように、断面不変部分51がモール本体部、
断面変化部分52が水滴を堰き止める突状部(前記した
雨樋部と同機能)53とした例である。図の符号54は
ガラス嵌着溝、55は車体面に当接するリップ部、56
はモール姿勢保持のために車体側に圧接するリップ部、
58は収縮防止用の芯材である。
【0025】図10は図9に示したウインドモールディ
ング50を押出成形するダイの要部断面図および出口開
口部の正面図である。図において、符号63はダイ、6
4はダイ出口開口部、67はダイ63内部にその出口開
口部64近傍まで設けられた隔壁部、68は該隔壁部6
7によって分割された成形品の断面不変部分51を形成
する不変樹脂流路、69は同じく成形品の断面変化部分
52を形成する変化樹脂流路である。
【0026】変化樹脂流路69に対応するダイ出口開口
部64には図のように形状変化板59が前例のような構
成によって往復動可能に装置されている。そして、この
変化樹脂流路69に対しては、前記モールの断面変化部
分52(つまり堰止め突状部53)を形成する溶融樹脂
が、該形状変化板59の作動による開口形状の変化に対
応してその樹脂吐出量が変化するようにスクリュ回転数
を変動させて押出機(図示せず)から送り出される。一
方、成形品の断面不変部分51(つまりモール本体部)
を形成する溶融樹脂は、前記したと同様に、固定された
スクリュ回転数によって他の押出機(図示せず)から、
断面不変樹脂流路68に送りこまれる。
【0027】図11は、さらに、この発明の別の実施例
のウインドモールディング70に係り、同図の(11
A)(11B)から理解されるように、断面不変部分7
1が車体面に当接するリップ部75および装飾箔77な
らびに伸縮防止用の芯材78を含むモール頭部で、断面
変化部分72が雨樋部73および車体側に圧接するリッ
プ部76を含むモール下部とした例である。
【0028】
【発明の効果】以上図示し説明したように、この発明の
押出成形品の製造方法によれば、ダイ内部の隔壁部によ
って不変樹脂流路と変化樹脂流路とを分割し、それぞれ
の流路に対して、断面不変部分を形成する溶融樹脂およ
び断面変化部分を形成する溶融樹脂を分離して送りこむ
ようにしたので、断面変化部分を形成する溶融樹脂の吐
出量の変化による圧力変動の影響が、断面不変部分を形
成する溶融樹脂に対してほとんど及ばないか、またはそ
の影響を極力抑えることができる。
【0029】これによって、断面不変部分の成形が安定
的に行われることになり、当該断面不変部分における寸
法精度上の成形不良やヒケや艶ムラ等の外観不良、ある
いは当該断面不変部分に装飾箔や芯材等の一体かつ同時
成形される場合には、これらのインサート材に対する悪
影響を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明方法を実施する押出成形装置の一例を
示す概略正面図である。
【図2】前記装置によって得られた成形品の断面図であ
る。
【図3】ダイ出口開口部と形状変化板の配置を示す概略
正面図である。
【図4】図3の形状変化板の作動状態を表わすダイ出口
開口部の正面図である。
【図5】隔壁部を示すダイ出口開口部の正面図である。
【図6】図5の6−6線の断面図である。
【図7】形状変化板の制御系統の一例を示す図である。
【図8】形状変化板の駆動と押出機のスクリュ回転駆動
との連係動作の一例を示すチャート図である。
【図9】この発明によって製造された他の成形品を示す
断面図である。
【図10】図9に示した成形品を成形するダイの出口開
口部の断面図である。
【図11】さらにこの発明によって得られた別の成形品
を示す断面図である。
【図12】自動車のフロントウインドに装着されたフロ
ントウインドモールディングの中間省略した正面図であ
る。
【図13】図12のフロントウインドモールディングの
各部における断面図である。
【符号の説明】
10 ウインドモールディング 11 断面不変部分 12 断面変化部分 20 押出成形装置 21 押出機 22 押出機 23 ダイ 24 ダイ出口開口部 25 サーボモータ 26 サーボモータ 27 隔壁部 28 不変樹脂流路 29 変化樹脂流路 30 形状変化板 40 駆動装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 出口開口部にその開口形状を変化させる
    一または複数の形状変化板を往復動自在に設けたダイ
    に、押出機から溶融樹脂を供給して断面形状が連続的に
    変化する長尺の押出成形品を得るに際し、 前記ダイ内部にその出口開口部近傍まで隔壁部を設け
    て、該隔壁部によって成形品の断面不変部分を形成する
    不変樹脂流路と前記形状変化板による成形品の断面変化
    部分を形成する変化樹脂流路に分割し、 前記不変樹脂流路に対しては、固定されたスクリュ回転
    数の押出機によって成形品の断面不変部分を形成する溶
    融樹脂を送り込む一方、 前記変化樹脂流路に対しては、前記形状変化板の作動に
    よる開口形状の変化に対応してスクリュ回転数が変動し
    その樹脂吐出量が変化する押出機によって成形品の断面
    変化部分を形成する溶融樹脂を送り込むようにしたこと
    を特徴とする断面形状が変化する押出成形品の製造方
    法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記成形品の断面不
    変部分が、外観意匠部または芯材挿入部またはリップ部
    を含む部分である断面形状が変化する押出成形品の製造
    方法。
JP7321138A 1995-11-14 1995-11-14 断面形状が変化する押出成形品の製造方法 Pending JPH09136342A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR3094662A1 (fr) * 2019-04-08 2020-10-09 Sealynx International Profilé d’habillage et/ou d’étanchéité à section variable

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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FR3094662A1 (fr) * 2019-04-08 2020-10-09 Sealynx International Profilé d’habillage et/ou d’étanchéité à section variable

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