JPH04337880A - グラフ表示支援方法 - Google Patents

グラフ表示支援方法

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JPH04337880A
JPH04337880A JP3110337A JP11033791A JPH04337880A JP H04337880 A JPH04337880 A JP H04337880A JP 3110337 A JP3110337 A JP 3110337A JP 11033791 A JP11033791 A JP 11033791A JP H04337880 A JPH04337880 A JP H04337880A
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JP
Japan
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graph
displayed
display area
range
frame
Prior art date
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Pending
Application number
JP3110337A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichiro Ino
伊能 弘一郎
Chizuko Yasunobu
千津子 安信
Tadashi Hirose
広瀬 正
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はグラフ表示支援方法に関
し、特に、表計算システムあるいは意思決定支援システ
ムにおいて、グラフの比較表示を迅速かつ容易に行うこ
とが可能なグラフ表示支援方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、一般に、ある項目や変数に対する
数値データをグラフ化するための支援ツールとして、例
えば、「株式会社アスキー,WINGZ」のグラフ作成
機能がある。このツールでは、例えば、「株式会社アス
キー,WINGZ ユーザーズガイド,pp.229−
230および257」または、「同,リファレンスマニ
ュアル,pp.164−166」で説明されている如く
、データテーブルに設定した項目列あるいは変数列とそ
れに対応した数値列のうち、グラフ化する範囲をデータ
テーブル上で指定し、その項目列あるいは変数列とそれ
に対応した数値列とをそれぞれ座標軸に割り当て、更に
、折線グラフやXYグラフなど表現するグラフの種類を
指定することによりグラフ化する機能を備えている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術においては、表示中のグラフの一部分を切り出し
てグラフ表示しようとする際、切り出すグラフデータ範
囲の指定を、表示中のグラフのデータが設定されている
データテーブル上において行わなければならないという
問題がある。このため、例えば、表示中のグラフのある
部分と別の部分との類似性などを比較するため、あるい
は、表示中のグラフのある部分と他の表示中のグラフの
ある部分との類似性などを比較するために、比較するグ
ラフ部分を切り出して、他の表示領域(以下、「別表示
エリア」という)に表示する場合、切り出す部分のグラ
フデータ範囲指定を上述のデータテーブル上で行う必要
があり、比較するグラフデータ範囲の探索,指定を、表
示中のグラフを直接的にまた視覚的に利用しながら行う
ことはできなかった。本発明は上記事情に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、従来の技術におけ
る上述の如き問題を解消し、表示中のグラフの一部分を
比較表示する際の比較するグラフデータ範囲の探索・指
定において、表示中のグラフの直接的また視覚的な利用
を可能とし、グラフの比較表示を迅速かつ容易に行える
グラフ表示支援方法を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、表
示画面上に表示中のグラフを別表示エリアに表示するグ
ラフ表示方法において、当該グラフとして表現されてい
るデータの範囲を指定するグラフ範囲指定枠を当該グラ
フ上の任意の位置に表示し、前記グラフ範囲指定枠で指
定した範囲のグラフ(部分グラフ)を表示する別表示エ
リアを、前記表示画面上の任意の位置に設定し、前記グ
ラフ範囲指定枠により指定した範囲のグラフを前記別表
示エリアに表示することを特徴とするグラフ表示支援方
法によって達成される。
【0005】
【作用】本発明に係るグラフ表示支援方法においては、
表示中のグラフ上の任意の位置に、別表示エリアに表示
するグラフの範囲を指定するためのグラフ範囲指定枠を
表示し、このグラフ範囲指定枠内のグラフデータを部分
グラフとして認識し、部分グラフを表示するための上記
別表示エリアを表示画面上に設定し、部分グラフを別表
示エリアに表示することにより、表示中のグラフの一部
分を比較表示する際の比較するグラフデータ範囲の探索
・指定において、表示中のグラフの直接的また視覚的な
利用を可能とし、グラフの比較表示を迅速かつ容易に行
えるグラフ表示支援方法を実現できる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。以下に示す実施例においては、本発明を株
価の変動を表わした2つのグラフの比較に用いた場合を
例として示している。なお、ここでは、比較がやり易い
ように、横軸(日付)と縦軸(株価)のスケールを一致
させる例を示す。図2は、本発明の一実施例を示す計算
機システムの構成図、図3は、本システムの使用イメー
ジ図、図4,図5は、図3に示したグラフ28,31に
対応するグラフデータテーブルの構成例を示す図、また
、図1は、本実施例の動作を示すフローチャートである
。 まず、図2の構成図において、13はキーボード、16
はマウスであり、利用者が本システムへのデータ,応答
の入力に用いられる。19はディスプレイ装置であり、
本システムからのデータを利用者に表示する。22はメ
モリであり、本システムのプログラムおよびデータを格
納する。25はCPUであり、本システム全体の制御を
行う。図3において、26は上述のディスプレイ装置1
9の表示画面であり、28,31は、それぞれA社およ
びB社の株価の推移を表わしたグラフである。34,3
7はグラフ範囲指定枠であり、表示中のグラフのうち座
標の位置を変換するグラフ範囲を、利用者が指定するた
めに用いられる。43はグラフ28の部分グラフであり
、グラフ範囲指定枠34により指定されている。46は
グラフ31の部分グラフであり、グラフ範囲指定枠37
により指定されている。40は別表示エリアであり、部
分グラフ43および46を表示するための領域である。 図4において、49はA社の株価のある期間の推移を表
したグラフ28に対応するグラフデータテーブルであり
、また、図5において、64はB社の株価のある期間の
推移を表したグラフ31に対応するグラフデータテーブ
ルである。これらのグラフデータテーブル49,64に
は、それぞれグラフNo.(52,67),横軸にとら
れている項目として日付(55,70),縦軸にとられ
ている数量として株価(58,73),表示画面26上
でのデータの実際の表示位置を示すビュー座標(61,
76),上述の項目間のビュー座標の座標間隔(62,
79),数量1単位間のビュー座標の座標間隔(63,
82)が入力されている。
【0007】次に、図1のフローチャートで示す動作を
、図2,図3を用いて説明する。まず、利用者が、シス
テムを起動し、ディスプレイ装置19の表示画面26上
に表示中のグラフ28,31のうち座標の位置を変換す
るグラフ範囲を、グラフ範囲指定枠34,37で囲むこ
とにより指定すると、システムは、グラフ範囲指定枠3
4,37で指定された範囲、すなわち、部分グラフ43
,46の座標を認識し(ステップ4)、更に、利用者が
、表示画面26上に別表示エリア40を設定すると、シ
ステムは、部分グラフ43,46を設定された別表示エ
リア40に表示する(ステップ7)。以下に、図1の各
ステップを詳細に説明する。図6は、図1のステップ4
の詳細を示すフローチャートであり、また、図7,図8
は、ステップ4で作成する部分グラフデータテーブル、
同様に、図9は、ステップ4で作成する部分グラフ連動
方法記憶テーブルを示している。また、図10は、図1
のステップ7の詳細を示すフローチャートである。まず
、図7〜図9について説明し、次に、図2,図3,図4
,図5も用いて、図6のフローチャートについて説明す
る。図7において、109はA社の株価の推移を表わし
たグラフ28の部分グラフ43の部分グラフデータテー
ブルを示しており、また、図8において、136はB社
の株価の推移を表わしたグラフ31の部分グラフ46の
部分グラフデータテーブルを示している。部分グラフデ
ータテーブル109,136には、それぞれ部分グラフ
No.(112,139),対象グラフNo.(115
,142),範囲指定枠位置座標(116,143),
別表示エリアNo.(118,145),エリア位置座
標(121,148)、横軸にとられている項目として
日付(124,151),縦軸にとられている数量とし
て株価(127,154)を入力する。更に、グラフ範
囲指定枠34,37内での部分グラフデータの表示位置
を示す範囲指定枠内座標(130,157),別表示エ
リア40内での部分グラフデータの表示位置を示す別表
示エリア内座標(133,160)を入力する。図9に
おいて、151は部分グラフ連動方法記憶テーブルであ
り、部分グラフNo.欄154には表示画面26に設定
した部分グラフNo.を入力し、部分グラフを別表示エ
リアに表示したときに目盛のスケールを一致するかある
いは目盛を共通にする場合は、横軸(157),縦軸(
166)毎に該当する部分グラフNo.同士に同じフラ
グを立てる。
【0008】次に、図6のフローチャートで示す動作に
ついて説明する。ステップ4を開始すると、利用者は、
キーボード13あるいはマウス16を用いて対象とする
グラフとしてグラフ28を指定し、システムは、部分グ
ラフNo.1の部分グラフデータテーブル109の対象
グラフNo.欄115に今回対象とするグラフ28のグ
ラフNo.を入力する(ステップ88)。次に、利用者
は、グラフNo.1であるグラフ28上の任意の範囲に
グラフ範囲指定枠34を設定する。グラフ範囲指定枠の
設定は、指定する矩形の範囲の左下点と右上点をマウス
16によりクリックすることにより行い、システムは、
その左下点と右上点のビュー座標(156,440),
(264,540)を、部分グラフデータテーブル10
9の範囲指定枠位置座標欄116に入力する(ステップ
91)。そして、システムは、グラフ範囲指定枠34の
左下点および右上点のビュー座標(156,440),
(264,540)を基に、対象グラフであるグラフN
o.1のグラフデータテーブル49から、データのビュ
ーx座標がグラフ範囲指定枠34のx座標の範囲内(1
56≦x≦264)にあるデータを取り出して、部分グ
ラフデータテーブル109の124,127欄に入力し
、それらのデータのビュー座標からグラフ範囲指定枠の
左下点の座標(156,440)を差し引いて、各デー
タの範囲指定枠内座標に変換し、130欄に入力する(
ステップ97)。更に、利用者は、ステップ 100で
、別のグラフ範囲指定枠を設定するか否かを決め、別の
指定枠を設定しない場合にはステップは終了する。更に
別の指定枠を設定するときには、利用者は、キーボード
13あるいはマウス16を用いて、対象とするグラフと
してグラフ31を指定し、システムは、部分グラフNo
.2の部分グラフデータテーブル136の対象グラフN
o.欄142に、今回対象とするグラフ31のグラフN
o.を入力する(ステップ 101)。次に、利用者は
、後述する如く、場合に応じた部分グラフの連動方法を
指定する(ステップ 102)。
【0009】本実施例では、最初に指定した部分グラフ
No.1と今から指定する部分グラフNo.2の横軸,
縦軸とも目盛のスケールを一致させることとし、利用者
の指定により、システムは、部分グラフ連動方法記憶テ
ーブル151の両軸のスケール一致欄にフラグを立てる
。なお、部分グラフの連動方法を指定しない場合、目盛
共通を指定する場合の実施例は、別の実施例として後述
する。本実施例では、両軸とも目盛のスケールを一致さ
せるため、グラフ31上にグラフ範囲指定枠37を設定
する際、利用者は、図8に示すグラフ範囲指定枠の左下
点(192,130)のみを、マウス16によりクリッ
クする(ステップ 103)。これにより、システムは
、グラフNo.1の部分グラフ43とグラフNo.2の
部分グラフ46の両軸の目盛のスケールを一致させるよ
うに、部分グラフ46のグラフ範囲を指定するグラフ範
囲指定枠37の幅W2・高さH2を、部分グラフ43の
グラフ範囲を指定するグラフ範囲指定枠34の幅W1・
高さH1に基づいて計算する。グラフ範囲指定枠の幅・
高さの計算方法は、まず、既に設定した部分グラフ43
の項目(横軸)間の座標間隔dx1=12と数量(縦軸
)1単位当たりの座標間隔dy1=1をグラフデータテ
ーブル49(図4)より取り出し、次に、今回設定する
部分グラフ46の項目(横軸)間の座標間隔dx2=1
2と数量(縦軸)1単位当たりの座標間隔dy2=1を
、グラフデータテーブル64より取り出し、部分グラフ
43と46の項目間の座標間隔の比dx2/dx1(本
実施例では1.0)と数量1単位間の座標間隔の比dy
2/dy1(本実施例では1.0)を計算する。また、
グラフ範囲指定枠34の幅W1=108,高さH1=1
00を部分グラフデータテーブル109の枠左下点座標
および枠右上点座標より求め、今回設定するグラフ範囲
指定枠37の幅W2・高さH2をW2=W1×(dx2
/dx1),H2=H1×(dy2/dy1)の計算に
よりW2=108,H2=100と求める。そして、グ
ラフ範囲指定枠37の左下点の座標(192,130)
に上述のW2,H2を加算することにより、右上点の座
標(300,230)を決め、グラフ範囲指定枠37を
グラフ上に設定する(ステップ 104)。以下、ステ
ップ 105で、ステップ97と同様に、部分グラフデ
ータテーブル136を作成し、ステップ 100に戻り
、別のグラフ範囲指定枠を設定しない場合はステップを
終了する。
【0010】次に、図10のフローチャートで示す動作
について、図1,図2,図3および図7,図8を用いて
説明する。図10において、ステップ7が開始されると
、利用者は、設定する別表示エリア(別表示エリアNo
.1)への表示対象とする部分グラフの部分グラフNo
.1,およびNo.2を指定し、システムでは、対象と
なる部分グラフデータテーブル109,136の別表示
エリアNo.欄118,145に別表示エリアNo.1
を入力する(ステップ 172)。次に、表示画面26
上の任意の範囲に別表示エリア40を設定する。なお、
別表示エリア40の設定は、前述の如く、指定する矩形
の範囲の左下点と右上点をマウス16によりクリックす
ることにより行い、そのビュー座標を部分グラフデータ
テーブル109,136のエリア位置座標欄121,1
48に入力する(ステップ 175)。また、システム
は、グラフ範囲指定枠34,37と別表示エリア40と
の位置座標を、部分グラフデータデーブル109,13
6から取り出し(ステップ 178)、それを基に指定
枠と別表示エリアとの幅・高さそれぞれの比を計算し、
部分グラフデータテーブル109,136中の各データ
の範囲指定枠内座標130,157を、幅・高さの比に
比例させて別表示エリア内座標に変換し、部分グラフデ
ータテーブル109,136中の別表示エリア内座標欄
133,160別表示エリア内座標欄に入力する(ステ
ップ 181)。そして、部分グラフデータテーブル1
09,136の各データの別表示エリア内座標欄133
,160に、別表示エリアの左下点座標を加えて、ビュ
ー座標として、部分グラフ43,46を別表示エリア4
0に表示する。また、その際、部分グラフ対応テーブル
109,136の別表示エリアNo.欄118,145
を参照し、別表示エリア40に複数の部分グラフを表示
する場合は、グラフの表現方法を部分グラフ毎に変更し
、部分グラフ43は実線で、部分グラフ46は破線で表
示する(ステップ 184)。そして、他の別表示エリ
アを設定するか否かを判断し(ステップ 187)、設
定する場合にはステップ 172に戻り、設定しない場
合にはステップを終了する。本実施例により、表示中の
グラフの類似部分などを容易に比較表示することが可能
となる。
【0011】次に、グラフ範囲指定枠による部分グラフ
切り出しステップ4(図1)を、詳細に述べたフローチ
ャート(図6)の部分グラフの連動方法指定ステップ 
102において、連動方法として目盛共通を指定する場
合と連動方法を指定しない場合の実施例について説明す
る。まず、連動方法として目盛共通を指定する場合につ
いて、図11を用いて説明する。図11は、グラフ28
,31の部分グラフ43,46を、y座標軸にとる目盛
を共通化して別表示エリア195に表示した画面例を示
す図である。連動方法として目盛共通を指定する場合は
、グラフ範囲指定枠設定の際、目盛を共通化する座標軸
以外の座標方向であるx軸方向のグラフ範囲の指定によ
り、グラフ範囲指定枠192,194に示す如く、x座
標のグラフ範囲のみを明示するグラフ範囲指定枠を表示
する。 また、別表示エリア195のy座標の目盛は、グラフ2
8,31のy座標の範囲を包含するように設定する。本
実施例によれば、部分グラフの目盛を連動するケースは
、比較対象である複数のグラフの座標軸にとる単位が同
一である場合に有効である。しかし、単位が「円」と「
ドル」の如く異なる場合も考えられる。そこで、次に、
連動方法を指定しない場合について、図6を用いて説明
する。連動方法を指定しない場合には、図6のステップ
 103以降を、次の如く実行する。すなわち、ステッ
プ 103において、ステップ91と同様に、グラフ範
囲指定枠の対角点を指定し、更に、ステップ105を実
行する。ここで、ステップ 104は実行しない。上記
各実施例によれば、表示中のグラフの一部分を切り出し
て表示する際、グラフ範囲指定枠の利用により、グラフ
の切り出し部分(部分グラフ)を視覚的に確認しながら
選択することができ、更に、データテーブル上でのデー
タ範囲の指定が不要となるため、容易かつ迅速に切り出
し表示を行うことが可能になる。また、複数の部分グラ
フを切り出して別表示エリアに表示し、表示グラフ中の
類似部分等を比較表示する場合には、部分グラフの連動
指定により、部分グラフ同士の目盛スケールの一致ある
いは目盛の共通化を意識せずにグラフ範囲を指定できる
ので、グラフ範囲指定枠の設定が容易になるという効果
がある。
【0012】次に、別表示エリアをグラフ上に設定する
場合の実施例を、図12を用いて説明する。図12にお
いて、196,199はそれぞれA社,B社の株価の推
移を表わしたグラフであり、202はグラフ範囲指定枠
、205はグラフ範囲指定枠202により指定した部分
グラフ、また、208,209は別表示エリアである。 本実施例においては、図6に示して説明したグラフ範囲
指定枠37の設定ステップ 103,104を応用して
 別表示エリア208を設定する。これにより、部分グ
ラフ205とグラフ199の目盛スケールの共通化を実
現できる。すなわち、部分グラフ205とグラフ199
の両軸のスケールを一致させる如く、グラフ199上に
設定するグラフ投影エリア(別表示エリア)の幅・高さ
を、部分グラフ205のグラフ範囲を指定するグラフ範
囲指定枠202の幅・高さに基づいて計算する。本実施
例に示す如く、別表示エリア208を部分グラフ205
の比較対象とするグラフ199上に設定することによっ
ても、表示中のグラフにおける類似部分等の比較表示を
容易に行うことが可能になる。更に、別表示エリア20
9をグラフ196上に設定することで、同一のグラフに
おける類似部分などを容易に比較表示することができる
【0013】次に、既に設定したグラフ範囲指定枠ある
いは別表示エリアの位置あるいはサイズを変更しながら
グラフを比較表示する方法に関する実施例を、図13,
図14,図15を用いて説明する。図14は、グラフ範
囲指定枠の位置あるいはサイズの変更処理を示すフロー
チャートであり、図15は、別表示エリアの位置あるい
はサイズの変更処理を示すフローチャートであり、図1
3は、これらの機能を利用してグラフを比較する方法を
示すフローチャートである。以下、順に説明する。図1
4において、ステップを開始すると、まず、対象とする
グラフ範囲指定枠を指定し(ステップ 214)、位置
を変更する場合には、利用者が、移動後のグラフ範囲指
定枠左下点の位置をマウス16によりクリックし、サイ
ズを変更する場合には、変更後のグラフ範囲指定枠右上
点(左下点位置は固定)の位置をマウス16によりクリ
ックし、該当する部分グラフデータテーブルのグラフ範
囲指定枠の左下点および右上点の座標を変更後の座標に
書きかえる(ステップ 217)。そして、グラフ範囲
指定枠内のデータを該当するグラフデータテーブルより
取り出し、指定枠内座標に変換し(ステップ 220)
、更に、別表示エリア内座標に変換し(ステップ 22
3)、別表示エリア内の部分グラフを消去(ステップ 
226)後に変更した部分グラフを表示し(ステップ 
229)、ステップを終了する。図15において、ステ
ップを開始すると、まず、対象とする別表示エリアを指
定し(ステップ 238)、位置を変更する場合には、
利用者が、移動後の別表示エリア左下点の位置をマウス
16によりクリックし、サイズを変更する場合には、変
更後の別表示エリア右上点(左下点位置は固定)の位置
をマウス16によりクリックし、該当する部分グラフデ
ータテーブルの別表示エリアの左下点および右上点の座
標を変更後の座標に書きかえる(ステップ 241)。 更に、部分グラフデータの別表示エリア内座標を変換し
(ステップ 244)、別表示エリア内の部分グラフを
消去(ステップ 247)後に変更した部分グラフを表
示し(ステップ 250)、ステップを終了する。図1
3において、ステップを開始すると、利用者は、グラフ
範囲指定枠あるいは別表示エリアの位置あるいはサイズ
を変更し(ステップ 259)、そして、変更後のグラ
フを比較し(ステップ262)、更に変更するか否かを
決め(ステップ 265)、更に変更が必要な場合はス
テップ 259に戻り、必要の無い場合にはステップを
終了する。本実施例によれば、グラフ範囲指定枠および
別表示エリアの位置,サイズの変更を任意に行うことが
可能になる。従って、比較対象であるグラフ全体を視覚
的に確認しつつ、グラフ範囲指定枠および別表示エリア
の移動あるいはサイズの変更を繰り返して、グラフの名
似部分等を探索することが可能となり、グラフの類似部
分等の探索,比較表示を迅速かつ容易に実行できる。
【0014】
【発明の効果】以上、詳細に説明した如く、本発明によ
れば、表示中のグラフの一部分を比較表示する際の比較
するグラフデータ範囲の探索・指定において、表示中の
グラフの直接的また視覚的な利用を可能となり、グラフ
の比較表示を迅速かつ容易に行えるグラフ表示支援方法
が実現できるという顕著な効果を奏するものである。
【0015】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のグラフ合成表示方法の一実施例を示す
フローチャートである。
【図2】本発明に係る計算機システムの構成図である。
【図3】本発明の一実施例を示す画面イメージ図である
【図4】本発明の一実施例で用いるグラフのデータテー
ブルである。
【図5】本発明の一実施例で用いるグラフのデータテー
ブルである。
【図6】図1の処理の一ステップを詳細に示すフローチ
ャートである。
【図7】図6の処理に用いるデータテーブルである。
【図8】図6の処理に用いるデータテーブルである。
【図9】図6の処理に用いるデータテーブルである。
【図10】図1の処理の一ステップを詳細に示すフロー
チャートである。
【図11】本発明の別の実施例を示す画面イメージ図で
ある。
【図12】本発明の更に別の実施例を示す画面イメージ
図である。
【図13】本発明の一利用方法を示したフローチャート
である。
【図14】図13の処理の一ステップを詳細に示すフロ
ーチャートである。
【図15】図13の処理の一ステップを詳細に示すフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
13:キーボード、16:マウス、19:ディスプレイ
装置、22:メモリ、25:CPU。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  表示画面上に表示中のグラフを別表示
    エリアに表示するグラフ表示方法において、当該グラフ
    として表現されているデータの範囲を指定するグラフ範
    囲指定枠を当該グラフ上の任意の位置に表示し、前記グ
    ラフ範囲指定枠で指定した範囲のグラフ(部分グラフ)
    を表示する別表示エリアを、前記表示画面上の任意の位
    置に設定し、前記グラフ範囲指定枠により指定した範囲
    のグラフを前記別表示エリアに表示することを特徴とす
    るグラフ表示支援方法。
  2. 【請求項2】  前記表示画面上の別表示エリアを複数
    有することを特徴とする請求項1記載のグラフ表示支援
    方法。
  3. 【請求項3】  前記表示画面上に表示中のグラフが1
    個であり、該グラフ上の、前記グラフ範囲指定枠により
    指定した複数の範囲を、前記別表示エリアに合成表示す
    ることを特徴とする請求項1記載のグラフ表示支援方法
  4. 【請求項4】  前記表示画面上に表示中のグラフが複
    数個有り、該複数のグラフ上の、前記グラフ範囲指定枠
    により指定した複数の範囲を、前記別表示エリアに合成
    表示することを特徴とする請求項1記載のグラフ表示支
    援方法。
  5. 【請求項5】  前記別表示エリアを複数表示すること
    を特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のグラフ表
    示支援方法。
  6. 【請求項6】  前記表示画面上に表示中のグラフと前
    記グラフ範囲指定枠との対応関係を一意に決定できない
    場合は、前記グラフとグラフ範囲指定枠との対応関係を
    指定することを特徴とする請求項4記載のグラフ表示支
    援方法。
  7. 【請求項7】  前記グラフ範囲指定枠と前記別表示エ
    リアとの対応関係を一意に決定できない場合は、前記グ
    ラフ範囲指定枠と別表示エリアの対応関係を指定するこ
    とを特徴とする請求項5記載のグラフ表示支援方法。
  8. 【請求項8】  前記グラフ範囲指定枠を複数表示し、
    かつ、当該グラフ範囲指定枠により指定する複数の前記
    部分グラフを前記別表示エリア内に表示する際に、前記
    部分グラフのある軸方向の目盛のスケールを同一とする
    制約を付加する場合には、前記グラフ範囲指定枠の当該
    軸方向の大きさを前記部分グラフの当該軸方向の目盛の
    スケールが常に同一となるように連動して設定あるいは
    変化することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記
    載のグラフ表示支援方法。
  9. 【請求項9】  前記別表示エリアに前記部分グラフを
    複数個表示する場合には、部分グラフ毎に異なる表現手
    段を用いて表示することを特徴とする請求項1〜4のい
    ずれかに記載のグラフ表示支援方法。
  10. 【請求項10】  前記別表示エリアに前記部分グラフ
    を複数個表示する場合には、前記表示中のグラフ上に設
    定した第1のグラフ範囲指定枠の位置あるいは大きさに
    基づいて、以下のグラフ範囲指定枠の位置あるいは大き
    さを設定することを特徴とする請求項1〜4のいずれか
    に記載のグラフ表示支援方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0736647A (ja) * 1993-07-05 1995-02-07 Internatl Business Mach Corp <Ibm> ディスプレイ管理方法及びシステム
WO2015107635A1 (ja) * 2014-01-15 2015-07-23 株式会社島津製作所 画像比較システム
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