JPH04337758A

JPH04337758A - 多色画像形成装置

Info

Publication number: JPH04337758A
Application number: JP3137099A
Authority: JP
Inventors: Mitsugi Inomata; 貢猪股
Original assignee: Canon Inc
Current assignee: Canon Inc
Priority date: 1991-05-14
Filing date: 1991-05-14
Publication date: 1992-11-25
Anticipated expiration: 2015-01-11
Also published as: JP2996535B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、装置本体に対して着脱
されるプロセスカートリッジを備えるカラー複写機、カ
ラープリンター等の多色画像形成装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、少なくとも像担持体である感光ド
ラムや現像装置をカートリッジとして一体化し、このカ
ートリッジを画像形成装置本体に対して着脱することに
よって交換し、これによってトナー補給作業の簡便化や
トナー飛散による作業者の手や衣服の汚染防止を図る試
みが、単色のカートリッジ構成を中心としてなされてき
た。

【０００３】そして、最近では、カラー画像形成装置に
おいても、像担持体や複数の現像装置をカートリッジと
してユニット化する提案が種々なされおり、特にメイン
カートリッジとサブカートリッジを備える構成において
は、各カートリッジ毎に装置本体側との電気的接続を行
なっていた。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、サブカ
ートリッジは、メインカートリッジの像担持体に対して
位置決めされ、メインカートリッジの像担持体は、装置
本体に対して位置決めされるため、サブカートリッジの
装置本体との電気的接続のための位置決めができず、該
サブカートリッジの確実な電気的接続が困難となる。

【０００５】そこで、サブカートリッジの装置本体に対
する電気的接続を正確に行なうために、該サブカートリ
ッジの電気的接続のための位置決めに重点を置くと、メ
インカートリッジの像担持体に対する当該サブカートリ
ッジの位置決め精度が低下して画質の低下を招くという
問題があった。

【０００６】又、サブカートリッジの着脱の際にも、該
サブカートリッジのメインカートリッジとの接続・分離
及び装置本体との電気的接点との接続・分離を行なう必
要があるため、サブカートリッジの着脱操作性が悪いと
いう問題もあった。

【０００７】本発明は上記問題に鑑みてなされたもので
、その目的とする処は、サブカートリッジの装置本体と
の電気的接続を高精度、且つ確実に行なうことができる
とともに、サブカートリッジの装置本体に対する着脱操
作性の向上を図ることができる多色画像形成装置を提供
することにある。

【０００８】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく本
発明は、装置本体に対して着脱自在であって、少なくと
も像担持体と現像装置を含んで構成されるメインカート
リッジと、該メインカートリッジに対して着脱されるサ
ブカートリッジを有する多色画像形成装置において、前
記サブカートリッジと装置本体との電気的な接続を前記
メインカートリッジを介して行なうことをその特徴とす
る。

【０００９】

【作用】本発明によれば、サブカートリッジをメインカ
ートリッジの像担持体に対して位置決めすることによっ
て、当該サブカートリッジの電気的な接続のための位置
決めも同時になされるため、サブカートリッジの電気的
接続のための位置決め機構を要することなく、サブカー
トリッジの装置本体との電気的な接続を精度良く、且つ
確実に行なうことができる。

【００１０】又、サブカートリッジの着脱は、メインカ
ートリッジとの接続・分離によって容易になされるため
、装置本体間での接続・分離のための操作が不要となり
、サブカートリッジの装置本体に対する着脱操作性が高
められる。

【００１１】

【実施例】以下に本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。

【００１２】図１は本発明の第１実施例に係る多色画像
形成装置のメインカートリッジ及びサブカートリッジの
断面図、図２及び図３は同多色画像形成装置の断面図で
ある。

【００１３】先ず、多色画像形成装置の概略構成を図２
及び図３に基づいて説明すると、装置本体１に対しては
メインカートリッジ２とサブカートリッジ３が着脱され
る。メインカートリッジ２は、像担持体４、複数の現像
装置１０ａ，１０ｂ，１０ｃ、クリーナユニット１１等
を一体的に組み込んで構成され、これは像担持体４を基
準として装置本体１に位置決めされる。又、前記サブカ
ートリッジ３は、実質的に現像装置を構成しており、こ
れは図２に示すようにメインカートリッジ２に対して図
示矢印方向に着脱される。尚、サブカートリッジ３は、
メインカートリッジ２に装着された状態で一体的に装置
本体１に対して着脱されたり、或いは、図３に示すよう
に、単体で装置本体１内のメインカートリッジ２に対し
て着脱される。

【００１４】又、装置本体１側には、給紙ユニット５、
給紙された印字媒体を保持して搬送する転写部材６、光
学ユニット７、定着ユニット８、転写部材６を駆動する
ための駆動モータ９等が設けられている。

【００１５】ところで、図１に示すように、前記メイン
カートリッジ２に設けられた現像装置１０ａ，１０ｂ，
１０ｃは、現像剤担持体１２ａ，１２ｂ，１２ｃを各々
有しており、これら現像剤担持体１２ａ，１２ｂ，１２
ｃの一端には、現像バイアスを印加するための接点部材
１４ａ，１４ｂ，１４ｃが当接している。これら接点部
材１４ａ，１４ｂ，１４ｃは、接点板１３に固定されて
おり、接点板１３は、メインカートリッジ２が装置本体
１に装着されると、装置本体１側に設けられた不図示の
接点に当接して装置本体１内に設けられた現像バイアス
用の高圧電源ユニット（図示せず）と現像剤担持体１２
ａ，１２ｂ，１２ｃとを電気的に接続する。そして、現
像剤担持体１２ａ，１２ｂ，１２ｃに現像バイアスが印
加されると、該現像剤担持体１２ａ，１２ｂ，１２ｃ上
の現像剤は、像担持体４上に形成された潜像を現像像と
して顕画化する。

【００１６】又、上記接点板１３には、もう１つの接点
部材１４ｄが固定されており、該接点部材１４ｄは、サ
ブカートリッジ３がメインカートリッジ２に装着される
と、該サブカートリッジ３の現像剤担持体１２ｄに当接
して装置本体１側の前記高圧電源ユニットと現像剤担持
体１２ｄとを電気的に接続する。そして、現像剤担持体
１２ｄに高圧電源ユニットからの現像バイアスが印加さ
れると、該現像剤担持体１２ｄ上の現像剤は、像担持体
４上に形成された潜像を現像像として顕画化する。

【００１７】以上のように、本実施例では、サブカート
リッジ３と装置本体１との間の電気的接続をメインカー
トリッジ２（接点部材１２ａ〜１２ｄ）を介して行なう
ため、サブカートリッジ３をメインカートリッジ２の像
担持体４に対して位置決めすることによって、当該サブ
カートリッジ３の電気的な接続のための位置決めも同時
になされ、サブカートリッジ３の電気的接続のための位
置決め機構を特に要することなく、サブカートリッジ３
の装置本体１との電気的な接続を精度良く、且つ確実に
行なうことができる。

【００１８】又、サブカートリッジ３の着脱は、メイン
カートリッジ２との接続・分離によって容易になされる
ため、装置本体１間での接続・分離のための操作が不要
となり、当該サブカートリッジ３の装置本体１に対する
着脱操作性が高められる。

【００１９】次に、本発明の第２、第３及び第４実施例
を図４、図５、図６にそれぞれ示す。尚、図４乃至図５
はメインカートリッジ及びサブカートリッジの断面図で
あり、これらの図においては、図１において示したと同
一要素には同一符号を付している。

【００２０】図４に示す第２実施例では、各現像装置１
０ａ，１０ｂ，１０ｃ，１０ｄに、各現像剤の残量を検
知するためのアンテナ部材１５ａ，１５ｂ，１５ｃ，１
５ｄが各々設けられている。これらのアンテナ部材１５
ａ〜１５ｄは、像担持体４の軸に平行に配設された２本
の軸から成り、各２本の軸間に挟まれる現像剤の量によ
る静電容量の変化によって現像剤残量を検知するもので
ある。そして、各アンテナ部材１５ａ〜１５ｄを構成す
る２本の軸のうちの一方には交流電圧が印加され、他方
には各現像装置１０ａ〜１０ｄの残検回路基板２５ａ，
２５ｂ，２５ｃ，２５ｄが接続されている。

【００２１】又、メインカートリッジ２には接点板１３
が設けられており、該接点板１３には接点部材１６及び
１７ａ，１７ｂ，１７ｃ，１７ｄが取り付けられており
、これらの接点部材１６，１７ａ〜１７ｄは、メインカ
ートリッジ２が図２に示す装置本体１に装着されると、
装置本体１側に設けられた不図示の接点に当接し、接点
部材１６は装置本体１の交流電源に接続され、接点部材
１７ａ〜１７ｄは装置本体１のＣＰＵ（図示せず）に接
続されて前記残検回路基板２５ａ〜２５ｄからの各残検
信号をＣＰＵに入力せしめる。

【００２２】而して、サブカートリッジ３がメインカー
トリッジ２に装着されると、該サブカートリッジのアン
テナ部材１５ｄは、メインカートリッジ２側の接点部材
１６，１７ｄに当接し、メインカートリッジ２を介して
装置本体１と電気的に接続される。

【００２３】又、図５に示す第３実施例においては、各
現像装置１０ａ，１０ｂ，１０ｃ，１０ｄ内に現像剤撹
拌部材１８ａ，１８ｂ，１８ｃ，１８ｄが設けられてお
り、該撹拌部材１８ａ〜１８ｄのアースをとるとめに当
該撹拌部材１８ａ〜１８ｄの一端には接点部材１９ａ，
１９ｂ，１９ｃ，１９ｄが当接している。

【００２４】上記接点部材１９ａ〜１９ｄは、メインカ
ートリッジ２に設けられた接点板１３に取り付けられて
おり、メインカートリッジ２が図２に示す装置本体１に
装着されると、該接点部材１９ａ〜１９ｄは装置本体１
側の不図示のアースに接続される。

【００２５】而して、サブカートリッジ３の撹拌部材１
８ｄには接点部材２０が当接しており、サブカートリッ
ジ３がメインカートリッジ２に装着されると、接点部材
２０がメインカートリッジ２側の接点部材１９ｄに当接
する。

【００２６】更に、図６に示す第４実施例においては、
サブカートリッジ３の装着の有無を検知するためのセン
サー２２がメインカートリッジ２に設けられており、サ
ブカートリッジ３がメインカートリッジ２に装着される
と、センサー２２がサブカートリッジ３によって押し込
まれて該センサー２２の接点が繋がる。そして、センサ
ー２２は、メインカートリッジ２に固定されたセンサー
用部材２１に取り付けられており、該センサー２２の信
号線は、センサー用部材２１に設けられている接点２３
，２４に接続されている。

【００２７】而して、メインカートリッジ２が装置本体
１（図２参照）に装着されると、接点２３，２４が装置
本体１側に接続され、メインカートリッジ２を介してサ
ブカートリッジ３の有無が装置本体１側で検知される。

【００２８】以上の第２、第３及び第４実施例において
も、前記第１実施例と同様の効果が得られるが、これら
の実施例を組み合わせて本発明を構成しても良いことは
勿論である。

【００２９】

【発明の効果】以上の説明で明らかな如く、本発明によ
れば、装置本体に対して着脱自在であって、少なくとも
像担持体と現像装置を含んで構成されるメインカートリ
ッジと、該メインカートリッジに対して着脱されるサブ
カートリッジを有する多色画像形成装置において、前記
サブカートリッジと装置本体との電気的な接続を前記メ
インカートリッジを介して行なうため、サブカートリッ
ジの装置本体との電気的接続を高精度、且つ確実に行な
うことができるとともに、サブカートリッジの装置本体
に対する着脱操作性の向上を図ることができるという効
果が得られる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の第１実施例に係る多色画像形成装置の
メインカートリッジ及びサブカートリッジの断面図であ
る。

【図２】本発明に係る多色画像形成装置の断面図である
。

【図３】本発明に係る多色画像形成装置の断面図である
。

【図４】本発明の第２実施例に係る多色画像形成装置の
メインカートリッジ及びサブカートリッジの断面図であ
る。

【図５】本発明の第３実施例に係る多色画像形成装置の
メインカートリッジ及びサブカートリッジの断面図であ
る。

【図６】本発明の第４実施例に係る多色画像形成装置の
メインカートリッジ及びサブカートリッジの断面図であ
る。

【符号の説明】

１　　　　　　　　画像形成装置本体２　　　　　　　　メインカートリッジ３　　　　　　
　　サブカートリッジ４　　　　　　　　像担持体１０　　　　　　現像装置１２　　　　　　接点部材１３　　　　　　接点板１４　　　　　　接点部材１５　　　　　　アンテナ部材（現像剤残量検知手段）
１８　　　　　　現像剤撹拌部材（サブカートリッジ側
の部材）２２　　　　　　センサー（サブカートリッジの有無検
知手段）

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】　　装置本体に対して着脱自在であって、
少なくとも像担持体と現像装置を含んで構成されるメイ
ンカートリッジと、該メインカートリッジに対して着脱
されるサブカートリッジを有する多色画像形成装置にお
いて、前記サブカートリッジと装置本体との電気的な接
続を前記メインカートリッジを介して行なうことを特徴
とする多色画像形成装置。
【請求項２】　　前記電気的な接続とは、サブカートリ
ッジ側の現像剤担持体と装置本体側の現像バイアス用電
源との接続であることを特徴とする請求項１記載の多色
画像形成装置。
【請求項３】　　前記電気的な接続とは、サブカートリ
ッジ側の現像剤残量検知手段と装置本体側の信号処理手
段との接続であることを特徴とする請求項１記載の多色
画像形成装置。
【請求項４】　　前記電気的な接続とは、サブカートリ
ッジの有無検知手段と装置本体との接続であることを特
徴とする請求項１記載の多色画像形成装置。
【請求項５】　　前記電気的な接続とは、サブカートリ
ッジ側の部材と装置本体側のアースとの接続であること
を特徴とする請求項１記載の多色画像形成装置。