JPH09160469A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH09160469A
JPH09160469A JP7314370A JP31437095A JPH09160469A JP H09160469 A JPH09160469 A JP H09160469A JP 7314370 A JP7314370 A JP 7314370A JP 31437095 A JP31437095 A JP 31437095A JP H09160469 A JPH09160469 A JP H09160469A
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units
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JP7314370A
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English (en)
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Kuninori Ono
訓紀 小野
Tatsumi Shimaya
辰美 島也
Takao Yorifuji
隆雄 依藤
Morimichi Takashika
守通 高鹿
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Casio Computer Co Ltd
Casio Electronics Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Casio Electronics Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】簡単な構成で確実にタンデム型プロセスユニッ
トの検知を行う画像形成装置を提供する。 【解決手段】各プロセスユニット28(28a,28b,28c,28
d) に、その一方の側部周面をコの字状に囲む帯状の導
電板29(29a,29b、29c,29d) を配設し、これら導電板2
9の両端部で上流側接点29−1(29a-1,29b-1,29c-1,2
9d-1) 及び下流側接点29−2(29a-2,29b-2、29c-2,29d
-2) を形成する。各接点29−1及び29−2の配置形
状は、プロセスユニット28が正しく装着されたときの
み、夫々隣接するプロセスユニット28の接点29−2
及び29−1と連結し最上流のプロセスユニット28a
の上流側接点29a−1は検知電極37aと連結し最下
流のプロセスユニット28dの下流側接点29d−2は
検知電極37bと連結すべく形成される。制御部は検知
電極37aと37bの導通によりプロセスユニット28
が全て装着され且つ夫々が正しい位置に装着されたこと
を認識する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、装置本体に装着さ
れる複数ユニットの装着を検知する画像形成装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、電子写真式のカラー画像形成装置
の要求が高まっている。カラー画像の形成には、一枚の
用紙に対し減法混色の三原色であるY(イエロー:黄
色)トナー、M(マゼンタ:赤色染料)トナー及びC
(シアン:緑味のある青色)トナーの各色トナーと文字
等の印字に専用されるBk(ブラック:黒)トナーの合
計4種類のトナーを重ねて転写してフルカラーの画像を
形成する。
【0003】このようなカラー画像形成装置には、大別
して単一ドラム型とタンデム型がある。単一ドラム型が
4種類のトナーを重ねて転写するために各トナー毎に個
別に画像形成を行うのに対して、タンデム型は、多段式
の感光体ドラムを備え、1工程で4種類のトナーを用紙
に順次重ねて転写して画像形成を行う。したがって、タ
ンデム型は、単一ドラム型に比較してほぼ4倍の処理速
度を有しており、近年では、このタンデム型に注目が集
まっている。また、このような画像形成装置では、保
守、点検等が容易であるように画像形成部がユニット化
されているものが多い。この場合、そのユニットについ
ての着脱を装置本体側で知る必要がある。現今、そのた
めに種々の検知機構が提案されている。例えば、ユニッ
ト装着部にマイクロスイッチ等の既製のスイッチやフォ
トセンサ等を設けてユニット装着の有無を検知するもの
がある。しかし、これらは高価であり、低廉な装置とし
て提供することができない。
【0004】図9は、タンデム型の画像形成装置に装着
されるプロセスユニット(画像形成ユニット)と、それ
らの装着を検知する検知機構を示す図であり、図10
は、検知機構と制御回路との接続を示す回路図である。
【0005】この検知機構は簡単で且つ安価な構成であ
るため極めて実用的である。これを簡単に説明すると、
図9及び図10において、4個のプロセスユニット1
(1−1、1−2、1−3、1−4)は、それぞれY
(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)及びBk
(ブラック)のトナー画像を形成する。これらのプロセ
スユニット1は、夫々一方の側面に導通接点2(2−
1、2−2、2−3、2−4)を備えている。一方、装
置本体の電装部3には4組の1対の板バネ電極4a(4
a−1、4a−2、4a−3、4a−4)及び4b(4
b−1、4b−2、4b−3、4b−4)が上記の接続
接点2に対応する位置に配設されている。上記4組の1
対の板バネ電極4a及び4bは、制御側接点5a(5a
−1、5a−2、5a−3、5a−4)及び5b(5b
−1、5b−2、5b−3、5b−4)を介して電装部
3に搭載されているプリンタコントローラ6(制御回
路)に接続している。
【0006】プロセスユニット1が装置本体に装着され
ると、夫々のプロセスユニット1に対応する1対の板バ
ネ電極4a及び4bが導通接点2に接続されて導通す
る。この導通により各検知回路7−1、7−2、7−
3、又は7−4の出力が“H”から“L”に変化したこ
とがプリンタコントローラ6によって認識され、各プロ
セスユニット1の装着が個々に検知されるものである。
装置本体は、プロセスユニット1の装着の有無を検知し
て、装着されていない場合は、表示部にその旨を表示す
るようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
板バネ電極を用いたプロセスユニット検知機構は、上述
したように各プロセスユニット毎に個々に検知回路を備
えているので、板バネ電極4a及び4bに接続するため
の接点が、各プロセスユニット1(導通接点2)に対し
て合計8ヶ所、電装部3(制御側接点5a及び5b)に
対しても合計8ヶ所、全体では16ヶ所の接点が形成さ
れる。
【0008】ところが、これら16ヶ所の接点における
接続は、ハンダ等で固定されるのではなく、板バネ電極
4a又は4bの弾性を利用した軽圧力接触であるので、
各構成部品の寸法バラツキや装置本体内での位置精度の
バラツキ等により接触不良を生じ、ユニットの装着が正
しく検知されないという不都合がしばしば発生した。さ
らに、プリンタコントローラ6に4つの検知回路を実装
するから、そのための上述した8ヶ所の制御側接点5a
及び5bやその接続回路のための比較的大きなスペース
が必要となり、このため部品が大型化し、これに伴って
製品コストが上昇するという問題も有していた。
【0009】本発明の課題は、簡単な構成で確実にタン
デム型プロセスユニットの検知を行う画像形成装置を提
供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、画像形成要素
を含み装置本体に着脱自在な複数の画像形成ユニット
と、該複数の画像形成ユニットの上記装置本体への装着
を検知する検知機構とを備えた画像形成装置に適用され
る。
【0011】本発明の画像形成装置は、上記複数の画像
形成ユニットに夫々配設され、該複数の画像形成ユニッ
トの全てが上記装置本体の装着部に正しい配置で装着さ
れたとき互いに連結し、非連結の一方の端部が第1の電
極部を形成し非連結の他方の端部が第2の電極部を形成
して、該第2の電極部と上記第1の電極部間に上記複数
の画像形成ユニットを介して導電路を形成する導電路形
成部材と、上記検知機構に配設され、上記第1の電極と
上記第2の電極に連結する端子を備えて、上記第1の電
極と上記第2の電極間に形成される導通状態を検知する
検知手段とを有して構成される。
【0012】上記導電路形成部材は、例えば請求項2記
載のように、一方の連結端と他方の連結端の連結方向に
対する配置が画像形成ユニット毎に異なるように形成さ
れ、上記複数の画像形成ユニットが入れ違いに装着され
たとき、隣接する画像形成ユニット間において又は検知
手段の端子との間において連結が不能となるように配置
される。また、例えば請求項3記載のように、上記複数
の画像形成ユニットは夫々他の導電路形成部材を備えた
副ユニットを着脱自在に内蔵し、上記導電路形成部材は
副ユニットの他の導電路形成部材を介して画像形成ユニ
ット毎の導通路を形成する。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら説明する。図1は、一実施の形態におけ
るタンデム型の画像形成装置に装着される複数(4個)
のプロセスユニット(画像形成ユニット)と、それらを
装着する装置本体側の装着部の斜視図である。
【0014】また、図2は、上記4個のプロセスユニッ
トを着脱自在に内部に備えた画像形成装置(タンデム型
カラー画像形成装置)の内部構成を模式的に示す側断面
図である。同図に示すように、画像形成装置10は、装
置下部に用紙カセット11を着脱自在に備え、装置の上
蓋12には、その上面に排紙トレー13が形成され、そ
の後部(図の左方)には排紙口14が形成されている。
また、上蓋12の前部には、図には示していないが、電
源スイッチ、表示装置、複数の入力キー等が配設されて
いる。
【0015】装置の内部には、略中央に、装置の前後方
向に扁平状に延在し図の反時計回り方向に循環移動して
用紙を搬送しトナー像を転写するベルト15が配設され
る。このベルト15と用紙カセット11との間には電装
部16が配設されており、この電装部16に搭載された
制御回路によって装置各部の駆動制御が行われる。
【0016】上記のベルト15の上部の面に対向し、そ
の循環移動方向に多段式に順次並設されて、4個の感光
体ドラム17(17a、17b、17c、17d)が設
けられる。これら4個の感光体ドラム17は、ベルト1
5と共に画像形成部を構成しており、その周表面に夫々
異なる色のトナー像を担持して図の時計回り方向に回転
する。ベルト15の裏面には、特には図示しないが、感
光体ドラム17と対向して転写器が設けられる。
【0017】上述の用紙カセット11には多枚数の用紙
が収容されており、その給紙方向の端部上方に給紙コロ
18が配設されている。給紙コロ18は円周がほぼ半円
をなす部材であり、一回転する毎に用紙一枚を用紙カセ
ット11から取り出して画像形成部へ給送する。
【0018】用紙カセット11より用紙搬送方向下流に
は、案内路19及び待機ロール対21が配設されてい
る。給紙コロ18によって給送される用紙は、案内路1
9により上方に案内されて反転し、その先端を、休止し
ている待機ロール対21の挟持部に当接させて一旦停止
する。待機ロール対21は、画像形成部の処理タイミン
グに同期して回転を開始し、用紙を画像形成部へ搬送す
る。
【0019】画像形成部の用紙搬入口には、ベルト15
の一方を支持して回転する回転支持ロール22と、この
回転支持ロール22にベルト15を介して圧接する用紙
押えロール23が配設されている。待機ロール対21に
よって搬送された用紙は、回転支持ロール22と用紙押
えロール23によりベルト15と共に挟持されてベルト
15に吸着され、ベルト15によって画像形成部を搬送
されていく。そして、搬送されながら感光体ドラム17
毎にトナー像を紙面に転写される。
【0020】画像形成部の用紙搬送方向下流には、定着
器24、搬出コロ25、搬出案内路26及び排紙コロ2
7が設けられる。定着器24は、断熱性の匡体内に組み
付けられた圧接ローラ、発熱ローラ、周面清掃器、オイ
ル塗布ローラ、サーミスタ等から構成されている。画像
形成部でトナー像を転写された用紙は、定着器24でト
ナー像を紙面に熱定着され、搬出コロ25によって搬出
され、搬出案内路26に案内されて装置上方から前方へ
と反転し、排紙コロ27によって排紙口14から画像面
を下向きにして排紙トレー13上に排出される。
【0021】上記画像形成部においてトナー像を担持す
る4個の感光体ドラム17は、夫々プロセスユニット2
8(28a、28b、28c、28d)に組み付けられ
ている装置であり、その周面に近接または当接して、ク
リーナ、帯電器、現像ローラが配置されている。現像ロ
ーラはトナー容器の下部開口に配設され、トナー容器内
のトナーを同じくトナー容器内の供給ローラから供給さ
れて、この供給されたトナーを感光体ドラム17の周面
へ移転させてトナー像を現像する。
【0022】感光体ドラム17の周面には、上蓋12に
固着して連設されている露光ヘッドによって予め静電潜
像が形成されている。上記のトナー像の現像は、その静
電潜像の低電位部へトナーが移転することによって発現
する。
【0023】静電潜像は、原画像を色分解して得られる
色毎の潜像が所定位置の感光体ドラム17に対し夫々異
なる形状で形成されるものであるから、Y(イエロ
ー)、M(マゼンタ)、C(シアン)またはBk(ブラ
ック)のトナーを収容した4個のプロセスユニット28
が夫々正しい位置に(順序で)配置されていないと正し
いカラー画像を形成することができない。
【0024】本実施の形態では、図1及び図2に示す4
個のプロセスユニット28が装置本体の装着部に、不図
示の保持部材により保持されて正しい配置で装着された
とき、この正しく装着されたことを検知できるようにし
ている。以下、これを制御部(プリンタコントローラ)
の検知回路も共に示して説明する。
【0025】図3は、電装部16に搭載されているプリ
ンタコントローラ内におけるプロセスユニット検知回路
の構成図である。上述の図1に示すように、各プロセス
ユニット28には一方の側部(図1では図の手前側)周
面を半円または「コ」の字状に囲むように帯状の導電板
(導電路形成部材)29a、29b、29c及び29d
が配設されている。これら導電板29(29a、29
b、29c、29d)は、上流側(図1の斜め右上方
向)の端部が接点29−1(29a−1、29b−1、
29c−1、29d−1)を形成し、下流側(図1の斜
め左下方向)の端部が接点29−2(29a−2、29
b−2、29c−2、29d−2)を形成している。
尚、図1にはプロセスユニット28側面に突出する感光
体ドラム軸17−1及び現像ローラ軸31も示してい
る。プロセスユニット28が装置本体に装着されると、
それらの各軸が装置本体の駆動機構に係合して回転駆動
される。
【0026】上記の導電板29は、図1に示すように、
4個のプロセスユニット28の全てが装置本体の装着部
34に正しい配置で同図の矢印A及びBで示すように装
着されたとき、隣接するプロセスユニット28の下流側
の接点29−2と上流側の接点29−1とが互いに連結
し、非連結の一方の端部(接点29a−1)が第1の電
極部を形成し、非連結の他方の端部(接点29d−2)
が第2の電極部を形成して、図3に示すように、これら
第2の電極部と第1の電極部間に4個のプロセスユニッ
ト28を介して導電路を形成する。
【0027】図3に示すプリンタコントローラ35は、
プロセスユニットの装着を検知するための端子としては
電源端子35−1と接地端子35−2のみを備える簡単
な構成となっている。このため、装置本体は全体として
小型化されている。上記の電源端子35−1及び接地端
子35−2は、装置本体の装着部34の接点34−1及
び34−2に夫々接続されている。これら接点34−1
及び34−2には板バネ電極37a及び37bの一端が
夫々接続されている。上述のように4個のプロセスユニ
ット28の全てが装置本体の装着部34に正しい配置で
装着されたとき、板バネ電極37aの他端はプロセスユ
ニット28側の第1の電極である接点29a−1に接続
(連結)し、一方、板バネ電極37bの他端は、プロセ
スユニット28側の第2の電極である接点29d−2に
接続する。
【0028】これにより、プリンタコントローラ35の
電源端子35−1と接地端子35−2が導通し、検知出
力回路35−3の出力レベルが“H”から“L”に変化
する。この出力レベルの変化を検知することによって、
プリンタコントローラ35は4個のプロセスユニット2
8が正しく装着されたことを認識する。
【0029】本実施の形態においては、図1に示すよう
に、導電板29(29a、29b、29c、29d)
は、一方の連結端である上流側の接点29−1(29a
−1、29b−1、29c−1、29d−1)と他方の
連結端である下流側の接点29−2(29a−2、29
b−2、29c−2、29d−2)は、夫々連結方向に
対する配置が、プロセスユニット28(28a、28
b、28c、28d)毎に異なるように形成されてい
る。すなわち、最下流のプロセスユニット28dの導電
板29dは、上流側の接点29d−1と下流側の接点2
9d−2が共にユニット側面寄りに配置されているのに
対して他の3個のプロセスユニット28の導電板29
(29a、29b、29c)は、上流側の接点29−1
(29a−1、29b−1、29c−1)と下流側の接
点29−2(29a−2、29b−2、29c−2)の
いずれか一方がユニット側面寄りに配置され他方がユニ
ット側面より離れた位置に配置されている。したがっ
て、最下流のプロセスユニット28dが誤って他のいず
れの位置に装着されても、その導電板29が隣接する前
後のプロセスユニット28の導電板29と同時に連結す
ることはない。
【0030】また、上記他の3個のプロセスユニット2
8の導電板29(29a、29b、29c)のうちプロ
セスユニット28bの導電板29bのみは、上流側の接
点29b−1と下流側の接点29b−2とのずれ方が、
他の2個の導電板29a及び29cの上流側の接点29
a−1及び29c−1と下流側の接点29a−2及び2
9c−2とのずれ方とは逆になっている。また、最上流
のプロセスユニット28aの導電板29aの上流側の接
点29aー1は、他の3個のプロセスユニット28の導
電板29の上流側の接点29−1よりも接点位置が高く
設定されている。また、最下流側のプロセスユニット2
8dの導電板29dの下流側の接点29d−2は、他の
3個のプロセスユニット28の導電板29の下流側の接
点29−2よりも接点位置が低く設定されている。これ
らのことにより、上流側の3個のプロセスユニット28
が入れ違いに装着されたときは、導電板29の両端の接
点において、いずれかの位置で連結不能が発生する。
【0031】このように、導電板29の上流側の接点2
9−1と下流側の接点29−2の連結方向に対する配置
がプロセスユニット28毎に異なるように形成されてい
るため、プロセスユニット28が、正しい配置でなく、
入れ違いに装着されたときは、隣接するプロセスユニッ
ト28間において、又は板バネ電極37a及び37b
(検知手段の端子)との間において連結が不能となり、
したがって、検知出力回路35−3の出力が“H”のま
ま変化しない。これにより、プリンタコントローラ35
は、プロセスユニット28の4個全ての装着が完了して
いないか或は4個全ての装着が完了していても夫々が正
しい位置に装着されていないことを認識することがで
き、このことを、報音、点灯または表示などのよって外
部に警告することができる。
【0032】そして、前述したように、検知出力回路3
5−3の出力レベルが“H”から“L”に変化した場合
は、プリンタコントローラ35は、4個のプロセスユニ
ット28の装着が完了していることを認識できるばかり
でなく、夫々のプロセスユニット28が正しい配置で装
着されたことを認識することができる。
【0033】次に、他の実施の形態として、プロセスユ
ニットを2段構成とした場合について説明する。図4
(a),(b),(c) は、2段構成のプロセスユニット28の組
み付け装着順毎の状態を示す斜視図である。同図(a),
(b),(c) に示すプロセスユニット40は、現像ユニット
41と画像形成ユニット42(副ユニット)とに分割さ
れている。現像ユニット41は、トナー容器兼用の匡体
43と、この匡体43内に特には図示しないが回転可能
に保持された攪拌器、供給ローラ及び現像ローラ44並
びにドクターブレードが配設されて成り、下部には画像
形成ユニット42を組み付けるためのフレーム45が匡
体43と一体に下流側に張り出して形成されている。現
像ローラ44の回転軸44−1が、図1に示した現像ロ
ーラ軸31と同様に、匡体43の下部側面から外部に突
出している。
【0034】フレーム45の両側壁の上端には、上から
切り欠くように形成された軸受46a及び46bが設け
られ、一方の軸受け46aには、その上開口部を閉ざす
固定レバー47が配設される。固定レバー47は下流側
の端部が蝶番(ヒンジ)によってフレーム45に取り付
けられ、上流側の端部が図4(b) の実線矢印C及び同図
(c) の一点鎖線矢印Dに示すように上下に略90度回動
する。この軸受け46a側のフレーム45の側壁及び匡
体43の上流側の壁に、接点48−1及び48−2が夫
々独立に内外に跨がって配設される(同図の実線と破線
を参照)。
【0035】一方、画像形成ユニット42は、これも特
には図示しないが、内部に感光体ドラムを回転可能に保
持し、その周面に当接する帯電器及び周面クリーナを備
えている。この画像形成ユニット42の感光体ドラムの
真上に当たる上面には、感光体ドラムの軸方向に平行し
て溝孔49が設けられている。この溝孔49には、プロ
セスユニット40が装置本体に装着された後、図2に示
した上蓋12に固設された露光ヘッドの先端が嵌合す
る。画像形成ユニット42の両側面からは、感光体ドラ
ムの回転軸51が外部に突出している。また、上記現像
ユニット41におけるフレーム45の接点48−1及び
48−2の配設側に対応する画像形成ユニット42の側
壁には、導電板52が配設されている。この導電板52
の両端は画像形成ユニット42の上流側外面及び側壁外
面に配置されて、夫々接点52−1及び52−2を形成
している。
【0036】この画像形成ユニット42を、感光体ドラ
ムの下部周面を覆って保護している蓋53を図4(b) の
実線矢印Eで示すように下流側上方に滑動させて感光体
ドラムの下部周面を露出させた後、図の二点鎖線矢印F
で示すように現像ユニット41のフレーム45に装填す
る。そして装填後は、図の実線矢印Cで示すように予め
開いておいた固定レバー47を、同図(c) の一点鎖線矢
印Dで示すように閉じて感光体ドラム軸51を逸脱しな
いように位置固定する。感光体ドラム軸51は、図1に
示した感光体ドラム軸17−1と同様に、プロセスユニ
ット40(フレーム45)の側面から外部に突出する。
【0037】この現像ユニット41と画像形成ユニット
42が一体になった状態において、画像形成ユニット4
2の導電板52の接点52−1及び52−2が、現像ユ
ニット41の接点48−1及び48−2の内面側に夫々
連結する。これにより、現像ユニット41に夫々独立に
配置されている接点48−1及び48−2が導電板52
を介して導通する。このように、画像形成ユニット41
の導電板52と現像ユニット41の接点48−1及び4
8−2が一体に導通して、各プロセスユニット40毎の
導電路を形成する。
【0038】尚、図4(a),(b),(c) には、プロセスユニ
ット40の下流側の接点48−2を、プロセスユニット
40の側面に配置した状態で示しているが、接点の配置
はこれに限ることなく、例えば接点48−2をプロセス
ユニット40下流側の並設方向の面に配置すれば、図1
に示したプロセスユニット28の導電板29と同様の導
電路を各プロセスユニット40毎に形成することができ
る。すなわち、装置本体の装着部の検知装置は、何等変
更の必要はなく図1に示した装着部34の構成をそのま
ま使用できる。
【0039】図5は、上記のプロセスユニット40を装
置本体の装着部34に装着した場合における図3に示し
たプリンタコントローラ35の検知回路とプロセスユニ
ット40の導電路との連結関係を示す図である。同図に
示すように、装置本体の装着部34には、上流側からY
(イエロー)のプロセスユニット40a、M(マゼン
タ)プロセスユニット40b、C(シアン)のプロセス
ユニット40c、及びBk(ブラック)のプロセスユニ
ット0dが、夫々装着される。各プロセスユニット40
(40a、40b、40c、40d)には、上述した現
像ユニット41(41a、41b、・・)の接点48−
1(48a−1、48b−1、・・)と接点48−2
(48a−2、・・・)に、画像形成ユニット42(4
2a、42b、・・)の導電板52(52a、52b、
・・)が連結して、両接点48−1、48−2間に導電
路を形成している。そして、隣接する上流側プロセスユ
ニット40の下流側接点48−2と下流側プロセスユニ
ット40の上流側接点48−1とが連結して、最上流の
Y(イエロー)のプロセスユニット40aの上流側接点
48a−1と最下流のBk(ブラック)のプロセスユニ
ット40dの下流側接点48d−2が4個のプロセスユ
ニット40を介して導通し、この間に、図3に示したプ
ロセスユニット28の場合と同様に一本の導通路を形成
する。上記各プロセスユニット40の場合も、各接点4
8−1及び48−2は、特には図示しないが図1に示し
た構成と同様に各プロセスユニット40毎に位置をずら
して配置してある。したがって、各プロセスユニット4
0の装着位置が正しくないと、隣接するプロセスユニッ
ト40間の接点同志が連結しないか或は最上流側接点ま
たは最下流側接点と装着部の板バネ電極37aまたは3
7bとが連結しない。これによって、図3に示したプロ
セスユニット28の場合と同様に、図5の場合もプリン
タコントローラ35は、検知出力回路35−3の出力が
“L”であればプロセスユニット40が4個全てが装着
され且つ夫々のプロセスユニット40が正しく配置され
ていると認識し、一方、検知出力回路35−3の出力が
“H”であればプロセスユニット40が4個全ての装着
が完了していないか、或は4個全てが装着完了していて
も夫々が正しい位置に装着されていないと認識する。
【0040】ところで、黒一色の画像記録のみを専ら行
う使用者の場合であっても、装置が小型で安価でありさ
えすれば、フルカラーの画像記録も出来る多機能な画像
形成装置を用いた方が、実際にフルカラーの画像記録の
必要が生じたときなどに便利である。しかし、このよう
な場合でも、通常の黒印字(画像記録)を行うときは本
来Bk(ブラック)のプロセスユニットだけあれば黒印
字ができるはずであるのに、上述したように4個のプロ
セスユニットを全て装着しないと制御部が正しい装着で
あると認識しないのでは装置を稼働させることができず
不便である。
【0041】以下に、第3の実施の形態として、複数の
プロセスユニットの正しい装着を認識するタンデム型記
録装置において、Bk(ブラック)のプロセスユニット
だけを装着して印字を行うことができる記録装置につい
て説明する。
【0042】図6は、第3の実施の形態における4個の
プロセスユニットの接点配置と装着部の検知端子の配置
を示す図であり、図7は、第3の実施の形態において装
着部に正しく装着されたプロセスユニットの導電路とプ
リンタコントローラの検知回路との連結関係を示す図で
ある。
【0043】図6及び図7に示すように、この実施の形
態においても、プロセスユニットは上流側からY(イエ
ロー)のプロセスユニット55a、M(マゼンタ)のプ
ロセスユニット55b、C(シアン)のプロセスユニッ
ト55c、及びBk(ブラック)のプロセスユニット5
5dの順で配置されて装置本体に装着される。これらの
プロセスユニット55(55a、55b、55c、55
d)の構成は、後述する導電板の構成を別にすれば図1
に示したプロセスユニット28の構成と同様である。
【0044】図6に示すように、各プロセスユニット5
5には一方の側部に夫々形状の異なる導電板56a、5
6b、56c及び56dが配設されている。最上流のプ
ロセスユニット55aの導電板56aは、上流側(図の
斜め右上方向)の端部がユニット側面に配置されて接点
56a−1を形成し、下流側(図の斜め左下方向)の端
部が下流側のユニット並設方向の面に配置されて接点5
6a−2を形成している。また、プロセスユニット55
bの導電板56bは、プロセスユニット55bの下部周
面を半円または「コ」の字状に囲むようにして形成さ
れ、上流側の端部が上流側のユニット並設方向の面に配
置されて接点56b−1を形成し、上流側に隣接するプ
ロセスユニット55aの下流側接点56a−2と連結す
る。また、導電板56bの下流側の端部は、下流側のユ
ニット並設方向の面に配置されて接点56b−2を形成
している。そして、プロセスユニット55cの導電板5
6cは、上流側の端部が上流側のユニット並設方向の面
に配置されて接点56c−1を形成しており、上流側で
隣接する上記プロセスユニット55bの下流側接点56
b−2と連結する。また、導電板56cの下流側の端部
はユニット側面に配置されて接点56c−2を形成して
いる。
【0045】このように、同図に示すようにプロセスユ
ニット55が正しく配置されたとき、3個並設されるカ
ラー用のプロセスユニット55a、55b及び55cの
うち中央のプロセスユニット55bの導電板56bが、
上流及び下流側に隣接するプロセスユニット55a及び
55cの導電板56a及び56cと連結するから、カラ
ー用の上流側プロセスユニット55aの上流側接点56
a−1とカラー用の下流側プロセスユニット55cの下
流側接点56c−2が導通し、両接点間にカラー用の中
央プロセスユニット55bを介して一本の導電路を形成
する。この導電路の両端部は、図3に示すプリンタコン
トローラ58の2対の検知端子のうちの一方の1対の検
知端子58−1及び58−2に、板バネ電極59a及び
59bを夫々介して連結する。したがって、この場合
は、検知出力回路61の出力が“L”となり、プリンタ
コントローラ58は、カラー用の3個のプロセスユニッ
トが正し位置に装着されたことを認識する。
【0046】さらに、4個のプロセスユニット55の最
下流のプロセスユニット55dの導電板56dは、ユニ
ット側面に配置されて、それ自身が1個の接点を形成し
ている。この接点(導電板)56dは、上記プリンタコ
ントローラ58の2対の検知端子のうちの他方の1対の
検知端子58−3及び58−4に、板バネ電極59c及
び59dを介して連結する。したがって、黒用プロセス
ユニットの装着位置にBk(ブラック)のプロセスユニ
ット55dが装着されていれば、検知出力回路62の出
力が“L”となるから、プリンタコントローラ58は、
他の3個のカラー用のプロセスユニット55a、55b
及び55cの装着の如何に拘らず、Bk(ブラック)の
プロセスユニット55dが正しく装着されたことを認識
する。
【0047】上述したように、4個のプロセスユニット
55毎に、その導電板56の形状が異なるので、黒用の
プロセスユニット55dと上記カラー用のプロセスユニ
ットのいずれかと入れ違った場合にはもちろんのこと、
カラー用のプロセスユニット55a、55b又は55c
間で入れ違いが生じた場合でも、または、いずれの場合
もカラー用のプロセスユニット装着部の両端で板バネ電
極59a及び59bと連結する導電路を形成することが
できない。すなわち、プリンタコントローラ58の一方
の1対の検知端子58−1及び58−2間が不通とな
る。したがって、検知出力回路61の出力が“H”とな
るから、プリンタコントローラ58は、カラー用の3個
のプロセスユニットが誤った位置に装着されたことを認
識する。
【0048】また、黒用プロセスユニットの装着位置に
Bk(ブラック)のプロセスユニット55d以外のプロ
セスユニット55a、55b又は55cが装着された場
合には、板バネ電極59c及び59dを連結することが
できない。すなわち、プリンタコントローラ58の他方
の1対の検知端子58−3及び58−4が不通となる。
したがって、検知出力回路62の出力が“H”となり、
プリンタコントローラ58は、Bk(ブラック)のプロ
セスユニット55dが装着されていないか又は他のプロ
セスユニット55が誤って装着されていると認識する。
【0049】図7に示すプリンタコントローラ58は、
図3に示したプリンタコントローラ35に比較して、プ
ロセスユニットの装着を検知するための端子が1対増加
している。しかし、図10に示した従来のプリンタコン
トローラ6に比較すれば検知端子の数は1/2であるか
ら、検知回路に関連する構成部分について見れば配設空
間を1/2に削減している。
【0050】尚、上記のプロセスユニット55の場合
も、図4(a),(b),(c) に示したように2段構成の組装置
とすることができる。この場合のプロセスユニット側の
夫々2個の独立接点の配置は、図7に準じて構成すれば
よい。
【0051】図8は、その場合のプロセスユニット側に
形成される導電路と、上記のプリンタコントローラ58
の検知回路との連結状態を示す図である。同図には、Y
(イエロー)のプロセスユニット55a´、M(マゼン
タ)のプロセスユニット55b´及びC(シアン)のプ
ロセスユニット55c´の装着状態と、その装着によっ
てカラー用装着部上流のプロセスユニット55a´の上
流側接点64a−1と同じく下流のプロセスユニット5
5c´の下流側接点64c−2間に形成される導電路
と、この導電路に板バネ電極59a及び59bを介して
連結して導通するプリンタコントローラ58の一方の一
対の検知端子58−1及び58−2の状態を模式的に示
している。さらに、Bk(ブラック)のプロセスユニッ
ト55d´の装着と、この接点64d−1及び664d
−2に板バネ電極59c及び59dを介して連結して導
通するプリンタコントローラ58の他方の一対の検知端
子58−3及び58−4の状態を模式的に示している。
尚、同図の接点64a−1〜64c−2は、形状は図6
の接点56a−1〜56c−2の形状に準じ、構成は図
4の接点48−1及び48−2の構成に準じている。ま
た、プロセスユニット55d´の接点64d−1及び6
4d−2は、ユニットの側部表面に分離して設けられ、
ユニットの側部裏面で画像形成ユニットの導電板65を
介して互いに導通するように構成される。これらプロセ
スユニット55a´、55b´、55c´、及び55d
´の上記各接点と、副ユニットである画像形成ユニット
の導電板との連結は図4(a),(b),(c) に示した連結に準
じて形成される。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
並設される複数のプロセスユニットが夫々正しい位置に
装着されたときのみ連結する配置形状の、導電板から成
る接点を、プロセスユニット毎に配設するので、2個の
検出端子のみの小型の検知回路で、複数のプロセスユニ
ットの装着が完了していることと、夫々のプロセスユニ
ットが正しい位置に装着されたこととを同時に検知する
ことができ、したがって、複数のプロセスユニットの夫
々の正しい装着を検知するという複雑な認識を行う小型
で安価な画像形成装置を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施の形態におけるタンデム型の画像形成装
置に装着される複数(4個)のプロセスユニット(画像
形成ユニット)と、それらを装着する装置本体側の装着
部の斜視図である。
【図2】プロセスユニットを着脱自在に装着する画像形
成装置の内部構成を模式的に示す側断面図である。
【図3】画像形成装置の電装部に搭載されているプリン
タコントローラ内におけるプロセスユニット検知回路の
構成図である。
【図4】(a),(b),(c) は、他の実施の形態における2段
構成のプロセスユニットの構成と組み付け状態を示す斜
視図である。
【図5】他の実施の形態において装着部に正しく装着さ
れたプロセスユニットの導電路とプリンタコントローラ
の検知回路との連結関係を示す図である。
【図6】第3の実施の形態におけるプロセスユニットの
接点配置と装着部の検知端子の配置を示す図である。
【図7】第3の実施の形態において装着部に正しく装着
されたプロセスユニットの導電路とプリンタコントロー
ラの検知回路との連結関係を示す図である。
【図8】第3の実施の形態における変形例のプロセスユ
ニット側に形成される導電路とプリンタコントローラの
検知回路との連結状態を示す図である。
【図9】従来のタンデム型の画像形成装置における4個
のプロセスユニット(画像形成ユニット)の装着を検知
する検知機構を示す図である。
【図10】従来のタンデム型の画像形成装置における検
知機構と検知回路との接続を示す図である。
【符号の説明】
1(1−1、1−2、1−3、1−4) プロセスユニ
ット 2(2−1、2−2、2−3、2−4) 導通接点 3 電装部 4a(4a−1、4a−2、4a−3、4a−4) 板
バネ電極 4b(4b−1、4b−2、4b−3、4b−4) 板
バネ電極 5a(5a−1、5a−2、5a−3、5a−4) 制
御側接点 5b(5b−1、5b−2、5b−3、5b−4) 制
御側接点 6 プリンタコントローラ(制御回路) 7−1、7−2、7−3、7−4 検知回路 10 画像形成装置(タンデム型カラー画像形成装置) 11 用紙カセット 12 上蓋 13 排紙トレー 14 排紙口 15 ベルト 16 電装部 17(17a、17b、17c、17d) 感光体ドラ
ム 17−1 感光体ドラム軸 18 給紙コロ 19 案内路 21 待機ロール対 22 回転支持ロール 23 用紙押えロール 24 定着器 25 搬出コロ 26 搬出案内路 27 排紙コロ 28(28a、28b、28c、28d) プロセスユ
ニット 29(29a、29b、29c、29d) 導電板 29−1(29a−1、29b−1、29c−1、29
d−1) 上流側接点 29−2(29a−2、29b−2、29c−2、29
d−2) 下流側接点 31 現像ローラ軸 34 装着部 34−1、34−2 装着部の接点 35 プリンタコントローラ 35−1 電源端子 35−2 接地端子 35−3 検知出力回路 37a、37b 板バネ電極 40 プロセスユニット 41 現像ユニット 42 画像形成ユニット 43 匡体 44 現像ローラ 44−1 現像ローラ回転軸 45 フレーム 46a、46b 軸受 47 固定レバー 48−1、48−2 フレーム接点 49 溝孔 51 感光体ドラム回転軸 52 導電板 52−1、52−2 接点 53 保護蓋 55(55a、55b、55c、55d) プロセスユ
ニット 55a Y(イエロー)のプロセスユニット 55b M(マゼンタ)のプロセスユニット 55c C(シアン)のプロセスユニット 55d Bk(ブラック)のプロセスユニット 55a´ Y(イエロー)の2段式プロセスユニット 55b´ M(マゼンタ)の2段式プロセスユニット 55c´ C(シアン)の2段式プロセスユニット 55d´ Bk(ブラック)の2段式プロセスユニット 56a、56b、56c 導電板 56d 導電板(接点) 56a−1、56b−1、56c−1 上流側接点 56a−2、56b−2、56c−2 下流側接点 58 プリンタコントローラ 58−1、58−2、58−3、58−4 検知端子 59a、59b、59c、59d 板バネ電極 61、62 検知出力回路 64a−1、64b−1、64c−1、64d−1 上
流側接点 64a−2、64b−2、64c−2、64d−2 下
流側接点 65 導電板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 依藤 隆雄 東京都東大和市桜が丘2丁目229 番地 カシオ電子工業株式会社内 (72)発明者 高鹿 守通 東京都東大和市桜が丘2丁目229 番地 カシオ電子工業株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成要素を含み装置本体に着脱自在
    な複数の画像形成ユニットと、該複数の画像形成ユニッ
    トの前記装置本体への装着を検知する検知機構とを備え
    た画像形成装置において、 前記複数の画像形成ユニットに夫々配設され、該複数の
    画像形成ユニットの全てが前記装置本体の装着部に正し
    い配置で装着されたとき互いに連結し、非連結の一方の
    端部が第1の電極部を形成し非連結の他方の端部が第2
    の電極部を形成して、該第2の電極部と前記第1の電極
    部間に前記複数の画像形成ユニットを介して導電路を形
    成する導電路形成部材と、 前記検知機構に配設され、前記第1の電極と前記第2の
    電極に連結する端子を備えて、前記第1の電極と前記第
    2の電極間に形成される導通状態を検知する検知手段
    と、 を有することを特徴とする画像認識装置。
  2. 【請求項2】 前記導電路形成部材は、一方の連結端と
    他方の連結端の連結方向に対する配置が前記画像形成ユ
    ニット毎に異なるように形成され、前記複数の画像形成
    ユニットが入れ違いに装着されたとき、隣接する画像形
    成ユニット間において又は前記検知手段の端子との間に
    おいて連結が不能となるように配置されることを特徴と
    する請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記複数の画像形成ユニットは、夫々他
    の導電路形成部材を備えた副ユニットを着脱自在に内蔵
    し、前記導電路形成部材は、前記副ユニットの前記他の
    導電路形成部材を介して前記画像形成ユニット毎の導通
    路を形成することを特徴とする請求項1又は2記載の画
    像形成装置。
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