JPH04337188A - 分岐ホース - Google Patents

分岐ホース

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JPH04337188A
JPH04337188A JP3104289A JP10428991A JPH04337188A JP H04337188 A JPH04337188 A JP H04337188A JP 3104289 A JP3104289 A JP 3104289A JP 10428991 A JP10428991 A JP 10428991A JP H04337188 A JPH04337188 A JP H04337188A
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hose
branch
hoses
pipe
branch pipes
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Kenichi Mitsui
研一 三井
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Toyoda Gosei Co Ltd
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Toyoda Gosei Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、2方向以上に分岐した
複数の分岐パイプをもつ結合管と、それぞれの分岐パイ
プに挿通された複数のホースと、それぞれのホースの分
岐パイプに挿通された端部を外表面側から一体的に被覆
保持する被覆部とからなる分岐ホースに関する。本発明
は、それぞれのホースが予め所定形状に曲折された曲が
りホースの場合に特に有用である。
【0002】
【従来の技術】分岐ホースとして、例えば特開昭62−
233591号または特開昭62−233592号など
の公報に開示されたものが知られている。この分岐ホー
スは図3に示すように、3方向に分岐する分岐パイプ1
01、102、103をもつ結合管100と、それぞれ
の分岐パイプに挿通されたホース201、202、20
3と、それぞれのホースの結合管100との結合部分を
被覆する樹脂製被覆部300とから構成されている。
【0003】この分岐ホースを形成するには、結合管1
00のそれぞれの分岐パイプ101〜103をホース2
01〜203にそれぞれ挿入する。その後ホースと結合
管100との結合部分を成形型内に配置し、射出成形に
より樹脂製被覆部300を形成する。このとき被覆部3
00は成形時に収縮して固化し、ホースは被覆部300
と結合管100との間で強く挟持され、高いシール力が
発生する。
【0004】ところで近年、自動車のエンジンルームな
どは各種部品の実装密度が急激に高まり、配置されるホ
ースは複雑な三次元形状となる場合が多くなっている。 そして、このような複雑な形状の曲がりホースから上記
した分岐ホースを形成する必要もある。この場合は予め
所定形状に曲折された曲がりホースを、上記結合管に結
合して形成されている。
【0005】しかしながら三次元形状の曲がりホースの
一端を結合管の分岐パイプに挿通する場合、周方向及び
軸方向の位置決めが不正確となるとホースの他端の位置
が大きくずれることとなるので、挿入時の位置決めを特
に正確に行う必要がある。そこで従来は、分岐パイプと
曲がりホースとが正確に結合された状態の木型を形成し
ておき、その木型に沿わせながら分岐パイプと曲がりホ
ースを結合することで位置決めを行っている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが木型を用いて
位置決めする方法では、木型を形成する工数及び位置決
め作業の工数が大きいことに加え、製品形状ごとに木型
を準備する必要があり木型の数も多大となるため実用的
とはいえなかった。本発明はこのような事情に鑑みてな
されたものであり、木型を用いずに容易にかつ正確に位
置決めできる分岐ホース構造とし、製造に要する工数を
低減することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明の分岐ホースは、2方向以上に分岐した複数の分岐パ
イプをもつ結合管と、それぞれの分岐パイプに挿通され
た複数のホースと、それぞれのホースの分岐パイプに挿
通された端部を外表面側から一体的に被覆保持する被覆
部とからなる分岐ホースにおいて、少なくとも一つのホ
ースは分岐パイプに挿通された端面に凹部をもち、分岐
パイプは凹部に対応する凸部をもち、少なくとも一つの
ホースは凹部と凸部との係合により分岐パイプに対する
ホースの相対位置が決められていることを特徴とする。
【0008】結合管は複数の分岐パイプをもち、それぞ
れの分岐パイプの延びる方向は異なっている。分岐パイ
プの数は2個以上であれば特に制限されない。また結合
管の材質としては、金属、樹脂、セラミックスなどから
選択できる。ホースは分岐パイプと同数本用いられ、そ
れぞれ一端に分岐パイプが挿入されている。このホース
は用途に応じて種々のホースを用いることができる。
【0009】被覆部は型成形により形成可能な樹脂、ゴ
ム材料から形成することができる。この被覆部は、分岐
パイプと結合されたホースの結合部分をインサートとし
て型内に配置し、射出成形、注入成形などにより形成さ
れる。本発明の最大の特徴は、少なくとも一つのホース
は分岐パイプに挿通された端面に凹部をもつとともに、
分岐パイプは凹部に対応する凸部をもつところにある。 そして少なくとも一つのホースは凹部と凸部との係合に
より分岐パイプに対するホースの挿入位置が決められて
いる。
【0010】凹部及び凸部はそれぞれ周方向に複数個設
けることができる。その数は特に制限されないが、一つ
の結合管から分岐する複数の分岐パイプでそれぞれ異な
る数とし、ホースの凹部も対応する分岐パイプの凸部と
同数とすることが好ましい。このようにすれば、ホース
の挿入間違いを防止することができる。また凸部と凹部
の形状を、各分岐パイプ毎に異ならせても同様の効果が
得られる。さらに例えば凹部の形状を深部ほど拡がった
形状とし、凸部を凹部に対応する先端ほど太い形状とす
れば、引っ張り強度を向上させることも可能となる。
【0011】ホースの凹部を形成するには、マンドレル
表面に凸を形成しておきホースの加硫成形時に同時に凹
部を形成することが望ましい。このようにすれば、工程
が増えることなく凹部を形成することができる。また分
岐パイプの凸部は、分岐管の成形時に容易に形成するこ
とができる。
【0012】
【発明の作用及び効果】本発明の分岐ホースを製造する
には、まず複数の分岐パイプをもつ結合管と複数のホー
スとをそれぞれ形成する。このときそれぞれの形成と同
時に凸部と凹部を形成でき、工数の増大がない。そして
それぞれのホースを対応する分岐パイプに挿通し、ホー
ス端面の凹部と分岐パイプの凸部とを係合させる。これ
によりホースと結合管との軸方向及び周方向の相対位置
が決定され、その位置で保持される。
【0013】次に上記により複数のホースが結合された
分岐管を成形型内にインサートとして配置し、射出成形
などによりその周囲に被覆部を形成する。被覆部はホー
スと分岐パイプとの結合部分を覆い、成形時の射出圧力
及び成形後の収縮により高い締結力で締結しているので
、ホースの移動や抜けが防止され高いシール力が得られ
る。
【0014】すなわち本発明の分岐ホースによれば、ホ
ースと結合管との結合時に木型を用いたりすることなく
容易にかつ確実に位置決めすることができるので、工数
が低減されコストが安価となる。そして複数のホースと
結合管の相対位置のずれが確実に防止されているので、
車体への組付けなどの作業を安定して行うことができる
。また凹部と凸部の係合部分は被覆部で覆われているの
で、外部に表出せず外観品質の低下もない。
【0015】
【実施例】以下、実施例により具体的に説明する。図1
に本発明の一実施例の分岐ホースを示す。この分岐ホー
スは、三方に分岐する分岐パイプ10、11、12をも
ち、射出成形により形成された結合管1と、分岐パイプ
10、11、12にそれぞれ挿通された種々の曲がり形
状のホース20、21、22と、結合管1とホース20
、21、22の結合部分に被覆されて締結する被覆部3
と、から構成されている。
【0016】結合管1は、ガラス繊維強化ナイロンから
形成され、分岐パイプ10、11、12が三方へ延びて
いる。なお分岐パイプ10、11、12のそれぞれの中
心軸は同一平面内にある。そして分岐パイプ10、11
、12のそれぞれの外周表面には、図2に示すようにホ
ースの抜け止め用のリング状突条部13が複数個同軸的
に形成され、分岐パイプ10、11、12の連結部分に
は厚肉部14が形成されている。
【0017】分岐パイプ10の外周表面には、厚肉部1
4から軸方向に突出する2個の凸部10aが形成されて
いる。また分岐パイプ11の外周表面には、厚肉部14
から軸方向に突出する3個の凸部11aが形成されてい
る。そして図2には表れていないが、分岐パイプ12の
外周表面にも厚肉部14から軸方向に突出する複数の凸
部12aが形成されている。
【0018】ホース20、21、22は内部に補強糸が
編組された補強層をもつゴム製であり、それぞれ分岐パ
イプ10、11、12に挿通されて結合されている。こ
こでホース20は端面に切り欠き状の2個の凹部20b
をもち、この凹部20bに凸部10aがそれぞれ係合し
ている。またホース21は端面に切り欠き状の3個の凹
部21bをもち、この凹部21bに凸部11aがそれぞ
れ係合している。そして図2には表れていないが、ホー
ス22も端面に切り欠き状の複数の凹部22bをもち、
この凹部22bに凸部12aがそれぞれ係合している。
【0019】被覆部3はナイロンから射出成形により形
成され、結合管1とホース20、21、22の結合部分
に被覆されて一体的に締結している。また厚肉部14と
接する部分では、厚肉部14と溶着融合して一体的に結
合している。本実施例の分岐ホースを製造する方法を以
下に説明する。まず射出成形により結合管を形成する。 このとき凸部10a、11a、12aも所定一に同時に
形成される。また別に配合ゴム材料から押出成形−編組
−押出成形の3層構造の未加硫ホースを形成し、所定形
状のマンドレルを挿入後加硫成形して曲がり形状のホー
ス20、21、22を形成する。このときマンドレルの
表面にはそれぞれ所定位置に所定形状の凸部が所定数形
成されており、ホース20、21、22にはそれぞれ所
定位置に凹部20b、21b、22bが自動的に形成さ
れる。
【0020】次に分岐パイプ10、11、12にホース
20、21、22をそれぞれ挿通する。この時凸部10
a、11a、12aと凹部20b、21b、22bがそ
れぞれ係合するように挿入する。これにより分岐パイプ
10、11、12とホース20、21、22とは、軸方
向及び周方向の正確な位置が確実に保持される。また凸
部と凹部の数がそれぞれの分岐パイプ及びホースで異な
るので、ホースの挿入間違いも防止されている。
【0021】そしてホース20、21、22が結合され
た結合管1を成形型内にインサートとして配置し、射出
成形により被覆部3を形成する。被覆部3は射出圧力及
び収縮によりホース20、21、22を緊迫して結合管
1に締結するとともに、厚肉部14及び凸部10a、1
1a、12a表面と融合する。すなわち本実施例の分岐
ホースによれば、ホース挿入時の位置決めに要する工数
が著しく低減され安価となる。そしてそれぞれのホース
の位置が正確であるので、車体などへの組付けを安定し
て行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の分岐ホースの断面図である
【図2】図1の結合管とホースの構造を説明する斜視図
である。
【図3】従来の分岐ホースの断面図である。
【符号の説明】
1:結合管                    
  3:被覆部10、11、12:分岐パイプ    
10a、11a、12a:凸部 20、21、22:ホース        20b、2
1b、22b:凹部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  2方向以上に分岐した複数の分岐パイ
    プをもつ結合管と、それぞれの該分岐パイプに挿通され
    た複数のホースと、それぞれの該ホースの該分岐パイプ
    に挿通された端部を外表面側から一体的に被覆保持する
    被覆部とからなる分岐ホースにおいて、少なくとも一つ
    の該ホースは該分岐パイプに挿通された端面に凹部をも
    ち、該分岐パイプは該凹部に対応する凸部をもち、少な
    くとも一つの該ホースは該凹部と該凸部との係合により
    該分岐パイプに対する該ホースの相対位置が決められて
    いることを特徴とする分岐ホース。
JP3104289A 1991-05-09 1991-05-09 分岐ホ―ス Expired - Fee Related JP2513090B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5411300A (en) * 1993-03-16 1995-05-02 Toyoda Gosei Co., Ltd. Hose connecting assembly

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52105323A (en) * 1976-03-01 1977-09-03 Muneyuki Sakamoto Connecting manner of pipes
JPS62233591A (ja) * 1986-03-20 1987-10-13 豊田合成株式会社 流体通路を構成する可撓性管部材の接続方法

Patent Citations (2)

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