JPH04337184A - 1次遮蔽貫通部レストレイントの据付方法 - Google Patents
1次遮蔽貫通部レストレイントの据付方法Info
- Publication number
- JPH04337184A JPH04337184A JP3104418A JP10441891A JPH04337184A JP H04337184 A JPH04337184 A JP H04337184A JP 3104418 A JP3104418 A JP 3104418A JP 10441891 A JP10441891 A JP 10441891A JP H04337184 A JPH04337184 A JP H04337184A
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- Japan
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- sleeve
- restraint
- primary
- piping
- primary coolant
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- Withdrawn
Links
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- 238000009434 installation Methods 0.000 title abstract description 8
- 239000002826 coolant Substances 0.000 claims abstract description 19
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- 230000035515 penetration Effects 0.000 claims description 14
- 238000003466 welding Methods 0.000 claims description 6
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- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 3
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- 238000003754 machining Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Lining And Supports For Tunnels (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、PWR原子力プラント
にある1次冷却材管1次遮蔽貫通部レストレイントの据
付方法に関するもので、建屋壁を貫通する配管に取付け
られるレストレイントの据付にも適用することができる
。
にある1次冷却材管1次遮蔽貫通部レストレイントの据
付方法に関するもので、建屋壁を貫通する配管に取付け
られるレストレイントの据付にも適用することができる
。
【0002】
【従来の技術】1次遮蔽貫通部は、原子炉容器中心部か
らの中性子ストリーミングを低減させる為極力貫通面積
を少なくする必要がある。また、当該部には1次冷却材
管破断事故時の内圧を抑える事と配管のホイップを防止
する事を目的としてレストレイントを設けている。当該
レストレイントは現地にて据付けられるが、上記事由に
より非常に狭いスペースで作業しなければならない。
らの中性子ストリーミングを低減させる為極力貫通面積
を少なくする必要がある。また、当該部には1次冷却材
管破断事故時の内圧を抑える事と配管のホイップを防止
する事を目的としてレストレイントを設けている。当該
レストレイントは現地にて据付けられるが、上記事由に
より非常に狭いスペースで作業しなければならない。
【0003】従来、1次冷却材管1次遮蔽貫通部レスト
レイントは、図5〜図10に示す如く建屋壁を貫通した
スリーブ06内に1次冷却材管02を据付けた後、貫通
部スリーブ06内面と1次冷却材配管02に取付けたレ
ストレイントブロック03との間隙を計測し、所定のク
リアランスになる様にスリーブ06側に取付けるレスト
レイントブロック05の寸法を決定した後、同寸法のス
リーブ側レストレイントブロック05を貫通部スリーブ
06内に取付けている。
レイントは、図5〜図10に示す如く建屋壁を貫通した
スリーブ06内に1次冷却材管02を据付けた後、貫通
部スリーブ06内面と1次冷却材配管02に取付けたレ
ストレイントブロック03との間隙を計測し、所定のク
リアランスになる様にスリーブ06側に取付けるレスト
レイントブロック05の寸法を決定した後、同寸法のス
リーブ側レストレイントブロック05を貫通部スリーブ
06内に取付けている。
【0004】なお、04は配管側レストレイント固定バ
ンド、07はスリーブ側レストレイント取付ボルトであ
る。
ンド、07はスリーブ側レストレイント取付ボルトであ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述の従来技術には、
次のような問題点がある。1次冷却材配管02を通過さ
せるために1次遮蔽壁に設けられる1次遮蔽貫通部は、
原子炉容器中心部からの中性子ストリーミングを低減さ
せるため、極力貫通面積を小さくする必要があり、貫通
部スリーブ06内面と配管側レストレイントブロック0
3との間隙測定は狭い場所で行わなければならない。
次のような問題点がある。1次冷却材配管02を通過さ
せるために1次遮蔽壁に設けられる1次遮蔽貫通部は、
原子炉容器中心部からの中性子ストリーミングを低減さ
せるため、極力貫通面積を小さくする必要があり、貫通
部スリーブ06内面と配管側レストレイントブロック0
3との間隙測定は狭い場所で行わなければならない。
【0006】また、この測定寸法に従って作られたスリ
ーブ側レストレイントブロック05を貫通部スリーブ0
6内面に取付ける作業は、スペースが狭いために、更に
作業性が悪く、多大の作業時間が必要となる。本発明は
、作業が容易で、且つ短時間で施工可能な1次遮蔽貫通
部レストレイント据付方法を提案することを目的とする
ものである。
ーブ側レストレイントブロック05を貫通部スリーブ0
6内面に取付ける作業は、スペースが狭いために、更に
作業性が悪く、多大の作業時間が必要となる。本発明は
、作業が容易で、且つ短時間で施工可能な1次遮蔽貫通
部レストレイント据付方法を提案することを目的とする
ものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】貫通部スリーブを2重管
方式とし、内側のスリーブは、1次冷却材管が工場にあ
る時点で、スリーブ側と配管側とのクリアランスを所定
の寸法に調整し、その間にクリアランスが変化しない様
ライナーを仮付けし一体化する。又、外側の貫通スリー
ブは、従来の据付方法と同様に、1次遮蔽コンクリート
に先付けする。
方式とし、内側のスリーブは、1次冷却材管が工場にあ
る時点で、スリーブ側と配管側とのクリアランスを所定
の寸法に調整し、その間にクリアランスが変化しない様
ライナーを仮付けし一体化する。又、外側の貫通スリー
ブは、従来の据付方法と同様に、1次遮蔽コンクリート
に先付けする。
【0008】このように1次遮蔽コンクリートに先付け
された外側の貫通スリーブに、内側の貫通スリーブとク
リアランス調整された配管付きレストレイントと一体化
した1次冷却材管を挿入し、機器相互間と配管とを溶接
取付けした後、外側スリーブと内側スリーブとの間の隙
間にグラウト(コンクリート)を充填し据付ける。
された外側の貫通スリーブに、内側の貫通スリーブとク
リアランス調整された配管付きレストレイントと一体化
した1次冷却材管を挿入し、機器相互間と配管とを溶接
取付けした後、外側スリーブと内側スリーブとの間の隙
間にグラウト(コンクリート)を充填し据付ける。
【0009】
【作用】1次冷却材管と各機器を溶接することにより配
管レストレイントは自動的に所定の位置に設定され、外
側スリーブと内側スリーブの間にグラウトを充填するこ
とにより、内側スリーブは1次遮蔽コンクリートと一体
化される。スリーブ側レストレイントと配管側レストレ
イントを仮付けしていたライナーを除去することにより
、両レストレイントの間に、既に調整されたクリアラン
スが保持される。
管レストレイントは自動的に所定の位置に設定され、外
側スリーブと内側スリーブの間にグラウトを充填するこ
とにより、内側スリーブは1次遮蔽コンクリートと一体
化される。スリーブ側レストレイントと配管側レストレ
イントを仮付けしていたライナーを除去することにより
、両レストレイントの間に、既に調整されたクリアラン
スが保持される。
【0010】よって、現地に於ける計測及びクリアラン
スの調整が無くなり、据付作業が非常に簡略化される。
スの調整が無くなり、据付作業が非常に簡略化される。
【0011】
【実施例】本発明の実施例を図1乃至図8について説明
する。図5乃至図8は従来技術と同様であるが、本発明
による内側スリーブを6、スリーブ側レストレイントを
5で示してある。先ず、1次遮蔽壁を貫通して、同遮蔽
壁に外側スリーブ1を先行据付けする。
する。図5乃至図8は従来技術と同様であるが、本発明
による内側スリーブを6、スリーブ側レストレイントを
5で示してある。先ず、1次遮蔽壁を貫通して、同遮蔽
壁に外側スリーブ1を先行据付けする。
【0012】工場において、外側スリーブ1内を貫通す
る配管02に、配管側レストレイント03をバンド04
で固定し、内側スリーブ6にスリーブ側レストレイント
5をボルト07にて固定し、両方のレストレイント03
,5の間が所定の隙間になるように、スリーブ側レスト
レイント5を機械加工で寸法調整後、両方のレストレイ
ント03,5をライナー(図示せず)で固定する。
る配管02に、配管側レストレイント03をバンド04
で固定し、内側スリーブ6にスリーブ側レストレイント
5をボルト07にて固定し、両方のレストレイント03
,5の間が所定の隙間になるように、スリーブ側レスト
レイント5を機械加工で寸法調整後、両方のレストレイ
ント03,5をライナー(図示せず)で固定する。
【0013】このようにして作られた配管02、レスト
レイント03,5及び内側スリーブ6の組立物を先行据
付けした外側スリーブ1内に挿入し、配管02を各機器
に溶接した後、外側スリーブ1と内側スリーブ6との間
に出来た隙間にグラウト(又は、コンクリート)8を充
填し、据付ける。グラウト8の凝固後、レストレイント
03,5間のライナーを取外して、据付けを終了する。
レイント03,5及び内側スリーブ6の組立物を先行据
付けした外側スリーブ1内に挿入し、配管02を各機器
に溶接した後、外側スリーブ1と内側スリーブ6との間
に出来た隙間にグラウト(又は、コンクリート)8を充
填し、据付ける。グラウト8の凝固後、レストレイント
03,5間のライナーを取外して、据付けを終了する。
【0014】
【発明の効果】本発明による1次遮蔽貫通部レストレイ
ントの据付方法は、1次遮蔽壁に同壁を貫通する外側ス
リーブを固定し、1次冷却材配管の外周に形成された配
管側レストレイントと内側スリーブの内周に形成された
スリーブ側レストレイントとを所定の間隙を保持するよ
うにライナーにより仮付けし、一体となった前記1次冷
却材配管、配管側レストレイント、スリーブ側レストレ
イント及び内側スリーブの組立物を前記外側スリーブ内
に挿入し、前記1次冷却材配管を各機器に溶接した後、
前記外側スリーブと内側スリーブの間にグラウトを充填
することにより、次の効果を有する。
ントの据付方法は、1次遮蔽壁に同壁を貫通する外側ス
リーブを固定し、1次冷却材配管の外周に形成された配
管側レストレイントと内側スリーブの内周に形成された
スリーブ側レストレイントとを所定の間隙を保持するよ
うにライナーにより仮付けし、一体となった前記1次冷
却材配管、配管側レストレイント、スリーブ側レストレ
イント及び内側スリーブの組立物を前記外側スリーブ内
に挿入し、前記1次冷却材配管を各機器に溶接した後、
前記外側スリーブと内側スリーブの間にグラウトを充填
することにより、次の効果を有する。
【0015】1次遮蔽貫通部スリーブを2重管にする事
により、工場に於いて内側スリーブと配管との間に取付
くレストレイントの設定、クリアランス量の調整が出来
る為、レストレイントの取付作業が容易であり、かつ、
精度良く組み込みが出来る。又、現地では上記の様に一
体化された内側スリーブを先付けされた外側スリーブに
挿入し、配管を各機器に溶接するだけで配管レストレイ
ントは所定の位置に設定され、外側スリーブと内側スリ
ーブとに出来た間隙にグラウト(コンクリート)を充填
するだけで据付可能となり、更に仮付けライナーを取り
外すことにより配管側レストレイントとスリーブ側レス
トレイント間のクリアランス調整も完了となり現地に於
ける作業効率が高くなる。
により、工場に於いて内側スリーブと配管との間に取付
くレストレイントの設定、クリアランス量の調整が出来
る為、レストレイントの取付作業が容易であり、かつ、
精度良く組み込みが出来る。又、現地では上記の様に一
体化された内側スリーブを先付けされた外側スリーブに
挿入し、配管を各機器に溶接するだけで配管レストレイ
ントは所定の位置に設定され、外側スリーブと内側スリ
ーブとに出来た間隙にグラウト(コンクリート)を充填
するだけで据付可能となり、更に仮付けライナーを取り
外すことにより配管側レストレイントとスリーブ側レス
トレイント間のクリアランス調整も完了となり現地に於
ける作業効率が高くなる。
【図1】本発明の実施例における縦断面図である。
【図2】図1の側面図である。
【図3】外側スリーブの縦断面図である。
【図4】図3の側面図である。
【図5】レストレイントを取付けた内側スリーブを一部
断面で示した立面図である。
断面で示した立面図である。
【図6】図5の側面図である。
【図7】レストレイントを取付けた1次冷却材配管の立
面図である。
面図である。
【図8】図7の側面図である。
【図9】従来技術の施工例を示す縦断面図である。
【図10】図9の側面図である。
1 外側スリーブ
02 1次冷却材配管
03 配管側レストレイント
04 配管側レストレイント固定バンド5(05)
スリーブ側レストレイント6(06) 内
側スリーブ 07 スリーブ側レストレイント取付ボルト8
グラウト(コンクリート)
スリーブ側レストレイント6(06) 内
側スリーブ 07 スリーブ側レストレイント取付ボルト8
グラウト(コンクリート)
Claims (1)
- 【請求項1】 1次遮蔽壁に同壁を貫通する外側スリ
ーブを固定し、1次冷却材配管の外周に形成された配管
側レストレイントと内側スリーブの内周に形成されたス
リーブ側レストレイントとを所定の間隙を保持するよう
にライナーにより仮付けし、一体となった前記1次冷却
材配管、配管側レストレイント、スリーブ側レストレイ
ント及び内側スリーブの組立物を前記外側スリーブ内に
挿入し、前記1次冷却材配管を各機器に溶接した後、前
記外側スリーブと内側スリーブの間にグラウトを充填す
ることを特徴とする1次遮蔽貫通部レストレイントの据
付方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3104418A JPH04337184A (ja) | 1991-05-09 | 1991-05-09 | 1次遮蔽貫通部レストレイントの据付方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3104418A JPH04337184A (ja) | 1991-05-09 | 1991-05-09 | 1次遮蔽貫通部レストレイントの据付方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04337184A true JPH04337184A (ja) | 1992-11-25 |
Family
ID=14380150
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3104418A Withdrawn JPH04337184A (ja) | 1991-05-09 | 1991-05-09 | 1次遮蔽貫通部レストレイントの据付方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04337184A (ja) |
-
1991
- 1991-05-09 JP JP3104418A patent/JPH04337184A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19980806 |