JPH04337120A - 油圧クラッチの潤滑装置 - Google Patents

油圧クラッチの潤滑装置

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Publication number
JPH04337120A
JPH04337120A JP10605191A JP10605191A JPH04337120A JP H04337120 A JPH04337120 A JP H04337120A JP 10605191 A JP10605191 A JP 10605191A JP 10605191 A JP10605191 A JP 10605191A JP H04337120 A JPH04337120 A JP H04337120A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hydraulic clutch
clutch
detector
hydraulic
lubricating oil
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10605191A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichiro Suga
公一郎 菅
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP10605191A priority Critical patent/JPH04337120A/ja
Publication of JPH04337120A publication Critical patent/JPH04337120A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、油圧クラッチの潤滑装
置に関し、潤滑油の粘性により生じる連廻りトルクによ
る弊害を防止するものである。
【0002】
【従来の技術】車両、例えば、トラクタの動力伝達系に
、強制潤滑式の油圧クラッチ、例えば、前後進切替又は
高低切替用の油圧クラッチを設け、この油圧クラッチに
後続してギヤ変速装置を備えたものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の潤滑装
置は、常時潤滑であったため、油の粘性によって連廻り
トルクが発生することがあり、これは、車両の微速動 
(クリープ) を招いたり、又、ギヤー変速装置の変速
操作荷重が重くなるという課題があった。特に、この傾
向は低温時に顕著であった。
【0004】本発明は、油圧クラッチの焼付き等を防止
することは保証しつつ油の粘性による連廻りトルクによ
る弊害を防止したことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この技術的課題を解決す
る本発明の技術的手段は、動力伝達系に、強制潤滑式の
油圧クラッチ5 が設けられた車両において、前記油圧
クラッチ5 の操作手段25に、クラッチ中立を検出す
る検出器31が設けられ、該検出器31の検出時に、油
圧クラッチ5 への潤滑油の供給を間欠的に遮断する遮
断手段37が設けられている点にある。
【0006】
【作用】操作手段25を中立にすると、これを検出器3
1で検出し、遮断手段37の作動によって油圧クラッチ
5 への潤滑油の供給を間欠的に遮断する。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳述
する。図2、3において、エンジン1 に図外の主クラ
ッチを介して入力軸2 を連結され、出力軸3 がギヤ
変速装置4 に連結された油圧クラッチ5 がトラクタ
の動力伝達系 (図では走行系) に組込まれている。
【0008】図示の油圧クラッチ5 は高速 (図2)
と低速(図3)に切換自在な所謂ハイロー形を示してい
るが、これは前後進切替形であってもよい。油圧クラッ
チ5 は、入力軸2 と出力軸3 との軸心上における
入力軸2 に、クラッチボディ6 がキー7 により固
定され、クラッチボディ6 には高速用ピストン8と低
速用ピストン9 とが背合せ状に嵌合されており、それ
ぞれクラッチディスク10,11 を押圧解除自在とし
ている。
【0009】高速側の従動盤12は出力軸3 に固定さ
れ、低速側の従動盤13は入力軸1 上に回転自在に設
けてある。更に、低速側の従動盤13と一体のボディ1
4と出力軸3 上のギヤ15とにそれぞれ咬合するギヤ
16,17 を有するカウンタ軸18が設けられている
。エンジン1 にて駆動されるポンプ19の送液回路2
0にはクラッチバルブ装置21が設けられ、このバルブ
装置21のスプール22は操作レバー23とベルクラン
クリンク24等よりなる操作手段25によって、図2の
H側の操作でピストン8 に油圧を作用させて該ピスト
ン8 をバネ8Aに抗して摺動することで図2の矢示の
如く入力軸2と出力軸3 とを連結した高速と、L側の
操作でピストン9 に油圧を作用させて該ピストン9 
をバネ9Aに抗して摺動することで図3の矢示の如くカ
ウンタ軸18を経由する低速にそれぞれ切換自在とされ
ている。
【0010】図1において、前記送液回路20には潤滑
回路26が設けられ、この潤滑回路26にはパイロット
弁27、チェック弁28とともに電磁バルブ29が設け
てあり、該電磁バルブ29をリンケージしているときは
油圧クラッチ5 の潤滑部 (クラッチディスク等) 
へ潤滑油を強制的に送液している。操作手段25におけ
るHL検出器30とは別に、油圧クラッチ5 の中立検
出器31が設けられ、この検出器31は、リレータイマ
35と共にバッテリ36に直列に接続されており、操作
手段25がクラッチ中立位置にセットされたときこれを
検出してオンし、検出器31の検出時にリレータイマ3
5が作動するようになっている。リレータイマ35はリ
レー接点35a を有し、リレータイマ35の作動時に
リレー接点35a が図4に示す如く間欠的にオンオフ
動作し、これによって電磁バルブ29を導通部29A側
と遮断部29B 側とに間欠的に切換えて、油圧クラッ
チ5 への潤滑油の供給を間欠的に遮断するようになっ
ている。そして、リレータイマ35及び電磁バルブ29
によって、検出器31の検出時に油圧クラッチ5 への
潤滑油の供給を間欠的に遮断する遮断手段37が構成さ
れている。
【0011】従って、以上の実施例において、操作手段
25を高低いずれかに切換したときは、ピストン8,9
 のいずれかに作動油圧を送り、一方を駆動するととも
に必要箇所の潤滑がなされている。そして、操作手段2
5を中立にするとこれを検出器31で検出し、その信号
で電磁バルブ29を導通部29A 側と遮断部29B 
とに間欠的に切換えて、油圧クラッチ5 への潤滑油の
供給を間欠的に遮断し、油圧クラッチ5 の油の粘性に
よる連廻りトルクを防止し、ギヤ変速装置4 の慣性質
量を抑えるとともに、車両のクリープ動を防止する。
【0012】なお、以上の実施例において、操作レバー
23のグリップ部に、所謂タッチセンサー付スイッチに
よる検出器を設けてもよい。
【0013】
【発明の効果】以上詳述した通り、本発明によれば、油
圧クラッチの作動時において潤滑必要域では強制潤滑を
しつつ焼付き防止等を図れるにも拘らず、油圧クラッチ
の中立時においては潤滑油の供給を間欠的に遮断するこ
とによって連廻りを抑制し、連廻りによる種々の弊害を
防止でき、これは特に、低温時において顕著な利点を奏
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す構成図である。
【図2】高速時の構成図である。
【図3】低速時の構成図である。
【図4】タイムチャート
【符号の説明】
5  油圧クラッチ 25  操作手段 31  中立検出器 37  遮断手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  動力伝達系に、強制潤滑式の油圧クラ
    ッチ(5) が設けられた車両において、前記油圧クラ
    ッチ(5) の操作手段(25)に、クラッチ中立を検
    出する検出器(31)が設けられ、該検出器(31)の
    検出時に、油圧クラッチ(5) への潤滑油の供給を間
    欠的に遮断する遮断手段(37)が設けられていること
    を特徴とする油圧クラッチの潤滑装置。
JP10605191A 1991-05-10 1991-05-10 油圧クラッチの潤滑装置 Pending JPH04337120A (ja)

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JP10605191A JPH04337120A (ja) 1991-05-10 1991-05-10 油圧クラッチの潤滑装置

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JP10605191A JPH04337120A (ja) 1991-05-10 1991-05-10 油圧クラッチの潤滑装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04337120A true JPH04337120A (ja) 1992-11-25

Family

ID=14423830

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10605191A Pending JPH04337120A (ja) 1991-05-10 1991-05-10 油圧クラッチの潤滑装置

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JP (1) JPH04337120A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011514497A (ja) * 2009-08-14 2011-05-06 フオルクスワーゲン・アクチエンゲゼルシヤフト オートマチックトランスミッションを有する車両のクラッチの冷却剤供給および潤滑剤供給を制御するための方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011514497A (ja) * 2009-08-14 2011-05-06 フオルクスワーゲン・アクチエンゲゼルシヤフト オートマチックトランスミッションを有する車両のクラッチの冷却剤供給および潤滑剤供給を制御するための方法

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