JPS60104849A

JPS60104849A - ベルト式無段変速機の制御装置

Info

Publication number: JPS60104849A
Application number: JP21115883A
Authority: JP
Inventors: Hitoshi Akutagawa; 等芥川
Original assignee: Mazda Motor Corp
Current assignee: Mazda Motor Corp
Priority date: 1983-11-10
Filing date: 1983-11-10
Publication date: 1985-06-10

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野〕本発明は、ベルト式無段変速機に関する。殊に、本発明
は、ベルト式無段変速装置に歯車装置が組合わされ、こ
の歯車装置の噛み合いが手動レバーにより切換えられる
ようになったベルト式変速機に関する。

（従来技術）有効ピッチ径可変の駆動側プーリと抜駆ｗＪ側プーリと
の間にベルトが掛は渡された形式のベルト式無段変速装
置に、前後進切換用の歯車装置を組合わせて自動車用と
して使用できるようにしたベルト式無段変速機は公知で
ある。このような変速機においては、歯車装置が、手動
レバーの操作によりその噛み合いを切換える形式である
ばあい、その噛合いの切換操作を行なうさいにプーリに
回転が残っていると、該グーりの回転慣性のために操作
が重くなり、円滑な噛合い切換え操作を行なうことがで
きなくなる。さらに、プーリに回転が残っている間に噛
合いの切換え操作を行なうと、歯車に異音ヲ兜生するこ
ともある。このような問題は、前後進切換用の歯車装置
に限らず、噛合いの切換えにより歯車比を変化させるよ
うになった変速歯車装置においても同様に生ずる。

ベルト式無段変４機において、前後進の切換えを、噛合
いの切換え可能な歯車装置でなく、逆転クラッチの断続
により行なうようにした楢造で、この逆転クラッチの操
作に応答してプーリに設けられたブレーキが作動するよ
うになった制御装置が喘°開１１Ｌ−ｉ　５．２−９　
ｇ　ｇ　４　／号に開示されている。

しかし、この制御装置は、逆転クラッチの操作のための
制御ロンドが動かされるたひにブレーキが作動するよう
に構成されているため無駄が多くなる。

（発明の目的）本発明は、ベルト式無段変速装置に噛合いの切換え可能
な歯車装置が組合わされたベルシト式無段震速枳におい
て、プーリに対して心安なときに十分なブレーキ力が与
えられるようにする制御装置を提供することである。

（発明の構成）上記の目的を達成するため、本発明は次の構成を有する
。すなわち、本発明によるベルト式無段変速装置は、有
効ピッチ径可変の駆動側グーりと抜駆ｗＪ仙１グーリが
それぞれ入力軸および出力軸上に支持され、前記両プー
リ間にベルトが川は渡されたベルト式無段変速装置と、
前記無段変速装置の出力軸に組合わされ手動操作レバー
の操作に応じて噛み合いが選択的に切換えられる歯車装
置と、前記駆動側および被駆動側プーリの少くとも一方
に組合わされたブレーキ装置と、前記プーリの回転を検
出する回転検出装置と、前記手動操作レバーの中立位置
に応答し前記回転検出装置が回転を検出しているときに
前記ブレーキ装置を作動させるブレーキ制御装置とから
なる。

（発明の効果）本発明においては、歯車装置の噛合いの切換えを行なう
手動操作レバーが中里位置に動かされたことに応答し、
かつグーりの回転が検出されたときにブレーキ制御装置
がブレーキ装置を作動させるようになっているので、ブ
レーキ装置の作動に無駄がなく、かつ歯車装置の噛合い
の切換えにさいしては、プーリを確実に停止状態に保持
できるので切換えのための操作力が小さくなり、切換え
操作も円滑で歯車異音の発生が防止できる。

（実施例の説明）第１図において、本発明全実力１ハしたベルト式無段変
速機は、ベルト式無段変速装置１と前後進切換歯車機栴
２とを有する。ベルト式無段変速装置１は、クラッチ１
０を介してエンジン駆動軸ＩＪに結合される人力軸１２
上に設けられた駆動１１１プーリ１３と、該入力軸１２
に平行な出力軸１４上に設けられた抜駆８ＪＪＪ側プー
リ１５とを有する。駆動ｆ１１１プーリ１３は、入力軸
１２に一体に形成されるか、あるいは該入力軸１２に固
定された固定円板１３ａと入力軸１２上に軸方向摺動自
在に配置され／ζζ励動円板１３ｂを有し、可動円板１
３ｂの外供１には該可動円板を軸方向に押すための油圧
室１３　Ｃ，が形成されている。被駆動側プーリ１５は
、出力軸１４に一体に形成されるか、あるいは該出力軸
１４に固定された固定同機１５ａと、該出力軸１４上に
和１方向可動に配置された可動円板１５ｂとを有し、可
動円板１５ｂの外側には該可動円板１５ｂを軸方向に押
すための油圧室１５Ｃが形成されている。駆動側プーリ
１３には、内板１３ａ、１３ｂ間に■形＠１３ｄが形成
され、被駆動側プーリ１５には、同様に、円板１５ａ１
１５ｂ間に■形溝１５ｄが形成されている。そして、プ
ーリ１３．１５間には■ベルト１６が謡１け渡されてい
る。油圧室１３Ｃには、所望の変速比に応じて定まる容
積の作動油が供給されて、可動円板１３ｂの腫１方回位
置全決定し、油圧室１５Ｃには所定圧力の作動油が供給
されて円板１５１）’ｒ円板１５ａの方向に押すことに
より、ベルト１６に首足の張力を与える。

出力軸１４上には、前進用駆動両車２１が回転自在に装
置されている。さらに、該出力軸１４上には、後退用駆
動歯車２２がスプライン嵌合され、厘出力＠１４ととも
に回転するようになっている。

後退用駆動歯車２２と一体に歯車２２ａが形成され、こ
の歯車２２ａにスリーブ歯車２３が嵌合している。前進
用駆動歯車２１には歯車２２ａと同径の歯車２１ａが一
体に形成され、スリーブ歯車２３と係合し得るようにな
っている。スリーブ歯車２３が軸方向に移動させられて
歯車２１ａと係合すると、前進用駆動歯車２１は後退用
駆動歯車２２を介して出力軸１４に結合される。出力軸
１４と平行ｔて中間軸２４が配置され、この中間軸２４
には、前進用中間歯車２５と後退用中間歯車２６および
出力用歯車２７が、該中間和１２４と一体複ｆｒ、は該
中間軸に固定関係で設けられている。

前進用駆動歯車２１は、中ＩＭＪ歯車２５に常時噛合っ
ている。この前進用駆動歯車２１は、軸１４とともに回
転するように設けてもよく、そのばあいには、前進用中
間歯車２５は中間軸２４上に回転可能に配置ｆｊｔ　Ｌ
　、該中間歯車２５と中間軸２４との間にクラッチを設
ける。

第２図および第３図に示すように、出力軸１４と中間軸
２４に平行にアイドラ１ｌｌｌ１２８が設けられ、該ア
イドラｌｌｌ１ｌ１２８上にアイドラ歯車２９が回転自
在に装着されている。アイドラ歯車２９は、第２図に示
すように、歯車２２．２６と噛合い得る位置にある。ア
イドラ軸２８は、アイドラ歯車２９とともに軸方向に可
動であり、アイドラ１ＰＪＩ２８の一端には該軸２８を
軸方向に動かブための油圧シリンダ３０が形成されてい
る。アイドラ歯車２９は、第３図に示すように歯車２２
．２６との噛合いから外れた非作動位置と、油圧シリン
ダ３０により左方に押されて歯車２２．２６と噛合う作
動位置との間を可動である。

スリーブ歯車２３の移動はシフトフォーク２３ａおよび
これを作動させるシフトロッド２３ｂにより手動操作で
行なわれ、スリーブ歯車２３が歯車２１ａと係合状態に
あるときには、油圧シリンダ３０の左側の室に油圧が導
入されてアイドラ歯車２９が非作動位置に置かれ、前進
駆動状態となる。

また、スリーブ歯車２３が歯車２１ａとの係合から外さ
れているはあいには、アイドラ歯車２９が非作動位置に
あればこの歯車装置は中立状態になり、油圧シリンダ３
０の右側の室に油圧を導入して、アイドラ歯車２９を歯
車２２に係合させれば後退駆動状態が得られる。

第１図全参照すると、駆動側プーリ１３に隣接した位ぜ
Ｌで、変速機ケースにはブレーキシリンダ５０が形成さ
れ、このブレーキシリンダ５０内にブレーキシュー５１
　ａ　ｋ有Ｙるブレーキピストン５１が配置されている
。ブレーキシリンダ５０への油圧の供給を制御するため
に、ブレーキ弁５２が設けられる。このブレーキ弁５２
はプランジャ５３を嵌装した弁孔５４金有し、弁孔５４
に、ブレーキシリンダ５０に接続される出力ポート５４
ａと、Ｋン出力ポート５４ａの両ｔ１１１に形成された
圧力ボート５４ｂおよび仄９ボート５４Ｃ全有する。

圧力ボート５４ｂＫは油圧ポンプ（図示せず）からの圧
力が供給され、プランジャ５３が右方に励かされ／こと
き出カポ−）５４ａが圧力ボート５４ｂに接続されてブ
レーキシリンダ５０に油圧が供給される。プランジャ５
：うはスゲリング５５により左方に押されており、この
スプリング５５の作用でプランジャ５３が左方に移動す
ると、出力ポート５４ａは戻りボー）５４ｃＫ接続され
る。

弁孔５４の左端にはシリンダ５６が形成されており、こ
のシリンダ５６内には、プランジャ５３の左端に形成さ
れたピストン５７が嵌合されている。ピストン５７の右
側に形成される室は低圧室であり、左側に形成される室
５６ａに圧力が導入されたとき、プランジャ５３が右方
に押されて、ブレーキが作動する。シリンダ５６の室５
６ａに油圧を供給するために、制御弁５８が設けられる
。

この制御弁５８は、弁孔５９と該弁孔５９内に嵌装され
ｆｃｆランジャ６０とを有する。弁孔５９は、出力ポー
ト５９ａと該出力ポート５９ａの両側に形成された圧力
ポート５９ｂおよび戻９ｆ！−ト５９ｃｋ有する。プラ
ンジャ６０はシフトロッド２３ｂと運動してお９、シフ
トロッド２３ｂが中立位置にあるときにはプランジャ６
０は中央位置をと９、前進位１紅では左位置、後退位置
では右位置をとる。

出力ポート５９ａはブレーキ弁５２のシリンダ５６に形
成された室５６ａＫ接続されており、グランジャ６０の
中央位置で圧力ポ−）５９ｂに接続され、左位置および
右位置のいずれでも、戻りポー）５９ｃＫ接続される。

制御弁５８の圧力ポ−）５９ｂＫは、プーリの回転によ
り生じる圧力が供給される。すなわち、＆＠ｌｕｌプー
リ１３の油圧室１３ｃの背後には、その外周に沿って環
状溝板６１が配置されて、環状室６２を形成しており、
この環状室６２ｆユ、たとえはオリフィスにより油圧室
１３　ｃの外周部に連通させることにより作動油の供給
を受けるように構成されている。プーリ１３が回転する
と、環状室６２内には遠心力による圧力が発生するが、
この圧力が、ツクイブ６３により圧力ポ−）５９ｂに導
か九る。したがって、プーリ１３が回転しており、シフ
トロッド２３ｂが中立位置にあるときにのみ、圧力が室
５６ａに導かれ、ブレーキ弁５２のプランジャ５３を右
方に押して油圧をブレーキシリンダ５ｏに４入し、ブレ
ーキピストン５１のブレーキシュー５１ａをプーリ１３
のシープ１３８に押しつけて制動力を作用させる。プー
リの回転は、必すしも上述の方式による必要はなく、た
とえばガバナーを用いることにより検知してもよい。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す変速機の断面図、第２
図は第１図の■−■線断面図、第３図は第２図の■−■
線断面図である。１・・・ベルト式無段変速装置、２・・・前後進切換歯
車機構、１３・・・入力側プーリ、１４・・・出力軸、
１５・・・出力側プーリ、２１・・・前進用駆′ＩＪＪ
歯車、２２・・・後退用駆動歯車、２３・・・クラッチ
、２４・・・中間軸、２５・・・前進用中間歯車、２６
・・・後退用中間両車、２８・・・アイドラ軸、２９・
・・アイドラ歯車、３０・・・油圧シリンダ、５１・・
・ブレーキピストン、５２・・・ブレーキ弁、５８・・
・制御弁。

Claims

【特許請求の範囲】

有効ピッチ径可変の駆動側プーリと被駆動側プーリがそ
れぞれ入力軸および出力軸上に支持され、前記両グーリ
間にベルトが掛は渡されたベルシト式無股変速装置と、
前記無段変速装置の出力軸に組合わされて手！１ＩＪＩ
繰作レバーの操作に応じて噛み合いが選択的に切換えら
れる歯車装置と、前記駆動側および被駆動側プーリの少
くとも一方に糺合わされたブレーキ装置と、前記プーリ
の回転を検出する回転検出装置と、前記手動操作レノマ
ーの中立位置に応答し前記回転検出装置が回転を検出し
ているときにｆｘｉＪ記ブレーキ装置を作動させるブレ
ーキ制卸装置とからなるベルト式無段変速機の制御装置
。