JPH04331826A - 油圧クラッチの潤滑装置 - Google Patents
油圧クラッチの潤滑装置Info
- Publication number
- JPH04331826A JPH04331826A JP10101691A JP10101691A JPH04331826A JP H04331826 A JPH04331826 A JP H04331826A JP 10101691 A JP10101691 A JP 10101691A JP 10101691 A JP10101691 A JP 10101691A JP H04331826 A JPH04331826 A JP H04331826A
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- JP
- Japan
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- hydraulic clutch
- clutch
- lubricating oil
- neutral
- valve
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- Pending
Links
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- 238000005461 lubrication Methods 0.000 claims abstract description 12
- 239000010687 lubricating oil Substances 0.000 claims abstract description 11
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Landscapes
- Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、油圧クラッチの潤滑装
置に関し、潤滑油の粘性により生じる連廻りトルクによ
る弊害を防止するものである。
置に関し、潤滑油の粘性により生じる連廻りトルクによ
る弊害を防止するものである。
【0002】
【従来の技術】車両、例えば、トラクタの動力伝達系に
、強制潤滑式の油圧クラッチ、例えば、前後進切替又は
高低切替用の油圧クラッチを設け、この油圧クラッチに
後続してギヤ変速装置を備えたものがある。
、強制潤滑式の油圧クラッチ、例えば、前後進切替又は
高低切替用の油圧クラッチを設け、この油圧クラッチに
後続してギヤ変速装置を備えたものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の潤滑装
置は、常時潤滑であったため、油の粘性によって連廻り
トルクが発生することがあり、これは、車両の微速動
(クリープ) を招いたり、又、ギヤー変速装置の変速
操作荷重が重くなるという課題があった。特に、この傾
向は低温時に顕著であった。
置は、常時潤滑であったため、油の粘性によって連廻り
トルクが発生することがあり、これは、車両の微速動
(クリープ) を招いたり、又、ギヤー変速装置の変速
操作荷重が重くなるという課題があった。特に、この傾
向は低温時に顕著であった。
【0004】本発明は、油圧クラッチの焼付き等を防止
することは保証しつつ油の粘性による連廻りトルクによ
る弊害を防止したことを目的とする。
することは保証しつつ油の粘性による連廻りトルクによ
る弊害を防止したことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、車両の動力伝
達系に、強制潤滑式の油圧クラッチ5 を備えたものに
おいて、前述の目的を達成するために、次の技術的手段
を講じている。すなわち、本発明は、前記油圧クラッチ
5 の操作手段25に、クラッチ中立を検出する検出手
段31を備え、該検出手段31に連動して油圧クラッチ
5 への潤滑油の供給を遮断する手段29を備えている
ことを特徴とするものである。
達系に、強制潤滑式の油圧クラッチ5 を備えたものに
おいて、前述の目的を達成するために、次の技術的手段
を講じている。すなわち、本発明は、前記油圧クラッチ
5 の操作手段25に、クラッチ中立を検出する検出手
段31を備え、該検出手段31に連動して油圧クラッチ
5 への潤滑油の供給を遮断する手段29を備えている
ことを特徴とするものである。
【0006】
【作用】本発明によれば、操作手段25を中立にすると
これを検出手段31で検出し、この検出信号で潤滑系油
路26に設けた電磁バルブ29を励磁して潤滑油の供給
をカットする。一方、操作手段25が中立以外のときは
、電磁弁29は消磁され、潤滑油は供給され、油圧クラ
ッチ5 のディスク等の焼付きは防止する。
これを検出手段31で検出し、この検出信号で潤滑系油
路26に設けた電磁バルブ29を励磁して潤滑油の供給
をカットする。一方、操作手段25が中立以外のときは
、電磁弁29は消磁され、潤滑油は供給され、油圧クラ
ッチ5 のディスク等の焼付きは防止する。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳述
する。図2、3は、エンジン1 に図外の主クラッチを
介して入力軸2 を連結され、出力軸3 がギヤ変速装
置4 に連結された油圧クラッチ5 がトラクタの動力
伝達系 (図では走行系) に組込まれている。
する。図2、3は、エンジン1 に図外の主クラッチを
介して入力軸2 を連結され、出力軸3 がギヤ変速装
置4 に連結された油圧クラッチ5 がトラクタの動力
伝達系 (図では走行系) に組込まれている。
【0008】図示の油圧クラッチ5 は高速 (図2)
と低速(図3)に切換自在な所謂ハイロー形を示してい
るが、これは前後進切替形であってもよい。油圧クラッ
チ5は、入力軸2 と出力軸3 との軸心上における入
力軸2 に、クラッチボディ6 がキー7 により固定
され、クラッチボディ6 には高速用ピストン8と低速
用ピストン9 とが背合せ状に嵌合されており、それぞ
れクラッチディスク10,11 を押圧解除自在として
いる。
と低速(図3)に切換自在な所謂ハイロー形を示してい
るが、これは前後進切替形であってもよい。油圧クラッ
チ5は、入力軸2 と出力軸3 との軸心上における入
力軸2 に、クラッチボディ6 がキー7 により固定
され、クラッチボディ6 には高速用ピストン8と低速
用ピストン9 とが背合せ状に嵌合されており、それぞ
れクラッチディスク10,11 を押圧解除自在として
いる。
【0009】高速側の従動盤12は出力軸3 に固定さ
れ、低速側の従動盤13は入力軸1 上に回転自在に設
けてある。更に、低速側の従動盤13と一体のボディ1
4と出力軸3 上のギヤ15とにそれぞれ咬合するギヤ
16,17 を有するカウンタ軸18が設けられている
。エンジン1 にて駆動されるポンプ19の送液回路2
0にはクラッチバルブ装置21が設けられ、このバルブ
装置21のスプール22は操作レバー23とベルクラン
クリンク24等よりなる操作手段25によって、図2の
H側の操作でピストン8 に油圧を作用させて該ピスト
ン8 をバネ8Aに抗して摺動することで図2の矢示の
如く入力軸2と出力軸3 とを連結した高速と、L側の
操作でピストン9 に油圧を作用させて該ピストン9
をバネ9Aに抗して摺動することで図3の矢示の如くカ
ウンタ軸18を経由する低速にそれぞれ切換自在とされ
ている。
れ、低速側の従動盤13は入力軸1 上に回転自在に設
けてある。更に、低速側の従動盤13と一体のボディ1
4と出力軸3 上のギヤ15とにそれぞれ咬合するギヤ
16,17 を有するカウンタ軸18が設けられている
。エンジン1 にて駆動されるポンプ19の送液回路2
0にはクラッチバルブ装置21が設けられ、このバルブ
装置21のスプール22は操作レバー23とベルクラン
クリンク24等よりなる操作手段25によって、図2の
H側の操作でピストン8 に油圧を作用させて該ピスト
ン8 をバネ8Aに抗して摺動することで図2の矢示の
如く入力軸2と出力軸3 とを連結した高速と、L側の
操作でピストン9 に油圧を作用させて該ピストン9
をバネ9Aに抗して摺動することで図3の矢示の如くカ
ウンタ軸18を経由する低速にそれぞれ切換自在とされ
ている。
【0010】送液回路20には図1に示す潤滑回路26
が設けられ、この潤滑回路26にはパイロット弁27、
チェック弁28とともに電磁バルブ29が設けてあり、
該電磁バルブ29をリンケージしているときは油圧クラ
ッチ5 の潤滑部 (クラッチディスク等) へ潤滑油
を強制的に送液している。操作手段25におけるHL検
出器30とは別に、油圧クラッチ5 の中立検出器31
が設けてあり、この検出器31の検出信号で電磁バルブ
29を励磁させて遮断部29A に切換可能としており
、ここに、検出器31は検出手段を、バルブ29は遮断
手段とされ、バッテリ32に直列に接続されている。
が設けられ、この潤滑回路26にはパイロット弁27、
チェック弁28とともに電磁バルブ29が設けてあり、
該電磁バルブ29をリンケージしているときは油圧クラ
ッチ5 の潤滑部 (クラッチディスク等) へ潤滑油
を強制的に送液している。操作手段25におけるHL検
出器30とは別に、油圧クラッチ5 の中立検出器31
が設けてあり、この検出器31の検出信号で電磁バルブ
29を励磁させて遮断部29A に切換可能としており
、ここに、検出器31は検出手段を、バルブ29は遮断
手段とされ、バッテリ32に直列に接続されている。
【0011】従って、以上の実施例において、操作手段
25を高低いずれかに切換したときは、ピストン8,9
のいずれかに作動油圧を送り、一方を駆動するととも
に必要箇所の潤滑がなされている。そして、操作手段2
5を中立にするとこれを検出器31で検出し、その信号
で電磁バルブ29を遮断部29A に切換えて油圧クラ
ッチ5 の油の粘性による連廻りトルクを防止し、ギヤ
変速装置4 の慣性質量を抑えるとともに、車両のクリ
ープ動を防止する。
25を高低いずれかに切換したときは、ピストン8,9
のいずれかに作動油圧を送り、一方を駆動するととも
に必要箇所の潤滑がなされている。そして、操作手段2
5を中立にするとこれを検出器31で検出し、その信号
で電磁バルブ29を遮断部29A に切換えて油圧クラ
ッチ5 の油の粘性による連廻りトルクを防止し、ギヤ
変速装置4 の慣性質量を抑えるとともに、車両のクリ
ープ動を防止する。
【0012】なお、以上の実施例において、操作レバー
23のグリップ部に、所謂タッチセンサー付スイッチに
よる検出器を設けてもよい。
23のグリップ部に、所謂タッチセンサー付スイッチに
よる検出器を設けてもよい。
【0013】
【発明の効果】以上詳述した通り、本発明によれば、油
圧クラッチの作動時において潤滑必要域では強制潤滑を
しつつ焼付き防止等を図れるにも拘らず、油圧クラッチ
の中立時においては潤滑油を遮断することによって連廻
りを抑制し、連廻りによる種々の弊害を防止でき、これ
は特に、低温時において顕著な利点を奏する。
圧クラッチの作動時において潤滑必要域では強制潤滑を
しつつ焼付き防止等を図れるにも拘らず、油圧クラッチ
の中立時においては潤滑油を遮断することによって連廻
りを抑制し、連廻りによる種々の弊害を防止でき、これ
は特に、低温時において顕著な利点を奏する。
【図1】本発明実施例の構成図である。
【図2】高速時の構成図である。
【図3】低速時の構成図である。
5 油圧クラッチ
25 操作手段
29 遮断手段
31 中立検出手段
Claims (1)
- 【請求項1】 車両の動力伝達系に、強制潤滑式の油
圧クラッチ5 を備えたものにおいて、前記油圧クラッ
チ(5) の操作手段(25)に、クラッチ中立を検出
する検出手段(31)を備え、該検出手段(31)に連
動して油圧クラッチ(5) への潤滑油の供給を遮断す
る手段(29)を備えていることを特徴とする油圧クラ
ッチの潤滑装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10101691A JPH04331826A (ja) | 1991-05-02 | 1991-05-02 | 油圧クラッチの潤滑装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10101691A JPH04331826A (ja) | 1991-05-02 | 1991-05-02 | 油圧クラッチの潤滑装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04331826A true JPH04331826A (ja) | 1992-11-19 |
Family
ID=14289419
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10101691A Pending JPH04331826A (ja) | 1991-05-02 | 1991-05-02 | 油圧クラッチの潤滑装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04331826A (ja) |
-
1991
- 1991-05-02 JP JP10101691A patent/JPH04331826A/ja active Pending
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