JPH0433628Y2 - - Google Patents

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JPH0433628Y2
JPH0433628Y2 JP17836284U JP17836284U JPH0433628Y2 JP H0433628 Y2 JPH0433628 Y2 JP H0433628Y2 JP 17836284 U JP17836284 U JP 17836284U JP 17836284 U JP17836284 U JP 17836284U JP H0433628 Y2 JPH0433628 Y2 JP H0433628Y2
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auxiliary
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electromagnetic contactor
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iron core
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JP17836284U
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Description

【考案の詳細な説明】 [技術分野] 本考案は、電磁接触器本体に補助接点ユニツト
を装着することができるタイプの電磁接触器に関
するものである。
[背景技術] 第8図は従来例を示すものであり、電磁接触器
本体A′に補助接点ユニツトB′を取り付ける場合
にはネジにて行なつていた。すなわち、補助接点
ユニツトB′に穿孔した挿通孔16を介して電磁
接触器本体A′のネジ穴17にネジ15を螺着し
て、補助接点ユニツトB′を電磁接触器本体Aに
取付固定するものである。この場合、補助接点ユ
ニツトB′を複数個積層する場合には、長さの違
うネジが必要となり、部品点数が増えたり、ま
た、保全、交換時にネジを外す必要があり手間が
かかるという問題がある。
[考案の目的] 本考案は上述の点に鑑みて提供したものであつ
て、同形の2個以上の補助接点ユニツトを電磁接
触器本体に別部品を用いることなく着脱自在に積
層できる電磁接触器を提供することを目的とした
ものである。
[考案の開示] 以下、本考案の実施例を図面により説明する。
まず、電磁接触器本体Aについて説明する。上面
が開口したボデイ18内にE字型の固定鉄芯3が
マツト20の上に配設され、この固定鉄芯3の上
にコイル2を巻回したコイル枠1がマツト21の
上に配置してある。コイル枠1の空洞部の下部に
固定鉄芯3の中央部が嵌挿している。上下方向に
移動自在な可動体7は、コイル2の通電時に固定
鉄芯3に吸引される可動鉄芯4と連結ピン19に
より油含浸材22を介して連結し、可動鉄芯4と
可動体7とを連動するようにしている。可動鉄芯
4の磁極面は固定鉄芯3の磁極面と対面してい
る。可動体7の上部には主接点である3つの接点
部23が設けられ、この接点部23は固定部28
に取付固定するコ字型の固定部材25と、両端下
面に可動接点6を固着した可動接点板24と、固
定部材25と可動接点板24とを固着する取付部
材28と、可動接点板24に弾接して接点圧を与
えるスプリング26とから構成されている。ま
た、可動体7の接点部23の横側には内蔵の補助
接点部29が配設されている。ボデイ18の側面
下部にはコイル2と接続される一対の電源端子3
0が設けられ、また、一対の補助端子31も設け
られている。可動体7を上方へ付勢するC字状の
復帰ばね32が端子部カバー33に取着されるば
ね固定部材34にて保持される。
可動体7を覆つてボデイ18の上面に覆設され
る端子部カバー33の両側には、可動接点6と相
対する固定接点5を有する端子部35が絶縁壁3
7を介して夫々配設されている。端子部35のコ
字型の固定端子板36の上片に固定接点5が固着
され、下片には外部接続用の端子ねじ38が螺着
してある。両端部に複数のグリツド板40を有す
る消弧板39は両接点5,6に対応して配置して
あり、両接点5,6の開離時に発生するアークを
消滅せしめている。消弧板40のグリツド板39
側には側板41が配設される。端子部35を覆設
するカバー42は、ねじ43をねじ穴44に螺着
して端子部カバー33の上面に取付固定されるも
のである。尚、ボデイ18、端子部カバー33、
カバー42とでケース8が構成される。
次に、本考案の要旨とする補助接点ユニツトB
について説明する。第4図に示すように、補助可
動体12はベース45の内側中央の収納部46に
上下方向に移動自在に配置され、角柱状の補助可
動体12の外側面の下部には連結棒10が突設さ
れている。補助可動体12は内部に接点の接触圧
を与えるスプリング46a,46bによつて付勢
されている2枚の接点板47a,47bが設けら
れ、該接点板47a,47bの両端の上面には補
助可動接点11a,11bが固着されている。ま
た固定端子板49a,49bには外部接続用の端
子ねじ50a,50bが取着される。ベース45
の上部の両側にはスリツト48を介して固定端子
板49aが取着され、下部には固定端子板49b
が取着されている。固定端子板49aには補助可
動接点11aと相対する補助固定接点13aが下
側に固着され、他方の固定端子板49bの上面に
は補助可動接点11bと相対する補助固定接点1
3bが固着されている。補助可動体12の上側の
接点板47aはスプリング46aによつて上方に
付勢され、補助可動接点11aは補助固定接点1
3aと接触して常閉接点を構成している。また、
下側の接点板47bはスプリング46bによつて
下方に付勢され、補助可動接点11bと補助固定
接点13bとは間隔を有して常開接点を構成して
いる。
また、ベース45の略中央の両側には先端が下
方に折曲した鉤形の弾性を有するフツク爪14a
が一体に突設してある。さらに、ベース45の下
部の両側には上記フツク爪14aより広い間隔を
とつて先端が上側に折曲した弾性を有するフツク
爪14bを一体に突設している。一方、ベース4
5の側面に配置される側板50の下部には、補助
可動体12の連結棒10が貫通突出される挿通孔
51が穿孔してある。また、補助接点ユニツトB
は積層可能な構造とするため、補助可動体12の
連結棒10と突設してある側とは反対側に、積層
される補助接点ユニツトBの連結棒10が挿入さ
れる凹所が形成されている。尚、上記凹所が補助
接点ユニツトBの補助被連結部を構成している。
さらに、ベース45の中央部の下部には他の補助
接点ユニツトBの連結棒10が貫通する挿通孔
9′が形成してある。
次に、補助接点ユニツトBが着脱自在に取り付
けられる電磁接触器本体Aの被係合部について説
明する。すなわち、第2図bに示すように端子部
カバー33には上下方向に長い挿通孔9が穿孔さ
れ、また、可動体7の側壁には挿通孔9を介して
挿入された、補助接点ユニツトBの連結棒10が
挿入係合される係合孔53が形成されている。
尚、この係合孔53が電磁接触器本体Aの被連結
部を構成している。端子部カバー33の挿通孔9
の上方両側には補助接点ユニツトBのフツク爪1
4aが係合嵌着される係合穴54が第6図に示す
ように一対形成され、また、端子部カバー33の
下部にはフツク爪14bが係合嵌着する嵌合孔5
5が形成してある。尚、積層する場合の他の補助
接点ユニツトBのフツク爪14a,14bが係合
嵌着される係合穴54′と嵌合孔55′とが端子部
カバー33と同様に形成してある。
上記係合穴54′と嵌合孔55′とで、補助被係
合部を形成している。
しかして、補助接点ユニツトBを電磁接触器本
体Aに装着するには次のように行なう。すなわ
ち、連結棒10を挿通孔9を介して可動体7の係
合孔53に挿入係合するとともに、第5図に示す
ように、フツク爪14a,14bを端子部カバー
33の係合穴54と嵌合孔55とに挿入して先端
の爪で係止固定することで、補助接点ユニツトB
が電磁接触器本体Aに装着されることになる。
尚、補助接点ユニツトBの上下左右方向の固定は
両フツク爪14a,14bの係合にて行なつてい
る。さらに、第1図aに示すように、補助接点ユ
ニツトBを積層する場合には上記と同様に行なえ
ば良いものである。補助接点ユニツトBを電磁接
触器本体Aより外す場合には、ドライバの先端等
でフツク爪14bを下方に押して嵌合孔55より
係合を解除することで、容易に外すことができ
る。
次に、動作を簡単に説明する。すなわち、コイ
ル2が通電されない状態では、可動体7は復帰ば
ね32により上方に付勢されている。従つて、連
結棒10によつて連結されている補助接点ユニツ
トBの補助可動体12も上方に付勢されている。
コイル2が通電されると、可動鉄芯4が固定鉄芯
3に吸着され、この可動鉄芯4の吸引駆動により
可動体7も下方に駆動されて可動接点6と固定接
点5とが閉成される。この時、可動体7が下方に
移動するため、連結棒10によつて連結されてい
る補助接点ユニツトBの補助可動体12も同様に
下方に移動する。従つて、補助可動接点11bと
補助固定接点13bとが閉成し、他方の補助可動
接点11aと補助固定接点13aとは開離するこ
とになる。また積層して連結している他の補助接
点ユニツトBも連結棒10を介して同様に動作す
るものである。コイル2への通電を遮断すると、
復帰ばね32によつて可動鉄芯4及び可動体7は
上方へ復帰するが、補助接点ユニツトBの補助可
動体12も連結棒10による連結によつて上方へ
復帰して初期位置に戻る。
[考案の効果] 本考案は上述のように、補助接点ユニツトのベ
ースにフツク爪を形成した位置の反対面に電磁接
触器本体の被係合部とほぼ同等の補助被係合部を
形成すると共に、前記補助接点ユニツトの補助可
動体の連結棒を突設した位置の反対面に前記電磁
接触器本体の被連結部とほぼ同等の補助被連結部
を形成して、ベースに形成した挿通孔より露見さ
せたものであるから、1個の補助接点ユニツトを
電磁接触器本体にワンタツチで取り付けた上で、
さらに同形の補助接点ユニツトを積層してワンタ
ツチで取り付けることが可能となり、もつて別部
品を使用することなく、簡単に必要とする数の補
助接点ユニツトを確保でき、また、電磁接触器本
体に補助接点ユニツトを積層した状態で、電磁接
触器本体側に位置した1つの補助接点ユニツトを
取り外した場合に、この取り外した補助接点ユニ
ツトに積層されていた他の補助接点ユニツトを電
磁接触器本体にそのまま取着でき、もつて電磁接
触器本体側に位置した1つの補助接点ユニツトが
故障或いは不要となつた場合に取り外しても、他
の補助接点ユニツトを電磁接触器本体に取着し
て、補助接点信号を確保することができる効果を
奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図a,b本考案の実施例の正面図及び側面
図、第2図a,bは同上の破断側面図及び破断正
面図、第3図は同上の分解斜視図、第4図は同上
の補助接点ユニツトの分解斜視図、第5図は同上
の係合状態を示す断面図、第6図は同上の斜視
図、第7図は同上の斜視図、第8図は従来例の斜
視図である。 1はコイル枠、2はコイル、3は固定鉄芯、4
は可動鉄芯、5は固定接点、6は可動接点、7は
可動体、8はケース、9は挿通孔、10は連結
棒、11a,11bは補助可動接点、12は補助
可動体、13a,13bは補助固定接点、14
a,14bはフツク爪を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コイル枠に巻回したコイルにより励磁される固
    定鉄芯と、コイルの通電時に該固定鉄芯に吸引さ
    れる可動鉄芯と、この可動鉄芯と連動し固定接点
    と相対する可動接点を有する移動自在な可動体と
    をケースに内蔵し、さらに前記可動体に被連結部
    を形成して、ケースに形成した挿通孔より露見さ
    せ、しかもケースに被係合部を形成した電磁接触
    器本体と、この電磁接触器本体の挿通孔を介して
    前記可動体の被連結部と連結する連結棒を突設す
    る補助可動接点を有した移動自在な補助可動体
    と、前記補助可動接点と相対する補助固定接点と
    をベースに装備し、さらにこのベースに前記電磁
    接触器本体のケースの被係合部に着脱自在に係合
    するフツク片を形成した補助接点ユニツトとで構
    成した電磁接触器において、前記補助接点ユニツ
    トのベースに前記フツク爪を形成した位置の反対
    面に前記電磁接触器本体の被係合部とほぼ同等の
    補助被係合部を形成すると共に、前記補助接点ユ
    ニツトの補助可動体の連結棒を突設した位置の反
    対面に前記電磁接触器本体の被連結部とほぼ同等
    の補助被連結部を形成して、ベースに形成した挿
    通孔より露見させたことを特徴とする電磁接触
    器。
JP17836284U 1984-11-24 1984-11-24 Expired JPH0433628Y2 (ja)

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JPS6193956U JPS6193956U (ja) 1986-06-17
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KR101529589B1 (ko) * 2013-12-19 2015-06-17 엘에스산전 주식회사 전자접촉기
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