JPH1167039A - 電磁接触器 - Google Patents
電磁接触器Info
- Publication number
- JPH1167039A JPH1167039A JP22168997A JP22168997A JPH1167039A JP H1167039 A JPH1167039 A JP H1167039A JP 22168997 A JP22168997 A JP 22168997A JP 22168997 A JP22168997 A JP 22168997A JP H1167039 A JPH1167039 A JP H1167039A
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- JP
- Japan
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- coil
- body frame
- main body
- electromagnetic contactor
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Abstract
(57)【要約】
【課題】電磁接触器の本体フレームへのコイルの組み込
み作業が容易に行えるように、その組立構造を改良す
る。 【解決手段】本体フレーム１に接点部２，接点駆動用の
電磁石，および復帰ばね６を組み込んで構成した電磁接
触器であり、本体フレームが底面開放形ケースであり、
その開放端面より接点部，可動鉄心３，復帰ばね６，コ
イル５を順に挿入し、さらに固定鉄心４とベース板７と
の組立体を組付けて構成したものにおいて、コイルに対
してそのボビン５ａの端板から左右両サイドへ張り出し
たガイド片５ｂ，およびその先端に係合突起５ｃを設け
るとともに、ガイド片５ｂに対向して本体フレームの側
壁にはコイル挿入用のガイド溝１ｄ，位置決め段部１
ｃ，および係合突起５ｃに対向する係合穴１ｅを設け、
コイル組立時に前記ガイド溝に沿わせてコイルを本体フ
レーム内に押し込み挿入し、係合突起を係合穴に引っ掛
けてコイルを所定の組み込み位置に係止保持させる。
み作業が容易に行えるように、その組立構造を改良す
る。 【解決手段】本体フレーム１に接点部２，接点駆動用の
電磁石，および復帰ばね６を組み込んで構成した電磁接
触器であり、本体フレームが底面開放形ケースであり、
その開放端面より接点部，可動鉄心３，復帰ばね６，コ
イル５を順に挿入し、さらに固定鉄心４とベース板７と
の組立体を組付けて構成したものにおいて、コイルに対
してそのボビン５ａの端板から左右両サイドへ張り出し
たガイド片５ｂ，およびその先端に係合突起５ｃを設け
るとともに、ガイド片５ｂに対向して本体フレームの側
壁にはコイル挿入用のガイド溝１ｄ，位置決め段部１
ｃ，および係合突起５ｃに対向する係合穴１ｅを設け、
コイル組立時に前記ガイド溝に沿わせてコイルを本体フ
レーム内に押し込み挿入し、係合突起を係合穴に引っ掛
けてコイルを所定の組み込み位置に係止保持させる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は電磁接触器の組立
構造に関する。
構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】まず、頭記した電磁接触器の従来構造を
図５に示す。図５において、１は本体フレーム、２は接
点部、３，４は接点駆動用電磁石の可動鉄心，固定鉄心
（“ヨ”字形の３脚鉄心）、５は電磁石コイル、６は復
帰ばね、７はベース板、８は外部端子である。
図５に示す。図５において、１は本体フレーム、２は接
点部、３，４は接点駆動用電磁石の可動鉄心，固定鉄心
（“ヨ”字形の３脚鉄心）、５は電磁石コイル、６は復
帰ばね、７はベース板、８は外部端子である。
【０００３】ここで、本体フレーム１は樹脂成形品で作
られた底面開放形のケースとしてなる。また、可動鉄心
３は接点部２の枠体に連結され、固定鉄心４はベース板
７に取付けられており、さらに復帰ばね（圧縮コイルば
ね）６はコイル５のボビン５ａの上面側端板と可動鉄心
３との間に圧縮状態で介装されている。かかる構成にな
る電磁接触器の開閉動作は周知の通りであり、電磁石の
コイル５に通電すると可動鉄心３が下方に吸引されて接
点部２が下降し、コイル５の通電を絶つと復帰ばね６の
ばね力で接点部２が上昇し、この接点部２の昇降移動で
可動接触子と固定接触子との間が接触，開離して電磁接
触器がＯＮ，ＯＦＦ動作する。
られた底面開放形のケースとしてなる。また、可動鉄心
３は接点部２の枠体に連結され、固定鉄心４はベース板
７に取付けられており、さらに復帰ばね（圧縮コイルば
ね）６はコイル５のボビン５ａの上面側端板と可動鉄心
３との間に圧縮状態で介装されている。かかる構成にな
る電磁接触器の開閉動作は周知の通りであり、電磁石の
コイル５に通電すると可動鉄心３が下方に吸引されて接
点部２が下降し、コイル５の通電を絶つと復帰ばね６の
ばね力で接点部２が上昇し、この接点部２の昇降移動で
可動接触子と固定接触子との間が接触，開離して電磁接
触器がＯＮ，ＯＦＦ動作する。
【０００４】一方、前記構成の電磁接触器を組立てるに
は、箱形ケースとしてなる本体フレーム１に対し、その
開放端面から最初に接点部２と可動鉄心３の組立体を組
み込み、続いて復帰ばね６，コイルを順に挿入し、最後
に固定鉄心４を取付けたベース板７を本体フレーム１の
開放端面にねじ止め固定して製品が完成する。また、従
来の組立構造では、コイル５を所定の組み込み位置に位
置決めするために、本体フレーム１の側壁１ａの内壁面
側の中央部に上下方向のリブ１ｂを膨出形成した上で、
その途中箇所にコイルボビン５ａの上端面に当たる位置
決め段部（ストッパ）１ｃが形成されている。
は、箱形ケースとしてなる本体フレーム１に対し、その
開放端面から最初に接点部２と可動鉄心３の組立体を組
み込み、続いて復帰ばね６，コイルを順に挿入し、最後
に固定鉄心４を取付けたベース板７を本体フレーム１の
開放端面にねじ止め固定して製品が完成する。また、従
来の組立構造では、コイル５を所定の組み込み位置に位
置決めするために、本体フレーム１の側壁１ａの内壁面
側の中央部に上下方向のリブ１ｂを膨出形成した上で、
その途中箇所にコイルボビン５ａの上端面に当たる位置
決め段部（ストッパ）１ｃが形成されている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記した従
来の組立構造では、製品組立ての作業の面で次に記すよ
うな問題点がある。すなわち、電磁接触器の製品組立工
程では、先記のように本体フレーム１に復帰ばね６を先
に挿入しておいてからコイル５を差し込み、さらにベー
ス板７に結合した固定鉄心４で押し込んで各部品を所定
の組み込み位置に保持するようにしている。しかしなが
ら、本体フレーム１にコイル５を挿入すると、先に組み
込んだ復帰ばね６のばね力でコイル５が外方へ押し戻さ
れるという問題がある。そこで、従来の組立作業ではコ
イル５を挿入位置に押さえ込んで外部への飛び出しを防
ぎながら、固定鉄心４，ベース板７を組み付けて製品を
組立てるようにしている。
来の組立構造では、製品組立ての作業の面で次に記すよ
うな問題点がある。すなわち、電磁接触器の製品組立工
程では、先記のように本体フレーム１に復帰ばね６を先
に挿入しておいてからコイル５を差し込み、さらにベー
ス板７に結合した固定鉄心４で押し込んで各部品を所定
の組み込み位置に保持するようにしている。しかしなが
ら、本体フレーム１にコイル５を挿入すると、先に組み
込んだ復帰ばね６のばね力でコイル５が外方へ押し戻さ
れるという問題がある。そこで、従来の組立作業ではコ
イル５を挿入位置に押さえ込んで外部への飛び出しを防
ぎながら、固定鉄心４，ベース板７を組み付けて製品を
組立てるようにしている。
【０００６】このために、コイル５を本体フレーム１に
挿入した状態での姿勢が不安定となって組立作業を難し
くしており、組立て現場の要望としてその改善策が強く
求められている。この発明は、上記の点に鑑みなされた
ものであり、前記の要望に応えて本体フレームへのコイ
ルの組み込み作業が作業能率よく行えるように、その組
立構造を改良した電磁接触器を提供することを目的とす
る。
挿入した状態での姿勢が不安定となって組立作業を難し
くしており、組立て現場の要望としてその改善策が強く
求められている。この発明は、上記の点に鑑みなされた
ものであり、前記の要望に応えて本体フレームへのコイ
ルの組み込み作業が作業能率よく行えるように、その組
立構造を改良した電磁接触器を提供することを目的とす
る。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明によれば、樹脂成形品としてなる本体フレ
ームに接点部，可動接点駆動用の電磁石，および復帰ば
ねを組み込んでなる電磁接触器であり、本体フレームが
底面を開放した箱形ケースとしてなり、その開放端面よ
りケース内に接点部と電磁石の可動鉄心の組立体，復帰
ばね，コイルを順に挿入して組み込み、さらに固定鉄心
とベース板の組立体をケースの開放端面に組付けて構成
したものにおいて、 (1) 前記の電磁石コイルに対し、そのボビンの端板から
左右両サイドへ張り出したガイド片を設けるとともに、
該ガイド片に対向して本体フレームの側壁面にはコイル
挿入用のガイド溝，および位置決め段部を形成し、製品
の組立時に前記ガイド溝に沿わせてコイルを本体フレー
ム内の定位置に組み込むように構成する（請求項１）。
に、この発明によれば、樹脂成形品としてなる本体フレ
ームに接点部，可動接点駆動用の電磁石，および復帰ば
ねを組み込んでなる電磁接触器であり、本体フレームが
底面を開放した箱形ケースとしてなり、その開放端面よ
りケース内に接点部と電磁石の可動鉄心の組立体，復帰
ばね，コイルを順に挿入して組み込み、さらに固定鉄心
とベース板の組立体をケースの開放端面に組付けて構成
したものにおいて、 (1) 前記の電磁石コイルに対し、そのボビンの端板から
左右両サイドへ張り出したガイド片を設けるとともに、
該ガイド片に対向して本体フレームの側壁面にはコイル
挿入用のガイド溝，および位置決め段部を形成し、製品
の組立時に前記ガイド溝に沿わせてコイルを本体フレー
ム内の定位置に組み込むように構成する（請求項１）。
【０００８】(2) 前項(1) の構成において、コイルボビ
ンに形成したガイド片の先端に係合突起を設けるととも
に、該係合突起に対向して本体フレームの側壁には所定
のコイル組み込み位置で前記係合突起と掛かり合う係合
穴を設け（請求項２）、ここでコイル挿入時に係合突起
が撓むようににばね性を持たせる（請求項３）。上記の
構成で、電磁石コイルを本体フレームへ組み込む際に
は、コイルボビンのガイド片を本体フレーム側に形成し
たガイド溝に嵌め込んだ上で、このガイド溝に沿って本
体フレーム内へ押し込む。これにより、コイルを正しい
姿勢を保ったまま挿入することができ、さらに奥へ押し
込むとボビンがフレーム側の段部に当たってコイルが所
定の組み込み位置に位置決めされる。
ンに形成したガイド片の先端に係合突起を設けるととも
に、該係合突起に対向して本体フレームの側壁には所定
のコイル組み込み位置で前記係合突起と掛かり合う係合
穴を設け（請求項２）、ここでコイル挿入時に係合突起
が撓むようににばね性を持たせる（請求項３）。上記の
構成で、電磁石コイルを本体フレームへ組み込む際に
は、コイルボビンのガイド片を本体フレーム側に形成し
たガイド溝に嵌め込んだ上で、このガイド溝に沿って本
体フレーム内へ押し込む。これにより、コイルを正しい
姿勢を保ったまま挿入することができ、さらに奥へ押し
込むとボビンがフレーム側の段部に当たってコイルが所
定の組み込み位置に位置決めされる。
【０００９】この場合に、ガイド片の先端に係合突起を
設けておき、所定の組み込み位置で係合突起が本体フレ
ーム側の係合穴に引っ掛かるようにしておけば、コイル
が所定位置に係止保持されて復帰ばねのばね力で脱落す
ることがない。
設けておき、所定の組み込み位置で係合突起が本体フレ
ーム側の係合穴に引っ掛かるようにしておけば、コイル
が所定位置に係止保持されて復帰ばねのばね力で脱落す
ることがない。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
１ないし図４に示す図示実施例に基づいて説明する。お
な、実施例の図中で図５に対応する同一部材には同じ符
号が付してある。すなわち、この実施例は基本的に図５
と同様であるが、本体フレーム１に組み込む電磁石コイ
ル５については、図２(a),(b) で示すようにコイルボビ
ン５ａの上部側端板より左右両サイドに張り出す舌片状
のガイド片５ｂ，およびガイド片５ｂの先端から側方に
突出する係合突起５ｃが形成されている。なお、係合突
起５ｃに対してその基部側にスリット溝５ｄを形成し
て、突起５ｃにばね性（撓み性）を持たせている。一
方、本体フレーム１の左右側壁１ａの内壁面には、図４
で表すように底面側の開口端から内方に延在して前記コ
イル５のガイド片５ｂを挿入ガイドする凹状のガイド溝
１ｄ，およびガイド溝１ｄの上端に位置決め用の段部１
ｃが形成されており、さらに係合突起５ｃに対向してコ
イル５の組み込み位置には係合突起５ｃが掛かり合う係
合穴（または係合凹溝）１ｅが形成されている。
１ないし図４に示す図示実施例に基づいて説明する。お
な、実施例の図中で図５に対応する同一部材には同じ符
号が付してある。すなわち、この実施例は基本的に図５
と同様であるが、本体フレーム１に組み込む電磁石コイ
ル５については、図２(a),(b) で示すようにコイルボビ
ン５ａの上部側端板より左右両サイドに張り出す舌片状
のガイド片５ｂ，およびガイド片５ｂの先端から側方に
突出する係合突起５ｃが形成されている。なお、係合突
起５ｃに対してその基部側にスリット溝５ｄを形成し
て、突起５ｃにばね性（撓み性）を持たせている。一
方、本体フレーム１の左右側壁１ａの内壁面には、図４
で表すように底面側の開口端から内方に延在して前記コ
イル５のガイド片５ｂを挿入ガイドする凹状のガイド溝
１ｄ，およびガイド溝１ｄの上端に位置決め用の段部１
ｃが形成されており、さらに係合突起５ｃに対向してコ
イル５の組み込み位置には係合突起５ｃが掛かり合う係
合穴（または係合凹溝）１ｅが形成されている。
【００１１】そして、電磁接触器の組立工程で、本体フ
レーム１にコイル５を組み込む際には、先に接点部２と
可動鉄心３の組立体，および復帰ばね６を組み込んでお
いた状態で、図３で示すように本体フレーム１の開口端
からコイル５を差し込み、そのボビン５ａから左右に突
き出すガイド片５ｂを本体フレーム１のガイド溝１ｄに
嵌め合わせた上で、ガイド溝１ｄに沿ってフレーム内に
押し込み挿入する。なお、この押し込み過程では先記し
た係合突起５ｃが後方へ倒れ込むように撓んだ状態でガ
イド溝１ｄの壁面を摺動する。
レーム１にコイル５を組み込む際には、先に接点部２と
可動鉄心３の組立体，および復帰ばね６を組み込んでお
いた状態で、図３で示すように本体フレーム１の開口端
からコイル５を差し込み、そのボビン５ａから左右に突
き出すガイド片５ｂを本体フレーム１のガイド溝１ｄに
嵌め合わせた上で、ガイド溝１ｄに沿ってフレーム内に
押し込み挿入する。なお、この押し込み過程では先記し
た係合突起５ｃが後方へ倒れ込むように撓んだ状態でガ
イド溝１ｄの壁面を摺動する。
【００１２】そして、復帰ばね６を圧縮しながらコイル
５を所定の組み込み位置まで押し込むと、ボビン５ａの
上端がフレーム側の段部１ｃに突き当たってこの位置に
停止するとともに、係合突起５ｃがフレーム側の係合穴
１ｅに突き出して引っ掛かる。この状態になれば、コイ
ル５から手を離しても復帰ばね６のばね力でコイル５が
押し戻されることなく、本体フレーム１から外方に飛び
出したり，脱落するおそれはない。したがって、次に組
み込む固定鉄心４，ベース板７の組付け作業が楽に行え
る。
５を所定の組み込み位置まで押し込むと、ボビン５ａの
上端がフレーム側の段部１ｃに突き当たってこの位置に
停止するとともに、係合突起５ｃがフレーム側の係合穴
１ｅに突き出して引っ掛かる。この状態になれば、コイ
ル５から手を離しても復帰ばね６のばね力でコイル５が
押し戻されることなく、本体フレーム１から外方に飛び
出したり，脱落するおそれはない。したがって、次に組
み込む固定鉄心４，ベース板７の組付け作業が楽に行え
る。
【００１３】
【発明の効果】以上述べたように、この発明の構成によ
れば、本体フレームに組み込む電磁石コイルに対し、そ
のボビンの端板から左右両サイドへ張り出したガイド片
を設けるとともに、該ガイド片に対向して本体フレーム
の側壁面にはコイル挿入用のガイド溝，および位置決め
段部を形成し、製品の組立時に前記ガイド溝に沿わせて
コイルを本体フレーム内の定位置に組み込むようにした
ことにより、コイルの組み込み作業が楽に行える。
れば、本体フレームに組み込む電磁石コイルに対し、そ
のボビンの端板から左右両サイドへ張り出したガイド片
を設けるとともに、該ガイド片に対向して本体フレーム
の側壁面にはコイル挿入用のガイド溝，および位置決め
段部を形成し、製品の組立時に前記ガイド溝に沿わせて
コイルを本体フレーム内の定位置に組み込むようにした
ことにより、コイルの組み込み作業が楽に行える。
【００１４】さらに、前記の構成に加えて、コイルボビ
ンに形成したガイド片の先端に係合突起を設けるととも
に、該係合突起に対向して本体フレームの側壁には所定
のコイル組み込み位置で前記係合突起と掛かり合う係合
穴を設け、コイルを所定の組み込み位置に押し込み挿入
した状態で係合突起を係合穴に引っ掛けるよう構成した
ことにより、先に組み込んだ復帰ばねのばね力でコイル
が押し戻されて本体フレームの外に飛び出したり，脱落
するおそれがなく、コイルに続いて組付ける固定鉄心，
ベース板の組立作業が楽に行えるなど、電磁接触器の組
立工程での作業能率向上に大きく寄与できる。
ンに形成したガイド片の先端に係合突起を設けるととも
に、該係合突起に対向して本体フレームの側壁には所定
のコイル組み込み位置で前記係合突起と掛かり合う係合
穴を設け、コイルを所定の組み込み位置に押し込み挿入
した状態で係合突起を係合穴に引っ掛けるよう構成した
ことにより、先に組み込んだ復帰ばねのばね力でコイル
が押し戻されて本体フレームの外に飛び出したり，脱落
するおそれがなく、コイルに続いて組付ける固定鉄心，
ベース板の組立作業が楽に行えるなど、電磁接触器の組
立工程での作業能率向上に大きく寄与できる。
【図１】この発明の実施例による電磁接触器の組立構造
を表す縦断正面図
を表す縦断正面図
【図２】図１における電磁石コイルのボビンの構造図で
あり、(a) は平面図、(b) は側面図
あり、(a) は平面図、(b) は側面図
【図３】図１で本体フレームにコイルを組み込み際の状
態を表す図
態を表す図
【図４】図１における本体フレームの壁面に形成したガ
イド溝，およびその周辺構造を表す部分斜視図
イド溝，およびその周辺構造を表す部分斜視図
【図５】従来における電磁接触器の組立構造を表す部分
断面斜視図
断面斜視図
１ 本体フレーム １ａ 側壁 １ｃ 位置決め用段部 １ｄ ガイド溝 １ｅ 係合穴 ２ 接点部 ３ 可動鉄心 ４ 固定鉄心 ５ コイル ５ａ ボビン ５ｂ ガイド片 ５ｃ 係合突起 ６ 復帰ばね ７ ベース板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高谷 幸悦 神奈川県川崎市川崎区田辺新田１番１号 富士電機株式会社内 (72)発明者 渡邊 勝昭 神奈川県川崎市川崎区田辺新田１番１号 富士電機株式会社内
Claims (3)
- 【請求項１】樹脂成形品としてなる本体フレームに接点
部，可動接点駆動用の電磁石，および復帰ばねを組み込
んでなる電磁接触器であり、本体フレームが底面を開放
した箱形ケースとしてなり、その開放端面よりケース内
に接点部と電磁石の可動鉄心の組立体，復帰ばね，コイ
ルを順に挿入し、さらに固定鉄心とベース板との組立体
を取付けて構成したものにおいて、前記コイルに対し、
そのボビンの端板から左右両サイドへ張り出したガイド
片を設けるとともに、該ガイド片に対向して本体フレー
ムの側壁面にはコイル挿入用のガイド溝，および位置決
め段部を形成し、製品の組立時に前記ガイド溝に沿わせ
てコイルを本体フレーム内の定位置に組み込むようにし
たことを特徴とする電磁接触器。 - 【請求項２】請求項１記載の電磁接触器において、コイ
ルボビンに形成したガイド片の先端に係合突起を設ける
とともに、該係合突起に対向して本体フレームの側壁に
は所定のコイル組み込み位置で前記係合突起と掛かり合
う係合穴を設けたことを特徴とする電磁接触器。 - 【請求項３】請求項２記載の電磁接触器において、係合
突起にばね性を持たせたことを特徴とする電磁接触器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22168997A JPH1167039A (ja) | 1997-08-18 | 1997-08-18 | 電磁接触器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22168997A JPH1167039A (ja) | 1997-08-18 | 1997-08-18 | 電磁接触器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1167039A true JPH1167039A (ja) | 1999-03-09 |
Family
ID=16770747
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22168997A Withdrawn JPH1167039A (ja) | 1997-08-18 | 1997-08-18 | 電磁接触器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1167039A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012089489A (ja) * | 2010-10-15 | 2012-05-10 | Ls Industrial Systems Co Ltd | 電気自動車用継電器 |
| KR101591637B1 (ko) * | 2014-09-25 | 2016-02-03 | 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 | 전자 접촉기 및 전자 접촉기의 조립 방법 |
-
1997
- 1997-08-18 JP JP22168997A patent/JPH1167039A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012089489A (ja) * | 2010-10-15 | 2012-05-10 | Ls Industrial Systems Co Ltd | 電気自動車用継電器 |
| KR101591637B1 (ko) * | 2014-09-25 | 2016-02-03 | 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 | 전자 접촉기 및 전자 접촉기의 조립 방법 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20051031 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060323 |
|
| A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20060522 |