JPH04336132A - 防水床パンの高さ調整機構およびその調整方法ならびに防水床パンの支持構造 - Google Patents

防水床パンの高さ調整機構およびその調整方法ならびに防水床パンの支持構造

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Publication number
JPH04336132A
JPH04336132A JP10715591A JP10715591A JPH04336132A JP H04336132 A JPH04336132 A JP H04336132A JP 10715591 A JP10715591 A JP 10715591A JP 10715591 A JP10715591 A JP 10715591A JP H04336132 A JPH04336132 A JP H04336132A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
floor pan
waterproof floor
bolt
height
adjustment
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10715591A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisato Arao
新尾 寿人
Takanobu Onishi
大西 隆信
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication of JPH04336132A publication Critical patent/JPH04336132A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】  本発明は、一般住宅などに設
置されるバスユニット等の防水床パンの高さを調整する
ための調整機構およびその調整方法、さらには防水床パ
ンの支持構造に関する。
【0002】
【従来の技術】  住宅などに設置されるバスユニット
の防水床パンを支持する方式としては、防水床パンの底
部の裏面側の所定位置に複数のめねじ部を設けて、その
めねじ部に下方から脚ボルトをねじ込んで、このボルト
によって防水床パンを支持する構造のものが一般的であ
る。そして、バスユニット据付け時においては、脚ボル
トのねじ込み量を調節することによって、防水床パンの
高さを調整している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】  ところで、上述の
高さ調整機構を備えた防水床パンによると、据付け時に
おいて高さを調整する際に、防水床パンの裏面側の狭い
スペースに、その側方からスパナなどの工具を差し込ん
で、脚ボルトをねじ込んだりまた緩めたりしなければな
らず、無理な姿勢での調整作業が要求される。このため
能率が悪くしかも精度よく調整することは非常に困難で
あった。
【0004】また、脚ボルトの緩み止めは、通常、脚ボ
ルトにねじ込んでおいたロックナットを締め込むことに
よって行うが、その作業も脚ボルトと同様にスパナ等を
用いて防水床パンの裏面側において行わなければならず
、この緩み止め作業も困難であった。本発明は、上記の
従来の諸問題点を一挙に解決すべくなされたもので、そ
の目的とするところは、防水床パンの高さ調整およびそ
の調整ボルトの緩み止めが、ともに容易な高さ調整機構
と、その調整方法を提供することにある。
【0005】また、本発明は、上記の高さ調整機構を採
用した防水床パンの支持構造を提供することも目的とし
ている。
【0006】
【課題を解決するための手段】  本発明の高さ調整機
構は、実施例に対応する図1,図3に示すように、防水
床パン本体1の水平部1aの所定位置に穿たれた複数の
貫通穴1bと、その各貫通穴1bの下方空間をそれぞれ
個別に囲うべく水平部1aの裏面に固着された袋状の支
持部材2と、その各支持部材2の底部壁体それぞれに、
貫通穴1bと対向して形成された貫通ねじ孔(例えば底
部壁体に固着されたナット4のめねじ等)と、その各貫
通ねじ孔それぞれに、防水床パン1の下方側からねじ込
まれるとともに、上方先端部には直径方向に沿って延び
、かつ楔30を打ち込むための深いスリット溝3aが形
成されたボルト3を備えていることによって特徴づけら
れる。
【0007】また、本発明の調整方法は、同じく図1、
図3に示すように、各ボルト3のスリット溝3aに、貫
通穴1bを通じて工具(ドライバ20)を差し込んで、
それぞれをねじ回すことによって防水床パン1の高さを
調整した後に、その各ボルト3のスリット溝3aに、そ
れぞれ貫通穴1bを通じて楔30を打ち込むことによっ
て特徴づけられる。
【0008】さらに、本発明の支持構造は、実施例に対
応する図2および先の図3に示すように、床パン水平部
1aの裏面側に設けられた支持部材2と、その各支持部
材2の底部に形成された貫通ねじ孔(ナット4のめねじ
)に、それぞれ、防水床パン1の下方側からねじ込まれ
、かつ、上方先端部には直径方向に沿って延びる深いス
リット溝3aが形成された支持ボルトを有し、この各支
持ボルトのスリット溝3aには、それぞれボルト3の上
方から楔30が打ち込まれていることによって特徴づけ
られる。
【0009】
【作用】  防水床パンの据付け時には、ボルト3の上
端部は貫通穴1bを通じて防水床パンの上方側に露呈し
ているので、ボルト3を床パン上方側から、例えばマイ
ナスドライバ20等の工具を用いて適宜に回転させるこ
とができる。さらに、高さ調整後に、防水床パンの上方
側からボルト3の先端部のスリット溝3aに、例えば図
3に示すように、楔30を打ち込むと、スリット溝3a
は広がって、ボルトのおねじがナット4のめねじを押し
つける。これにより、ボルト3の緩みを防止できる。
【0010】また、本発明の支持構造においては、以上
の調整機構およびその調整方法を採用して構築されるの
で、防水床パンの高さ調整およびその調整(支持)ボル
トの緩み止めがともに容易となる。
【0011】
【実施例】  本発明の実施例を、以下、図面に基づい
て説明する。図1は本発明の調整機構の実施例の要部構
造を示す縦断面図である。防水床パン本体1の水平部1
aには、貫通穴1bが穿たれている。また、水平部1a
の裏面には、貫通穴1bの下方空間を囲うように袋状の
支持部材2が一体成形されている。この支持部材2の底
部壁体には、ナット4が固着されており、そのめねじの
中心は上方の貫通穴1bの中心と一致している。
【0012】ナット4には、防水床パン本体1の下方側
から調整ボルト3がねじ込まれており、その上方先端部
は貫通穴1bを通じて防水床パン本体1の上方側に臨ん
でいる。この調整ボルト3の先端部には、その直径方向
に沿って延びるスリット溝3aが形成されている。この
スリット溝3aの幅は、マイナスドライバ20を差し込
める程度の大きさで、また、その深さは、後述する楔3
0を差し込むことのできる程度の深さとする。
【0013】なお、以上の支持部材2、ナット4および
調整ボルト3等によって構成される高さ調節機構部は、
防水床パン本体1の水平部1aの裏面側の複数箇所に適
宜に設けられている。また、調整ボルト3の頭部に装着
されているプレート5は、床面への座り状態を安定にす
るための補強用の座である。次に、本発明の高さ調整方
法の実施例の手順を、図1および図3を参照して説明す
る。
【0014】まず、スパナ等を用いて、各調整ボルト3
のねじ込み量を調節して、そのボルト頭部から防水床パ
ンの水平部1aまでの高さをそれぞれ調整しておく。こ
の状態で、防水床パンをバスユニット据付け場所の床面
状に仮置きする。次に、防水床パンにぐらつきがないか
どうかを調べ、さらに防水床パンの水平部1aの傾きを
水準器等を用いて調べる。このとき傾きが狂っている場
合には、マイナスドライバ20等を用いて各調整ボルト
3を防水床パン上方から適宜の向きに回転させて、それ
ぞれの高さを微調整することにより防水床パンを所望の
傾きに設定する。
【0015】このような調整操作を完了した後、図3に
示すように、各調整ボルト3の上方先端部のスリット溝
3aに、楔30を打ち込むことによって、それぞれの緩
み止めを行い、次いで各貫通穴1bを隠し蓋1c等によ
り水密封止を行うことで、防水床パンの据付け作業を完
了し、この状態で、図2に示すような防水床パンの支持
構造を得ることができる。そして、防水床パンの水切り
部10の水平部10aにバスユニットの壁パネルを立設
してバスユニット全体の組み立てを行う。
【0016】なお、以上の本発明実施例においては、い
ずれも、防水床パン本体の水平部1aに高さ調整機構(
支持構造)を設けているが、これに限られることなく、
防水床パン本体に一体に形成した水切り部の水平部10
aに調整機構部を設けてもよい。この場合、水切り部の
水平部10aの上面には、バスユニットの組み立て時に
壁パネルが立設されるので、隠し蓋等による水密封止を
行う必要がなくなるといった利点がある。
【0017】
【発明の効果】  以上説明したように、本発明の調整
機構によれば、防水床パンの水平部の所定位置に複数個
の貫通穴を穿ち、かつ、その各貫通穴の下方に床パン高
さ調整用のボルトを配置するとともに、その調整ボルト
の上方先端部には深いスリット溝を形成しているので、
床パンの高さ調整は、ボルトの先端部のスリット溝にマ
イナスドライバ等の工具を、床パンの上方から貫通穴を
通じて差し込むことによって行うことが可能となり、こ
れによってその高さ調整作業を容易にかつ精度よく行う
ことができる。さらに、本発明方法では、上記の調整作
業を行った後に、調整ボルトのスリット溝に貫通穴を通
じて楔を打ち込むことで、ボルトの緩み止めを行うので
、その緩み止め作業も容易となる。
【0018】また、本発明の支持構造によると、以上の
調整機構およびその調整方法を採用しているので、支持
ボルトの緩みを確実に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】  本発明の調整機構の実施例の要部構造を示
す縦断面図
【図2】  本発明の支持構造の実施例の要部構成を示
す斜視図
【図3】  本発明の調整方法の実施例の手順の一部を
説明するための図
【符号の説明】
1・・・・防水床パン本体 1a・・・・水平部 1b・・・・貫通穴 1c・・・・隠し蓋 2・・・・支持部材 4・・・・ナット 3・・・・調整ボルト 3a・・・・スリット溝 20・・・・マイナスドライバ 30・・・・楔

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  防水床パンの水平部の所定位置に穿た
    れた複数の貫通穴と、その各貫通穴下方の空間をそれぞ
    れ個別に囲うべく、上記水平部の裏面に固着された袋状
    の支持部材と、その各支持部材の底部壁体それぞれに、
    上記貫通穴と対向して形成された貫通ねじ孔と、その各
    貫通ねじ孔それぞれに、上記防水床パンの下方側からね
    じ込まれるとともに、上方先端部には直径方向に沿って
    延び、かつ楔を打ち込むための深いスリット溝が形成さ
    れたボルトを備えてなる防水床パンの高さ調整機構。
  2. 【請求項2】  上記機構の高さ調整方法であって、上
    記各ボルトのスリット溝に、上記貫通穴を通じて工具を
    差し込んで、それぞれをねじ回すことによって当該防水
    床パンの高さを調整した後に、その各ボルトの上記スリ
    ット溝に、それぞれ上記貫通穴を通じて楔を打ち込むこ
    とを特徴とする防水床パンの高さ調整方法。
  3. 【請求項3】  床パン水平部の裏面側に設けられた支
    持部材と、その各支持部材の底部に形成された貫通ねじ
    孔に、それぞれ、上記防水床パンの下方側からねじ込ま
    れ、かつ、上方先端部には直径方向に沿って延びる深い
    スリット溝が形成された支持ボルトを有し、この各支持
    ボルトの上記スリット溝には、それぞれ当該ボルトの上
    方から楔が打ち込まれてなる防水床パンの支持構造。
JP10715591A 1991-05-13 1991-05-13 防水床パンの高さ調整機構およびその調整方法ならびに防水床パンの支持構造 Pending JPH04336132A (ja)

Priority Applications (1)

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JP10715591A JPH04336132A (ja) 1991-05-13 1991-05-13 防水床パンの高さ調整機構およびその調整方法ならびに防水床パンの支持構造

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JP10715591A JPH04336132A (ja) 1991-05-13 1991-05-13 防水床パンの高さ調整機構およびその調整方法ならびに防水床パンの支持構造

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JPH04336132A true JPH04336132A (ja) 1992-11-24

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ID=14451902

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JP10715591A Pending JPH04336132A (ja) 1991-05-13 1991-05-13 防水床パンの高さ調整機構およびその調整方法ならびに防水床パンの支持構造

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011006098A (ja) * 2009-06-25 2011-01-13 Mitsubishi Electric Corp 機器梱包装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011006098A (ja) * 2009-06-25 2011-01-13 Mitsubishi Electric Corp 機器梱包装置

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