JP2909479B2 - 自動販売機固定装置 - Google Patents

自動販売機固定装置

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JP2909479B2
JP2909479B2 JP3370096A JP3370096A JP2909479B2 JP 2909479 B2 JP2909479 B2 JP 2909479B2 JP 3370096 A JP3370096 A JP 3370096A JP 3370096 A JP3370096 A JP 3370096A JP 2909479 B2 JP2909479 B2 JP 2909479B2
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、飲料、タバコ等の
自動販売機を設置基盤に固定するための自動販売機固定
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動販売機は移動、転倒等することのな
いように設置する必要があるが、従来は、図14に示す
ように、自動販売機の本体1の底部の4隅に装着された
支持脚2,2……を、それぞれ止め金15,15……、
アンカーボルト11,11……を介して設置基盤に固定
する方法が一般的であった。また、設置基盤が傾斜して
いる場合には、図15に示すように、設置基盤10の低
位置側にコンクリート製ブロック9を載置して、その上
に自動販売機を積載し、支持脚2を止め金15を介して
固定する方法が一般的であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のように、自動販
売機の支持脚2,2……を止め金15,15……、アン
カーボルト11,11……を介して固定する場合、レン
チ等の工具によるナットの締付作業が必要になるため、
横方向の設置スペースが狭いと、後側の支持脚2を固定
することが困難であるという問題があった。また、傾斜
した設置基盤10上にブロック9を載置して自動販売機
を積載すると、自動販売機の設置状態がやや不安定であ
り、大きな地震等の場合には自動販売機が転倒する可能
性もあるという問題があった。
【0004】本発明は、このような従来の問題に鑑み、
設置スペースが狭い場合や設置基盤が水平でない場合に
も好適に自動販売機を設置固定することができ、また、
大きな地震等に際して自動販売機の転倒を好適に防止す
ることができる自動販売機固定装置の提供を目的とした
ものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の如き従来の問題を
解決し、所期の目的を達成するための本発明の特徴は、
設置基盤に固定されて、自動販売機の前側支持脚及び後
側支持脚が載置固定されると共に、該自動販売機の前方
に張り出す、前後方向に長い2つの積載フレームと、該
積載フレームの前方張出部位の上面及び側面を覆うと共
に、前記自動販売機本体と前記設置基盤との間の隙間を
閉鎖し、前記積載フレームに固定されるカバーとを備え
てなる自動販売機固定装置にある。
【0006】なお、設置基盤が水平でない場合は、2つ
の積載フレームを相互に連結する横方向に長い連結フレ
ームと、前記積載フレームを所定の高さに支持するフレ
ーム支持脚とを備えることが好ましい。
【0007】また、設置スペースが狭い場合は、積載フ
レームの後部には、自動販売機の後側支持脚に前方から
係合されて後方及び上方への移動を拘束する後脚係止部
が設けられ、前記積載フレームの前記後脚係止部に対し
て前方部分は前記後側支持脚がスライドし得る程度に平
滑に形成され、前記積載フレームの前部には、前記自動
販売機の前側支持脚に係合して前方、側方及び上方への
移動を拘束する前脚係止部が設けられていることが好ま
しい。
【0008】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を図1〜
図13について説明する。図1〜図9は本発明の実施の
形態の第1例であって、水平な設置基盤上に自動販売機
を設置する場合を示しており、図1,図2において、1
は自動販売機の略直方体形の本体、2,2……は本体1
の底部の4隅に装着された支持脚である。支持脚2は、
図4〜図8に示すように、ネジ部3と六角柱形の工具嵌
合部4とを有するボルト状に形成され、回転すると本体
1に対して上下に後退突出して高さを調整するようにな
っており、支持脚2の下端には、外側へ張り出した円形
の接地板5が固定されている。
【0009】そして、図1,図2において、10はコン
クリート製の設置基盤であり、20は自動販売機の前後
の支持脚2,2が載置される積載フレーム、30は2つ
の積載フレーム20,20を相互に連結する連結フレー
ム、40,50は自動販売機の前後の支持脚2,2を積
載フレーム20に固定する係止金具、60,65は積載
フレーム20,20を覆うと共に自動販売機の本体1の
下方の隙間を閉鎖するカバーである。
【0010】積載フレーム20は、図6に示すように、
上向きに開口したC字形の断面形状を有する前後方向に
長い溝状の鋼製部材をもって構成され、水平な底板部2
1と、底板部21の両側端から立ち上がった側板部2
2,22と、側板部22,22の上端から内側へ突出し
た上縁部23,23とが、一体的に形成されている。そ
して、積載フレーム20は、自動販売機の前後両側の支
持脚2,2が底板部21上に載置されるようになってお
り、底板部21の上面は、支持脚2がスライド可能なよ
うに平滑に形成されている。
【0011】また、積載フレーム20の底板部21の後
部には、図4に示すように、後脚係止金具40の装着用
孔に嵌入される円筒形のブシュ29が固着されており、
ブシュ29の中央には、係止金具40を装着するボルト
49が螺嵌する装着用ネジ孔が設けられている。そし
て、底板部21の前部には、図7に示すように、前脚係
止金具50を装着するボルト59が螺嵌する装着用ネジ
孔が設けられている。
【0012】また、積載フレーム20は、前脚係止金具
50の装着位置より更に前方に突出した形状に形成さ
れ、底板部21の前後端部(係止金具40,50に対し
て後方及び前方部分)には、アンカーボルト11,11
が挿通される固定用孔が開けられており、積載フレーム
20は、アンカーボルト11及びナット12を介して設
置基盤10上に固定されるようになっている。なお、積
載フレーム20を、後脚係止金具40の装着位置より更
に後方に突出させてもよい。
【0013】連結フレーム30は、図9に示すように、
左右の内側部材31,31と中央の外側部材32とから
なり、内側部材31は、上向きに開口したC字形の断面
形状を有する横方向(左右方向)に長い溝状の鋼製部材
をもって構成され、外側部材32は、四角形の断面形状
を有する横方向に長い筒状の鋼製部材をもって構成され
ている。
【0014】溝状の内側部材31,31の上向開口部に
は、結合用ボルト35,35……を挿通し得るようにな
っており、筒状の外周部材32の上板部左右両端側には
ボルト35,35……が挿通される結合用孔が開けられ
ている。そして、内側部材31,31の中央側端部は外
側部材32の端部内側に挿入されて、ボルト35,3
5,35及びナット36を介して締結されており、ボル
ト35,35……及びナット36を緩めると、内側部材
31,31と外側部材32とが相互にスライドして、連
結フレーム30を長手方向(左右方向)に伸縮させるこ
とができるようになっている。なお、内側部材51,5
1及び外側部材52にボルトを挿通する結合用孔を設け
て連結し、連結フレーム30を段階的に伸縮可能にして
もよい。
【0015】そして、2つの連結フレーム30,30
が、図3に示すように、積載フレーム20,20の前後
部に、それぞれ内側部材31,31の端部(外側部材3
2に対して反対側の端部)を側板部22,22に固着す
るようにして装着されており、連結フレーム30,30
は、積載フレーム20,20を相互に連結して自動販売
機固定装置の剛性を向上すると共に、積載フレーム2
0,20の間隔を調整するようになっている。なお、1
つの連結フレーム30をもって積載フレーム20,20
を相互に連結してもよい。
【0016】後脚係止金具40は、図4〜図6に示すよ
うに、プレート状の鋼製部材をもって構成され、平板部
41と、平板部41の左右両側端及び後端から下方に突
出した縁部42とが一体的に形成されている。そして、
平板部41の後部には積載フレーム20のブシュ29に
対応した装着用孔が開けられており、係止金具40は、
この装着用孔にブシュ29を嵌入してナット49で締め
付けることにより、積載フレーム20の後部内側に、横
方向へ僅かに回動可能で上下前後方向に移動不能に装着
されている。
【0017】そして、後脚係止金具40の平板部41の
前部下側には、縁部42により、隙間が形成されてお
り、平板部41の前縁側には、前方に開口した脚嵌合用
切欠44が設けられている。従って、係止金具40は、
自動販売機の支持脚2の接地板5を平板部41の下側の
隙間に挿入し、工具嵌合部4を脚嵌合用切欠44に挿入
することにより、支持脚2に嵌合するようになってい
る。
【0018】また、脚嵌合用切欠44は前方に向かって
拡開した形状に形成されており、切欠44の両側の平板
部41の前端部分は上向きに傾斜して形成されている。
従って、後脚係止金具40は、積載フレーム20に対し
て横方向へ回動可能であることと相俟って、支持脚2を
案内して円滑に嵌合するようになっている。
【0019】前脚係止金具30は、図7〜図8に示すよ
うに、プレート状の鋼製部材をもって構成され、平板部
51と、平板部51の左右両側端及び前端から下方に突
出した縁部52とが一体的に形成されている。そして、
平板部51の前部にはボルト59が挿通される装着用孔
が開けられており、係止金具50は、積載フレーム20
の前部内側にボルト59を介して装着されている。
【0020】そして、前脚係止金具50の平板部51の
後部下側には、縁部52により、隙間が形成されてお
り、平板部51の後縁側には、後方に開口した脚嵌合用
切欠54が設けられている。従って、係止金具50は、
自動販売機の支持脚2の接地板5を平板部51の下側の
隙間に挿入し、工具嵌合部4を脚嵌合用切欠54に挿入
することにより、支持脚2に嵌合するようになってい
る。
【0021】正面部カバー60は、合成樹脂製部材をも
って構成され、図1に示すように、上面、前面及び両側
面が閉鎖されて下面及び後面が開放された形状に立体的
に一体成型されており、2つの積載フレーム20,20
の前部にボルト等を介して着脱可能に装着されて、前部
の上面、前面及び外側面を覆うと共に自動販売機の本体
1と設置基盤10との隙間を閉鎖するようになってい
る。また、正面部カバー60は、両側部(積載フレーム
20,20に対応する部分)が前方に突出して中間部
(積載フレーム20,20間に対応する部分)が後方に
凹んだ形状に形成されており、自動販売機の使用に対し
て支障とならないようなっている。
【0022】側面部カバー65,65は、それぞれそ合
成樹脂製部材をもって構成され、上面及び外側面が閉鎖
されて下面、前後面及び内側面が開放された形状に一体
成型されており、積載フレーム20の側部にボルト等を
介して着脱可能に装着されて、正面部カバー60の後方
に連続して、積載フレーム20の側部の上面及び外側面
を覆うようになっている。
【0023】このように構成される自動販売機固定装置
を水平な設置基盤10上に設置固定するには、まず、自
動販売機の支持脚2,2……の左右の間隔に整合するよ
うに、連結フレーム30,30を伸縮させて、左右の積
載フレーム20,20の間隔を調整する。即ち、連結フ
レーム30,30が伸縮可能であるので、自動販売機の
大きさに対応するように、積載フレーム20,20の間
隔を容易に調整することができる。なお、一般に自動販
売機の大きさは数種類であるので、連結フレーム30は
数段階に伸縮可能であればよい。
【0024】そして、積載フレーム20,20の前後部
をそれぞれアンカーボルト11及びナット12を介して
設置基盤10上に固定する。この積載フレーム20は、
前後方向に長く、自動販売機の前後両側の支持脚2,2
が載置固定されるようになっているので、支持脚2,2
ごとに積載部材を設置する場合に比して工事が容易にな
る。なお、アンカーボルト11,11……は、コンクリ
ート製の設置基盤10の施工時に予め設置しておくか、
あるいは設置基盤10に穿孔して設置する。
【0025】そして、積載フレーム20,20上に自動
販売機を載置固定するには、まず、積載フレーム20の
前部の前脚係止金具50を取り外した状態で、自動販売
機の後側支持脚2を、積載フレーム20の底板部21上
に載置して、後方へスライドさせ、後脚係止金具40に
嵌合させる。すると、自動販売機の後側支持脚2は後脚
係止金具40により前方以外の全方向への移動が拘束さ
れる。
【0026】次に、自動販売機の前側支持脚2を、積載
フレーム20の底板部21上に載置して、前脚係止金具
50を、前側支持脚2に嵌合させた状態で、ボルト59
を介して積載フレーム20に固定する。すると、自動販
売機の前側支持脚2は前脚係止金具50により後方以外
の全方向への移動が拘束される。従って、自動販売機
は、後脚係止金具40,40及び前脚係止金具50,5
0により全方向への移動が拘束されて積載フレーム2
0,20上に完全に固定された状態となる。そして、自
動販売機の固定後に、積載フレーム20,20にカバー
60,65,65を装着する。
【0027】このように、自動販売機の積載フレーム2
0,20への固定に際して、レンチ等の工具による締結
作業は、比較的広い作業スペースが得られる積載フレー
ム20,20の前部側において前脚係止金具50,50
に対してのみ必要となり、後部側においては必要ないの
で、横方向のスペースが狭い場所であっても、前後の支
持脚2,2……を好適に固定することができると共に、
容易に設置作業を行うことができる。なお、横方向の設
置スペースが狭い場合には、側面部カバー65,65は
装着しなくてもよいが、自動販売機の固定前に予め積載
フレーム20,20の側部に装着しておくことができ
る。
【0028】また、積載フレーム20,20は前脚係止
金具50,50の装着位置よりも前方に突出して形成さ
れているので、自動販売機を固定すると、自動販売機の
前方へ積載フレーム20,20が張り出した状態にな
る。従って、その張出部位をもって積載フレーム20が
設置基盤10に固定されていることと相俟って、大きな
地震等に際して自動販売機の転倒を好適に防止すること
ができる。また、カバー60,65,65により積載フ
レーム20,20が覆われ、自動販売機の本体1の下方
の隙間が閉鎖されているので、自動販売機の使用に際し
て小銭等を落としても、本体1の下方の隙間や積載フレ
ーム20,20内に入り込むことを防止することができ
る。
【0029】図10〜図13は本発明の実施の形態の第
2例であって、傾斜した設置基盤上に自動販売機を設置
する場合を示しており、図10,図11において、7
0,80は設置基盤10上に固定されて積載フレーム2
0を支持する高位置側支持金具、低位置側支持脚、6
1,66はカバー60,65の下方を閉鎖する下部カバ
ーである。なお、第1例と同一部分については、同一符
号を付して説明を省略する。
【0030】高位置側支持金具70は、鋼製部材をもっ
て構成され、図12に示すように、底部71と、底部7
1の両側端から立ち上がった側板部72とが、一体的に
形成されており、側板部72にはボルト75が挿通され
る連結用孔が開けられている。そして、支持金具70
は、側板部72間に積載フレーム20の後端部を挿入し
て、ボルト75及びナットを介して積載フレーム20の
後端部に回動自在に連結されている。また、支持金具7
0の底部71には、アンカーボルト11が挿通される固
定用孔が開けられており、支持金具70は、アンカーボ
ルト11及びナット12を介して、傾斜した設置基盤1
0の高位置側に固定されるようになっている。
【0031】低位置側支持脚80は、図13に示すよう
に、雄ネジ部81と六角柱形の工具嵌合部82を有する
ボルト状に形成されており、支持脚80の下端には、外
側へ張り出した円板状の接地板83が回動自在に装着さ
れている。一方、積載フレーム20の前端部には、下方
に突出した脚装着金具84が、ボルト86及びナット8
7を介して固定されており、脚装着金具84の下端に
は、雌ネジ部85が固設されている。なお、脚装着金具
84は、積載フレーム20の底板部21に固定され、溝
状の積載フレーム20の上部及び前部の開口部を閉鎖し
ないようになっている。
【0032】そして、低位置側支持脚80は、雄ネジ部
81を脚装着金具84の雌ネジ部85に螺嵌して積載フ
レーム20の前端部に装着され、回転すると積載フレー
ム20に対して上下に後退突出して高さを調整するよう
になっている。また、支持脚80は、止め金15を介し
て、傾斜した設置基盤10の低位置側に固定されるよう
になっている。
【0033】止め金15は、プレート状の鋼製部材をも
って構成され、平板部16と、平板部16の左右両側端
及び後端から下方に突出した縁部17とが一体的に形成
されている。そして、止め金15の平板部16の後部に
は、アンカーボルト11が挿通される固定用孔が開けら
れており、止め金15は、アンカーボルト11及びナッ
ト12を介して、設置基盤10に固定されるようになっ
ている。
【0034】そして、止め金15の平板部16の前部下
側には、縁部17により、隙間が形成されており、平板
部16の前縁側には、前方に開口した脚嵌合用切欠18
が設けられている。従って、止め金15は、低位置側支
持脚80の接地板83を平板部16の下側に挿入するこ
とにより、支持脚80に嵌合するようになっている。
【0035】正面下部カバー61、側面下部カバー6
6,66は、それぞれ合成樹脂材をもって構成され、図
10に示すように、正面部カバー60、側面部カバー6
5,65の下縁に対応した形状の板状に成型されてお
り、正面部カバー60、側面部カバー65,65の下方
に連結されて、正面部カバー60、側面部カバー65,
65と設置基盤10との隙間を閉鎖するようになってい
る。
【0036】このように構成される自動販売機固定装置
を傾斜した設置基盤10上に設置するには、積載フレー
ム20,20の後端部の高位置側支持金具70,70を
それぞれアンカーボルト11及びナット12を介して設
置基盤10上に固定する。次に、積載フレーム20,2
0が水平になるように、積載フレーム20,20の前端
部の低位置側支持脚80,80を上下に後退突出させて
高さを調整し、支持脚80,80を止め金15,15に
嵌合させて、止め金15,15をそれぞれアンカーボル
ト11及びナット12を介して設置基盤10上に固定す
る。
【0037】このように、積載フレーム20,20の後
端部が支持金具70,70を介して回動自在に支持さ
れ、前端部が支持脚80,80を介して高さを調整可能
に支持されているので、設置基盤10が傾斜していて
も、積載フレーム20,20を容易に水平に設置するこ
とができる。
【0038】
【発明の効果】上述のように、本発明に係る自動販売機
固定装置は、前後方向に長い2つの積載フレームを設置
基盤に固定して、積載フレーム上に自動販売機の前後両
側の支持脚を載置固定すると共に、積載フレームを自動
販売機の前方に張り出させることによって、大きな地震
等に際して自動販売機の転倒を好適に防止することがで
きる。そして、カバーにより積載フレームの前方張出部
位を覆うと共に自動販売機と設置基盤との間の隙間を閉
鎖することによって、小銭等が自動販売機の下方の隙間
等に入り込むことを防止することができる。
【0039】また、積載フレームをフレーム支持脚によ
り支持することよって、積載フレームを設置基盤上に容
易に水平に設置固定することができ、更に、2つの積載
フレームを連結フレームにより相互に連結することによ
って、剛性を向上することができる。そして、水平な積
載フレーム上に自動販売機の支持脚を載置固定すること
によって、水平でない設置基盤の場合にも、自動販売機
を安定した状態に設置することができる。
【0040】また、自動販売機の後側支持脚を積載フレ
ーム上に載置して後方へスライドさせ、後側支持脚を後
脚係合部に係合させて後方及び上方への移動を拘束し、
前側支持脚を積載フレーム上に載置し、前側支持脚に前
脚係合部を係合させて前方、側方及び上方への移動を拘
束することによって、横方向の設置スペースが狭い場合
にも、自動販売機の後側支持脚を容易に固定することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動販売機固定装置の実施の形態
の第1例を示す斜視図である。
【図2】図1の自動販売機固定装置のカバーを取り外し
た状態を示す側面図である。
【図3】図2の平面図である。
【図4】図3のA−A線による垂直拡大断面図である。
【図5】図4の平面図である。
【図6】図4のB−B線による垂直断面図である。
【図7】図3のC−C線による垂直拡大断面図である。
【図8】図7の平面図である。
【図9】図3のD−D線による垂直拡大断面図である。
【図10】本発明に係る自動販売機固定装置の実施の形
態の第2例を示す斜視図である。
【図11】図10の自動販売機固定装置のカバーを取り
外した状態を示す側面図である。
【図12】図11の高位置側支持金具部分の垂直拡大断
面図である。
【図13】図11の低位置側支持脚部分の垂直拡大断面
図である。
【図14】従来の自動販売機の固定方法の一例(水平な
設置基盤の場合)を示す平面図である。
【図15】従来の自動販売機の固定方法の別の例(傾斜
した設置基盤の場合)を示す側面図である。
【符号の説明】
1 自動販売機本体 2 支持脚 3 ネジ部 4 工具嵌合部 5 接地板 10 設置基盤 11 アンカーボルト 12 ナット 15 止め金 16 平板部 17 縁部 18 脚嵌合用切欠 20 積載フレーム 21 底板部 22 側板部 23 上縁部 29 ブシュ 30 連結フレーム 31 内側部材 32 外側部材 35 ボルト 36 ナット 40 後脚係止金具 41 平板部 42 縁部 44 脚嵌合用切欠 49 ボルト 50 前脚係止金具 51 平板部 52 縁部 54 脚嵌合用切欠 59 ボルト 60 正面部カバー 61 正面下部カバー 65 側面部カバー 66 側面下部カバー 70 高位置側支持金具 71 底部 72 側板部 75 ボルト 80 低位置側支持脚 81 雄ネジ部 82 工具嵌合部 83 接地板 84 脚装着金具 85 雌ネジ部 86 ボルト 87 ナット

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 設置基盤に固定されて、自動販売機の前
    側支持脚及び後側支持脚が載置固定されると共に、該自
    動販売機の前方に張り出す、前後方向に長い2つの積載
    フレームと、該積載フレームの前方張出部位の上面及び
    側面を覆うと共に、前記自動販売機本体と前記設置基盤
    との間の隙間を閉鎖し、前記積載フレームに固定される
    カバーとを備えてなる自動販売機固定装置。
  2. 【請求項2】 2つの積載フレームを相互に連結する横
    方向に長い連結フレームと、前記積載フレームを所定の
    高さに支持するフレーム支持脚とを備えてなる請求項1
    に記載の自動販売機固定装置。
  3. 【請求項3】 積載フレームの後部には、自動販売機の
    後側支持脚に前方から係合されて後方及び上方への移動
    を拘束する後脚係止部が設けられ、前記積載フレームの
    前記後脚係止部に対して前方部分は前記後側支持脚がス
    ライドし得る程度に平滑に形成され、前記積載フレーム
    の前部には、前記自動販売機の前側支持脚に係合して前
    方、側方及び上方への移動を拘束する前脚係止部が設け
    られてなる請求項1もしくは2に記載の自動販売機固定
    装置。
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