JPH04335549A - 性能評価用半導体集積回路 - Google Patents
性能評価用半導体集積回路Info
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- JPH04335549A JPH04335549A JP3107175A JP10717591A JPH04335549A JP H04335549 A JPH04335549 A JP H04335549A JP 3107175 A JP3107175 A JP 3107175A JP 10717591 A JP10717591 A JP 10717591A JP H04335549 A JPH04335549 A JP H04335549A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- integrated circuit
- ring oscillator
- signal
- performance
- semiconductor integrated
- Prior art date
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- Pending
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- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 title claims abstract description 20
- 238000011156 evaluation Methods 0.000 claims description 13
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 abstract description 4
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 5
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 3
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 2
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 2
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 2
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 1
- 238000007493 shaping process Methods 0.000 description 1
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- Testing Or Measuring Of Semiconductors Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、論理回路の基本ゲート
の性能を評価するのに用いられるリング発振器を備えた
性能評価用半導体集積回路に関するものである。
の性能を評価するのに用いられるリング発振器を備えた
性能評価用半導体集積回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来は、論理回路の基本ゲートを評価す
る性能評価用回路として、その最小構成単位であるイン
バータを直列に奇数個並べることによって実現されるリ
ング発振器を用いていた。そして、この回路の発振周期
をオシロスコープや周波数カウンタによって求め、さら
にインバータ1段当たりの遅延時間を計算で求めること
によって、基本ゲート性能を評価していた。
る性能評価用回路として、その最小構成単位であるイン
バータを直列に奇数個並べることによって実現されるリ
ング発振器を用いていた。そして、この回路の発振周期
をオシロスコープや周波数カウンタによって求め、さら
にインバータ1段当たりの遅延時間を計算で求めること
によって、基本ゲート性能を評価していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、基本ゲート
性能が向上すると、必然的にリング発振器の発振周期も
短くなり、これを測定するための測定系に考慮が必要と
なる。例えば、基本ゲート遅延が50psであった場合
、これを図3のようなインバータを19段接続したリン
グ発振器の発振周期は約530MHzとなる。この発振
周期を測定するためには、通常の150MHz程度の周
波数カウンタなどでは対応できないため、新たに十分な
帯域を持ったオシロスコープなどを準備しなければなら
ない。
性能が向上すると、必然的にリング発振器の発振周期も
短くなり、これを測定するための測定系に考慮が必要と
なる。例えば、基本ゲート遅延が50psであった場合
、これを図3のようなインバータを19段接続したリン
グ発振器の発振周期は約530MHzとなる。この発振
周期を測定するためには、通常の150MHz程度の周
波数カウンタなどでは対応できないため、新たに十分な
帯域を持ったオシロスコープなどを準備しなければなら
ない。
【0004】ここで基本ゲートの遅延時間が十分に速い
場合、オシロスコープなどの簡便な測定系でのリング発
振器の測定には、例えばリング発振器の段数を多くすれ
ばよい。前述した例でのインバータの段数を10倍の1
91段にすれば、発振周期は53MHz程度まで遅くな
る。
場合、オシロスコープなどの簡便な測定系でのリング発
振器の測定には、例えばリング発振器の段数を多くすれ
ばよい。前述した例でのインバータの段数を10倍の1
91段にすれば、発振周期は53MHz程度まで遅くな
る。
【0005】しかし、このようにインバータの段数を増
やせば、それだけ素子数が多くなり歩留りが低下する。 ことに新設計の基本ゲートなどは通常よりも歩留りが低
下するために、リング発振器の歩留りが低くなりすぎて
、基本ゲートの性能評価に支障をきたすことも考えられ
る。
やせば、それだけ素子数が多くなり歩留りが低下する。 ことに新設計の基本ゲートなどは通常よりも歩留りが低
下するために、リング発振器の歩留りが低くなりすぎて
、基本ゲートの性能評価に支障をきたすことも考えられ
る。
【0006】本発明は、このような歩留りの低下を招く
ことなく、オシロスコープなどの簡便な測定系でリング
発振器の振幅周期を観察できる基本ゲート性能評価用半
導体集積回路を提供することを目的とする。
ことなく、オシロスコープなどの簡便な測定系でリング
発振器の振幅周期を観察できる基本ゲート性能評価用半
導体集積回路を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明の性能評価用半導体集積回路には、奇数個
のインバータをリング状に接続したリング発振器と、こ
のリング発振器の出力信号を分周させる分周器とが備え
られている。
めに、本発明の性能評価用半導体集積回路には、奇数個
のインバータをリング状に接続したリング発振器と、こ
のリング発振器の出力信号を分周させる分周器とが備え
られている。
【0008】
【作用】本発明の性能評価用半導体集積回路は、以上の
ように構成されるので、リング発振器からの出力信号が
分周器によって周期の長い信号に変換される。この変換
後の信号であれば、オシロスコープなどの簡便な測定系
で容易に基本ゲート性能を測定できる。
ように構成されるので、リング発振器からの出力信号が
分周器によって周期の長い信号に変換される。この変換
後の信号であれば、オシロスコープなどの簡便な測定系
で容易に基本ゲート性能を測定できる。
【0009】
【実施例】以下、添付図面の図1と図2を参照して、本
発明の一実施例を説明する。
発明の一実施例を説明する。
【0010】図1は本発明の一実施例に係る性能評価用
半導体集積回路の構成図である。本実施例の性能評価用
半導体集積回路は、リング状に接続された19個のイン
バータからなるリング発振器10と、このリング発振器
10と出力端子20との間に備えられた分周器30とか
ら構成されている。この分周器30には、D−フリップ
フロップ回路31〜33が備えられ、リング発振器10
からの出力信号を16倍の周期の信号に変換している。 本実施例の集積回路は、同一半導体ウェハ上に形成され
る複数の集積回路の中から、少なくとも1個の集積回路
が割り当てられる。そして、この回路の性能を測定する
ことにより、同一半導体ウェハから作成された他の半導
体チップ上の集積回路の基本ゲート性能が評価できるの
である。
半導体集積回路の構成図である。本実施例の性能評価用
半導体集積回路は、リング状に接続された19個のイン
バータからなるリング発振器10と、このリング発振器
10と出力端子20との間に備えられた分周器30とか
ら構成されている。この分周器30には、D−フリップ
フロップ回路31〜33が備えられ、リング発振器10
からの出力信号を16倍の周期の信号に変換している。 本実施例の集積回路は、同一半導体ウェハ上に形成され
る複数の集積回路の中から、少なくとも1個の集積回路
が割り当てられる。そして、この回路の性能を測定する
ことにより、同一半導体ウェハから作成された他の半導
体チップ上の集積回路の基本ゲート性能が評価できるの
である。
【0011】次に、本実施例の回路の動作について説明
する。まず、リング発振器10のある接続点における状
態は、次のインバータで反転し、また次のインバータで
反転して行き、19個のインバータを経て一周すると、
インバータが19個と奇数個であるために反転した状態
になる。次にもう一周してくると元の状態に戻る。こう
して、リング発振器10は自己発振を起こす。その発振
周波数は、 fR.0 =1/(2Ntpd) となる。ここでNはインバータの個数(本実施例では1
9個)、tpdはインバータ1段あたりの信号伝搬遅延
時間である。例えばtpd=30psとすると、発振周
波数fR.0 は、 fR.0 =1/(2×19×30)=約880MHz
となる。この信号が分周器30に与えられて、約55M
Hzの信号に変換される。この変換後の信号であれば周
波数が短いので、簡便な測定系での測定が可能である。 もし最大150MHzまで測定できる周波数カウンタが
あれば、本実施例ではインバータ1段あたりの遅延時間
約11psのものまで測定できる。本実施例では、リン
グ発振器10のインバータの段数は19であるが、これ
に限らず奇数段であればいくらでもよい。また、分周器
30の分周比についても1/16以外でもよい。さらに
、リング発振器10と分周器30との間に波形整形のた
めの出力バッファとしてインバータもしくは増幅器等が
あってもよい。
する。まず、リング発振器10のある接続点における状
態は、次のインバータで反転し、また次のインバータで
反転して行き、19個のインバータを経て一周すると、
インバータが19個と奇数個であるために反転した状態
になる。次にもう一周してくると元の状態に戻る。こう
して、リング発振器10は自己発振を起こす。その発振
周波数は、 fR.0 =1/(2Ntpd) となる。ここでNはインバータの個数(本実施例では1
9個)、tpdはインバータ1段あたりの信号伝搬遅延
時間である。例えばtpd=30psとすると、発振周
波数fR.0 は、 fR.0 =1/(2×19×30)=約880MHz
となる。この信号が分周器30に与えられて、約55M
Hzの信号に変換される。この変換後の信号であれば周
波数が短いので、簡便な測定系での測定が可能である。 もし最大150MHzまで測定できる周波数カウンタが
あれば、本実施例ではインバータ1段あたりの遅延時間
約11psのものまで測定できる。本実施例では、リン
グ発振器10のインバータの段数は19であるが、これ
に限らず奇数段であればいくらでもよい。また、分周器
30の分周比についても1/16以外でもよい。さらに
、リング発振器10と分周器30との間に波形整形のた
めの出力バッファとしてインバータもしくは増幅器等が
あってもよい。
【0012】次に図2の実施例について説明する。図2
は本発明の一実施例に係る性能評価用半導体集積回路の
構成図である。この回路では、リング発振器110と分
周器120との間にカップリングコンデンサ130を挿
入して、DCバイアスをかけることによって出力信号の
レベル変換を行っている。つまり、コンデンサ131で
一旦電荷をためて、この電荷を抵抗132と抵抗133
で分割して、レベル変換を行っているのである。このレ
ベル変換後の信号が分周器120に与えられる。
は本発明の一実施例に係る性能評価用半導体集積回路の
構成図である。この回路では、リング発振器110と分
周器120との間にカップリングコンデンサ130を挿
入して、DCバイアスをかけることによって出力信号の
レベル変換を行っている。つまり、コンデンサ131で
一旦電荷をためて、この電荷を抵抗132と抵抗133
で分割して、レベル変換を行っているのである。このレ
ベル変換後の信号が分周器120に与えられる。
【0013】本実施例では、カップリングコンデンサ1
30を用いて出力信号のレベル変換を行っているので、
リング発振器110の基本ゲートと分周器120の基本
ゲートとが異なっていても、基本ゲート性能の測定する
ことができる。例えば、リング発振器110にはDCF
L(direct coupled FET logi
c )、分周器120にはSCFL(source
coupled FET logic)を用いることも
できる。
30を用いて出力信号のレベル変換を行っているので、
リング発振器110の基本ゲートと分周器120の基本
ゲートとが異なっていても、基本ゲート性能の測定する
ことができる。例えば、リング発振器110にはDCF
L(direct coupled FET logi
c )、分周器120にはSCFL(source
coupled FET logic)を用いることも
できる。
【0014】なお、図1および図2の実施例は、どちら
も分周器にD−フリップフロップを用いているが、他の
回路形式で作製された分周器でもよい。
も分周器にD−フリップフロップを用いているが、他の
回路形式で作製された分周器でもよい。
【0015】
【発明の効果】以上、詳細に説明した通り本発明によれ
ば、リング発振器からの出力信号が分周器によって周期
の長い信号に変換される。この変換後の信号であれば、
オシロスコープなどの簡便な測定系で容易に基本ゲート
性能を測定できる。
ば、リング発振器からの出力信号が分周器によって周期
の長い信号に変換される。この変換後の信号であれば、
オシロスコープなどの簡便な測定系で容易に基本ゲート
性能を測定できる。
【図1】本発明の一実施例に係る性能評価用半導体集積
回路の構成図である。
回路の構成図である。
【図2】本発明の一実施例に係る性能評価用半導体集積
回路の構成図である。
回路の構成図である。
【図3】従来例に係る性能評価用半導体集積回路の構成
図である。
図である。
10…リング発振器
20…出力端子
30…分周器
31…D−フリップフロップ
32…D−フリップフロップ
33…D−フリップフロップ
Claims (1)
- 【請求項1】 同一半導体ウェハ上に形成された複数
の集積回路の性能を評価するため、この半導体ウェハを
切断してできる半導体チップの中の少なくとも1個の半
導体チップ上に形成された性能評価用半導体集積回路に
おいて、奇数個のインバータをリング状に接続したリン
グ発振器と、前記リング発振器の出力信号を分周させる
分周器とを備えることを特徴とした性能評価用半導体集
積回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3107175A JPH04335549A (ja) | 1991-05-13 | 1991-05-13 | 性能評価用半導体集積回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3107175A JPH04335549A (ja) | 1991-05-13 | 1991-05-13 | 性能評価用半導体集積回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04335549A true JPH04335549A (ja) | 1992-11-24 |
Family
ID=14452377
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3107175A Pending JPH04335549A (ja) | 1991-05-13 | 1991-05-13 | 性能評価用半導体集積回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04335549A (ja) |
-
1991
- 1991-05-13 JP JP3107175A patent/JPH04335549A/ja active Pending
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